JPH11241538A - 電波式キーレスエントリーシステム - Google Patents
電波式キーレスエントリーシステムInfo
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- JPH11241538A JPH11241538A JP5745098A JP5745098A JPH11241538A JP H11241538 A JPH11241538 A JP H11241538A JP 5745098 A JP5745098 A JP 5745098A JP 5745098 A JP5745098 A JP 5745098A JP H11241538 A JPH11241538 A JP H11241538A
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- JP
- Japan
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- door
- receiving antenna
- antenna
- keyless entry
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- Lock And Its Accessories (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】既存の集中ドアロックシステムの乗用車におけ
るドアの開閉作動を、遠隔制御操作で行うことができる
ように、単にドアロック用のアクチュエータを後付けす
ることで容易に変更し得る電波式キーレスエントリーシ
ステムを提供する。 【解決手段】ドアロック用アクチュエータ４を内蔵した
ケース体８の内部に、受信用アンテナ２によって受信し
た電波信号を検波・復調する受信機３と、上記アクチュ
エータ４の正・逆回転方向を制御する制御装置５と、ド
アの施錠・解錠状態で開閉作動する状態スイッチ６と、
上記受信用アンテナ２と上記受信機３とを接続するため
のアンテナインターフェース７と、をそれぞれ集合構造
体として収納して成る構成としたことを特徴とする。
るドアの開閉作動を、遠隔制御操作で行うことができる
ように、単にドアロック用のアクチュエータを後付けす
ることで容易に変更し得る電波式キーレスエントリーシ
ステムを提供する。 【解決手段】ドアロック用アクチュエータ４を内蔵した
ケース体８の内部に、受信用アンテナ２によって受信し
た電波信号を検波・復調する受信機３と、上記アクチュ
エータ４の正・逆回転方向を制御する制御装置５と、ド
アの施錠・解錠状態で開閉作動する状態スイッチ６と、
上記受信用アンテナ２と上記受信機３とを接続するため
のアンテナインターフェース７と、をそれぞれ集合構造
体として収納して成る構成としたことを特徴とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば乗用車な
どの車両に搭載したドアロック用のアクチュエータを、
外部位置にある送信機から発射された信号を利用して作
動させるようにした遠隔制御型の電波式キーレスエント
リーシステムに関するものである。
どの車両に搭載したドアロック用のアクチュエータを、
外部位置にある送信機から発射された信号を利用して作
動させるようにした遠隔制御型の電波式キーレスエント
リーシステムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、乗用車に設けられた複数のドアの
開閉作動を制御するために、運転席側に装着されたドア
開閉制御装置によって制御する集中ドアロックシステム
が一般に採用されており、現在では、約９０％以上の乗
用車において上記集中ドアロックシステムが実施されて
いる。
開閉作動を制御するために、運転席側に装着されたドア
開閉制御装置によって制御する集中ドアロックシステム
が一般に採用されており、現在では、約９０％以上の乗
用車において上記集中ドアロックシステムが実施されて
いる。
【０００３】一方、外部位置にある送信機から発射され
た信号を受信用アンテナによって受信し、この受信した
信号に基づいて乗用車の運転席側に装着されたドアロッ
ク用のアクチュエータ（モータ）を作動させるようにし
た遠隔制御（リモートコントロール）型の電波式キーレ
スエントリーシステムは、例えば実開昭５９−４４８６
０号公報に開示されているように提案されており、この
システムは、ドアの施錠・解錠操作を直接に人手による
キー操作を行うことなく、遠隔制御操作によって行うこ
とができるために、極めて操作性が簡略化されて利便性
が向上するものであるが、このシステムの乗用車への普
及率は、１９９７年８月時点における全ドア付き車両で
約３０％未満に過ぎないことが判明している。
た信号を受信用アンテナによって受信し、この受信した
信号に基づいて乗用車の運転席側に装着されたドアロッ
ク用のアクチュエータ（モータ）を作動させるようにし
た遠隔制御（リモートコントロール）型の電波式キーレ
スエントリーシステムは、例えば実開昭５９−４４８６
０号公報に開示されているように提案されており、この
システムは、ドアの施錠・解錠操作を直接に人手による
キー操作を行うことなく、遠隔制御操作によって行うこ
とができるために、極めて操作性が簡略化されて利便性
が向上するものであるが、このシステムの乗用車への普
及率は、１９９７年８月時点における全ドア付き車両で
約３０％未満に過ぎないことが判明している。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記したような遠隔制
御型の電波式キーレスエントリーシステムは、操作性が
良く、かつ利便性が高いという観点から、最近では、こ
のシステムの採用を希望するユーザが漸増する傾向にあ
る。そのため、上記した集中ドアロックシステムの乗用
車を所有するユーザの中には、上記した遠隔制御型の電
波式キーレスエントリーシステムにシステム変更の施行
を熱望するユーザが多数存在している。
御型の電波式キーレスエントリーシステムは、操作性が
良く、かつ利便性が高いという観点から、最近では、こ
のシステムの採用を希望するユーザが漸増する傾向にあ
る。そのため、上記した集中ドアロックシステムの乗用
車を所有するユーザの中には、上記した遠隔制御型の電
波式キーレスエントリーシステムにシステム変更の施行
を熱望するユーザが多数存在している。
【０００５】しかしながら、上記した集中ドアロックシ
ステムの乗用車に対して、上記した電波式キーレスエン
トリーシステムを後付けしようとする場合に、その後付
けは容易では無い。その理由としては、（１）乗用車の
運転席側のドア部分にモータなどのアクチュエータが無
いこと、（２）受信用アンテナ（ユニットアンテナ）、
受信機等の付属部品の装着場所に苦慮すること、（３）
既存のドアロックタイマーの種類が多く、その接続に苦
心すること、等の不都合が生じることであり、これによ
り、後付け工数が煩繁となり、後付け費用が高くなるな
どの問題点があった。
ステムの乗用車に対して、上記した電波式キーレスエン
トリーシステムを後付けしようとする場合に、その後付
けは容易では無い。その理由としては、（１）乗用車の
運転席側のドア部分にモータなどのアクチュエータが無
いこと、（２）受信用アンテナ（ユニットアンテナ）、
受信機等の付属部品の装着場所に苦慮すること、（３）
既存のドアロックタイマーの種類が多く、その接続に苦
心すること、等の不都合が生じることであり、これによ
り、後付け工数が煩繁となり、後付け費用が高くなるな
どの問題点があった。
【０００６】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、ドアロック用のアクチュエー
タを内蔵したケース体の内部に、受信用アンテナによっ
て受信した電波信号を検波・復調する受信機と、この受
信機の出力信号を制御して、上記アクチュエータの正・
逆回転方向を制御する制御装置と、ドアの施錠・解錠状
態で開閉作動する状態スイッチと、上記受信用アンテナ
と上記受信機とを接続するためのアンテナインターフェ
ースと、をそれぞれ集合構造体として収納して成る構成
を有し、特に、集中ドアロックシステムの乗用車におけ
るドアの開閉作動を、遠隔制御操作で行うことができる
ように、単にドアロック用のアクチュエータを後付けす
ることで容易に変更し得る電波式キーレスエントリーシ
ステムを提供することを目的とする。
るためになされたもので、ドアロック用のアクチュエー
タを内蔵したケース体の内部に、受信用アンテナによっ
て受信した電波信号を検波・復調する受信機と、この受
信機の出力信号を制御して、上記アクチュエータの正・
逆回転方向を制御する制御装置と、ドアの施錠・解錠状
態で開閉作動する状態スイッチと、上記受信用アンテナ
と上記受信機とを接続するためのアンテナインターフェ
ースと、をそれぞれ集合構造体として収納して成る構成
を有し、特に、集中ドアロックシステムの乗用車におけ
るドアの開閉作動を、遠隔制御操作で行うことができる
ように、単にドアロック用のアクチュエータを後付けす
ることで容易に変更し得る電波式キーレスエントリーシ
ステムを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項１の電
波式キーレスエントリーシステムとしては、ドアロック
用のアクチュエータを内蔵したケース体の内部に、受信
用アンテナによって受信した電波信号を検波・復調する
受信機と、この受信機の出力信号であるコード信号を登
録コード信号と照合・制御し、上記アクチュエータの正
・逆回転方向を制御する制御装置と、ドアの施錠・解錠
状態で開閉作動する状態スイッチと、上記受信用アンテ
ナと上記受信機とを接続するためのアンテナインターフ
ェースと、をそれぞれ集合構造体として収納して成る構
成としたことを特徴とする。
波式キーレスエントリーシステムとしては、ドアロック
用のアクチュエータを内蔵したケース体の内部に、受信
用アンテナによって受信した電波信号を検波・復調する
受信機と、この受信機の出力信号であるコード信号を登
録コード信号と照合・制御し、上記アクチュエータの正
・逆回転方向を制御する制御装置と、ドアの施錠・解錠
状態で開閉作動する状態スイッチと、上記受信用アンテ
ナと上記受信機とを接続するためのアンテナインターフ
ェースと、をそれぞれ集合構造体として収納して成る構
成としたことを特徴とする。
【０００８】この発明の請求項２の電波式キーレスエン
トリーシステムとしては、請求項１記載の電波式キーレ
スエントリーシステムにおいて、上記受信用アンテナ
は、車両の運転席側の開閉される窓ガラスに貼り付けて
成る構成としたことを特徴とする。
トリーシステムとしては、請求項１記載の電波式キーレ
スエントリーシステムにおいて、上記受信用アンテナ
は、車両の運転席側の開閉される窓ガラスに貼り付けて
成る構成としたことを特徴とする。
【０００９】この発明の請求項３の電波式キーレスエン
トリーシステムとしては、請求項１記載の電波式キーレ
スエントリーシステムにおいて、上記受信用アンテナ
は、アンテナ導線をノブロッドに複数回巻き付けて成る
構成としたことを特徴とする。
トリーシステムとしては、請求項１記載の電波式キーレ
スエントリーシステムにおいて、上記受信用アンテナ
は、アンテナ導線をノブロッドに複数回巻き付けて成る
構成としたことを特徴とする。
【００１０】
【発明の実施の形態】この発明に係わる電波式キーレス
エントリーシステムは、ドアロック用のアクチュエータ
を内蔵したケース体の内部に、受信用アンテナによって
受信した電波信号を検波・復調する受信機と、この受信
機の出力信号を制御して、上記アクチュエータの正・逆
回転方向を制御する制御装置と、ドアの施錠・解錠状態
で開閉作動する状態スイッチと、上記受信用アンテナと
上記受信機とを接続するためのアンテナインターフェー
スと、をそれぞれ集合構造体として収納して成る構成を
有するものである。
エントリーシステムは、ドアロック用のアクチュエータ
を内蔵したケース体の内部に、受信用アンテナによって
受信した電波信号を検波・復調する受信機と、この受信
機の出力信号を制御して、上記アクチュエータの正・逆
回転方向を制御する制御装置と、ドアの施錠・解錠状態
で開閉作動する状態スイッチと、上記受信用アンテナと
上記受信機とを接続するためのアンテナインターフェー
スと、をそれぞれ集合構造体として収納して成る構成を
有するものである。
【００１１】従って、集中ドアロックシステムの乗用車
を所有するユーザが、操作性が良く、かつ利便性が高い
遠隔制御型の電波式キーレスエントリーシステムにシス
テム変更しようとする場合に、集中ドアロックシステム
の乗用車における運転席側のドアの内部に設けたアース
板に装着された既存のドアラッチ機構が存在する位置
に、単にドアロック用のアクチュエータを内蔵したケー
ス体を後付けにより装着すれば良い。これにより、上記
ケース体の内部に集合構造体として収納されている付属
部品である受信機、制御装置、状態スイッチ及びアンテ
ナインターフェース等も必然的に同時に、上記アクチュ
エータと共に装着されることになる。そのため、部品の
後付け工数を容易に簡略化することができると共に、後
付け費用も大幅に低減することができることになる。
を所有するユーザが、操作性が良く、かつ利便性が高い
遠隔制御型の電波式キーレスエントリーシステムにシス
テム変更しようとする場合に、集中ドアロックシステム
の乗用車における運転席側のドアの内部に設けたアース
板に装着された既存のドアラッチ機構が存在する位置
に、単にドアロック用のアクチュエータを内蔵したケー
ス体を後付けにより装着すれば良い。これにより、上記
ケース体の内部に集合構造体として収納されている付属
部品である受信機、制御装置、状態スイッチ及びアンテ
ナインターフェース等も必然的に同時に、上記アクチュ
エータと共に装着されることになる。そのため、部品の
後付け工数を容易に簡略化することができると共に、後
付け費用も大幅に低減することができることになる。
【００１２】
【実施例】以下、この発明の実施例について説明する。
図１は、この発明の第１の実施例である電波式キーレス
エントリーシステムの構成を概略的に示す構成図、図２
は、図１のアンテナインターフェースに、車両の運転席
側の窓ガラスに貼り付けて成る構成を有する一例の受信
用アンテナを接続する取り付け態様を示す説明図、図３
は、図１のアンテナインターフェースに接続する他の一
例の受信用アンテナの構成を概略的に示す構成図であ
る。図１、図２及び図３において、１は乗用車の運転者
が携帯し得るように小型に構成され、所定の信号を発射
するための送信機（トランスミッター）、２は送信機１
から発射された信号を受信するための受信用アンテナ、
３は受信用アンテナ２によって受信した電波信号を検波
・復調する受信機であり、この受信機３はＩＣ（集積回
路）等の半導体素子から成る受信モジュールで構成され
る。
図１は、この発明の第１の実施例である電波式キーレス
エントリーシステムの構成を概略的に示す構成図、図２
は、図１のアンテナインターフェースに、車両の運転席
側の窓ガラスに貼り付けて成る構成を有する一例の受信
用アンテナを接続する取り付け態様を示す説明図、図３
は、図１のアンテナインターフェースに接続する他の一
例の受信用アンテナの構成を概略的に示す構成図であ
る。図１、図２及び図３において、１は乗用車の運転者
が携帯し得るように小型に構成され、所定の信号を発射
するための送信機（トランスミッター）、２は送信機１
から発射された信号を受信するための受信用アンテナ、
３は受信用アンテナ２によって受信した電波信号を検波
・復調する受信機であり、この受信機３はＩＣ（集積回
路）等の半導体素子から成る受信モジュールで構成され
る。
【００１３】４は乗用車の運転席側のドア部分に設けら
れたドアロック（図示しない）の開閉作動を行うための
モータ４ａ、歯車機構４ｂ及びリンク機構４ｃなどから
成るアクチュエータ、５は受信機３の出力信号であるコ
ード信号をあらかじめ登録されている登録コード信号と
照合・制御し、アクチュエータ４の正・逆回転方向を制
御する制御装置であり、この制御装置５はＩＣ等の半導
体素子から成るコントロールモジュールで構成される。
れたドアロック（図示しない）の開閉作動を行うための
モータ４ａ、歯車機構４ｂ及びリンク機構４ｃなどから
成るアクチュエータ、５は受信機３の出力信号であるコ
ード信号をあらかじめ登録されている登録コード信号と
照合・制御し、アクチュエータ４の正・逆回転方向を制
御する制御装置であり、この制御装置５はＩＣ等の半導
体素子から成るコントロールモジュールで構成される。
【００１４】６はドアの施錠・解錠状態で開閉作動する
状態スイッチ、７は受信用アンテナ２と受信機３とを接
続するためのアンテナインターフェース、８はアクチュ
エータ４を内蔵したケース体であり、このケース体８の
内部には、受信機３、制御装置５、状態スイッチ６及び
アンテナインターフェース７等の付属部品のそれぞれが
集合構造体として収納されている。
状態スイッチ、７は受信用アンテナ２と受信機３とを接
続するためのアンテナインターフェース、８はアクチュ
エータ４を内蔵したケース体であり、このケース体８の
内部には、受信機３、制御装置５、状態スイッチ６及び
アンテナインターフェース７等の付属部品のそれぞれが
集合構造体として収納されている。
【００１５】９は内部にリレー９ａを有するドアロック
タイマー、１０は運転席側以外の補助席側及び後部席側
の各ドア部分に設けられたドアロックの開閉作動を行う
ためのモータなどから成るアクチュエータであり、この
実施例では４個のアクチュエータ１０を有している。１
１は乗用車のバッテリー電源（ＢＡＴ）、１２はアクセ
サリー電源（Ａｃｃ）、１３はキーインスイッチ（ＫＥ
Ｙ−ＩＮ ＳＷ）、１４は運転席側のドア部分に設けら
れたドアスイッチ（ＤＯＯＲ ＳＷ ＤＲ）、１５は運
転席側以外の他席側のドア部分に設けられたドアスイッ
チ（ＤＯＯＲＳＷ ＡＬＬ）である。
タイマー、１０は運転席側以外の補助席側及び後部席側
の各ドア部分に設けられたドアロックの開閉作動を行う
ためのモータなどから成るアクチュエータであり、この
実施例では４個のアクチュエータ１０を有している。１
１は乗用車のバッテリー電源（ＢＡＴ）、１２はアクセ
サリー電源（Ａｃｃ）、１３はキーインスイッチ（ＫＥ
Ｙ−ＩＮ ＳＷ）、１４は運転席側のドア部分に設けら
れたドアスイッチ（ＤＯＯＲ ＳＷ ＤＲ）、１５は運
転席側以外の他席側のドア部分に設けられたドアスイッ
チ（ＤＯＯＲＳＷ ＡＬＬ）である。
【００１６】図２に示される１６は乗用車の運転席側の
ドア１７に設けられた窓ガラス、１８はドア１７の内部
に設けたアース板（図示しない）に装着された既存のド
アラッチ機構、２ａは窓ガラス１６の所定位置に貼り付
けて成る構成を有する一例の受信用アンテナであり、こ
の受信用アンテナ２ａはアクチュエータ４を内蔵したケ
ース体８の内部に設けたアンテナインターフェース７に
接続される。１９はドア１７の施錠・解錠の作動を行う
ためのロックノブである。
ドア１７に設けられた窓ガラス、１８はドア１７の内部
に設けたアース板（図示しない）に装着された既存のド
アラッチ機構、２ａは窓ガラス１６の所定位置に貼り付
けて成る構成を有する一例の受信用アンテナであり、こ
の受信用アンテナ２ａはアクチュエータ４を内蔵したケ
ース体８の内部に設けたアンテナインターフェース７に
接続される。１９はドア１７の施錠・解錠の作動を行う
ためのロックノブである。
【００１７】図３に示される２ｂは、アンテナ導線（ア
ンテナハーネス）２０をノブロッド２１に３〜４回（タ
ーン）巻き付けてテーピングした構成を有する他の一例
の簡易型の受信用アンテナであり、この受信用アンテナ
２ｂはアクチュエータ４を内蔵したケース体８の内部に
設けたアンテナインターフェース７に接続される。
ンテナハーネス）２０をノブロッド２１に３〜４回（タ
ーン）巻き付けてテーピングした構成を有する他の一例
の簡易型の受信用アンテナであり、この受信用アンテナ
２ｂはアクチュエータ４を内蔵したケース体８の内部に
設けたアンテナインターフェース７に接続される。
【００１８】上記した構成を有するこの発明の実施例で
ある電波式キーレスエントリーシステムでは、ドアロッ
ク用のアクチュエータ４を内蔵したケース体８の内部
に、付属部品である受信機３、制御装置５、状態スイッ
チ６及びアンテナインターフェース７等のそれぞれを集
合構造体として収納して成る構成を備えている。
ある電波式キーレスエントリーシステムでは、ドアロッ
ク用のアクチュエータ４を内蔵したケース体８の内部
に、付属部品である受信機３、制御装置５、状態スイッ
チ６及びアンテナインターフェース７等のそれぞれを集
合構造体として収納して成る構成を備えている。
【００１９】そのため、広く普及されている集中ドアロ
ックシステムの乗用車を所有するユーザが、遠隔制御型
の電波式キーレスエントリーシステムにシステム変更す
るよう希望した場合に、この発明によって構成されたケ
ース体８、すなわちドアロック用のアクチュエータ４を
内蔵したケース体８を、例えば図２に示されるように、
集中ドアロックシステムの乗用車における運転席側のド
ア１７の内部に設けたアース板（図示しない）に装着さ
れた既存のドアラッチ機構１８が存在する位置に、単に
後付けにより装着すれば良い。
ックシステムの乗用車を所有するユーザが、遠隔制御型
の電波式キーレスエントリーシステムにシステム変更す
るよう希望した場合に、この発明によって構成されたケ
ース体８、すなわちドアロック用のアクチュエータ４を
内蔵したケース体８を、例えば図２に示されるように、
集中ドアロックシステムの乗用車における運転席側のド
ア１７の内部に設けたアース板（図示しない）に装着さ
れた既存のドアラッチ機構１８が存在する位置に、単に
後付けにより装着すれば良い。
【００２０】上記ケース体８のみを後付けにより装着す
ることによって、ケース体８の内部に集合構造体として
収納されている付属部品である受信機３、制御装置５、
状態スイッチ６及びアンテナインターフェース７等も同
時に、上記アクチュエータ４と共に装着されることにな
る。そのため、上記各付属部品を個別に装着した場合と
比べて接続配線を省略することができると共に、ケース
体８の後付け装着位置に関連して、このケース体８に内
蔵したアクチュエータ４、及びその他の付属部品に対す
る上記のアース板によるシールド効果が期待できるの
で、受信感度を数ｄＢ上昇させることが可能となる。
ることによって、ケース体８の内部に集合構造体として
収納されている付属部品である受信機３、制御装置５、
状態スイッチ６及びアンテナインターフェース７等も同
時に、上記アクチュエータ４と共に装着されることにな
る。そのため、上記各付属部品を個別に装着した場合と
比べて接続配線を省略することができると共に、ケース
体８の後付け装着位置に関連して、このケース体８に内
蔵したアクチュエータ４、及びその他の付属部品に対す
る上記のアース板によるシールド効果が期待できるの
で、受信感度を数ｄＢ上昇させることが可能となる。
【００２１】一方、アンテナインターフェース７に接続
して使用する受信用アンテナ２としては、図２に示され
るように乗用車の運転席側のドア１７の窓ガラス１６の
所定位置に貼り付けて成る構成を有する受信用アンテナ
２ａ、又は、図３に示されるようにアンテナ導線２０を
ノブロッド２１に３〜４回巻き付けてテーピングした構
成を有する簡易型の受信用アンテナ２ｂが通常用いられ
る。
して使用する受信用アンテナ２としては、図２に示され
るように乗用車の運転席側のドア１７の窓ガラス１６の
所定位置に貼り付けて成る構成を有する受信用アンテナ
２ａ、又は、図３に示されるようにアンテナ導線２０を
ノブロッド２１に３〜４回巻き付けてテーピングした構
成を有する簡易型の受信用アンテナ２ｂが通常用いられ
る。
【００２２】受信用アンテナ２ａは見晴らしの良い位置
にあるドア１７の窓ガラス１６に貼り付けて成る構成を
有しており、また、簡易型の受信用アンテナ２ｂは窓ガ
ラス１６の窓枠に近隣する位置に露出状態に取り付けら
れて使用されるので、図１に示されるように外部位置に
ある送信機１から発射された信号のＵＨＦ帯域にある３
００ＭＨｚ以上の高周波数に対して、各受信用アンテナ
２ａ，２ｂでは極めて良好な受信性能が得られるもので
ある。
にあるドア１７の窓ガラス１６に貼り付けて成る構成を
有しており、また、簡易型の受信用アンテナ２ｂは窓ガ
ラス１６の窓枠に近隣する位置に露出状態に取り付けら
れて使用されるので、図１に示されるように外部位置に
ある送信機１から発射された信号のＵＨＦ帯域にある３
００ＭＨｚ以上の高周波数に対して、各受信用アンテナ
２ａ，２ｂでは極めて良好な受信性能が得られるもので
ある。
【００２３】また、受信用アンテナ２として、運転席側
のドア１７の窓ガラス１６に貼り付けて成る構成を有す
る受信用アンテナ２ａを使用した場合に、窓ガラス１６
が開放状態にある時、ドアロックを作動する意味が無
く、むしろ窓ガラス１６の閉め忘れ防止のためにも遠隔
制御（リモコン）動作はできないようにする方が良い。
受信用アンテナ２ａは窓ガラス１６が全閉成時に露出
し、全開放時にドア１７の内部に格納するため、窓ガラ
ス１６が開放状態にある状況下では、受信感度は大幅に
低下して遠方位置からのドアロックの作動は受け付けな
いように作用する。
のドア１７の窓ガラス１６に貼り付けて成る構成を有す
る受信用アンテナ２ａを使用した場合に、窓ガラス１６
が開放状態にある時、ドアロックを作動する意味が無
く、むしろ窓ガラス１６の閉め忘れ防止のためにも遠隔
制御（リモコン）動作はできないようにする方が良い。
受信用アンテナ２ａは窓ガラス１６が全閉成時に露出
し、全開放時にドア１７の内部に格納するため、窓ガラ
ス１６が開放状態にある状況下では、受信感度は大幅に
低下して遠方位置からのドアロックの作動は受け付けな
いように作用する。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係わる
電波式キーレスエントリーシステムは、ドアロック用の
アクチュエータを内蔵したケース体の内部に、受信用ア
ンテナによって受信した電波信号を検波・復調する受信
機と、この受信機の出力信号を制御して、上記アクチュ
エータの正・逆回転方向を制御する制御装置と、ドアの
施錠・解錠状態で開閉作動する状態スイッチと、上記受
信用アンテナと上記受信機とを接続するためのアンテナ
インターフェースと、をそれぞれ集合構造体として収納
して成る構成としたので、既存の集中ドアロックシステ
ムの乗用車を所有するユーザが、遠隔制御型の電波式キ
ーレスエントリーシステムにシステム変更しようとする
場合に、ドアロック用のアクチュエータを内蔵したケー
ス体を、運転席側のドアの内部に後付けにより装着する
のみで簡単にシステム変更が可能となり、これにより、
部品の後付け工数を容易に簡略化することができると共
に、後付け費用も大幅に低減することができるなどの優
れた効果を奏する。
電波式キーレスエントリーシステムは、ドアロック用の
アクチュエータを内蔵したケース体の内部に、受信用ア
ンテナによって受信した電波信号を検波・復調する受信
機と、この受信機の出力信号を制御して、上記アクチュ
エータの正・逆回転方向を制御する制御装置と、ドアの
施錠・解錠状態で開閉作動する状態スイッチと、上記受
信用アンテナと上記受信機とを接続するためのアンテナ
インターフェースと、をそれぞれ集合構造体として収納
して成る構成としたので、既存の集中ドアロックシステ
ムの乗用車を所有するユーザが、遠隔制御型の電波式キ
ーレスエントリーシステムにシステム変更しようとする
場合に、ドアロック用のアクチュエータを内蔵したケー
ス体を、運転席側のドアの内部に後付けにより装着する
のみで簡単にシステム変更が可能となり、これにより、
部品の後付け工数を容易に簡略化することができると共
に、後付け費用も大幅に低減することができるなどの優
れた効果を奏する。
【００２５】また、受信用アンテナとして、運転席側に
ドアの窓ガラスに貼り付けて成る構成のもの、あるい
は、アンテナ導線をノブロッドに複数回巻き付けて成る
構成のものを使用した受信用アンテナでは、特に、ＵＨ
Ｆ帯域にある３００ＭＨｚ以上の高周波数の信号を受信
するのに極めて良好な受信性能が得られる利点があり、
さらに、各受信用アンテナはアンテナインターフェース
に対して容易に接続できる位置に装着し得るなどの効果
がある。
ドアの窓ガラスに貼り付けて成る構成のもの、あるい
は、アンテナ導線をノブロッドに複数回巻き付けて成る
構成のものを使用した受信用アンテナでは、特に、ＵＨ
Ｆ帯域にある３００ＭＨｚ以上の高周波数の信号を受信
するのに極めて良好な受信性能が得られる利点があり、
さらに、各受信用アンテナはアンテナインターフェース
に対して容易に接続できる位置に装着し得るなどの効果
がある。
【図１】この発明の実施例である電波式キーレスエント
リーシステム構成を概略的に示す構成図である。
リーシステム構成を概略的に示す構成図である。
【図２】図１のアンテナインターフェースに、車両の運
転席側の窓ガラスに貼り付けて成る構成を有する一例の
受信用アンテナを接続する取り付け態様を示す説明図で
ある。
転席側の窓ガラスに貼り付けて成る構成を有する一例の
受信用アンテナを接続する取り付け態様を示す説明図で
ある。
【図３】図１のアンテナインターフェースに接続する他
の一例の受信用アンテナの構成を概略的に示す構成図で
ある。
の一例の受信用アンテナの構成を概略的に示す構成図で
ある。
１ 送信機（トランスミッター） ２，２ａ，２ｂ 受信用アンテナ ３ 受信機（受信モジュール） ４，１０ アクチュエータ（モータ） ５ 制御装置（コントロールモジュール） ６ 状態スイッチ ７ アンテナインターフェース ８ ケース体 ９ ドアロックタイマー ９ａ リレー １１ バッテリー電源（ＢＡＴ） １２ アクセサリー電源（Ａｃｃ） １３ キーインスイッチ（ＫＥＹ−ＩＮ ＳＷ） １４ ドアスイッチ（ＤＯＯＲ ＳＷ ＤＲ） １５ ドアスイッチ（ＤＯＯＲ ＳＷ ＡＬＬ） １６ 窓ガラス １７ ドア １８ ドアラッチ機構 １９ ロックノブ ２０ アンテナ導線（アンテナハーネス） ２１ ノブロッド
Claims (3)
- 【請求項１】 送信機からの信号を受信用アンテナによ
って受信し、この受信した信号に基づいて車両に搭載し
たドアロック用のアクチュエータを作動させる電波式キ
ーレスエントリーシステムにおいて、 上記アクチュエータを内蔵したケース体の内部に、 上記受信用アンテナによって受信した電波信号を検波・
復調する受信機と、 上記受信機の出力信号であるコード信号を登録コード信
号と照合・制御し、上記アクチュエータの正・逆回転方
向を制御する制御装置と、 ドアの施錠・解錠状態で開閉作動する状態スイッチと、 上記受信用アンテナと上記受信機とを接続するためのア
ンテナインターフェースと、をそれぞれ集合構造体とし
て収納して成る構成としたことを特徴とする電波式キー
レスエントリーシステム。 - 【請求項２】 上記請求項１記載の電波式キーレスエン
トリーシステムにおいて、 上記受信用アンテナは、車両の運転席側の開閉される窓
ガラスに貼り付けて成る構成としたことを特徴とする電
波式キーレスエントリーシステム。 - 【請求項３】 上記請求項１記載の電波式キーレスエン
トリーシステムにおいて、 上記受信用アンテナは、アンテナ導線をノブロッドに複
数回巻き付けて成る構成としたことを特徴とする電波式
キーレスエントリーシステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5745098A JPH11241538A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 電波式キーレスエントリーシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5745098A JPH11241538A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 電波式キーレスエントリーシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11241538A true JPH11241538A (ja) | 1999-09-07 |
Family
ID=13056014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5745098A Abandoned JPH11241538A (ja) | 1998-02-23 | 1998-02-23 | 電波式キーレスエントリーシステム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11241538A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011225051A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Tokai Rika Co Ltd | 無線通信システム |
-
1998
- 1998-02-23 JP JP5745098A patent/JPH11241538A/ja not_active Abandoned
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011225051A (ja) * | 2010-04-16 | 2011-11-10 | Tokai Rika Co Ltd | 無線通信システム |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050221 |
|
| A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060720 |