JP2003184377A - 電子錠システム用携帯機及び電子錠システム - Google Patents

電子錠システム用携帯機及び電子錠システム

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JP2003184377A
JP2003184377A JP2001383006A JP2001383006A JP2003184377A JP 2003184377 A JP2003184377 A JP 2003184377A JP 2001383006 A JP2001383006 A JP 2001383006A JP 2001383006 A JP2001383006 A JP 2001383006A JP 2003184377 A JP2003184377 A JP 2003184377A
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Japan
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door lock
portable device
control device
lock control
interface unit
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JP2001383006A
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English (en)
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Hidekazu Tsuchimoto
秀和 土本
Yoshiyuki Mizuno
善之 水野
Fumio Umeda
文雄 梅田
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】セキュリティレベルの低下及び利便性の低下を
防止しつつ、構造の簡素化及び小型化を図ることができ
る電子錠用携帯機を提供する。 【解決手段】携帯機11は、第1インターフェイス部1
2、マイコン13、操作スイッチ14、減衰器16を備
えている。マイコン13は、操作スイッチ14が操作さ
れていないときには減衰器16に対して作動信号を出力
する。このため、第1インターフェイス部12の受信感
度及び出力強度は低くなる。また、マイコン13は、操
作スイッチ14が操作されたときには減衰器16に対し
て非作動信号を出力する。このため、第1インターフェ
イス部12のドア錠制御装置21との通信可能領域は、
第1インターフェイス部12の性能に準じたものとな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、近距離無線通信技
術を用いた電子錠システムの携帯機及び電子錠システム
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅等の建物や車両などのドア
錠は、ドアに設けられた鍵穴に機械的なキーを挿入して
回動することにより、施錠・解錠されるようになってい
る。
【0003】しかし近年では、セキュリティの向上や操
作性の向上を目的に、IDコードを用いた電子制御によ
るドア錠の施解錠制御装置が提案されている。そして、
この種の施解錠制御装置として、スマートキーシステム
が提案されている。
【0004】このスマートキーシステムは、所有者(家
人・運転者など)によって所持される携帯機と、ドア錠
の近辺に設けられたドア錠制御装置とから構成されてい
る。そして、携帯機とドア錠制御装置との相互通信に基
づき、所有者がドアに近づいたときにドア錠が自動的に
解錠され、所有者がドアから遠ざかったときにドア錠が
自動的に施錠されるようになっている。
【0005】詳しくは、例えば図5に示すスマートキー
システム51は、車両52の所有者によって所持される
携帯機53と、車両52内に配設されたドア錠制御装置
61とを備えている。
【0006】図6に示すように、携帯機53は、受信回
路54、マイクロコンピュータ(マイコン)55、送信
回路56及び操作スイッチ57を備えている。受信回路
54は、受信アンテナ58aを介してドア錠制御装置6
1から出力されるリクエスト信号を受信する。そして、
そのリクエスト信号がマイコン55に入力されると、マ
イコン55は送信回路56に対して所定のIDコードを
含むIDコード信号を自動的に出力する。送信回路56
は、このIDコード信号を所定周波数の電波に変換し、
送信アンテナ58bを介して送信する。
【0007】一方、図6に示すように、このドア錠制御
装置61は、送信回路62、受信回路63及びマイクロ
コンピュータ(マイコン)64を備えている。マイコン
64は送信回路62に対してリクエスト信号を出力し、
送信回路62は送信アンテナ65aを介して車両52周
辺の1〜2m程度の領域(図5に示す領域A)にリクエ
スト信号を間欠的に出力する。そして、このリクエスト
信号に応答して携帯機53からIDコード信号が送信さ
れると、受信回路63は受信アンテナ65bを介してそ
のIDコード信号を受信する。マイコン64は、IDコ
ード信号に含まれるIDコードと自身に予め設定された
IDコードとの比較(IDコード照合)を行う。そし
て、マイコン64は、それらIDコード同士が一致した
ときにドア錠機構66に対して解錠駆動信号を出力し、
ドア錠を解錠させる。すなわち、図5に示したリクエス
ト信号の出力領域A内に携帯機53が侵入すると携帯機
53とドア錠制御装置61との間で相互通信が行われ、
ドア錠が自動的に解錠される。また、ドア錠制御マイコ
ン64は、該IDコード同士が一致しないときまたはI
Dコード信号を受信できないときには、ドア錠機構66
に対して施錠駆動信号を出力し、ドア錠を施錠させる。
すなわち、リクエスト信号の出力領域A外に携帯機53
が離間すると、携帯機53とドア錠制御装置61との間
の相互通信が行われなくなり、ドア錠が自動的に施錠さ
れる。
【0008】このため、携帯機53の所有者は、車両5
2に近接・離間することにより、何ら操作を行うことな
くドア錠の施解錠を行うことができる。また、IDコー
ド照合によってドア錠の施解錠が行われるため、セキュ
リティレベルも向上する。
【0009】また、携帯機53は、操作スイッチ57が
操作されたときには、前記IDコードと施錠コードまた
は解錠コードとを含む施解錠操作信号を送信アンテナ5
8bから送信する。なお、この施解錠操作信号による携
帯機53とドア錠制御装置61との通信可能領域は、1
0m程度に設定されている。そして、ドア錠制御装置6
1は、この施解錠操作信号を受信して各IDコード同士
が一致したときには、施錠コードまたは解錠コードに基
づいてドア錠を施解錠させる。このため、携帯機53が
リクエスト信号の出力領域A外に位置している場合であ
っても、操作スイッチ57を操作することによってドア
錠を施解錠させることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、携帯機53
は、所有者が携帯する際に邪魔にならないようにするた
めに小型であることが望ましい。また、ドア錠制御装置
61においても、車両52への搭載スペースを省スペー
ス化するために小型であることが望ましい。
【0011】しかしながら、従来の携帯機53は、受信
回路54、マイコン55、送信回路56、2つのアンテ
ナ58a,58bといった多くの部品が必要である。こ
のため、携帯機53の大幅な小型化を図ることは困難で
あった。また、ドア錠制御装置61は、送信回路62、
受信回路63、マイコン64、2つのアンテナ65a,
65bといった多くの部品が必要である。このため、ド
ア錠制御装置61の大幅な小型化を図ることも困難であ
った。
【0012】そこで、Bluetooth(R)に代表
される近距離無線通信インターフェイスを用いることが
考えられる。すなわち、携帯機53においては、受信回
路54、送信回路56及び各アンテナ58a,58bを
近距離無線通信インターフェイスに置換する。また、ド
ア錠制御装置61においては、送信回路62、受信回路
63及び各アンテナ65a,65bを近距離無線通信イ
ンターフェイスに置換する。このようにすれば、近距離
無線通信インターフェイスは、通信範囲が狭い(半径1
0m程度)、小型である、低価格であるといった利点が
あるため、スマートキーシステム51の大幅な小型化が
実現可能となる。
【0013】ところが、近距離無線通信インターフェイ
スの通信範囲が半径10m程度である場合、携帯機53
の所有者が車両52から10m程度離れた場所に位置し
ていても携帯機53とドア錠制御装置61との間で相互
通信が行われてしまい、ドア錠が解錠されてしまう。よ
って、セキュリティレベルが低下してしまうといった不
都合が生じる。
【0014】また、近距離無線通信インターフェイスの
通信範囲が半径1〜2m程度である場合、携帯機53の
操作スイッチ57の操作によってドア錠を施解錠させる
ことができる領域も、車両52から1〜2mの範囲とな
る。よって、利便性が低下してしまうといった不都合が
生じる。
【0015】本発明はこうした実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、セキュリティレベルの低下及び
利便性の低下を防止しつつ、構造の簡素化及び小型化を
図ることができる電子錠用携帯機及び電子錠システムを
提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、錠制御装置と近距離
無線通信を行い、その無線通信に基づいて錠を施解錠さ
せる電子錠システム用携帯機であって、前記錠制御装置
と相互通信を行う近距離無線通信インターフェイス部
と、その近距離無線通信インターフェイス部から錠制御
装置に対する送信信号の送信を制御する制御手段と、所
有者によって操作される操作手段と、該近距離無線通信
インターフェイス部と前記錠制御装置との通信可能領域
を変化させ、前記操作手段が操作されたときには同操作
手段が操作されていないときよりも前記通信可能領域を
広くする通信領域可変手段とを備えたことを要旨とす
る。
【0017】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の電子錠システム用携帯機において、前記通信領域可
変手段は、前記操作手段が操作されていないことを条件
として作動状態となり、前記操作手段が操作されたこと
を条件として非作動状態となる減衰器であることを要旨
とする。
【0018】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の携帯機と、前記携帯機の近距離無線
通信インターフェイス部と相互通信を行う近距離無線通
信インターフェイス部を有し、前記携帯機から送信され
た送信信号に基づいて錠を施解錠する錠制御装置とを備
えたことを要旨とする。
【0019】以下、本発明の「作用」について説明す
る。請求項1〜3に記載の発明によると、携帯機におけ
る錠制御装置との相互通信は、近距離無線通信インター
フェイス部によって行われる。このため、こうした近距
離無線通信インターフェイス部を携帯機に用いることに
より、携帯機の構造が簡素化されるとともに、大幅な小
型化が可能となる。しかも、通信領域可変手段により、
近距離無線通信インターフェイス部の錠制御装置との通
信可能領域が操作手段の操作状態に応じて変えられる。
そして、該通信可能領域は、操作手段が操作されたとき
には同操作手段が操作されていないときよりも広くなる
ようになっている。このため、操作手段が操作されてい
ない状態においては、操作手段が操作された状態よりも
錠制御装置に近接しないと、携帯機と錠制御装置との間
で相互通信が行われないようになる。
【0020】請求項2に記載の発明によると、携帯機に
おける錠制御装置との通信可能領域は減衰器によって変
化される。つまり、近距離無線通信インターフェイス部
の性能を減衰器によって低下させるか否かにより、通信
可能領域を変化させるようになっている。このため、通
信領域可変手段として増幅器を用いた場合に比べて、回
路構成が単純になるとともに、通信可能領域の可変制御
を容易に行うことが可能となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態の車両用ドア錠制御システムを図1〜図4に基づき
詳細に説明する。
【0022】図1及び図2に示すように、ドア錠制御シ
ステム1は、車両2の所有者(運転者)によって所持さ
れる携帯機11と、車両2内に配設されたドア錠制御装
置21とを備えている。
【0023】携帯機11は、第1の近距離無線通信イン
ターフェイス部(第1インターフェイス部)12、制御
手段としてのマイクロコンピュータ(マイコン)13、
操作手段としての操作スイッチ14、アンテナ15及び
通信領域可変手段としての減衰器16を備えている。
【0024】第1インターフェイス部12は、10メー
トル程度の近距離無線通信が可能なBluetooth
(ブルートゥース)用チップによって構成されている。
この第1インターフェイス部12は、マイコン13に電
気的に接続されるとともに、減衰器16を介してアンテ
ナ15に接続されている。このため、第1インターフェ
イス部12は、減衰器16及びアンテナ15を介して無
線信号の送受信を行うようになっている。詳しくは、第
1インターフェイス部12は、後記するドア錠制御装置
21から送信されたリクエスト信号を、アンテナ15及
び減衰器16を介して受信する。そして、受信したリク
エスト信号をパルス信号に復調してマイコン13に対し
て出力する。また、第1インターフェイス部12は、マ
イコン13から出力された後記するIDコード信号また
は施解錠操作信号を無線通信に適したパケット形式に変
換するとともに、そのパケット信号を電波信号に変調す
る。そして、第1インターフェイス部12は、その電波
信号を、減衰器16及びアンテナ15を介して外部に送
信する。
【0025】操作スイッチ14は、携帯機11の外面等
に設けられた押しボタンスイッチなどからなり、マイコ
ン13に電気的に接続されている。減衰器16はマイコ
ン13に電気的に接続され、マイコン13から作動信号
が出力されているときに作動状態となり、マイコン13
から作動信号が出力されていないときに非作動状態とな
る。そして、作動状態において減衰器16は、アンテナ
15の受信感度及び第1インターフェイス部12から出
力された電波信号を、所定の減衰率で減衰させる。この
ため、アンテナ15の受信感度及び出力強度が低くな
り、ドア錠制御装置21と通信可能な領域が小さくな
る。すなわち、減衰器16の作動状態においては、第1
インターフェイス部12の受信感度及び出力強度が低く
なった状態となる。なお、本実施形態において減衰器1
6は、第1インターフェイス部12の通信可能領域を、
1〜2m程度となる領域(図2(a)に示す領域A1)
まで減衰させるようになっている。つまり、減衰器16
は、第1インターフェイス部12の出力強度及び受信感
度を5分の1〜10分の1まで減衰させるようになって
いる。
【0026】マイコン13は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであ
る。このマイコン13は、操作スイッチ14が操作され
ていない状態では減衰器16に対して作動信号を出力
し、操作スイッチ14が操作されたときには減衰器16
に対して非作動信号を出力する。このため、第1インタ
ーフェイス部12は、操作スイッチ14が操作されたと
きにのみ10m程度の通信可能領域となり、通常は1〜
2m程度の通信可能領域となる。
【0027】そして、マイコン13は、第1インターフ
ェイス部12によって受信したリクエスト信号が入力さ
れると、そのリクエスト信号に応答して所定のIDコー
ドを含むIDコード信号を第1インターフェイス部12
に対して自動的に出力する。
【0028】また、マイコン13は、操作スイッチ14
が操作されると、減衰器16に対して非作動信号を出力
する。それとともにマイコン13は、前記IDコードと
施解錠コードとを含む施解錠操作信号を第1インターフ
ェイス部12に対して出力する。詳しくは、マイコン1
3は、操作スイッチ14によって解錠の旨を示す操作が
行われたときには、IDコードと解錠コードとを含む施
解錠操作信号(解錠操作信号)を出力する。これに対
し、マイコン13は、操作スイッチ14によって施錠の
旨を示す操作が行われたときには、第1インターフェイ
ス部12に対してIDコードと施錠コードとを含む施解
錠操作信号(施錠操作信号)を出力する。このため、第
1インターフェイス部12によって電波信号に変換され
た施解錠操作信号は、減衰器16によって減衰されない
状態でアンテナ15から外部に送信される。よって、施
解錠操作信号の出力領域は、携帯機11周辺の10m程
度の領域(図2(b)に示す領域A2)となる。
【0029】一方、ドア錠制御装置21は、第2近距離
無線通信インターフェイス部(第2インターフェイス
部)22、マイクロコンピュータ(マイコン)23及び
アンテナ24を備えている。第2インターフェイス部2
2及びマイコン23は電源25に接続され、この電源2
5によって供給される電力によって駆動するようになっ
ている。また、マイコン23には、ドア錠駆動装置26
が電気的に接続されている。なお、ドア錠駆動装置26
は、車両2のドアの近辺に設けられ、ドア錠を電気的に
施解錠するアクチュエータである。
【0030】第2インターフェイス部22は、前記第1
インターフェイス部12と同様に、10メートル程度の
近距離無線通信が可能なBluetooth(ブルート
ゥース)用チップによって構成されている。この第2イ
ンターフェイス部22は、マイコン23に電気的に接続
されるとともに、アンテナ24に接続されている。この
ため、第2インターフェイス部22は、アンテナ24を
介して無線信号の送受信を行うようになっている。詳し
くは、第2インターフェイス部22は、マイコン23か
ら出力されたリクエスト信号を無線通信に適したパケッ
ト形式に変換するとともに、そのパケット信号を電波信
号に変調する。そして、第2インターフェイス部22
は、その電波信号を、アンテナ24を介して外部に送信
する。また、第2インターフェイス部22は、携帯機1
1から送信されたIDコード信号または施解錠操作信号
を、アンテナ24を介して受信すると、その信号をパル
ス信号に復調してマイコン23に対して出力する。
【0031】マイコン23は、具体的には図示しないC
PU、ROM、RAM等からなるCPUユニットであ
り、第2インターフェイス部22に対して所定のリクエ
スト信号を間欠的に出力する。このリクエスト信号は、
図2に示すように、車両2の周辺の10m程度の領域A
3に出力される。また、マイコン23には、予め設定さ
れた所定のIDコードが記録されている。
【0032】そして、マイコン23は、第2インターフ
ェイス部22によって受信したIDコード信号または施
解錠操作信号が入力されると、それらの信号に含まれる
IDコードと、自身に設定されたIDコードとの比較
(IDコード照合)を行う。そして、それらIDコード
同士が一致したときにマイコン23は、ドア錠駆動装置
26に対して駆動信号を出力する。詳しくは、マイコン
23に入力された信号がIDコード信号または解錠操作
信号である場合には、ドア錠を解錠させる旨の駆動信号
をドア錠駆動装置26に対して出力する。また、マイコ
ン23に入力された信号が施錠操作信号である場合に
は、ドア錠を施錠させる旨の駆動信号をドア錠駆動装置
26に対して出力する。
【0033】ところで、こうしたドア錠制御装置21に
対して給電を行う電源25は、2次電池によって構成さ
れ、充電制御部27に接続されている。充電制御部27
は車両2のバッテリ28に接続されるとともに、イグニ
ッションスイッチ29及び緊急充電スイッチ30に接続
されている。各スイッチ29,30は並列に接続され、
一端が充電制御部27に接続され、他端がバッテリ28
に接続されている。なお、イグニッションスイッチ29
は、車両室内に設けられたキースイッチが「イグニッシ
ョンON」状態となったときにON状態となるスイッチ
である。また、緊急充電スイッチ30は、車両室内の例
えばインストルメントパネルやセンターコンソール等に
設けられたスイッチである。
【0034】そして、充電制御部27は、イグニッショ
ンスイッチ29または緊急充電スイッチ30のON・O
FF状態に基づいて電源25への充電制御を行うように
なっている。詳しくは、充電制御部27は、入力信号の
レベルに基づいて各スイッチ29,30のON・OFF
状態を監視する。これにより、充電制御部27は、各ス
イッチ29,30のうちの少なくとも一方がON状態に
あるときに、電源25の充電を行うようになっている。
このため、エンジンの駆動中や、エンジンの停止状態に
おいてイグニッションスイッチ29がON状態となって
いるときまたは緊急充電スイッチ30がON状態となっ
ているときにのみ、電源25の充電が行われる。よっ
て、例えば車両2が長時間駐車された状態でリクエスト
信号の送信が行われることによって電源25が電池切れ
となっても、バッテリ28がバッテリ上がりとなってし
まうことがない。すなわち、ドア錠制御装置21の動作
によってバッテリ28がバッテリ上がりとなってしまう
ことを確実に防止することができる。また、エンジンの
駆動中には電源25が充電されるため、電源25が頻繁
に電池切れとなってしまうことも防止することができ
る。さらに、車両室内には緊急充電スイッチ30が設け
られているため、電源25の電池切れ時には、このスイ
ッチ30を操作することによって臨時的に電源25の充
電を行うことができる。このため、イグニッションスイ
ッチ29をONさせるためにドア錠制御装置21と携帯
機11との相互通信が必要な場合(イモビライザ機能や
スマートイグニッション機能を有している場合)にも、
確実にエンジンを始動させることができるようになる。
【0035】次に、このように構成されたドア錠制御シ
ステム1の基本的な動作態様を、図3及び図4に従って
説明する。図3にステップS1で示すように携帯機11
の操作スイッチ14が操作されていない状態では、ステ
ップS2で示すようにマイコン13から減衰器16に対
して作動信号が出力されて減衰器16が作動される。こ
のため、携帯機11の通信可能領域は、図2(a)に示
した領域A1となる。また、ステップS3で示すよう
に、ドア錠制御装置21は、リクエスト信号を送信す
る。このリクエスト信号は、同図に示した領域A3に送
信される。そして、同図に示すように、携帯機11が車
両2に近づき、携帯機11がリクエスト信号の送信領域
A3内に入ると、ステップS4で示すように、携帯機1
1はリクエスト信号を受信してIDコード信号を送信す
る。ここで、ドア錠制御装置21が携帯機11の通信可
能領域A1内に位置していれば、ドア錠制御装置21は
このIDコード信号を受信してIDコード照合を行う。
そして、ステップS5で示すように、ドア錠制御装置2
1は、各IDコード同士が一致したときにドア錠駆動装
置26に駆動信号を出力してドア錠を解錠させる。この
ため、携帯機11の所有者(運転者)は、車両2から1
〜2mの範囲内に近づくだけで何ら操作を行うことなく
ドア錠を自動的に解錠させることができる。
【0036】また、ステップS6で示すように、ドア錠
制御装置21は、その後もリクエスト信号を間欠的に送
信し続ける。そして、ステップS7で示すように、例え
ば携帯機11がリクエスト信号の送信領域A3外に移動
するなどしてリクエスト信号を受信できなくなると、携
帯機11はIDコード信号を送信しなくなる。このた
め、ステップS8で示すようにドア錠制御装置21はI
Dコード信号を受信できなくなり、ステップS9で示す
ようにドア錠駆動装置26に対して駆動信号を出力して
ドア錠を施錠させる。よって、運転者は、車両2から1
〜2mの範囲外に離間するだけで何ら操作を行うことな
くドア錠を自動的に施錠させることができる。
【0037】一方、図4にステップS11で示すように
携帯機11の操作スイッチ14が操作されると、ステッ
プS12で示すようにマイコン13から減衰器16に対
して非作動信号が出力されて減衰器16が非作動状態と
なる。そして、この状態で携帯機11は施解錠操作信号
を送信する。減衰器16は非作動状態となっているた
め、この施解錠操作信号は携帯機11の周辺の10m程
度の領域(図2(b)に示した領域A2)に送信され
る。よって、同図に示すように、この施解錠操作信号の
送信領域A2内にドア錠制御装置21が位置した状態に
なると、ドア錠制御装置21は同施解錠操作信号を受信
してIDコード照合を行う。そして、ステップS14で
示すように各IDコード同士が一致したときに、ドア錠
制御装置21は、ステップS15で示すように施解錠操
作信号に含まれる施解錠コードに基づいてドア錠を施錠
または解錠させる。すなわち、ドア錠制御装置21は、
施解錠操作信号が施錠操作信号であればドア錠を施錠さ
せ、施解錠操作信号が解錠操作信号であればドア錠を解
錠させる。よって、運転者は、車両2から10m程度離
間した状態であっても、操作スイッチ14を操作するこ
とによってドア錠を遠隔的に施解錠することが可能とな
る。
【0038】したがって、本実施形態によれば以下のよ
うな効果を得ることができる。 (1)携帯機11とドア錠制御装置21との相互通信
は、第1インターフェイス部12及び第2インターフェ
イス部22によって行われる。このため、これらインタ
ーフェイス部12,22を携帯機11及びドア錠制御装
置21に用いることにより、携帯機11及びドア錠制御
装置21の構造を簡素化することできるとともに、大幅
な小型化を図ることができる。しかも、携帯機11には
通信領域可変手段としての減衰器16が設けられ、この
減衰器16により、第1インターフェイス部12の錠制
御装置21との通信可能領域が操作スイッチ14の操作
状態に応じて変えられる。そして、操作スイッチ14が
操作されていない場合、該通信可能領域は1〜2m程度
となる。このため、携帯機11の所有者(運転者)がド
ア錠制御装置21周辺の1〜2mの範囲内まで近接した
ときに、ドア錠が自動的に解錠される。よって、10m
程度の通信領域を有する第1インターフェイス部12を
携帯機11に用いても、車両2から10m離れた場所に
運転者が位置しているときにドア錠が自動的に解錠され
てしまうといった不都合がない。したがって、車両2の
セキュリティレベルを確保することができる。また、操
作スイッチ14が操作された場合、第1インターフェイ
ス部12の錠制御装置21との通信可能領域は10m程
度となる。このため、運転者が車両2から10m程度は
なれた場所で操作スイッチ14を操作したときには、そ
の操作に基づいてドア錠を遠隔的に施解錠させることが
できる。すなわち、車両2周辺の1〜2m程度の範囲内
に位置しないと操作スイッチ14によるドア錠の施解錠
を行えないといった不都合が生じない。したがって、ド
ア錠制御システム1の利便性が低下してしまうといった
不都合も防止することができる。
【0039】(2)携帯機11のドア錠制御装置21と
の通信可能領域は、減衰器16によって変化される。つ
まり、第1インターフェイス部12の通信性能を減衰器
16によって低下させるか否かにより、携帯機11とド
ア錠制御装置21との通信可能領域を変化させるように
なっている。このため、通信領域可変手段として増幅器
を用いた場合に比べて、回路構成が単純になるとともに
通信可能領域の可変制御を容易に行うことができる。
【0040】なお、本発明の実施形態は以下のように変
更してもよい。 ・ 前記実施形態では、携帯機11におけるドア錠制御
装置21との通信可能領域を減衰器16によって変化さ
せるようにしている。すなわち、前記実施形態では、通
信領域可変手段として減衰器16を用いている。しか
し、例えば通信領域可変手段として増幅器を用いる。そ
れとともに、第1インターフェイス部12として、1〜
2m程度の領域で通信可能な近距離無線通信インターフ
ェイス部を用い、増幅器によって携帯機11の通信可能
領域を変化させるようにしてもよい。そして、操作スイ
ッチ14が操作されたときのみに増幅器を作動させ、該
近距離無線通信インターフェイス部の通信可能領域を1
0m程度の領域となるように増幅させる。このようにす
れば、近距離無線通信インターフェイス部の電力消費量
が少なくなるとともに通常は増幅器が非作動状態となる
ため、携帯機11の電力消費量を低減させることができ
る。
【0041】・ 前記実施形態においてドア錠制御装置
21に電力を供給する電源25は、イグニッションスイ
ッチ29のON・OFF状態に基づいて充電が制御され
るようになっている。しかし、電源25は、例えばイグ
ニッションパルスやオルタネータ出力などに基づいて充
電が制御され、エンジンの駆動状態でのみ充電されるよ
うになっていてもよい。
【0042】・ 前記実施形態では、車両室内に緊急充
電スイッチ30が設けられている。しかし、この緊急充
電スイッチ30を省略してもよい。 ・ 前記実施形態においてドア錠制御装置21は電源2
5によって電力供給が行われるようになっている。しか
し、ドア錠制御装置21は、電源25を介さず、DC−
DCコンバータ等を介してバッテリ28から直接電力供
給されるようになっていてもよい。
【0043】・ 前記実施形態において電子錠制御シス
テムは、車両2のドア錠の施解錠を制御するドア錠制御
システム1に具体化されている。しかし、電子錠制御シ
ステムは、こうした車両2のドア錠に限らず、住宅等の
建物用ドアのドア錠制御システムや、窓錠制御システム
など、各種電子錠制御システムとして具体化されてもよ
い。
【0044】次に、特許請求の範囲に記載された技術的
思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技
術的思想を以下に列挙する。 (1) 請求項3に記載の電子錠システムにおいて、前
記錠制御装置に給電を行う電源は、少なくともイグニッ
ションスイッチがON状態であることを条件として充電
される2次電池によって構成されていること。
【0045】(2) 錠制御装置と近距離無線通信を行
い、その無線通信に基づいて錠を施解錠させる電子錠シ
ステム用携帯機であって、前記錠制御装置と相互通信を
行う近距離無線通信インターフェイス部と、その近距離
無線通信インターフェイス部から錠制御装置に対する送
信信号の送信を制御する制御手段と、所定の条件に基づ
いて該近距離無線通信インターフェイス部と前記錠制御
装置との通信可能領域を変化させる通信領域可変手段と
を備えたことを特徴とする電子錠システム用携帯機。
【0046】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,2に記
載の発明によれば、電子錠システムのセキュリティレベ
ルの低下及び利便性の低下を防止しつつ、携帯機の構造
の簡素化及び小型化を図ることができる。
【0047】請求項2に記載の発明によれば、回路構成
を単純にすることができるとともに、通信可能領域の可
変制御を容易に行うことができる。請求項3に記載の発
明によれば、電子錠システムのセキュリティレベルの低
下及び利便性の低下を防止しつつ、該システムの構造の
簡素化及び小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のドア錠制御システムの概
略構成を示すブロック図。
【図2】(a),(b)は、同実施形態のドア錠制御装
置を備えた車両と携帯機との通信可能領域を示す概略平
面図。
【図3】同実施形態のドア錠制御システムの基本的な動
作態様を示すシーケンスチャート。
【図4】同実施形態のドア錠制御システムの基本的な動
作態様を示すシーケンスチャート。
【図5】従来のドア錠制御装置を備えた車両と携帯機と
の通信可能領域を示す概略平面図。
【図6】従来のスマートキーシステムの概略構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
1…ドア錠制御システム、2…車両、11…携帯機、1
2…第1近距離無線通信インターフェイス部(第1イン
ターフェイス部)、13…制御手段としてのマイクロコ
ンピュータ(マイコン)、14…操作手段としての操作
スイッチ、16…通信領域可変手段としての減衰器、2
1…ドア錠制御装置、22…第2近距離無線通信インタ
ーフェイス部(第2インターフェイス)、23…マイク
ロコンピュータ(マイコン)、25…電源、26…ドア
錠駆動装置、27…充電制御部、29…イグニッション
スイッチ、30…緊急充電スイッチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅田 文雄 愛知県丹羽郡大口町豊田三丁目260番地 株式会社東海理化電機製作所内 Fターム(参考) 2E250 AA02 AA03 AA21 BB08 BB22 BB42 CC20 DD06 FF27 FF36 HH01 JJ03 KK03 LL01 SS01 TT03 5K048 AA03 AA15 BA42 BA52 DA01 DC01 HA04 HA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 錠制御装置と近距離無線通信を行い、そ
    の無線通信に基づいて錠を施解錠させる電子錠システム
    用携帯機であって、 前記錠制御装置と相互通信を行う近距離無線通信インタ
    ーフェイス部と、その近距離無線通信インターフェイス
    部から錠制御装置に対する送信信号の送信を制御する制
    御手段と、所有者によって操作される操作手段と、該近
    距離無線通信インターフェイス部と前記錠制御装置との
    通信可能領域を変化させ、前記操作手段が操作されたと
    きには同操作手段が操作されていないときよりも前記通
    信可能領域を広くする通信領域可変手段とを備えたこと
    を特徴とする電子錠システム用携帯機。
  2. 【請求項2】 前記通信領域可変手段は、前記操作手段
    が操作されていないことを条件として作動状態となり、
    前記操作手段が操作されたことを条件として非作動状態
    となる減衰器であることを特徴とする請求項1に記載の
    電子錠システム用携帯機。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の携帯機
    と、 前記携帯機の近距離無線通信インターフェイス部と相互
    通信を行う近距離無線通信インターフェイス部を有し、
    前記携帯機から送信された送信信号に基づいて錠を施解
    錠する錠制御装置とを備えたことを特徴とする電子錠シ
    ステム。
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