JP2000137575A - コードレスマウス及びキーボード - Google Patents

コードレスマウス及びキーボード

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JP2000137575A
JP2000137575A JP10310527A JP31052798A JP2000137575A JP 2000137575 A JP2000137575 A JP 2000137575A JP 10310527 A JP10310527 A JP 10310527A JP 31052798 A JP31052798 A JP 31052798A JP 2000137575 A JP2000137575 A JP 2000137575A
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cordless mouse
cordless
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ground
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Tatsuya Sakai
達也 酒井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 計算機の入力装置としてのマウスの移動情報
をキーボードに光送出するコードレスマウス及びその移
動情報を光受信するキーボードに関し、特に、複数の計
算機を隣接して使用しても、干渉することが少ないコー
ドレスマウス及びキーボードを提供すること。 【解決手段】 コードレスマウスの左側面部にIR(赤
外線)送信部131を備え、キーボードにマウス移動情
報他を送出する。キーボードは中継機となってコンピュ
ータ本体にマウス移動情報他を転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機の入力装置
としてのマウスの移動情報をキーボードに光送出するコ
ードレスマウス及びその移動情報を光受信するキーボー
ドに関し、特に、複数の計算機を隣接して使用しても、
干渉することが少ないコードレスマウス及びキーボード
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図11に示すコードレスマウス
が、開示/商品化されている。これはIR(赤外線:In
frared Rays)によるコードレスマウスの例である。細
かくはさまざまなタイプが存在するが、基本的には、
『マウスの前面方向を中心に発光し、情報伝達する』よ
うに設計されている。その理由は、 1)本体部(表示部)は、入力装置より奥(利用者の反
対側)に存在する事から、通常、本体部(表示部)の前
面に情報受信部が備えられる。 2)IRの特性として、指向性が強い(発光有効範囲が
狭い)、有効距離が短い等から、通信感度が低い。 などを考慮しての事である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した通り、IRに
て、データ通信を実施しようとすると、通信感度を高め
る必要がある。そのことから、 ・伝達保証距離等を確保するため、発光出力レベルをよ
り大きくする。 ・受信側装置が、どこにあっても良いように幅広く発光
する。 ・受光素子の感度を上げる。 などの試みがなされてきた。
【0004】ところが、『コードレス通信』を実現する
上で、上記の『通信感度問題』と全く相反する課題が存
在する。それは、『雑音問題』である。本問題を実世界
に当てはめて説明すると、『耳の良い人は、色々な雑音
が聞こえ、自分の欲する情報を聞き分けにくい』とか、
『声の大きい人の話しは、不必要な人にまで届く』など
と言った問題と同様である。この相反する問題は、特
に、マウスのように入力装置そのものを移動させる事に
より入力情報を生成させる入力装置では、問題となり得
る。
【0005】具体的に言えば、『キーボード』などのよ
うに、入力をしても入力装置そのものは移動しない入力
装置の場合、一度入力がうまくいけば、すなわち、通信
処理が一度でもうまくいけば、キーボード/本体の位置
を変えない限り、また、キーボード/本体間に遮蔽物を
置かない限り、以後の通信は保証されると言える(温度
や湿度等の外的要因で、通信状況が変化する事は考えに
くいため)。
【0006】また、IRの場合、『遮蔽物を透過しな
い』と言う性質を利用して、あまり大声を上げず、あち
こちに発散しないようにすれば、『本体(表示)部も入
力部も同一の机上で使い』(本使用シーンの限定は、表
示装置が17インチ程度の商品などでは、特に問題とな
らない。なぜなら、『17インチ程度の表示装置での入
力装置』+『入力装置の操作は、画面を見ながら行う』
+『TVのリモコンと異なり、持ったまま使われる事は
ない』等→『表示部と入力部を遠く離して使わない』→
『同一机上もしくはその程度の距離での利用が主』だか
らである)、また、『入力操作等を行う際、表示装置の
ある方向に向いてください』(本使用シーンの限定も個
人使用用、すなわち、特にプレゼン用や接客用をターゲ
ットとする商品でなければ、問題とならない)と言う事
に標準的な使用シーンを限定する事で、『本体(表示)
部の前面中央に受信部を、キーボードの背面中央に送信
部を備える』と言う事だけで、傍にある他の情報機器に
影響を与えない(本体/表示部そのものが遮蔽物となる
ため)、最低限の通信精度(入力精度)を確保した商品
(システム)の提供が可能であった。
【0007】しかしながら、マウスの場合には、『通信
感度問題』と『雑音問題』とを同時に解決する事は容易
でない。その理由の素となるマウスの性質として、 [1]マウス本体が移動する事で、入力情報が生成され
る。 [2]標準入力装置に限りなく近い補助入力装置であ
る。 の2点が挙げられる。
【0008】まず、[1]は、『入力が発生するたび
に、マウス本体位置が異なる』事を意味する。すなわ
ち、本体(表示)部側から見た場合、受光角度や強弱に
対して、固定型の入力装置より大きな許容範囲を持つ必
要があり、逆に、マウス側から見た場合、固定型の入力
装置より大きな出力とする等の必要がある。これは、相
反する2つの問題(『通信感度問題』と『雑音問題』)
を共に解決する事を困難にする。すなわち、送信部側
で、『発光レベルを上げ、また、広い範囲に発光する』
事と、受信部側で、『受光感度を上げる』事は、『雑音
を多く聞く』事を意味するからである。
【0009】さらに、マウス等のポインティングデバイ
スは、PC(パーソナルコンピュータ)では、標準入力
装置扱いとなりつつある。これは、PCの標準OSであ
るWindows システムでは、『マウス等のポインティング
デバイスを必須扱いとしている』事からも明確である。
さらに、キーボードが本体部と別構成のタイプの場合
〔2P(ツーピー:Two Piece:表示部と本体部が一体
でキーボードが表示部/本体部と別構成)、3P(スリ
ーピー:Three Piece:表示部、本体部、キーボードの
3つの構成)は本タイプに相当する〕、マウス以外のポ
インティングデバイスを採用している商品が非常に少な
い。
【0010】ちなみに、マウスをポインティングデバイ
スとしない情報機器には、大きく分けて、次の2のタイ
プがある。 1)ペン入力タイプの情報機器。 …キーボードレスが一般で、ペンが標準入力装置であ
り、かつ、ポインティングデバイスである。 2)ノート/ラップトップタイプの情報機器。 …キーボードと本体部とが一体型である。また、近年の
PCでは、マウスの代替となるポインティングデバイス
が本体に備えられているのが標準となっている。
【0011】次に、[2]について、上述のように、マ
ウスは必須の入力装置となりつつあるが、入力装置とし
てマウスしか用意していない情報機器がほとんど存在し
ない事からも、やはり、補助入力装置であるとも言え
る。これは、“置き場所”と言う点で、キーボードより
阻害され得る事を意味する。これら[1][2]の事か
らも、相反する2つの問題(『通信感度問題』と『雑音
問題』)の解決は困難となると予測される。例えば、必
須の入力装置である事から、事務所内に存在するマウス
は、PCの数の分存在する事を意味し、これらが、例え
ば、すべてコードレスマウスなら、雑音量は、非常に多
くなると予測できる。
【0012】ここで、マシンIDによるコードレス通信
におけるエラー処理について補足する。これまで、『コ
ードレス通信における雑音問題』について述べてきた
が、『“雑音が発生”して、“自分の意志とは関係な
く、勝手にマウスカーソルが動く”』と言う点は、従来
より考慮されている。(IRだけでなく、電磁波でも同
様であるが)コードレス通信を実現する場合、 1)何らかの方法により、複数の機器間での干渉が発生
しないように、情報伝達空間を複数個に分割する。 2)通信を行う機器同士で、通信を行いたい機器以外に
邪魔されないように、マシンIDと呼ばれる識別子にて
処理する。 の2点が考慮されている。
【0013】1)は、1対nのコードレス通信を実現す
るためのもので、2)は、『耐雑音』に関する通信プロ
トコル技術の事である。IRにおける1)は、基本的に
は時分割的処理により、実現されている。図12に、時
分割処理による多チャンネル化の概念図を示す。例え
ば、『一定の出力パターンより、0〜α秒は、チャンネ
ル1用のデータフィールドで、α〜2*α秒は、チャン
ネル2用のデータフィールドで、‥‥‥』と言ったロジ
ックで、複数の通信用のチャンネルを設ける。後は、ど
のチャンネルをどの機器との通信用に使用するかを管理
する事で、1対nの通信が可能となる。すなわち、チャ
ンネルは無限に作り出す事が可能である。また、その反
面、チャンネル数を多くすればするほど、転送速度は遅
くなる。注意すべき点は、この多チャンネル化は、1つ
のホストがn個の周辺装置をコントロールする際に干渉
しないようにするためのものであると言う点である。す
なわち、複数のホストとそれぞれの周辺装置が同じコー
ドレス通信を実施すれば、互いのグループは干渉し合う
事になる。
【0014】次に、2)について、説明する。上述した
通り、あるグループ(ホストとn個の周辺装置)が、通
信媒体の影響範囲内の空間を占有できる状況にあるので
あれば、特に問題はないのだが、PCとその入力装置を
考えた場合、例え、IRの情報伝達範囲が狭い事を考慮
したとしても、『複数の人が、1つの部屋で作業する』
と言う職場環境が通常である日本では、おそらく問題が
発生するであろう。
【0015】そこで、通常、コードレス通信の場合、
『マシンID』による通信相手の限定処理が実施され
る。実世界に適応するなら、『話したい相手の名前を付
けて、大声でしやべる』もしくは、『自分の名前を付け
て、大声でしやべる』と言ったものである。この声は、
皆に聞こえるが、『自分の名前を呼ばれた時』や『自分
の話し相手の名前であった時』だけ、反応する事にな
る。当然、各グループが同じ方法で、会話しているのだ
から、『自分の名前が呼ばれたような?でも、良く聞こ
えなかった』と言う状況は発生し得るが、少なくとも、
全く関係の無い人からの声に反応する事はなくなる。こ
れが、『雑音では、自分のマウスカーソルは動作しな
い』事を実現した仕組みである。なお、本『マシンI
D』による通信相手の認識には、『いつマシンIDを設
定するのか?』『いつ話し相手となり得るマシンIDを
交換するのか?』と言う問題が存在する。
【0016】「前者」については、 1)出荷時設定。 2)ユーザ指定。 が考えられる。1)は、生産時に、本体、マウス、キー
ボード等のすべてのコントロールする/され得る装置
に、個々に別のIDを振り分ける必要があり、これは、
生産側(メーカサイド)に多大な負荷を与え、生産コス
トアップとなる。
【0017】2)は、利用者が本処理を実施するのであ
るから、利用者の負荷が増大する。また、本仕組みを理
解していないと、正しい設定がなされない可能性もあ
る。同一番号が設定されないように、セットアップツー
ルで乱数生成し、それをID番号とする事で、同一番号
が振られる事による問題が発生しないよう実施できるだ
ろうが、それより、むしろ、本設定の必要性を説明する
事の方が困難であろう。
【0018】「後者」については、利用者側で実施する
しか方法はない。もし、出荷時の設定で、マウス内部
に、“貴方のお相手PCは、ID=0001ですよ!”
と記憶させた場合、PCとマウスが一対で使用される事
を考えれば問題なさそうだが、マウスはそのままで、P
Cを買い替えたり(その逆もしかり)した場合など、問
題となる。これは、利用者設定でも同様である。つま
り、一度設定すると、再設定しないかぎり、ある専用P
C限定のマウスとなる。このように、『出荷時設定す
る』ことだけでは、問題を回避できない。すなわち、何
らかの形式で、変更ツールを提供し、利用者側で変更可
能とする必要がある。
【0019】さらに、本ID交換は、おそらく、コード
レス(IR)で、実施されるであろう。これは、さらに
問題となり得る。ID交換する際、相手のIDは持って
いない。これは、通信相手についてのエラー処理をせず
に、通信処理を実施する事を意味する。すなわち、もろ
に『雑音問題』が影響する事になる。本発明は、上記問
題点に鑑み、複数の計算機を隣接して使用しても、干渉
することが少ないコードレスマウス及びキーボードを提
供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明のコードレスマウ
スは、自身が接地面上を移動することにより、表示画面
上のカーソルを上下左右に移動させるものであって、前
記コードレスマウスの移動情報を光送出する送信手段
は、その光送出を、検出するコードレスマウス移動の左
右方向の内の少なくともいずれか一方の方向に指向する
ことができるものであることを特徴とするコードレスマ
ウス。
【0021】また、前記送信手段は、前記コードレスマ
ウスの上面に取り付けられるものであり、さらに、前記
いずれか一方の方向以外への光送出を減少させる第1の
遮蔽物を備えることで、やはり、マウス前後方向への発
光抑制が可能となり、干渉が発生しにくくなる。さら
に、前記コードレスマウスが接地面から離れていること
を検出する接地検出手段を備え、前記コードレスマウス
が接地面から離れていることを前記接地検出手段が検出
すると、前記送信手段は光移動情報の送出を停止するも
のであることで、不必要な発光を防いだり、意図しない
カーソルの移動を防ぐことができる。
【0022】また、前記コードレスマウスの前後の移動
に伴い、前記送信手段からの光送出の方向を変化させる
方向制御手段を備えることで、より干渉が発生しにくい
マウスの提供が可能で、さらに、機械的な機構での実現
も可能(“マウスボールの動きに合わせて光送出方向の
変更すること”は、“方向を変更させるために小型モー
タ備え、そのモータを電気的に制御する”と言った事を
しなくても、機構的な方法での実現も可能)である事か
ら、バッテリ寿命の延長も可能となる。
【0023】また、前記コードレスマウスが接地面から
離れていることを検出する接地検出手段を備え、前記コ
ードレスマウスが接地面から離れたこと、又は、接地面
に接地したことを前記接地検出手段が検出すると、前記
方向制御手段は光送出の方向を初期設定するものである
ことで、利用者負荷を与えずに、干渉が発生しにくい等
という効果のみを有効としたマウスの提供が可能とな
る。また、前記コードレスマウスの左右の移動に伴い、
前記送信手段からの光送出の出力レベルを変化させる出
力制御手段を備えることで、より干渉が発生しにくいマ
ウスの提供が可能である。
【0024】また、前記コードレスマウスが接地面から
離れていることを検出する接地検出手段を備え、前記コ
ードレスマウスが接地面から離れたこと、又は、接地面
に接地したことを前記接地検出手段が検出すると、前記
出力制御手段は光送出の出力レベルを初期設定するもの
であることで、利用者負荷を与えずに、干渉が発生しに
くい等という効果のみを有効としたマウスの提供が可能
となる。また、本発明は計算機のためのキーボードであ
って、コードレスマウスの移動情報を光受信する受光手
段を左右少なくともいずれか一方の側面に備えるもので
ある。
【0025】また、本発明は計算機のためのキーボード
であって、コードレスマウスの移動情報を光受信する受
光手段を上面に備え、左右方向以外からの受光を減少さ
せる第2の遮蔽物を備えるものである。これらのキーボ
ードは、上記の干渉を発生しにくいコードレスマウスの
中継機となり得る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照しながら本発
明の好適な実施の形態について詳細に説明する。図1
は、本発明の実施の形態によるコードレスマウスの概念
図である。図1(a)はコードレスマウスの左側面にIR
送信部131を設けて、マウス移動情報他を送出するも
のである。図1(b)はコードレスマウスの上面にIR送
信部131を設けて、左方向にマウス移動情報他を送出
するものである。図1(c)はボールペン型マウスを用い
るものである。指の密着部16に指を当てて、自身を接
地面上で動かすことでボール17を転がして移動情報を
検出して所望の位置でスイッチ16を押すタイプのもの
である(これ自体は実開平4−44040号公報参
照)。やはり左方向にマウス移動情報を送出するIR送
信部131を備える。
【0027】これらコードレスマウスは、マウス本体を
移動させる事で、その移動情報が本体側面方向に送出さ
れる。これらの例は、すべて、右利き(右手で操作する
人)用に設計されたもので、本体の左面にIR送信部1
31が取り付けられているが、逆方向(右面)とする事
で、左利き用に、両面に取り付ける事で、両者に対応し
たコードレスマウスとなる。
【0028】図2は、本コードレスマウスの部品構成を
示すマウス透視図である。IR送信部131およびIR
送信部の方向制御部132を有するIR制御部13、接
地検出部14および電池30を除き、基本的に、通常の
コード付きマウスと同様である。すなわち、CPU1
0、ROM11、メモリ(不揮発性)12、マウスボー
ル20、垂直方向検出部21、水平方向検出部22、マ
ウスボタン検出部23、および、プリント基盤50を有
する。
【0029】なお、IR制御部13は、方向制御が可能
な機構と制御部(本例では、小型モータが取り付けられ
ており、そのモータ制御がROM内のプログラムで可能
としている)を含んでいるものとしている。本方法以外
にも、マウスボールの垂直方向の移動検出機構からダイ
レクトに方向制御機構に伝達できるよう機械的構造とす
る事も可能だが(そうする事で、小型モータが不必要と
なり、そのモータ可動のための電源供給分だけバッテリ
寿命が延びるなどの利点がある)、デフォルト状態へ戻
すための機構の実現が困難であるため(部品点数等が増
大したり、操作感を悪化させたりする)、本例では、電
子回路的に実現したものを用いている。
【0030】図3は、本コードレスマウスのブロック構
成図である。本コードレスマウスには、マウス入力デー
タを送信処理し、また、マウスの光送出の方向を変化さ
せるためのIR制御部13(受信装置側とやり取りをし
なければ、情報伝達が不可能であるため、実際には、発
光素子と受光素子、すなわち、発光部と受光部の両方を
持っている)、コードレスマウスが接地面から離れてい
るか否かを検出する接地検出部14、本マウスの識別コ
ードとなるID、入力データを伝達する側の識別コード
(ホストID)、光送出方向の初期値、発光レベルの初
期値、および、接地状態などの情報が格納されているR
AM12(前述のID情報は電源供給を遮断しても情報
内容が失われると困るので不揮発性としているが、すべ
ての情報、例えば、“接地状態”などは、不揮発性RA
Mに格納される必要はない。ここでは、説明を簡易にす
るため、不揮発性RAMとしている)、制御コマンド受
信制御プログラム、ID交換制御プログラム、入力デー
タ送信制御プログラム、および、接地検出プログラム等
が格納されているROM11、および、ROM11内プ
ログラムを実行したり各電子部品間のI/O制御を行う
CPU10、および、マウスの移動を検出する移動検出
機構やマウスボタン等のその他のマウス制御機構15が
存在する。
【0031】図4〜図6は、ROM11内の各制御部の
フローを図示したものである。図4に、制御コマンド受
信部(ROM11)の制御フローを示す。制御コマンド
受信部はIR制御部13の受光部で、何らかの情報を感
知した時に励起される。本フロー内では、“ID交換コ
マンド”のみを記載しているが、実際には、 1)入力データ送信コマンド。 2)電源オンコマンド。 なども考えられ、ID交換コマンド以外は、送信側マシ
ンIDが付加されて送信される事になる。
【0032】なお、送信側マシンIDが付加される理由
は、『発明が解決しようとする課題』欄等にて記載した
とおり、コードレス通信における『雑音』対策のためで
ある。しかしながら、ID交換コマンド受信時には、こ
のコマンドが自分(マウス)に送信されたものなのか、
それとも、雑音であるのかが基本的には判断ができな
い。このための対策として、例えば“すでにID設定さ
れていたら、受信したID交換コマンドは雑音である”
と言うエラー処理をすると、その後の再設定ができなく
なる(再設定用のコマンドを新たに設けると言う方法や
マウスに本ID交換済みである事を示す内容をリセット
する手段を設ける等で本問題を解決する事も可能だが、
当然、本問題を想定し、仕様設計/仕様の標準化に取り
組んでいく必要があるので、対象入力デバイスが増加す
ればするほど仕様の規格化作業が困難となる)。また、
エラー処理をしないと、一般的には『雑音対策』が困難
となる(S2〜S4は簡易に示しているが、実際には、
エラー処理が結構複雑である。そのエラー処理を更に複
雑化させる事になる)。しかしながら、マウス側面にI
R送信部131を取り付ける事で、物理的に雑音が発生
しにくくなる。これは、エラー処理をしなくても、品質
面で、ほぼ同等もしくはそれ以上の効果を得る事を意味
している。
【0033】本題に戻り、制御コマンド受信部では、I
D交換コマンドを受信したと判断したら(S1)、自分
(マウス)自身のマシンIDの送信処理(S2)、ホス
ト(PC)のマシンIDの受信処理が実施され(S
3)、ホスト(PC)のマシンIDをRAMへ格納する
(S4)と言うステップを踏む事になる。なお、本例で
は、自分自身のマシンIDを送信した後、ホストのマシ
ンIDを受信しているが、本処理順は、あくまでも取り
決めの問題(プロトコルの規定)であり、規定に基づい
ていれば、本フロー通りでも、逆順でも関係のない事で
ある。
【0034】図5に、入力データ送信処理部(ROM1
1)の制御フローを示す。入力データ送信処理部は、垂
直方向移動検出部21、水平方向移動検出部22で、マ
ウス移動が発生した時に励起される。まず、RAM12
に格納されている接地状態情報を確認し、マウス本体が
接地状態にあるか否かをチェックする(S11)。も
し、非接地状態であれば、検出したマウス移動は、実際
の入力情報ではないので(移動検出そのものを雑音検知
と判断し)、処理を終了させる。
【0035】次に、水平方向の移動検出が有ったか否か
を判断し(S12)、もし、移動検出有りと判断した場
合には、その移動がIR送信部と反対側か否かを判断し
(S13)、IR送信部と反対側への移動であれば、I
R出力レベルをUPさせ、逆に、IR送信部側への移動
であれば、IR出力レベルをDOWNさせる(S14、
S15)。
【0036】さらに、垂直方向の移動検出があったか否
かを判断し(S16)、もし、移動検出有りと判断した
場合には、IR送信部の方向を調整(前方への移動なら
方向を後方へ、後方への移動なら方向を前面へ)する
(S17)。最後に、自分(マウス)自身のマシンID
を付加して、マウス変化量を送信する(S18、S1
9)。
【0037】図6に、接地検出部14の制御フローを示
す。接地状態から非接地状態へ遷移した時、および、非
接地状態から接地状態に遷移した時に励起され、まず、
現在が接地状態にあるか否かの状態をRAM12に退避
する(S21)。このRAM12への状態退避は、入力
データ送信処理部(図5)内で、非接地状態の時の送信
処理を防止するために実施している。次に、非接地状態
から接地状態への遷移を感知した時に、RAM12内に
記憶されている光送出の方向/発光出力レベルのデフォ
ルト値を、それぞれ、IR制御部13に通知し、初期状
態に再設定する(S22、S23)。
【0038】図7は、前述のコードレスマウスに対応し
たコードレスキーボードの概観図である。コードレスマ
ウスよりのマウスデータ受信用のIR受信部70は、キ
ーボード側面部(図では、左側面部に存在するので、左
利き用コードレスマウスに対応したキーボードになる)
に、また、入力データをPC本体へ送信するためのIR
送信部71は、キーボードの後面部に存在している。ま
た、キーボードの各種キー80は規格のもの、あるい
は、規格外のもの等任意である。なお、ここではコード
レスキーボードを例としているが、マウスデータのIR
受信部が側面部に存在する、もしくは、遮蔽面による逆
側面方向への光の遮蔽機構が付加されていれば、PC本
体への入力データの伝達手段は、有線であっても可であ
る。
【0039】図8に、図7に示すコードレスキーボード
のブロック構成図を示す。本コードレスキーボードに
は、コードレスマウスよりの入力データを受信処理する
ためのIR受信部70と、キー入力データおよびコード
レスマウスよりのマウス入力データをPC本体に送信処
理するためのIR送信部71、各種キー機構80、本キ
ーボードの識別コードとなるID、入力データを伝達す
る側の識別コード(ホストID)、および、入力対象と
なるマウスの識別コードなどの情報が格納されているR
AM62、および、制御コマンド受信制御プログラム、
ID交換制御プログラム、入力データ送信制御プログラ
ム、マウスデータ送信制御プログラム、および、キーデ
ータ送信制御プログラム等が格納されているROM6
1、および、ROM内プログラムの実行や各電子部品間
のI/O制御を行うCPU60が存在する。
【0040】図9、図10は、ROM61内の各制御部
のフローを図示したものである。図9に、制御コマンド
受信部の制御フローを示す。制御コマンド受信部は、I
R送信部71(対PC本体であって対マウスではないの
でIR受信部70ではない)の受光部で何らかの情報を
感知した時に励起される。制御コマンド受信部では、I
D交換コマンドを受信したと判断したら(S31)、ま
ず、すでにマシンIDの交換が実施されているかどうか
を判断する(S32)。もし、マシンIDの交換が実施
されていない状態であれば、自分(キーボード)自身の
マシンIDの送信処理(IR送信部71)、ホスト(P
C)のマシンIDの受信処理(IR送信部71)が実施
され(S33、S34)、ホスト(PC)のマシンID
をRAM62に格納する(S35)と言うステップを踏
む。
【0041】逆に、すでにマシンIDの交換が実施され
ている状態であれば、マウスとPC本体とのマシンID
交換処理の仲立ち処理が実施される。まず、ID交換コ
マンドを発信し(IR受信部70)(S36)、返答を
待つ(S37:本ウェイト処理は、一定時間待ちとする
のが一般的)。返答がなければ、処理を終了する事にな
り、返答があれば、マウスのマシンIDを受信し(IR
受信部70)(S38:前述した通り、本実施例では、
入力装置側からIDを通信する仕様としているため)、
次に、S38で受信したマウスのマシンIDをPC本体
に送信し(IR送信部71)(S39)、さらに、ホス
ト(PC)のマシンIDを受信処理し(IR送信部7
1)(S40)、そのホストIDをマウスに送信処理し
(IR受信部70)(S41)、最後に、S38で受信
したマウスのマシンIDをRAM62に格納する(S4
2)。ここで、細かなエラーチェック、例えば、S40
で受信したホストIDが、すでにRAM62に格納して
いるホストIDと一致しているかどうかのチェックなど
は、説明の簡易化のため省略している。
【0042】図10に、入力データ送信処理部の制御フ
ローを示す。入力データ送信処理部は、説明の簡易化の
ため、随時(実際にはキーボード電源がオンされた時点
で)実施されるフローとしている。このため、無限に実
施される無限ループとなっている。この点は、マウスの
場合(図5)と前提が異なる。まず、キースキャン処理
を実施し(S51)、キー入力が発生したか否かを判断
して(S52)、もしキー入力が発生した時には、自分
(キーボード)自身のマシンIDを付加して、入力キー
データを送信する(IR送信部71)(S53、S5
4)。
【0043】もしキー入力が発生していない場合には、
マウスよりのデータ入力が発生しているか否かをチェッ
クし(S55)、もし、送信があればマシンIDを受信
し(IR受信部70)(S56)、そのマシンIDがR
AM62に格納されているマウスのマシンIDと一致す
るか否かをチェックし(S57)、一致した時のみ、マ
ウス入力データを受信し(IR受信部70)(S5
8)、マウスのマシンIDを付加して、その受信データ
をPC本体に送信する(IR送信部71)(S59、S
60)。
【0044】これらの一連の制御をキーボード電源がオ
フされるまで実施する。これにより、コードレスマウス
の入力情報を経由通信するコードレスキーボードが実現
される。なお、本発明は上記実施の形態に限定されるも
のではない。光移動情報送出の停止には、移動情報の固
定、光変調の停止、又は、発光の停止等がある。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、コード
レスマウスからキーボードへの情報伝送をわずかな距離
間の光通信とすることができて、コードレスマウス前後
方向への発光抑制が可能となり、発光出力も低く抑える
ことができるため、他のコンピュータとの干渉が発生し
にくくなる。また、本発明のコードレスマウスとキーボ
ードは、利用者の操作上の違和感をそれほど与えない形
で、キーボードとマウスの位置関係を限定させ得る。す
なわち、キーボードのほぼ真横にマウスが置きなさいと
言う事を強制する事になるが、これに対して、違和感を
持つ利用者は少ないであろう。
【0046】また、上記(マウスの設置位置の強制)
は、『通信感度問題』の自然な解決(有効距離の保証範
囲を狭める事が可能等)をもたらし、さらに、これは、
マウスのバッテリ寿命の延長(有効距離の保証範囲を狭
める事ができる→発光レベルを低く押されられる→バツ
テリ寿命の延長)にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるコードレスマウスの
概念図である。
【図2】本実施の形態コードレスマウスの部品構成を示
すマウス透視図である。
【図3】本実施の形態コードレスマウスのブロック構成
図である。
【図4】制御コマンド受信部の制御フロー図である。
【図5】入力データ送信処理部の制御フロー図である。
【図6】接地検出部の制御フロー図である。
【図7】本発明の一実施の形態のコードレスキーボード
の概観図である。
【図8】本実施の形態コードレスキーボードのブロック
構成図である。
【図9】制御コマンド受信部の制御フロー図である。
【図10】入力データ送信処理部の制御フロー図であ
る。
【図11】従来のコードレスマウスの概観図である。
【図12】時分割処理による多チャンネル化の概念図で
ある。
【符号の説明】
10、60 CPU 11、61 ROM 12、62 RAM 13 IR制御部 131、71 IR送信部 132 IR送信部の方向制御部 14 接地/非接地検出部 20 マウスボール 21 垂直方向検出部 22 水平方向検出部 23 マウスボタン検出部 30 電池 50 プリント基盤 70 IR受信部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自身が接地面上を移動することにより、
    表示画面上のカーソルを上下左右に移動させるコードレ
    スマウスにおいて、前記コードレスマウスの移動情報を
    光送出する送信手段は、その光送出を、検出するコード
    レスマウス移動の左右方向の内の少なくともいずれか一
    方の方向に指向することができるものであることを特徴
    とするコードレスマウス。
  2. 【請求項2】 前記送信手段は、前記コードレスマウス
    の上面に取り付けられるものであり、さらに、前記いず
    れか一方の方向以外への光送出を減少させる第1の遮蔽
    物を備えることを特徴とする請求項1記載のコードレス
    マウス。
  3. 【請求項3】 前記コードレスマウスが接地面から離れ
    ていることを検出する接地検出手段を備え、前記コード
    レスマウスが接地面から離れていることを前記接地検出
    手段が検出すると、前記送信手段は光移動情報の送出を
    停止するものであることを特徴とする請求項1記載のコ
    ードレスマウス。
  4. 【請求項4】 前記コードレスマウスの前後の移動に伴
    い、前記送信手段からの光送出の方向を変化させる方向
    制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載
    のコードレスマウス。
  5. 【請求項5】 前記コードレスマウスが接地面から離れ
    ていることを検出する接地検出手段を備え、前記コード
    レスマウスが接地面から離れたこと、又は、接地面に接
    地したことを前記接地検出手段が検出すると、前記方向
    制御手段は光送出の方向を初期設定するものであること
    を特徴とする請求項4記載のコードレスマウス。
  6. 【請求項6】 前記コードレスマウスの左右の移動に伴
    い、前記送信手段からの光送出の出力レベルを変化させ
    る出力制御手段を備えることを特徴とする請求項1又は
    2記載のコードレスマウス。
  7. 【請求項7】 前記コードレスマウスが接地面から離れ
    ていることを検出する接地検出手段を備え、前記コード
    レスマウスが接地面から離れたこと、又は、接地面に接
    地したことを前記接地検出手段が検出すると、前記出力
    制御手段は光送出の出力レベルを初期設定するものであ
    ることを特徴とする請求項6記載のコードレスマウス。
  8. 【請求項8】 計算機のためのキーボードにおいて、コ
    ードレスマウスの移動情報を光受信する受光手段を左右
    少なくともいずれか一方の側面に備えることを特徴とす
    るキーボード。
  9. 【請求項9】 計算機のためのキーボードにおいて、コ
    ードレスマウスの移動情報を光受信する受光手段を上面
    に備え、左右方向以外からの受光を減少させる第2の遮
    蔽物を備えることを特徴とするキーボード。
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