JP2002165281A - 制御機器、リモコン制御装置および制御機器が行なう機器探索方法 - Google Patents

制御機器、リモコン制御装置および制御機器が行なう機器探索方法

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JP2002165281A
JP2002165281A JP2000362106A JP2000362106A JP2002165281A JP 2002165281 A JP2002165281 A JP 2002165281A JP 2000362106 A JP2000362106 A JP 2000362106A JP 2000362106 A JP2000362106 A JP 2000362106A JP 2002165281 A JP2002165281 A JP 2002165281A
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Tsukasa Kaminomon
司 神之門
Yoshiko Azuma
喜子 東
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台の制御装置によって複数の被制御機器を
制御するリモコン制御装置において、ユーザの所望する
被制御機器の特定が容易で、使い勝手のよい制御機器、
リモコン制御装置および被制御機器探索方法を提供す
る。 【解決手段】 制御機器操作位置Dにて、制御機器を用
いて遠隔操作時よりも低出力で、所望する被制御機器A
のみと通信を行ない、制御機器と被制御機器Aとの関連
付けを行なう。低出力では通常出力時に比べて狭い範囲
F内で通信を行なえ、範囲F外の所望しない被制御機器
と関連付けされることがない。以降ユーザは制御機器操
作位置Eから通常出力強度で機器制御信号を送信する。
このとき信号が他の被制御機器にも届く範囲Gに到達し
ても、被制御機器Aのみが対応し、目的とする操作を行
なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、制御機器、リモコ
ン制御装置および制御機器が行なう機器探索方法に関
し、特に、ユーザにとって被制御機器の特定が容易であ
る制御機器、リモコン制御装置および制御機器が行なう
機器探索方法に関する。
【0002】
【従来の技術】1台の制御装置によって複数の被制御機
器を制御する場合、特開平6-335069号では、制
御候補表示部に制御可能な複数の被制御機器を表示し、
ユーザがその中から制御を行ないたい機器を選択する方
法について開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同じ種類の被
制御機器が複数台存在した場合、例えばTV装置が複数
台存在した場合、制御候補表示部には「TV」の表示が
複数なされる、あるいは「TV1」、「TV2」などの
表示がなされ、ユーザはその中から所望するTV装置を
選択しなければならない。すなわち、事前に使用者は被
制御機器固有の表示を把握しておかないと所望する被制
御機器を選択できないという問題があった。
【0004】そこで本発明は、所望する被制御機器の特
定が容易で、ユーザにとって使い勝手のよい制御機器、
リモコン制御装置および制御機器が行なう機器探索方法
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のある局面に従うと、制御機器は、送信およ
び受信機能を備え、被制御機器と無線通信可能な制御機
器であって、被制御機器特定のための機器探索を行なう
際に、遠隔制御操作時と比較して弱い出力にて探索信号
を出力し、被制御機器からの応答信号を受信することに
より被制御機器を特定することを特徴とする。
【0006】また、制御機器は、探索信号の出力強度を
段階的に変化させることで被制御機器を特定することを
特徴とすることが望ましい。
【0007】本発明の他の局面に従うと、リモコン制御
装置は、上述の制御機器と、送信および受信機能を備
え、制御機器と無線通信可能な被制御機器とからなるリ
モコン制御装置である。
【0008】また本発明のさらに他の局面に従うと、リ
モコン制御装置は、送信および受信機能を備え、無線通
信可能な制御機器と被制御機器とからなるリモコン制御
装置であって、制御機器および前記被制御機器の少なく
とも一方は、機器探索用スイッチを備え、機器探索用ス
イッチは、制御機器および被制御機器の物理的接触によ
って押下され、機器探索用スイッチの押下によって、制
御機器と被制御機器との間で機器探索信号と応答信号の
送受信がなされることを特徴とする。
【0009】また本発明のさらに他の局面に従うと、リ
モコン制御装置は、送信および受信機能を備え、無線通
信可能な制御機器と被制御機器とからなるリモコン制御
装置であって、制御機器または被制御機器の少なくとも
一方は、他の被制御機器に探索信号が漏れないような物
理的形状を有していることを特徴とする。
【0010】また本発明のさらに他の局面に従うと、リ
モコン制御装置は、制御機器と被制御機器との間の通信
方法として、赤外線による通信方法を用いたことを特徴
とする。
【0011】また本発明のさらに他の局面に従うと、モ
コン制御装置は、制御機器と被制御機器との間の通信方
法として、電波による通信方法を用いたことを特徴とす
る。
【0012】また本発明のさらに他の局面に従うと、リ
モコン制御装置は、制御機器をワイヤレス入力装置に、
被制御機器を情報処理装置に適用したことを特徴とする
リモコン制御装置である。
【0013】また本発明のさらに他の局面に従うと、機
器探索方法は、送信および受信機能を備え、被制御機器
と無線通信可能な制御機器が行なう、被制御機器特定の
ための機器探索方法であって、被制御機器の探索信号の
出力強度を段階的に変化させるステップを備えることを
特徴とする。
【0014】また本発明のさらに他の局面に従うと、機
器探索方法を実現するためのプログラムを記録した記録
媒体は、上述の機器探査方法を実現するためのプログラ
ムを記録していることを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態]図1は、本発
明の第1の実施の形態におけるリモコン制御装置の一部
である制御機器Rの構成を示すブロック図である。図1
を参照して、制御機器Rは、機器探索信号および制御信
号を送信するための送信部101、被制御機器Aからの
応答信号を受信するための受信部102、ユーザが操作
入力を行なうためのキー操作部105、これらの制御を
行なう演算部103および受信した被制御機器のIDを
記憶する記憶部104から構成される。また、キー操作
部105は、機器探索信号の送信を指示するための機器
探索用スイッチ105aと、機器制御信号を出力させる
ための遠隔操作スイッチ105bとを備える。ただし、
遠隔操作スイッチ105bの一部を代用し、その操作形
態によって機器探索信号の送信を指示することにより、
機器探索用スイッチ105aを省略することも可能であ
る。
【0016】演算部103は、送信信号106を送信部
101に伝える際、同時に出力制御信号107を送信部
101に伝えることで、送信部101から送信される機
器探索信号の出力強度を切換えることができる。
【0017】記憶部104には受信した被制御機器Aの
IDが保持されており、遠隔操作時、機器制御信号に本
IDを付加して送信することにより、制御機器Rは対象
とする被制御機器Aのみ制御することができる。
【0018】図2は、送信部101の詳細を示したブロ
ック図であり、送信部101は、信号を出力するための
発光部201および出力強度を制御するための出力制御
部202から構成される。
【0019】出力制御部202は、出力制御信号107
の状況により演算部103から伝えられた送信信号10
6の出力状態を切換え、発光部201より送信する。
【0020】図3は被制御機器Aの構成を示すブロック
図である。被制御機器Aは、制御機器Rからの機器探索
信号や制御信号を受信するための受信部302、機器探
索時の応答信号を送信するための送信部301、これら
の制御を行なう演算部303および記憶部304から構
成されている。
【0021】記憶部304には被制御機器Aを特定する
ための本機器固有のIDが保持されており、制御機器R
からの機器探索信号に対し、本IDを送信する。
【0022】図4は、第1の実施の形態におけるリモコ
ン制御装置の一例を示したものである。図4を参照し
て、被制御機器A、BおよびCが存在し、ユーザが制御
機器Rの操作を行なう場所として、被制御機器Aに近い
位置Dと、遠い位置Eを考える。また位置Dでユーザが
操作した場合の信号到達範囲を範囲F、位置Eで操作し
た場合の信号到達範囲を範囲Gとする。
【0023】ユーザが被制御機器Aのみの操作を行ない
たい場合、ユーザは被制御機器Aの固有IDを制御機器
Rに知らせるため、制御機器Rと被制御機器Aとの関連
付けの操作を事前に行なう必要がある。
【0024】ユーザが制御機器Rの機器探索用スイッチ
105aを押下することで制御機器Rが機器探索信号を
送信し、制御したい被制御機器Aが固有IDを付加した
応答信号を返送することで制御機器Rと被制御機器Aと
の関連付けが行なわれる。
【0025】たとえば仮にユーザが制御機器操作場所E
において、制御機器Rの遠隔操作スイッチ105bを押
下して遠隔操作を行なった時と同等の出力(以下通常出
力という)で機器探索信号を送信した場合、範囲G内に
ある被制御機器A、BおよびCに機器探索信号が到達
し、制御機器Rと被制御機器Aのみとの関連付けを行な
うことができない。
【0026】また、仮にユーザが制御機器操作場所Dに
おいて、通常出力で機器探索信号を送信した場合、被制
御機器Aのみならず、被制御機器BおよびCにも機器探
索信号が届くことも考えられる。
【0027】しかし、ユーザが制御機器操作場所Dに
て、通常出力よりも低出力で機器探索信号を送信する場
合、通常出力による送信に比べ信号到達範囲Fが狭いた
め、他の被制御機器BおよびCに機器探索信号は届か
ず、被制御機器Aのみに届く。
【0028】したがって、第1の実施の形態において
は、ユーザは、通常の操作位置Eよりも被制御機器Aに
近づいた制御機器操作場所Dにて、制御機器Rに対し機
器探索用スイッチ105aで機器探索を指示し、遠隔操
作時(通常出力)よりも低出力で機器探索信号を送信さ
せる。その探索信号を被制御機器Aのみが受信し応答信
号を送信することによって制御機器Rと被制御機器Aと
の関連付けを行なうことができる。その際、低出力での
機器探索信号は通常制御信号に比べて狭い範囲Fにのみ
届き、他の被制御機器BまたはCに信号は届かないの
で、誤って被制御機器BまたはCと関連付けられること
はない。
【0029】また、本関連付けによって、制御機器Rは
被制御機器Aのみの固有IDを取得できる。以降、ユー
ザは、このIDを用いて、制御場所Eから通常出力強度
で機器制御信号を送信する。その制御信号が他の被制御
機器にも届く範囲Gに到達しても、このIDを用いるこ
とによって被制御機器Aのみが対応する。これによって
ユーザは、目的とする操作を行なうことができる。
【0030】ここで、制御機器Rから被制御機器Aに対
し何らかの制御信号を送信したときに、被制御機器Aの
反応動作を見ることで、ユーザは制御機器Rと被制御機
器Aとの関連付けが確実に行なわれたことを確認するこ
とができる。また、制御機器Rが所望しない被制御機器
(BあるいはC)と関連付けられ、この関連付け動作によ
り所望しない被制御機器が操作されてしまうことを避け
るには、以下のようにすることが考えられる。すなわ
ち、被制御機器Aに、関連付けの完了を示す発光ダイオ
ードなどのインジケータ306(図3参照)を設け、関
連付け終了時にこのインジケータを点滅させるなどす
る。すると、ユーザはこれを確認することで、制御機器
Rと所望の被制御機器Aとの関連付けが行われたことを
確実に知ることができる。被制御機器Aが何らかの表示
部を持つ場合には、インジケータ306に替えて、その
表示部に関連付け終了の表示を出すことでも同様の効果
を得られる。
【0031】[第2の実施の形態]上述の探索時におい
て、制御機器Rの操作位置や機器探索信号の出力強度に
よって正しく所望の被制御機器Aと関連づけることが難
しい場合も考えられる。そこで、本発明の第2の実施の
形態においては、上述の機器探索時に、機器探索信号の
送信出力を段階的に変化させ、所望する被制御機器Aの
みが応答するまで探索を繰返すことで、より確実に制御
機器Rと被制御装置Aとの関連付けを行なう。この関連
付けは、制御機器Aの出力制御部202の強度切換を2
段階以上にし、出力制御信号107にて制御できるよう
にして実現される。以下に第2の実施の形態についての
説明を行なう。
【0032】第2の実施の形態における制御機器Rおよ
び被制御機器Aの構成は、第1の実施の形態における制
御機器Rおよび被制御機器Aの構成と同様であり、図1
〜3に示される。
【0033】図5は第2の実施の形態において、出力制
御部202で行なわれる、機器探索時の制御の流れを示
すフローチャートである。機器探索を行なう場合、出力
制御部202は制御機器Rからの機器探索信号の送信出
力を最大に設定し(S1)、ユーザが機器探索用スイッ
チ105aを押下することにより、機器探索信号の送信
を行なう(S2)。制御機器Rはこの機器探索信号に対
する被制御機器からの応答信号を受信部102にて受信
し(S3)、演算部103にてその応答信号は1台の被
制御機器からの応答信号であるかどうかを判断する(S
4)。1台だけの場合(S4においてYes)はその被
制御機器AのIDを保持し(S5)、機器探索は終了す
る。複数の被制御機器からの応答信号であった場合(S
4においてNo)、制御機器Rの出力制御信号107に
て出力制御部202の出力強度を1段階下げ(S5)、
機器探索信号の送信を再度行なう(S2)。被制御機器
からの応答信号が一台のみから得られるまで、上記の処
理を繰返す。
【0034】図5のフローチャートに示される操作を行
なうことで制御機器Rからもっともの近い場所にある被
制御機器Aとの関連付けを行なうことができる。
【0035】また反対に、制御機器Rの探索信号送信出
力を、ステップS1において最小に設定し、もっともの
近い場所にある被制御機器Aが応答するまでステップS
5において段階的に強めることによって、関連付けを行
なうことも可能である。
【0036】上記の機器探索を行なうことで、最適な機
器探索信号の出力で、より確実に制御機器Rと被制御機
器Aとの関連付けを行なうことができる。
【0037】なお、上述の関連付けの方法を実施するた
めのプログラムを提供することもできる。このようなプ
ログラムは、CD−ROM、ROM、RAM、フロッピ
ーディスクおよびメモリカードなどの記録媒体にて記録
させることができる。
【0038】[第3の実施の形態]本発明の第3の実施の
形態においては、制御機器Rおよび被制御機器Aの物理
的接触により機器探索用スイッチを押下し、自動的に機
器探索を行なう。
【0039】第3の実施の形態における制御機器Rおよ
び被制御機器Aの構成は、第1の実施の形態および第2
の実施の形態における制御機器Rおよび被制御機器Aの
構成(図1〜3)と同様であるため、ここでは異なる点
のみ説明を行なう。
【0040】図6は第3の実施の形態における被制御機
器Aの正面図、図7は第3の実施の形態における被制御
機器Aの平面図、図8は、第3の実施の形態における制
御機器Rの平面図である。
【0041】図6および図7を参照して、被制御機器A
は送信部301および受信部302より構成される送受
信部401に機器探索用スイッチ402を備える。また
図8を参照して、制御機器Rは送信部101および受信
部102より構成される送受信部501に機器探索用ス
イッチ105aを備える。第1および第2の実施の形態
においては、機器探索スイッチ105aはキー操作部1
05に含まれていたが、本実施の形態においては送受信
部501上にあるものとする。
【0042】被制御機器Aおよび制御機器Rの機器探索
スイッチ402および105aが図6〜8に示されるよ
うな形状であるため、被制御機器Aの送受信部401と
制御機器Rの送受信部501とを接触させることで、機
器探索スイッチ402および105aが同時に押下され
る。
【0043】制御機器Rは機器探索用スイッチ105a
が押下されることで、機器探索信号を送信する。また、
被制御機器Aは機器探索用スイッチ402が押下されて
いる場合にのみ、制御機器Rからの機器探索信号に対す
る応答信号を送信する。被制御機器の応答信号の送信を
機器探索用スイッチが押下されている場合に限ったこと
で、他の被制御機器が機器探索信号を受取った場合にお
いても、機器探索用スイッチが押下されていないため、
誤って応答信号を送信することを防ぐことができる。
【0044】上述の方法によって機器探索信号およびそ
の応答信号の送受信が自動的に行なわれ、被制御機器A
と制御機器Rの関連付けがなされる。
【0045】なお、本実施の形態において、第1の実施
の形態あるいは第2の実施の形態の方法で機器探索を行
なうことで、被制御機器Aの機器探索用スイッチ402
を省略することが可能である。
【0046】[第4の実施の形態]本発明の第4の実施の
形態においては、制御機器Rおよび被制御機器Aを密着
させ、より確実に機器探索を行なう。
【0047】第4の実施の形態における制御機器Rおよ
び被制御機器Aの構成は、第1の実施の形態および第2
の実施の形態における制御機器Rおよび被制御機器Aの
構成(図1〜3)と同様であるため、ここでは異なる点
のみ説明を行なう。
【0048】図9は制御機器Rと被制御機器Aとが密着
する様子を表わした概略図である。図9を参照して、被
制御機器Aには制御機器Rとの接合部601があり、接
合部601は、制御機器Rと密着できる形状を有し、制
御機器Rから送信された機器探索信号が漏れない形状を
有している。
【0049】被制御機器Aの接合部601には、送信部
301および受信部302からなる送受信部401があ
り、制御機器Rには、送信部101および受信部102
からなる送受信部501がある。
【0050】ユーザは、被制御機器Aの送受信部401
および制御機器Rの送受信部501を密着させた状態
で、キー操作部105上の機器探索用スイッチ105a
を押下して機器探索信号の送信を行なう。被制御機器A
の接合部601は機器探索信号が漏れない形状を有して
いるため、被制御機器Aの送受信部401は上述の機器
探索信号を確実に受信し、制御機器Rの送受信部501
は被制御機器Aからの応答信号を確実に受信できる。
【0051】なお、本実施の形態においては、被制御機
器Aに機器探索信号が漏れない形状の接続部601を設
けたが、制御機器Rの送受信部501に機器探索信号が
漏れない形状の接続部を設けるようにしてもよい。
【0052】上述の方法によって、制御機器Rからの機
器探索信号が他の被制御機器に漏れて届くことなく、確
実に機器探索を行なうことが可能である。
【0053】また、本実施の形態においても、第1の実
施の形態および第2の実施の形態の場合と同様にして機
器探索信号の出力強度を下げることが可能で、省エネル
ギーが実現する。
【0054】なお、上記の方法は、被制御機器Aの接合
部601の周辺を鉛などの電波を遮断する物質で形成す
ることにより、電波によるリモコン制御装置にも適用で
きる。
【0055】また、キー操作部105上の機器探索用ス
イッチ105aに替えて、第3の実施の形態と同様に被
制御機器Aの送受信部401または制御機器Rの送受信
部501の少なくともどちらか一方に、機器探索用スイ
ッチ402あるいは105aを設けることでも、上記第
4の実施の形態と同様の効果を得られ、さらにユーザの
操作を簡略化できる。
【0056】上述の第1〜第4の実施の形態における機
器探索方法を用いることで、ユーザは制御機器を制御し
たい被制御機器に近づけて操作するだけで、それらの機
器が自動的に関連付けられ、以後の操作が可能となるの
で、被制御機器の選択の操作が容易にできる。
【0057】[第5の実施の形態]本発明の第5の実施の
形態においては、リモコン制御装置が制御機器と複数台
の被制御機器とから構成されているとき、制御機器の能
力に応じた複数台の被制御機器との関連付けを行なう。
【0058】図10に第5の実施の形態におけるリモコ
ン制御装置の構成の一例を示す。図10を参照して、被
制御機器としてTV装置H、VTR装置JおよびTV装
置Kが存在し、ユーザが制御機器Rの操作を行なう場所
として位置L、そこで操作を行なった場合の機器探索信
号到達範囲を範囲Mとする。
【0059】制御機器RがTV装置HおよびVTR装置
Jを同時に操作できるキー操作部105を備えていると
き、制御機器Rは第2の実施の形態と同様にして、TV
装置HおよびVTR装置Jを同時に機器探索することが
できる。
【0060】すなわち、位置Lにおいて、制御機器Rの
機器探索信号の出力を最大にして、その信号到達範囲M
に含まれる被制御機器がTV装置HおよびVTR装置J
のみになるまで出力を段階的に減少させ、機器探索を繰
返すことによって関連付けが行なわれる。逆に、位置L
において、制御機器Rの機器探索信号の出力を最小にし
て、その信号到達範囲MにTV装置HおよびVTR装置
Jが含まれるまで出力を段階的に増加させ、機器探索を
繰返して関連付けを行なうこともできる。
【0061】上述の方法により、第2の実施の形態と同
様の方法で、制御機器Rの能力に応じた複数台の制御機
器との関連付けを確実に行なうことができる。
【0062】なお、上述の第1〜第5の実施の形態に記
載の機器探索信号およびその応答信号の通信方法は、赤
外線または電波を用いても同様の効果が得られる。
【0063】[第6の実施の形態]本発明によって、制御
機器に被制御機器選択のための被制御機器一覧表示機能
が不要になるため、制御機器を安価にすることができる
だけでなく、マウスやキーボードなど表示部を持たない
機器への本発明の適用が可能になり、情報処理装置の入
力装置をワイヤレス化する際に適用できる。
【0064】本発明の第6の実施の形態において、その
一例として、図11に、本発明の第1〜第4の実施の形
態の制御機器Rをワイヤレスマウスおよびワイヤレスキ
ーボードに適用した情報処理装置群を示す。
【0065】図11を参照して、情報処理装置群は、情
報処理装置701、702および703、ならびにワイ
ヤレスマウス704およびワイヤレスキーボード705
から構成されている。
【0066】ワイヤレスマウス704およびワイヤレス
キーボード705を情報処理装置701の入力装置(制
御機器)として利用する場合は、それぞれを情報処理装
置701のみと関連付けし、情報処理装置702および
703と関連付けされないようにする必要がある。
【0067】上述の第1〜4の実施の形態の方法を用い
ることにより、所望の情報処理装置701と関連付けを
容易かつ確実に行なうことができる。
【0068】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施の形態における制御装置Rの構成
を示すブロック図である。
【図2】 第1の実施の形態における制御装置Rの送信
部101の構成を示すブロック図である。
【図3】 第1の実施の形態における被制御機器Aの構
成を示すブロック図である。
【図4】 第1の実施の形態におけるリモコン制御装置
の一例である。
【図5】 第2の実施の形態において、出力制御部20
2で行われる機器探索時の制御の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】 第3の実施の形態における被制御機器Aの正
面図である。
【図7】 第3の実施の形態における被制御機器Aの平
面図である。
【図8】 第3の実施の形態における制御機器Rの平面
図である。
【図9】 第4の実施の形態において、制御機器Rと被
制御機器Aとが密着する様子を表わした概略図である。
【図10】 第5の実施の形態におけるリモコン制御装
置の構成の一例である。
【図11】 第6の実施の形態において、本発明を、制
御装置をワイヤレスマウスおよびワイヤレスキーボード
として適用した情報処理装置群の例である。
【符号の説明】
A〜C 被制御機器、D,E 制御機器操作位置、F,
G 機器探索信号到達範囲、H,K TV装置、J V
TR装置、L 制御機器操作位置、M 機器探索信号到
達範囲、R 制御機器、101 制御機器の送信部、1
02 制御機器の受信部、103 制御機器の演算部、
104 制御機器の記憶部、105 キー操作部、10
5a 制御機器の機器探索用スイッチ、106 送信信
号、107 出力制御信号、201 発光部、202
出力制御部、301 被制御機器の送信部、302 被
制御機器の受信部、303 被制御機器の演算部、30
4被制御機器の記憶部、401 被制御機器の送受信
部、402 被制御機器の機器探索用スイッチ、501
制御機器の送受信部、601 接合部、701〜70
3 情報処理装置、704 ワイヤレスマウス、705
ワイヤレスキーボード。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信および受信機能を備え、被制御機器
    と無線通信可能な制御機器において、 前記被制御機器特定のための機器探索を行なう際に、遠
    隔制御操作時と比較して弱い出力にて探索信号を出力
    し、前記被制御機器からの応答信号を受信することによ
    り前記被制御機器を特定することを特徴とする、制御機
    器。
  2. 【請求項2】 前記探索信号の出力強度を段階的に変化
    させることで前記被制御機器を特定することを特徴とす
    る、請求項1に記載の制御機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の制御機器と、 送信および受信機能を備え、前記制御機器と無線通信可
    能な被制御機器とからなる、リモコン制御装置。
  4. 【請求項4】 送信および受信機能を備え、無線通信可
    能な制御機器と被制御機器とからなるリモコン制御装置
    において、 前記制御機器および前記被制御機器の少なくとも一方
    は、機器探索用スイッチを備え、 前記機器探索用スイッチは、前記制御機器および前記被
    制御機器の物理的接触によって押下され、 前記機器探索用スイッチの押下によって、前記制御機器
    と前記被制御機器との間で機器探索信号と応答信号の送
    受信がなされることを特徴とする、リモコン制御装置。
  5. 【請求項5】 送信および受信機能を備え、無線通信可
    能な制御機器と被制御機器とからなるリモコン制御装置
    において、 前記制御機器または前記被制御機器の少なくとも一方
    は、他の被制御機器に探索信号が漏れないような物理的
    形状を有していることを特徴とする、リモコン制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記制御機器と前記被制御機器との間の
    通信方法として、赤外線による通信方法を用いたことを
    特徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載のリモコン
    制御装置。
  7. 【請求項7】 前記制御機器と前記被制御機器との間の
    通信方法として、電波による通信方法を用いたことを特
    徴とする、請求項3〜5のいずれかに記載のリモコン制
    御装置。
  8. 【請求項8】 前記制御機器をワイヤレス入力装置に、
    前記被制御機器を情報処理装置に適用した、請求項3〜
    7のいずれかに記載のリモコン制御装置。
  9. 【請求項9】 送信および受信機能を備え、被制御機器
    と無線通信可能な制御機器が行なう、前記被制御機器特
    定のための機器探索方法であって、 前記被制御機器の探索信号の出力強度を段階的に変化さ
    せるステップを備えることを特徴とする、機器探索方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の機器探索方法を実現
    するためのプログラムを記録した、記録媒体。
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