JPH10327476A - リモートコントロールシステム、リモートコントロール装置及び電気機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じ機器が複数存在している場合に、その各
機器に対応してリモートコントロール信号を送信できる
リモートコントロールシステムの提供。 【解決手段】 リモートコントロール装置１が制御対象
機器１０，１３，１４を制御する為に送信したリモート
コントロール信号を受信し、受信したリモートコントロ
ール信号に基づいて作動する制御対象機器１０，１３，
１４が複数存在するリモートコントロールシステム。リ
モートコントロール装置１は、複数存在する制御対象機
器１０，１３，１４の内から１又は複数の制御対象機器
１０を指定する指定手段２〜４を備え、制御対象機器１
０は、自身が指定されたか否かを認識する認識手段７，
８を備え、リモートコントロール装置１は、指定手段２
〜４が指定した制御対象機器１０のみを制御するように
構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、同一フォーマット
のリモートコントロール信号により制御される制御対象
機器が複数存在するリモートコントロールシステム、リ
モートコントロール装置及び電気機器に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】一般に、リモートコントロール装置は、
予め定められたフォーマットのリモートコントロール信
号を作成し、赤外線に変調して、制御対象機器に送信す
る。このリモートコントロール信号のフォーマットは、
例えば、図５に示すようなものである。このフォーマッ
トは、先頭から、連続信号であるリーダーコードと、１
３ビットのカスタムコードと、反転したカスタムコード
と、８ビットのキーデータと、反転したキーデータとか
ら構成されている。制御対象機器を制御する機能を示し
ているのはキーデータであり、機能に対応したキーデー
タを送信することにより、制御対象機器がその機能を行
う。

【０００３】近年は、リモートコントロール装置によっ
て制御される機器が多数存在する為、リモートコントロ
ール装置からのリモートコントロール信号によって制御
対象機器が制御されるのは当然のことであるが、それ以
外の機器（例えば、テレビジョン受像機の場合であれ
ば、他メーカーのテレビジョン受像機や同一メーカー又
は他メーカーのビデオテープレコーダ）が、そのリモー
トコントロール信号を受信してしまい、誤動作を起こす
問題があった。そこで、この問題を解決する為に、機種
及びメーカー毎に割り当てられたコード（カスタムコー
ド）をリモートコントロール信号に付加して送信してい
る。これによって、上述した問題は解決された。

【０００４】また、通常、同一メーカーのビデオテープ
レコーダには、同一カスタムコードが割り当てられてい
るが、テレビジョン受像機に対して、同一メーカーのビ
デオテープレコーダを２台使用した場合、その２台の
内、一方のテープレコーダのみを操作させたいときは、
リモートコントロール装置本体とビデオテープレコーダ
本体とにカスタムコード切り換えスイッチを設け、その
スイッチを切り換えて、それぞれ選択されたカスタムコ
ードによりビデオテープレコーダを作動させるようにし
ていた。このような技術は、例えば、特開昭５９−１４
６２９１号公報（Ｈ０４Ｑ ９／００）に開示されてい
る。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかし、カスタムコー
ドの数は限られているので、例えば、台数を増やして行
った場合は対応することができない。スイッチにより切
り換える構成ができたにせよ、機器の台数分だけのスイ
ッチにより切り換えなくてはならない煩雑な作業が必要
となる。特に、病院等、１室に複数の人間がいるところ
で、各個人毎に同一メーカーのテレビジョン受像機が設
置されている場合には、上述した問題が生じる。

【０００６】これを解決するには、リモートコントロー
ル信号を各機器毎に有線により接続した構成を取れば良
いが、これは、操作範囲の制約が有り、また、手軽さ及
び操作性の悪さが出てしまう欠点が有る。本発明は、上
述したような事情に鑑みてなされたものであり、同じ機
器が複数存在している場合に、その各機器に対応してリ
モートコントロール信号を送信できるリモートコントロ
ールシステムを提供することを目的とする。

【０００７】

【課題を解決するための手段】第１発明に係るリモート
コントロールシステムは、リモートコントロール装置が
制御対象機器を制御する為に送信したリモートコントロ
ール信号を受信し、受信したリモートコントロール信号
に基づいて作動する制御対象機器が複数存在するリモー
トコントロールシステムにおいて、リモートコントロー
ル装置は、複数存在する前記制御対象機器の内から１又
は複数の制御対象機器を指定する指定手段を備え、制御
対象機器は、自身が指定されたか否かを認識する認識手
段を備え、前記リモートコントロール装置は、前記指定
手段が指定した制御対象機器のみを制御すべくなしてあ
ることを特徴とする。

【０００８】このリモートコントロールシステムでは、
リモートコントロール装置が備える指定手段が、複数存
在する制御対象機器の内から１又は複数の制御対象機器
を指定し、制御対象機器が備える認識手段が、自身が指
定されたか否かを認識する。そして、リモートコントロ
ール装置は、指定手段が指定した制御対象機器のみを制
御する。これにより、同じ制御対象機器が複数存在して
いる場合に、制御が必要な機器にのみリモートコントロ
ール信号を送信できる。

【０００９】第２発明に係るリモートコントロールシス
テムは、前記指定手段は１又は複数のコードを指定し、
前記認識手段は該コードに基づき認識することを特徴と
する。

【００１０】このリモートコントロールシステムでは、
リモートコントロール装置の指定手段が１又は複数のコ
ードを指定し、制御対象機器の認識手段がそのコードに
基づき認識する。これにより、同じ制御対象機器が複数
存在している場合に、制御が必要な機器にのみリモート
コントロール信号を送信するように設定することが簡単
にできる。

【００１１】第３発明に係るリモートコントロールシス
テムは、前記リモートコントロール装置は、前記指定手
段が指定した複数のコードを切り換える切換手段を備え
ることを特徴とする。

【００１２】このリモートコントロールシステムでは、
リモートコントロール装置の切換手段は、指定手段が指
定した複数のコードを切り換える。これにより、同じ制
御対象機器が複数存在している場合に、制御が必要な機
器にのみリモートコントロール信号を送信でき、その制
御が必要な機器を簡単に切り換えることができる。

【００１３】第４発明に係るリモートコントロールシス
テムは、前記リモートコントロール装置は、前記指定手
段が指定した１又は複数の制御対象機器に対して設定さ
れた情報を前記リモートコントロール信号に付加する付
加手段を備え、前記制御対象機器は前記情報を判別する
判別手段を備え、前記制御対象機器は、該判別手段が判
別した情報に従って作動することを特徴とする。

【００１４】このリモートコントロールシステムでは、
リモートコントロール装置は、指定手段が指定した１又
は複数の制御対象機器に対して設定された情報を、付加
手段がリモートコントロール信号に付加する。そして、
制御対象機器は、判別手段がその情報を判別し、判別し
た情報に従って作動する。これにより、同じ制御対象機
器が複数存在している場合に、その各機器に対応してリ
モートコントロール信号を送信できる。

【００１５】第５発明に係るリモートコントロール装置
は、複数の制御対象機器が受信しそれに基づいて作動す
る為のリモートコントロール信号を送信するリモートコ
ントロール装置において、前記複数の制御対象機器の内
から１又は複数の制御対象機器を指定する指定手段を備
え、該指定手段が指定した制御対象機器のみを制御すべ
くなしてあることを特徴とする。

【００１６】このリモートコントロール装置では、複数
の制御対象機器が受信しそれに基づいて作動する為のリ
モートコントロール信号を送信するが、指定手段が、複
数の制御対象機器の内から１又は複数の制御対象機器を
指定する。そして、指定手段が指定した制御対象機器の
みを制御する。これにより、同じ制御対象機器が複数存
在している場合に、制御が必要な機器にのみリモートコ
ントロール信号を送信できる。

【００１７】第６発明に係るリモートコントロール装置
は、前記指定手段は、制御対象機器を識別する為の１又
は複数のコードを指定することを特徴とする。

【００１８】このリモートコントロール装置では、指定
手段が、制御対象機器を識別する為の１又は複数のコー
ドを指定する。これにより、同じ制御対象機器が複数存
在している場合に、制御が必要な機器にのみリモートコ
ントロール信号を送信するように設定することが簡単に
できる。

【００１９】第７発明に係るリモートコントロール装置
は、前記指定手段が指定した複数のコードを切り換える
切換手段を備えることを特徴とする。

【００２０】このリモートコントロール装置では、切換
手段は、指定手段が指定した複数のコードを切り換え
る。これにより、同じ制御対象機器が複数存在している
場合に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール
信号を送信でき、その制御が必要な機器を簡単に切り換
えることができる。

【００２１】第８発明に係るリモートコントロール装置
は、前記指定手段が指定した１又は複数の制御対象機器
に対して設定され、該制御対象機器がそれに従って作動
する為の情報を前記リモートコントロール信号に付加す
る手段を備えることを特徴とする。

【００２２】このリモートコントロール装置では、指定
手段が指定した１又は複数の制御対象機器に対して設定
され、制御対象機器がそれに従って作動する為の情報
を、付加手段がリモートコントロール信号に付加する。
これにより、同じ制御対象機器が複数存在している場合
に、その各機器に対応してリモートコントロール信号を
送信できる。

【００２３】第９発明に係る電気機器は、請求項５に記
載されたリモートコントロール装置に自身が指定された
か否かを認識する認識手段を備える制御対象機器である
ことを特徴とする。

【００２４】この電気機器では、請求項５に記載された
リモートコントロール装置に自身が指定されたか否かを
認識する認識手段を備える制御対象機器であるので、他
に同じ電気機器が複数存在している場合に、自身が指定
されたリモートコントロール信号にのみ対応することが
できる。

【００２５】第１０発明に係る電気機器は、前記認識手
段は、請求項６に記載されたリモートコントロール装置
が指定したコードに基づき認識することを特徴とする。

【００２６】この電気機器では、認識手段は、請求項６
に記載されたリモートコントロール装置が指定したコー
ドに基づき認識するので、同じ電気機器が複数存在して
いる場合に、制御が必要な電気機器にのみがリモートコ
ントロール信号に対応するように設定することが簡単に
できる。

【００２７】第１１発明に係る電気機器は、請求項８に
記載されたリモートコントロール装置がリモートコント
ロール信号に付加した情報を判別する判別手段を備え、
該判別手段が判別した情報に従って作動することを特徴
とする。

【００２８】この電気機器は、判別手段が、請求項８に
記載されたリモートコントロール装置がリモートコント
ロール信号に付加した情報を判別する。そして、判別手
段が判別した情報に従って作動する。これにより、他に
同じ電気機器が複数存在している場合に、他の同じ電気
機器とは異なる動作を、リモートコントロール信号に従
って行うことができる。

【００２９】

【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。図１は、本発明に係る
リモートコントロールシステム、リモートコントロール
装置及び電気機器の実施の形態の構成を示すブロック図
である。このリモートコントロールシステムは、キー操
作部２、ＣＰＵ３、ＲＡＭ４、及びリモートコントロー
ル信号を赤外線に変調する発光部５により構成されるリ
モートコントロール装置１を備えている。また、発光部
５から発信された赤外線であるリモートコントロール信
号を受光する受光部６、ＣＰＵ７、ＲＡＭ８及びディス
プレイ装置９により構成されるテレビジョン受像機１０
（電気機器）を、リモートコントロール装置１の制御対
象機器として備えている。

【００３０】このリモートコントロールシステムには、
テレビジョン受像機１０と同一メーカーの同一機種は、
テレビジョン受像機１０を含めて都合８台存在してお
り、その２台目のテレビジョン受像機１３と８台目のテ
レビジョン受像機１４とが図示されている。また、これ
らの複数のテレビジョン受像機に対応して（リモートコ
ントロール可能）複数のリモートコントロール装置１
１，１２が存在している。

【００３１】リモートコントロール信号のフォーマット
は、例えば、図５に示すようになっている。このフォー
マットは、先頭から、連続信号であるリーダーコード
と、１３ビットのカスタムコードと、反転したカスタム
コードと、８ビットのキーデータと、反転したキーデー
タとから構成されている。制御対象機器を制御する機能
を示しているのはキーデータであり、機能に対応したキ
ーデータを送信することにより、制御対象機器がその機
能を行う。

【００３２】各テレビジョン受像機１０，１３，１４‥
‥には各別の装置番号（コード）が付されており、リモ
ートコントロール装置１側で、上述したリモートコント
ロール信号のキーデータにその装置番号を付加して送信
し、テレビジョン受像機１０，１３，１４‥‥側では、
自身の装置番号が付加されていないリモートコントロー
ル信号では制御されないようになっている。

【００３３】図５に示したキーデータ８ビットは、図３
に示すような構成である。キーデータ８ビットの上位３
ビットは、各テレビジョン受像機１０，１３，１４‥‥
の装置番号を示すコードであり、下位５ビットは、テレ
ビジョン受像機の図３に示すような機能を作動させる為
のコードである。

【００３４】図２は、各テレビジョン受像機１０，１
３，１４‥‥の装置番号の設定手順を示すフローチャー
トである。ここでは、設定番号が「０」にあるリモート
コントロール装置１とテレビジョン受像機１０とを設定
番号「２」にする場合を示してある。他のテレビジョン
受像機１３，１４‥‥の電源はＯＦＦにしておく。ま
ず、設定モードに入る為、キー操作部２の表示入切キー
（図示せず）を押下し（Ｓ１）、これを３秒間続けたと
きは（Ｓ２）、リモートコントロール装置１が、装置番
号表示機能のデータコード（キーデータ）（図３）を発
光部５から送信し、テレビジョン受像機１０が、これを
受光部６で受け、ＲＡＭ８に記憶してある装置番号（初
期設定番号）をディスプレイ装置９に表示する（Ｓ
３）。尚、この時点では設定番号「０」と表示される。

【００３５】さらに、表示入切キーを押下したままで、
３秒間（計６秒間）押し続けたとき（Ｓ４）、テレビジ
ョン受像機１０が、ディスプレイ装置９に初期設定番号
＋１（ここでは「１」）を表示する（Ｓ５）。さらに、
表示入切キーを押下したままで、３秒間（計９秒間）押
し続けたとき（Ｓ６）、テレビジョン受像機１０が、デ
ィスプレイ装置９に初期設定番号＋２（ここでは
「２」）を、図４に示すように表示する（Ｓ７）。

【００３６】この時点で、ディスプレイ装置９に初期設
定番号＋３（ここでは「３」）が表示される（計１２秒
間経過後）（Ｓ８，９）前に、表示入切キーの押下を止
めると、ディスプレイ装置９に表示された最後の設定番
号（ここでは「２」）が、リモートコントロール装置１
のＲＡＭ４及びテレビジョン受像機１０のＲＡＭ８にそ
れぞれ記憶更新される（Ｓ１０）。尚、表示入切キーが
押下され続けると、ディスプレイ装置９に表示される設
定番号は、３秒経過する都度、初期設定番号→初期設定
番号＋１→初期設定番号＋２→初期設定番号＋３→‥‥
→初期設定番号＋８→初期設定番号のトグルで表示が切
り換わる。

【００３７】装置番号の設定が終了すれば、設定モード
を終了し、設定が終了しなければ、設定を再度行う（Ｓ
１１）。尚、テレビジョン受像機１０及びリモートコン
トロール装置１の装置番号の設定ずれに対応する為に、
テレビジョン受像機１０及びリモートコントロール装置
１双方に、初期設定（設定番号「０」）に戻す為の隠し
操作キー（図示せず）を設ける。この隠し操作キーを操
作して、一旦、初期設定に戻した後、再設定を行う。

【００３８】以上により、リモートコントロール装置１
とテレビジョン受像機１０とが装置番号「２」として設
定されるので、リモートコントロール装置１からの操作
により発信されるリモートコントロール信号は、リモー
トコントロール装置１の装置番号と対応したテレビジョ
ン受像機１０のみが受信し、各種制御動作を行うことが
できる。

【００３９】

【発明の効果】第１発明に係るリモートコントロールシ
ステムによれば、同じ制御対象機器が複数存在している
場合に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール
信号を送信することができる。

【００４０】第２発明に係るリモートコントロールシス
テムによれば、同じ制御対象機器が複数存在している場
合に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール信
号を送信するように設定することが簡単にできる。

【００４１】第３発明に係るリモートコントロールシス
テムによれば、同じ制御対象機器が複数存在している場
合に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール信
号を送信でき、その制御が必要な機器を簡単に切り換え
ることができる。

【００４２】第４発明に係るリモートコントロールシス
テムによれば、同じ制御対象機器が複数存在している場
合に、その各機器に対応してリモートコントロール信号
を送信できる。

【００４３】第５発明に係るリモートコントロール装置
によれば、同じ制御対象機器が複数存在している場合
に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール信号
を送信できる。

【００４４】第６発明に係るリモートコントロール装置
によれば、同じ制御対象機器が複数存在している場合
に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール信号
を送信するように設定することが簡単にできる。

【００４５】第７発明に係るリモートコントロール装置
によれば、同じ制御対象機器が複数存在している場合
に、制御が必要な機器にのみリモートコントロール信号
を送信でき、その制御が必要な機器を簡単に切り換える
ことができる。

【００４６】第８発明に係るリモートコントロール装置
によれば、同じ制御対象機器が複数存在している場合
に、その各機器に対応してリモートコントロール信号を
送信できる。

【００４７】第９発明に係る電気機器によれば、他に同
じ電気機器が複数存在している場合に、自身が指定され
たリモートコントロール信号にのみ対応することができ
る。

【００４８】第１０発明に係る電気機器によれば、同じ
電気機器が複数存在している場合に、制御が必要な電気
機器にのみがリモートコントロール信号に対応するよう
に設定することが簡単にできる。

【００４９】第１１発明に係る電気機器によれば、他に
同じ電気機器が複数存在している場合に、他の同じ電気
機器とは異なる動作を、リモートコントロール信号に従
って行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るリモートコントロールシステムの
実施の形態の構成を示すブロック図である。

【図２】テレビジョン受像機の装置番号の設定手順を示
すフローチャートである。

【図３】本発明に係るリモートコントロールシステムの
データコードを示す図表である。

【図４】テレビジョン受像機の表示状態を説明する為の
説明図である。

【図５】リモートコントロール信号のフォーマットを説
明する為の説明図である。

【符号の説明】

１，１１，１２ リモートコントロール装置 ２ キー操作部 ３，７ ＣＰＵ ４，８ ＲＡＭ ５ 発光部 ６ 受光部 ９ ディスプレイ装置 １０，１３，１４ テレビジョン受像機（制御対象機
器、電気機器）

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 リモートコントロール装置が制御対象機
   器を制御する為に送信したリモートコントロール信号を
   受信し、受信したリモートコントロール信号に基づいて
   作動する制御対象機器が複数存在するリモートコントロ
   ールシステムにおいて、 リモートコントロール装置は、複数存在する前記制御対
   象機器の内から１又は複数の制御対象機器を指定する指
   定手段を備え、制御対象機器は、自身が指定されたか否
   かを認識する認識手段を備え、前記リモートコントロー
   ル装置は、前記指定手段が指定した制御対象機器のみを
   制御すべくなしてあることを特徴とするリモートコント
   ロールシステム。
2. 【請求項２】 前記指定手段は、制御対象機器を識別す
   る為の１又は複数のコードを指定し、前記認識手段は該
   コードに基づき認識する請求項１記載のリモートコント
   ロールシステム。
3. 【請求項３】 前記リモートコントロール装置は、前記
   指定手段が指定した複数のコードを切り換える切換手段
   を備える請求項２記載のリモートコントロールシステ
   ム。
4. 【請求項４】 前記リモートコントロール装置は、前記
   指定手段が指定した１又は複数の制御対象機器に対して
   設定された情報を前記リモートコントロール信号に付加
   する付加手段を備え、前記制御対象機器は前記情報を判
   別する判別手段を備え、前記制御対象機器は、該判別手
   段が判別した情報に従って作動する請求項１〜３の何れ
   かに記載のリモートコントロールシステム。
5. 【請求項５】 複数の制御対象機器が受信しそれに基づ
   いて作動する為のリモートコントロール信号を送信する
   リモートコントロール装置において、前記複数の制御対
   象機器の内から１又は複数の制御対象機器を指定する指
   定手段を備え、該指定手段が指定した制御対象機器のみ
   を制御すべくなしてあることを特徴とするリモートコン
   トロール装置。
6. 【請求項６】 前記指定手段は、制御対象機器を識別す
   る為の１又は複数のコードを指定する請求項５記載のリ
   モートコントロール装置。
7. 【請求項７】 前記指定手段が指定した複数のコードを
   切り換える切換手段を備える請求項６記載のリモートコ
   ントロール装置。
8. 【請求項８】 前記指定手段が指定した１又は複数の制
   御対象機器に対して設定され、該制御対象機器がそれに
   従って作動する為の情報を前記リモートコントロール信
   号に付加する手段を備える請求項５〜７の何れかに記載
   のリモートコントロール装置。
9. 【請求項９】 請求項５に記載されたリモートコントロ
   ール装置に自身が指定されたか否かを認識する認識手段
   を備える制御対象機器であることを特徴とする電気機
   器。
10. 【請求項１０】 前記認識手段は、請求項６に記載され
    たリモートコントロール装置が指定したコードに基づき
    認識する請求項９記載の電気機器。
11. 【請求項１１】 請求項８に記載されたリモートコント
    ロール装置がリモートコントロール信号に付加した情報
    を判別する判別手段を備え、該判別手段が判別した情報
    に従って作動する請求項９又は１０に記載の電気機器。