JP2002142278A - 機器制御方法および機器並びにリモコン送信機 - Google Patents

機器制御方法および機器並びにリモコン送信機

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JP2002142278A
JP2002142278A JP2000335332A JP2000335332A JP2002142278A JP 2002142278 A JP2002142278 A JP 2002142278A JP 2000335332 A JP2000335332 A JP 2000335332A JP 2000335332 A JP2000335332 A JP 2000335332A JP 2002142278 A JP2002142278 A JP 2002142278A
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Takanori Shimizu
孝紀 清水
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単なリモコン操作で、機器の複数のパラメ
ータを所望の状態に設定する。 【解決手段】 リモコン送信機32で入力切換回路16
の入力切換、サラウンド回路20のサラウンドモード切
換、グラフィックイコライザ22の周波数特性の調整、
電子ボリウム24の音量調整を個々に行う。リモコン送
信機32の所定のキー操作で記憶を指令すると、現時点
の各回路16,20,22,24のパラメータの設定内
容が不揮発性RAM40に記憶される。その後、リモコ
ン送信機32の所定の操作で再現を指令すると、不揮発
性RAM40が読み出されて、各回路16,20,2
2,24のパラメータが、該読み出された内容に設定さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リモコン送信機
の簡単な操作で機器の複数のパラメータを所望の状態に
設定できるようにした機器制御方法および機器並びにリ
モコン送信機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的なリモコン送信機は1つのキー操
作で1つのコードを送信するものであり、機器の複数の
パラメータを制御するには、パラメータごとにキー操作
を行う必要がある。例えば、AVアンプ(オーディオ・
ビジュアル用プリメインアンプ)において、入力切換を
「AUX」(補助入力)、サラウンドモード切換を「ド
ルビープロロジック」(商標)、ボリウムレベルを「3
0」、グラフィックイコライザを「低域および高域アッ
プ」という設定を行う場合、次のような操作を順次行う
必要がある。 (1)電源ボタンを押して、主電源をオンする。 (2)入力切換ボタンを押して「AUX」にする。入力
が5系統ある場合は最大で4回押す必要がある。 (3)サラウンドモード切換ボタンを押して「ドルビー
プロロジック」にする。サラウンドモードが8モードあ
る場合は、最大で7回押す必要がある。 (4)ボリウムボタンを押してボリウムレベルを「3
0」にする。 (5)グラフィックイコライザボタンを押して周波数帯
域を選ぶ。 (6)アップ/ダウンボタンを押して、レベルを設定す
る。 (7)(5)および(6)を繰り返す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のリモコン送信機
は、上述のように、機器の複数のパラメータを制御する
ためにはパラメータごとにキー操作を行う必要があり、
操作が面倒であった。また、機器のパラメータの好みの
設定は、視聴するソース(CD、ビデオ、DVD、ゲー
ム等)や視聴する人によってまちまちであり、その度に
設定をやり直すのは煩わしかった。また、1つのキー操
作で複数のコードをシーケンシャルに送信できるプログ
ラマブルリモコンも存在するが、プログラム操作が面倒
であった。また、プログラマブルリモコンに内蔵される
マイコンは、通常は汎用マイコンを用いることができ
ず、カスタムメイドのマイコンが必要となるので、プロ
グラマブルリモコンは一般に値段が高かった。この発明
は上述の点に鑑みてなされたもので、リモコン送信機の
簡単な操作で機器の複数のパラメータを所望の状態に設
定できるようにした機器制御方法および機器並びにリモ
コン送信機を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の機器制御方法
は、使用者のリモコン送信機の使用による、機器の任意
のパラメータ制御操作に基づき、該リモコン送信機から
機器の該当するパラメータを制御する指令を送信し、該
機器は該パラメータ制御指令を受信して該当するパラメ
ータを該指令された内容に制御し、使用者による前記リ
モコン送信機を使用した記憶操作に基づき該リモコン送
信機から記憶指令を送信し、前記機器は該記憶指令を受
信して該機器の複数のパラメータの現在の設定内容を該
機器内の設定内容保存用メモリに記憶し、使用者による
前記リモコン送信機を使用した再現操作に基づき該リモ
コン送信機から再現指令を送信し、前記機器は該再現指
令を受信し前記設定内容保存用メモリを読み出して該機
器の該当する複数のパラメータを該読み出された内容に
制御するものである。この機器制御方法によれば、リモ
コン送信機から記憶指令を送信することにより、機器は
該機器の複数のパラメータの現在の設定内容を該機器内
の設定内容保存用メモリに記憶し、リモコン送信機から
再現指令を送信することにより、該機器は該再現指令を
受信し前記設定内容保存用メモリを読み出して該機器の
該当する複数のパラメータを該読み出された内容に制御
するようにしたので、リモコン送信機の簡単な操作で機
器の複数のパラメータを所望の状態に設定することがで
きる。
【0005】この発明の機器は、被制御部と、リモコン
送信機から送信されるリモコン信号を受信する受信部
と、該受信したリモコン信号の指令内容を解析し、前記
被制御部を該解析した指令内容に制御する制御部と、前
記リモコン送信機で指令される前記被制御部の複数のパ
ラメータの設定内容を記憶する設定内容保存用メモリと
を具備し、前記制御部が、所定の記憶指令の受信を解析
したときに前記被制御部の複数のパラメータの現在の設
定内容を前記設定内容保存用メモリに記憶し、所定の再
現指令の受信を解析したときに該設定内容保存用メモリ
を読み出して前記被制御部の該当する複数のパラメータ
を該読み出された内容に制御するものである。この機器
によれば、この発明の機器制御方法を実施するために用
いることができる。
【0006】この発明の機器は、前記被制御部の複数の
パラメータの現在の設定内容を記憶する現設定内容保持
用メモリをさらに具備し、前記制御部が、前記現設定内
容保持用メモリの記憶内容に応じて前記被制御部を該当
する内容に制御し、前記所定の記憶指令の受信を解析し
たときに、前記現設定内容保持用メモリの記憶内容を前
記設定内容保存用メモリに転送して格納し、前記所定の
再現指令の受信を解析したときに前記設定内容保存用メ
モリの記憶内容を前記現設定内容保持用メモリに転送し
て格納するものとすることができる。また、前記制御部
が、所定の再現指令の受信を解析したときに、前記複数
のパラメータ全体を前記設定内容保存用メモリから前記
現設定内容保持用メモリに転送して格納し、該格納後に
該複数のパラメータを該現設定内容保持用メモリに格納
された内容に制御するものとすることができる。また、
前記制御部が、所定のリモコン信号を連続して解析して
いる時間を計測し、該リモコン信号を所定時間以上続け
て解析したときは前記記憶指令と判断し、該所定時間未
満で解析が終了したときは前記再現指令と判断するもの
とすることができる。また、前記複数のパラメータが、
入力切換、サラウンド設定に関するパラメータを含み、
オーディオアンプとして構成されているものとすること
ができる。また、前記複数のパラメータが、さらに、音
量設定、周波数特性設定に関するパラメータを含むもの
とすることができる。また、前記制御部が、前記被制御
部を駆動する主電源がオンしていない状態で所定の再現
指令の受信を解析したときに、該主電源をオンする制御
を併せて行うものとすることができる。
【0007】この発明のリモコン送信機は、使用者によ
る個別の操作に基づき、機器が解析可能でかつ該機器の
特定のパラメータを制御するリモコン信号または該機器
が解析可能でかつ該機器の特定のパラメータを制御しな
いリモコン信号を択一的に送信するものである。このリ
モコン送信機によれば、この発明の機器制御方法の実施
に用いることができる。この発明のリモコン送信機は、
使用者による個別の操作に基づき、前記機器が解析可能
でかつ該機器の特定のパラメータを制御しない複数種類
のリモコン信号を択一的に送信するものとすることがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明をAVアンプのリモコン
操作に適用した実施の形態を説明する。図1は全体のシ
ステム構成を示す。なお、図1ではAVアンプ10内の
回路は1チャンネル分のみ示している。AVアンプ10
には、オーディオ信号の入力端子として、CD(コンパ
クトディスクプレーヤ)、GAME(ゲーム機)、TV
(テレビ受像機)、VCR(ビデオテープデッキ)、A
UX(その他のソース機器)の各入力端子11〜15が
設けられており、各該当するソース機器からオーディオ
信号が入力される。入力切換回路16は、1チップマイ
クロコンピュータ(以下「マイコン」)18の指示によ
り、これら入力のうちの1つを選択する。なお、マイコ
ン18は安価な汎用マイコンで構成することができる。
入力切換回路16で選択された入力のオーディオ信号
は、サラウンド回路20でサラウンド効果が付与され、
グラフィックイコライザ22で周波数特性が調整され、
電子ボリウム24で音量が調整されてパワーアンプ26
を介してスピーカ端子28から出力され、スピーカ30
で再生される。サラウンド回路20はDSP(Digital
SignalProcessor)等で構成され、複数種類のサラウン
ドモードが設定されている。
【0009】リモコン送信機32から送信されるリモコ
ン信号(ここでは赤外線信号)は受光部34で受光さ
れ、マイコン18に入力されてリモコンコードが解析さ
れる。本体キー36は本体(AVアンプ10)側に配列
されたキーで、AVアンプ10を、リモコン送信機32
による操作とは別に、本体側で同様の操作(主電源オン
/オフ、入力切換、サラウンド設定、周波数特性設定、
音量設定等)をするためのキーである。不揮発性RAM
40(設定内容保存用メモリ)はリモコン送信機32の
記憶指令に基づき、該記憶指令が与えられた時点のAV
アンプ10の各パラメータ(入力切換、サラウンド設
定、周波数特性設定、音量設定等)の設定内容(制御内
容)を記憶するもので、EEPROM(Electrically Er
asable Programmable Read Only Memory)、フラッシュ
メモリ等で構成される。不揮発性RAM40に記憶され
るパラメータおよびそのデータ例を表1に示す。
【表1】
【0010】表示部38はLCD等で構成され、AVア
ンプ10の現在の各パラメータの設定内容等を表示す
る。電源回路42は、AVアンプ10の各部に電源を供
給する。電源回路42は、AVアンプ10の主電源がオ
フに設定されているときは、オーディオ信号の処理回路
16,20,22,24,26への給電は停止している
が、少くともマイコン18および受光部34へは給電し
ており、いつでもリモコン信号を受信できる状態になっ
ている。
【0011】マイコン18は、リモコン送信機32また
は本体キー36の操作に基づき、入力切換回路16の入
力切換、サラウンド回路20のサラウンドモード切換、
グラフィックイコライザ22の周波数特性調整、電子ボ
リウム24の音量調整、電源回路42のオン、オフ、不
揮発性RAM40の書き込み、読み出し、表示部38の
表示制御等を行う。
【0012】リモコン送信機32のキー配列の具体例を
図2に示す。リモコン送信機32の操作パネルには、本
リモコン送信機32による操作対象を切り換えるための
キーとして、AVアンプ10を選択するキー46、テレ
ビ受像機を選択するキー48、ビデオテープデッキを選
択するキー50、その他のソース機器を選択するキー5
2配列されている。これらのキー46,48,50,5
2によって操作対象が選択されると、リモコン送信機3
2は該選択された機器を操作するリモコン送信機とな
り、各機能キーの操作に応じて、該選択された機器を操
作するリモコン信号が送信される。以下、キー46が押
されてAVアンプ10がリモコン操作対象として選択さ
れているものとして、各キーの機能(AVアンプ10に
対する指令内容)を説明する。電源キー54は電源回路
42内の主電源のオン、オフを指令するキー、サラウン
ドオン、オフキー56はサラウンド回路20によるサラ
ウンド効果のオン(付与)、オフ(非付与)を指令する
キー、サラウンドモード切換キー58,60はサラウン
ド回路20のサラウンドモードの順送り、逆送りでの切
り換えを指令をするキー、音量キー62,64は電子ボ
リウム24のゲインのアップ、ダウンを指令して音量を
調整するキー、消音キー66は一時的な消音(ミュート
する)を指令するキーである。消音状態でもう一度消音
キー66を押すと、もとの音量に戻る。入力切換キー6
8は入力切換回路16の切換を指令するキーで、押すご
とに入力ソースが循環式に切り換わる。
【0013】お気に入りキー70(お気に入り番号
1),72(お気に入り番号2),74(お気に入り番
号3)は、この発明による記憶指令および再現指令を送
信するためのキーで、これらキー70,72,74ごと
に別々のリモコンコードが割り当てられている。AVア
ンプ10の不揮発性RAM40には、これらキー70,
72,74ごとに別々の記憶領域が割り当てられてい
る。これらお気に入りキー70,72,74のリモコン
コードはAVアンプ10で解析されるものであるが、A
Vアンプ10の特定のパラメータを制御するものではな
い(すなわち、AVアンプ10の個々のパラメータを制
御するのには用いられていないリモコンコードが割り当
てられている。)。なお、お気に入り番号1,2,3の
用途は、使用者が自由に割り当てることができるが、例
えばソース別に割り当てて、お気に入り番号1をビデオ
観賞用(入力切換の設定が「VCR」)、お気に入り番
号2をゲーム用(入力切換の設定が「GAME」)、お
気に入り番号3をCD聴取用(入力切換の設定が「C
D」)とすることができる。
【0014】キー76,78,80はグラフィックイコ
ライザ22の周波数特性の帯域ごとの調整を指令するキ
ーである。このうちキー76は調整する帯域の切り換え
を指令するキーで、押すごとにたとえば100Hz、35
0Hz、1kHz、3.5kHz、10kHz、100Hz、350H
z、…と循環式に切り換わっていく。キー78はキー7
6で選択された帯域のレベルのアップを指令するキー、
キー80は同帯域のレベルのダウンを指令するキーであ
る。周波数特性の調整を行っている間は、AVアンプ1
0の表示部38にその特性がグラフィック表示される。
【0015】図1のマイコン18の内部の構成例(主要
部のみ)を図3に示す。マイコン18内において、バス
ライン84にはCPU(中央処理装置)86、RAM
(SRAM、DRAM等の揮発性RAM)88(現設定
内容保持用メモリ)、ROM90、入出力インタフェー
ス92等が接続されている。RAM88はAVアンプ1
0の各パラメータの現在の設定状態を例えば前記表1に
示したのと同様のデータ内容で記憶するものである。C
PU86はRAM88に記憶された値に合致するよう
に、AVアンプ10の各パラメータ(入力切換、サラウ
ンド設定、周波数特性設定、音量設定等)を制御する。
またCPU86はリモコンコードの解析、同一リモコン
コードが継続して入力されている時間の計測等を行う。
ROM90はリモコンコードとその指令内容および本体
キー36の操作信号とその指令内容の対応関係を記憶し
ているものである。入力インタフェース92は、受光部
34の受光信号(リモコン信号)や本体キー36の操作
信号のマイコン18への入力、マイコン18から表示部
38への表示信号の出力、マイコン18から入力切換回
路16、サラウンド回路20、グラフィックイコライザ
22、電子ボリウム24、電源回路42への各制御信号
の出力、不揮発性RAM40とマイコン18内のRAM
88間でのデータの受け渡し等を行う。
【0016】CPU86による制御について説明する。
図4は、本体キー36の操作に基づくCPU86の制御
動作を示す。本体キー36のいずれかが操作されると
(S1)、それが電源キーであるかどうかが判断される
(S2)。電源キーである場合は、主電源がオフのとき
はオンに、オンのときはオフに切り換える(S3)。電
源キーでない場合は、主電源がオフのときはそのまま変
化しない(S4,S1)。電源キーでなくかつ主電源が
オンしている場合は、ROM90から該当するキー操作
に対応する指令を読み出す(S4,S5)。そして、R
AM88の内容(現在の各パラメータの設定内容)を参
照して、該キー操作に対応した新たなパラメータ設定値
を演算する。例えば、入力切換が指令されたときは、R
AM88に記憶されている現在の入力ソース番号を該指
令に応じて漸増させた値を求める。音量アップまたはダ
ウンが指令されたときは、RAM88に記憶されている
現在の音量レベル値を該指令に応じて漸増または漸減さ
せた値を求める。サラウンドモードの切換が指令された
ときは、RAM88に記憶されている現在のサラウンド
モード値を該指令に応じて漸増または漸減させた値を求
める。1つの周波数帯域が選択されてその帯域のレベル
のアップまたはダウンが指令されたときは、RAM88
に記憶されている現在の該帯域のレベル値を該指令に応
じて漸増または漸減させた値を求める。RAM88の内
容は、キー操作が行われて新たなパラメータ値が演算さ
れる都度、該新たなパラメータに更新される(S6)。
RAM88の内容が更新されると、その更新された内容
に合致した処理を実行する(S7)。その処理が終了し
たら(S8)、次の操作入力を待つ待機状態となる(S
1)。なお、RAM88の内容は主電源がオフされて
も、電源回路42内の補助電源によりバックアップされ
て消去されない。
【0017】図5は、リモコン送信機32の操作に基づ
くCPU86の制御動作を示す。CPU86は、AVア
ンプ10の主電源がオフされていても、リモコン信号を
受信してそのコード解析を行えるように、電源回路42
内の補助電源で常に駆動されている。リモコン信号を受
信してそのコードが解析されると(S11)、それが電
源キー54のコードであるかどうかが判断される(S1
2)。電源キー54のコードである場合は、主電源がオ
フのときはオンに、オンのときはオフに切り換える(S
13)。電源キーでない場合は、お気に入りキー70,
72,74のいずれかのコードかどうかが判断される
(S14)。お気に入りキー70,72,74のいずれ
のコードでもない場合は、主電源がオンかオフかが判断
され(S15)、主電源がオフのときはそのまま変化し
ないで待機状態に戻る(S11)。主電源がオンのとき
は、ROM90に該当するコードがあるかどうかが判断
される(S16)、該当するコードがない場合は待機状
態に戻る(S11)。ROM90に該当するリモコンコ
ードがあるときは、ROM90から該コードに対応する
指令内容を読み出す(S17)。そして、RAM88の
内容(現在の各パラメータの設定内容)を参照して、該
操作に対応した新たなパラメータ設定値を演算する。こ
の演算の内容は、本体キー36による操作時と同じであ
る。すなわち、例えば、入力切換が指令されたときは、
RAM88に記憶されている現在の入力ソース番号を該
指令に応じて漸増させた値を求める。音量アップまたは
ダウンが指令されたときは、RAM88に記憶されてい
る現在の音量レベル値を該指令に応じて漸増または漸減
させた値を求める。サラウンドモードの切換が指令され
たときは、RAM88に記憶されている現在のサラウン
ドモード値を該指令に応じて漸増または漸減させた値を
求める。1つの周波数帯域が選択されてその帯域のレベ
ルのアップまたはダウンが指令されたときは、RAM8
8に記憶されている現在の該帯域のレベル値を該指令に
応じて漸増または漸減させた値を求める。RAM88の
内容は、キー操作が行われて新たなパラメータ値が演算
される都度、該新たなパラメータに更新される(S1
8)。RAM88の内容が更新されると、その更新され
た内容に合致した処理を実行する(S19)。その処理
が終了したら(S20)、次の操作入力を待つ待機状態
となる(S11)。
【0018】お気に入りキー70,72,74のいずれ
かのコードが解析された場合は(S14)、そのコード
が持続して入力されている時間を計測する(S21)。
その持続時間が所定の設定時間(例えば3秒)未満のと
きで、不揮発性RAM40のそのコードに割り当てられ
た記憶領域にデータが格納されていない場合は、待機状
態に戻る(S22,S23,S11)。これに対し、該
記憶領域に該データが格納されている場合は、主電源が
オンされているかどうかが判断され(S24)、主電源
がオフされている場合はオンする(S25)。そして、
不揮発性RAM40から該当するデータを読み出して、
RAM88をその内容に更新し(S26)、その更新さ
れた内容に合致する処理を実行する(S19)。このよ
うにして、指定されたお気に入り番号の設定内容が再現
される。その処理を終了したら(S20)、次の操作入
力を待つ待機状態となる(S11)。
【0019】前記時間計測(S21)の結果、その持続
時間が前記所定時間以上となったときは、主電源がオン
されているかどうかが判断され(S27)、主電源がオ
フされている場合は待機状態となる(S11)。これに
対し、主電源がオンされている場合は、不揮発性RAM
40の操作されたお気に入り番号のキーに割り当てられ
た記憶領域の内容をその時点のRAM88の内容で更新
する(S28)。このようにして、新たなお気に入りの
設定内容が該お気に入り番号に対応して保存される。該
保存が終了すると、機器本体の表示部38に、該当する
お気に入り番号に保存が終了したことが表示される。そ
して、次の操作入力を待つ待機状態となる(S11)。
【0020】なお、前記実施の形態では不揮発性RAM
40を用いたが、これに代えて、電池等のバックアップ
電源でバックアップされたRAM(揮発性RAM)を用
いることもできる。また、前記実施の形態ではお気に入
りキーをリモコン送信機側にのみ設けたが、機器本体側
に併設して、リモコン送信機および機器本体のいずれの
側からもお気に入り設定内容の保存および再現を行える
ようにすることもできる。また、前記実施の形態ではこ
の発明をオーディオ機器のリモコン操作に適用した場合
について説明したが、他の機器のリモコン操作にも適用
することができる。また、前記実施の形態では、制御部
をマイコン18のみで構成したが、制御部の機能である
リモコン信号の指令内容の解析、所定のリモコン信号を
連続して解析している時間の計測、被制御部の制御のう
ち任意の機能(例えば、リモコン信号の指令内容の解
析、所定のリモコン信号を連続して解析している時間の
計測等)について、マイコンとは別途独立の回路素子を
用意して実現することもできる。その場合は、マイコン
と該別途独立の回路素子の組み合わせで制御部を構成す
ることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態を示す全体のシステム
構成ブロック図である。
【図2】 図1のリモコン送信機32のキー配列例を示
す操作パネルの正面図である。
【図3】 図1のマイコン18内の主要部のシステム構
成を示すブロック図である。
【図4】 図1の本体キー36の操作に基づく図3のC
PU86の制御動作を示すフローチャートである。
【図5】 図1のリモコン送信機32の操作に基づく図
3のCPU86の制御動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10…AVアンプ(機器)、16,20,22,24,
42…被制御部(16入力切換回路、20…サラウンド
回路、22…グラフィックイコライザ、24…電子ボリ
ウム、42…電源回路)、18…マイコン(制御部)、
32…リモコン送信機、34…受光部(受信部)、36
…本体キー、40…不揮発性RAM(設定内容保存用メ
モリ)、88…RAM(現設定内容保持用メモリ)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】使用者のリモコン送信機の使用による、機
    器の任意のパラメータ制御操作に基づき、該リモコン送
    信機から機器の該当するパラメータを制御する指令を送
    信し、該機器は該パラメータ制御指令を受信して該当す
    るパラメータを該指令された内容に制御し、 使用者による前記リモコン送信機を使用した記憶操作に
    基づき該リモコン送信機から記憶指令を送信し、前記機
    器は該記憶指令を受信して該機器の複数のパラメータの
    現在の設定内容を該機器内の設定内容保存用メモリに記
    憶し、 使用者による前記リモコン送信機を使用した再現操作に
    基づき該リモコン送信機から再現指令を送信し、前記機
    器は該再現指令を受信し前記設定内容保存用メモリを読
    み出して該機器の該当する複数のパラメータを該読み出
    された内容に制御する機器制御方法。
  2. 【請求項2】被制御部と、 リモコン送信機から送信されるリモコン信号を受信する
    受信部と、 該受信したリモコン信号の指令内容を解析し、前記被制
    御部の該当するパラメータを該解析した指令内容に制御
    する制御部と、 前記リモコン送信機で指令される前記被制御部の複数の
    パラメータの設定内容を記憶する設定内容保存用メモリ
    とを具備し、 前記制御部が、所定の記憶指令の受信を解析したときに
    前記被制御部の複数のパラメータの現在の設定内容を前
    記設定内容保存用メモリに記憶し、所定の再現指令の受
    信を解析したときに該設定内容保存用メモリを読み出し
    て前記被制御部の該当する複数のパラメータを該読み出
    された内容に制御する機器。
  3. 【請求項3】前記被制御部の複数のパラメータの現在の
    設定内容を記憶する現設定内容保持用メモリをさらに具
    備し、 前記制御部が、前記現設定内容保持用メモリの記憶内容
    に応じて前記被制御部を該当する内容に制御し、前記所
    定の記憶指令の受信を解析したときに、前記現設定内容
    保持用メモリの記憶内容を前記設定内容保存用メモリに
    転送して格納し、前記所定の再現指令の受信を解析した
    ときに前記設定内容保存用メモリの記憶内容を前記現設
    定内容保持用メモリに転送して格納する請求項2記載の
    機器。
  4. 【請求項4】前記制御部が、所定の再現指令の受信を解
    析したときに、前記複数のパラメータ全体を前記設定内
    容保存用メモリから前記現設定内容保持用メモリに転送
    して格納し、該格納後に該複数のパラメータを該現設定
    内容保持用メモリに格納された内容に制御する請求項3
    記載の機器。
  5. 【請求項5】前記制御部が、所定のリモコン信号を連続
    して解析している時間を計測し、該リモコン信号を所定
    時間以上続けて解析したときは前記記憶指令と判断し、
    該所定時間未満で解析が終了したときは前記再現指令と
    判断する請求項2から4のいずれかに記載の機器。
  6. 【請求項6】前記複数のパラメータが、入力切換、サラ
    ウンド設定に関するパラメータを含み、オーディオアン
    プとして構成されている請求項2から5のいずれかに記
    載の機器。
  7. 【請求項7】前記複数のパラメータが、さらに、音量設
    定、周波数特性設定に関するパラメータを含む請求項2
    から6のいずれかに記載の機器。
  8. 【請求項8】前記制御部が、前記被制御部を駆動する主
    電源がオンしていない状態で所定の再現指令の受信を解
    析したときに、該主電源をオンする制御を併せて行う請
    求項2から7のいずれかに記載の機器。
  9. 【請求項9】使用者による個別の操作に基づき、機器が
    解析可能でかつ該機器の特定のパラメータを制御するリ
    モコン信号または該機器が解析可能でかつ該機器の特定
    のパラメータを制御しないリモコン信号を択一的に送信
    するリモコン送信機。
  10. 【請求項10】使用者による個別の操作に基づき、前記
    機器が解析可能でかつ該機器の特定のパラメータを制御
    しない複数種類のリモコン信号を択一的に送信する請求
    項9記載のリモコン送信機。
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