JPH10283102A - 遠隔制御信号をコンピュータ・キーボード信号に変換するシステム及び方法 - Google Patents
遠隔制御信号をコンピュータ・キーボード信号に変換するシステム及び方法Info
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Abstract
ボード双方からの無線信号を受信し解釈することができ
るようにする。 【解決手段】 コンピュータ・システムは、コンバージ
ェンス・システム100と、無線送信型の遠隔制御部2
00と、無線送信型のコンピュータ・キーボード210
とからなる。コンバージェンス・システム100中のI
R受信機204は、遠隔制御部からの信号を受信する
と、該信号をメーク・コード及びブレーク・コードを有
するフォーマット信号に再フォーマット化し、コンピュ
ータ・キーボードからの信号と同等な信号に変換して、
CPU208に送出する。コンピュータ・キーボードか
らの信号を受信した場合は、変換されない。遠隔制御部
から受信した信号とコンピュータ・キーボードが生成す
る信号とを同等の信号に変換してCPUに供給するの
で、CPUは両方に信号に対処することができる。
Description
PUが理解可能な信号を供給するように構成された電子
装置のための無線遠隔制御に関する。更に特定すれば、
本発明は、無線遠隔コマンドを受信する受信機を有し、
かかる無線遠隔コマンドを、「メーク」及び「ブレー
ク」部分双方を有する標準的キーボード信号に変換する
ことにより、ボタンが押圧されたこと及び解除されたこ
との双方を示すようにしたコンピュータ・システムに関
するものである。
ン(PC/TV)統合装置、即ちPC/TVコンバージ
ェンス装置(computer/television convergence device)
とは、完全に機能するコンピュータをテレビジョンのフ
ァンクショナリティと統合したものである。PC/TV
は、テレビジョンに関連した情報(例えば、放送、ケー
ブル、衛星、VCR、デジタル・ディスク、又はその他
の放送媒体を通じて)を目視するためのTVモードを備
えている。また、PC/TVは、計算機ファンクショナ
リティのためのコンピュータ・モードも備えている。し
たがって、コンピュータ・ファンクショナリティ及びT
Vファンクショナリティの統合(又は融合:converge)
により、ユーザは、少なくとも、テレビジョン番組情
報、コンピュータ関連ファンクショナリティ、及びイン
ターネットへのアクセスを組み合わせて利用することが
可能となる。
リ、マイクロプロセッサ、ハード・ディスク・ドライ
ブ、フロッピ・ディスク・ドライブ、ファックス・モデ
ム、CD−ROMプレーヤ、キーボード、モニタ、電
源、マウス、ゲーム・パッド/ジョイ・スティック、マ
イクロフォン等を含む、独立して完全に機能するコンピ
ュータを備えることができる。コンピュータは、テレビ
ジョン又はモニタの通常のNational Television Standa
rds Committee (NTSC) 信号をスキャン「ビデオ・グラ
フィック・アダプタ」(VGA)信号に変換したり、あ
るいはコンピュータのスキャンVGA信号をNTSCイ
ンターフェース信号に変換するように、テレビジョン又
はモニタとインターフェースされている。
ピュータのオペレーティング・システム(OS)によっ
て制御される。モニタは、TV番組及びコンピュータ・
アプリケーションを、同時に(別個のウインドウ内に)
又は別個のモードで表示することができる。更に、PC
及びTVを単一システムへ統合することにより、通信帯
域、大容量記憶装置、及びグラフィック・アプリケーシ
ョンを利用して、アプリケーションを記憶したり、テレ
ビジョンの視聴環境において表示することが可能とな
る。基本的には、コンピュータを消費者電子機器のファ
ンクショナリティと融合することにより、平均的な消費
者が、使い勝手のよい消費者向け製品において多くの計
算機機能を利用できるようにするものである。
動的装置からユーザ対話型装置に変化させる。例えば、
ユーザがTVを視聴している間、ユーザは、インターネ
ットのような(TV局以外の)他の情報源から、とりわ
け、TV番組についての情報をダウンロードするように
PC/TVに要求することができる。かかる情報は、ウ
エブ・サイトから、又は電話線を通じて、又は他のデー
タ提供者から発信することができる。現在では、テレビ
ジョン及びパーソナル・コンピュータは別個の装置であ
る。TVには遠隔制御部を組み込んだものもある。標準
的なTV遠隔制御部は、TVに関連する様々な機能を制
御することができる。遠隔制御部は赤外線(IR)信号
をTVに送信し、遠隔制御部上のどのボタンが押圧され
たかを示す。
ボードも存在する。IRキーボードは、IRキーボード
及びコンピュータ間を配線で接続することなく、ユーザ
がコンピュータを動作させることを可能にする。これに
より、ユーザが移動してもコンピュータを動作させるこ
とができる。IRキーボード上でキーが押圧されると、
IR「メーク」信号が繰り返しキーボードのIR送信機
から送出され、コンピュータに備えられたIR受信機に
よって受信される。同じキーが解除されると、そのキー
に関連するIR「ブレーク」信号がIRキーボードから
コンピュータに送信される。メーク信号及びブレーク信
号の組み合わせによって、コンピュータ即ちCPUに、
IRキーボード上のキーが押圧され、ある時間期間保持
され、次いで解除されたことが知らされる。
ードの各キー押圧に対して、コンピュータ・キーボード
のメーク・コード及びブレーク・コードを必要とする。
このため、CPUは標準的なTV遠隔制御部から送られ
るIRコードを正しく解釈することができない。したが
って、遠隔制御テレビジョン・システム及びコンピュー
タをPC/TVとして融合した場合、融合したシステム
(converged system)は、テレビジョンの制御のための遠
隔制御ボタンの押圧を理解することができないことにな
る。また、IRコンピュータ・キーボードを用いてTV
システムと通信する場合、及び遠隔TV制御部のいくつ
かをIRコンピュータ・キーボード内にマップする場
合、TVに付随するIR受信機はIRキーボードから与
えられるメーク・コード及びブレーク・コードを理解す
ることができない。
可能な電子装置のいずれかと統合された場合、該PCを
動作させる際の別の問題として、コンピュータ/CPU
がTV遠隔制御部からのIR信号を受信したときに、コ
ンピュータは遠隔制御部上のボタンが解除されたことを
示すブレーク・コードを全く受信しなくなることがあげ
られる。即ち、CPUは、ボタンが押圧されたことを示
す信号を遠隔制御部から受信するのみであって、遠隔制
御ボタンが解除されたことを示す信号を受信することは
ない。上述のIR遠隔制御部がCPUにメーク・コード
及びブレーク・コード双方を送ることができないという
問題点、ならびに具体的に述べなかったその他の不利益
に鑑み、遠隔制御部から受信した信号を解釈することが
でき、かかる信号をCPUが理解できる適切なメーク信
号及びブレーク信号に変換することができる、遠隔制御
部及び/又は遠隔制御信号受信回路に対する必要性が存
在することをは明らかである。このような遠隔制御部を
用いて、統合電子システムのテレビジョン部分及びPC
の双方の動作を制御することが可能となる。
遠隔制御部又は無線コンピュータ・キーボード双方から
の無線信号を受信し解釈することができるコンピュータ
・システムを提供することができる。また、本発明は、
コンピュータ及び遠隔制御可能装置双方と連動し、遠隔
制御部からの信号を解釈し、遠隔制御信号を、CPUが
理解可能なメーク部分及びブレーク部分から成る信号に
変換することができる受信機を提供することができる。
本発明のその他の目的、構成、及び特徴、ならびに動作
方法及び関連する構造要素の機能、更に部品の組み合わ
せや製造の経済性は、添付図面を参照しながら以下の説
明及び特許請求の範囲を検討することによって明らかと
なろう。本明細書の一部をなす図面の全てにおいて、同
様の参照番号は、種々の図面における対応する部分を示
すものとする。
において同様の又は類似の要素には、種々の図を通じ
て、同一の参照番号を付してあり、図示した種々の要素
は必ずしも同じスケールで描かれてはいない。具体的に
図1を参照すると、本発明の教示を利用した、コンバー
ジェンス装置システム100のブロック図が示されてい
る。このブロック図は、本発明の機構及び代表的な実施
形態の動作の基本原理を示す。このブロック図は、必ず
しも、特定のハードウエア・モジュール又はその間のい
ずれかの特定のデータ経路又は制御経路を概略的に表す
ことを意図するものではない。
1サブシステム、即ち、表示モニタ・サブシステム11
0を含む。表示モニタ・サブシステム110は、第2サ
ブシステム、即ち、コンピュータ・サブシステム115
から受け取った表示信号を受け取りかつ表示するように
動作可能である。尚、図示しないが、サブシステム11
5は、記憶ユニットに結合されたプロセッサ・ユニット
を備え、更に、コンバージェンス・システム100及び
ネットワーク120間の通信を可能にする通信ポートを
内蔵することが好ましい。ネットワーク120は、例え
ば、ローカル・エリア・ネットワーク、電話通信システ
ム、メトロポリタン・エリア・ネットワーク、ワイド・
エリア・ネットワーク、イントラネット・ネットワー
ク、又はインターネット・ネットワークのような、いず
れかのネットワークとすることができる。コンピュータ
・サブシステム115は、コンポジット(複合)RF、
ビデオ、オーディオ、グラフィック及び/又はデータ信
号の種々の組み合わせの受信及び発信の少なくとも一方
を行うように構成された、コンバージェンス・ファンク
ショナリティ・モジュール130に接続されている。例
えば、モジュール130は、National Television Stan
dards Committee (NTSC)形態又はPhase Alternate Line
(PAL)形態のようないずれかの形態のTV信号を、ケー
ブル・システム、デジタル衛星システム又はネットワー
ク放送媒体のような、デジタル又はアナログのいずれか
の媒体を通じて受信する受信機を備えることができる。
コンピュータ・サブシステム115と統合するように構
成された消費者/家庭用電子機器ユニットを備えること
ができる。例えば、ビデオ・ゲーム・ユニット又はビデ
オ・ディスク・ユニットを備え、このようなユニットの
出力(ビデオ、オーディオ、又は双方)を、コンピュー
タ・サブシステム115によって制御又は変調するよう
にしてもよい。サブシステム115内のビデオ・コント
ローラ・サービスが、これらの出力を管理し、適切に変
調(又は復号化又は処理)された表示信号を選択し、そ
れを送出して、例えば、表示モニタ・サブシステム11
0又はオーディオ出力装置(具体的には図示せず)のよ
うな、適宜の出力装置を駆動するようにしてもよい。
は、2つの別個であるが相互接続されたエンティティと
して示されているが、モジュール130は、本発明の実
施形態によっては、サブシステム115に統合してもよ
い。このような統合サブシステムは、単一ハウジング内
に、1つ以上のビデオ・ソース(又は、TV信号の受信
機、ゲームユニット、ビデオ電話ユニット等を含む消費
者/家庭用電子機器ユニット)、並びに、これらのビデ
オ・ソースの管理及び選択を行い、適切な表示信号を生
成し適した出力装置に供給するビデオ制御装置又は手
段、プロセッサ、及びデータ記憶装置を備えたものとす
ればよい。
力装置125を用いて動作可能とすることができる。入
力装置125は、遠隔制御部、標準的なTV遠隔制御
部、遠隔トラック・ボール/マウス・デバイス、遠隔ポ
インティング・デバイス、無線キーボード、有線キーボ
ード、ポインティング・デバイスと一体化したキーボー
ド、又は標準的な遠隔制御装置等のいずれかを備えてい
るものである。更に、コンバージェンス・システム10
0は、電力を供給する電源モジュール、TVチューナ回
路、ビデオ撮像回路、マイクロフォン/オーディオ回
路、CD−ROM装置、スキャニング装置、ファクシミ
リ装置等のようなハードウエア・モジュールも備えてい
ることが好適である。
れるテレビジョンのための汎用電子遠隔制御部200
は、通常、いくつかの標準化キー及びいくつかの特殊化
キーを含むことができる。殆どのテレビジョン遠隔制御
部は、チャネル・アップ、チャネル・ダウン、ボリュー
ム・アップ、及びボリューム・ダウンのような標準化キ
ーを有する。遠隔制御部200上のキー、例えば、アッ
プ・チャネル・キーが押圧されると、遠隔制御部200
は、それ自体のIR送信機202を通じて、アップ・チ
ャネル赤外線(IR)信号をIR受信機204に送信す
る。IR受信機204は、IR受信回路、及びIR信号
を、モニタ206内の回路又はCPU208によって解
釈可能な電気信号に変換する手段を備えている。モニタ
206、CPU208及びIR受信機204は全て、コ
ンバージェンス・システム100内に収容されている。
タンが押圧されたことのみを示すものであることに留意
すべきである。通常、遠隔制御部200は、ボタンが解
除されたときを示す別の信号を送出しない。遠隔制御部
の信号の他の例に、ボリューム・アップ信号がある。ユ
ーザが遠隔制御部上のボリューム・アップボタンを押圧
すると、遠隔制御部は、ユーザがボリューム・アップ・
ボタンが解除されるまで、所定のレートで繰り返しボリ
ューム・アップ信号を送出することができる。ボタンが
解除されたことを示す信号は送出されない。
無線遠隔制御部とは異なる動作を行う。無線コンピュー
タ・キーボード210は、キーが無線コンピュータ・キ
ーボード上で押圧されたときに、「メーク」信号を繰り
返しコンピュータに送出し(IR受信機204を通じ
て)、キーボード上の特定のキーが押圧されていること
を示すという点において、有線のコンピュータ・キーボ
ード(CPUに電気的に接続されているキーボード)と
同様に動作する。キーが解除されたとき、別の信号、即
ち、「ブレーク」信号がキーボード210からCPU2
08に送出され(IR受信機204を通じて)、特定の
キーが解除されたことを示す。
ステム100が、テレビジョン・システムと統合された
コンピュータを備えるものとする。このコンピュータ
は、「パーソナル」コンピュータとすることができ、様
々な他の電子装置との統合即ち接続が可能であることは
理解されよう。かかる電子装置には、ビデオ・プレー
ヤ、デジタル・ディスク・プレーヤ、コンパクト・ディ
スク・プレーヤ、RFチューナ、ケーブル・チューナ/
チャネル・セレクタ、衛星チューナ、セガ(登録商標)
ゲーム・システム、ソニー(登録商標)ゲーム・システ
ム又はその他のゲーム・システムのような電気通信装置
を含むが、これらに限定される訳ではない。
コンピュータのオペレーティング・システムが、コンピ
ュータと輻合される他の電子装置を制御する。したがっ
て、テレビジョン・システムを統合する場合、CPU及
びコンピュータの少なくとも一方のオペレーティング・
システムは、テレビジョンの制御を行う遠隔制御部によ
って供給される信号を理解できなければならない。この
ために、本発明の実施例は、遠隔制御部から受信した信
号をCPUに供給するときに、このような信号をコンピ
ュータ・キーボード信号と同様のものに変換する。
及び遠隔制御部200は、IR信号をIR受信機204
に送出するように構成されている。遠隔制御部200か
ら発信されるIR信号と無線コンピュータ・キーボード
210から発信されるIR信号との間の相違は、遠隔制
御部は、ボタンが押圧されたことを示す信号のみを送出
することである。一方、キーボードは、少なくとも2部
分から成る信号を送出する。キーボード信号の第1部分
(メーク)は、特定のキーが押圧されたことを示し、第
2部分(ブレーク)はそのキーが解除されたことを示
す。したがって、IR受信機は、キーボードからのメー
ク・コード及びブレーク・コードの受信に応答して、受
信したIR信号をメーク・コード及びブレーク・コード
に変換し、CPUに送出する。
と、IR受信機は、ボタンが押圧されたことを示すIR
コードを受信する。次に、IR受信機は受信したIRコ
ードを、キーボード上で押圧された特定のボタンに対す
るメーク・コードに変換し、このメーク・コードをCP
Uに送出する。ユーザが遠隔制御部200上のボタンを
押圧解除したときは、IR信号は送出されない。したが
って、IR受信機と関連する回路及びソフトウエアは、
IR信号はもはや送出されていないことに気が付き、ブ
レーク・コードを作成し、それをCPUに送出して、当
該ボタンがもはや押圧されていないことを示す。
ば、ボリューム・アップ・ボタンを押し下げ続けている
場合、遠隔制御部200はボリューム・アップIR信号
を繰り返しIR受信機204に送出し続けることができ
る。IR受信回路及び関連するソフトウエアは、ボリュ
ーム・アップ信号の繰り返し送出は、キーボードのキー
の連続押圧と全く同様に、多数のメーク信号に変換可能
であることを理解するように構成されている。遠隔制御
部のボリューム・アップ・ボタンが解除されたとき、ボ
リューム・アップIR信号はもはやIR受信機204に
送出されない。IR受信機は、約150msの後「タイ
ム・アウト」し、ブレーク信号を作成し、これをCPU
に送出して、この遠隔制御部のボタンが解除されたこと
を示す。その結果、遠隔制御部のボタンの連続押圧及び
その後の解除は、「メーク、メーク、メーク、メー
ク、...、ブレーク」信号に変換され、CPUによっ
て受信される。更に、ユーザによる遠隔制御部のボタン
の押圧及び解除の繰り返しは、「メーク、ブレーク、メ
ーク、ブレーク」信号となり、CPUによって受信され
る。これらの結果は双方とも、コンピュータ・キーボー
ド上のキーを同様に押圧した場合と同じ結果となる。
0上のアップ・チャネル・ボタンを押圧し、直ちに遠隔
制御部上のボリューム・アップボタンを押圧した場合、
本発明の実施例では、チャネル・アップ・コードに対す
るメーク・コードを作成し、次にチャネル・アップに対
するブレーク・コードを作成し、次いでボリューム・ア
ップに対するメーク・コードを作成し、次いでタイム・
アウトし、ボリューム・アップに対するブレーク・コー
ドを送出する。チャネル・アップ・ボタンに対するブレ
ーク・コードは、ボリューム・アップボタンの押圧に対
するメーク・コードの後に作成することも可能である。
これは、本発明の実施例において容認することができ
る。CPUはIR受信機及びそれと関連するソフトウエ
アによって作成されたメーク・コード及びブレーク・コ
ードを受信する。次に、CPUは、受信したメーク・コ
ード及びブレーク・コードにしたがって、統合装置又は
周辺装置を制御する。
ームウエア、又はハードウエアを、遠隔制御部200か
らのボタン押圧の受信を処理するように設定することが
できる。該実施例では、以下の要件を満たさなければな
らない。 1.IR送信が遠隔制御部から受信されたとき、IR受
信機は当該遠隔制御部のボタンに対する適切なメーク・
コードを送出しなければならない。 2.約150msの間、遠隔制御部から他のIR送信が
受信されない場合、IR受信機は、遠隔制御部からの最
後のIR送信に対して、ブレーク・コードを自動的に送
出する。 3.遠隔制御部から他のIR遠隔送信が受信され、最後
のIR遠隔受信から150ms経過しておらず、受信し
た送信が以前に受信したIR送信と同一である場合、I
R受信機は、この以前のキーに対するブレーク・コード
を送出してはならない。IR受信機は現在のメーク・コ
ードを送出しなければならない。 4.他のIR遠隔送信が受信され、IR送信の最後の受
信から150ms経過しておらず、受信したコードが以
前に受信したコードとは異なる場合、IR受信機は、C
PUに送出された以前のメーク・コードに対するブレー
ク・コードを送出し、次いで現在受信中のIR送信に対
するメーク・コードを送出しなければならない。
ーク信号)がIR遠隔制御部から受信されたときに、I
R受信機及び関連するソフトウエアが実行する種々のス
テップの一例を表すフロー・チャートである。ステップ
S10において、IR受信機は、遠隔制御部からのメー
ク・コードが受信されたか否かについて判定を行う。ス
テップS12において、ソフトウエアは、このコードは
以前にメモリに格納されているか否かについて判定を行
う。IR遠隔制御部から最後のメーク・コードを受信し
てからある時間経過している場合(150ms以上)、
メーク・コードをセーブ即ち格納しない。ステップS1
2の判定が否定の場合、ステップS14において、受信
したIRコードを適切なメーク・コードに変換して、C
PUに送出する。次に、ステップS16において、この
メーク・コードを格納する。ステップS18において、
150msを測定するようにタイマをセットする。
R遠隔制御部から受信される前に、150ms以上経過
した場合、タイマが終了し、ステップS22において、
格納されているメーク・コードに関するブレーク・コー
ドをCPUに送出する。次に、ステップS24において
タイマをクリアし、ステップS26において、メーク・
コードをメモリから消去する。そしてステップS10に
戻り、IR遠隔制御部から受信したコードがない場合、
プログラムは、タイマが終了するまで待ち、ステップS
22においてブレーク・コードを送出する。
しいメーク・コードを受信したときにメーク・コードが
メモリ内に格納されている場合、プログラムはステップ
S28に進む。ステップS28において、現在受信中の
メーク・コードがセーブされているメーク・コードと同
一か否かについて判定を行う。これらが同一である場
合、プログラムはステップS14に進む。一方、受信中
のメーク・コードが格納されているメーク・コードとは
異なる場合、ステップS30において格納されているメ
ーク・コードに対応するブレーク・コードをCPUに送
出する。次に、ステップS32においてセーブされてい
るメーク・コードを消去し、プロセスはステップS14
に進む。
は、赤外線送信機及び赤外線受信機でなくてもよいこと
は理解されよう。情報を送信するために用いられる技術
は、音波(可聴又は不可聴のいずれか)、電磁波、又は
いずれかの光周波数とすることも可能である。本発明の
重要な面は、遠隔制御部上のボタン押圧が、他の電子装
置と輻合したコンピュータによって受信、変換、及び使
用が可能となり、遠隔制御部を用いて輻合した電子装置
の制御、あるいはコンピュータの諸機能(aspect)の制御
が可能となることである。遠隔制御送信信号の標準的な
コンピュータ・キーボードのメーク/ブレーク信号への
変換に関して、多数の別の方法があることを当業者は理
解するであろう。以上、本発明の好適な実施形態の数少
ない例を示し説明した。本発明は、開示した実施例及び
本発明の技術的思想の範囲内において変更が可能である
ことは、言うまでもない。
すブロック図である。
示すブロック図である。
ータ・キーボード信号に変換する方法の一例を示すフロ
ー・チャートである。
Claims (14)
- 【請求項1】 遠隔制御部及び無線キーボードからの遠
隔制御信号を受信し解釈するように構成されたコンピュ
ータ・システムにおいて、 CPUと、 第1信号を無線送信する遠隔制御部と、 第1部分及び第2部分を含む第2信号を無線送信する無
線コンピュータ・キーボードと、 前記第1信号及び前記第2信号を受信する受信機であっ
て、前記第1信号をメーク部分及びブレーク部分を有す
る第1フォーマットに再フォーマットし、該第1フォー
マットを前記CPUに送出する再フォーマット手段を備
えている受信機とからなることを特徴とするコンピュー
タ・システム。 - 【請求項2】 請求項1記載のコンピュータ・システム
において、前記再フォーマット手段は、前記第1部分を
前記メーク部分に再フォーマットし、前記第2部分を前
記ブレーク部分に再フォーマットするように、前記第2
信号を前記第1フォーマットに再フォーマットすること
を特徴とするコンピュータ・システム。 - 【請求項3】 請求項1記載のコンピュータ・システム
において、前記第1部分は、前記無線コンピュータ・キ
ーボード上のキーが押圧されたことを示し、前記第2部
分は前記無線コンピュータ・キーボード上のキーが解除
されたことを示すことを特徴とするコンピュータ・シス
テム。 - 【請求項4】 請求項1記載のコンピュータ・システム
において、前記第1信号は、前記遠隔制御部上のボタン
が押圧されたことを示すことを特徴とするコンピュータ
・システム。 - 【請求項5】 請求項1記載のコンピュータ・システム
において、前記第1信号は赤外線信号であることを特徴
とするコンピュータ・システム。 - 【請求項6】 請求項1記載のコンピュータ・システム
において、前記第2信号は赤外線信号であることを特徴
とするコンピュータ・システム。 - 【請求項7】 請求項1記載のコンピュータ・システム
において、前記CPUは遠隔制御可能なシステムと結合
されていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 【請求項8】 遠隔制御可能なシステムと結合されたコ
ンピュータ・システムにおいて、 前記遠隔制御部のボタンが追う圧されたことを表す第1
無線信号を供給して少なくとも前記遠隔制御可能システ
ムを制御する遠隔制御部と、 CPUと、 前記CPUと電気的に通信し、前記第1無線信号を受信
し、それに応答して前記CPUにメーク信号及びブレー
ク信号を供給するように構成された受信回路とからなる
ことを特徴とするコンピュータ・システム。 - 【請求項9】 請求項8記載のコンピュータ・システム
において、該システムは更にキーボードを備えており、
該キーボードは、所定のキー及びキーの組み合わせの少
なくとも一方が前記キーボード上で押圧され解除された
ときに、前記メーク信号及び前記ブレーク信号を前記C
PUに送出することを特徴とするコンピュータ・システ
ム。 - 【請求項10】 請求項9記載のコンピュータ・システ
ムにおいて、前記キーボードは、送信回路及び前記受信
回路を備えていることを特徴とするコンピュータ・シス
テム。 - 【請求項11】 請求項8記載のコンピュータ・システ
ムにおいて、前記ブレーク信号はシミュレーションによ
るブレーク信号であることを特徴とするコンピュータ・
システム。 - 【請求項12】 請求項8記載のコンピュータ・システ
ムにおいて、前記受信回路は更に、前記第1無線信号を
前記メーク信号及び前記ブレーク信号に変換する手段を
備えていることを特徴とするコンピュータ・システム。 - 【請求項13】 無線遠隔制御部を用いて、コンピュー
タ・キーボードのメーク信号及びブレーク信号をシミュ
レートする方法において、 遠隔制御部上のボタンを押圧するステップと、 前記遠隔制御部から、前記ボタンが押圧されたことを示
す第1無線信号を送信するステップと、 受信機によって前記第1無線信号を受信するステップ
と、 前記第1無線信号をコンピュータ・キーボード・スタイ
ル信号に変換するステップと、 前記コンピュータ・キーボード・スタイル信号をCPU
に供給するステップとからなることを特徴とする方法。 - 【請求項14】 請求項13記載の方法において、前記
コンピュータ・キーボード・スタイル信号はメーク部分
及びブレーク部分からなることを特徴とする方法。
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