JP2687392B2 - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JP2687392B2 JP63036261A JP3626188A JP2687392B2 JP 2687392 B2 JP2687392 B2 JP 2687392B2 JP 63036261 A JP63036261 A JP 63036261A JP 3626188 A JP3626188 A JP 3626188A JP 2687392 B2 JP2687392 B2 JP 2687392B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、オーディオ機器、ビデオ機器その他各種
電気機器のリモートコントロール(以下、単に「リモコ
ン」という。)装置に関し、複数種類の機器に対し、経
時的な動作を含む一連の複合動作(マルチコマンド動
作)をリモコン装置上の所定の操作部材の操作で自動的
に実現したものである。
〔従来の技術〕
オーディオシステム、ビデオシステム等の複数の機器
を具えたシステムにおいては、1つは機能を実現する場
合、通常複数の機器に対し経時的な動作を含む一連の複
合動作をさせる必要がある。例えば、モニタテレビにセ
レクタを介して接続されているVTRを再生する場合、各
機器の電源がオフされている状態から考えると、 という動作が必要である。
従来においては、これらの動作を実現する場合機器本
体側に設けられた操作手段、あるいは各機器ごとに設け
られた付属リモコン、またはシステムコンポなどで各機
器共通に設けられた共通リモコン等により各動作ごとに
ユーザが順次操作をしていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
このように従来装置においては、1つの機能が複数の
機器に対し経時的な動作を含む一連の複合動作で実現さ
れる場合、これらの動作ごとにユーザが順次操作手段を
操作しなければならず、動作数が多い場合操作が煩雑で
あった。
この発明は、前記従来の技術における問題点を解決し
て、所定の操作部材の操作で複数の機器に対し経時的な
動作を含む一連の複合動作を自動的にさせるようにして
操作の簡略化を図ろうとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
請求項1記載の発明は、各々独立したリモートコント
ロール系を有する複数の機器について、これらの機器各
々に付属して設けられる専用リモートコントロール装置
から送出される機器の動作を指示する指示情報を記憶
し、所定のキー操作に応じてこの指示情報を読み出して
対応する機器に送出して該当する動作を実行させること
が可能な学習機能付リモートコントロール装置におい
て、前記複数機器に対する複数の指定動作内容を含む一
連の指示情報を時系列的に記憶する記憶手段と、前記時
系列的に記憶された一連の指示情報相互間の無信号区間
の長さを個別に設定する無信号区間長さ設定手段と、前
記学習機能付リモートコントロール装置上の1つのキー
操作に基づき、前記記憶手段の記憶内容を、前記設定さ
れた無信号区間を隔てて順次読み出して各機器へ所定の
リモートコントロール信号として自動的に連続送信する
制御手段とを具備してなるものである。
請求項2記載の発明は、各々独立したリモートコント
ロール系を有する複数の機器に付属して設けられる専用
リモートコントロール装置から送出される個々の動作内
容ごとの指示情報を受信して記憶する第1の記憶手段
と、複合動作設定操作に応じて、前記第1の記憶手段に
記憶された指示情報を基に任意の複数の動作を組み合わ
せた複合動作の内容を時系列的に記憶する第2の記憶手
段と、所定の単一の動作を指示する操作に応じて前記第
1の記憶手段から該当する指示情報を読み出してリモー
トコントロール情報として送信し、所定の複合動作を指
示する操作に応じて前記第2の記憶手段の記憶に従い前
記第1の記憶手段から所定の複数の指示情報を順次読み
出すとともに、前記複合動作設定操作に応じた一連の指
示情報をリモートコントロール信号として自動的に連続
送信する制御手段とを具備してなるものである。
請求項3記載の発明は、各々独立したリモートコント
ロール系を有する複数の機器に付属して設けられる専用
リモートコントロール装置から送出される個々の動作内
容ごとの指示情報を受信して記憶する第1の記憶手段
と、複合動作設定操作に応じて、前記第1の記憶手段に
記憶された指示情報を読み出して任意の複数の動作内容
を組み合わせた複数の指示情報を時系列的に記憶する第
2の記憶手段と、所定の単一の動作を指示する操作に応
じて前記第1の記憶手段から該当する指示情報を読み出
してリモートコントロール信号として送信し、所定の複
合動作を指示する操作に応じて前記第2の記憶手段から
該当する一連の指示情報を順次読み出してリモートコン
トロール信号として自動的に連続送信する制御手段とを
具備してなるものである。
〔作 用〕
請求項1記載の発明によれば、1つのキー操作で、記
憶手段に記憶されている複数機器に対する複数の指定動
作内容を含む一連の指示情報が順次読み出されて、リモ
ートコントロール信号として自動的に連続送信される。
したがって、複数の動作で構成される1つの機能(録
画、録音等)を1つのキー操作で実現することができ、
操作を非常に簡略化することができる。また、学習機能
付リモートコントロール装置にこの発明の機能を搭載し
たので、自機の専用リモートコントロール装置にはこの
発明の機能が付いていない機器であっても、機器本体に
何ら改良を加えることなく後からこの発明の機能を付け
加えることができ、既存の機器においてこの発明の機能
を実現することができる。また、メーカが異なる機器を
任意に寄せ集めたオーディオシステム、ビデオシステム
においてもこの発明の機能を実現することができる。ま
た、時系列的に記憶された一連の指示情報相互間の無信
号区間の長さを個別に設定して、この設定された無信号
区間を隔てて指示情報を送信するようにしたので、1つ
の指示情報を受信してから所定時間内は次の指示情報を
受け付けないように構成されている機器においても、次
の指示情報を確実に受け付けることができる。
請求項2記載の発明によれば、学習操作により第1の
記憶手段に個々に動作内容ごとの指示情報を記憶し、第
2の記憶手段に複合動作の内容を記憶し、複合動作を実
行する指示によって第2の記憶手段から複合動作の内容
を読み出して第1の記憶手段から該当する一連の指示情
報を順次読み出して自動送信して複合動作が実現され
る。
また、請求項3記載の発明によれば、学習操作により
第1の記憶手段に個々の動作内容ごとの指示情報を記憶
し、第2の記憶手段に複合動作の一連の指示情報を第1
の記憶手段から読み出して記憶し、複合動作を実行する
指示によって第2の記憶手段から該当する一連の指示情
報を順次読み出して自動送信して複合動作が実現され
る。
請求項2,3記載の発明によれば、個別の指示情報を記
憶する第1の記憶手段と複合動作の内容を記憶する第2
の記憶手段を設けたので、個々の指示情報を一旦学習し
て第1の記憶手段に取り込んでしまえば、それを基に任
意に複合動作の内容を設定できるので、複合動作の内
容、順序を変更する場合でも個々の指示情報を学習し直
す必要がなく、複合動作の内容を容易に変更することが
できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を説明する。この実施例で
は学習機能付リモコン(以下単に「学習リモコン」とい
う。)を用いて、複数の機器を具えたAV(オーディオビ
デオ)システムに対して経時的な動作を含む一連の複合
動作をさせるようにしている。
なお、学習リモコンは各種機器の付属リモコンの送信
情報を学習して、これら機器を共通にリモコン操作する
ことにより、各機器を個々の付属リモコンで操作するこ
との煩雑さを解消したものである。学習リモコンは一般
に学習モードとして付属リモコンの送信情報(搬送周波
数、コードパターン等)を学習して記憶し、再現モード
としてこの記憶した中からキー操作に対応した送信情報
を読み出して信号を再現し、送信して対応する機器をリ
モコン操作する。
第2図は、この発明が適用されるAVシステムの一例を
示したものである。このAVシステムはプリメインアンプ
11、チューナ12、カセットデッキ13、CDプレーヤ14、LV
プレーヤ15、VTR16、テレビモニタ17、モニタスピーカ1
8,19を組み合わせて構成されている。各機器11〜17はさ
れぞれ付属リモコン20〜26を具えている。
各付属リモコン20〜26は、それぞれキーボード操作に
応じたコード信号で光線を変調して送信する。各機器20
〜26は送信された信号を受光窓27〜33を介して受光し、
自己の付属リモコンからの信号を弁別して、これをコー
ドに復調することにより、指令内容を判断して対応する
動作を実行する。各付属リモコン20〜26から送信する信
号の形式(搬送周波数、コードパターン等)はそれぞれ
独自に定められている。
付属リモコン20〜26からの送信情報を学習リモコンに
記憶する様子を第3図に示す。学習リモコン34のモード
を学習モードに切換えて、付属リモコン20〜26の送信部
レンズ35と学習リモコン34の送受信部レンズ36とを対向
させる。付属リモコン20〜26のキーのうち送信しようと
するキーと、学習リモコン34のうち送信された情報を記
憶しようとするキーを同時に押す。すると、付属リモコ
ン20〜26から送信された信号は学習リモコン34に受信さ
れ、その信号を特定する情報(搬送周波数、コードパタ
ーン等)が解析され、学習リモコン34内のメモリの操作
キーに対応したアドレスに記憶される。
このようにして、各付属リモコン20〜26の送信情報を
学習リモコン34に順次記憶する。記憶し終わったら学習
リモコン34を学習モード→再現モードに切換えてキー操
作すれば、1つの学習リモコン34で第2図の各機器11〜
17を共通にリモコン操作することができる。
学習リモコン34の内部構造の一例を第1図に示す。学
習モードと再現モードはスイッチ41で切換えられる。学
習モード時に各付属リモコン20〜26からキーボード操作
によって送信された赤外線信号42はホトダイオード43で
受光され、アンプ47および波形整形回路45を介して搬送
波成分とコードパターンに相当するエンベロープ成分が
抽出されてマイクロコンピュータ40に入力される。マイ
クロコンピュータ40は受信信号の信号内容を特定する情
報すなわち搬送周波数、コードパターンおよびコードパ
ターンの長さや繰り返し周波数等を解析する。
キーボード44は学習モード時には解析情報を記憶させ
るキー位置を指定するのに使用され、再現モード時には
そのキーに対応する記憶情報を読み出すのに使用され
る。また、キーボード44にはこの発明による複合動作を
実現するための複合動作指定キー53および複合動作設定
開始キー54、複合動作設定終了キー55が設けられてい
る。複数の複合動作を記憶させる場合は、10キーなどで
プログラムナンバを指定する。
コードRAM46は、学習モード時にはキーボード44で指
定されたキーに対応するアドレスに解析情報を記憶す
る。また、再現モード時にはキーボード44で指定された
キーに対応するアドレスから解析情報を読み出す。
シーケンスRAM50はこの発明による複合動作の動作内
容を時系列的に記憶するものである。この記憶は、例え
ばコードRAM46中のコードを別途コードナンバ等の形で
記憶することができる。
なお、コードRAM46とシーケンスRAM50の組み合わせは
請求項1の記憶手段に相当する。また、コードRAM46は
請求項2の第1の記憶手段に相当し、シーケンスRAM50
は請求項2の第2の記憶手段に相当する。
表示部52はLCD等で構成され、モード(学習モード/
再現モード)の表示、操作したキーの表示、学習モード
における記憶完了の表示、複合動作の動作シーケンスの
設定表示等がなされる。
マイクロコンピュータ40は再現モード時にはコードRA
M46から情報を読み出し、対応する信号を再現する。複
合動作を指定した時はシーケンスRAM50に記憶された複
合動作のシーケンスに基づきコードRAM46から情報を読
み出し、対応する信号を順次再現する。再現された信号
はLEDドライバ48を介して赤外線発光ダイオード49に供
給され、赤外線として送信される。
次に以上説明した構成による学習モード、複合動作設
定モードおよび再現モードの動作の具体例を説明する。
(a) 学習モード 学習モードでは学習リモコン34のスイッチ41を学習モ
ードに切換えて、各機器11〜17について順次学習を行な
っていく。はじめに例えばチューナ12について学習を行
なう場合は学習リモコン34とチューナ12の付属リモコン
21を対向させて、学習リモコン34のキーボード44でチュ
ーナを選択する操作を行なう。これにより、コードRAM4
6の記憶領域が定められる。そして、チューナ12の付属
リモコン21のキーボードを操作すると同時に、学習リモ
コン34のキーボード44の所望のキーを操作する。これに
より、付属リモコン21から発信された信号は学習リモコ
ン34のホトダイオード43で受光され、マイクロコンピュ
ータ40で解析され、コードRAM46内の操作されたキーに
対応したアドレスに記憶される。付属リモコン21を順次
操作しそのつど学習リモコン34のキーボード44の所望の
キーを操作することにより、付属リモコン21の全情報が
コードRAM46に記憶される。例えばチューナ12の付属リ
モコン21のキーボードには電源オン/オフキーやプリセ
ット局選択キー等があるが、電源オン/オフキー情報は
学習リモコン34の電源オン/オフキーの対応アドレスに
記憶し、プリセット局選択情報は学習リモコン34のテン
キーの対応アドレスに記憶すれば学習リモコン34のキー
表示と操作内容が一致するので、再現モードでの使い勝
手が良好になる。
このようにしてチューナ12についての学習が終了した
ら、同様にして他の機器11,13〜17についても順次学習
を行なっていく。一度記憶された情報は電源でバックア
ップされ、消去されない。
なお、学習モードでは1つの情報の記憶が完了するご
とに学習リモコン34の表示部52で記憶完了の表示がなさ
れ、記憶されたことを確認することができる。
(b) 複合動作設定モード 複合動作設定モードではスイッチ41を再現モードにし
て、キーボード44を用いて前記学習モードで記憶された
動作を組み合わせて所定の機能を実現する一連の動作情
報を記憶を行なう。キーボード44による設定操作例を以
下に示す。
VTR16を再生するためのキーボード44の操作例 この一連の操作はシーケンスRAM50に記憶される。
FM放送をテープデッキ13に録音する操作 この一連の操作はシーケンスRAM50に記憶される。
なお、複合動作設定モードでは送信は行なわれない。
(c) 再現モード 再現モードではスイッチ41を再現モードにする。そし
て、キーボード44で機器種類とその操作内容を指定す
る。これにより、キー操作に対応する解析情報が個々に
コードRAM46から読み出されてマイクロコンピュータ40
で信号が再現されて発光ダイオード49から赤外線で送信
される。この信号は各機器11〜17で受光され、指定され
た機器がこれを弁別して指定された動作を実行する。こ
のようにして、学習リモコン34ですべての機器11〜17を
遠隔操作することができる。
複合動作を行なわせるときは、複合動作指定キー53を
オンしてプログラムナンバを10キーで入力する。これに
より、シーケンスRAM50に記憶された複合動作の情報の
うちプログラムナンバで指定されたものがシーケンスに
従って順次読み出され、コードRAM46から対応するコー
ドが順次読み出され送信されて複合動作が実現される。
例えば、前述の例でいえば、プログラムナンバ1を10
キーで入力すれば、VTR16を再現するための複合動作の
情報が第4図に示すように順次送信される。すなわち、
はじめにモニタテレビ17、アンプ11、VTR16の電源をオ
ンする情報が順次送信されてこれらの電源がオンされ、
続いてテレビモニタ17のインプット切換をビデオ側にす
る情報、アンプ11のファンクションをVTRにする情報お
よびVTR16を再生モードにする情報が順次送信されてVTR
16の再生画像がテレビモニタ17に映し出される。
また、プログラムナンバ2を10キーで入力すればFM放
送をテープデッキ13で録音するための複合動作の情報が
第5図に示すように順次送信される。すなわち、はじめ
にアンプ11、チューナ12、テープデッキ13の電源をオン
する情報が順次送信されて、これらの電源がオンされ、
続いてアンプ11のファンクションをチューナにする情
報、チューナ12のチャンネルを指定する情報およびテー
ブデッキ13を録音モードにする情報が順次送信されてチ
ューナ12を指定チャンネルの放送がテープデッキ13に録
音される。
とろこで、機器によってはある動作中(例えばCDの頭
出し中)リモコンからの送信情報を受け付けないという
ものがある。このため、例えば第6図のように複合動作
の情報A,B,……,E,……を連続的に送信すると、例えば
情報Bの対応動作期間中信号を受け付けないという情報
C,Dが無視されて所期の動作が得られなくなるおそれが
ある。
そこで、例えば第7図のように、情報Bの対応動作が
終了するのに要する時間を待って(いわゆるポーズ)後
続の情報C,D,E,……が送信されるような複合動作設定モ
ード時にポーズキー等(無信号区間長さ設定手段)を用
いて無信号区間を設定すれば、再現モード時にリモコン
内蔵のタイマで送信間隔が調整され、このような誤動作
を防止することができる。
また、リモコンと機器とを双方向性に構成し、機器か
らのREADY信号等をリモコン側で確認した後、リモコン
側から後続の情報C,D,E,……を送信するようにしてもよ
い。
〔他の実施例〕
前記実施例のようにコードRAM46中のコードを別途コ
ードナンバ等の形でシーケンスRAM50中に記憶していく
方法はメモリ容量等の点では有利である。しかし複合動
作時は必ずシーケンスRAM50の記憶に基づきコードRAM46
からコードを読み出すので、万一複合動作のシーケンス
設定後にコードRAM46の内容を変更(再学習等)したよ
うな場合には、複合動作の内容が変化してしまうことに
なる。
第8図の実施例はこのような不都合を解決したもので
ある。ここでは、コードRAM46を大容量化し、シーケン
スRAM50を取り除いている。コードRAM46は第9図のよう
に、単一コードを記憶する単一コードエリア60のほか
に、複合動作のコードを記憶する複合動作コードエリア
62を有している。複合動作のシーケンス設定時はキーボ
ード44の操作に従い複数の単一コードが単一コードエリ
ア60から順次読み出されてコードナンバ等に変換されず
にそのまま複合動作コードエリア62にコピーされる。
そして、複合動作コードエリア62に最終的に完成した
複合動作の一連のコードが一まとめにして他の単一コー
ドと同様に扱われる。すなわち、キーボード44で複合動
作を指示すると、複合動作コードエリア62から複合動作
コードが読み出されてそのまま送信されて複合動作が実
現される。
なお、コードRAM46全体は請求項1の記憶手段に相当
する。また、単一コードエリア60は請求項3の第1の記
憶手段に相当し、複合コードエリア62は請求項3の第2
の記憶手段に相当する。
この方法によれば、複合動作のシーケンス設定後にそ
の元となる単一コードエリア60の内容を変更(再学習
等)してしまっても複合操作の内容は変化しない。
〔変更例〕
前記実施例では学習リモコンがそれ自身の内部で信号
の解析を行なうようにしたが、解析は外部で行ない、そ
の結果だけを記憶するような形式の学習リモコンにもこ
の発明を適用することができる。
また、学習リモコンでない通常のリモコン装置(例え
ばシステムコンポのリモコン装置等)にもこの発明を適
用することができる。すなわち、例えば、リモコンに送
信情報だけがプリセットされていて、ユーザがそれらを
自由に組合せて複合動作を設定するようにすることもで
きる。また、リモコンに送信情報とこれらを組合わせた
複合動作をすべてプリセットしておくこともできる。な
お、後者はリモコンから1種類の情報を出して機器側で
別々の動作に読み分けるようにしても実現される。
また、前記実施例では複合動作を行なわせるときは、
複合動作指定キーをオンした後プログラムナンバを10キ
ーで入力するように構成したが、個々の複合動作につい
て専用キーを設け、この専用キーの単一操作で、即所望
の複合動作を実現させるようにしても良い。
また、前記実施例ではこの発明をAVシステムに適用し
た場合について示したがAVシステム以外にも適用するこ
とができる。
また、リモコンにタイマを内蔵してタイマ録音、タイ
マ録画等の一連の複合動作を実現することもできる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、請求項1記載の発明によれば、
1つのキー操作で、記憶手段に記憶されている複数機器
に対する複数の指定動作内容を含む一連の指示情報が順
次読み出されて、リモートコントロール信号として自動
的に連続送信される。したがって、複数の動作で構成さ
れる1つの機能(録画、録音等)を1つのキー操作で実
現することができ、操作を非常に簡略化することができ
る。また、学習機能付リモートコントロール装置にこの
発明の機能を搭載したので、自機の専用リモートコント
ロール装置にはこの発明の機能が付いていない機器であ
っても、機器本体に何ら改良を加えることなく後からこ
の発明の機能を付け加えることができ、既存の機器にお
いてこの発明の機能を実現することができる。また、メ
ーカが異なる機器を任意に寄せ集めたオーディオシステ
ム、ビデオシステムにおいてもこの発明の機能を実現す
ることができる。また、時系列的に記憶された一連の指
示情報相互間の無信号区間の長さを個別に設定して、こ
の設定された無信号区間を隔てて指示情報を送信するよ
うにしたので、1つの指示情報を受信してから所定時間
内は次の指示情報を受け付けないように構成されている
機器においても、次の指示情報を確実に受け付けること
ができる。
請求項2,3記載の発明によれば、個別の指示情報を記
憶する第1の記憶手段と複合動作の内容を記憶する第2
の記憶手段を設けたので、個々の指示情報を一旦学習し
て第1の記憶手段に取り込んでしまえば、それを基に任
意に複合動作の内容を設定できるので、複合動作の内
容、順序を変更する場合でも個々の指示情報を学習し直
す必要がなく、複合動作の内容を容易に変更することが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例を示す図で、第3図の学
習リモコン34の内部構成を示すブロック図である。 第2図は、この発明が適用されるAVシステムの一例を示
す図である。 第3図は、付属リモコンの信号を学習リモコンに記憶す
る学習モードの状態を示す図である。 第4図、第5図は、第1図の回路から複合動作指令時に
送信される信号例を示す図である。 第6図は、連続送信による不都合を説明する図である。 第7図は、第6図の不都合を解決する送信例を示す図で
ある。 第8図は、この発明の他の実施例を示すブロック図であ
る。 第9図は、第8図のコードRAM46の記憶エリアの構成例
を示す図である。 34……学習リモコン、40……マイクロコンピュータ(制
御手段)、46……コードRAM(記憶手段、第1の記憶手
段)、50……シーケンスRAM(記憶手段、第2の記憶手
段)、53……複合動作指定キー、60……単一コードエリ
ア(第1の記憶手段)、62……複合コードエリア(第2
の記憶手段)。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々独立したリモートコントロール系を有
    する複数の機器について、これらの機器各々に付属して
    設けられる専用リモートコントロール装置から送出され
    る機器の動作を指示する指示情報を記憶し、所定のキー
    操作に応じてこの指示情報を読み出して対応する機器に
    送出して該当する動作を実行させることが可能な学習機
    能付リモートコントロール装置において、 前記複数機器に対する複数の指定動作内容を含む一連の
    指示情報を時系列的に記憶する記憶手段と、 前記時系列的に記憶された一連の指示情報相互間の無信
    号区間の長さを個別に設定する無信号区間長さ設定手段
    と、 前記学習機能付リモートコントロール装置上の1つのキ
    ー操作に基づき、前記記憶手段の記憶内容を、前記設定
    された無信号区間を隔てて順次読み出して各機器へ所定
    のリモートコントロール信号として自動的に連続送信す
    る制御手段とを具備してなるリモートコントロール装
    置。
  2. 【請求項2】各々独立したリモートコントロール系を有
    する複数の機器に付属して設けられる専用リモートコン
    トロール装置から送出される個々の動作内容ごとの指示
    情報を受信して記憶する第1の記憶手段と、 複合動作設定操作に応じて、前記第1の記憶手段に記憶
    された指示情報を基に任意の複数の動作を組み合わせた
    複数動作の内容を時系列的に記憶する第2の記憶手段
    と、 所定の単一の動作を指示する操作に応じて前記第1の記
    憶手段から該当する指示情報を読み出してリモートコン
    トロール情報として送信し、所定の複合動作を指示する
    操作に応じて前記第2の記憶手段の記憶に従い前記第1
    の記憶手段から所定の複数の指示情報を順次読み出すと
    ともに、前記複合動作設定操作に応じた一連の指示情報
    をリモートコントロール信号として自動的に連続送信す
    る制御手段と を具備してなるリモートコントロール装置。
  3. 【請求項3】各々独立したリモートコントロール系を有
    する複数の機器に付属して設けられる専用リモートコン
    トロール装置から送出される個々の動作内容ごとの指示
    情報を受信して記憶する第1の記憶手段と、 複合動作設定操作に応じて、前記第1の記憶手段に記憶
    された指示情報を読み出して任意の複数の動作内容を組
    み合わせた複数の指示情報を時系列的に記憶する第2の
    記憶手段と、 所定の単一の動作を指示する操作に応じて前記第1の記
    憶手段から該当する指示情報を読み出してリモートコン
    トロール信号として送信し、所定の複合動作を指示する
    操作に応じて前記第2の記憶手段から該当する一連の指
    示情報を順次読み出してリモートコントロール信号とし
    て自動的に連続送信する制御手段と を具備してなるリモートコントロール装置。
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