JPS63234698A - 遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、ＶＴＲ，ＴＶ、ＣＤ等の被制御装置を赤外線
（電磁波）により遠隔制御（リモートコントロール）す
る際に用いて好適の装置に関し、特に、同装置を介して
電話あるいはコンピュータなどの外部制御装置による遠
隔制御を可能とした遠隔制御装置に関するものである。

［従来の技術］ 近年、赤外線により遠隔制御されるＶＴＲ，ＴＶ、ＣＤ
、エアコン、カセットデツキ、照明等の被制御装置が種
々製品化されており、同一個所に何台もの遠隔制御用赤
外線送信機が存在する場合がある。このような場合、使
用者はこれらの送信機を常時手もとに用意しなければな
らず、操作が煩雑となっている。

そこで、従来、特開昭６１−２０１５７１号公報に開示
されるような統合型赤外線遠隔制御装置が提案されてい
る。この統合型赤外線遠隔制御装置は、外部からの送信
コードを受信する受信部をそなえ、この受信部に個々に
使用されている他の赤外線遠隔制御装置の赤外線を入力
し、他の赤外線遠隔制御装置の送信コードを送信キーに
対応したメモリにキャリア（搬送波）周波数、送信フォ
ーマット、送信コード、繰返し時間等をそのまま又はコ
ード化して記憶するようになっている。これにより、被
制御装置を制御する際には統合型赤外線遠隔制御装置に
おける適当な送信キーを押すだけでよく、製造メーカの
異なる各種機器のための複数の赤外線遠隔制御装置を一
つのものに統合することが可能となって、前述したよう
な操作の煩雑さが解消されるのである。

［発明が解決しようとする問題点コ ところで、上述のように複数の被制御装置を一つの個所
にそなえた場合にこれらの被制御装置を１台の遠隔制御
装置で制御したいという要望のほかに、近年、電話回線
を介しブツシュホンなどにより外部（遠隔制御装置によ
る直接的な制御が可能な範囲外）から被制御装置を制御
したり、あるいは、コンピュータにより被制御装置をプ
ログラム制御したりしたいといったように、外部制御装
置による被制御装置の制御の実現が要望されている。

このような要望に対し、被制御装置に手を加えるなどし
て、被制御装置と、電話あるいはコンピュータなどの外
部制御装置とを直接電気的に接続する手段等が考えられ
るが、この場合、上述のごとく被制御装置の改造を行な
わなければならず、極めて困難である。

本発明は、このような実情に鑑み、被制御装置に一切手
を加えることなく、外部制御装置と被制御装置とを容易
に接続できるようにして、上記外部制御装置による被制
御装置の制御を実現可能とした遠隔制御装置を提供する
ことを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ このため、本発明の遠隔制御装置は、被制御装置を遠隔
制御すべく同被制御装置における受信部へ向けて遠隔制
御用電磁波信号を出力する遠隔制御用電磁波信号発生手
段と、上記被制御装置固有の操作方式もしくは信号パタ
ーンを設定・選択しうる入力手段と、同入力手段により
設定される上記被制御装置固有の操作方式もしくは信号
パターンを記憶する記憶手段と、上記入力手段からの選
択信号に応じて上記記憶手段から所定の操作方式もしく
は信号パターンを選択しこの操作方式もしくは信号パタ
ーンに基づいて上記電磁波信号発生手段から上記遠隔制
御用電磁波信号を出力させる制御手段とをそなえ、外部
制御装置により上記被制御装置を遠隔制御すべく同外部
制御装置からの制御信号を受け同制御信号を所定の選択
信号に変換して上記制御手段に出力するインターフェイ
ス回路を設けたものである。

［作　　　用］ 上述の発明の遠隔制御装置では、入力手段により予め記
憶手段に被制御装置固有の操作方式もしくは信号パター
ンを記憶させておいてから、通常は、制御手段により、
上記入力手段からの選択信号に応じて上記記憶手段から
所望の被ｆｌｔｌＪ＃装置の操作方式もしくは信号パタ
ーンが選択され、この操作方式もしくは信号パターンに
基づいて所定の遠隔制御用電磁波信号（赤外線信号）が
電磁波信号発生手段から上記所望の被制御装置の受信部
へ出力されて、上記所望の被制御装置が遠隔制御される
。

一方、外部制御装置により被制御装置を遠隔制御する際
には、予めインターフェイス回路を介し上記外部制御装
置と上記制御手段とを接続しておくことにより、上記イ
ンターフェイス回路は、上記外部制御装置からの制御信
号を受けると、同制御信号を所定の選択信号（上記入力
手段からの選択信号に対応するもの）に変換して上記制
御手段に出力し、以下上述した通常の場合と同様にして
、所望の被制御装置が遠隔制御される。

［発明の実施例］ 以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第１図は本発明の第１実施例としての遠隔制御選択装置
を示すブロック図であり、本実施例では、第１図に示す
ように、ＶＴＲ，ＴＶ等の被制御装置をＭＡ−ＭＤの４
台そなえた場合について説明する。

さて、第１図において、１は各被制御装置ＭＡ〜ＭＤに
おける受信部（図示せず）へ向けて遠隔制御用赤外線信
号（電磁波信号）を出力する遠隔制御用電磁波信号発生
手段としての赤外線発光部、２は被制御装置ＭＡ−Ｍ、
Ｄそれぞれ固有の操作方式もしくは信号パターンを設定
・選択するための入力手段としての入力部であり、この
入力部２は、入力用ボタン群や操作用ボタン群等をそな
えて構成されている。

また、３は入力部２により設定される各被制御装置ＭＡ
−ＭＤ固有の操作方式もしくは信号パターンを記憶する
記憶手段としての記憶部、４は制御手段としての制御回
路であり、この制御回路４は、入力部２からの選択操作
信号に応じて記憶部３から所望の被制御装置（ＭＡ−Ｍ
Ｄ）の操作方式もしくは信号パターンを選択し、選択さ
れた操作方式もしくは信号パターンに基づいて赤外線発
光部１から遠隔制御用赤外線信号を出力させるものであ
る。

さらに、５は本実施例の遠隔制御装置１０に内蔵された
インターフェイス回路であり、このインターフェイス回
路５は、外部制御装置６と接続され、この外部制御装置
６からの制御信号を受けた際にはこの制御信号を所定の
選択操作信号に変換して制御回路４へ出力するものであ
る。

ここで、本実施例では、上記外部制御装置６としては、
電話あるいはコンピュータ等が考えられ、上記インター
フェイス回路５は、ブツシュボタン信号デコーダ、モデ
ム等を内蔵して構成されている。

なお、被制御装置ＭＡ−ＭＤは製造時そのままの状態で
、改造や要素付加といったような手を加える必要は全く
ない。

本発明の一実施例としての遠隔制御装置は上述のごとく
構成されているので、まず、遠隔制御装置１０による制
御を開始する前に、入力部２におけるボタン等により、
予め、各被制御装置ＭＡ〜ＭＤ固有の操作方式もしくは
信号パターンを設定記憶させておく。

この後、遠隔制御装置１０を用いて通常の遠隔制御を行
なう場合には、入力部２におけるボタン等を操作して、
所望の被制御装置（ＭＡ−ＭＤ）に対する操作指令を入
力すると、入力部２から制御回路４へ選択操作信号が入
力され、この選択操作信号に応じて、制御回路４は、記
憶部３から所定の操作方式もしくは信号パターンを選択
し、さらに、選択された操作方式もしくは信号パターン
に基づき所定の遠隔制御用赤外線信号を赤外線発光部１
から出力させる。

これにより、４台の被制御装置ＭＡ−ＭＤのうち所望の
被制御装置の受信部へ赤外線信号が入力されて、上記所
望の被制御装置を遠隔制御することができる。

ところで、外部制御装置６により被制御装置ＭＡ−ＭＤ
を遠隔制御する際には、予め、インターフェイス回路５
とその外部制御袋Ｗ６とを接続しておいてから、外部制
御装置６からインターフェイス回路５へ制御信号を入力
する。インターフェイス回路５は、入力された制御信号
を、所定の選択操作信号に変換し、入力部２からの上記
選択操作信号に対応するものとして制御回路４へ出力す
る。

これにより、以下は、上述した通常の遠隔制御の場合と
全く同様にして、赤外線発光部１から遠隔制御用赤外線
信号が出力されて、所望の被制御装置（ＭＡ−ＭＤ）が
遠隔制御される。

このように、本実施例によれば、制御可能な範囲内に各
種被制御装置ＭＡ−ＭＤをそなえる場合、予め記憶部３
に操作方式もしくは信号パターンを記憶させておくので
、従来の遠隔制御装置と同様に、１つの遠隔制御装置１
０により被制御装置ＭＡ−ＭＤをそれぞれ制御すること
ができるほか、特に、本実施例では、インターフェイス
回路５をそなえたことにより、被制御装置ＭＡ−ＭＤに
一切手を加えることなく、外部制御装置６と被制御装置
ＭＡ−ＭＤとが遠隔制御装置１０を介して極めて容易に
接続され、外部制御装置６による制御が可能となって、
より広範な操作性が得られる。

例えば、外部制御装置６を電話（ブツシュホン）とし、
インターフェイス回路５を電話回線と接続した場合には
、遠隔制御装置１０による直接的な制御を行なえない外
部から、被制御装置ＭＡ〜ＭＤの遠隔制御を行なうこと
ができるようになる。

また、外部制御装置６をコンピュータとして、このコン
ピュータからのデータ（Ｍ御信号）を受信するようにイ
ンターフェイス回路５を上記コンピュータに接続した場
合には、コンピュータによるプログラム制御を、被制御
装置ＭＡ−ＭＤの信号方式、プロトコルに関わらず実現
することができる。

なお、上記実施例では、被制御装置を４台としているが
、本発明の装置は、これに限定されるものではない。

［発明の効果コ 以上詳述したように、本発明の遠隔制御装置によ九ば、
入力手段、電磁波信号発生手段、記憶手段および制御手
段をそなえることにより、制御可能な範囲内に各種被制
御装置をそなえた場合でも、従来の遠隔制御装置と同様
に、１つの遠隔制御装置により被＃御装置をそれぞれ制
御できるほか、インターフェイス回路をそなえたことに
より、被制御装置に一切手を加えることなく、外部制御
装置と被制御装置とが本発明の遠隔制御装置を介して極
めて容易に接続できるようになるので、外部制御装置に
よる遠隔制御が可能となって、より広範な操作性をもっ
た装置が得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例としての遠隔制御装置を示す
ブロック図である。 図において、１・−遠隔制御用電磁波信号発生手段とし
ての赤外線発光部、２・・−人力手段としての入力部、
３・・・記憶手段としての記憶部、４・−制御手段とし
ての制御回路、５・・・・インターフェイス回路、６・
−外部制御装置、１０−・・遠隔制御装置、Ｍ　Ａ　−
Ｍ　Ｄ　−・−被制御装置。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　被制御装置を遠隔制御すべく同被制御装置における受
   信部へ向けて遠隔制御用電磁波信号を出力する遠隔制御
   用電磁波信号発生手段と、上記被制御装置固有の操作方
   式もしくは信号パターンを設定・選択しうる入力手段と
   、同入力手段により設定される上記被制御装置固有の操
   作方式もしくは信号パターンを記憶する記憶手段と、上
   記入力手段からの選択信号に応じて上記記憶手段から所
   定の操作方式もしくは信号パターンを選択しこの操作方
   式もしくは信号パターンに基づいて上記電磁波信号発生
   手段から上記遠隔制御用電磁波信号を出力させる制御手
   段とをそなえるとともに、外部制御装置により上記被制
   御装置を遠隔制御すべく同外部制御装置からの制御信号
   を受け同制御信号を所定の選択信号に変換して上記制御
   手段に出力するインターフエイス回路をそなえたことを
   特徴とする遠隔制御装置。