JPH10116689A - 照明制御装置 - Google Patents

照明制御装置

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JPH10116689A
JPH10116689A JP8272609A JP27260996A JPH10116689A JP H10116689 A JPH10116689 A JP H10116689A JP 8272609 A JP8272609 A JP 8272609A JP 27260996 A JP27260996 A JP 27260996A JP H10116689 A JPH10116689 A JP H10116689A
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JP
Japan
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scene
function
time
switch
specified time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8272609A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Maehara
恒男 前原
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】シーンスイッチに複数の機能を持たせることに
よって操作手順を簡略化した照明制御装置を提供する。 【解決手段】照明負荷の制御状態に対応付けた複数のシ
ーンスイッチSi (i=1,2,……)を備える。各シ
ーンスイッチSi には照明負荷を制御するためのデータ
i が対応付けられ、そのデータDi はシーン記憶部1
1に格納される。シーンスイッチSi の押操作の開始か
ら終了までの時間はタイマ回路12により計時され、タ
イマ回路12により計時された計時時間は機能切替時間
レジスタ13に格納された規定時間と比較される。計時
時間が規定時間未満のときにはシーンスイッチS1 に対
応するデータDi をシーン記憶部11から読み出して照
明負荷を制御する。計時時間が規定時間以上のときには
シーンスイッチSi に対応するデータDi をシーン記憶
部11に書き込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明負荷の制御状
態を制御することによって照明空間を演出する際に、あ
らかじめ照明負荷の制御状態をシーンとして登録してお
き、シーンスイッチの押操作によって各シーンを選択可
能とした照明制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビスタジオ、各種ホールの
舞台、ホテルの宴会場、結婚披露宴会場などでは、いろ
いろな場面に応じて照明空間を演出している。つまり、
1つの照明負荷の制御状態(位置、向き、光出力など)
を調節したり、複数の照明負荷の制御状態の組み合わせ
を調節したりすることによって照明空間を演出してい
る。このような各種場面に応じた照明負荷の制御には、
あらかじめ場面(シーン)毎に照明負荷の制御状態を登
録するとともに各シーンを複数のシーンスイッチS
i (i=1,2,……)に対応付けた操作盤1(図8、
図9参照)を用い、所望のシーンのシーンスイッチSi
を選択して押操作するのが一般的である。
【0003】ここに、各シーンにおける照明負荷の制御
状態は照明負荷の光出力を調節するフェーダ21などを
備えた設定器2(図8、図10参照)を用いて調節さ
れ、設定器2により設定されたデータはシーンスイッチ
i に対応付けてシーン記憶部に格納される。したがっ
て、所望のシーンスイッチSi を押操作すれば、そのシ
ーンスイッチSi に対応するシーンのデータがシーン記
憶部から読み出されて照明負荷の制御状態が制御される
のである。
【0004】ところで、上述のようにシーンスイッチS
i の押操作によりシーンに応じて照明負荷を制御するた
めには、シーン記憶部に照明負荷の制御状態に関するデ
ータを格納することと、シーン記憶部に格納されたデー
タを修正することとができなければならない。データの
修正には、データを一旦消去してから新たなデータを再
度格納することで対応することができる。
【0005】そこで、操作盤1に上記シーンスイッチS
i とは別に記憶スイッチSmem を設けておき、記憶スイ
ッチSmem の押操作によって記憶モードを選択した後
に、設定器2により照明負荷の制御状態を設定し、最後
に所望のシーンスイッチSi を押操作してシーン記憶部
にデータを格納する構成が考えられている。あるいはま
た、設定器2により照明負荷の制御状態を設定した後
に、記憶スイッチSmem と所望のシーンスイッチSi
を同時に押操作することによってシーン記憶部にデータ
を格納するものもある。シーン記憶部に格納されたデー
タを消去する場合も同様であって、シーンスイッチとは
別に消去スイッチSdel を設けておき、記憶スイッチS
mem と同様の操作によってシーン記憶部から所望のデー
タを消去するようにしてある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、シーン
記憶部へのデータの格納や消去のために記憶スイッチS
mem や消去スイッチSdel をシーンスイッチSi ととも
に操作しなければならない構成であると、操作手順が面
倒であり、操作手順を間違えるとシーン記憶部へのデー
タの格納や消去ができなくなる。また、シーンスイッチ
i は複数個設けられており、各シーンスイッチSi
シーンを対応付けるたびに記憶スイッチS mem や消去ス
イッチSdel の操作が必要になるから操作が面倒であっ
て、誤操作が生じやすくなる。
【0007】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、シーンスイッチに複数の機能を持た
せることによって操作手順を簡略化した照明制御装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、照明
負荷の制御状態によって演出されるシーンに対応付けら
れる複数個のシーンスイッチと、各シーンスイッチに対
応付けて照明負荷の制御状態を制御するためのデータを
格納するシーン記憶部と、各シーンスイッチの押操作の
開始から終了までの時間を計時するタイマ手段と、シー
ンスイッチの押操作の終了時点でタイマ手段による計時
時間に応じて複数の機能のうちのいずれかを選択的に実
行する機能選択手段とを備え、機能選択手段により選択
される機能の1つを各シーンスイッチに対応付けてシー
ン記憶部にあらかじめ格納されているデータを読み出し
て照明負荷の制御状態を制御する制御機能としているも
のである。
【0009】この構成によれば、各シーンスイッチの押
操作の開始から終了までの時間に応じて機能選択手段が
シーンスイッチの機能を切り換えるから、シーンスイッ
チを押操作する時間に応じて1つのシーンスイッチによ
って複数の機能を実現することができる。つまり、シー
ンスイッチの操作を伴う各種機能をシーンスイッチを押
操作する時間のみで切り換えることができ、結果的に面
倒な操作手順が不要になるのである。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、機能選択手段が、制御機能に加えて、別途に設けた
設定器によって設定されたシーンを各シーンスイッチに
対応付けてシーン記憶部に格納する設定機能を選択する
ものである。請求項3の発明は、請求項1の発明におい
て、機能選択手段が、制御機能に加えて、各シーンスイ
ッチに対応付けてシーン記憶部にあらかじめ格納されて
いるデータを消去する消去機能を選択するものである。
【0011】請求項4の発明は、請求項1の発明におい
て、機能選択手段が、制御機能に加えて、別途に設けた
設定器によって設定されたシーンを各シーンスイッチに
対応付けてシーン記憶部に格納する機能と、各シーンス
イッチに対応付けてシーン記憶部にあらかじめ格納され
ているデータを消去する機能とを選択するものである。
【0012】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、機能選択手段が、タイマ手段により計時された時間
が規定時間以上であると設定機能を選択し、規定時間未
満であると制御機能を選択するものである。請求項6の
発明は、請求項3の発明において、機能選択手段が、タ
イマ手段により計時された時間が規定時間以上であると
消去機能を選択し、規定時間未満であると制御機能を選
択するものである。
【0013】請求項7の発明は、請求項4の発明におい
て、機能選択手段が、タイマ手段により計時された時間
が第1の規定時間未満であると制御機能を選択し、第1
の規定時間よりも長く設定されている第2の規定時間以
上であると消去機能を選択し、第1の規定時間以上かつ
第2の規定時間未満であると設定機能を選択するもので
ある。
【0014】請求項2ないし請求項7の構成は望ましい
実施態様である。請求項8の発明は、請求項1の発明に
おいて、タイマ手段による計時時間が機能選択手段で選
択可能な機能の変更される時間に達したときに鳴動する
音響的報知手段を付加したものである。請求項8の構成
によれば、シーンスイッチの押操作中に音響的報知手段
が鳴動することによって、シーンスイッチによってどの
機能の処理が行なわれるかを知ることができ、選択中の
機能を確認することができるのである。
【0015】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)本実施形態は、図1に示すように、シー
ンスイッチSi (i=1,2,……)とともに消去スイ
ッチSdel を備えるものである。シーンスイッチSi
よび消去スイッチSdel は、図2に示すように、操作盤
1の前面に配列される。つまり、シーンスイッチSi
1段当たり横に8個で上下に4段配列される。また、消
去スイッチSdel はシーンスイッチSi の上方で操作盤
1の上部中央に配置される。各シーンスイッチSi は、
あらかじめ設定されているシーンに応じた照明負荷(図
示せず)の制御状態を選択し、各照明負荷に指示を与え
るために設けられている。シーンスイッチSi により選
択された各照明負荷の制御状態に関するデータは出力レ
ジスタ15を通して制御装置(図示せず)に出力され
る。ここに用いる照明負荷は少なくとも光出力が制御さ
れるものであって、必要に応じてモータにより位置を移
動したり向きを変えたりすることができるものを用い
る。また照明負荷がスポットライトであれば光源とレン
ズとの距離が可変であって照明領域が変更可能なもので
あってもよい。しかして、制御装置は、入力されたデー
タに従って複数の照明負荷の光出力、位置、向きなどを
制御する。
【0016】シーンスイッチSi により選択されるデー
タDi (i=1,2,……)は書換可能なメモリ(RA
MまたはEEPROM)よりなるシーン記憶部11に格
納され、所望のシーンスイッチSi を押操作すると、そ
のシーンスイッチSi に対応する領域に書き込まれたデ
ータDi がシーン記憶部11から読み出されて出力レジ
スタ15を通して制御装置に送られるのである。シーン
記憶部11に格納されるデータDi は別に設けた設定器
(図示せず)により生成される。設定器は従来の技術と
して説明したものと同様であり、照明負荷の光出力を調
節することができるフェーダを備え、必要に応じて照明
負荷の位置や向きを変更するための操作部を持つものを
用いる。設定器で生成されたデータDi は設定レジスタ
16を通してシーン記憶部11に書き込まれる。
【0017】ところで、本実施形態では、シーンスイッ
チSi の押操作時にシーン記憶部11からデータDi
読み出し出力レジスタ15を通して制御装置に出力する
制御機能と、シーンスイッチSi の押操作時に設定器で
設定されたデータDi を設定レジスタ16を通してシー
ン記憶部11に書き込む設定機能とを選択することがで
きる点を特徴にしている。この処理はマイクロコンピュ
ータよりなる演算装置10により行なっており、演算装
置10ではいずれかのシーンスイッチSi が押操作され
ると、タイマ手段としてのタイマ回路12を動作させ、
タイマ回路12では押操作の終了までの時間を計時す
る。演算装置10では機能切替時間レジスタ13にあら
かじめ設定されている規定時間t1 と、タイマ回路12
での計時時間tとを比較し、計時時間tが規定時間t1
未満であればシーンスイッチSi の押操作の終了時点で
制御機能を選択する。また、計時時間tが規定時間t1
以上であればシーンスイッチSi の押操作の終了時点で
設定機能を選択する。要するに、シーンスイッチSi
短時間だけ押操作すれば照明負荷を点灯させる制御機能
が動作し、上記規定時間t1 を越えるように長く押操作
すれば設定機能が動作するのである。以上の説明から明
らかなように、演算装置10と機能切替時間レジスタ1
3とにより機能選択手段が構成される。
【0018】演算装置10には音響的報知手段としての
ブザー14も接続されており、シーンスイッチSi の押
操作中にタイマ回路12による計時時間tが機能切替時
間レジスタ13に設定されている規定時間t1 に達する
とブザー14を鳴動させるようになっている。これによ
って、使用者はシーンスイッチSi の機能が制御機能か
ら設定機能に切り替わったことを知ることができる。ま
た、ブザー14を鳴動させたときに各シーンスイッチS
i の近傍に設けてある発光ダイオードよりなる表示灯L
i を点灯させ、表示灯Li の点灯後にブザー14の鳴動
を停止させる。このように表示灯Li を点灯させること
によってシーンスイッチSi が設定機能に切り替わった
ことを視覚的にも知ることができる。ここで、シーンス
イッチS i の押操作中のタイマ回路12による計時時間
tが規定時間t1 に達したときに、演算装置10はブザ
ーレジスタ17にフラグを設定してブザー14を鳴動さ
せ、表示灯Li を点灯させた後にブザー14の鳴動を停
止させるのであるが、シーンスイッチSi の押操作の終
了時点までフラグをそのままにしておくことで、シーン
スイッチSi の押操作中にブザー14が再び鳴動するの
を防止する。
【0019】また、消去スイッチSdel は1回の押操作
ごとに消去機能と消去機能の解除とを行なう。つまり、
消去スイッチSdel を1回押操作すればシーン記憶部1
1のデータDi を消去することができる消去モード(消
去機能)に移行し、このとき所望のシーンスイッチSi
を押操作すればシーン記憶部11のデータDi のうちそ
のシーンスイッチSi に対応付けられたデータを消去す
ることができる。また、消去モードであるときに消去ス
イッチSdel を押操作すれば、消去モードを解除するこ
とができる。消去モードか否かは消去モードレジスタ1
8にフラグが設定されているか否かで判断される。な
お、消去スイッチSdel の近傍にも発光ダイオードより
なる表示灯Ldel が配置され、消去モード時には表示灯
del が点灯するのである。
【0020】上記動作をまとめると、図3のようにな
る。まず、電源投入後に機能切替時間レジスタ13には
規定時間t1 を設定し(S1)、タイマ回路12をリセ
ットするとともにブザーレジスタ17のフラグFbuz
0にする(S2)。シーンスイッチSi が押操作される
と(S3)、消去モードか否かを判断し(S4)、消去
モードでなければタイマ回路12を起動する(S5)。
ここで、シーンスイッチSi の押操作中に(S6)、ブ
ザーレジスタ17のフラグFbuz が0(つまり、現在の
シーンスイッチSi の押操作中にブザーを鳴動させたこ
とがない)か否かを判定し(S7)、フラグFbuz が0
であれば、タイマ回路12による計時時間tが機能切替
時間レジスタ13に設定した規定時間t1 に達している
か否かを判断する(S8)。計時時間tが規定時間t1
に達したときにはブザーを鳴動させるとともにフラグF
buz を1に設定する(S9)。また、表示灯Ldel を点
灯させた後(S10)、ブザー14を停止させる(S1
1)。
【0021】シーンスイッチSi の押操作が終了すると
(S6)、タイマ回路12の計時時間tを読み取り(S
12)、機能切替時間レジスタ13に格納した規定時間
1とタイマ回路12での計時時間tとの長短を比較し
(S13)、計時時間tが規定時間t1 未満であれば制
御機能を選択して照明負荷をシーン記憶部11に格納さ
れたデータDi に従って制御する(S14)。また、計
時時間tが規定時間t 1 以上であれば設定機能を選択し
てシーン記憶部11にデータDi を書き込む(S1
5)。このようにして、シーンスイッチSi は押操作の
時間に応じて制御機能と設定機能との操作が可能にな
る。また、押操作中にどの機能が選択されているかかは
ブザー14の鳴動により知ることができる。
【0022】一方、シーンスイッチSi を操作すること
なく消去スイッチSdel を操作したときには(S1
6)、消去モードレジスタ18のフラグFdel を確認し
(S17)、フラグFdel によって消去モードであるこ
と(Fdel =1)が示されているときには、消去モード
を解除しフラグFdel を0に設定する(S18)。ま
た、フラグFdel によって消去モードでないこと(F
del =0)が示されているときには、消去モードになり
フラグFdel を1に設定する(S19)。消去モードに
なったときには、ステップS4において消去モードと判
断されるから、ステップS3において押操作されたシー
ンスイッチSi に対応するシーン記憶部11の中のデー
タDi を消去し(S20)、その後、消去モードを解除
してフラグFdelを0に設定するのである(S21)。
【0023】以上説明したように、シーン記憶部11へ
のデータDi の格納には、所望のシーンスイッチSi
規定時間t1 以上(つまりブザー14が鳴動する時間以
上)継続して押操作すればよいのであり、シーン記憶部
11に格納したデータDi に従って照明負荷を制御する
ときには所望のシーンスイッチSi を規定時間t1 内で
押操作すればよい。規定時間t1 は十分に長く設定され
ており、通常の操作でシーンスイッチSi を多少長めに
押操作しても設定機能に切り替わることがないようにし
て誤操作を帽子してある。また、シーン記憶部11に格
納された所望のデータDi を消去するときには、まず消
去スイッチSdel を押操作した後に、所望のシーンスイ
ッチSi を押操作すればよい(このときの押操作の時間
はとくに制限がない)。シーン記憶部11から1つのデ
ータDi が消去されると、他に何の操作も伴うことなく
消去モードは自動的に解除される。
【0024】(実施形態2)本実施形態は、図4に示す
ように、シーンスイッチSi と記憶スイッチSmemとを
操作盤1に設けたものであり、実施形態1の外観と比較
すると消去スイッチSdel に代えて記憶スイッチSmem
を設け、また表示灯Ldel に代えて表示灯L mem を設け
た点のみが相違する。つまり、実施形態1ではシーンス
イッチSi を制御機能と設定機能とに用いていたが、本
実施形態ではシーンスイッチSi を制御機能と消去機能
とに用いるのである。したがって、シーン記憶部11に
格納されたデータDi の消去には、所望のシーンスイッ
チSi の押操作を規定時間t1以上継続させればよく、
シーン記憶部11にデータDi を格納する際には、記憶
スイッチSmem の押操作によって記憶モードを選択した
後に所望のシーンスイッチSi を押操作すればよい。
【0025】他の構成および動作は実施形態1と同様で
あり、本実施形態は、実施形態1における記憶を消去と
読み替え、消去を記憶と読み替えたものに相当する。 (実施形態3)本実施形態は、消去スイッチSdel およ
び記憶スイッチSmem のどちらも設けないようにしたも
のである。つまり、シーンスイッチSi のみで、照明負
荷の制御(シーンの選択)と、シーン記憶部11へのデ
ータDi の書き込みと、シーン記憶部11からのデータ
i の消去とを行なうことができるようにしたものであ
る。
【0026】しかして、図5に示すように、機能切替時
間レジスタ13には2段階の規定時間t1 ,t2 (t1
<t2 )が格納され、ブザーレジスタ17には2個のフ
ラグFbuz1,Fbuz2を格納される。また、図1に示した
実施形態1の構成に対して消去スイッチSdel を省略し
てある。その他の構成については、実施形態1と同様で
ある。また、消去スイッチSdel や記憶スイッチSmem
を設けていないから、操作盤1の前面は図6のようにシ
ーンスイッチSi および表示灯Li のみを配列したもの
になる。
【0027】本実施形態では、シーンスイッチSi の押
操作の継続時間に応じて制御機能と設定機能と消去機能
との3つの機能を選択する。つまり、図7のような動作
になる。まず、電源投入後に機能切替時間レジスタ13
には規定時間t1 ,t2 を設定し(S1)、タイマ回路
12をリセットするとともにブザーレジスタ17のフラ
グFbuz1,Fbuz2を0にする(S2)。シーンスイッチ
i が押操作されると(S3)、タイマ回路12を起動
する(S4)。ここで、シーンスイッチSi の押操作中
に(S5)、ブザーレジスタ17のフラグFbuz1が0か
否かを判定し(S6)、フラグFbuz1が0であれば、タ
イマ回路12による計時時間tが機能切替時間レジスタ
13に設定した規定時間t1 に達している否かを判断す
る(S7)。計時時間tが規定時間t1 に達したときに
はブザー鳴動させるとともにフラグFbuz1を1に設定す
る(S8)。また、表示灯Li を点灯させた後(S
9)、ブザー14を停止させる(S10)。
【0028】さらに、その後もシーンスイッチSi の押
操作が継続されていて、ブザーレジスタ17のフラグF
buz1が1かつフラグFbuz2が0になると(S11)、タ
イマ回路12による計時時間tが機能切替時間レジスタ
13に設定した規定時間t2に達している否かを判断す
る(S12)。計時時間tが規定時間t2 に達したとき
にはブザー鳴動させるとともにフラグFbuz2を1に設定
する(S13)。また、表示灯Li を消灯させた後(S
14)、ブザー14を停止させる(S15)。
【0029】シーンスイッチSi の押操作が終了すると
(S5)、タイマ回路12の計時時間tを読み取り(S
16)、機能切替時間レジスタ13に格納した規定時間
1とタイマ回路12での計時時間tとの長短を比較し
(S17)、計時時間tが規定時間t1 未満であれば制
御機能を選択して照明負荷をシーン記憶部11に格納さ
れたデータDi に従って制御する(S18)。また、計
時時間tが規定時間t 1 以上であれば、機能切替時間レ
ジスタ13に格納した規定時間t2 とタイマ回路12で
の計時時間tとの長短を比較し(S19)、計時時間t
が規定時間t2未満であれば設定機能を選択してデータ
i をシーン記憶部11に格納する(S20)。さら
に、計時時間tが規定時間t2 以上であれば、消去機能
を選択してシーン記憶部11から押操作されたシーンス
イッチSi に対応するデータDi を消去する(S2
1)。なお、シーンスイッチSi の押操作中にどの機能
が選択されているかはブザー14の鳴動により知ること
ができる。つまり、1回の鳴動で設定機能、2回の鳴動
で消去機能が選択されていることを知ることができるの
である。
【0030】以上説明したように、シーン記憶部11へ
のデータDi の格納には、所望のシーンスイッチSi
第1の規定時間t1 以上で第2の規定時間t2 未満とな
る時間だけ(つまりブザー14が1回鳴動するまで)継
続して押操作すればよく、シーン記憶部11からデータ
i を消去するには、所望のシーンスイッチSi を第2
の規定時間t2 以上(つまりブザー14が2回鳴動する
まで)継続して押操作すればよいのである。他の構成お
よび動作は実施形態1と同様である。
【0031】
【発明の効果】本発明は、照明負荷の制御状態によって
演出されるシーンに対応付けられる複数個のシーンスイ
ッチと、各シーンスイッチに対応付けて照明負荷の制御
状態を制御するためのデータを格納するシーン記憶部
と、各シーンスイッチの押操作の開始から終了までの時
間を計時するタイマ手段と、シーンスイッチの押操作の
終了時点でタイマ手段による計時時間に応じて複数の機
能のうちのいずれかを選択的に実行する機能選択手段と
を備え、機能選択手段により選択される機能の1つを各
シーンスイッチに対応付けてシーン記憶部にあらかじめ
格納されているデータを読み出して照明負荷の制御状態
を制御する制御機能としているものであり、各シーンス
イッチの押操作の開始から終了までの時間に応じて機能
選択手段がシーンスイッチの機能を切り換えるから、シ
ーンスイッチを押操作する時間に応じて1つのシーンス
イッチによって複数の機能を実現することができる。つ
まり、シーンスイッチの操作を伴う各種機能をシーンス
イッチを押操作する時間のみで切り換えることができ、
結果的に面倒な操作手順が不要になるという効果を奏す
るのである。また、シーンスイッチにより複数の機能が
兼用されるから、他の機能のための別途の操作部を設け
る必要がなく、部品点数の削減につながるという利点も
ある。
【0032】請求項8の発明のように、タイマ手段によ
る計時時間が機能選択手段で選択可能な機能の変更され
る時間に達したときに鳴動する音響的報知手段を付加し
たものでは、シーンスイッチの押操作中に音響的報知手
段が鳴動することによって、シーンスイッチによってど
の機能の処理が行なわれるかを知ることができ、選択中
の機能を確認することができるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1を示すブロック図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の動作説明図である。
【図4】本発明の実施形態2の正面図である。
【図5】本発明の実施形態3を示すブロック図である。
【図6】同上の正面図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】従来例を示す斜視図である。
【図9】同上に用いる操作盤の正面図である。
【図10】同上に用いる設定器の正面図である。
【符号の説明】
1 操作盤 10 演算装置 11 シーン記憶部 12 タイマ回路 13 機能切替時間レジスタ 14 ブザー S1 ,S2 ,…… シーンスイッチ Sdel 消去スイッチ Smem 記憶スイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 照明負荷の制御状態によって演出される
    シーンに対応付けられる複数個のシーンスイッチと、各
    シーンスイッチに対応付けて照明負荷の制御状態を制御
    するためのデータを格納するシーン記憶部と、各シーン
    スイッチの押操作の開始から終了までの時間を計時する
    タイマ手段と、シーンスイッチの押操作の終了時点でタ
    イマ手段による計時時間に応じて複数の機能のうちのい
    ずれかを選択的に実行する機能選択手段とを備え、機能
    選択手段により選択される機能の1つは各シーンスイッ
    チに対応付けてシーン記憶部にあらかじめ格納されてい
    るデータを読み出して照明負荷の制御状態を制御する制
    御機能であることを特徴とする照明制御装置。
  2. 【請求項2】 機能選択手段は、制御機能に加えて、別
    途に設けた設定器によって設定されたシーンを各シーン
    スイッチに対応付けてシーン記憶部に格納する設定機能
    を選択することを特徴とする請求項1記載の照明制御装
    置。
  3. 【請求項3】 機能選択手段は、制御機能に加えて、各
    シーンスイッチに対応付けてシーン記憶部にあらかじめ
    格納されているデータを消去する消去機能を選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  4. 【請求項4】 機能選択手段は、制御機能に加えて、別
    途に設けた設定器によって設定されたシーンを各シーン
    スイッチに対応付けてシーン記憶部に格納する機能と、
    各シーンスイッチに対応付けてシーン記憶部にあらかじ
    め格納されているデータを消去する機能とを選択するこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明制御装置。
  5. 【請求項5】 機能選択手段は、タイマ手段により計時
    された時間が規定時間以上であると設定機能を選択し、
    規定時間未満であると制御機能を選択することを特徴と
    する請求項2記載の照明制御装置。
  6. 【請求項6】 機能選択手段は、タイマ手段により計時
    された時間が規定時間以上であると消去機能を選択し、
    規定時間未満であると制御機能を選択することを特徴と
    する請求項3記載の照明制御装置。
  7. 【請求項7】 機能選択手段は、タイマ手段により計時
    された時間が第1の規定時間未満であると制御機能を選
    択し、第1の規定時間よりも長く設定されている第2の
    規定時間以上であると消去機能を選択し、第1の規定時
    間以上かつ第2の規定時間未満であると設定機能を選択
    することを特徴とする請求項4記載の照明制御装置。
  8. 【請求項8】 タイマ手段による計時時間が機能選択手
    段で選択可能な機能の変更される時間に達したときに鳴
    動する音響的報知手段を付加して成ることを特徴とする
    請求項1記載の照明制御装置。
JP8272609A 1996-10-15 1996-10-15 照明制御装置 Withdrawn JPH10116689A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002142278A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Yamaha Corp 機器制御方法および機器並びにリモコン送信機

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