JP2003108293A - 情報機器システム - Google Patents

情報機器システム

Info

Publication number
JP2003108293A
JP2003108293A JP2001300962A JP2001300962A JP2003108293A JP 2003108293 A JP2003108293 A JP 2003108293A JP 2001300962 A JP2001300962 A JP 2001300962A JP 2001300962 A JP2001300962 A JP 2001300962A JP 2003108293 A JP2003108293 A JP 2003108293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information equipment
input device
remote control
information
keyboard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001300962A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuya Kumagai
和也 熊谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2001300962A priority Critical patent/JP2003108293A/ja
Publication of JP2003108293A publication Critical patent/JP2003108293A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報機器装置本体を操作する入力装置を、任
意かつ直感的に接続でき、操作性を向上させることがで
きる情報機器システムを提供する。 【解決手段】 情報機器システムは、PC等の情報機器
装置本体100と、情報機器装置本体100に有線によ
り接続されるキーボード200と、情報機器装置本体1
00を操作する操作情報を無線により出力するリモコン
装置300とからなり、キーボード200は、各キー2
20と、リモコン装置300との無線通信を行う無線受
信部235と、リモコン装置を識別するIDコードを記
憶するID記憶部215と、無線受信部235から出力
された信号とID記憶部215のIDとを比較し、登録
されたIDと一致するIDをもつリモコン装置からの操
作情報を、インタフェース230を経由して情報機器装
置100に出力する制御を行う制御部210とを備えて
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ(PC)等の情報機器装置の入力装置と、無線に
よる情報の送信が可能なリモートコントロール装置(以
下、リモコン装置という)とを備え、利用者の操作情報
を情報機器装置本体に送信する情報機器システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ビデオデッキやテレビなどの映像機器、
音響機器、空調機器といった電化機器には、リモコン装
置が付属するものが多く、室内の離れた場所から電化機
器を操作することができるようになっている。リモコン
装置は、電化機器への制御信号の送出に赤外線を使用す
るのものが主流である。また、パーソナルコンピュータ
(PC)等の情報機器装置にあってもTV受信機能や録
画機能などを備えたものがあり、これらの機能を家電感
覚で使用するためのリモコン装置が用意されている。
【0003】また、PC等の情報機器装置においては、
入力装置としてのキーボード、ウィンドウ及びメニュー
項目を選択するためのカーソルの移動や操作位置決定用
に、マウス等ポインティングデバイスが利用されるのが
一般的となっている。上記キーボードやポインティング
デバイスも、高機能化に関してさまざまな改良が加えら
れている。例えば、コードレスキーボードやコードレス
マウスが商品化されている。また、伝達手段にはIR
(赤外線:Infrared Rays)を使用する光通信ポート部
を搭載するものが多いが、電波を用いた無線も使用され
る。例えば、コードレスキーボード/マウスを使用して
情報機器装置を制御する技術には、以下のような組合わ
せパターンがある。
【0004】図8及び図9は、情報機器装置本体及び入
力装置のシステム構成を示す図であり、タイプA〜タイ
プEの5パターンを示す。これらの図において、PC等
の情報機器装置本体は、制御部を備え、入力装置<1>,
<2>からの操作情報を受信手段により受信して制御す
る。入力装置<1>としてキーボードを、入力装置<2>と
してマウスを用いた例であり、無線通信を行うものは光
通信ポート等の送受信手段を備えている。
【0005】図8に示すタイプA〜タイプCは、入力装
置<1>,<2>が個々に本体へ操作情報を出力する通信媒
体を持つ組合わせである。タイプAは入力装置<1>,<
2>が両者とも無線、タイプCは両者とも有線、タイプ
Bは入力装置<1>(主/メインの役割をなす入力装置)
が有線、入力装置<2>(従/サブ的な役割をなす入力装
置)が無線通信媒体によって操作情報が送信され、情報
機器装置本体側で受信されるタイプである。
【0006】これらタイプA〜タイプCのシステム構成
は、本体側に、入力装置<1>,<2>個々に応じた、独立
のインタフェースが存在し、個々のインタフェースを介
して送信された個々の入力装置に対する利用者の操作情
報は、アプリケーションソフトや入力装置用のドライバ
(図8及び図9では、「制御部」で表している)で、統
括的に制御されることになる。なお、PCのシステム構
成において、最も標準的で古くから存在する構成は、タ
イプCであるが、近年、赤外線や電磁波等の無線通信技
術の発展、規格化等のシーズ面に後押しされた形で、商
品の基本コンセプトによっては、タイプAやBの構成で
商品化されているものも存在する。
【0007】図9に示すタイプD、タイプEは、本体に
直接、操作情報を出力する入力装置は、入力装置<1>
(主/メインの役割をなす入力装置)のみであり、入力
装置<2>(従/サブ的な役割をなす入力装置)は、入力
装置<1>を中継するシステム構成となっている。タイプ
Dは、本体−入力装置<1>間、入力装置<1>−入力装置
<2>間とも有線、タイプEは本体−入力装置<1>間、入
力装置<1>−入力装置<2>間ともに無線通信媒体によっ
て操作情報が送信され、情報機器装置本体側で受信され
るタイプである。
【0008】これらタイプD、タイプEのシステム構成
は、入力装置<1>に対する利用者の操作情報と、入力装
置<2>とのインタフェース(受信手段)を介して受信し
た入力装置<2>に対する利用者の操作情報とを、本体と
のインタフェース(送信手段)を介して本体に出力し、
本体では、入力装置<1>より出力された入力装置<1>,
<2>の操作情報を、アプリケーションソフトや入力装置
用のドライバで制御することになる。なお、タイプD
は、入力装置<2>を入力装置<1>の拡張ユニット(具体
的には、キーボードとテンキーパッド)とすれば、標準
的な構成である。また、タイプEの構成をとる例につい
ては、本出願人により、複数の計算機を隣接し使用して
も、干渉(本体と入力装置間の無線通信が、別の本体と
入力装置間の無線通信とに影響)することが少ない『コ
ードレスマウス及びキーボード』(特開2000−13
7575号公報)として提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の情報機器装置にあっては、以下のような問題
点があった。上述した従来のシステム構成のうち、本体
内に無線通信手段(図8及び図9では受信手段)を具備
するタイプA、タイプB、タイプC、タイプEでは、無
線通信性質から、少なからずの干渉問題(本体と入力装
置間の無線通信が、別の本体と入力装置間の無線通信と
に影響する/影響を与えること)が発生する。一般的
に、上記干渉問題を解決するために、本体及び周辺機器
ごとに固有のID(番号)が、「メーカが出荷時設定」
又は「初めて使用する際に利用者が初期設定する」方法
で付けられ、入力装置から操作情報を本体に出力する
際、入力装置側のIDと受信してほしい本体機器のID
とを、操作情報に付与して送信する。本体側では、自己
のIDと入力装置のIDとが一致するか否かを判断し、
対象としている情報のみを受信制御する方法で解決す
る。
【0010】この方法により、上記干渉問題によって例
えば、「TVのリモコン装置の電源ONボタンを押した
ら、自分が意図したTV以外のTVの電源がONされ
た」というような不具合を防止することができる。とこ
ろが、上記解決手段には、「本体と周辺機器の組を固定
化してしまう」という別の問題がある。すなわち、一度
機器のIDを設定すると(出荷時に固有IDが初期設定
されている場合は初めから)、そのIDの変更を行わな
い限り、入力装置の出力は、異なる本体機器で受信でき
ない状態になってしまう。
【0011】また近年、PCに代表される情報機器にお
いても、家電機器の機能、例えば、TV受信機能や録画
機能等が取り込まれている。また、家電機器の機能の操
作用の入力装置は、情報機器の最大の短所である、「多
機能化に伴うユーザインタフェースの悪化」を解決する
ために、キーボード(情報機器として使用する場合の入
力装置)とは、別に、TVやビデオデッキのリモコン装
置をイメージさせる入力装置が装備された構成をとるも
のが増えている。
【0012】上記から、例えば、「居間と子供部屋に同
種のパソコンを持っており、居間のパソコンでTVを見
る時は、居間のパソコンに応じたリモコン装置で、子供
部屋のパソコンでTVを見る時には、子供部屋のパソコ
ンに応じたリモコン装置で操作しなくてはいけない」や
「居間のパソコンでTVを見る時と子供部屋のパソコン
でTVを見る時と、設定を変えなくてはいけない」等
が、利用者の「違和感」や「パソコンの操作は難しい」
という感覚を増幅させてしまう可能性がある。本発明
は、このような課題に鑑みてなされたものであって、情
報機器装置本体を操作する入力装置を、任意かつ直感的
に接続でき、操作性を向上させることができる情報機器
システムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の情報機器システ
ムは、情報機器装置と、前記情報機器装置に情報を入力
する入力装置と、前記情報機器装置を操作する操作情報
を無線により出力するリモコン装置とを備える情報機器
システムであって、前記入力装置は、前記情報機器装置
に接続するためのインタフェース手段と、前記リモコン
装置と無線通信行う通信手段と、前記リモコン装置を識
別するIDを登録するID登録手段と、前記ID登録手
段に登録されたIDをもつリモコン装置との無線接続を
行う制御手段とを備えることを特徴としている。
【0014】また、より好ましくは、前記入力装置は、
前記ID登録手段に登録されたIDと一致するIDをも
つリモコン装置からの操作情報を、前記インタフェース
手段を経由して前記情報機器装置に出力することを特徴
としている。また、より好ましくは、前記インタフェー
ス手段は、前記情報機器装置と前記入力装置を有線によ
り接続するものであってもよい。また、より好ましい具
体的な態様としては、前記リモコン装置は、赤外線通信
又は無線通信により前記情報機器装置を制御する操作情
報を送信するものであってもよい。また、より好ましい
具体的な態様としては、前記情報機器装置を操作する操
作情報は、前記情報機器装置の電源をオン又はオフする
制御情報を含むことを特徴とするものであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら本
発明の好適な情報機器システムの実施の形態について詳
細に説明する。図1は、本発明の実施の形態の情報機器
システムの構成を示す図である。図1において、10は
PC等の情報機器装置本体、20は本体10に有線によ
り接続されるキーボード等の入力装置<1>、30は入力
装置20(入力装置<1>)に無線により接続されるリモ
コン装置等の入力装置<2>、40は入力装置20(入力
装置<1>)に無線により接続可能なその他の入力装置<
3>、25は情報機器装置本体10と入力装置20(入
力装置<1>)とを接続するケーブルである。
【0016】情報機器装置本体10は、制御部11と、
入力装置20(入力装置<1>)と有線接続するケーブル
コネクタ12とを備え、制御部11は、入力装置20
(入力装置<1>)からの操作情報、及び入力装置20
(入力装置<1>)を経由して入力される入力装置30
(入力装置<2>)からの操作情報を基に統括的な制御を
行う。入力装置20(入力装置<1>)は、例えば情報機
器の入力装置と対になっているキーボードであり、制御
部21と、光通信ポート等の受信手段22と、情報機器
装置本体10と有線接続するケーブルコネクタ23とを
備える。
【0017】入力装置30(入力装置<2>)は、例えば
リモコン装置であり、入力装置20(入力装置<1>)と
無線通信を行う光通信ポート等の送信手段31を備えて
いる。また、入力装置40(入力装置<3>)は、入力装
置20(入力装置<1>)と無線通信が可能な光通信ポー
ト等の送信手段41を備える他のリモコン装置である。
本実施の形態では、リモコン装置(入力装置<2>)の操
作情報は、リモコン装置(入力装置<2>)−キーボード
(入力装置<1>)間は無線で、またキーボード(入力装
置<1>)−情報機器装置本体10間は有線で、キーボー
ド(入力装置<1>)を経由して、情報機器装置本体10
に出力される構成となっている。
【0018】すなわち、従来「リモコン装置は本体機器
と対になっているもの」と言う考え方を、「リモコン装
置は情報機器の主入力装置(キーボード)と対になって
いるもの」と直感できる構成とする。これにより、利用
者は、「キーボードとリモコン装置を持って、本体の前
に行き、キーボードを本体に接続する」と言う行為が、
直感的に理解でき、何れの場所に設置されている情報機
器についても日常利用しているリモコン装置で操作がで
きる環境が実現される。
【0019】図2は、本発明の実施の形態の具体的な情
報機器装置本体及び入力装置の外観を示す斜視図、図3
は、情報機器装置本体及び入力装置の構成を示すブロッ
ク図である。本実施の形態に係る入力装置は、デスクト
ップ型PC、ノート型PC、PDA等の携帯情報端末に
接続されるキーボードと、TVやビデオデッキ等を操作
するリモコン装置を備えたシステムに適用した例であ
る。
【0020】図2において、100は液晶デスクトップ
型パーソナルコンピュータ(PC)等の情報機器装置本
体、200は情報機器装置本体100に有線により接続
されるキーボード(入力装置<1>)、300はキーボー
ド200(入力装置<1>)に無線により接続され、情報
機器装置本体100を操作するリモコン装置(入力装置
<2>)、232は情報機器装置本体100とキーボード
200(入力装置<1>)とを接続するケーブルである。
なお、図示は省略されているが、上記リモコン装置30
0と同様な機能を持つ他のリモコン装置(入力装置<3
>)が、無線によりキーボード200に接続可能であ
る。
【0021】情報機器装置本体100は、キーボード2
00(入力装置<1>)からの操作情報、及びキーボード
200(入力装置<1>)を経由して入力されるリモコン
装置300(入力装置<2>)からの操作情報を基に統括
的な制御を行う。キーボード200(入力装置<1>)
は、情報機器装置本体100と対になっている主入力装
置であり、無線通信を行うためのアンテナ等を有する無
線受信部235(通信手段)と、リモコン装置300を
収納するためのリモコン収納口240とを備える。
【0022】リモコン装置300(入力装置<2>)は、
キーボード200(入力装置<1>)と無線通信を行う無
線送信部335を備えている。リモコン装置300(入
力装置<2>)の操作情報は、リモコン装置300(入力
装置<2>)−キーボード200(入力装置<1>)間は無
線で、またキーボード200(入力装置<1>)−情報機
器装置本体100間は有線で、キーボード200(入力
装置<1>)を経由して、情報機器装置本体100に出力
される構成となっている。
【0023】図3において、情報機器装置本体100
は、主電源ボタン152に直結された主電源SW回路1
50により、AC電源160からの電源供給/電源供給
遮断されるPCシステムである主制御部110、LCD
ディスプレイからなる表示部142、HDDに代表され
る記憶部140、及びその他各種デバイス144と、A
C電源160より常に電源供給されるキー制御部12
0、キーボード200で受信したリモコンコードやキー
入力された信号を受けるインタフェース130とを備え
て構成される。また、図示しないポインティングデバイ
スのマウスが接続可能である。
【0024】キーボード200は、利用者が個々のキー
押下を電気信号に変換し、制御部210に出力する各キ
ー220と、リモコン装置300との無線通信を行うと
ともに、リモコン装置300から送信されたIDコード
やリモコンのボタンコードを受信する無線受信部235
と、無線受信部235で受信した入力装置の操作コード
が受信対象としている入力装置であることを識別する対
象入力装置の識別(ID)コード、ならびに、後述する
リモコン装置300より無線受信部235を介して受信
したリモコンのボタンコードを変換するためのテーブル
Table1(図4)とを記憶するID記憶部215
(ID登録手段)と、CPU,RAM,ROM等からな
り無線受信部235から出力された信号とID記憶部2
15のIDとを比較し一致した信号を出力する制御を行
う制御部210(制御手段)と、情報機器装置本体10
0との通信を行うためのインタフェース230(インタ
フェース手段)とを備えて構成される。
【0025】また、情報機器装置本体100のインタフ
ェース130とキーボード200のインタフェース23
0間は、ケーブル232により接続されている。リモコ
ン装置300は、CPU,RAM,ROM等からなる制
御部310と、利用者が個々のボタン押下を電気信号に
変換し、制御部310に出力する各ボタン320と、キ
ーボード200との無線通信を行うとともに、押された
キーに対応するボタンコード及びIDコードを送信する
無線送信部335と、識別(ID)コードを記憶するI
D記憶部315と、Dラインの各種デバイスに電源を供
給する電池360とを備えて構成される。
【0026】リモコン装置300は、各ボタン320押
下を電気信号に変換し、制御部310により押されたキ
ーに対応するボタンコードを無線送信部335を通じ
て、キーボード200の無線受信部235に送信する
際、ID記憶部315に記憶されているIDコードを付
与し、送信する。上記キーボード200の無線受信部2
35及びリモコン装置300の無線送信部335は、具
体的には、赤外線を利用してデータを伝送するための規
格、IrDA(Infrared Data Association),ASK
等に準拠して光通信を行うためのI/Oポート、又は電
波による無線通信ポートである。
【0027】ここで、情報機器装置本体100より出力
される主電源SW回路150のON/OFF状態を出力
する信号ライン(太い線)は本体のAラインの各種デバ
イスと本体のキー制御部120と本体インタフェース1
30を介して、キーボードのCラインの各種デバイス全
てに電力供給している。特に、キーボード200のID
記憶部215及びリモコン装置300のID記憶部33
5には例えば揮発性のメモリが使用され、小さな2次電
池によって、常に電源が供給される。あるいは、電気的
に書換可能な不揮発性メモリであるEEPROM(elec
trically erasable programmable ROM)を用いてもよ
い。
【0028】図4は、キーボード200のID記憶部2
15に格納されるコード変換テーブルTable1を示
す図である。図4に示すように、各CHボタン「0」
「1」…に対応して、ボタンコード「00h(hは16進コー
ドを示す)」「01h」…、変換遷移コード「30h」(キー
コード“0”に相当)「31h」…が設定されている。本
テーブルは、リモコン装置300のボタンコードを情報
機器装置本体100のキー制御部120(正しくは、そ
の先のブロックであるPC制御部110)で、制御でき
るコード体系(情報機器装置本体100のキー制御部1
20に接続されている入力装置はキーボード200であ
るため、原則、キー制御部120に入力されるコードは
キーコードである必要があるため)に変換するためのも
のである。以下、上述のように構成された情報機器シス
テムの動作を説明する。
【0029】図5は、情報機器装置本体100のキー制
御部120(本体制御部B)の制御内容を示すフローチ
ャートである。図中、Sはフローの各ステップを示す。
キーボードインタフェース230を介してAC電源16
0より本キー制御部120に電源供給がなされると、本
フローが実行される。まず、ステップS101で対象キ
ーボードが繋がっているか否かを判別し、対象キーボー
ド200が繋がっていないときは、対象キーボード20
0が繋がるまで待つ。対象キーボード200が繋がって
いるときは、ステップS102でキー入力があるか否か
を判別する。これは、キーボードインタフェース230
を介して、情報機器装置本体100より、キーボードの
各キー220からの利用者が操作(入力)した信号であ
ることをチェックして判別する。
【0030】キー入力がない場合、ループエントリLP
1に移行し、上記ステップS102に戻ってキー入力待
ち状態となる。キー入力があれば、ステップS103で
キーボード200の操作データか否かを判別する。キー
ボード200からの操作データである場合には、ステッ
プS105で主電源SW回路150がONか否かを判別
する。主電源SW回路150がONの場合、ステップS
106でPC制御部110にキーデータを出力し、その
後、ループエントリLP1に移行することでキー入力の
待ち状態となる。主電源SW回路150がOFFの場合
は、そのままループエントリに移行する。このような制
御により、ユーザは、キー入力が受け付けないことか
ら、ここで電源をONの操作し、PCを起動しなければ
ならないことに気付かされる。
【0031】上記ステップS103でキーボード200
の操作データでない場合、すなわち、リモコン装置30
0からのデータである場合は(後述する図6に示す通
り、電源ボタン以外はキーコードに変換しているため、
実質上、不要な制御であるが、コード変換しない実施形
態も考えられるため、形式上、本ステップが存在す
る)、ステップS104で電源ボタン(キー/ボタンコ
ード=10h)(図4参照)のキーコードか否かを判別
し、電源ボタンのキーコードでなければステップS10
5に進んで、上述したステップS105乃至ステップS
102のルーチンとなる。
【0032】電源ボタンのキーコードのときは、ステッ
プS107で主電源SW回路150がONか否かを判別
し、主電源SW回路150が電源ONのときはステップ
S108で電源OFFとしてステップS102に戻る。
ここで電源OFF状態となる。主電源SW回路150が
OFFの場合、ステップS109で電源ONとしてステ
ップS102に戻る。
【0033】図6は、キーボード200の制御部210
の制御内容を示すフローチャートである。まず、ステッ
プS201でキーボード200がキー操作されたか否か
を判別する。キー操作された場合、ステップS202で
キーボード200のIDを付与して入力キーに対応する
キーコードをキーボードインタフェース230及びケー
ブル232を介して情報機器装置本体100のキー制御
部120へ出力してループエントリLP2へ移行し、キ
ー操作の待ち受け状態となる。
【0034】キー操作入力でない場合、ステップS20
3でリモコンボタン操作を受信したか否かを判別する。
リモコン装置300からの操作でない場合は、ノイズ等
が考えられるため、ループエントリLP2へ移行する。
リモコンボタン操作を受信した場合は、ステップS20
4でリモコン装置300から送られてきたIDコードと
キーボード200のID記憶部215に記憶されている
IDコードが一致するか否かを判別する。これらIDコ
ードが一致しない場合、ノイズ等が考えられるため、こ
の場合もループエントリLP2へ移行する。
【0035】IDコードが一致した場合は、ステップS
207で電源ボタン(ボタンコード=10h)(図4参
照)のボタンコードか否かを判別する。電源ボタンのコ
ードである場合には、ステップS206で前記ステップ
S202と同様のルーチンによりそのまま情報機器装置
本体100に出力してループエントリLP2へ移行し、
キー操作の待ち受け状態となる。電源ボタンでない場
合、ステップS208で図4に示すTable1を参照
してコード変換し、情報機器装置本体100のPC制御
部110に出力する。その後、ループエントリLP2へ
移行し、キー操作入力の待ち状態となる。
【0036】図7は、リモコン装置300の制御部31
0の制御内容を示すフローチャートである。まず、ステ
ップS301でボタン操作されたか否かを判別し、ボタ
ン操作がなければボタンの操作がされるまで操作待ち受
け状態となる。ユーザよりボタン操作があった場合、ス
テップS302でID記憶部315に記憶されているI
Dコードを操作されたボタンコードに付与して出力す
る。次いで、ステップS303で押されたボタンが押さ
れたままの状態(ボタンアップ状態)であるか否かを判
別する。ボタンがアップされていない場合は、ステップ
S303に戻ってボタンが離される(アップする)まで
次の操作へ移行せず、ボタンが離された後、上記ステッ
プS301のボタン操作の待ち受け状態に戻る。
【0037】以上説明したように、本実施の形態の情報
機器システムは、PC等の情報機器装置本体100と、
情報機器装置本体100に有線により接続されるキーボ
ード200と、情報機器装置本体100を操作する操作
情報を無線により出力するリモコン装置300とからな
り、キーボード200は、各キー220と、リモコン装
置300との無線通信を行う無線受信部235と、リモ
コン装置を識別するIDコードを記憶するID記憶部2
15と、無線受信部235から出力された信号とID記
憶部215のIDとを比較し、登録されたIDと一致す
るIDをもつリモコン装置からの操作情報を、インタフ
ェース230を経由して情報機器装置100に出力する
制御を行う制御部210とを備えて構成した。
【0038】すなわち、従来、「リモコン装置は本体機
器と対になっているもの」という考え方から、「リモコ
ン装置は情報機器の主入力装置(キーボード)と対にな
っているもの」と直感できる構成としている。これによ
り、利用者は、キーボード200とリモコン装置300
を持って、本体100の前に行き、キーボード200を
本体100に接続するだけで、如何なる場所あるパソコ
ンもいつも利用しているリモコン装置により本体操作が
できるようになる。この入力装置には、個人の嗜好設定
が可能なリモコン装置やキーボードを用いて好適であ
る。また、リモコン操作に対する嗜好処理制御は、リモ
コン操作情報がキーボードを経由するためリモコン装置
側でなくキーボード側で可能となる。この場合、リモコ
ン装置300は、従来例と異なり、本体100に対して
ではなく、キーボード200との間で無線通信を行うこ
とになるが、本体100とキーボード200は使用形態
上から近接して置かれるので、利用者からみて使用上の
区別はない。
【0039】したがって、利用者は、システムが見かけ
上は従来と同様の構成であるため違和感をもつことな
く、情報機器装置本体を操作するリモコン装置を、任意
かつ直感的に接続でき、操作性を向上させることができ
る。また、リモコン装置自体のサイズ・重量、コストを
増大させることなく実施することができる。さらに、本
体側ではなくキーボード側にリモコン装置との無線通信
手段があるため、この無線通信手段に故障等が発生した
場合でも、本体ユニットを修理するより、安コストで、
代替対処がしやすいという効果がある。
【0040】なお、上記実施の形態では、情報機器シス
テムをPCとキーボード、リモコン装置に適用した例で
あるが、情報機器装置に有線/無線接続される入力装置
であればどのような本体機器、入力装置にも適用可能で
ある。例えば、PDA(Personal Digital Assistant)
や小型ノート型パソコンにも応用できる。
【0041】また、本実施の形態では情報機器システ
ム、情報機器装置及びリモコン装置という名称を用いた
が、これは説明の便宜上であり、それぞれパソコンシス
テム、キーボードや遠隔制御装置等でもよいことは勿論
である。さらに、情報機器装置は、どのような機能、例
えばTV受信機、DVD等のAV機器機能を備えていて
もよく、リモコン装置はこれら機能を入力装置を経由し
て遠隔操作することができる。また、リモコン装置は、
家電機器のものを用いてもよい。
【0042】また、本体に接続された入力装置に対し制
御コマンドを無線又は有線通信により送信するようにし
ているが、遠隔操作できるものであればよく、例えば電
波による無線通信であってもよい。また、本体と上記入
力装置が、無線接続されるものでもよい。さらに、上記
システムを構成する各機能部、例えば通信部、記憶部等
の種類、数及び接続方法などは前述した実施の形態に限
られない。
【0043】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、情報機器装置本体を操作する入力装置を、任意かつ
直感的に接続でき、操作性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の情報機器システムの構成
を示す図である。
【図2】本実施の形態の情報機器装置本体及び入力装置
の外観を示す斜視図である。
【図3】本実施の形態の情報機器装置本体及び入力装置
の構成を示すブロック図である。
【図4】本実施の形態のキーボードのID記憶部に格納
されるコード変換テーブルを示す図である。
【図5】本実施の形態の情報機器装置本体のキー制御部
の制御内容を示すフローチャートである。
【図6】本実施の形態のキーボードの制御部の制御内容
を示すフローチャートである。
【図7】本実施の形態のリモコン装置の制御部の制御内
容を示すフローチャートである。
【図8】従来の情報機器装置本体及び入力装置のシステ
ム構成を示す図である。
【図9】従来の情報機器装置本体及び入力装置のシステ
ム構成を示す図である。
【符号の説明】
10 情報機器装置本体 20,200 キーボード(入力装置<1>) 21 制御部 22 受信手段 25 ケーブル 30,300 リモコン装置(入力装置<2>) 31,41 送信手段 40 その他の入力装置<3> 100 パーソナルコンピュータ(PC)(情報機器装
置本体) 110 主制御部 120 キー制御部 130 インタフェース 142 表示部 140 記憶部 144 その他各種デバイス 152 主電源ボタン 150 主電源SW回路 220 各キー 235 無線受信部(通信手段) 215 ID記憶部(ID登録手段) 210,310 制御部(制御手段) 230 インタフェース(インタフェース手段) 315 ID記憶部 320 各ボタン 335 無線送信部 360 電池

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報機器装置と、前記情報機器装置に情
    報を入力する入力装置と、前記情報機器装置を操作する
    操作情報を無線により出力するリモコン装置とを備える
    情報機器システムであって、 前記入力装置は、 前記情報機器装置に接続するためのインタフェース手段
    と、 前記リモコン装置と無線通信行う通信手段と、 前記リモコン装置を識別するIDを登録するID登録手
    段と、 前記ID登録手段に登録されたIDをもつリモコン装置
    との無線接続を行う制御手段とを備えることを特徴とす
    る情報機器システム。
  2. 【請求項2】 前記入力装置は、前記ID登録手段に登
    録されたIDと一致するIDをもつリモコン装置からの
    操作情報を、前記インタフェース手段を経由して前記情
    報機器装置に出力することを特徴とする請求項1記載の
    情報機器システム。
  3. 【請求項3】 前記インタフェース手段は、前記情報機
    器装置と前記入力装置を有線により接続することを特徴
    とする請求項1又は2に記載の情報機器システム。
  4. 【請求項4】 前記リモコン装置は、赤外線通信又は無
    線通信により前記情報機器装置を制御する操作情報を送
    信することを特徴とする請求項1記載の情報機器システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記情報機器装置を操作する操作情報
    は、前記情報機器装置の電源をオン又はオフする制御情
    報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報機器シス
    テム。
JP2001300962A 2001-09-28 2001-09-28 情報機器システム Pending JP2003108293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001300962A JP2003108293A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 情報機器システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001300962A JP2003108293A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 情報機器システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003108293A true JP2003108293A (ja) 2003-04-11

Family

ID=19121451

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001300962A Pending JP2003108293A (ja) 2001-09-28 2001-09-28 情報機器システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003108293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6902332B2 (en) * 2003-07-31 2005-06-07 Microsoft Corporation Universal remote computer keyboard
JP2007517323A (ja) * 2003-12-31 2007-06-28 インテル コーポレイション 格納式キーボードを備えた拡張スタンドコンピュータシステム

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000137575A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Sharp Corp コードレスマウス及びキーボード

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000137575A (ja) * 1998-10-30 2000-05-16 Sharp Corp コードレスマウス及びキーボード

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6902332B2 (en) * 2003-07-31 2005-06-07 Microsoft Corporation Universal remote computer keyboard
JP2007517323A (ja) * 2003-12-31 2007-06-28 インテル コーポレイション 格納式キーボードを備えた拡張スタンドコンピュータシステム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1269444B1 (en) Remote control interface for converting radio remote control signals into infrared remote control signals
EP1727107B1 (en) Integrated remote control system
US6377861B1 (en) Integrated remote controlled computer and television system
KR101623162B1 (ko) 통합 리모콘이 구비된 무선중계장치 및 그것의 운용방법
CN101364343B (zh) 远程控制器、远程控制系统和远程控制方法
JP4814803B2 (ja) コンピュータと家電によるリモコン信号を用いた双方向制御装置
JP3746474B2 (ja) モジュール化したリモートコントローラ
US20090322550A1 (en) Wireless home control system
US20070105591A1 (en) Wireless handheld input device
US20130142181A1 (en) Apparatus and method of operation for a remote control system
US6560469B1 (en) Microphone/speaker-contained wireless remote control system for internet device and method for controlling operation of remote controller therein
US20080055108A1 (en) Apparatus and method for controlling legacy home appliances
US20040125080A1 (en) Extensible type universal remote control and method of operating the same
JP2007324734A (ja) リモコン装置、制御装置、および制御システム
TWI747520B (zh) 多功能遙控器
KR20090020897A (ko) 외부기기의 제어명령에 따라 제어되는 무선 영상시스템,무선 영상수신기 및 무선 영상시스템 제어방법
US20070103331A1 (en) Learning method of a remote controller
JPH10283102A (ja) 遠隔制御信号をコンピュータ・キーボード信号に変換するシステム及び方法
US6175356B1 (en) Remotely controlled computer system
JP2003108293A (ja) 情報機器システム
EP1785967A1 (en) A learning method of a remote controller
JP2003111166A (ja) 情報機器システム
EP1793358A2 (en) Remote control system and control method thereof
US20020073087A1 (en) Input/output device for a data processing apparatus
KR20030071975A (ko) 음성인식을 이용한 가정용 기기 통합 원격 제어 시스템 및방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070604

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090529

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090609

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090805

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090901

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091130

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20091208

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20100611