JPH0813874A - 車両のロック部リモコン装置 - Google Patents
車両のロック部リモコン装置Info
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- JPH0813874A JPH0813874A JP6141935A JP14193594A JPH0813874A JP H0813874 A JPH0813874 A JP H0813874A JP 6141935 A JP6141935 A JP 6141935A JP 14193594 A JP14193594 A JP 14193594A JP H0813874 A JPH0813874 A JP H0813874A
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- signal wave
- receiver
- vehicle
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- lock
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- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C9/00182—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated with unidirectional data transmission between data carrier and locks
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R25/00—Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
- B60R25/20—Means to switch the anti-theft system on or off
- B60R25/24—Means to switch the anti-theft system on or off using electronic identifiers containing a code not memorised by the user
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- G—PHYSICS
- G07—CHECKING-DEVICES
- G07C—TIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
- G07C9/00—Individual registration on entry or exit
- G07C9/00174—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys
- G07C2009/00753—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys
- G07C2009/00769—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means
- G07C2009/00785—Electronically operated locks; Circuits therefor; Nonmechanical keys therefor, e.g. passive or active electrical keys or other data carriers without mechanical keys operated by active electrical keys with data transmission performed by wireless means by light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 指向性を有する電磁波よりなる信号波を車外
より発信し得る送信器と、車室内の前部に配設される受
信器と、この受信器による信号波の受信に応じて車両開
閉部のロック装置を作動制御する制御装置とを備えた、
車両のロック部リモコン装置において、車室内の前後に
亘る比較的長い信号波送信用ワイヤハーネスを省略でき
るようにしてその配線作業を不要とし、且つノイズによ
る装置の誤作動の防止を図る。 【構成】 車室内の後部には、車外の送信器Tからの信
号波を受信して車室内前部の受信器Rに向けて送信する
中継器Reが配設される。
より発信し得る送信器と、車室内の前部に配設される受
信器と、この受信器による信号波の受信に応じて車両開
閉部のロック装置を作動制御する制御装置とを備えた、
車両のロック部リモコン装置において、車室内の前後に
亘る比較的長い信号波送信用ワイヤハーネスを省略でき
るようにしてその配線作業を不要とし、且つノイズによ
る装置の誤作動の防止を図る。 【構成】 車室内の後部には、車外の送信器Tからの信
号波を受信して車室内前部の受信器Rに向けて送信する
中継器Reが配設される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のロック部リモコ
ン装置、特に車外の送信器と車室内の受信器との間で送
受される信号波として赤外線等の、指向性を有する電磁
波を用いた形式のリモコン装置に関する。
ン装置、特に車外の送信器と車室内の受信器との間で送
受される信号波として赤外線等の、指向性を有する電磁
波を用いた形式のリモコン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車のドア、トランク等の開閉
体を赤外線等の信号波を用いて遠隔的に施・解錠できる
ようにしたものが普及している。この場合、受信器は、
防水や破損防止等を考慮して車室内、例えば前部のイン
パネ上やルーフ前部に設置されていて左,右ドアの何れ
の外側方からでも信号波を受信可能となっている。
体を赤外線等の信号波を用いて遠隔的に施・解錠できる
ようにしたものが普及している。この場合、受信器は、
防水や破損防止等を考慮して車室内、例えば前部のイン
パネ上やルーフ前部に設置されていて左,右ドアの何れ
の外側方からでも信号波を受信可能となっている。
【0003】ところが車両後方からの信号波は、赤外線
の送信可能距離がそれほど長くないことやリヤガラスに
よる偏光減衰の影響がある関係で、車室前部に設置され
た受信器に確実に受信させることが困難であり、そのた
め、車室後部のリヤパネル等に更に後部受信器を設置し
て、それに車両後方からの信号波を受信させるようにし
たものが既に提案(例えば実開平1−131771号公
報参照)されている。
の送信可能距離がそれほど長くないことやリヤガラスに
よる偏光減衰の影響がある関係で、車室前部に設置され
た受信器に確実に受信させることが困難であり、そのた
め、車室後部のリヤパネル等に更に後部受信器を設置し
て、それに車両後方からの信号波を受信させるようにし
たものが既に提案(例えば実開平1−131771号公
報参照)されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記提案のものでは、
受信器で受信された信号波を処理する制御装置が車両前
方のインパネ下方部やドアパネル内等に配設されてお
り、このため、車室後部の受信器で受信した信号波を上
記制御装置に送るためのワイヤハーネスを特別に必要と
し、その配線作業が比較的煩雑となるばかりか、ハーネ
ス長が比較的長くなるため、ノイズを誘導し易く装置の
誤作動を来たす虞れがある。
受信器で受信された信号波を処理する制御装置が車両前
方のインパネ下方部やドアパネル内等に配設されてお
り、このため、車室後部の受信器で受信した信号波を上
記制御装置に送るためのワイヤハーネスを特別に必要と
し、その配線作業が比較的煩雑となるばかりか、ハーネ
ス長が比較的長くなるため、ノイズを誘導し易く装置の
誤作動を来たす虞れがある。
【0005】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、車室内の前後に亘る比較的長い信号波送信用
ワイヤハーネスを省略できるようにして前記従来装置の
問題を解決することができる、車両のロック部リモコン
装置を提供することを目的とするものである。
たもので、車室内の前後に亘る比較的長い信号波送信用
ワイヤハーネスを省略できるようにして前記従来装置の
問題を解決することができる、車両のロック部リモコン
装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1の発明は、車両の開閉部をロックし得るロッ
ク装置と、指向性を有する電磁波よりなる信号波を車外
より発信し得る送信器と、車室内の前部に配設される受
信器と、この受信器による信号波の受信に応じて前記ロ
ック装置を作動制御する制御装置とを備えた、車両のロ
ック部リモコン装置において、車室内の後部に、前記送
信器からの信号波を受信して前記受信器に向けて送信す
る中継器を配設したことを特徴とし、また請求項2の発
明は、前記特徴に加えて、前記制御装置が、前記受信器
が前記中継器からの信号波を受信した時はトランクロッ
ク装置を、また前記送信器からの信号波を前記中継器を
介さずに受信した時はドアロック装置をそれぞれ作動制
御するように構成されたことを特徴とし、更に請求項3
の発明は、請求項2の発明の特徴に加えて、前記中継器
が、前記送信器からの信号波を受信するとその信号波に
所定の加工を施して前記受信器に向けて送信するように
構成されたことを特徴とする。更に請求項4の発明は、
前記各特徴に加えて、前記中継器が太陽電池を電源とす
ることを特徴とし、更にまた請求項5の発明は、前記各
特徴に加えて、前記信号波を構成する電磁波は赤外線で
あることを特徴とする。
に請求項1の発明は、車両の開閉部をロックし得るロッ
ク装置と、指向性を有する電磁波よりなる信号波を車外
より発信し得る送信器と、車室内の前部に配設される受
信器と、この受信器による信号波の受信に応じて前記ロ
ック装置を作動制御する制御装置とを備えた、車両のロ
ック部リモコン装置において、車室内の後部に、前記送
信器からの信号波を受信して前記受信器に向けて送信す
る中継器を配設したことを特徴とし、また請求項2の発
明は、前記特徴に加えて、前記制御装置が、前記受信器
が前記中継器からの信号波を受信した時はトランクロッ
ク装置を、また前記送信器からの信号波を前記中継器を
介さずに受信した時はドアロック装置をそれぞれ作動制
御するように構成されたことを特徴とし、更に請求項3
の発明は、請求項2の発明の特徴に加えて、前記中継器
が、前記送信器からの信号波を受信するとその信号波に
所定の加工を施して前記受信器に向けて送信するように
構成されたことを特徴とする。更に請求項4の発明は、
前記各特徴に加えて、前記中継器が太陽電池を電源とす
ることを特徴とし、更にまた請求項5の発明は、前記各
特徴に加えて、前記信号波を構成する電磁波は赤外線で
あることを特徴とする。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の好適な実施例
について説明する。図1は、本発明を実施した自動車の
概略側面図、図2は本発明の第1実施例の概要を表す一
部拡大平面図、図3は第1実施例の制御系の回路図、図
4は第2実施例の制御系の、図3に対応した回路図、図
5は第3実施例の制御系の、図3に対応した回路図であ
る。
について説明する。図1は、本発明を実施した自動車の
概略側面図、図2は本発明の第1実施例の概要を表す一
部拡大平面図、図3は第1実施例の制御系の回路図、図
4は第2実施例の制御系の、図3に対応した回路図、図
5は第3実施例の制御系の、図3に対応した回路図であ
る。
【0008】先ず、図1〜図3を参照して第1実施例に
ついて説明する。自動車Vの車体側部には、車両の開閉
部としての左,右のドアDが、また車体後部には同じく
開閉部としてのトランクTRがそれぞれ開閉可能に取付
けられており、これらドアDおよびトランクTRと、車
体との各間には、それらを閉じ位置にロックし得るドア
ロック装置LD およびトランクロック装置LTRがそれぞ
れ設けられ、その各ロック装置LD ,LTRは、図示しな
いロック操作子と、これをロック作動位置と非作動位置
間で駆動するロックアクチュエータAD ,ATRとを各々
有している。
ついて説明する。自動車Vの車体側部には、車両の開閉
部としての左,右のドアDが、また車体後部には同じく
開閉部としてのトランクTRがそれぞれ開閉可能に取付
けられており、これらドアDおよびトランクTRと、車
体との各間には、それらを閉じ位置にロックし得るドア
ロック装置LD およびトランクロック装置LTRがそれぞ
れ設けられ、その各ロック装置LD ,LTRは、図示しな
いロック操作子と、これをロック作動位置と非作動位置
間で駆動するロックアクチュエータAD ,ATRとを各々
有している。
【0009】前記ドアロック装置LD およびトランクロ
ック装置LTRの各ロックアクチュエータAD ,ATRは、
次に詳細に説明する本発明のリモコン装置によって作動
制御される。即ち、そのリモコン装置は、赤外線よりな
る信号波を車外の何処からでも発信し得る携帯式の送信
器Tと、車室内の後部(図示例ではリヤパネル1上)に
配設される中継器Reと、車室内の前部(図示例ではル
ーフ2前端部)に配設される受信器Rと、この受信器R
による信号波の受信状況に応じてドアロックアクチュエ
ータAD およびトランクロックアクチュエータATRを作
動制御する制御装置としての制御回路Cとを備えてい
る。
ック装置LTRの各ロックアクチュエータAD ,ATRは、
次に詳細に説明する本発明のリモコン装置によって作動
制御される。即ち、そのリモコン装置は、赤外線よりな
る信号波を車外の何処からでも発信し得る携帯式の送信
器Tと、車室内の後部(図示例ではリヤパネル1上)に
配設される中継器Reと、車室内の前部(図示例ではル
ーフ2前端部)に配設される受信器Rと、この受信器R
による信号波の受信状況に応じてドアロックアクチュエ
ータAD およびトランクロックアクチュエータATRを作
動制御する制御装置としての制御回路Cとを備えてい
る。
【0010】前記送信器Tは、運転者等が持ち運び易い
ように小型に形成されており、その送信器本体3に付設
された送信スイッチ4を押せば、赤外線よりなる単一種
類の信号波を所定の発光部3aより発信できるように構
成されている。
ように小型に形成されており、その送信器本体3に付設
された送信スイッチ4を押せば、赤外線よりなる単一種
類の信号波を所定の発光部3aより発信できるように構
成されている。
【0011】前記受信器Rは、ルーフ2の前端部内面に
固定された受信器本体5と、その本体5に固着されて
左,右外側方を向く左右一対の側部受光素子6a,6a
と、同本体5に固着されて後方を向く後部受光素子6b
とを備えており、側部受光素子6a,6aは、送信器T
から発せられた車両側方よりの信号波をサイドガラスG
sを通して直接受信でき、また後部受光素子6bは、中
継器Reから発せられた信号波をリヤガラスGrを通し
て直接受信できるようになっている。
固定された受信器本体5と、その本体5に固着されて
左,右外側方を向く左右一対の側部受光素子6a,6a
と、同本体5に固着されて後方を向く後部受光素子6b
とを備えており、側部受光素子6a,6aは、送信器T
から発せられた車両側方よりの信号波をサイドガラスG
sを通して直接受信でき、また後部受光素子6bは、中
継器Reから発せられた信号波をリヤガラスGrを通し
て直接受信できるようになっている。
【0012】前記中継器Reは、リヤパネル1上に固定
された中継器本体7と、その本体7に固着されて後方を
向く後部受光素子8bと、同本体7に固着されて前方の
受信器Rを向く前部発光素子8aと、後部受光素子8b
が車両後方より受信した、送信器Tからの信号波に所定
の加工を施す(即ちその受信信号に所定のトランク情報
コードを加える)ための図示しないコード設定回路とを
備えており、その設定回路から出力された信号波は前部
発光素子8aから受信器Rに向けて発信される。尚、上
記トランク情報コードの加え方としては、例えばコード
ビット数を増やすことにより容易に行なえるが、その他
の従来周知の手法を用いてもよい。
された中継器本体7と、その本体7に固着されて後方を
向く後部受光素子8bと、同本体7に固着されて前方の
受信器Rを向く前部発光素子8aと、後部受光素子8b
が車両後方より受信した、送信器Tからの信号波に所定
の加工を施す(即ちその受信信号に所定のトランク情報
コードを加える)ための図示しないコード設定回路とを
備えており、その設定回路から出力された信号波は前部
発光素子8aから受信器Rに向けて発信される。尚、上
記トランク情報コードの加え方としては、例えばコード
ビット数を増やすことにより容易に行なえるが、その他
の従来周知の手法を用いてもよい。
【0013】前記中継器本体7には、太陽光等の外部光
を主としてリヤガラスGrを通して受ける太陽電池9
と、この太陽電池9の起電力を充電し得る二次電池10
とを含む電源回路Pcが設けられており、この電源回路
Pcからの供給電力により中継器Reを作動させること
ができる。このように中継器Reの電源を太陽電池9と
すれば、一般にエンジンルーム内に配設される車載電源
(図示せず)と、中継器Reとの間を特別に配線する必
要はなくなるから、中継器Reの取付が非常に簡単にな
り、また中継器Reの配置の自由度も高まるものであ
る。
を主としてリヤガラスGrを通して受ける太陽電池9
と、この太陽電池9の起電力を充電し得る二次電池10
とを含む電源回路Pcが設けられており、この電源回路
Pcからの供給電力により中継器Reを作動させること
ができる。このように中継器Reの電源を太陽電池9と
すれば、一般にエンジンルーム内に配設される車載電源
(図示せず)と、中継器Reとの間を特別に配線する必
要はなくなるから、中継器Reの取付が非常に簡単にな
り、また中継器Reの配置の自由度も高まるものであ
る。
【0014】前記制御回路Cは、受信器Rに近い車体適
所(図示例ではフロントドアインナパネル内)に配置さ
れる回路基板より構成され、その入力側には受信器R
が、またその出力側にはドアロックアクチュエータAD
およびトランクロックアクチュエータATRがそれぞれワ
イヤハーネスを介して接続される。
所(図示例ではフロントドアインナパネル内)に配置さ
れる回路基板より構成され、その入力側には受信器R
が、またその出力側にはドアロックアクチュエータAD
およびトランクロックアクチュエータATRがそれぞれワ
イヤハーネスを介して接続される。
【0015】前記制御回路Cは、受信器Rが受信した信
号波のコードを所定の設定コードと比較照合する回路を
有しており、その設定コードとしては、送信器Tから発
信される信号波のコードに等しいドア用設定コードと、
中継器Reから発信される信号波のコードに等しいトラ
ンク用設定コードとが予め設定される。而して制御回路
Cは、受信器Rが受信した信号波のコードが前記ドア用
設定コードと一致した時(即ち受信器Rが送信器Tから
の信号波を中継器Reを介さずに直接受信した時)には
ドアロックアクチュエータAD に作動制御信号を出力し
てドアロック装置LD を施錠又は解錠することができ、
また受信器Rが受信した信号波のコードが前記トランク
用設定コードと一致した時(即ち受信器Rが中継器Re
からの信号波を受信した時)にはトランクロックアクチ
ュエータATRに作動制御信号を出力してトランクロック
装置LTRを解錠できるようになっている。
号波のコードを所定の設定コードと比較照合する回路を
有しており、その設定コードとしては、送信器Tから発
信される信号波のコードに等しいドア用設定コードと、
中継器Reから発信される信号波のコードに等しいトラ
ンク用設定コードとが予め設定される。而して制御回路
Cは、受信器Rが受信した信号波のコードが前記ドア用
設定コードと一致した時(即ち受信器Rが送信器Tから
の信号波を中継器Reを介さずに直接受信した時)には
ドアロックアクチュエータAD に作動制御信号を出力し
てドアロック装置LD を施錠又は解錠することができ、
また受信器Rが受信した信号波のコードが前記トランク
用設定コードと一致した時(即ち受信器Rが中継器Re
からの信号波を受信した時)にはトランクロックアクチ
ュエータATRに作動制御信号を出力してトランクロック
装置LTRを解錠できるようになっている。
【0016】次に前記第1実施例の作用を説明する。送
信器Tを携帯した者がドアロック装置LD を作動制御し
ようとする場合には、自動車Vの左,右何れかに立って
送信器Tから信号波を車室内前部の受信器Rに向けて発
信させればよい。その発信された信号波は自動車Vのサ
イドガラスGsを通して受信器Rの対応する側部受光素
子6aに受信され、制御回路Cに送出される。制御回路
Cにおいて、送出された信号波のコードが前記ドア用設
定コードと一致すると判断されると、制御回路Cからド
アロックアクチュエータAD に向けて作動制御信号が出
力されてドアロック装置LD が解錠又は施錠される。
信器Tを携帯した者がドアロック装置LD を作動制御し
ようとする場合には、自動車Vの左,右何れかに立って
送信器Tから信号波を車室内前部の受信器Rに向けて発
信させればよい。その発信された信号波は自動車Vのサ
イドガラスGsを通して受信器Rの対応する側部受光素
子6aに受信され、制御回路Cに送出される。制御回路
Cにおいて、送出された信号波のコードが前記ドア用設
定コードと一致すると判断されると、制御回路Cからド
アロックアクチュエータAD に向けて作動制御信号が出
力されてドアロック装置LD が解錠又は施錠される。
【0017】一方、送信器Tを携帯した者がトランクロ
ック装置LTRを作動制御しようとする場合には、自動車
Vの後方又は斜め後方に立って送信器Tから信号波を車
室内後部の中継器Reに向けて発信させればよい。中継
器Reにおいては、送信器Tからの信号波を自動車Vの
リヤガラスGrを通して後部受光素子8bで受信した
後、その信号波に所定のトランク情報コードを加えて、
前部発光素子8aから受信器Rに向けて発信する。この
中継器Reからの信号波は、車室内前部の受信器Rの後
部受光素子6bに受信され、制御回路Cに送出される。
制御回路Cにおいて、送出された信号波のコードが前記
トランク用設定コードと一致すると判断されると、制御
回路CからトランクロックアクチュエータATRに向けて
作動制御信号が出力されてトランクロック装置LTRが解
錠される。この場合、車両後方から発信された前記信号
波は、赤外線の送信可能距離がそれほど長くないことや
リヤガラスGrによる偏光減衰の影響がある関係で、リ
ヤガラスGrから比較的遠い車室前部に設置された受信
器Rに直接受信されることは殆どない。
ック装置LTRを作動制御しようとする場合には、自動車
Vの後方又は斜め後方に立って送信器Tから信号波を車
室内後部の中継器Reに向けて発信させればよい。中継
器Reにおいては、送信器Tからの信号波を自動車Vの
リヤガラスGrを通して後部受光素子8bで受信した
後、その信号波に所定のトランク情報コードを加えて、
前部発光素子8aから受信器Rに向けて発信する。この
中継器Reからの信号波は、車室内前部の受信器Rの後
部受光素子6bに受信され、制御回路Cに送出される。
制御回路Cにおいて、送出された信号波のコードが前記
トランク用設定コードと一致すると判断されると、制御
回路CからトランクロックアクチュエータATRに向けて
作動制御信号が出力されてトランクロック装置LTRが解
錠される。この場合、車両後方から発信された前記信号
波は、赤外線の送信可能距離がそれほど長くないことや
リヤガラスGrによる偏光減衰の影響がある関係で、リ
ヤガラスGrから比較的遠い車室前部に設置された受信
器Rに直接受信されることは殆どない。
【0018】またトランクロック装置LTRの施錠は、図
示例のものでは従来普通の自動車と同様に、トランクT
Rの手動による閉じ動作に連動して自動的に行なわれ
る。尚、トランクTRを開閉駆動し得るアクチュエータ
を増設し、このアクチュエータ及びトランクロックアク
チュエータATRを制御回路Cからの作動制御信号に基づ
き作動制御してトランクTRの閉じ動作とトランクロッ
ク装置LTRの施錠とを両方ともリモコン操作できるよう
に構成することも可能である。
示例のものでは従来普通の自動車と同様に、トランクT
Rの手動による閉じ動作に連動して自動的に行なわれ
る。尚、トランクTRを開閉駆動し得るアクチュエータ
を増設し、このアクチュエータ及びトランクロックアク
チュエータATRを制御回路Cからの作動制御信号に基づ
き作動制御してトランクTRの閉じ動作とトランクロッ
ク装置LTRの施錠とを両方ともリモコン操作できるよう
に構成することも可能である。
【0019】而して車室内前部の受信器Rが中継器Re
からの信号波を受信した時はトランクロック装置L
TRを、また送信器Tから発せられた車両側方からの信号
波を中継器Reを介さずに直接受信した時はドアロック
装置LD をそれぞれ作動制御することができるため、送
信器Tから発すべき信号波に特に区別を付けなくても、
その信号波が中継器Reに受信されたか否か(即ち送信
器Tによる送信位置の異同)でトランクロック装置LTR
及びドアロック装置LD を選択的に作動制御することが
でき、これにより、送信器Tの構造簡素化と、その取扱
いの単純化が図られる。また特にこの実施例のもので
は、中継器Reが送信器Tからの信号波を受信するとそ
の信号波に所定の加工を施して(所定のトランク情報コ
ードを加えて)受信器Rに向け送信するため、受信器R
に受信される信号波を、それが中継器Reからのものか
送信器Tからのものかを制御回路Cにおいて確実に識別
することができ、装置の作動精度が高められる。
からの信号波を受信した時はトランクロック装置L
TRを、また送信器Tから発せられた車両側方からの信号
波を中継器Reを介さずに直接受信した時はドアロック
装置LD をそれぞれ作動制御することができるため、送
信器Tから発すべき信号波に特に区別を付けなくても、
その信号波が中継器Reに受信されたか否か(即ち送信
器Tによる送信位置の異同)でトランクロック装置LTR
及びドアロック装置LD を選択的に作動制御することが
でき、これにより、送信器Tの構造簡素化と、その取扱
いの単純化が図られる。また特にこの実施例のもので
は、中継器Reが送信器Tからの信号波を受信するとそ
の信号波に所定の加工を施して(所定のトランク情報コ
ードを加えて)受信器Rに向け送信するため、受信器R
に受信される信号波を、それが中継器Reからのものか
送信器Tからのものかを制御回路Cにおいて確実に識別
することができ、装置の作動精度が高められる。
【0020】また、車外の送信器Tと車室内前部の受信
器Rとの間で信号波の送受を行う中継器Reが特に車室
内の後部に配設される関係で、従来装置で用いていたよ
うな車室内の前後に亘る比較的長い信号波送信用ワイヤ
ハーネスが不要となるため、その配線作業も不要とな
り、しかもノイズによる装置の誤作動を効果的に防止す
ることができる。
器Rとの間で信号波の送受を行う中継器Reが特に車室
内の後部に配設される関係で、従来装置で用いていたよ
うな車室内の前後に亘る比較的長い信号波送信用ワイヤ
ハーネスが不要となるため、その配線作業も不要とな
り、しかもノイズによる装置の誤作動を効果的に防止す
ることができる。
【0021】次に図4を参照して本発明の第2実施例の
回路図を説明する。この実施例では、制御回路C′にト
ランクロックアクチュエータは接続されない。中継器R
e′は、それが受信した信号波に第1実施例の如くトラ
ンク情報コードを加えるようなことはせずに、後部受光
素子8bで受信した信号波をそのまま前部発光素子8a
から受信器R側に発信する。またこのような中継器R
e′の構成に対応して制御回路C′では、第1実施例に
おけるトランク用設定コードは設定されない。その他の
構成は第1実施例と同様であるので、対応する部分には
第1実施例と同様の参照符号を付し、その説明は省略す
る。
回路図を説明する。この実施例では、制御回路C′にト
ランクロックアクチュエータは接続されない。中継器R
e′は、それが受信した信号波に第1実施例の如くトラ
ンク情報コードを加えるようなことはせずに、後部受光
素子8bで受信した信号波をそのまま前部発光素子8a
から受信器R側に発信する。またこのような中継器R
e′の構成に対応して制御回路C′では、第1実施例に
おけるトランク用設定コードは設定されない。その他の
構成は第1実施例と同様であるので、対応する部分には
第1実施例と同様の参照符号を付し、その説明は省略す
る。
【0022】而してこの第2実施例においては、ドアロ
ック装置LD の作動制御を行う場合に、第1実施例と同
様の手順で行ってもよいが、中継器Re′を介して車両
後方より行うようにしてもよい。即ち、使用者が自動車
の後方又は斜め後方に立って送信器Tから信号波を車室
内後部の中継器Re′に向けて発信させると、中継器R
e′においては、送信器Tからの信号波をリヤガラスG
rを通して後部受光素子8bで受信した後、その信号波
をそのまま前部発光素子8aから受信器Rに向けて発信
する。この中継器Re′からの信号波は、車室内前部の
受信器Rの後部受光素子6bに受信され、制御回路C′
に送出される。制御回路C′において、送出された信号
波のコードがドア用設定コードと一致すると判断される
と、制御回路C′からドアロックアクチュエータAD に
向けて作動制御信号が出力されてドアロック装置LD が
解錠又は施錠される。従ってこの実施例によれば、自動
車の後方側からでもドアロック装置LD の解錠又は施錠
を支障なく行うことができ、送信器Tを持つ者がドアD
の正面側まで一々移動する必要がなく便利である。
ック装置LD の作動制御を行う場合に、第1実施例と同
様の手順で行ってもよいが、中継器Re′を介して車両
後方より行うようにしてもよい。即ち、使用者が自動車
の後方又は斜め後方に立って送信器Tから信号波を車室
内後部の中継器Re′に向けて発信させると、中継器R
e′においては、送信器Tからの信号波をリヤガラスG
rを通して後部受光素子8bで受信した後、その信号波
をそのまま前部発光素子8aから受信器Rに向けて発信
する。この中継器Re′からの信号波は、車室内前部の
受信器Rの後部受光素子6bに受信され、制御回路C′
に送出される。制御回路C′において、送出された信号
波のコードがドア用設定コードと一致すると判断される
と、制御回路C′からドアロックアクチュエータAD に
向けて作動制御信号が出力されてドアロック装置LD が
解錠又は施錠される。従ってこの実施例によれば、自動
車の後方側からでもドアロック装置LD の解錠又は施錠
を支障なく行うことができ、送信器Tを持つ者がドアD
の正面側まで一々移動する必要がなく便利である。
【0023】次に図5を参照して本発明の第3実施例の
回路図を説明する。この実施例では、送信器T′が、ド
ア用設定コードを有するドアロック用信号波と、トラン
ク用設定コードを有するトランクロック用信号波とを選
択的に発信し得るように構成されており、送信器本体3
には、その本体の発光部3aから前記ドアロック用信号
波およびトランクロック用信号波を選択的に発信するた
めの送信スイッチ4D,4TRが別々に設けられる。送信
器T′がこのような構成を有している関係で、中継器R
e′は、受信した信号波に第1実施例の如くトランク情
報コードを加えるようなことはせずに、後部受光素子8
bで受信した信号波をそのまま前部発光素子8aから受
信器R側に発信する。その他の構成は、第1実施例と同
様であるので、対応する部分には第1実施例と同様の参
照符号を付し、その説明を省略する。
回路図を説明する。この実施例では、送信器T′が、ド
ア用設定コードを有するドアロック用信号波と、トラン
ク用設定コードを有するトランクロック用信号波とを選
択的に発信し得るように構成されており、送信器本体3
には、その本体の発光部3aから前記ドアロック用信号
波およびトランクロック用信号波を選択的に発信するた
めの送信スイッチ4D,4TRが別々に設けられる。送信
器T′がこのような構成を有している関係で、中継器R
e′は、受信した信号波に第1実施例の如くトランク情
報コードを加えるようなことはせずに、後部受光素子8
bで受信した信号波をそのまま前部発光素子8aから受
信器R側に発信する。その他の構成は、第1実施例と同
様であるので、対応する部分には第1実施例と同様の参
照符号を付し、その説明を省略する。
【0024】而してこの第3実施例においては、ドアロ
ック装置LD の作動制御を行う場合には送信器T′のド
アロック用送信スイッチ4D を押し、またトランクロッ
ク装置LTRの作動制御を行う場合には送信器T′のトラ
ンクロック用送信スイッチ4 TRを押せばよい。而してド
アロック用送信スイッチ4D を押す場合には、その送信
位置が自動車Vの側方が後方かに関係なく(即ち送信器
Tからの信号波を中継器Re′を介して受信させるか否
かに関係なく)ドアロック装置LD の解錠又は施錠を行
うことができ、一方、トランクロック用送信スイッチ4
TRを押す場合には、その送信位置が自動車Vの側方が後
方かに関係なく(即ち送信器T′からの信号波を中継器
Re′を介して受信させるか否かに関係なく)トランク
ロック装置LTRの解錠を行うことができる。従ってこの
実施例によれば、送信器T′による送信位置に関係な
く、ドアロック装置LD およびトランクロック装置LTR
を選択的に作動制御できるものである。
ック装置LD の作動制御を行う場合には送信器T′のド
アロック用送信スイッチ4D を押し、またトランクロッ
ク装置LTRの作動制御を行う場合には送信器T′のトラ
ンクロック用送信スイッチ4 TRを押せばよい。而してド
アロック用送信スイッチ4D を押す場合には、その送信
位置が自動車Vの側方が後方かに関係なく(即ち送信器
Tからの信号波を中継器Re′を介して受信させるか否
かに関係なく)ドアロック装置LD の解錠又は施錠を行
うことができ、一方、トランクロック用送信スイッチ4
TRを押す場合には、その送信位置が自動車Vの側方が後
方かに関係なく(即ち送信器T′からの信号波を中継器
Re′を介して受信させるか否かに関係なく)トランク
ロック装置LTRの解錠を行うことができる。従ってこの
実施例によれば、送信器T′による送信位置に関係な
く、ドアロック装置LD およびトランクロック装置LTR
を選択的に作動制御できるものである。
【0025】以上、本発明の実施例について説明した
が、本発明は実施例に限定されることなく、本発明の範
囲内で種々の実施例が可能である。例えば信号波を構成
する電磁波としては、赤外線以外にも、指向性はあるが
車両後方からリヤガラスGrを通しては車室前部の受信
器Rに直接受信されにくい特性をもつ種々の電磁波を用
いることができる。
が、本発明は実施例に限定されることなく、本発明の範
囲内で種々の実施例が可能である。例えば信号波を構成
する電磁波としては、赤外線以外にも、指向性はあるが
車両後方からリヤガラスGrを通しては車室前部の受信
器Rに直接受信されにくい特性をもつ種々の電磁波を用
いることができる。
【0026】また受信器、中継器および制御装置の設置
部位は、図示例の位置に限定されず、必要に応じて種々
の変更が可能であり、例えば受信器はダッシュボード
(インパネ)上に設置可能であり、また中継器はリヤガ
ラスの上部内面やルーフ後端部内面に設置可能であり、
更に制御装置はダッシュボード(インパネ)下方に設置
可能である。更にまた送信器としては、図示例のように
専用の送信器を用いてもよいし、自動車のキー、その他
の携帯可能な物品に送信器の機能を兼備させるようにし
てもよい。
部位は、図示例の位置に限定されず、必要に応じて種々
の変更が可能であり、例えば受信器はダッシュボード
(インパネ)上に設置可能であり、また中継器はリヤガ
ラスの上部内面やルーフ後端部内面に設置可能であり、
更に制御装置はダッシュボード(インパネ)下方に設置
可能である。更にまた送信器としては、図示例のように
専用の送信器を用いてもよいし、自動車のキー、その他
の携帯可能な物品に送信器の機能を兼備させるようにし
てもよい。
【0027】
【発明の効果】以上のように各請求項の発明によれば、
車室内の後部に、車外の送信器からの信号波を受信して
車室内前部の受信器に向けて送信し得る中継器を配設し
たので、車室内の前後に亘る比較的長い信号波送信用ワ
イヤハーネスを省略することができ、従ってその配線作
業が不要となる上、ノイズによる装置の誤作動防止にも
効果的である。
車室内の後部に、車外の送信器からの信号波を受信して
車室内前部の受信器に向けて送信し得る中継器を配設し
たので、車室内の前後に亘る比較的長い信号波送信用ワ
イヤハーネスを省略することができ、従ってその配線作
業が不要となる上、ノイズによる装置の誤作動防止にも
効果的である。
【0028】また特に請求項2の発明によれば、車室内
前部の受信器が上記中継器からの信号波を受信した時は
トランクロック装置を、また送信器からの信号波を中継
器を介さずに受信した時はドアロック装置をそれぞれ作
動制御するようにしたので、送信器から発すべき信号波
に特に区別を付けなくても、その信号波が中継器に受信
されたか否か(即ち送信器による送信位置の異同)でト
ランクロック装置及びドアロック装置を選択的に作動制
御することができ、従って送信器の構造簡素化と、その
取扱いの単純化を図ることができる。
前部の受信器が上記中継器からの信号波を受信した時は
トランクロック装置を、また送信器からの信号波を中継
器を介さずに受信した時はドアロック装置をそれぞれ作
動制御するようにしたので、送信器から発すべき信号波
に特に区別を付けなくても、その信号波が中継器に受信
されたか否か(即ち送信器による送信位置の異同)でト
ランクロック装置及びドアロック装置を選択的に作動制
御することができ、従って送信器の構造簡素化と、その
取扱いの単純化を図ることができる。
【0029】更に請求項3の発明によれば、中継器が送
信器からの信号波を受信するとその信号波に所定の加工
を施して受信器に向けて送信するようにしたので、受信
器に受信される信号波を、それが中継器からのものか送
信器からのものかを確実に識別することができ、装置の
作動精度向上に寄与することができる。
信器からの信号波を受信するとその信号波に所定の加工
を施して受信器に向けて送信するようにしたので、受信
器に受信される信号波を、それが中継器からのものか送
信器からのものかを確実に識別することができ、装置の
作動精度向上に寄与することができる。
【0030】更にまた請求項4の発明によれば、中継器
の電源を太陽電池としたことで、中継器と車載電源間を
特別に配線する必要はなくなるから、中継器の取付が非
常に簡単になってコスト節減に寄与することができ、ま
た中継器の配置の自由度も高めることができる。
の電源を太陽電池としたことで、中継器と車載電源間を
特別に配線する必要はなくなるから、中継器の取付が非
常に簡単になってコスト節減に寄与することができ、ま
た中継器の配置の自由度も高めることができる。
【図1】本発明を実施した自動車の概略側面図
【図2】本発明の第1実施例の概要を表す一部拡大平面
図
図
【図3】第1実施例の制御系の回路図
【図4】第2実施例の制御系の、図3に対応した回路図
【図5】第3実施例の制御系の、図3に対応した回路図
C,C′・・・・・制御装置としての制御回路 D・・・・・・・・開閉部としてのドア LD ・・・・・・・ドアロック装置 LTR・・・・・・・トランクロック装置 R・・・・・・・・受信器 Re,Re′・・・中継器 T,T′・・・・・送信器 TR・・・・・・・開閉部としてのトランク V・・・・・・・・車両としての自動車 9・・・・・・・・太陽電池
Claims (5)
- 【請求項1】 車両(V)の開閉部(D,TR)をロッ
クし得るロック装置(LD ,LTR)と、指向性を有する
電磁波よりなる信号波を車外より発信し得る送信器
(T,T′)と、車室内の前部に配設される受信器
(R)と、この受信器(R)による信号波の受信に応じ
て前記ロック装置(LD ,LTR)を作動制御する制御装
置(C,C′)とを備えた、車両のロック部リモコン装
置において、 車室内の後部に、前記送信器(T,T′)からの信号波
を受信して前記受信器(R)に向けて送信する中継器
(Re,Re′)を配設したことを特徴とする、車両の
ロック部リモコン装置。 - 【請求項2】 前記制御装置(C)は、前記受信器
(R)が前記中継器(Re)からの信号波を受信した時
はトランクロック装置(LTR)を、また前記送信器
(T)からの信号波を前記中継器(Re)を介さずに受
信した時はドアロック装置(LD )をそれぞれ作動制御
するように構成されたことを特徴とする、請求項1に記
載の車両のロック部リモコン装置。 - 【請求項3】 前記中継器(Re)は、前記送信器
(T)からの信号波を受信するとその信号波に所定の加
工を施して前記受信器(R)に向けて送信するように構
成されたことを特徴とする、請求項2に記載の車両のロ
ック部リモコン装置。 - 【請求項4】 前記中継器(Re,Re′)は太陽電池
(9)を電源とすることを特徴とする、請求項1,2又
は3に記載の車両のロック部リモコン装置。 - 【請求項5】 前記信号波を構成する電磁波は赤外線で
あることを特徴とする、請求項1,2,3又は4に記載
の車両のロック部リモコン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6141935A JPH0813874A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 車両のロック部リモコン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6141935A JPH0813874A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 車両のロック部リモコン装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0813874A true JPH0813874A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15303573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6141935A Pending JPH0813874A (ja) | 1994-06-23 | 1994-06-23 | 車両のロック部リモコン装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0813874A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000012849A1 (en) * | 1998-08-26 | 2000-03-09 | Lear Corporation | Integrated remote keyless entry and garage door opener using a universal repeater |
WO2000029699A1 (de) * | 1998-11-16 | 2000-05-25 | Magna Auteca | Sende- und empfangseinrichtung zur fernbedienung von steuervorrichtungen |
US7400243B2 (en) | 2005-06-28 | 2008-07-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Communication apparatus for vehicle |
CN107256583A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-10-17 | 深圳市科盾创新科技有限公司 | 一种智能锁管理控制系统及方法 |
-
1994
- 1994-06-23 JP JP6141935A patent/JPH0813874A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000012849A1 (en) * | 1998-08-26 | 2000-03-09 | Lear Corporation | Integrated remote keyless entry and garage door opener using a universal repeater |
US6525645B2 (en) | 1998-08-26 | 2003-02-25 | Lear Corporation | Integrated remote keyless entry and garage door opener using a universal repeater |
WO2000029699A1 (de) * | 1998-11-16 | 2000-05-25 | Magna Auteca | Sende- und empfangseinrichtung zur fernbedienung von steuervorrichtungen |
US7400243B2 (en) | 2005-06-28 | 2008-07-15 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Communication apparatus for vehicle |
CN107256583A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-10-17 | 深圳市科盾创新科技有限公司 | 一种智能锁管理控制系统及方法 |
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