JP3216112B2 - 車両用計器装置 - Google Patents

車両用計器装置

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JP3216112B2
JP3216112B2 JP3888396A JP3888396A JP3216112B2 JP 3216112 B2 JP3216112 B2 JP 3216112B2 JP 3888396 A JP3888396 A JP 3888396A JP 3888396 A JP3888396 A JP 3888396A JP 3216112 B2 JP3216112 B2 JP 3216112B2
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光男 川本
彰 鈴木
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Nippon Seiki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用計器装置に
関し、所謂電波式キーレスエントリ−システムの受信装
置を備えた車両用計器装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両の乗降の際におけるドアの施
錠手段のロック,アンロックの操作をキー(イグニッシ
ョンキー)によって行うことの煩わしさを解消するため
に、キーを使わないでドアの施錠手段のロック,アンロ
ックの操作を行うことのできるキーレスエントリ−シス
テムが実用化され、中でも電波を用いる電波式キーレス
エントリ−システムは、広い指向性を有することから多
く採用されている。斯るシステムは、例えば特開平4−
362898号公報で開示されているように、予め設定
された識別符号(IDコード)等を信号として無線送信
する携帯用送信機(一般的にはキーと一体に構成されて
いる)を設け、この送信機から送信される信号を車体側
の受信機で受信させ、受信機側のIDコードと送信機側
のIDコードとが一致したときに、ドアロックアクチュ
エータを作動させて、ドアの施錠手段をロック又はアン
ロックするものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、送信機から
送信される信号を受信する車体側の受信機は、車両の内
側一般的にはトランクルーム,座席の下方,足元のフロ
アーマットの裏側等の通常車外から見えない空きスペー
スに設置されており、車両のボディが鉄製であることか
ら、送信機からの信号がボディで遮られてしまって信号
の到達距離が短く、車両のごく近く(例えば2,3メー
トル)でないと送信機による操作ができなかった。この
ような不具合を解消するものとして、信号を良好に受信
するため、アンテナを車外に露出させたり或いはリアウ
インドにアンテナをプリント配線することが考えられて
いるが、受信機からアンテナまでの長い配線が必要であ
り、アンテナを車外に露出させる場合には、車両のデザ
インを損ねたりアンテナが折れる等の問題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、携帯可能な送信機からの信号を受けてド
アの施錠手段のロック,アンロックを行う電波式キーレ
スエントリーシステムの受信機を運転席前方のインパネ
に配置されるメータに付加するものであって、前記受信
機には少なくとも前記送信機からの電波を受信して前記
信号を検出する受信ユニットを含む。
【0005】また、本発明は、携帯可能な送信機からの
信号を受けてドアの施錠手段のロック,アンロックを行
う電波式キーレスエントリーシステムの受信機を運転席
前方のインパネに配置されるメータの内部に内蔵する
のであって、前記受信機には少なくとも前記送信機から
の電波を受信して前記信号を検出する受信ユニットを含
む。
【0006】また、本発明は、前記信号を受ける前記受
信機に接続されるアンテナを前記受信機の周囲に固定す
る。
【0007】また、本発明は、前記信号を受ける前記受
信機に接続されるアンテナを前記メータの周囲に固定す
る。
【0008】また、本発明は、前記受信機と前記メータ
とが電気回路を共用する。
【0009】
【発明の実施の形態】携帯可能な送信機70からの信号
を受けてドアの施錠手段のロック,アンロックを行う電
波式キーレスエントリ−システムの受信機(コントロー
ラ10及び/又は受信ユニット40)60を運転席前方
のインパネに配置されるメータ90に付加する。
【0010】携帯可能な送信機70からの信号を受けて
ドアの施錠手段のロック,アンロックを行う電波式キー
レスエントリ−システムの受信機60を運転席前方のイ
ンパネに配置されるメータ90の内部に内蔵する。
【0011】前記信号を受ける前記受信機60に接続さ
れるアンテナ50を前記受信機60の周囲に固定する。
【0012】前記信号を受ける前記受信機60に接続さ
れるアンテナ50を前記メータ90の周囲、例えばケー
ス91の側面よりもバイザー(フード)94の上面に固
定する。
【0013】前記受信機60と前記メータ90とが電気
回路、例えば電源ラインや接地ラインを共用する。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に記載の各実施例に基づき、
本発明を説明する。
【0015】本発明に用いられるキーレスエントリーシ
ステムの全体構成を説明するブロック図である図1にお
いて、10は車体側のコントローラで、演算処理機能を
有するCPU11と、プログラムやIDコード等を記憶
しているROM12と、演算結果等を一時的に保持する
RAM13とを有し、図示しない電源(車載バッテリ)
に接続されている。そして、コントローラ10のCPU
11には、リレー回路等で構成されるドアロックドライ
バ20を介してモータ等で構成されるドアロックアクチ
ュエータ21に接続されている。また、コントローラ1
0のCPU11には、キー(イグニッションキー)の操
作によるキーシリンダの状態を検出するスイッチ30が
I/O(インターフェース)14を介して接続されてい
る。
【0016】コントローラ10には、受信ユニット40
が接続されており、この受信ユニット40は、アンテナ
50を介して後述する携帯用送信機からの電波を受信す
る受信部41,受信された電波を増幅する増幅部42,
受信された電波に含まれているIDコード等の信号を検
出する検波部43,前記信号を波形整形する波形整形部
44とを有している。これらコントローラ10と受信ユ
ニット40で受信機60を構成するものである。
【0017】携帯用送信機70は、キー(イグニッショ
ンキー)と一体に形成されており、この送信機70に
は、演算処理機能を有するCPU71と、IDコード等
を記憶するROM72と、送信制御用スイッチ73と、
このスイッチ73がオンの時アンテナ80からIDコー
ド等の信号を送信する送信部74とを有し、図示しない
電源(小型電池)が設けられている。そして、スイッチ
73は、例えば1回押すとオンになりドアロック信号を
出力した後オフに自己復帰し、再び1回押すとオンにな
りアンロック信号を出力した後オフに自己復帰し、以後
押される毎に繰り返す。
【0018】このようなキーレスエントリシステムは、
運転者が所持する送信機70のスイッチ73をオンして
ドアロック信号を出力すると、送信部74を介してアン
テナ80から送信される。前記ドアロック信号は、車両
側のアンテナ50から受信ユニット40で受信され、コ
ントローラ10のCPU11が前記ドアロック信号と同
時に送信されているIDコードと、ROM12に記憶さ
れているIDコードとを比較して一致したときにドアロ
ックアクチュエータ21をドアロック方向へ駆動するよ
うに指示する命令がCPU11からドアロックドライバ
20へ出力される。このドアロック操作は、アンロック
操作の場合も基本的には同様であって、送信機70から
のドアアンロック信号により、ドアロックアクチュエー
タ21をドアアンロック方向へ駆動するように指示する
命令がCPU11からドアロックドライバ20へ出力さ
れる。
【0019】コントローラ10と受信ユニット40から
なる受信機60は、図2,図3で示すようにボックス型
に形成されており、車両運転席前方のインパネに固定さ
れるコンビネーションメータ(メータ)90のケース9
1の背面にフックやビス等の固定部材92により付加さ
れるように形成されている。アンテナ50は、コードク
ランプ等の固定部材93(図2の(b)参照)等によ
り、受信機60の周囲(図2の(a)参照)やメータ9
0の周囲に固定されており、後者の場合には、ケース9
1の側面(図3の(a)参照)やメータ90の前方に位
置するように取り付けられるバイザー(フード)94の
上面(図3の(b)参照)に、図2の(b)で示した固
定部材93等により固定されている。受信機60は、車
体による影響を受けにくい個所に設置することが望まし
く、また、アンテナ50も、できるだけ車外を臨みやす
いやすい個所に設置することが望ましく、受信機60の
周囲よりもケース91の側面、更に、ケース91の側面
よりもバイザー(フード)94の上面のほうが感度が良
くなる。このような構成によれば、アンテナ50を車外
に露出させなくとも良い。
【0020】なお、図示しないが、コントローラ10と
受信ユニット40からなる受信機60をメータ90のケ
ース91の内部に内蔵ししても良く、かかる構成でも前
記実施例と同様に、アンテナ50は、受信機60の周囲
(図2の(a)参照),ケース91の側面(図3の
(a)参照),バイザー(フード)94の上面(図3の
(b)参照)等に前記実施例と同様に設置することがで
きる。この場合、例えば電源ラインや接地ライン等の電
気回路を共通にすることができ、回路の簡素化を実現す
ることができる。このような回路の簡素化は、前記実施
例においても可能であり有効であるが、受信機60をメ
ータ90のケース91の内部に収納する場合、受信機6
0とメータ90の電気配線基板自体を共通化することが
でき、部品点数の削減と製造の容易化に大きなメリット
がある。
【0021】なお、本発明は、前記各実施例に限定され
るものではなく、例えばメータ90に付加又は内蔵され
る受信機60は、コントローラ10と受信ユニット40
の全体ではなく、一部のみ例えば少なくとも受信ユニッ
ト40だけがメータ90に付加又は内蔵されものであっ
ても良い。
【0022】
【発明の効果】本発明は、携帯可能な送信機からの信号
を受けてドアの施錠手段のロック,アンロックを行う電
波式キーレスエントリ−システムの受信機を運転席前方
のインパネに配置されるメータに付加することにより、
前記受信機を車体による影響を受けにくい個所に設置す
ることができ、前記受信機に接続するアンテナを車外に
露出させたり或いはリアウインドにアンテナをプリント
配線をしなくとも良くなる。
【0023】また、携帯可能な送信機からの信号を受け
てドアの施錠手段のロック,アンロックを行う電波式キ
ーレスエントリ−システムの受信機を運転席前方のイン
パネに配置されるメータの内部に内蔵することにより、
前記受信機を車体による影響を受けにくい個所に設置す
ることができ、前記受信機に接続するアンテナを車外に
露出させたり或いはリアウインドにアンテナをプリント
配線をしなくとも良くなる。
【0024】また、前記信号を受ける前記受信機に接続
されるアンテナを前記受信機の周囲に固定することによ
り、車外を臨みやすいやすい個所に設置することがで
き、また、前記受信機から前記アンテナまでの配線が短
くて済むことから、製造が容易となり、車両のデザイン
を損ねることもない。
【0025】また、前記信号を受ける前記受信機に接続
されるアンテナを前記メータの周囲に固定することによ
り、車外を臨みやすいやすい個所に設置することがで
き、また、前記受信機から前記アンテナまでの配線が短
くて済みことから、製造が容易となり、車両のデザイン
を損ねることもない。
【0026】また、前記受信機と前記メータとが電気回
路を共用することにより、例えば電源ラインや接地ライ
ン等の電気回路を共通にすることができ、回路の簡素化
を実現することができる。このような回路の簡素化によ
れば、前記受信機と前記メータの電気配線基板自体を共
通化することもでき、部品点数の削減と製造の容易化を
実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に用いられるキーレスエントリ
ーシステムのブロック図。
【図2】同上実施例の斜視図。
【図3】同上実施例の斜視図。
【符号の説明】 10 コントローラ 40 受信ユニット 50 アンテナ 60 受信機 70 送信機 80 アンテナ 90 コンビネーションメータ(メータ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 25/00 - 25/10 B60R 11/02 E05B 49/00

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯可能な送信機からの信号を受けてド
    アの施錠手段のロック,アンロックを行う電波式キーレ
    スエントリーシステムの受信機を運転席前方のインパネ
    に配置されるメータに付加するものであって、前記受信
    機には少なくとも前記送信機からの電波を受信して前記
    信号を検出する受信ユニットを含むことを特徴とする車
    両用計器装置。
  2. 【請求項2】 携帯可能な送信機からの信号を受けてド
    アの施錠手段のロック,アンロックを行う電波式キーレ
    スエントリーシステムの受信機を運転席前方のインパネ
    に配置されるメータの内部に内蔵するものであって、前
    記受信機には少なくとも前記送信機からの電波を受信し
    て前記信号を検出する受信ユニットを含むことを特徴と
    する車両用計器装置。
  3. 【請求項3】 前記信号を受ける前記受信機に接続され
    るアンテナを前記受信機の周囲に固定することを特徴と
    する請求項1に記載の車両用計器装置。
  4. 【請求項4】 前記信号を受ける前記受信機に接続され
    るアンテナを前記メータの周囲に固定することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の車両用計器装置。
  5. 【請求項5】 前記受信機と前記メータとが電気回路を
    共用することを特徴とする請求項1から請求項4に記載
    の車両用計器装置。
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