JPH04207795A - 遠隔操作装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はＡＶ（オーデオビデオ）機器等のリモートコン
トローラに適用して好適な遠隔操作装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明はＡＶ機器等のリモートコントローラに適用して
好適な遠隔操作装置に関し、入力コードを記憶するとと
もに、指示にもとづいて記憶したコードを出力するため
の学習手段と、変換テーブルを備えたメモリと、ケーブ
ルあるいは赤外線からの入力コードに対応する変換コー
ドをメモリから読み出す読み出し回路と、読み出し回路
あるいは学習手段から読みだされたコード信号を送出す
る出力回路とを備えることにより、構成が簡素となる一
台の遠隔操作装置でコントロールコードが相違する多種
の機器間の機能選択の操作ができるようにしたものであ
る。

［従来の技術〕 従来、ＡＶシステム等では、機器の機能選択の遠隔操作
（以下、単に遠隔操作という）を別メーカの一つの遠隔
操作装置で行う、所謂、学習リモートコントローラ（以
下、リモートコントローラをリモコンと略称する）が用
いられている。

この学習リモコンは、他メーカの機器の特定の遠隔操作
、例えば、ｔｉｆ！オンの指示として送信されるコント
ロールコード（例えば、符号化赤外線）を別メーカの機
器用の遠隔操作装置に入力し、この遠隔操作装置では入
力されたコントロールコードを、例えば、学習ボタンお
よび電源ボタンをオンしてメモリに記憶する。この記憶
の後、学習ボタンをオンし、さらに、電源ボタンをオン
することにより、記憶したコードを読み出し、さらに符
号化赤外線を送信して他方の機器の電源オンの遠隔操作
を行う。このように、夫々の機器専用の複数の遠隔操作
装置を用いることなく一台の遠隔操作装置で他メーカの
機器の遠隔操作ができるようになり、その使用の利便性
が向上するようにしている。

この学習リモコンによる遠隔操作の他に、ＡＶシステム
等では機器間での遠隔操作も行われている。例えば、Ｖ
ＴＲ間でダビングを行う場合、ソース側ＶＴＲを再生動
作にすると、これに対応したコード信号を送出し、この
コード信号によって自動的に記録側ＶＴＲが録画動作に
なるようにしている。

Ｃ発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、学習リモコンは、この装置のキー操作に
より、夫々の機器を個別に遠隔操作を行うものであり、
機器間での同期した動作、例えば、ダビング時にソース
側のＶＴＲから記録側のＶＴＲの再生と録画の同期動作
には利用できないものであり、不便である。ここでメー
カが相違する一方の機器に学習リモコンと同様の学習回
路を設け、この学習回路を通じて他方の機器の遠隔操作
を行うことが考えられる。この場合、夫々の機器に学習
回路を設ける必要があり、その構成が複雑化する。

また、機器間の遠隔操作が可能な構成では、予め制御符
号を対応可能に設定した同一メーカの機器間のみにしか
利用できない欠点がある。

本発明は上述の課題に鑑み、その目的は構成が簡素とな
る一台の遠隔操作装置でコントロールコードが相違する
多種の機器間の機能選択の操作が可能となる優れた遠隔
操作装置を堤供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

不死明しよ、例えば、第１図乃至第５図に示すように指
示にもとづいて記憶したコードを出力するための学習手
段と、変換テーブルを備えたメモリと、ケーブルあるい
は赤外線からの入力コードに対応する変換コードをメモ
リから読み出す読み出し回路と、読み出し回路あるいは
学習手段から読みだされたコード信号を送出する出力回
路と備えたものである。

〔作用〕

本発明の遠隔操作装置において、例えば、他メーカ機器
から入力されるコードが記憶され、この記憶後の対応し
た指示、例えば、キー操作あるいは入力信号にもとづい
て、予め記憶したコード信号を出力する。あるいはケー
ブルまたは符号化赤外線による入力コードに対応した変
換コードをメモリから読み出し、読み出されたコード信
号が、操作対象となる機器に送出される。

これにより、構成が簡素となる一台の遠隔操作装置でコ
ントロールコードが相違する多種の機器間の機能選択の
遠隔操作、所謂、学習リモコン、変換リモコンあるいは
慣用手段である通常リモコンとして動作する。

〔実施例〕

以下、本発明の遠隔操作装置の一実施例を図面を参照し
て詳細に説明する。

遠隔操作装置（５）には、マイクロプロセッサ（ＭＰＵ
）（１０）が設けられており、このＭＰＵ（１０）は周
知のＣＰ　Ｕ　（１０ａ）　と、この装置の制御プログ
ラムを記憶したＲ　ＯＭ　（１０ｂ）と、ワーキング用
のＲＡ　Ｍ　（１０ｃ）と、Ｉ　／　Ｏ（１０ｄ）およ
び図示しないセラミック振動子と分周部等を備えたパル
ス符号発生部（１０ｅ）等からなる。さらに第１の入力
端子Ｔｉｌが設けられており、この第１の入力端子Ｔｉ
ｌに他の機器からコントロールコードを学習する際のコ
ード信号Ｓａｔが接続したケーブルで人力される。さら
に、Ｍ　Ｐ　Ｕ　（１０）には、他の機器から送信され
る符号化赤外線ｒａを受信し、ここからの出力であるコ
ード信号Ｓａ２を供給するフォトダイオードＲａが接続
されている。

さらに、遠隔操作装置（５）には、図示しないＡＶ機器
等に接続されたケーブルでコード信号Ｓｂｌが供給され
る第２の入力端子Ｔｉ２が設けられており、ここからコ
ード信号ＳｂｌがＭ　Ｐ　Ｕ　（１０）に入力されてい
る。さらに、他の機器から送信される符号化赤外線ｒｂ
を受信するフォトダイオードＲｂが設けられており、こ
こで得られるコード信号Ｓｂ２がＭ　Ｐ　Ｕ（１０）に
入力されている。さらに、ＭＰＵ（１０）には、例えば
、電源オン・オフ、チャネル選択およびボリュームアッ
プ・ダウン等の機能選択の操作および符号化赤外線の送
信をオンとする操作用のキーボード（１２）が接続され
ている。また、コード信号Ｓａｌ、Ｓａ２を記憶し、あ
るいはコード信号Ｓｂｌ、Ｓａ２を所定コードに変換す
るルックアンプテーブル（変換テーブル）を備えたメモ
リ（１４）が設けられている。さらに、Ｍ　Ｐ　Ｕ　（
１０）には出力端子Ｔｏと発光ダイオードＴｄが接続さ
れ、ここには、コード信号Ｓａｌ、Ｓａ２あるいはコー
ド信号Ｓｂｌ　、　Ｓｂ２の符号に対応した出力信号Ｓ
Ｏが送出される。この出力信号Ｓｏは発光ダイオードＴ
ｄから符号化赤外線ｔａとして送出される。出力信号Ｓ
Ｏは記憶したコード信号Ｓａｌ、Ｓａ２を読み出し、あ
るいは入力されるコード信号Ｓｂｌ、Ｓｂ２に対応して
メモリ（１４）からＣＰ　Ｕ　（１０ａ）の制御で読み
出した変換コードをパルス符号発生部（１０ｅ）で、例
えば、Ｐ　Ｐ　Ｍ　（ＰｕｔｓＰｏｓｉｔｉｏｎ　Ｍｏ
ｄｕｌａｔｉｏｎ）で符号化して、さらにｌ１０　（ｔ
ｏｄ）等で所定レベルに形成した信号である。

次に、この構成の動作、すなわち、学習リモコン、変換
リモコンおよび慣用的な通常リモコンとして用いる場合
の動作を説明する。

学習動作の場合、先ず、キーボード（１２）から学習動
作である指示がＭ　Ｐ　Ｕ　（１０）に行われる。そし
て、この遠隔操作装置（５）で操作することができない
他メーカ機器からケーブルで第１の入力端子Ｔｉｌに、
例えば、他メーカ機器の電源オンの操作のコード信号Ｓ
ａｌが供給され、あるいは符号化赤外線ｒａをフォトダ
イオードＲａで受信したコード信号Ｓａ２がＭ　Ｐ　Ｕ
　（１０）に供給される。ここでキーボード（１２）か
ら電源オンのボタンが押下されることによりＭ　Ｐ　Ｕ
　（１０）は他メーカ機器のコード信号Ｓａ１あるいは
コード信号Ｓａ２のＰＰＭを他メーカ機器の電源オンと
して書き込みアドレスを指定してメモリ（１４）に記憶
する。

この後、学習、且つ電源オンのボタンを操作するとメモ
リ（１４）から他メーカ機器の電源オンのための符号を
Ｍ　Ｐ　Ｕ　（１０）が読み出し、Ｉ　／　Ｏ（１０ｄ
）で所定レベルに変換して出力する。この出力信号Ｓｏ
は、例えば、発光ダイオードＴｄから符号化赤外線ｔａ
として送信され、この符号化赤外線ｔａを受信した他メ
ーカ機器の電源がオンされることになる。

この遠隔操作は、記憶後のボタン操作によらず、機器か
ら入力される信号により自動的に行うこともできる。す
なわち、他メーカ機器から入力端子Ｔｉ２に入力され、
あるいは符号化赤外線ｒｂをフォトダイオードＲｂで受
信して得られるコード信号Ｓｂ２が供給されるＭ　Ｐ　
Ｕ　（１０）で解読する。例えば、他メーカ機器の電源
オンの指示を識別して、メモリ（１４）に記憶した電源
オンとする符号を読み出した出力信号Ｓｏを符号化赤外
線ｔａとして送信して他メーカ機器の操作を行うことも
できる。

このように、学習リモコンとして動作する他に通常リモ
コンとして動作する。この場合、キーボード（５）のオ
ン操作に対応したコード信号がパルス符号発生部（１０
ｅ）から導出され、さらにｌ１０（１０ｄ）を通じて出
力信号ＳＯが出力され、遠隔操作を行うものである。

次に、変換リモコンとしての動作の場合、先ず、キーボ
ード（１２）から変換動作である指示がＭＰＵ（１０）
に行われる。そして、この遠隔操作装置（５）で操作す
ることができる第１の機器、例えば、ＴＶチューナから
ケーブルで第２の入力端子Ｔｉ２に第２の機器であるモ
ニタ受像機の電源オンの指示のコード信号Ｓｂｌが供給
される。この際、コード信号Ｓｂｌの代わりに符号化赤
外線ｒｂをフォトダイオードＲｂで受信したコード信号
Ｓｂ２がＭ　Ｐ　ＴＪ　（１０）に供給するようにして
も良い。Ｍ　Ｐ　Ｕ　（１０）はモニタ受像機の電源オ
ンの指示のＰＰＭを解読してメモリ（１４）に供給し、
ここで、予めメモリ（１４）に記憶されたコードを読み
出す。このコードをｌ１０（ｌＯｄ）で所定レベルに形
成して出力する。この出力信号Ｓｏは、例えば、発光ダ
イオードＴｄから符号化赤外線ｔａとして送信し、そし
て、この符号化赤外線ｔａを受信した第２の機器のモニ
タ受像機では電源オンの制御動作が行われる。所謂、変
換リモコンとして動作する。

次に、このように動作する遠隔操作装置（５）の使用例
を説明する。

第２図は変換リモコンとしての第１の使用例を示し、ケ
ーブル入力のコード信号を変換して符号化赤外線で他の
機器を遠隔操作する場合である。

ＡＶ機器（３０）の出力コネクタ（３０ａ）から出力さ
れるコード信号Ｓｂｌ、例えば、ダビング時にＡＶ機器
（３０）をソース側ＶＴＲとして動作する場合、ＡＶ機
器（３２）の記録側ＶＴＲの記録動作の開始指示の符号
であるコード信号Ｓｂｌがケーブル（３０ｂ）を通じて
遠隔操作装置（５）の入力端子Ｔｉ２に供給される。こ
のコード信号ＳｂｌがＭ　Ｐ　Ｕ　（１０）に入力され
る。このコード信号Ｓｂｌはメモリ（１４）の変換テー
ブルで変換され、その出力信号Ｓｏが発光ダイオードＴ
ｄから符号化赤外線ｔａとしてＡＶ機器（３２）に送信
される。この符号化赤外線ｔａがＡＶ機器（３２）のフ
ォトダイオード（３２ａ）で受信され、図示しないＭＰ
Ｕ等の制御により記録動作を開始することになる。

第３図は変換リモコンとしての第２の使用例を示し、受
信した符号化赤外線ｒｂを変換して送信する符号化赤外
線ｔａで他の機器を遠隔操作する場合である。すなわち
、第２図の構成に対して、ＡＶ機器（４０）の発光ダイ
オード（４０ａ）から送信される符号化赤外線ｒｂをフ
ォトダイオードＲｂで受信するものであり、他の構成お
よび動作は第２図の場合と同様である。なお、ＡＶ機器
（４０）は遠隔操作装置でも同様に動作させることがで
きる。

第４図は変換リモコンとしての第３の使用例を示し、受
信した符号化赤外線を変換してケーブルで他の機器を遠
隔操作する場合である。

すなわち、第３図の構成に対して、遠隔操作装置（５）
の出力端子ＴｏとＡＶ機器（５２）の入力端子（５２ａ
）がケーブル（５２ｂ）で接続されている。他の構成動
作は第３図の場合と同様である。なお、ＡＶ機器（４０
）は遠隔操作装置でも同様に動作させることができる。

このように、遠隔操作用のコード信号を送出する出力端
子あるいは符号化赤外線の送信部を備えた機器、あるい
は遠隔操作装置から他のコードで動作する機器の遠隔操
作（制御１）を−台の遠隔操作装置（５）で行うことが
できる。

第５図は学習リモコンとしての使用例を示し、所定のコ
ード信号を、予め記憶した他メーカ機器のコードの符号
化赤外線で遠隔操作する場合である。

先ず、予め他メーカ機器（６２）、この場合、ダビング
時の記録側ＶＴＲの出力端子（６２ｂ）からケーブル（
６２ｃ）を通じて、例えば、記録あるいは停止等のコー
ド信号Ｓａｌが供給され、夫々キーボード（１２）から
対応するボタンがオンされることによりメモリ（１４）
に記憶される。この記憶の後、ソース側機器（６０）の
出力端子（６０ａ）からケーブル（６ｏｂ）を通じて、
例えば、ダビング時の記録側ＶＴＲである他メーカ機器
（６２）に対する記録あるいは停止等を指示するコード
信号（Ｓｂｌ）が遠隔操作装置（５）の入力端子Ｔｉ２
に入力される。遠隔操作装置（５）のＭ　Ｐ　Ｕ　（１
０）では、このコード信号（Ｓｂｌ）が記録側ＶＴＲの
他メーカ機器（６２）に対する記録あるいは停止等であ
ることを解読する。そして、メモリ（１４）に記憶した
記録側ＶＴＲに対する記録あるいは停止等の符号をＭ　
Ｐ　Ｕ　（１０）が読み出し、ｌ１０（１０ｄ）で所定
レベルに形成した出力信号Ｓｏが発光ダイオードＴｄか
ら符号化赤外線ｔａとして送信される。この符号化赤外
線ｔａを他メーカ機器（６２）　（記録側ＶＴＲ）のフ
ォトダイオード（６２ａ）で受信し、図示しない内部の
ＭＰＵ等の制御により、記録あるいは停止の動作を実行
する。すなわち、学習リモコンとして動作する。

このように夫々、−台の遠隔操作装置（５）で学習リモ
コン、変換リモコンあるいは慣用手段としての通常リモ
コンとして動作し、この−台のみの遠隔操作装置で機器
間の遠隔操作ができるようになり、使用の利便性が向上
する。

なお、本発明は上述実施例に限らず、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変更し得ることは明らかである。

（発明の効果〕 以上の説明から理解されるように、本発明の遠隔操作装
置によれば、入力コードを記憶するとともに、指示にも
とづいて予め記憶したコード信号を出力し、またケーブ
ルあるいは赤外線からの入力コードに対応する変換コー
ドをメモリから読み出し、読み出されたコード信号が、
操作対象となる機器に送出されるため、構成が簡素とな
る一台の遠隔操作装置でコントロールコードが相違する
多種の機器間の機能選択の遠隔操作、所謂、学習リモコ
ン、変換リモコンあるいは通常リモコンとして利用でき
るものとなり、利便性が向上する利益がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の遠隔操作装置の一実施例の構成を示す
ブロック図、第２図は実施例が変換リモコンとして動作
する第１の使用例の説明に供される構成図、第３図は実
施例が変換リモコンとして動作する第２の使用例の説明
に供される構成図、第４図は実施例が変換リモコンとし
て動作する第３の使用例の説明に供される構成図、第５
図は実′施例が学習リモコンとして動作する場合の説明
に供される構成図である。 （５）は遠隔操作装置、（１０）はＭＰＵ、（１２）は
キーボード、（１４）はメモリ、Ｒａ、Ｒｂはフォトダ
イオード、ｒａ、ｒｂは符号化赤外線、Ｓａｌ、Ｓｏ２
．Ｓｂｌ、Ｓｂ２はコード信号、Ｓｏは出力信号、ｔａ
は符号化赤外線、Ｔｄは発光ダイオード、Ｔｉｌは第１
の入力端子、Ｔｉ２は第２の入力端子、Ｔｏは出力端子
である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　入力コードを記憶するとともに、指示にもとづいて記
   憶したコードを出力するための学習手段と、変換テーブ
   ルを備えたメモリと、ケーブルあるいは赤外線からの入
   力コードに対応する変換コードを上記メモリから読み出
   す読み出し回路と、 上記読み出し回路あるいは学習手段から読みだされたコ
   ード信号を送出する出力回路と、を備えることを特徴と
   する遠隔操作装置。