JPH10166956A - 電気機器の動作状態再現方法および装置 - Google Patents

電気機器の動作状態再現方法および装置

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JPH10166956A
JPH10166956A JP32884996A JP32884996A JPH10166956A JP H10166956 A JPH10166956 A JP H10166956A JP 32884996 A JP32884996 A JP 32884996A JP 32884996 A JP32884996 A JP 32884996A JP H10166956 A JPH10166956 A JP H10166956A
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JP32884996A
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Hironori Kobayashi
弘典 小林
Koichi Tsutsui
浩一 筒井
Takashi Sasa
隆司 笹
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Denso Ten Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載オーディオ機器などの特定の空間に関連
する電気機器の動作状態を、予め設定される動作状態に
調整する手間を省く。 【解決手段】 自動車の車内にキーレス送信機1のボタ
ン3を操作してIDコードを含む信号を電波5を介して
送信すると、IDコード受信部7でIDコードが受信さ
れ、IDコード判読部8でIDコードが予め設定されて
いるコードと一致すれば、ドア施錠/解錠制御部9に制
御信号が与えられて、ドアの解錠が行われる。車載オー
ディオ装置10の動作状態は、IDコードと関連してI
Dコード・状態設定メモリ12に登録されており、受信
されたIDコードに関連して読出され、状態切換部11
によって再生部13の動作状態が切換えられ、IDコー
ド・状態設定メモリ12に登録されている動作状態が再
現される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室など
のキーレスエントリシステムが設けられている空間内
で、オーディオ装置などの電気機器の動作状態を再現す
る方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車のドアの施錠/解錠には、無線電
波などで遠隔的に操作可能なキーレスエントリシステム
が、直接キーを差込まなくても済むという利便性と、外
部からは容易に解読することができないという安全性と
を有しているので、好適に用いられている。キーレスエ
ントリシステムに関連する先行技術としては、特開平4
−146382などがある。車室内には、運転者や乗客
に対して快適な環境を提供したり、外部からの情報を受
信したりするためにオーディオ装置などが設けられてい
ることが多い。車載オーディオ装置のラジオ、コンパク
トディスク(以下「CD」と略称する)、オーディオテ
ープなどの音楽や情報のソースの選択状態や、音量やバ
ランス、トーンやディスプレイ表示の設定は、ドアを解
錠して自動車の車内に入ってから、オーディオ装置の前
面などに設けられているスイッチやつまみを操作するこ
とによって行われる。
【0003】たとえば、自動車の運転者が、最初はラジ
オから交通情報を聞いた後、CDなどの再生を行いなが
ら運転するような場合を想定する。自動車の使用を終了
した状態でそのまま車室外に出ていると、次に自動車を
運転しようとして車室内に入るときには、オーディオ装
置が交通情報を受信することができるように車載オーデ
ィオ装置の設定をやり直さなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】キーレスエントリシス
テムを用いて、自動車のドアの施錠/解錠が容易になっ
ても、車載オーディオ装置の動作状態の設定や前回の動
作状態への復帰には手間がかかる。キーレスエントリシ
ステムを用いて車室内への出入りの利便性を図っても、
車載オーディオ装置の動作状態の再現に時間を要し、手
間がかかってしまう。特に、複数の運転者が同一の自動
車を利用するような場合は、車載オーディオ装置の設定
も運転者毎に異なることがあるので、運転者が変わる毎
に設定をやり直さなければならず、状態再現に時間を要
し手間がかかる。
【0005】本発明の目的は、キーレスエントリ装置な
どを用いて車室内などの所定の空間に入ると、車載オー
ディオ装置などの空間に関連して設けられている電気機
器が、予め設定されている動作状態を自動的に再現する
ことができる電気機器の動作状態再現方法よび装置を提
供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠隔的に出入
口の解錠が可能な所定の空間に関連する電気機器の動作
状態を、予め設定される状態となるように再現する方法
であって、再現すべき動作状態を記憶しておき、所定の
空間への出入口の解錠が予め設定される識別コードを含
む信号によって遠隔的に行われるときに、電気機器の動
作を記憶された状態で再現することを特徴とする電気機
器の動作状態再現方法である。本発明に従えば、所定の
出入口の解錠を予め設定される識別コードを含む信号に
よって遠隔的に行えば、所定の空間に関連して設けられ
ている電気機器の動作が記憶されている動作状態で再現
される。電気機器動作状態を調整する手間を省き、所定
の空間に関連して設けられている電気機器をただちに好
適な動作状態とすることができる。
【0007】また本発明で前記所定の空間は自動車の車
室であり、前記電気機器は車載オーディオ装置であり、
前記遠隔的な出入口の解錠はキーレスエントリシステム
によって行われることを特徴とする。本発明に従えば、
キーレスエントリシステムが設けられている自動車の車
室にキーレスエントリシステムを利用して入るだけで、
車載オーディオ装置の動作状態、たとえば音量、バラン
ス、高低音の設定状態などを、車載オーディオ装置に触
れることなく、ドア解錠と同時に予め設定した状態で再
現することができる。
【0008】また本発明で前記再現すべき状態は、車載
オーディオ装置の表示状態であることを特徴とする。本
発明に従えば、キーレスエントリシステムを利用して自
動車の車室に入ると、車載オーディオ装置の操作パネル
や表示画面の表示状態が、予め設定してある状態に再現
されるので、再設定に要する手間を省くことができる。
【0009】また本発明で前記再現すべき動作状態は、
車載オーディオ装置を用いて行われるメッセージの伝達
であることを特徴とする。本発明に従えば、自動車の車
内にキーレスエントリシステムを利用して入ると、予め
オーディオ装置に登録した音声や文字によるメッセージ
が再現されるので、運転者の好みのメッセージを予め登
録しておくことによって、運転者は好ましい気分で自動
車の運転を開始することができる。
【0010】また本発明で前記再現すべき動作状態は、
車載オーディオ装置が再生するソースの選択であること
を特徴とする。本発明に従えば、キーレスエントリシス
テムで自動車のドアを解錠して車室内に入れば、車載オ
ーディオ装置が予め選択されるソースを再生するので、
たとえば運転の開始時には必ず交通情報の放送を聞くよ
うにしたり、特定の音楽を再生したりするような動作状
態を容易に再現することができ、動作状態再現のための
手間を省くことができる。
【0011】また本発明は、複数の動作状態をそれぞれ
異なる識別コードに対応させて記憶しておき、前記電気
機器の動作の再現は、解錠のための信号に含まれる識別
コードに対応する動作状態となるように行うことを特徴
とする。本発明に従えば、複数の利用者が同一の空間を
利用するときに、利用者毎に異なる識別コードを用いる
ようにすれば、各利用者は遠隔的な操作で空間の出入口
を解錠するだけで、各利用者毎に異なる電気機器の動作
状態を再現することができる。
【0012】さらに本発明は、所定の空間への出入口
を、遠隔的に送信される信号を受信し、受信信号中に予
め設定される識別コードが含まれるときに解錠するキー
レスエントリ手段と、所定の空間に関連する電気機器の
動作状態を、識別コードと対応させて記憶する記憶手段
と、キーレスエントリ手段が識別コードを含む信号を受
信するときに、電気機器が、識別コードに対応して記憶
手段に記憶されている動作状態を再現するように、制御
する制御手段とを含むことを特徴とする電気機器の動作
状態再現装置である。本発明に従えば、キーレスエント
リ手段を利用して所定の空間への出入口を遠隔的に解錠
すれば、所定の空間に関連する電気機器の動作状態とし
て、記憶手段に識別コードと対応させて記憶されている
動作状態が再現されるように制御手段によって制御され
る。空間の利用者はキーレスエントリ手段を用いて空間
の出入口を解錠するだけで空間に関連して設けられてい
る電気機器を、予め設定されている動作状態とすること
ができる。これによって、空間の利用者が空間に入って
から電気機器の動作状態を改めて設定する手間を省き、
空間の利用を快適に行うことができる。
【0013】また本発明で前記所定の空間は自動車の車
室であり、前記キーレスエントリ手段は、キーレス送信
機およびキーレス受信機を備え、キーレス送信機は、ボ
タン操作によって、前記識別コードとしての送信機の特
定コードと、自動車ドアの施錠/解錠命令を含むコード
とを生成し、無線で送信する機能を有し、キーレス受信
機は、キーレス送信機から送信されるコードを受信し、
受信されるコードが予め設定されるコードに一致すると
判定するときに、自動車のドアを施錠/解錠する制御信
号と送信機の特定コードとを出力する機能を有し、前記
制御手段は、キーレス送信機から出力される特定コード
に対応して記憶手段に記憶されている動作状態となるよ
うに車載オーディオ装置を切換え、自動車の運転者によ
って設定される車載オーディオ装置の動作状態を記憶手
段に記憶する状態切換手段を備えることを特徴とする。
本発明に従えば、キーレスエントリ装置位置のボタン操
作によって自動車のドアを解錠して車室に入ると、キー
レス受信機がキーレス送信機の特定コードを受信し、制
御手段が車載オーディオ装置の動作状態を記憶手段に記
憶されている動作状態となるように制御することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態の
概略的な電気的構成を示す。キーレス送信機1は、キー
レス受信機2とともに自動車のドアをコードレスで施錠
/解錠するためのキーレスエントリシステムを構成す
る。キーレス送信機1には操作のためのボタン3などが
設けられ、ボタン3を押して操作することによってアン
テナ4から特定の識別コード(以下「IDコード」と略
称する)を含む信号を電波5によってキーレス受信機2
側に送信する。IDコードは、その車両の錠に合わせ
て、予め設定され、キーレス送信機1およびキーレス受
信機2に登録されている。
【0015】キーレス受信機2では、キーレス送信機1
からの電波5による信号を、アンテナ6を介してIDコ
ード受信部7で受信する。IDコード受信部7で受信し
たIDコードは、IDコード判読部8で予め設定されて
いるIDコードと一致するか否かを判読し、一致すると
きにはドアを施錠または解錠するための制御信号をドア
施錠/解錠制御部9に与える。ドア施錠/解錠制御部9
は、自動車のドアの錠を、制御信号に従って施錠または
解錠する。
【0016】キーレス受信機2は、本実施形態では自動
車の車内に関連して設けられている車載オーディオ装置
10に内蔵されている。車載オーディオ装置10の動作
状態は、所定のIDコードを含む信号を電波5を介して
受信すると、状態切換部11によって、受信されたID
コードに関連してIDコード・状態設定メモリ12に記
憶されているデータが読出され、再生部13の動作状態
の切換えが行われる。再生部13は、たとえばラジオ・
CD・カセットテープ・テレビジョン(以下「TV」と
略称する)などを含む。
【0017】図2は、図1の実施形態でIDコード・状
態設定メモリ12にオーディオ装置10の動作状態を新
たに設定する手順を示す。ステップa1から動作を開始
し、ステップa2で車載オーディオ装置を使用して、再
生部13によるラジオの放送受信、CDの再生、カセッ
トテープの再生、TVの放送受信などが行われる。その
動作状態を再現すべき動作状態として設定するか否かを
ステップa3で判断する。動作状態を設定するときに
は、ステップa4で、たとえば車室内でキーレス送信機
1のボタン3を特定の態様で操作することなどによっ
て、そのとき使用されている動作状態をIDコード・状
態設定メモリ12に記憶する。次にステップa5で、そ
の動作状態に対応するIDコードをIDコード・状態設
定メモリ12に記憶する。ステップa5が終了すると
き、またはステップa3で動作状態設定を行わないと判
断するときには、ステップa6で動作状態設定のための
手順を終了する。ステップa4の動作状態記憶は、車載
オーディオ装置10の操作パネルに設けられているよう
なつまみなどを特定の態様で操作して行うようにするこ
ともできる。
【0018】図3は、キーレスエントリシステムを用い
て車室内に入る際に、車載オーディオ装置10の動作状
態が自動的に再現される動作を示す。ステップb1で動
作を開始し、ステップb2ではキーレス送信機1のボタ
ン3を操作する。ボタン3の操作に応答して、ステップ
b3でキーレス送信機1のアンテナ4からは、キーレス
送信機1の特定コードとしてのIDコードと、自動車ド
アの施錠/解錠命令を含んだコードとが生成されて送信
される。
【0019】ステップb4では、キーレス受信機7がI
Dコードを受信するのを待つ。IDコードが受信される
と、ステップb5でその車両用に予め設定されているI
Dコードと一致するか否かを判断する。IDコードが一
致すると、ステップb6で自動車のドアを解錠するため
の制御信号をドア施錠/解錠制御部9に与える。ステッ
プb7では、車載オーディオ装置10の動作状態を、I
Dコード・状態設定メモリ12に記憶されているデータ
の内容となるように状態切換部11によって切換える。
これによって再生部13における動作状態が再現され
る。ステップb7が終了したとき、またはステップb5
でIDコードが一致しないと判断されるときには、ステ
ップb8で動作を終了する。
【0020】図4は、本発明の実施の他の形態として車
載オーディオ装置20の表示パネルの設定状態を再現す
るための概略的な電気的構成を示す。図1の電気的構成
に対応する部分には同一の参照符を付し、重複した説明
を省略する。車載オーディオ装置20の状態切換部21
は、液晶表示装置(略称「LCD」)などの画面表示部
22と、操作パネルのつまみなどのバックライト等を制
御するバックライト等制御部23の動作状態を、IDコ
ード・状態設定メモリ12にIDコードと対応付けられ
て記憶されている動作状態に切換える。たとえばLCD
の画面の明るさや、車載オーディオ装置20の操作つま
みのバックライトの明るさや色、あるいは点灯状態など
を、運転者などの好みに合わせて調整しておくことによ
って、運転者が車室内に入ったときに改めて操作する手
間を省き、運転開始のための操作に注意を集中させるこ
とができる。
【0021】図5は、本発明の実施のさらに他の形態の
概略的な電気的構成を示す。本実施形態で、先行して説
明した実施形態に対応する部分には同一の参照符を付
し、重複した説明を省略する。本実施形態では、車載オ
ーディオ装置30の状態切換部31が、画面表示部22
でメッセージを画像表示するための登録・再生部32の
動作や、スピーカ33からメッセージを音声で再生する
ための登録・再生部34の動作状態を切換える。表示し
たり再生したりする文字メッセージや音声メッセージ
は、予め車載オーディオ装置30に組込まれて登録され
ているメッセージを選択するような構成や、運転者が任
意にメッセージをIDコード・状態設定メモリ12に記
憶して登録しておいて再生するような構成が可能であ
る。音声メッセージの登録には、カセットテープなどの
記録媒体を利用することもできる。
【0022】図6は、本発明の実施のさらに他の形態の
概略的な電気的構成を示す。本実施形態では、車載オー
ディオ装置40の状態切換部41によって、ラジオ4
2、カセットテープ43あるいはCD等44から運転者
の好みのオーディオの音楽の演奏ソースなどを選択して
おき、その選択状態を再現することができる。
【0023】また、本発明のさらに他の実施形態とし
て、ドア解錠時に運転者の好みのオーディオ装置の音楽
ソースが選択されるばかりではなく、さらに各ソースの
中で、ラジオならば放送局の選択として、AMかFMか
という周波数帯の選択、通常の放送か道路情報かという
受信周波数の選択などを行うこともできる。またCDや
カセットテープなどは、一つの記録媒体中での局番号や
演奏トラック番号などの指定を行うこともできる。さら
に車載オーディオ装置40内で、複数のCDやカセット
テープがオートチェンジャ装置などで任意に使用可能で
あれば、これらのグループ分け演奏の形態情報をIDコ
ード・状態設定メモリ12に登録しておくことによっ
て、IDコードを伴う信号が受信されてドアが解錠され
れば、ドア解錠と同時に運転者の好みの音楽ソースの詳
細な切換えを行うこともできる。
【0024】図7は、本発明の実施のさらに他の形態の
概略的な電気的構成を示す。車載オーディオ装置50
は、状態切換部51によって、再生する音量52、ステ
レオ再生の左右のバランス53、高音や低音の音質調整
のためのイコライザ等54を調整し、車室内を好みの音
場に設定することができる。キーレスエントリシステム
を用いてドアを解錠すると、ドア解錠と同時に登録され
ているIDコードを受信するだけで車室内の音場設定状
態を再現することができる。
【0025】本発明の実施のさらに他の形態として、以
上説明した各実施形態での動作状態を、複数のIDコー
ドに対応してIDコード・状態設定メモリ12に登録し
て記憶させておけば、キーレスエントリシステムで該当
するIDコードが受信されることによって、車載オーデ
ィオ装置の設定をそれぞれ切換えることができる。これ
によって、複数の利用者が同一の自動車を利用するよう
なときに、車載オーディオ装置の動作状態を、各利用者
の好みに合わせてドア解錠と同時に設定することができ
る。また、同一の利用者が複数のIDコードを使って、
再現する動作状態を切換えることもできる。
【0026】以上説明した各実施形態では、所定の空間
として自動車の車室にキーレスエントリシステムを用い
て入るときに車載オーディオ装置の動作状態を再現する
ようにしているけれども、一般の建物内部や部屋の内部
に利用者がキーレスエントリシステムを利用して入ると
きに、照明や空調装置の動作状態を好みに合わせて再現
することもできる。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、電気機器
の操作を直接行わなくても、空間に遠隔的な出入口の解
錠を行って入るだけで、電気機器の動作状態が予め記憶
されている状態となるように自動的に再現されるので、
再設定に要する手間を省き、空間の利用を初めから快適
な状態で行うことができる。
【0028】また本発明によれば、車載オーディオ装置
の動作状態を、予め記憶されている動作状態に、キーレ
スエントリシステムを用いてドアを解錠した直後に再現
させることができるので、自動車の内部に入ってから調
整し直す手間を省くことができる。
【0029】また本発明によれば、キーレスエントリシ
ステムを用いて自動車の車室内に入れば、車載オーディ
オ装置の表示が予め設定されている状態に再現されるの
で、手間をかけずに車載オーディオ装置を使用すること
ができる。
【0030】また本発明によれば、キーレスエントリシ
ステムを用いて自動車の車室に入れば、車載オーディオ
装置を用いて予め登録されているメッセージの伝達が行
われるので、自動車の運転を新たな気分で開始したりす
ることができる。
【0031】また本発明によれば、キーレスエントリシ
ステムを用いて自動車の車室内に入れば、予め選択され
るソースを車載オーディオ装置が再生するので、車室内
に入ってから車載オーディオ装置の操作を行う手間を省
くことができる。
【0032】また本発明によれば、複数の利用者にそれ
ぞれ異なる識別コードを割当てたり、一人の利用者が複
数の識別コードを使い分けることによって、識別コード
毎に異なる動作状態で電気機器の動作状態を再現するこ
とができるので、空間の利用を利用者にとって好ましい
状態で開始することができる。
【0033】さらに本発明によれば、所定の空間への出
入口をキーレスエントリ手段を用いて解錠すると、所定
の空間に関連する電気機器の動作状態が記憶手段に記憶
されている状態で再現されることができる。所定の空間
の利用者は、キーレスエントリ手段を用いて解錠するだ
けで、電気機器の動作状態を設定する手間を省くことが
できる。
【0034】また本発明によれば、自動車の車室への出
入りのためのドアの施錠/解錠をキーレス送信機から送
信される無線信号によって行い、ドアの解錠とともに車
載オーディオ装置の動作状態を記憶手段に記憶されてい
る状態で再現することができる。車載オーディオ装置の
動作状態を、車室内に入ってから行う必要はなく、運転
開始のための操作を車載オーディオ装置が動作している
快適な環境下で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の概略的な電気的構成を
示すブロック図である。
【図2】図1の実施形態で動作状態を登録する手順を示
すフローチャートである。
【図3】図1の実施形態で動作状態を再現する動作を示
すフローチャートである。
【図4】本発明の実施の他の形態の概略的な電気的構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施のさらに他の形態の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施のさらに他の形態の概略的な電気
的構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 キーレス送信機 2 キーレス受信機 3 ボタン 5 電波 7 IDコード受信部 8 IDコード判読部 9 ドア施錠/解錠制御部 10,20,30,40,50 車載オーディオ装置 11,21,31,41,51 状態切換部 12 IDコード・状態設定メモリ 13 再生部 22 画面表示部 23 バックライト等制御部 32,34 登録・再生部 33 スピーカ 42 ラジオ 43 カセットテープ 44 CD等 52 音量 53 バランス 54 イコライザ等

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔的に出入口の解錠が可能な所定の空
    間に関連する電気機器の動作状態を、予め設定される状
    態となるように再現する方法であって、 再現すべき動作状態を記憶しておき、 所定の空間への出入口の解錠が予め設定される識別コー
    ドを含む信号によって遠隔的に行われるときに、電気機
    器の動作を記憶された状態で再現することを特徴とする
    電気機器の動作状態再現方法。
  2. 【請求項2】 前記所定の空間は自動車の車室であり、 前記電気機器は車載オーディオ装置であり、 前記遠隔的な出入口の解錠はキーレスエントリシステム
    によって行われることを特徴とする請求項1記載の電気
    機器の動作状態再現方法。
  3. 【請求項3】 前記再現すべき状態は、車載オーディオ
    装置の表示状態であることを特徴とする請求項2記載の
    電気機器の動作状態再現方法。
  4. 【請求項4】 前記再現すべき動作状態は、車載オーデ
    ィオ装置を用いて行われるメッセージの伝達であること
    を特徴とする請求項2記載の電気機器の動作状態再現方
    法。
  5. 【請求項5】 前記再現すべき動作状態は、車載オーデ
    ィオ装置が再生するソースの選択であることを特徴とす
    る請求項2記載の電気機器の動作状態再現方法。
  6. 【請求項6】 複数の動作状態をそれぞれ異なる識別コ
    ードに対応させて記憶しておき、 前記電気機器の動作の再現は、解錠のための信号に含ま
    れる識別コードに対応する動作状態となるように行うこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電気機
    器の動作状態再現方法。
  7. 【請求項7】 所定の空間への出入口を、遠隔的に送信
    される信号を受信し、 受信信号中に予め設定される識別コードが含まれるとき
    に解錠するキーレスエントリ手段と、 所定の空間に関連する電気機器の動作状態を、識別コー
    ドと対応させて記憶する記憶手段と、 キーレスエントリ手段が識別コードを含む信号を受信す
    るときに、電気機器が、識別コードに対応して記憶手段
    に記憶されている動作状態を再現するように、制御する
    制御手段とを含むことを特徴とする電気機器の動作状態
    再現装置。
  8. 【請求項8】 前記所定の空間は自動車の車室であり、 前記キーレスエントリ手段は、キーレス送信機およびキ
    ーレス受信機を備え、キーレス送信機は、ボタン操作に
    よって、前記識別コードとしての送信機の特定コード
    と、自動車ドアの施錠/解錠命令を含むコードとを生成
    し、無線で送信する機能を有し、 キーレス受信機は、キーレス送信機から送信されるコー
    ドを受信し、受信されるコードが予め設定されるコード
    に一致すると判定するときに、自動車のドアを施錠/解
    錠する制御信号と送信機の特定コードとを出力する機能
    を有し、 前記制御手段は、キーレス送信機から出力される特定コ
    ードに対応して記憶手段に記憶されている動作状態とな
    るように車載オーディオ装置を切換え、自動車の運転者
    によって設定される車載オーディオ装置の動作状態を記
    憶手段に記憶する状態切換手段を備えることを特徴とす
    る請求項7記載の電気機器の動作状態再現装置。
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Cited By (7)

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