JP4014320B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はアンテナ装置に関し、より詳細には車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両に装備された駆動機構部、例えばドア等のロック/アンロックを行なう駆動機構を遠隔制御するキーレスエントリーシステムは、カーラジオとは全く独立した構成となっていたため、キーレス用のアンテナ及び受信回路を十分な配置スペースが確保できないままに車両に設置しなければならないことが多く、設置構造の複雑化やコスト高を招くといった問題点があった。
【0003】
そこで上記問題点を解消するために、キーレス用のアンテナ及び受信回路の一部をカーラジオのものと兼用させることにより、車両機器制御設備の構成の小型化や設置空間の縮小化を図ったシステムが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
カーラジオ用のアンテナとしては、ボディ外板から金属棒を突き出させたポールアンテナ等がある。ポールアンテナのアンテナ長は100cm前後であり、AM放送波の波長からみれば充分ではないが、FM放送波の受信には適した長さになっている。またポールアンテナの構造としては、車両のボディ内部に格納できるものとできないものとがあり、格納型には手動式と電動式とがあり、数段に分割された細い伸縮パイプが上下されるようになっている。
【0005】
アンテナが不要のときには車両のボディ内部に格納させることによって、障害物に当接することによる破損や不心得者のイタズラ等からアンテナを守ることができる。特に車両停止状態でアンテナを伸ばしたままにしていると、イタズラされる危険性が非常に高いので、車両停止中にアンテナをボディ内部に格納しておくことは極めて有効である。
【0006】
しかしながら、キーレス用とカーラジオ用とを兼用化させたポールアンテナにおいては、ドアのロック/アンロックを遠隔制御するための遠隔制御信号(キーレス信号)を受信する必要があるので、車両停止状態であったとしてもアンテナをボディに格納させておくことができず、イタズラからアンテナを守ることが難しいといった問題がある。
【0007】
ところで、キーレス用のアンテナをラジオ用のガラスアンテナと兼用させることも考えられるが、従来のラジオ用のガラスアンテナはリヤウインドウガラスに配設されているだけであるので、キーレス信号を受信するには不充分であるという問題がある。これは、あらゆる方向から飛来するラジオ放送波とは異なり、車両に対して前後左右のある限られた方向のみ略水平に送出されるキーレス信号をリヤウインドウガラスだけに配設されているガラスアンテナでは効率良く受信できないからである。
【0008】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、遠隔制御信号受信用とラジオ放送波受信用とを兼用させたポールアンテナを障害物やイタズラ等から守ることのできるアンテナ装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係るアンテナ装置(1)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段と、前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第1の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0010】
前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナは遠隔制御信号受信用(以下、単に遠隔制御用とも記す)としての必要性が高く、またラジオがオン状態であったとしても、ラジオ放送の聞き手が存在しないので、前記アンテナはラジオ放送波受信用(以下、単にラジオ用とも記す)としての必要性は低いと考えられる。よって、このような場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように設定しておくことが望ましい。
【0011】
そこで、上記アンテナ装置(1)では、前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さに調節することによって、障害物やイタズラ等によりアンテナが壊れる可能性を低減した。
【0012】
また本発明に係るアンテナ装置(2)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両の運転席の有人/無人状態を検出する第2の検出手段と、前記運転席が無人状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第2の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】
また本発明に係るアンテナ装置(3)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、エンジンが稼働状態しているか否かを検出する第3の検出手段と、前記エンジンが停止状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第3の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0014】
また本発明に係るアンテナ装置(4)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、イグニッションスイッチがオン状態であるか否かを検出する第4の検出手段と、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第4の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0015】
前記運転席が無人状態である場合や、前記エンジンが停止状態である場合や、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、運転者が乗車していない可能性が高いので、前記アンテナの遠隔制御用としての必要性は高いと考えられる。
【0016】
そこで、上記アンテナ装置(2)〜(4)では、前記運転席が無人状態である場合や、前記エンジンが停止状態である場合や、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さに調節することによって、障害物やイタズラ等によりアンテナが壊れる可能性を低減した。
【0017】
また本発明に係るアンテナ装置(5)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、前記第1の検出手段及び前記第5の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第5の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0018】
上記アンテナ装置(5)によれば、前記アンテナの長さを前記車両内の有人/無人状態及びラジオのオン/オフ状態に応じた適切な長さに調節することによって、前記アンテナの長さを必要最小限の範囲内に抑えておくことができる。
【0019】
例えば、前記アンテナの最伸長が100cmである場合に、常時その長さを100cmにしておくのではなく、状況に応じて、前記アンテナの長さを10cm、20cmに調節したり、ボディ内部に格納(すなわち、前記アンテナの長さを0cmに調節)したりすることができる。
【0020】
このように、前記アンテナの長さを状況に応じて調節し、前記アンテナの長さを必要最小限の範囲内に抑えておくことによって、障害物やイタズラ等からアンテナが壊される可能性を低減することができる。
【0021】
また本発明に係るアンテナ装置(6)は、上記アンテナ装置(5)において、前記第5の制御手段が、前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴としている。
【0022】
前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナは遠隔制御用としての必要性が高く、またラジオがオン状態であったとしても、ラジオ放送の聞き手が存在しないので、前記アンテナはラジオ用としての必要性は低いと考えられる。よって、このような場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように設定しておくことが望ましい。
【0023】
キーレスの受信周波数(通常300〜400MHz)はラジオの受信周波数(100MHz以下)の3〜4倍であるので、アンテナをキーレス用として使用する場合にはラジオ用と比べて、1/4〜1/3程度の長さで良い。例えば、1/4波長垂直接地アンテナ(最伸長100cm)において、100MHzのラジオ信号を受信するのに最適なアンテナ長は75cmであるが、300MHzのキーレス信号を受信するのに最適なアンテナ長は25cmである。
【0024】
そこで、上記アンテナ装置(6)では、前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さに調節することによって、障害物やイタズラ等によりアンテナが壊れる可能性を低減した。
【0025】
また本発明に係るアンテナ装置(7)は、上記アンテナ装置(5)又は(6)において、前記第5の制御手段が、前記車両内が有人状態でありラジオがオン状態である場合には、前記アンテナの長さがラジオ放送波の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴としている。
【0026】
前記車両内が有人状態でありラジオがオン状態である場合には、前記アンテナ長を略最伸長(例えば、70〜100cm)に設定しておいたとしても、イタズラを受けることは少ないと考えられる。よって、このような場合には、前記アンテナをイタズラから守る必要性が低い。
【0027】
そこで、上記アンテナ装置(7)では、前記車両内が有人状態でありラジオがオン状態である場合には、前記アンテナの長さをラジオ放送波の受信に適した長さに調節することによって、ラジオ信号の受信感度の良さを確保している。
【0028】
また本発明に係るアンテナ装置(8)は、上記アンテナ装置(5)〜(7)のいずれかにおいて、前記第5の制御手段が、前記車両内が有人状態でありラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナを前記車両のボディ内部に格納するように前記調節手段を制御するものであることを特徴としている。
【0029】
前記車両内が有人状態である場合には、前記アンテナの遠隔制御用としての必要性は低いと考えられ、またラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナはラジオ用としては不要である。
【0030】
すなわち、前記車両内が有人状態でありラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナをボディ内部に格納しておくことが望ましい。
【0031】
そこで、上記アンテナ装置(8)では、前記車両内が有人状態でありラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナをボディ内部に格納することによって、障害物による破損や不心得者のイタズラ等からアンテナを守ることができる。
【0032】
また本発明に係るアンテナ装置(9)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段と、前記車両の運転席の有人/無人状態を検出する第2の検出手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、前記第1の検出手段、前記第2の検出手段、及び前記第5の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第6の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0033】
上記アンテナ装置(9)によれば、前記アンテナの長さを前記車両内の有人/無人状態、前記運転席の有人/無人状態、及びラジオのオン/オフ状態に応じた適切な長さに調節することによって、前記アンテナの長さをより適確に必要最小限の範囲内に抑えておくことができる。
【0034】
また本発明に係るアンテナ装置(10)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、前記車両の運転席の有人/無人状態を検出する第2の検出手段と、前記第5の検出手段及び前記第2の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第7の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0035】
上記アンテナ装置(10)によれば、前記アンテナの長さをラジオのオン/オフ状態及び前記運転席の有人/無人状態に応じた適切な長さに調節することによって、前記アンテナの長さを必要最小限の範囲内に抑えておくことができる。
【0036】
また本発明に係るアンテナ装置(11)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、エンジンが稼働しているか否かを検出する第3の検出手段と、前記第5の検出手段及び前記第3の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第8の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0037】
上記アンテナ装置(11)によれば、前記アンテナの長さをラジオのオン/オフ状態及びエンジンの稼働/停止状態に応じた適切な長さに調節することによって、前記アンテナの長さを必要最小限の範囲内に抑えておくことができる。
【0038】
また本発明に係るアンテナ装置(12)は、車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、イグニッションスイッチがオン状態であるか否かを検出する第4の検出手段と、前記第5の検出手段及び前記第4の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第9の制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0039】
上記アンテナ装置(12)によれば、前記アンテナの長さをラジオのオン/オフ状態及びイグニッションスイッチのオン/オフ状態に応じた適切な長さに調節することによって、前記アンテナの長さを必要最小限の範囲内に抑えておくことができる。
【0040】
また本発明に係るアンテナ装置(13)は、上記アンテナ装置(10)〜(12)のいずれかにおいて、前記第7の制御手段、前記第8の制御手段、又は前記第9の制御手段が、ラジオがオン状態である場合には、前記アンテナの長さがラジオ放送波の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴としている。
【0041】
ラジオがオン状態である場合には、誰かが車両に乗車している可能性が高いので、前記アンテナの長さを略最伸長(例えば、70〜100cm)に設定しておいたとしても、イタズラを受けることは少ないと考えられる。よって、このような場合には、前記アンテナをイタズラから守る必要性が低い。
【0042】
そこで、上記アンテナ装置(13)では、ラジオがオン状態である場合には、前記アンテナの長さをラジオ放送波の受信に適した長さに調節することによって、ラジオ信号の受信感度の良さを確保している。
【0043】
また本発明に係るアンテナ装置(14)は、上記アンテナ装置(10)〜(13)のいずれかにおいて、前記第7の制御手段、前記第8の制御手段、又は前記第9の制御手段が、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が有人状態、前記エンジンが稼働状態、又は前記イグニッションスイッチがオン状態である場合には、前記アンテナを前記車両のボディ内部に格納するように前記調節手段を制御するものであることを特徴としている。
【0044】
前記運転席が有人状態である場合や、前記エンジンが稼働している場合や、前記イグニッションスイッチがオン状態である場合には、運転者が乗車している可能性が高いので、前記アンテナの遠隔制御用としての必要性は低いと考えられる。またラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナはラジオ用としては不要である。
【0045】
すなわち、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が有人状態、前記エンジンが稼働状態、又は前記イグニッションスイッチがオン状態である場合には、前記アンテナをボディ内部に格納しておくことが望ましい。
【0046】
そこで、上記アンテナ装置(14)では、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が有人状態、前記エンジンが稼働状態、又は前記イグニッションスイッチがオン状態である場合には、前記アンテナをボディ内部に格納することによって、障害物による破損や不心得者のイタズラ等からアンテナを守ることができる。
【0047】
また本発明に係るアンテナ装置(15)は、上記アンテナ装置(10)〜(14)のいずれかにおいて、前記第7の制御手段、前記第8の制御手段、又は前記第9の制御手段が、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が無人状態、前記エンジンが停止状態、又は前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴としている。
【0048】
前記運転席が無人状態である場合や、前記エンジンが停止している場合や、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、運転者が乗車していない可能性が高いので、前記アンテナの遠隔制御用としての必要性は高いと考えられる。またラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナはラジオ用としては不要である。
【0049】
よって、このような場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように設定しておくことが望ましい。
【0050】
そこで、上記アンテナ装置(15)では、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が無人状態、前記エンジンが停止状態、又は前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、前記アンテナの長さを遠隔制御信号の受信に適した長さに調節することによって、障害物やイタズラ等によりアンテナが壊れる可能性を低減した。
【0055】
また本発明に係るアンテナ装置(16)は、上記アンテナ装置(1)〜(15)のいずれかにおいて、前記駆動機構部が前記車両のドア等のロック/アンロックを行なう駆動機構であることを特徴としている。
【0056】
上記アンテナ装置(16)によれば、車両のドア等のロック/アンロックを遠隔制御するキーレスエントリーシステムの受信機の一部を、ラジオ用の受信機のものと兼用させることにより、車両機器制御設備の構成の小型化や設置空間の縮小化及びローコスト化を図ることができる。
【0057】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るアンテナ装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0058】
図1は実施の形態(1)に係るアンテナ装置の要部を概略的に示したブロック図である。なお、ここでは車両のドアやトランク等のロック/アンロックを遠隔制御するキーレスエントリーシステム用とラジオ用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置について説明する。
【0059】
前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段1はマイコン(第1の制御手段に相当)3Aに接続され、マイコン3Aは駆動機構(調節手段に相当)4に接続されている。駆動機構4は車両のボディ外板Bより突出させるポールアンテナ5を伸縮させるための伸縮パイプを上下動させるもので、マイコン3Aからのパルス信号に応じ、そのパルスの長さに比例して回転するモータからなるものである。また、第1の検出手段1としては、赤外線センサや荷重センサ等を採用し、車両内全席における赤外線の反射状態や車両全重量に基づいて車両内全席に人がいないことを判断することができる。
【0060】
ポールアンテナ5は車両のドアやトランク等のロック/アンロックを遠隔制御するためのキーレス信号及びラジオ放送の電波を受信するものであり、ポールアンテナ5に入力されたラジオ信号はラジオ受信部8で信号処理が施され、スピーカ9より音声として出力される。一方、ポールアンテナ5に入力されたキーレス信号はキーレス受信部10で信号処理が施され、キーレス受信部10より車両のドア等のロック/アンロック駆動機構11へ制御信号として出力される。
【0061】
実施の形態(1)に係るアンテナ装置におけるマイコン3Aの動作について説明する。但し、ここではポールアンテナ5の最伸長を100cmとし、キーレス信号を受信するのに最適なアンテナ長Lを25cmとする。
【0062】
マイコン3Aは第1の検出手段1から、車両内の有人/無人状態を示す信号を取り込んで、前記車両内が無人状態であると判断すれば、アンテナ長Lが25cmとなるように、25cmに対応したパルスの長さを有するパルス信号を出力して駆動機構4を制御する。
【0063】
前記車両内が無人状態である場合には、ポールアンテナ5は遠隔制御用としての必要性が高く、またラジオがオン状態であったとしても、ラジオ放送の聞き手が存在しないので、ポールアンテナ5はラジオ用としての必要性は低いと考えられる。よって、このような場合には、ポールアンテナ5の長さを遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように設定しておくことが望ましい。
【0064】
そこで、上記実施の形態(1)に係るアンテナ装置では、前記車両内が無人状態である場合には、ポールアンテナ5の長さを遠隔制御信号の受信に適した長さに調節することによって、障害物やイタズラ等によりポールアンテナ5が壊れる可能性を低減した。
【0065】
また、ここでは車両内の有人/無人状態に応じて、ポールアンテナ5の長さを調節する場合について説明しているが、この他に運転席の有人/無人状態やエンジンの稼働停止状態やイグニッションスイッチのオン/オフ状態を検出するものを採用して、前記運転席が無人状態である場合や、前記エンジンが停止している場合や、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合に、ポールアンテナ5の長さを遠隔制御信号の受信に適した長さに調節することによっても上記と同様の効果を発揮させることができる。
【0066】
なお、運転席の無人検出には、運転席に対応した赤外線センサや荷重センサ等を採用すれば良く、エンジンの停止状態の検出にはマイコン3Aにエンジン回転数の情報を取り込ませれば良く(回転数が0のときに停止状態と判断する)、またイグニッションスイッチのオフ状態については該スイッチの接続状態に基づいたオン/オフ信号をマイコン3Aに取り込ませれば良い。
【0067】
図2は実施の形態(2)に係るアンテナ装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、ここでは図1に示したアンテナ装置と同様の構成についてはその説明を省略する。
【0068】
ラジオの電源スイッチ2aのオン/オフ状態を検出する第5の検出手段2と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段1とはマイコン(第5の制御手段に相当)3Bに接続され、マイコン3Bは駆動機構(調節手段に相当)4に接続されている。駆動機構4は車両のボディ外板Bより突出させるポールアンテナ5を伸縮させるための伸縮パイプを上下動させるもので、マイコン3Bからのパルス信号に応じ、そのパルスの長さに比例して回転するモータからなるものである。
【0069】
実施の形態(2)に係るアンテナ装置におけるマイコン3Bの動作を図3に示したフローチャートに基づいて説明する。但し、ここではポールアンテナ5の最伸長を100cmとし、キーレス信号を受信するのに最適なアンテナ長Lを25cmとする。
【0070】
まずステップ1において、第1の検出手段1及び第5の検出手段2から、車両内の有人/無人状態及びラジオの電源スイッチ2aのオン/オフ状態を示す信号を取り込んでステップ2へ進む。
【0071】
ステップ2では、前記車両内が無人状態であるか否かを判断する。無人状態であると判断すればステップ4へ移り、アンテナ長Lが25cmとなるように、25cmに対応したパルスの長さを有するパルス信号を出力して駆動機構4を制御し、一方、有人状態であると判断すればステップ3へ移る。
【0072】
ステップ3では、ラジオの電源スイッチ2aがオン状態であるか否かを判断する。オン状態であると判断すればステップ5へ移り、アンテナ長Lが最伸長である100cmとなるように、100cmに対応したパルスの長さを有するパルス信号を出力して駆動機構4を制御し、一方、オフ状態であると判断すればステップ6へ移り、ポールアンテナ5をボディ内部に格納するように、パルス信号を出力して駆動機構4を制御する。
【0073】
上記実施の形態(2)に係るアンテナ装置によれば、前記車両内の有人/無人状態及びラジオの電源スイッチ2aのオン/オフ状態に応じて、車両ボディより外部へ突出させるポールアンテナ5のアンテナの長さLを適切に調節し、アンテナ長Lを必要最小限の範囲内に抑えておくことによって、障害物との当接やイタズラ等によりアンテナが壊される可能性を低減することができる。
【0074】
●ケース1:車両内が無人状態である場合
→ポールアンテナ5のキーレス用としての必要性が高い
従って、ケース1の場合には、ポールアンテナ5の長さLを100cmにするのではなくキーレス信号の受信に最適な長さ(25cm)にすることが望ましい。
【0075】
●ケース2:車両内が有人状態であり、ラジオの電源スイッチ2aがオン状態である場合
車両内が有人状態
→イタズラを受ける危険性が低い
→ポールアンテナ5をイタズラから守る必要性が低い
→アンテナ長Lを最伸長(100cm)に調節することが可能
ラジオの電源スイッチ1aがオン状態
→ポールアンテナ5のラジオ用としての必要性が高い
従って、ケース2の場合には、ポールアンテナ5の長さLが100cmとなるように調節することが望ましく、ラジオ放送波の受信感度を確保することができる。
【0076】
●ケース3:車両内が有人状態であり、ラジオの電源スイッチ2aがオフ状態である場合
車両内が有人状態
→ポールアンテナ5のキーレス用としての必要性が低い
→ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが可能
ラジオの電源スイッチ2aがオフ状態
→ポールアンテナ5はラジオ用としては不要
→ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが可能
従って、ケース3の場合には、ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが望ましい。
【0077】
なお、ここでは上記ケース1〜3に分けてアンテナ長Lを調節しているが、これは一例にすぎず、この場合分けは好みに応じて設定することが望ましい。
【0078】
図4は実施の形態(3)に係るアンテナ装置の要部を概略的に示したブロック図である。但し、ここでは図1に示したアンテナ装置と同様の構成についてはその説明を省略する。
【0079】
ラジオの電源スイッチ2aのオン/オフ状態を検出する第5の検出手段2と、イグニッションスイッチ12aのオン/オフ状態を検出する第4の検出手段12とはマイコン(第9の制御手段に相当)13に接続され、マイコン13は駆動機構4に接続されている。
【0080】
実施の形態(3)に係るアンテナ装置におけるマイコン13の動作を図5に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0081】
まずステップ11において、第5の検出手段2及び第4の検出手段12から、ラジオの電源スイッチ2aのオン/オフ状態及びイグニッションスイッチ12aのオン/オフ状態を示した信号を取り込んでステップ12へ進む。
【0082】
ステップ12では、ラジオの電源スイッチ2aがオン状態であるか否かを判断する。オン状態であると判断すればステップ14へ移り、アンテナ長Lが最伸長である100cmとなるように、100cmに対応したパルスの長さを有するパルス信号を出力して駆動機構4を制御し、一方、オフ状態であると判断すればステップ13へ移る。
【0083】
ステップ13では、イグニッションスイッチ12aがオン状態であるか否かを判断する。オン状態であると判断すればステップ15へ移り、ポールアンテナ5をボディ内部に格納するように、パルス信号を出力して駆動機構4を制御し、一方、オフ状態であると判断すればステップ16へ移り、アンテナ長Lが25cmとなるように、25cmに対応したパルスの長さを有するパルス信号を出力して駆動機構4を制御する。
【0084】
上記実施の形態(3)に係るアンテナ装置によれば、ラジオの電源スイッチ2aのオン/オフ状態及びイグニッションスイッチ12aのオン/オフ状態に応じて、車両ボディより外部へ突出させるポールアンテナ5の長さLを適切に調節し、アンテナ長Lを必要最小限の範囲内に抑えておくことによって、障害物との当接やイタズラ等によりアンテナが壊される可能性を低減することができる。
【0085】
●ケース1:ラジオの電源スイッチ2aがオン状態である場合
→誰かが車両に乗車している可能性が高い
→イタズラを受ける危険性が低い
→ポールアンテナ5をイタズラから守る必要性が低い
→アンテナ長Lを最伸長(100cm)に調節することが可能
従って、ケース1の場合には、ポールアンテナ5の長さLが100cmとなるように調節することが望ましく、ラジオ放送波の受信感度を確保することができる。
【0086】
●ケース2:ラジオの電源スイッチ2aがオフ状態であり、イグニッションスイッチ12aがオン状態である場合
イグニッションスイッチ12aがオン状態
→運転者が乗車している可能性が高い
→ポールアンテナ5のキーレス用としての必要性が低い
→ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが可能
ラジオの電源スイッチ2aがオフ状態
→ポールアンテナ5はラジオ用としては不要
→ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが可能
従って、ケース2の場合には、ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが望ましい。
【0087】
●ケース3:ラジオの電源スイッチ2aがオフ状態であり、イグニッションスイッチ12aがオフ状態である場合
→運転者が乗車していない可能性が高い
→ポールアンテナ5のキーレス用としての必要性が高い
従って、ケース3の場合には、ポールアンテナ5の長さLを100cmにするのではなくキーレス信号の受信に最適な長さ(25cm)にすることが望ましい。
【0088】
なお、ここでは上記ケース1〜3に分けてアンテナ長Lを調節しているが、これは一例にすぎず、調節の場合分けは好みに応じて設定することが望ましい。
【0089】
上記実施の形態(3)に係るアンテナ装置では、イグニッションスイッチ12aのオン/オフ状態を検出することによって、運転者乗車の有無状態を判断しているが、運転席に対応した赤外線センサや荷重センサによる運転席の有人/無人状態やエンジンの稼働停止状態を検出することによっても、上記と同様に運転者乗車の有無を判断することができる。
【0090】
また上記実施の形態(2)又は(3)に係るアンテナ装置では、ラジオのオン/オフ状態と、車両内の有人/無人状態、イグニッションスイッチのオン/オフ状態、エンジンの稼働/停止状態、又は運転者乗車の有無状態との2つの状態に応じて、アンテナ長Lを調節しているが、3つ以上の状態に応じてポールアンテナ5の長さLを調節することも当然可能である。例えば、ポールアンテナ5の長さLをラジオのオン/オフ状態、車両内の有人/無人状態、及び運転席の有人/無人状態に応じた適切な長さに調節することができる。
【0091】
実施の形態(2)に係るアンテナ装置では、車両内が有人状態であり、ラジオの電源スイッチがオフ状態である場合には、ポールアンテナ5をボディ内部へ格納するようにしているが、その場合に不具合が生じることがある。
【0092】
●ケースA:運転者が乗車している場合
→ポールアンテナ5のキーレス用としての必要性が低い
→ポールアンテナ5をボディ内部に格納することが可能
●ケースB:子供だけが乗車している場合
→運転者が乗車していない
→ポールアンテナ5のキーレス用としての必要性が高い
ケースA、ケースBのいずれの場合も、車両内は有人状態となる。
【0093】
このように車両内が有人状態であったとしても、ケースBのようにポールアンテナ5がキーレス用として必要になる場合があるが、実施の形態(2)に係るアンテナ装置では、ポールアンテナ5をボディ内部へ格納してしまう。そこで実施の形態(2)に係るアンテナ装置に、運転席の有人/無人状態を感知する赤外線センサ等を設け、運転者乗車の有無を考慮に入れることで、ケースAとケースBとが区別できるようになり、上記不具合を解消することができる。
【0094】
また実施の形態(1)〜(3)のいずれかに係るアンテナ装置において、受信する各ラジオ放送波の波長に合わせて最適のアンテナ長Lが得られるように、その周波数に応じて自動的に長さLを調節する機能を持たせることもできる。
【0095】
次に参考例(1)に係るアンテナ装置について説明する。参考例(1)に係るアンテナ装置はキーレス用のアンテナとしてガラスアンテナを採用し、そのガラスアンテナを前後左右全てのウインドウガラスに配設したものである。図6(a)(b)はガラスアンテナ7a〜7dの配設された車両6を示している。
【0096】
上記参考例(1)に係るアンテナ装置によれば、車両6の前後左右の四方向にガラスアンテナ7a〜7dが配設されているので、どの方向からキーレス信号が送出されても同等の受信感度を得ることのできる。
【0097】
また上記参考例(1)に係るアンテナ装置において、キーレス用とラジオ用とでガラスアンテナ7a〜7dの一部あるいは全部を兼用させることによって、設置構造の簡略化及び低コスト化を図ることができる。
【0098】
なお、ここでは駆動機構部として、車両のドアやトランク等のロック/アンロックを行なう場合についてのみ説明しているが、前記駆動機構部としてはこれらに限らず、ミラーの開閉やエンジンの始動/停止を行なうものなどに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態(1)に係るアンテナ装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】 実施の形態(2)に係るアンテナ装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図3】 実施の形態(2)に係るアンテナ装置におけるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図4】 実施の形態(3)に係るアンテナ装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図5】 実施の形態(3)に係るアンテナ装置におけるマイコンの動作を示したフローチャートである。
【図6】 参考例(1)に係るアンテナ装置におけるガラスアンテナの配設された車両を示した斜視図である。
【符号の説明】
1 第1の検出手段
2 第5の検出手段
3A、3B、13 マイコン
4 駆動機構
5 ポールアンテナ
6 車両
7a〜7d ガラスアンテナ
12 第4の検出手段

Claims (16)

  1. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段と、前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第1の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  2. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両の運転席の有人/無人状態を検出する第2の検出手段と、前記運転席が無人状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第2の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  3. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、エンジンが稼働状態しているか否かを検出する第3の検出手段と、前記エンジンが停止状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第3の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  4. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、イグニッションスイッチがオン状態であるか否かを検出する第4の検出手段と、前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御する第4の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  5. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、前記第1の検出手段及び前記第5の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第5の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  6. 前記第5の制御手段が、前記車両内が無人状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴とする請求項5記載のアンテナ装置。
  7. 前記第5の制御手段が、前記車両内が有人状態でありラジオがオン状態である場合には、前記アンテナの長さがラジオ放送波の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴とする請求項5又は請求項6記載のアンテナ装置。
  8. 前記第5の制御手段が、前記車両内が有人状態でありラジオがオフ状態である場合には、前記アンテナを前記車両のボディ内部に格納するように前記調節手段を制御するものであることを特徴とする請求項5〜7のいずれかの項に記載のアンテナ装置。
  9. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、前記車両内の有人/無人状態を検出する第1の検出手段と、前記車両の運転席の有人/無人状態を検出する第2の検出手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、前記第1の検出手段、前記第2の検出手段、及び前記第5の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第6の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  10. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、前記車両の運転席の有人/無人状態を検出する第2の検出手段と、前記第5の検出手段及び前記第2の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第7の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  11. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、エンジンが稼働しているか否かを検出する第3の検出手段と、前記第5の検出手段及び前記第3の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第8の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  12. 車両に装備された駆動機構部を遠隔制御するための遠隔制御信号受信用とラジオのラジオ放送波受信用とでアンテナを兼用させたアンテナ装置において、
    前記車両のボディより外部へ突出させる前記アンテナの長さを調節する調節手段と、ラジオがオン状態であるか否かを検出する第5の検出手段と、イグニッションスイッチがオン状態であるか否かを検出する第4の検出手段と、前記第5の検出手段及び前記第4の検出手段からの検出結果に応じて、前記アンテナの長さを調節するように前記調節手段を制御する第9の制御手段とを備えていることを特徴とするアンテナ装置。
  13. 前記第7の制御手段、前記第8の制御手段、又は前記第9の制御手段が、ラジオがオン状態である場合には、前記アンテナの長さがラジオ放送波の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴とする請求項10〜12のいずれかの項に記載のアンテナ装置。
  14. 前記第7の制御手段、前記第8の制御手段、又は前記第9の制御手段が、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が有人状態、前記エンジンが稼働状態、又は前記イグニッションスイッチがオン状態である場合には、前記アンテナを前記車両のボディ内部に格納するように前記調節手段を制御するものであることを特徴とする請求項10〜13のいずれかの項に記載のアンテナ装置。
  15. 前記第7の制御手段、前記第8の制御手段、又は前記第9の制御手段が、ラジオがオフ状態であり、前記運転席が無人状態、前記エンジンが停止状態、又は前記イグニッションスイッチがオフ状態である場合には、前記アンテナの長さが遠隔制御信号の受信に適した長さとなるように前記調節手段を制御するものであることを特徴とする請求項10〜14のいずれかの項に記載のアンテナ装置。
  16. 前記駆動機構部が前記車両のドア等のロック/アンロックを行なう駆動機構であることを特徴とする請求項1〜15のいずれかの項に記載の車載用受信機。
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