JP2001268665A - デジタル機器の遠隔操作方法及び遠隔操作装置 - Google Patents

デジタル機器の遠隔操作方法及び遠隔操作装置

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JP2001268665A
JP2001268665A JP2000077117A JP2000077117A JP2001268665A JP 2001268665 A JP2001268665 A JP 2001268665A JP 2000077117 A JP2000077117 A JP 2000077117A JP 2000077117 A JP2000077117 A JP 2000077117A JP 2001268665 A JP2001268665 A JP 2001268665A
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JP2000077117A
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Masaki Hoshina
正樹 保科
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つの携帯型情報端末を使用して複数の各種
デジタル機器を遠隔操作可能とする。 【解決手段】 各種デジタル機器と携帯型情報端末とを
近距離無線通信インタフェースを介して接続し、携帯型
情報端末で所望のデジタル機器を操作する際に、該当す
るデジタル機器に対して操作情報要求を行って、デジタ
ル機器から操作パネル表示情報、これに基づく設定を行
ったときに操作設定情報を作成する情報作成プログラム
等を含む操作情報を取得し、この操作パネルをディスプ
レイに表示した状態で、その操作部を選択することによ
り、操作設定情報を作成し、これを該当するデジタル機
器に送信することにより、デジタル機器を自己の操作パ
ネルを操作した場合と同様に作動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、プリンタ、プロジェクタ、CATVの端末機
器、テレビ等を含む複数のデジタル機器を1つの携帯型
情報端末から操作することが可能なデジタル機器の遠隔
操作方法及び操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル機器の遠隔操作方法とし
ては、テレビ、ビデオデッキやオーディ機器では、赤外
線を使用したリモートコントロール装置が付属してお
り、これらのリモートコントロール装置は、メーカー毎
に通信方式が異なるため、異なるメーカの製品を購入す
るたびに異なるリモートコントロール装置が増加し、リ
モートコントロール装置毎に操作方法を学習する必要が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタル機器の遠隔操作方法にあっては、使用する
デジタル機器毎にリモートコントロール装置が必要とな
るため、これらの保管スペースが大きくなると共に、所
望のデジタル機器を操作する場合には、これに対応した
リモートコントロール装置を選択し、このリモートコン
トロール装置を操作しなければならず、テレビとビデオ
デッキ等の複数のデジタル機器を操作する場合には、一
々リモートコントロール装置を取り換えなければなら
ず、これが煩わしいという未解決の課題がある。
【0004】また、各リモートコントロール装置毎に操
作方法が異なるので、全てのリモートコントロール装置
に対して操作方法をマスタする必要があり、これが面倒
であり、特にたまにしか使用しないリモートコントロー
ル装置では、操作方法を忘れて、一々取り扱い説明書を
読まなければならず、これが面倒であるという未解決の
課題もある。
【0005】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、1つの携帯型情報
端末で、種々のデジタル機器を操作することができるデ
ジタル機器の遠隔操作方法及び遠隔操作装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るデジタル機器の遠隔操作方法は、複
数のデジタル機器と携帯型情報端末との双方に無線通信
機能を付加し、前記各デジタル機器は、前記携帯型情報
端末から操作情報要求を受信したときに、自己の操作情
報を当該携帯型情報端末に送信し、該操作情報を受信し
た携帯型情報端末は、操作情報に基づいて前記デジタル
機器の操作を設定して当該デジタル機器を作動させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0007】また、請求項2に係るデジタル機器の遠隔
操作装置は、複数のデジタル機器と携帯型情報端末との
双方を無線通信手段で接続し、前記各デジタル機器は、
前記携帯型情報端末からの操作情報要求を受信したとき
に自己の操作情報を送信する操作情報送信手段と、前記
携帯型情報端末からの操作設定情報を受信したときに操
作設定情報に基づいて駆動制御する駆動制御手段とを備
え、前記携帯型情報端末は、前記複数のデジタル機器の
うち選択したデジタル機器に対して操作情報要求を送信
する操作情報要求送信手段と、前記デジタル機器から操
作情報を受信したときに当該操作情報を表示手段に表示
して操作設定情報を形成し、これを前記デジタル機器に
送信する操作設定情報送信手段とを備えていることを特
徴としている。
【0008】この請求項1及び2に係る発明では、携帯
型情報端末から操作しようとするデジタル機器に対して
操作情報を要求する操作情報要求を送信し、これを受信
したデジタル機器では、遠隔操作に必要な操作情報を携
帯型情報端末に送信し、この携帯型情報端末で操作情報
を表示手段で表示することにより、必要な操作を選択し
て、操作設定情報を形成し、これをデジタル機器側に送
信することにより、デジタル機器が操作設定情報に基づ
いて作動する。
【0009】また、請求項3に係るデジタル機器の遠隔
操作装置は、請求項2に係る発明において、前記無線通
信手段は、交信範囲が抑制された近距離無線通信インタ
フェースを備えていることを特徴としている。
【0010】この請求項3に係る発明では、近距離無線
通信インタフェースを使用することにより、無線通信手
段を送信出力を抑制した簡易小型な構成とすることがで
きる。
【0011】さらに、請求項4に係るデジタル機器の遠
隔操作装置は、請求項2又は3に係る発明において、前
記操作情報は、各種デジタル機器の操作パネルに対応す
る表示情報と、該表示情報に基づいて入力された入力デ
ータを操作設定情報として形成する制御プログラムとで
構成されていることを特徴としている。
【0012】この請求項4に係る発明では、携帯型情報
端末側で操作情報を受信したときに、表示手段に操作パ
ネルが表示され、この操作パネルに表示された操作部を
選択することにより、自動的に操作設定情報を形成する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を伴って説明する。
【0014】図1は本発明の第1の実施形態を示す構成
図であり、1つの室内に、デジタル機器としての例えば
インターネットに接続されているパーソナルコンピュー
タPC、プリンタPR、テレビTV、ケーブルテレビ用
情報端末STB、ビデオデッキVTR、エアーコンディ
ショナACが配置され、これらに対して携帯型情報端末
PDAから無線を介してアクセス可能に構成されてい
る。
【0015】ここで、各デジタル機器DDは、図2に示
すように、少なくともシステムバス10に中央処理装置
11、この中央処理装置11で実行するプログラム等を
格納すると共に、演算結果等を記憶するRAM12及び
ROM13が接続され、さらに操作パネル14からの入
力データを処理する操作パネルコントローラ15、デジ
タル機器を駆動するための制御機器16を制御する駆動
制御部17、小規模無線ネットワークを形成するための
近距離無線通信インタフェース18が接続されている。
【0016】ここで、近距離無線通信インタフェース1
6は、周波数ホッピング方式のスペクトラム拡散技術を
使用して、交信範囲が例えば10m程度に制限された低
送信出力に設定されていると共に、携帯型情報端末PD
Aを含んで小規模無線ネットワークを構築するように構
成されている。
【0017】そして、各デジタル機器DDでは、近距離
無線通信インタフェース18を介して携帯型情報端末P
DAを認識して、この携帯型情報端末PDAから送信さ
れた後述する操作情報要求フレームを受信したときに、
予め設定された操作パネルに対応する操作パネルGUI
(Graphial User Interface)データ、制御プロトコル、
制御方法データなどで構成される操作情報を携帯型情報
端末PDAに送信し、この携帯型情報端末PDAから操
作設定情報を受信すると、この操作設定情報を解析して
設定された操作を行う制御指令を駆動制御部17に出力
して、制御機器16を駆動制御する。
【0018】同様に、携帯型情報端末PDAは、図3に
示すように、システムバス30に中央処理装置31、こ
の中央処理装置31で実行するプログラム等を格納する
と共に、演算結果等を記憶するRAM32及びROM3
3、入力キー34の入力データを処理するキーコントロ
ーラ35、液晶ディスプレイ36の表示を制御する表示
コントローラ37及びパーソナルコンピュータPCの近
距離無線通信インタフェース18と同様の近距離無線通
信インタフェース38を備えている。
【0019】この携帯型情報端末PDAでは、交信可能
なデジタル機器DDのアイコンを液晶ディスプレイに表
示し、これらのアイコンが選択されたときに、選択され
たアイコンに対応するデジタル機器に接続し、操作情報
要求フレームを送信し、デジタル機器から操作情報を受
信したときに、操作パネルを液晶ディスプレイ36に表
示し、表示された操作パネルを使用して指示することに
より、デジタル機器を操作する操作設定情報を形成し、
この操作設定情報をデジタル機器に送信する。
【0020】次に、上記第1の実施形態の動作をデジタ
ル機器で実行する制御処理を示す図4のフローチャート
及び携帯型情報端末PDAの制御処理を示す図5のフロ
ーチャートを伴って説明する。
【0021】デジタル機器DDの制御処理は、各デジタ
ル機器DDに電源が投入されたときに処理を開始し、先
ず、ステップS1で、小規模無線ネットワークに参加す
る携帯型情報端末PDAが存在するか否かを判定し、携
帯型情報端末PDAが存在するときにはステップS2に
移行して、操作情報要求フレームを受信したか否かを判
定し、操作情報要求フレームを受信したときには、ステ
ップS3に移行して、予めRAM12又はROM13に
記憶されている操作パネルを表示するためのGUIデー
タと制御プロトコル、制御方法データ等の制御プログラ
ム(例えばJAVAアプレット)等を含んで構成される
操作情報を携帯型情報端末PDAに送信してからステッ
プS4に移行して、後述する経過時間Tを“0”にクリ
アしてから前記ステップS1に戻る。
【0022】一方、ステップS2の判定結果が、操作情
報要求フレームを受信していないものであるときには、
ステップS5に移行して、携帯型情報端末PDAから操
作設定情報を受信したか否かを判定し、操作設定情報を
受信したときには、ステップS6に移行して、操作設定
情報を解析して、操作パネル14の操作に応じた制御情
報を駆動制御部17に出力し、この駆動制御部17で制
御機器16を制御して、デジタル機器を作動させてから
ステップS7に移行して、後述する経過時間Tを“0”
にクリアしてから前記ステップS1に戻る。
【0023】また、ステップS5の判定結果が、操作設
定情報を受信していないものであるときには、ステップ
S8に移行して、現在の経過時間Tを“1”をインクリ
メントした値を新たな経過時間Tとして設定してからス
テップS9に移行し、経過時間Tが予め設定された設定
時間TS以上であるか否かを判定し、T<TSであると
きには前記ステップS1に戻り、T≧TSであるときに
はステップS10に移行して、小規模無線ネットワーク
に参加しているが、近距離無線通信インタフェース18
を低消費電力状態の待機モードとなるスリープモードに
設定してから前記ステップS1に戻る。
【0024】一方、前記ステップS1の判定結果が携帯
型情報端末PDAが小規模ネットワークに参加しておら
ず、存在を確認できないときには、ステップS11に移
行して、所定時間に一回メッセージを受信する動作を行
うだけで、小規模ネットワークに参加しないスタンバイ
モードに設定してから前記ステップS12に移行して、
経過時間Tを“0”にクリアしてから前記ステップS1
に戻る。
【0025】この図4の処理において、ステップS2及
びS3の処理が操作情報送信手段に対応し、ステップS
5及びS6の処理及び駆動制御部17とが駆動制御手段
に対応している。
【0026】また、携帯型情報端末PDAで実行する制
御処理は、携帯型情報端末PDAの電源が投入されたと
きに実行開始され、図5に示すように、先ず、ステップ
S21で、通信相手となるデジタル機器が存在するか否
かを判定する。この判定は、通信の相手先から一定周期
毎に自己のMACアドレス及びデジタル機器の種別を含
むビーコンが送信されており、このビーコンを受信する
か否かにより、通信相手が存在するか否かを判定する。
そして、通信相手が存在しないときには、ステップS2
2に移行して、予め設定した所定時間が経過した否かを
判定し、所定時間が経過していないときには前記ステッ
プS21に戻り、所定時間が経過したときには、通信相
手が存在しないことが確実であると判断してステップS
23に移行し、通信相手不在である旨を表すメッセージ
を液晶ディスプレイ36に表示し、次いでステップS2
4に移行して、所定時間に一回メッセージを受信する動
作を行うだけで、小規模無線ネットワークに参加しない
スタンバイモードに設定してから前記ステップS21に
戻る。
【0027】一方、前記ステップS21の判定結果が、
登録した通信相手が存在する場合には、ステップS25
に移行して、通信相手の種別を液晶ディスプレイ36に
アイコンで表示すると共に、このうちの1つを選択する
旨のメッセージを表示し、次いでステップS26に移行
して、1つの通信相手が選択されたか否かを判定し、選
択されていないときには選択されるまで待機し、選択さ
れたときにはステップS27に移行する。
【0028】このステップS27では、通信相手との接
続処理を行う。この接続処理は、送信先アドレスを通信
相手のMACアドレスとし、送信元アドレスを自己のM
ACアドレスとしたヘッダを先頭に付加した接続要求フ
レームを通信相手に送信し、通信相手から送信先アドレ
スを自己のMACアドレスとし、送信元アドレスを通信
相手のMACアドレスとしたヘッダを先頭に付加した確
認フレームを受信することにより行う。この接続の際
に、暗号キーなどによる認証を行うようにしてもよい。
【0029】次いで、ステップS28に移行して、接続
が完了したか否かを判定し、完了していないときには完
了するまで待機し、完了したときにはステップS29に
移行し、操作情報を要求するための操作情報要求キーが
押下されているか否かを判定し、これが押下されている
ときにはステップS30に移行して、接続要求フレーム
と同様のヘッダを先頭に付加した操作情報要求フレーム
を通信相手に送信する送信処理を行ってから前記ステッ
プS21に戻り、操作情報要求キーが押下されていない
ときにはステップS31に移行して、操作情報を受信し
たか否かを判定し、操作情報を受信したときには、ステ
ップS32に移行して、操作情報を解析して操作パネル
のGUIデータに基づいて操作パネルの表示情報を表示
コントローラ37に出力し、液晶ディスプレイ36に操
作パネルを表示する。
【0030】次いで、ステップS33に移行して、表示
された操作パネルに基づいて入力されるデジタル機器の
操作設定データを収集して操作設定情報を形成し、次い
でステップS34に移行して、操作パネルに表示された
実行表示が選択されたか否かにより操作設定情報の入力
が完了したか否かを判定し、操作設定情報の入力が完了
していないときには前記ステップS33に戻り、操作設
定情報の入力が完了したときにはステップS35に移行
して、作成された操作設定情報を接続要求フレームと同
様のヘッダを先頭に付加して該当するデジタル機器に送
信してから前記ステップS21に戻る。
【0031】また、ステップS31の判定結果が操作情
報を受信していないときには、ステップS36に移行し
て、その他の送受信データがあるか否かを判定し、送受
信データがあるときにはステップS37に移行して、送
受信データに対応した送受信処理を行ってから前記ステ
ップS21に戻り、送受信データがないときにはステッ
プS38に移行して、操作情報要求も操作情報の受信等
を行わない状態が所定時間以上経過したか否かを判定
し、所定時間経過していないときには前記ステップS2
1に戻り、所定時間が経過したときには、ステップS3
9に移行して、前述したデジタル機器の制御処理におけ
るステップS10と同様に近距離無線通信インタフェー
ス38をスリープモードを設定してからステップS21
に戻る。
【0032】この図5の処理において、ステップS29
及びS30の処理が操作情報要求送信手段に対応し、ス
テップS31〜S35の処理が操作設定情報送信手段に
対応している。
【0033】したがって、今、パーソナルコンピュータ
PC、プリンタPR、テレビTV、ケーブルテレビ用情
報端末STB、エアーコンディショナーAC及びビデオ
デッキVTRの各デジタル機器が少なくとも近距離無線
通信インタフェース18が動作状態となる待機状態にあ
るものとする。
【0034】この状態で、ユーザーが携帯型情報端末P
DAを使用して例えばテレビTVの電源をオン状態とし
て、所望のチャンネルを表示するには、先ず、携帯型情
報端末PDAの電源をオン状態とする。この状態となる
と、携帯型情報端末PDAで、図5の制御処理が実行開
始される。このため、先ず、ステップS21で、各デジ
タル機器の近距離無線通信インタフェース18から送信
されるビーコンに基づいて種別及びMACアドレスを確
認し、これらをRAM32に記憶すると共に、通信相手
となる各デジタル機器をアイコンで液晶ディスプレイ3
6に表示する(ステップS25)。この表示されたアイ
コンから目的とするデジタル機器例えばテレビTVに対
応するアイコンにカーソルを合わせて選択すると、テレ
ビTVのMACアドレスを送信先アドレスとし、自己の
MACアドレスを送信元アドレスとするヘッダを先頭に
付加した接続要求フレームを送信し、テレビTVから確
認フレームを受信することにより、テレビTVとの間で
小規模無線ネットワークを形成してリンクを確立する
(ステップS27)。
【0035】その後、携帯型情報端末PDAの操作情報
要求キーを押下することにより、テレビTVに対して操
作情報要求フレームが送信され、これを受信したテレビ
では、図4の制御処理を実行することにより、ステップ
S2からステップS3に移行して予め作成されたGUI
データと制御プロトコル、制御方法データ等を含む制御
プログラムとで構成される操作情報即ち自己のチャンネ
ル選択部、音量選択部、ズーム,標準等の表示形式を選
択する選択部等を配置した操作パネルに対応する操作パ
ネル表示情報及びその操作パネル表示情報に基づいて設
定した操作設定情報を作成するプログラム等を含む操作
情報を携帯型情報端末PDAに送信する。
【0036】この操作情報を携帯型情報端末PDAで受
信すると、ステップS32に移行して、操作情報を解析
して、操作パネル表示情報を形成し、これを表示コント
ローラ37に出力することにより、液晶ディスプレイ3
6に例えば図6に示す操作パネル41を表示する。ここ
で、操作パネル41は、テレビTVの電源をオン・オフ
する電源切換表示42、テレビとビデオデッキとを切換
える画面切換表示43、チャンネルを昇降させるチャン
ネル選択表示44、直接チャンネルを指示するチャンネ
ル表示45、音量を昇降させる音量選択表示46、画面
表示をズームや標準等に切換える表示切換表示47、操
作をキャンセルするキャンセル表示48及び設定操作を
完了する実行表示49を少なくとも備えている。
【0037】そして、携帯型情報端末PDAを操作する
ユーザーが表示された操作パネル41にカーソル50を
操作して、所望とする表示42〜49を順次選択するこ
とにより、選択情報が順次RAM32に蓄積される。こ
のとき、チャンネル選択表示44を操作して、チャンネ
ルを昇降させると、その上部に表示された表示部に現在
のチャンネル番号が表示され、同様に音量選択表示を操
作して、音量を昇降させるとその下部に表示された表示
部に現在の音量が表示される。したがって、チャンネ
ル、音量及び表示切換えを行いたいときには、チャンネ
ル選択表示44又はチャンネル表示45で所望のチャン
ネルを選択し、次いで音量選択表示46で音量を選択
し、さらに表示切換表示47で所望の表示を選択し、選
択が完了したら実行表示49にカーソルを合わせて例え
ば選択キーを押下することにより、RAMに記憶された
設定情報が所定の形式の操作設定情報として作成され、
これがテレビTVに送信される(ステップS35)。
【0038】テレビTVでは、操作設定情報を受信する
と、操作設定情報を解析して、チャンネル制御情報、音
量制御情報及び表示切換制御情報を形成し、テレビTV
に付属する操作パネルを操作した場合と同様の制御信号
を駆動制御部17に出力することより、チャンネルを所
望のチャンネルに切換えると共に、音量を設定音量に設
定し、さらに表示を所望の表示状態に切換える。
【0039】その後、携帯型情報端末PDAを所定時間
以上操作しない状態となると、スリープモードとなって
(ステップS39)、近距離無線通信インタフェース3
8が低消費電力状態となり、テレビTV側でも所定時間
以上交信が行われないと、近距離無線通信インタフェー
ス18がスリープモードとなって(ステップS10)、
低消費電力状態となる。
【0040】その他、ビデオデッキVTR、エアーコン
ディショナーAC、ケーブルテレビ用情報端末STBを
遠隔操作する場合には、携帯型情報端末PDAの液晶デ
ィスプレイ36に表示されている該当するアイコンを選
択して、該当するデジタル機器と携帯型情報端末PDA
との間のリンクを確立してから、操作情報要求フレーム
を送信することにより、各デジタル機器から操作情報を
取得して、各デジタル機器に固有の操作パネルを液晶デ
ィスプレイ36に表示し、この操作パネルを操作して操
作設定情報を形成し、これを該当するデジタル機器に送
信することにより、各デジタル機器を所望状態に制御す
ることができる。
【0041】さらに、携帯型情報端末PDAを使用して
インターネットにアクセスする場合には、パーソナルコ
ンピュータPCとの間でリンクを確立し、WWWブラウ
ザの表示画面を要求して、これを液晶ディスプレイ36
に表示し、この表示画面にしたがって、URLを入力す
るか、検索機能を使用して所望のホームページを選択す
ることにより、該当するホームページの情報がRAM3
2或いはオプションのフラッシュメモリ等に記憶される
と共に、液晶ディスプレイ36に表示される。この状態
で、表示されているホームページを印刷する場合には、
プリンタPRとの間でリンクを確立し、プリンタPRの
操作パネルを表示して、操作設定情報を形成し、これと
共に記憶されているホームページの情報をプリンタPR
に送信することにより、ホームページを印刷することが
できる。
【0042】同様に、電子メールの送受信もパーソナル
コンピュータPCを介して行うことができ、電子メール
の印刷も同様にプリンタPRに指示することにより行う
ことができる。
【0043】このように、上記実施形態によると、携帯
型情報端末PDAと所望のデジタル機器とを無線で接続
し、デジタル機器側からその操作に必要な操作情報を携
帯型情報端末PDAに取り込み、この携帯型情報端末P
DAで操作情報に基づいて所望の操作を設定して操作設
定情報を形成し、この操作設定情報を該当するデジタル
機器に送信することにより、デジタル機器を操作するよ
うに構成されているので、1つの携帯型情報端末PDA
で各種のデジタル機器を遠隔操作することが可能となる
と共に、携帯型情報端末PDAに予め各種のデジタル機
器に応じた操作情報を格納しておく必要がなく、デジタ
ル機器側に操作情報の送信機能及び操作設定情報の受信
機能を設けるだけで、遠隔操作を容易に行うことができ
る。
【0044】また、各種デジタル機器と携帯型情報端末
PDAとの間の通信を近距離無線通信インタフェースを
介して行うようにしているので、送信出力が小さく、消
費電力を抑制することができると共に、インタフェース
を簡易小型化して安価に製造することができる。
【0045】なお、上記実施形態においては、専用の携
帯型情報端末PDAを使用する場合について説明した
が、これに限定されるものではなく、携帯電話やPHS
電話に近距離無線通信インタフェースを接続すると共
に、図4に示す制御処理プログラムをインストール又は
ダウンロードすることにより、携帯型情報端末PDAと
して使用することができ、他の任意の表示機能を有する
携帯型情報端末を適用することができる。
【0046】また、上記実施形態においては、デジタル
機器として、テレビTV、ケーブルテレビ用情報端末S
TB、パーソナルコンピュータPC、プリンタPR、エ
アーコンディショナーACを適用した場合について説明
したが、これに限定されるものではなく、他のプロジェ
クタ、電子レンジ等の家電製品やガレージや出入り口の
ドア開閉装置、立体駐車装置、デジタル制御機械等の任
意デジタル機器にも本発明を適用することができる。
【0047】さらに、上記実施形態においては、各種デ
ジタル機器と、携帯型情報端末との間を近距離無線通信
インタフェースを介してデータ通信する場合について説
明したが、これに限定されるものではなく、無線LAN
等の無線通信方式を適用したり、赤外線通信方式を適用
することもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
係る発明によれば、携帯型情報端末から操作しようとす
るデジタル機器に対して操作情報を要求する操作情報要
求を送信し、これを受信したデジタル機器では、遠隔操
作に必要な操作情報を携帯型情報端末に送信し、この携
帯型情報端末で操作情報を表示手段で表示することによ
り、必要な操作を選択して、操作設定情報を形成し、こ
れをデジタル機器側に送信することにより、デジタル機
器が操作設定情報に基づいて作動するように構成されて
いるので、1つの携帯型情報端末で各種のデジタル機器
を遠隔操作することができると共に、必要な操作情報を
各種のデジタル機器から取得するようにしているので、
予め各種デジタル機器に応じた操作情報を携帯型情報端
末側で格納しておく必要がなく、記憶容量を抑制するこ
とができる等の効果が得られる。
【0049】また、請求項3に係る発明によれば、各種
デジタル機器と携帯型情報端末との間を近距離無線通信
インタフェースで接続するようにしているので、送信出
力が小さく、消費電力を抑制することができると共に、
インタフェースを簡易小型化して安価に製造することが
できるという効果が得られる。
【0050】さらに、請求項4に係る発明では、携帯型
情報端末側で操作情報を受信したときに、表示手段に操
作パネルが表示され、この操作パネルに表示された操作
部を選択することにより、自動的に操作設定情報を形成
することができ、携帯型情報端末側での操作設定を容易
に行うことができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略構成図である。
【図2】図1の実施形態におけるデジタル機器の具体例
を示すブロック図である。
【図3】図1の実施形態における携帯型情報端末の具体
例を示す示すブロック図である。
【図4】図2に示すデジタル機器における制御処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図5】図3に示す携帯型情報端末における制御処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【図6】実施形態の動作の説明に供する操作パネルの表
示状態を示す説明図である。
【符号の説明】
TV テレビ STB ケーブルテレビ用情報端末 PC パーソナルコンピュータ PR プリンタ AC エアーコンディショナー PDA 携帯型情報端末 14 操作パネル 16 制御機器 18 近距離無線通信インタフェース 34 入力キー 36 液晶ディスプレイ 38 近距離無線通信インタフェース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデジタル機器と携帯型情報端末と
    の双方に無線通信機能を付加し、前記各デジタル機器
    は、前記携帯型情報端末から操作情報要求を受信したと
    きに、自己の操作情報を当該携帯型情報端末に送信し、
    該操作情報を受信した携帯型情報端末は、操作情報に基
    づいて前記デジタル機器の操作を設定して当該デジタル
    機器を作動させるようにしたことを特徴とするデジタル
    機器の遠隔操作方法。
  2. 【請求項2】 複数のデジタル機器と携帯型情報端末と
    の双方を無線通信手段で接続し、前記各デジタル機器
    は、前記携帯型情報端末からの操作情報要求を受信した
    ときに自己の操作情報を送信する操作情報送信手段と、
    前記携帯型情報端末からの操作設定情報を受信したとき
    に操作設定情報に基づいて駆動制御する駆動制御手段と
    を備え、前記携帯型情報端末は、前記複数のデジタル機
    器のうち選択したデジタル機器に対して操作情報要求を
    送信する操作情報要求送信手段と、前記デジタル機器か
    ら操作情報を受信したときに当該操作情報を表示手段に
    表示して操作設定情報を形成し、これを前記デジタル機
    器に送信する操作設定情報送信手段とを備えていること
    を特徴とするデジタル機器の遠隔操作装置。
  3. 【請求項3】 前記無線通信手段は、交信範囲が抑制さ
    れた近距離無線通信インタフェースを備えていることを
    特徴とする請求項2記載のデジタル機器の遠隔操作装
    置。
  4. 【請求項4】 前記操作情報は、各種デジタル機器の操
    作パネルに対応する表示情報と、該表示情報に基づいて
    入力された入力データを操作設定情報として形成する制
    御プログラムとで構成されていることを特徴とする請求
    項2又は3に記載のデジタル機器の遠隔操作装置。
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