JPS63290097A - 学習リモ−トコントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、赤外線等を用いて家電製品等をリモコン操作
するリモートコントロール装置に係わり、異なる製品の
リモートコントロール装置の信号を記憶して一台の装置
で汎用的にリモコン操作を行い得るようにした学習リモ
ートコントロール装置に関する。

〔発明の技術的背景およびその問題点〕近年、テレビジ
ョン、ビデオ装置あるいはオーディオ装置等の各種装置
において、その動作切換を赤外線等を使用したリモート
コントロール装置によって行えるようになり、さらに、
上記のよう−なりモートコントロール装置のリモコン信
号を記憶して各種装置−の・リモコン操作を一台の装置
で行い得るようにした学習リモートコントロール装置が
ある。

第５図はリモートコントロール装置で使用されるリモコ
ン信号と学習リモートコントロール装置で記憶されるデ
ータの一例を示す図であり、通常のリモートコントロー
ル装置によるリモコン操作は、例えば同図（ａｌに示し
たような信号の断続によって構成されるリモコン信号を
送出し、被操作側の装置でリモコン信号のパターンを検
出して予め設定されているコードが判定され、そのコー
ドに対応する動作が行われる。

一方、学習リモートコントロール装置は、通常のリモー
トコントロール装置−が送出するリモコン信号の白信号
が継続されている時間ｔｉ、ｔ３゜・・・、ｔ９と信号
が跡絶えている時間ｔ２　＊　ｔ４　＊・・・５ｉｉｏ
とをタイマあるいはソフトウェア等の制御によって計時
し、第５図（ｂ）に示したような計時した時間情報の組
み合わせのデータを使用者が予め選択操作した操作キー
等に対応付けてメモリ゛に記録する。

そして、操作キーが操作されると、その操作キーに対応
付けて予め記録されたデータが読み出され、そのデータ
に基づいて送出するパルス幅を制御してリモコン信号を
生成して出力する。

第６図は、上記のような従来の学習リモートコントロー
ル装置のブロック図である。

図において、１１は赤外線等によるリモコン信号を受信
して赤外線／電気信号の変換を行う受信部、１２は上記
受信部１１で受信したリモコン信号の信号データの処理
を行う制御部、１３は受信したリモコン信号の信号デー
タが記憶されるメモリ、１４はリモコン信号の記録ある
いは上記メモリ１３に記憶された信号データを選択して
リモコン信号を送信するために操作される複数の操作キ
ー、１５はリモコン信号の記録とリモコン信号の送信と
の動作状態を切り換えるための切換スイッチ、１６はこ
の学習リモートコントロール装置の動作シーケンスある
いは操作指示等を使用者に表示するための表示部、１７
は操作キー１４によって選択された信号データを電気信
号／赤外線変換してリモコン信号を送信する送信部であ
る。

通常のリモートコントロール装置を操作してリモコン信
号が送出されると、このリモコン信号が受信部１１で受
信・復調されて信号の時間情報が得られると、制御部１
２によって信号の時間情報の組み合わせのデータをメモ
リ１３の受信バッファに書き込まれる。

データの占込みが終了すると、リモートコントロール装
置の同一の操作キーを再度操作するように表示部１６に
表示が行われ、操作者にキー操作を促す。

同一の操作キーが操作され、リモコン信号が送出される
と、受信部１１で受信・復調され、その結果得られたデ
ータと先に受信バッファに書き込んだデータとの比較が
行われ、一致した場合に、操作キー１４に対応して予め
メモリ１３上に設けられ記憶領域にデータが書き込まれ
る。

上記のようにして、操作キーの数だけのリモコン信号を
記録することができ、この学習リモートコントロール装
置を使用して装置をリモコン操作することができる。

すなわち、切換スイッチ１５を操作して送信状態にして
所望の操作キーを操作すると、その操作キーに対応した
記憶領域からデータが読み出され、送信部１７によって
そのデータに対応するリモコン信号が生成されて出力さ
れ１、通常のリモートコントロール装置からリモコン信
号が出力された場合と同様に装置が動作する。

しかしながら、リモコン信号には将来のコードの拡張、
受光部の人力レベルの調整等を考慮して付加された前書
部を有するものがあり、さらに、この前書部は、テレビ
ジョンのチャンネルの更新。

アンプのファンクション切換あるいはビデオ装置のモー
ド切換などのコードに設けられ１個のキーを操作するこ
とにより装置の状態を順次変化させるようなリモコン信
号においては、順次変化される。また、１個のキーを継
続して操作してもその状態が変化しないリモコン信号に
おいてもキーの操作毎に前書部が変化する。

例えば第３図に示したように、コントロールアンプ装置
などに備えたファンクション切換キーにおいて、リモー
トコントロール装置の同一のキーを操作してＴＵＮＥＲ
−ＰＬＡＹＥＲ−ＣＤ−ＡＵＸ−ＴＵＮＥＲと循環する
動作切換を行う場合、この循環のステップ動作を行わせ
るコード信号Ｘの前に各動作モードについて異なる前書
部ａ、ｂ。

ｃ、ｄが付加されたリモコン信号（以後、サイクリック
信号という。）がキーを操作する毎に順次出力される。

したがって、このようなサイクリック信号はキーを操作
する毎に前書部が変化するため、従来の学習リモートコ
ントロール装置によると、同一キー操作による１回目の
データと２回目のデータとが一致せず、サイクリック信
号の記憶ができないという問題があった。

〔発明の目的〕

本発明は、上記のようなサイクリック信号によって行わ
れるリモコン操作と同様の操作を行いうるようにした学
習リモートコントロール装置を提供することを目的とす
る。

〔発明の概要〕

本発明による学習リモートコントロール装置は、リモー
トコントロール装置のリモコン信号を受信して復調を行
う受信部と、この受信部の復調で得られたデータを記憶
する記憶装置と、この記憶装置の予め設定された記憶領
域と対応付けられた操作キーと、上記記憶装置から読み
出されたデータに基づいて上記リモートコントロール装
置のリモコン信号を復元して送信する送信部と、受信状
態と送信状態とを切り換えて設定する切換スイッチと、
この切換スイッチによって受信状態が設定されていると
きに上記受信部が受信して出力するデータを上記操作キ
ーに対応付けられた記憶領域に記憶し、その後上記受信
部が受信して出力するデータを上記記憶領域に記憶した
データと比較し、この比較の結果一致しない場合はその
受信部が出力するデータを上記記憶領域にさらに記憶し
、一致した場合はそれまでに上記記憶領域に記憶された
データをサイクリック信号のデータ列として設定し、上
記切換スイッチによって送信状態が設定されているとき
に上記操作キーが操作されると、その操作キーに対応付
けられた記憶領域からデータを読み出して上記送信部に
出力する制御部とを備えたことを特徴とする。

〔実施例〕

第１図は本発明の実施例の学習リモートコントロール装
置を説明するブロック図である。

図において、１はリモートコントロール装置１０から出
力される赤外線等によるリモコン信号を受信して赤外線
／電気信号の変換を行い、復調信号を出力する受信部、
２は上記受信部１が出力する復調信号から信号の継続さ
れている時間と跡絶えている時間を計時してこの時間情
報を受信データとして処理を行う制御部であり、この制
御部２はマイクロコンピュータ２ａを備え、これによっ
てこの学習リモートコントロール装置の制御が行われる
。

３および４は、上記制御部２に接続されるとともに図示
しない電源によりバックアップされるＣＭＯＳスタティ
ックＲＡＭ等の第１．第２のメモリであり、第１のメモ
リ３は受信バッファとして使用されるとともに受信デー
タが複数個一時配列して記録され、第２のメモリ４は記
録するリモコン信号のデータが書き込まれる。

５はリモコン信号の記録ある−いは上記第２のメモリ４
に記憶されたデータを選択してリモコン信号を送信する
ために操作される複数の操作キー、６は動作シーケンス
あるいは操作指示等を使用者に表示するためにＬＥＤ、
ＬＣＤ等により構成された表示部、７はリモコン信号の
記録とリモコン信号の送信との動作状態を切り換えるた
めの切換スイッチである。

８は操作キー５の操作によってメモリ４から選沢的に読
み出されたデータに基づいて変調信号を住成し、この変
調信号を電気信号／赤外線変換してＶモコン信号を送信
する送信部である。

マイクロコンピュータ２ａは切換スイッチ７が受信側に
設定されていることを検知すると、表示部６のＬＥＤ等
の点灯を行って、リモートコントロール装置１０を操作
するように促す。

リモートコントロール装置ｌＯの操作キーが操作されて
リモコン信号が送出されると、このリモコン信号が受信
部１で受信・復調されて復調信号が制御部２に入力され
、上記受信部１が出力する復調信号から信号の継続され
ている時間と跡絶えている時間を計時してこの時間情報
を受信データとして復号する。そして、この制御部２の
マイクロコンピュータ２ａはソフトウェアの制御による
処理を次のように行う。

上記のようにして得られた受信データをメモリ３の受信
バッファに書き込み、表示部６のＬＥＤ等の点灯を行っ
て、複数の操作キー５の所定の操作キーを操作するよう
に促す。

操作キー５の所定の操作キーが操作されると、上記受信
バッファ内に書き込まれたデータをメモリ３の別の記録
領域、すなわち、複数のデータを配列して記録する記録
領域（以後、配列領域という。）に書き込み、表示部６
のＬＥＤ等の点灯を行ってリモートコントロール装置１
０の操作キーを操作するように促す。

そして、リモートコントロール装置１０からリモコン信
号が再び出力されて上記同様受信データが得られると、
マイクロコンピュータ２ａはこの受信データをメモリ３
の受信バッファに書き込み、このデータの書込みが終了
すると、上記配列領域に記憶されている１回目のデータ
と上記受信バッファに書き込んだ２回目のデータとの比
較を行う。

そして、この比較の結果、１回目と２回目のデータが同
一であった場合は、表示部６のＬＥＤ等の点灯を行って
複数の操作キー５の内所望の操作キーを操作するように
促し、例えば操作キー５１が操作されると、この操作キ
ー５１に予め対応付けられたメモリ４上の記憶領域に上
記配列領域に記録したデータを記録する。

上記の比較の結果、１回目と２回目のデータが異なって
いると、表示部６によってデータが不一致であることを
示すとともに、複数の操作キー５の内所定の操作キーを
操作するように促す。そして、所定の操作キーが操作さ
れると、上記受信バッファ内に書き込まれたデータを上
記配列領域に８き込み、表示部６によってリモートコン
トロール装置１０の操作キーを操作するように促す。

そして、上記同様に受信データと配列領域のデータとが
一致しない間は、その受信データを配列領域に順次書き
込み、受信データが配列領域のデータと一致すると表示
部６により操作キー５の内所望の操作キーを操作するよ
うに促し、例えば操作キー５１が操作されると、それま
でに配列領域に記憶した複数のデータをサイクリック信
号として検知し、その配列領域に記憶した複数のデータ
をサイクリック信号を示す予め設定されたキーワードと
ともに操作キー５１に予め対応付けられたメモリ４上の
記憶領域に記憶する。

この学習り七−トコントロール装置においてリモートコ
ントロールＷＭ１０のリモコン信号ヲ記録するとき、リ
モートコントロール’ＡＭ１０　にｂいてサイクリック
信号を出力する操作キーが操作されたとすると、例えば
前記第３図について説明したようなリモコン信号ａ＋ｘ
、ｂ＋ｘ等が順次出力され、第２図に示したように１回
目、２回目。

・・・と順次同じ操作キーの操作によって出力される信
号ａ＋ｘ、ｂ＋ｘ、ｃ＋ｘ、ｄ＋ｘがメモリ３の前記配
列領域に順次記憶される。

そして、５回目の操作により再び信号ａ＋ｘが出力され
ると、最初に記憶されたａ＋Ｘと同じであるのでそれま
でに配列領域に記憶された信号ａ＋ｘ　、ｂ＋ｘ　、ｃ
＋ｘ　、ｄ＋ｘが第４図に示したようにサイクリック信
号としてキーワードとともにメモリ４に記憶される。

この学習リモートコントロール装置によってリモコン操
作を行う場合は、切換スイッチ５を送信側に設定して行
われる。

そして、マイクロコンピュータ２ａが送信側設定されて
いることを検知すると次のようにしてリモコン信号が出
力される。

操作キー５の何れのキーが操作されているかを監視し、
例えば操作キー５１が操作されていると、この操作キー
５１に対応するメモリ４の記憶領域から先に書き込まれ
たデータを読み出し、その先頭に占き込まれているキー
ワードによって、この記録領域に書き込まれたデータが
サイクリック信号のものであることを検知する。

そして、第４図に示したように操作キー５１が操作され
る毎に、その記録領域に書き込まれたデータを送信部７
に順次出力し、送信部７は制御部２から出力されるデー
タに基づいて変調信号を生成し、この変調信号を電気信
号／赤外線変換してサイクリック信号として順次出力さ
れる。

このようにして、通常のリモートコントロール装置から
サイクリック信号が出力された場合と同様に装置が動作
される。

なお、上記の実施例におけるメモリ３とメモリ４とは同
じメモリ素子等を使用することができることはいうまで
もない。

また、上記の実施例ではデータの比較あるいは記憶を受
信データ全体について行うようにしているが、学習リモ
ートコントロール装置に記録するときに、サイクリック
信号のように周期性を有するリモコン信号について記録
を行うことが予めわかっている場合は、例えば周期的に
変化する前書部のみの比較あるいは記憶を行うようにす
ることができる。

また、上記実施例ではサイクリック信号の信号列におけ
る各データの前後関係（例えばｂ＋ｘデータの前データ
がａ＋Ｘデータ、後データがＣ＋Ｘであること）の判別
は行っていないが、信号列に対する周期性を判別し、周
期性があれば第７図に示すように、まず上記実施例に係
る手法により信号列ａ＋Ｘを配列領域に記憶する。次に
受信データを受けて、該受信データを配列領域に記憶さ
れた第１番メモリのデータａ十Ｘと比較する。以下一致
していれば次の受信データを受けて配列領域の第２番メ
モリのデータｂ＋ｘと比較し、この比較処理を繰り返す
。

かかる処理によってサイクリック信号列において完全に
一致したデータ列を記憶することができる。

〔発明の効果〕

本発明によれば、リモートコントロール’ＡＨのリモコ
ン信号を順次受信し、その受信データが異なる場合はそ
れらのデータをサイクリック信号のデータ列として記録
するようにしたので、前書部が変化するようなサイクリ
ック信号の記憶ができ、このようなサイクリック信号に
よって行われるリモコン操作と同様の操作を行い得るよ
うにすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の学習リモートコントロール装
置のブロック図、 第２図は実施例におけるサイクリック信号の記録を説明
する図、 第３図はサイクリック信号の一例を示す図、第４図は実
施例におけるサイクリック信号の出力を説明する図、 第５図はリモコン信号を説明する図、 第６図は従来の学習リモートコントロール装置のブロッ
ク図、 第７図はサイクリック信号の信号列の比較を説明する図
である。 １・・・受信部、２・・・制御部、２ａ・・・マイクロ
コンピュータ、３，４・・・メモリ、５・・・操作キー
、６・・・表示部、７・・・切換スイッチ、８・・・送
信部。 特許出願人　　　パイオニア株式会社 娼ｉ子′−９ １田已−囮う ２師−−−一ロコーー 正目−＋７区−一 ４回目−−−−ロコーー ５田已　−一一一口Ｔ口９ 第２゜ せＪ　Ｚ　＋　＜’、ｌファ　　　　ゐｔ乃りｌ１１≦
板図 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　リモートコントロール装置のリモコン信号を受信して
   復調を行う受信部と、この受信部の復調で得られたデー
   タを記憶する記憶装置と、この記憶装置の予め設定され
   た記憶領域と対応付けられた操作キーと、上記記憶装置
   から読み出されたデータに基づいて上記リモートコント
   ロール装置のリモコン信号を復元して送信する送信部と
   、受信状態と送信状態とを切り換えて設定する切換スイ
   ッチと、この切換スイッチによって受信状態が設定され
   ているときに上記受信部が受信して出力するデータを上
   記操作キーに対応付けられた記憶領域に記憶し、その後
   上記受信部が受信して出力するデータを上記記憶領域に
   記憶したデータと比較し、この比較の結果一致しない場
   合はその受信部が出力するデータを上記記憶領域にさら
   に記憶し、一致した場合はそれまでに上記記憶領域に記
   憶されたデータをサイクリック信号のデータ列として設
   定し、上記切換スイッチによって送信状態が設定されて
   いるときに上記操作キーが操作されると、その操作キー
   に対応付けられた記憶領域からデータを読み出して上記
   送信部に出力する制御部とを備えたことを特徴とする学
   習リモートコントロール装置。