JP2002186061A - リモコンシステム - Google Patents
リモコンシステムInfo
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- JP2002186061A JP2002186061A JP2000380936A JP2000380936A JP2002186061A JP 2002186061 A JP2002186061 A JP 2002186061A JP 2000380936 A JP2000380936 A JP 2000380936A JP 2000380936 A JP2000380936 A JP 2000380936A JP 2002186061 A JP2002186061 A JP 2002186061A
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- selection
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- controlled device
- remote control
- operation unit
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- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 リモコンに組み込まれる操作キーの数を減ら
すとともに、操作対象とされる電子機器の選択が容易に
且つ確実に行え、更に、操作対象とされる電子機器を2
個3個と色々な態様で選択することが可能なリモコンシ
ステムを提供することにある。 【解決手段】 リモコン10と複数の被制御機器40,
50,60とからなるリモコンシステムであって、リモ
コン10には、複数の被制御機器で共通の制御指示を与
えるとともに操作対象となる被制御機器の選択変更を行
う共通制御キー11〜14と、操作対象とされる被制御
機器の選択状況を確定させる選択決定キー18と、操作
対象とされる被制御機器を固定する選択固定キー17と
が設けられる一方、被制御機器40,50,60には、
リモコン10からの信号を受信する受信手段と、上記リ
モコンの選択手段により自己が選択されている場合に自
己が選択状態にあることを発光によりユーザに通知する
発光部Emとがそれぞれ設けられている構成とした。
すとともに、操作対象とされる電子機器の選択が容易に
且つ確実に行え、更に、操作対象とされる電子機器を2
個3個と色々な態様で選択することが可能なリモコンシ
ステムを提供することにある。 【解決手段】 リモコン10と複数の被制御機器40,
50,60とからなるリモコンシステムであって、リモ
コン10には、複数の被制御機器で共通の制御指示を与
えるとともに操作対象となる被制御機器の選択変更を行
う共通制御キー11〜14と、操作対象とされる被制御
機器の選択状況を確定させる選択決定キー18と、操作
対象とされる被制御機器を固定する選択固定キー17と
が設けられる一方、被制御機器40,50,60には、
リモコン10からの信号を受信する受信手段と、上記リ
モコンの選択手段により自己が選択されている場合に自
己が選択状態にあることを発光によりユーザに通知する
発光部Emとがそれぞれ設けられている構成とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リモコンと該リ
モコンから送信された信号により制御される複数の被制
御機器とからなるリモコンシステムに関する。
モコンから送信された信号により制御される複数の被制
御機器とからなるリモコンシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の電子機器を1台のリモコンにより
制御可能としたリモコンシステムが実用化されている。
このようなリモコンシステムにあっては、1個のリモコ
ンで複数の電子機器を取り扱うためその操作キーの数が
膨大になってしまい、リモコンがユーザにとって扱い難
いものになることが多かった。
制御可能としたリモコンシステムが実用化されている。
このようなリモコンシステムにあっては、1個のリモコ
ンで複数の電子機器を取り扱うためその操作キーの数が
膨大になってしまい、リモコンがユーザにとって扱い難
いものになることが多かった。
【0003】そこで、従来、複数の電子機器を1台のリ
モコンで扱うリモコンシステムにおいてその操作キーの
数を減らしてリモコンを取扱い容易にしようとする幾つ
かの提案がなされている。例えば、特開平6−3350
74号、特開平8−214182号に開示の技術がそれ
である。
モコンで扱うリモコンシステムにおいてその操作キーの
数を減らしてリモコンを取扱い容易にしようとする幾つ
かの提案がなされている。例えば、特開平6−3350
74号、特開平8−214182号に開示の技術がそれ
である。
【0004】これらのうち、特開平6−335074号
に開示の技術は、リモコンに、複数の電子機器の電源を
一度にオン・オフする共通オンキーと共通オフキーを備
えたものである。
に開示の技術は、リモコンに、複数の電子機器の電源を
一度にオン・オフする共通オンキーと共通オフキーを備
えたものである。
【0005】また、特開平8−214182号に開示の
技術は、リモコンに、何れかの電子機器を選択するため
に各電子機器と一対一対応された複数の選択キーと、カ
ーソルを移動させる方向キーとを設けるとともに、選択
キーの操作により何れかの電子機器が選択された場合に
テレビ画面上に該電子機器を操作する操作メニューが表
示され、方向キーを操作して操作メニューを選択するこ
とで各電子機器をリモート制御可能としたものである。
技術は、リモコンに、何れかの電子機器を選択するため
に各電子機器と一対一対応された複数の選択キーと、カ
ーソルを移動させる方向キーとを設けるとともに、選択
キーの操作により何れかの電子機器が選択された場合に
テレビ画面上に該電子機器を操作する操作メニューが表
示され、方向キーを操作して操作メニューを選択するこ
とで各電子機器をリモート制御可能としたものである。
【0006】また、特許第2999679号には、共通
リモコンに各電子機器に固有の制御コードを学習させる
といった煩雑で手間のかかる処理を省くために、予め複
数の電子機器の制御コードを内部に格納しておくととも
に、共通リモコンから機器情報の要求信号を出力させ、
この要求信号を受信した電子機器から共通リモコンに自
己の機器情報を送信させることで、制御コードの学習を
行わせることなく、共通リモコンから直ちに各電子機器
に対応した制御コードを送信可能とした技術が開示され
ている。
リモコンに各電子機器に固有の制御コードを学習させる
といった煩雑で手間のかかる処理を省くために、予め複
数の電子機器の制御コードを内部に格納しておくととも
に、共通リモコンから機器情報の要求信号を出力させ、
この要求信号を受信した電子機器から共通リモコンに自
己の機器情報を送信させることで、制御コードの学習を
行わせることなく、共通リモコンから直ちに各電子機器
に対応した制御コードを送信可能とした技術が開示され
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平6−335074号に開示の技術では、電源をオン
・オフする操作キーのみ共通にされるので、操作キーを
減らすにはもの足りず、また、複数の電子装置の電源を
個々にオン・オフさせたい場合や、2個や3個など一部
の電子機器の電源のみオン・オフさせたい場合には対応
することが出来ないといった欠点を有している。
開平6−335074号に開示の技術では、電源をオン
・オフする操作キーのみ共通にされるので、操作キーを
減らすにはもの足りず、また、複数の電子装置の電源を
個々にオン・オフさせたい場合や、2個や3個など一部
の電子機器の電源のみオン・オフさせたい場合には対応
することが出来ないといった欠点を有している。
【0008】また、上記の特開平8−214182号に
開示の技術では、他の電子機器を操作するためにテレビ
画面が使われるので、テレビ鑑賞の邪魔になるという欠
点を有している。
開示の技術では、他の電子機器を操作するためにテレビ
画面が使われるので、テレビ鑑賞の邪魔になるという欠
点を有している。
【0009】また、上記の特許第2999679号に開
示の技術では、リモコンの操作キーが複数の電子機器を
制御するものとして共通にされたとしても、どのように
複数の電子機器の中から個々の電子機器を選択し、各電
子機器を別々に制御するのか、その方法が示されておら
ず、例えば、従来ある方法として、スライド式の切替ス
イッチを使用し、該切替スイッチの設定により何れかの
電子機器の制御コードを出力するように構成したとすれ
ば、1台のリモコンで取扱い可能な電子機器の数が、切
替スイッチの設定可能段数に限定されてしまうという欠
点が生じる。また、このような構成では、1つの操作で
2台や3台まとめて同じ制御を行うといった取扱いが出
来ないという課題を有する。
示の技術では、リモコンの操作キーが複数の電子機器を
制御するものとして共通にされたとしても、どのように
複数の電子機器の中から個々の電子機器を選択し、各電
子機器を別々に制御するのか、その方法が示されておら
ず、例えば、従来ある方法として、スライド式の切替ス
イッチを使用し、該切替スイッチの設定により何れかの
電子機器の制御コードを出力するように構成したとすれ
ば、1台のリモコンで取扱い可能な電子機器の数が、切
替スイッチの設定可能段数に限定されてしまうという欠
点が生じる。また、このような構成では、1つの操作で
2台や3台まとめて同じ制御を行うといった取扱いが出
来ないという課題を有する。
【0010】この発明の目的は、上記実情に鑑み、複数
の電子機器で操作キーを共通にさせることで、リモコン
に組み込まれる操作キーの数を減らして取扱い容易にす
るとともに、操作対象とされる電子機器の選択が容易に
且つ確実に行え、更に、操作対象とされる電子機器を2
個3個と色々な態様で選択することが可能なリモコンシ
ステムを提供することにある。
の電子機器で操作キーを共通にさせることで、リモコン
に組み込まれる操作キーの数を減らして取扱い容易にす
るとともに、操作対象とされる電子機器の選択が容易に
且つ確実に行え、更に、操作対象とされる電子機器を2
個3個と色々な態様で選択することが可能なリモコンシ
ステムを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、リモコンと該リモコンから送信された信号
により制御される複数の被制御機器とからなるリモコン
システムであって、上記リモコンには、複数の被制御機
器に備わる共通の制御の実行指示をこれら被制御機器に
与えるための共通制御キーと、該共通制御キーによる実
行指示を何れの被制御機器に反映させるか選択するため
に、キーを押すごとに操作対象として選択される被制御
機器の変更が行われる選択変更キー、および、被制御機
器の選択状況を確定させる選択決定キーとが設けられる
一方、上記複数の被制御機器には、上記リモコンからの
信号を受信する受信手段と、上記リモコンの操作対象と
して自己が選択されている場合に自己が選択状態にある
ことを発光によりユーザに通知する発光部とがそれぞれ
設けられている構成とした。
成するため、リモコンと該リモコンから送信された信号
により制御される複数の被制御機器とからなるリモコン
システムであって、上記リモコンには、複数の被制御機
器に備わる共通の制御の実行指示をこれら被制御機器に
与えるための共通制御キーと、該共通制御キーによる実
行指示を何れの被制御機器に反映させるか選択するため
に、キーを押すごとに操作対象として選択される被制御
機器の変更が行われる選択変更キー、および、被制御機
器の選択状況を確定させる選択決定キーとが設けられる
一方、上記複数の被制御機器には、上記リモコンからの
信号を受信する受信手段と、上記リモコンの操作対象と
して自己が選択されている場合に自己が選択状態にある
ことを発光によりユーザに通知する発光部とがそれぞれ
設けられている構成とした。
【0012】このような手段によれば、複数の被制御機
器に備わっている共通の制御(例えば電源のオン・オフ
や、ビデオレコーダやテープレコーダにおける再生な
ど)については、1つの操作キーで対応できるので、そ
れによりリモコンの操作キーの数を減らすことが出来
る。また、操作対象となる被制御機器の選択を、選択変
更キーと選択決定キーとを用いて行い、さらに、選択状
況が各被制御機器の発光部の発光状態によりユーザに通
知されるので、被制御機器の選択を少ない操作キーで容
易に行えるとともに、選択の確認も確実にできる。ま
た、対応できる被制御機器の数に限りもなく、また、操
作キーの押し方で色々な選択の態様(例えば複数の被制
御機器の選択など)が可能である。つまり、多くの被制
御機器を少ない操作キーで取扱い容易に操作することが
出来る。
器に備わっている共通の制御(例えば電源のオン・オフ
や、ビデオレコーダやテープレコーダにおける再生な
ど)については、1つの操作キーで対応できるので、そ
れによりリモコンの操作キーの数を減らすことが出来
る。また、操作対象となる被制御機器の選択を、選択変
更キーと選択決定キーとを用いて行い、さらに、選択状
況が各被制御機器の発光部の発光状態によりユーザに通
知されるので、被制御機器の選択を少ない操作キーで容
易に行えるとともに、選択の確認も確実にできる。ま
た、対応できる被制御機器の数に限りもなく、また、操
作キーの押し方で色々な選択の態様(例えば複数の被制
御機器の選択など)が可能である。つまり、多くの被制
御機器を少ない操作キーで取扱い容易に操作することが
出来る。
【0013】望ましくは、上記共通制御キーは上記選択
変更キーの機能を兼ねており、上記共通制御キーの操作
により被制御機器の選択変更が行われ、上記選択決定キ
ーの操作によって被制御機器の選択が確定され且つ選択
されている被制御機器に上記共通制御キーに対応された
制御の実行指示が反映されることに加え、更に、被制御
機器の選択状況を固定する選択固定キーを備え、該選択
固定キーの操作により選択状況が固定された場合に、上
記共通制御キーの操作により、直ちに、現時点で選択さ
れている被制御機器に当該共通制御キーに対応された制
御の実行指示が反映されるように構成すると良い。
変更キーの機能を兼ねており、上記共通制御キーの操作
により被制御機器の選択変更が行われ、上記選択決定キ
ーの操作によって被制御機器の選択が確定され且つ選択
されている被制御機器に上記共通制御キーに対応された
制御の実行指示が反映されることに加え、更に、被制御
機器の選択状況を固定する選択固定キーを備え、該選択
固定キーの操作により選択状況が固定された場合に、上
記共通制御キーの操作により、直ちに、現時点で選択さ
れている被制御機器に当該共通制御キーに対応された制
御の実行指示が反映されるように構成すると良い。
【0014】このように構成することで、選択変更キー
を別途設ける必要がなくなり、さらに操作キーの数を減
らすことが出来る。また、被制御機器を遠隔操作するの
に、選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ス
テップ必要なところを、制御項目の通知を兼ねた選択変
更操作と選択決定操作の2ステップで遂行できるので、
速やかな操作が可能となっている。また、同じ被制御機
器を続けて操作したいときには、選択固定キーを操作す
るだけで、被制御機器の選択変更の作用を考慮せずに、
制御キーを操作するだけで指定された被制御機器の遠隔
操作ができるので、更に、扱いやすくなっている。
を別途設ける必要がなくなり、さらに操作キーの数を減
らすことが出来る。また、被制御機器を遠隔操作するの
に、選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ス
テップ必要なところを、制御項目の通知を兼ねた選択変
更操作と選択決定操作の2ステップで遂行できるので、
速やかな操作が可能となっている。また、同じ被制御機
器を続けて操作したいときには、選択固定キーを操作す
るだけで、被制御機器の選択変更の作用を考慮せずに、
制御キーを操作するだけで指定された被制御機器の遠隔
操作ができるので、更に、扱いやすくなっている。
【0015】また、本発明のリモコンシステムは、リモ
コンと該リモコンから送信された信号により制御される
複数の被制御機器とからなるリモコンシステムであっ
て、上記リモコンには、上記複数の被制御機器に備わっ
ている共通の制御の実行指示をこれら被制御機器に与え
るための共通制御操作部と、該共通制御操作部による実
行指示を何れの被制御機器に反映させるか選択可能な選
択手段とが設けられる一方、上記複数の被制御機器に
は、上記リモコンからの信号を受信する受信手段と、上
記リモコンの選択手段により自己が選択されている場合
に自己が選択状態にあることの通知を行う通知手段とが
それぞれ設けられている構成とした。
コンと該リモコンから送信された信号により制御される
複数の被制御機器とからなるリモコンシステムであっ
て、上記リモコンには、上記複数の被制御機器に備わっ
ている共通の制御の実行指示をこれら被制御機器に与え
るための共通制御操作部と、該共通制御操作部による実
行指示を何れの被制御機器に反映させるか選択可能な選
択手段とが設けられる一方、上記複数の被制御機器に
は、上記リモコンからの信号を受信する受信手段と、上
記リモコンの選択手段により自己が選択されている場合
に自己が選択状態にあることの通知を行う通知手段とが
それぞれ設けられている構成とした。
【0016】このような手段によれば、複数の被制御機
器に備わっている共通の制御について1つの操作キーで
対応できるので、それによりリモコンの操作キーの数を
減らすことが出来る。また、共通制御キーの操作がどの
被制御機器に反映されるかの選択を、選択手段により選
択し、この選択状況が各被制御機器の発光部によりユー
ザに通知されるので、どの被制御機器に操作内容が反映
されるのかをユーザに確実に認識させることが出来る。
従って、複数の被制御機器を少ない操作キーで取扱い容
易に操作することが出来る。
器に備わっている共通の制御について1つの操作キーで
対応できるので、それによりリモコンの操作キーの数を
減らすことが出来る。また、共通制御キーの操作がどの
被制御機器に反映されるかの選択を、選択手段により選
択し、この選択状況が各被制御機器の発光部によりユー
ザに通知されるので、どの被制御機器に操作内容が反映
されるのかをユーザに確実に認識させることが出来る。
従って、複数の被制御機器を少ない操作キーで取扱い容
易に操作することが出来る。
【0017】具体的には、上記通知手段は、音出力ある
いは発光によりユーザに通知を行う構成であると好まし
い。それにより、どの被制御機器に操作内容が反映され
るのかがより確実にユーザに伝えることが出来る。な
お、通知手段として、例えば、リモコン上に表示部を設
け、被制御機器からの通知により、この表示部にどの被
制御機器が選択されているか表示させる構成としても良
い。
いは発光によりユーザに通知を行う構成であると好まし
い。それにより、どの被制御機器に操作内容が反映され
るのかがより確実にユーザに伝えることが出来る。な
お、通知手段として、例えば、リモコン上に表示部を設
け、被制御機器からの通知により、この表示部にどの被
制御機器が選択されているか表示させる構成としても良
い。
【0018】また望ましくは、上記選択手段は、例えば
一回押す、所定時間押す、ダイヤルを回すなどの操作を
行うごとに操作対象として選択される被制御機器の変更
が行われる選択変更操作部と、被制御機器の選択状況を
確定させる選択決定操作部とを備えた構成にすると良
い。
一回押す、所定時間押す、ダイヤルを回すなどの操作を
行うごとに操作対象として選択される被制御機器の変更
が行われる選択変更操作部と、被制御機器の選択状況を
確定させる選択決定操作部とを備えた構成にすると良
い。
【0019】このような構成により、少ない操作キーで
容易に且つ分りやすい被制御機器の選択が可能である。
また、対応できる被制御機器の数に限りもなく、また、
操作キーの押し方で色々な選択の態様が可能である。
容易に且つ分りやすい被制御機器の選択が可能である。
また、対応できる被制御機器の数に限りもなく、また、
操作キーの押し方で色々な選択の態様が可能である。
【0020】さらに望ましくは、上記共通制御操作部は
上記選択変更操作部の機能を兼ねており、上記共通制御
操作部の操作により操作対象とされる被制御機器の選択
変更が行われるとともに、上記選択決定操作部の操作に
よって選択されている被制御機器に上記共通制御操作部
に対応した制御の実行指示が反映されるように構成する
と良い。
上記選択変更操作部の機能を兼ねており、上記共通制御
操作部の操作により操作対象とされる被制御機器の選択
変更が行われるとともに、上記選択決定操作部の操作に
よって選択されている被制御機器に上記共通制御操作部
に対応した制御の実行指示が反映されるように構成する
と良い。
【0021】このように構成することで、選択変更キー
を別途設ける必要がなくなり、さらに操作キーの数を減
らすことが出来る。また、被制御機器を遠隔操作するの
に、選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ス
テップ必要なところを、実行指示を兼ねた選択変更操作
と選択決定操作との2ステップで遂行できるので、速や
かな操作が可能となっている。
を別途設ける必要がなくなり、さらに操作キーの数を減
らすことが出来る。また、被制御機器を遠隔操作するの
に、選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ス
テップ必要なところを、実行指示を兼ねた選択変更操作
と選択決定操作との2ステップで遂行できるので、速や
かな操作が可能となっている。
【0022】また望ましくは、被制御機器の選択状況を
固定する選択固定操作部を備え、該選択固定操作部の操
作により選択状況が固定された場合に、上記共通制御操
作部の操作により被制御機器の選択変更は行われず、直
ちに、選択されている被制御機器に当該共通制御操作部
に対応した制御の実行指示が反映されるように構成する
と良い。
固定する選択固定操作部を備え、該選択固定操作部の操
作により選択状況が固定された場合に、上記共通制御操
作部の操作により被制御機器の選択変更は行われず、直
ちに、選択されている被制御機器に当該共通制御操作部
に対応した制御の実行指示が反映されるように構成する
と良い。
【0023】このような構成によれば、同じ被制御機器
を続けて操作したいときには、選択固定キーを操作すれ
ば良く、それにより、被制御機器の選択変更の作用を考
慮せず、制御キーを操作するだけで、同じ被制御機器を
続けて操作することが出来るので、更に、扱いやすい操
作が可能となっている。
を続けて操作したいときには、選択固定キーを操作すれ
ば良く、それにより、被制御機器の選択変更の作用を考
慮せず、制御キーを操作するだけで、同じ被制御機器を
続けて操作することが出来るので、更に、扱いやすい操
作が可能となっている。
【0024】また、望ましくは、上記共通制御操作部は
上記選択決定操作部の機能を兼ねており、上記選択変更
操作部の操作により被制御機器の選択変更が行われると
ともに、上記共通制御操作部の操作により選択状況が確
定されて選択されている被制御機器に上記共通制御操作
部に対応した制御の実行指示が反映されるように構成す
ると良い。
上記選択決定操作部の機能を兼ねており、上記選択変更
操作部の操作により被制御機器の選択変更が行われると
ともに、上記共通制御操作部の操作により選択状況が確
定されて選択されている被制御機器に上記共通制御操作
部に対応した制御の実行指示が反映されるように構成す
ると良い。
【0025】このように構成することで、選択決定キー
を別途設ける必要がなくなり、さらに操作キーの数を減
らすことが出来る。また、被制御機器を遠隔操作するの
に、選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ス
テップ必要なところを、選択変更操作と実行指示を兼ね
た選択決定操作の2ステップで遂行できるので、速やか
な操作が可能となっている。
を別途設ける必要がなくなり、さらに操作キーの数を減
らすことが出来る。また、被制御機器を遠隔操作するの
に、選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ス
テップ必要なところを、選択変更操作と実行指示を兼ね
た選択決定操作の2ステップで遂行できるので、速やか
な操作が可能となっている。
【0026】また、望ましくは、上記選択変更操作部は
ボタン形式の操作部であり、該選択変更操作部を押すご
とに選択される被制御機器が1個ずつ入れ替わっていく
ように構成すると良い。このような構成により、対応可
能な被制御機器の数に制限がなくなり、多くの被制御機
器の操作が可能となる。また、容易で分りやすく被制御
機器の選択が行える。
ボタン形式の操作部であり、該選択変更操作部を押すご
とに選択される被制御機器が1個ずつ入れ替わっていく
ように構成すると良い。このような構成により、対応可
能な被制御機器の数に制限がなくなり、多くの被制御機
器の操作が可能となる。また、容易で分りやすく被制御
機器の選択が行える。
【0027】また、望ましくは、上記選択変更操作部を
押し続けることで、選択される被制御機器が1個ずつ増
加されていくように構成すると良い。このような構成と
することで、2個3個と複数の被制御機器を選択できる
ので、2個や3個など複数の被制御機器で同じ内容の操
作を行うことが可能となる。
押し続けることで、選択される被制御機器が1個ずつ増
加されていくように構成すると良い。このような構成と
することで、2個3個と複数の被制御機器を選択できる
ので、2個や3個など複数の被制御機器で同じ内容の操
作を行うことが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態のリモコンシステムを構成するリモコンと複数の被制
御機器を示すシステム構成図である。
に基づいて説明する。 [第1の実施の形態]図1は、本発明の第1の実施の形
態のリモコンシステムを構成するリモコンと複数の被制
御機器を示すシステム構成図である。
【0029】この実施の形態のリモコンシステムは、電
子機器を遠隔操作するためのリモコン10と、該リモコ
ン10により制御される複数の被制御機器としてのテレ
ビジョン装置40、ビデオテープレコーダ50およびC
Dプレイヤー60とから構成される。なお、被制御機器
はこれだけに限られるものでなく、例えば空調装置や電
子レンジなど種々の装置を加えることが出来る。
子機器を遠隔操作するためのリモコン10と、該リモコ
ン10により制御される複数の被制御機器としてのテレ
ビジョン装置40、ビデオテープレコーダ50およびC
Dプレイヤー60とから構成される。なお、被制御機器
はこれだけに限られるものでなく、例えば空調装置や電
子レンジなど種々の装置を加えることが出来る。
【0030】上記のリモコン10と各被制御機器には、
また、特に制限されるものでないが、例えばブルートゥ
ース規格(Bluetooth規格)の通信インターフェースが
それぞれ設けられ、ブルートゥースの通信規約に則って
赤外線や無線により遠隔操作に関わる信号を送受信する
ようになっている。ブルートゥースの通信規約では、各
装置にIDコードが自動的に付与されて、該IDコード
を頼りに各装置同士で1対1のデータ通信が可能になっ
ている。また、システム内にブルートゥース規格の装置
が加わると、該装置の加入が他装置に自動的に認識され
るとともに、該装置にも自動的にIDコードが付与され
るようになっている。
また、特に制限されるものでないが、例えばブルートゥ
ース規格(Bluetooth規格)の通信インターフェースが
それぞれ設けられ、ブルートゥースの通信規約に則って
赤外線や無線により遠隔操作に関わる信号を送受信する
ようになっている。ブルートゥースの通信規約では、各
装置にIDコードが自動的に付与されて、該IDコード
を頼りに各装置同士で1対1のデータ通信が可能になっ
ている。また、システム内にブルートゥース規格の装置
が加わると、該装置の加入が他装置に自動的に認識され
るとともに、該装置にも自動的にIDコードが付与され
るようになっている。
【0031】テレビジョン装置40には、手動およびリ
モコン10から操作可能な電源キー41、チャンネルア
ップキー42、およびチャンネルダウンキー43などが
設けられるほか、通信インターフェースのアンテナAN
や、ユーザにリモコン操作の対象として選択されている
ことを通知する通知手段としての発光部Emなどが設け
られている。
モコン10から操作可能な電源キー41、チャンネルア
ップキー42、およびチャンネルダウンキー43などが
設けられるほか、通信インターフェースのアンテナAN
や、ユーザにリモコン操作の対象として選択されている
ことを通知する通知手段としての発光部Emなどが設け
られている。
【0032】また、ビデオテープレコーダ50には、手
動およびリモコン10から操作可能な電源キー51、再
生キー52、早送りキー53および巻戻しキー54など
が設けられるほか、テレビジョン装置40と同様に、通
信インターフェースのアンテナANや、通知手段として
の発光部Emなどが設けられている。
動およびリモコン10から操作可能な電源キー51、再
生キー52、早送りキー53および巻戻しキー54など
が設けられるほか、テレビジョン装置40と同様に、通
信インターフェースのアンテナANや、通知手段として
の発光部Emなどが設けられている。
【0033】また、CDプレイヤー60には、手動およ
びリモコン10から操作可能な電源キー61、再生キー
52、早送りキー53および巻戻しキー54、並びに、
スピーカー65,65などが設けられるほか、テレビジ
ョン装置40と同様に、通信インターフェースのアンテ
ナANや、通知手段としての発光部Emなどが設けられ
ている。
びリモコン10から操作可能な電源キー61、再生キー
52、早送りキー53および巻戻しキー54、並びに、
スピーカー65,65などが設けられるほか、テレビジ
ョン装置40と同様に、通信インターフェースのアンテ
ナANや、通知手段としての発光部Emなどが設けられ
ている。
【0034】リモコン10には、その操作パネルに、全
ての被制御機器で共通にされる共通操作キーとしての電
源操作用の電源キー11、ビデオテープレコーダ50や
CDプレイヤー60で共通とされる共通操作キーとして
の再生キー12、早送りキー13および巻戻しキー1
4、テレビジョン装置40のチャンネル操作に用いられ
るアップキー15とダウンキー16、並びに、リモコン
操作の対象となる被制御機器を選択するための選択固定
キー17および選択決定キー18などが設けられてい
る。また、リモコン10にも通信インターフェースのア
ンテナANが設けられている。なお、この実施の形態の
リモコン10では、複数の被制御機器で共通とされてい
る操作キー11〜14が、操作対象となる被制御機器の
選択変更を行う選択変更キーを兼ねた構成となってい
る。
ての被制御機器で共通にされる共通操作キーとしての電
源操作用の電源キー11、ビデオテープレコーダ50や
CDプレイヤー60で共通とされる共通操作キーとして
の再生キー12、早送りキー13および巻戻しキー1
4、テレビジョン装置40のチャンネル操作に用いられ
るアップキー15とダウンキー16、並びに、リモコン
操作の対象となる被制御機器を選択するための選択固定
キー17および選択決定キー18などが設けられてい
る。また、リモコン10にも通信インターフェースのア
ンテナANが設けられている。なお、この実施の形態の
リモコン10では、複数の被制御機器で共通とされてい
る操作キー11〜14が、操作対象となる被制御機器の
選択変更を行う選択変更キーを兼ねた構成となってい
る。
【0035】図2は、リモコンの全体構成の概要を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【0036】リモコン10には、上記各種操作キー11
〜18やアンテナANに加え、図2に示すように、リモ
コン10の全体的な制御を司るCPU(Central Proces
singUnit )21、CPU21により実行される制御プ
ログラムや制御データが記憶されたフラッシュメモリな
どのROM(Read Only Memory)22、並びに、CPU
21にプログラムやデータを展開するメモリ空間を提供
するRAM(Random Access Memory)23、CPU21
にシリアル接続され例えばブルートゥースの通信規約に
従ってデータ通信を行う通信インターフェースとしての
通信モジュール24などが設けられている。
〜18やアンテナANに加え、図2に示すように、リモ
コン10の全体的な制御を司るCPU(Central Proces
singUnit )21、CPU21により実行される制御プ
ログラムや制御データが記憶されたフラッシュメモリな
どのROM(Read Only Memory)22、並びに、CPU
21にプログラムやデータを展開するメモリ空間を提供
するRAM(Random Access Memory)23、CPU21
にシリアル接続され例えばブルートゥースの通信規約に
従ってデータ通信を行う通信インターフェースとしての
通信モジュール24などが設けられている。
【0037】上記のROM22には、制御データとし
て、リモコンシステムに加わっている被制御機器を遠隔
操作するために各被制御機器ごとのデバイス情報が格納
されている。このデバイス情報には、被制御機器のID
コード、この被制御機器の遠隔操作に使用される操作キ
ーの種類などを示す情報などが含まれている。また、リ
モコンシステムに新たな被制御機器が追加された場合に
は、この被制御機器からリモコン10に当該被制御機器
のデバイス情報が送られて、リモコン10のROM22
に書き加えられるようになっている。
て、リモコンシステムに加わっている被制御機器を遠隔
操作するために各被制御機器ごとのデバイス情報が格納
されている。このデバイス情報には、被制御機器のID
コード、この被制御機器の遠隔操作に使用される操作キ
ーの種類などを示す情報などが含まれている。また、リ
モコンシステムに新たな被制御機器が追加された場合に
は、この被制御機器からリモコン10に当該被制御機器
のデバイス情報が送られて、リモコン10のROM22
に書き加えられるようになっている。
【0038】図3は、テレビジョン装置40の全体構成
の概要を示すブロック図である。
の概要を示すブロック図である。
【0039】テレビジョン装置40には、図3に示すよ
うに、ディスプレイやチューナ回路、各種操作キー41
〜43からの入力回路などが含まれテレビジョンとして
機能するための機能回路48と、該機能回路48に制御
用信号を出力することで電源のオン・オフやチャンネル
変更などの動作制御が可能な通信制御用CPU81、該
通信制御用CPU81により実行される制御プログラム
や制御データが記憶されたROM82、並びに、通信制
御用CPU81にプログラムやデータを展開するメモリ
空間を提供するRAM83、通信制御用CPU81にシ
リアル接続され例えばブルートゥースの通信規約に従っ
てデータ通信を行う通信インターフェースである通信モ
ジュール84、通信制御用CPU81により制御される
LED駆動回路85、上記駆動回路85により駆動され
通知手段として機能する発光部Emとしての発光ダイオ
ード86などが設けられている。
うに、ディスプレイやチューナ回路、各種操作キー41
〜43からの入力回路などが含まれテレビジョンとして
機能するための機能回路48と、該機能回路48に制御
用信号を出力することで電源のオン・オフやチャンネル
変更などの動作制御が可能な通信制御用CPU81、該
通信制御用CPU81により実行される制御プログラム
や制御データが記憶されたROM82、並びに、通信制
御用CPU81にプログラムやデータを展開するメモリ
空間を提供するRAM83、通信制御用CPU81にシ
リアル接続され例えばブルートゥースの通信規約に従っ
てデータ通信を行う通信インターフェースである通信モ
ジュール84、通信制御用CPU81により制御される
LED駆動回路85、上記駆動回路85により駆動され
通知手段として機能する発光部Emとしての発光ダイオ
ード86などが設けられている。
【0040】上記のROM82には、制御データとし
て、リモコン10から送信されるキー情報と該キー情報
に基づき機能回路48に出力されるコマンドコードとが
対応されている変換テーブルなどが格納されている。
て、リモコン10から送信されるキー情報と該キー情報
に基づき機能回路48に出力されるコマンドコードとが
対応されている変換テーブルなどが格納されている。
【0041】ビデオレコーダ50やCDプレイヤー60
は、テレビジョン装置40と同様に、自己の機能回路
に、図3に示すような通信制御用の回路が付加されてい
る。
は、テレビジョン装置40と同様に、自己の機能回路
に、図3に示すような通信制御用の回路が付加されてい
る。
【0042】この実施の形態のリモコンシステムは上記
のように構成され、次のようなリモコン10のキー操
作、並びに、リモコン10や各被制御機器の動作によ
り、被制御機器の遠隔操作が行われるようになってい
る。
のように構成され、次のようなリモコン10のキー操
作、並びに、リモコン10や各被制御機器の動作によ
り、被制御機器の遠隔操作が行われるようになってい
る。
【0043】すなわち、リモコン10に備わる何れかの
操作キーが押されると、先ず、リモコン10のCPU2
1がROM22中に記憶された上述のデバイス情報を参
照し、押された操作キーに対応する制御項目を有し該操
作キーにより遠隔操作の対象となりえる被制御機器の選
別が行われる。例えば、リモコン10の電源キー11が
押された場合には、該電源キー11により全ての被制御
機器が操作対象となりえるので、全ての被制御機器(テ
レビジョン装置40、ビデオテープレコーダ50、CD
プレイヤー60)が選別される。
操作キーが押されると、先ず、リモコン10のCPU2
1がROM22中に記憶された上述のデバイス情報を参
照し、押された操作キーに対応する制御項目を有し該操
作キーにより遠隔操作の対象となりえる被制御機器の選
別が行われる。例えば、リモコン10の電源キー11が
押された場合には、該電源キー11により全ての被制御
機器が操作対象となりえるので、全ての被制御機器(テ
レビジョン装置40、ビデオテープレコーダ50、CD
プレイヤー60)が選別される。
【0044】次に、リモコン10のCPU21により以
前に出力された発光部Emの点灯及び消灯を指示する制
御コードの情報に基づき、今回操作対象外とされ且つ現
時点で発光部Emが点灯されている被制御機器の有無を
判別し、このような操作対象外の機器があれば、この被
制御機器に対して発光部の消灯を指示する制御コードを
送信する。
前に出力された発光部Emの点灯及び消灯を指示する制
御コードの情報に基づき、今回操作対象外とされ且つ現
時点で発光部Emが点灯されている被制御機器の有無を
判別し、このような操作対象外の機器があれば、この被
制御機器に対して発光部の消灯を指示する制御コードを
送信する。
【0045】同時に、今回操作対象とされ且つ現時点で
発光部Emが点灯されている被制御機器の有無は判別
し、このような操作対象の機器があれば、この被制御機
器に対して発光部の消灯を指示する制御コードを送信す
るとともに、IDコードの若い順(一番大きなIDコー
ドの次は一番小さなIDコードに戻るような順序。以下
同様)に、消灯している被制御機器の中から点灯してい
る被制御機器の次の被制御機器を判別して、この被制御
機器に対して発光部の点灯を指示する制御コードと、押
された操作キーの内容を示すキー情報とを送信する。
発光部Emが点灯されている被制御機器の有無は判別
し、このような操作対象の機器があれば、この被制御機
器に対して発光部の消灯を指示する制御コードを送信す
るとともに、IDコードの若い順(一番大きなIDコー
ドの次は一番小さなIDコードに戻るような順序。以下
同様)に、消灯している被制御機器の中から点灯してい
る被制御機器の次の被制御機器を判別して、この被制御
機器に対して発光部の点灯を指示する制御コードと、押
された操作キーの内容を示すキー情報とを送信する。
【0046】また、今回操作対象とされた全ての被制御
機器が現時点で発光部Emが消灯している場合には、操
作対象とされている中でIDコードの一番若い被制御機
器を判別して、この被制御機器に対して発光部の点灯を
指示する制御コードと、押された操作キーの内容を示す
キー情報とを送信する。
機器が現時点で発光部Emが消灯している場合には、操
作対象とされている中でIDコードの一番若い被制御機
器を判別して、この被制御機器に対して発光部の点灯を
指示する制御コードと、押された操作キーの内容を示す
キー情報とを送信する。
【0047】なお、上記キー情報が送信された段階で
は、まだ、このキー情報は各被制御機器の通信制御CP
U81に送られるのみで、このキー情報に対応したコマ
ンドコードは被制御機器の機能回路に出力されない。
は、まだ、このキー情報は各被制御機器の通信制御CP
U81に送られるのみで、このキー情報に対応したコマ
ンドコードは被制御機器の機能回路に出力されない。
【0048】上記のような制御動作により、例えば、被
制御機器の選択が全く行われていない状態、すなわち全
ての被制御機器の発光部Emが消灯している状態で、リ
モコン10の電源キー11を1回押すと、まず、IDコ
ード順に1番目の被制御機器(例えばテレビジョン装置
40)の発光部Emが点灯され、操作対象としてテレビ
ジョン装置40が選択されたことがユーザに通知され、
且つ、電源キー11の操作を示すキー情報がテレビジョ
ン装置40に送られる。続いて、リモコン10の電源キ
ー11をもう一度押すと、テレビジョン装置40で発光
部Emが消灯され且つ先に送られたキー情報が消去され
る。同時に、2番目の被制御機器(例えばビデオテープ
レコーダ50)の発光部Emが点灯されて、操作対象と
してビデオテープレコーダ50が選択されたことがユー
ザに通知され、且つ、該ビデオテープレコーダ50に電
源キー11の操作を示すキー情報が送られる。同様に、
電源キー11を押していくことで、操作対象とされる被
制御機器が順に選択変更され、且つ、選択された被制御
機器に操作されたキー情報が送られていく。
制御機器の選択が全く行われていない状態、すなわち全
ての被制御機器の発光部Emが消灯している状態で、リ
モコン10の電源キー11を1回押すと、まず、IDコ
ード順に1番目の被制御機器(例えばテレビジョン装置
40)の発光部Emが点灯され、操作対象としてテレビ
ジョン装置40が選択されたことがユーザに通知され、
且つ、電源キー11の操作を示すキー情報がテレビジョ
ン装置40に送られる。続いて、リモコン10の電源キ
ー11をもう一度押すと、テレビジョン装置40で発光
部Emが消灯され且つ先に送られたキー情報が消去され
る。同時に、2番目の被制御機器(例えばビデオテープ
レコーダ50)の発光部Emが点灯されて、操作対象と
してビデオテープレコーダ50が選択されたことがユー
ザに通知され、且つ、該ビデオテープレコーダ50に電
源キー11の操作を示すキー情報が送られる。同様に、
電源キー11を押していくことで、操作対象とされる被
制御機器が順に選択変更され、且つ、選択された被制御
機器に操作されたキー情報が送られていく。
【0049】また、リモコン10のCPU21による同
様の制御により、共通の操作キーが押しつづけられる
と、操作対象とされる被制御機器がIDコード順に1台
ずつ増えていき、複数の被制御機器の選択が可能になっ
ている。例えば、電源キー11を何回か押してCDプレ
イヤー60を選択した後、そのまま電源キー11を例え
ば1秒間押しつづけることで、CDプレイヤー60と次
のテレビジョン装置40と2つの被制御機器が選択され
て、それぞれの発光部Emが点灯し、且つ、それぞれの
被制御機器に操作されたキー情報が送られる。さらに、
もう1秒間押しつづることで、CDプレイヤー60とテ
レビジョン装置40とビデオテープレコーダ50の3つ
の被制御機器が選択され且つそれぞれにキー情報が送ら
れる。
様の制御により、共通の操作キーが押しつづけられる
と、操作対象とされる被制御機器がIDコード順に1台
ずつ増えていき、複数の被制御機器の選択が可能になっ
ている。例えば、電源キー11を何回か押してCDプレ
イヤー60を選択した後、そのまま電源キー11を例え
ば1秒間押しつづけることで、CDプレイヤー60と次
のテレビジョン装置40と2つの被制御機器が選択され
て、それぞれの発光部Emが点灯し、且つ、それぞれの
被制御機器に操作されたキー情報が送られる。さらに、
もう1秒間押しつづることで、CDプレイヤー60とテ
レビジョン装置40とビデオテープレコーダ50の3つ
の被制御機器が選択され且つそれぞれにキー情報が送ら
れる。
【0050】なお、リモコン10のCPU21が現時点
でどの被制御機器の発光部Emが点灯されているか確認
する方法として、以前に出力された発光部Emの点灯及
び消灯の制御コードの情報をリモコン10内で記憶して
おき、これらの情報に基づいて行うのではなく、その都
度或いは所定間隔ごとに、各被制御機器とリモコンとの
間で発光部Emの状態に関する情報のやり取りをして、
それにより発光部Emの状態を確認するようにしても良
い。
でどの被制御機器の発光部Emが点灯されているか確認
する方法として、以前に出力された発光部Emの点灯及
び消灯の制御コードの情報をリモコン10内で記憶して
おき、これらの情報に基づいて行うのではなく、その都
度或いは所定間隔ごとに、各被制御機器とリモコンとの
間で発光部Emの状態に関する情報のやり取りをして、
それにより発光部Emの状態を確認するようにしても良
い。
【0051】上記のように操作対象とする被制御機器が
選択されたら、次に、この選択状態を確定して先のキー
操作による制御指示(例えば電源オン)を反映させるた
めに選択決定キー18を操作する。
選択されたら、次に、この選択状態を確定して先のキー
操作による制御指示(例えば電源オン)を反映させるた
めに選択決定キー18を操作する。
【0052】選択決定キー18が操作されると、現時点
で操作対象として選択され発光部Emが発光している全
被制御機器を対象にリモコン10から決定情報が送信さ
れる。被制御機器に決定情報が送られると、被制御機器
の通信制御用CPU81は先に送られたキー情報の指示
が確定されたと判断し、該キー情報に対応するコマンド
コードを制御用信号として機能回路48に出力する。例
えば、電源キー11の操作によりテレビジョン装置40
が選択された状態で選択決定キー18を押すと、テレビ
ジョン装置40の機能回路48に電源オン又はオフのコ
マンドコードが出力されて、テレビジョン装置40の電
源がオン又はオフされる。
で操作対象として選択され発光部Emが発光している全
被制御機器を対象にリモコン10から決定情報が送信さ
れる。被制御機器に決定情報が送られると、被制御機器
の通信制御用CPU81は先に送られたキー情報の指示
が確定されたと判断し、該キー情報に対応するコマンド
コードを制御用信号として機能回路48に出力する。例
えば、電源キー11の操作によりテレビジョン装置40
が選択された状態で選択決定キー18を押すと、テレビ
ジョン装置40の機能回路48に電源オン又はオフのコ
マンドコードが出力されて、テレビジョン装置40の電
源がオン又はオフされる。
【0053】また、幾つかの被制御機器が選択された状
態でリモコン10の選択固定キー17が押されると、複
数の被制御機器で共通にされている操作キー(例えば電
源キー11)を次に操作しても、上述のような被制御機
器の選択変更は行われず、被制御機器の選択状況が固定
されるようになっている。そして、このように選択状況
が固定された状態において、リモコン10の何れかの操
作キーが操作された場合には、該キー操作のキー情報と
決定情報とが直ちに現時点で選択状態にある被制御機器
に送られて、キー操作による制御指示がこれら被制御機
器に直ちに反映される。なお、選択状況の固定を解除す
るには、また、選択固定キーを押せば良い。
態でリモコン10の選択固定キー17が押されると、複
数の被制御機器で共通にされている操作キー(例えば電
源キー11)を次に操作しても、上述のような被制御機
器の選択変更は行われず、被制御機器の選択状況が固定
されるようになっている。そして、このように選択状況
が固定された状態において、リモコン10の何れかの操
作キーが操作された場合には、該キー操作のキー情報と
決定情報とが直ちに現時点で選択状態にある被制御機器
に送られて、キー操作による制御指示がこれら被制御機
器に直ちに反映される。なお、選択状況の固定を解除す
るには、また、選択固定キーを押せば良い。
【0054】なお、リモコン10のアップキー15やダ
ウンキー16のように、操作対象となりえる被制御機器
が1台しかないような操作キーが押されたときには、リ
モコン10から操作対象のテレビジョン装置40へ該操
作キーの操作を示すキー情報と決定情報とが直ちに送ら
れて、このキー操作の制御指示がテレビジョン装置40
に直ちに反映され、例えば、チャンネルの切り替えが行
われるようにしても良い。
ウンキー16のように、操作対象となりえる被制御機器
が1台しかないような操作キーが押されたときには、リ
モコン10から操作対象のテレビジョン装置40へ該操
作キーの操作を示すキー情報と決定情報とが直ちに送ら
れて、このキー操作の制御指示がテレビジョン装置40
に直ちに反映され、例えば、チャンネルの切り替えが行
われるようにしても良い。
【0055】図4には、リモコン10のCPU21によ
り実行される制御処理のフローチャートを示す。
り実行される制御処理のフローチャートを示す。
【0056】この制御処理は、リモコン10に電池等の
電源が投入されたときに開始されるものである。この制
御処理が開始されると、先ず、ステップS1において電
源投入時の初期設定が行われ、次のステップS2に移行
する。
電源が投入されたときに開始されるものである。この制
御処理が開始されると、先ず、ステップS1において電
源投入時の初期設定が行われ、次のステップS2に移行
する。
【0057】ステップS2では、このリモコンシステム
に新たな被制御機器の加入があってデバイス情報が更新
されたか否かを判別し、更新が無ければそのままステッ
プS4に移行するが、更新があればステップS3に移行
して新たに加入された被制御機器とデータ通信を行って
デバイス情報を獲得し、次のステップS4に移行する。
に新たな被制御機器の加入があってデバイス情報が更新
されたか否かを判別し、更新が無ければそのままステッ
プS4に移行するが、更新があればステップS3に移行
して新たに加入された被制御機器とデータ通信を行って
デバイス情報を獲得し、次のステップS4に移行する。
【0058】これらステップS2,S3の処理により、
リモコンシステムに新たな被制御機器を加える場合に、
この被制御機器にリモコン10を対応させるための情報
をリモコン10に自動的に学習させることが出来る。
リモコンシステムに新たな被制御機器を加える場合に、
この被制御機器にリモコン10を対応させるための情報
をリモコン10に自動的に学習させることが出来る。
【0059】ステップS4では、キー操作の有無を判別
し、キー操作が有れば操作キーに応じてステップS5,
S6,S7の何れかに移行するが、なければステップS
2に戻ってステップS2からのループ処理を繰り返す。
し、キー操作が有れば操作キーに応じてステップS5,
S6,S7の何れかに移行するが、なければステップS
2に戻ってステップS2からのループ処理を繰り返す。
【0060】ステップS4の判別処理で選択決定キー1
8と選択固定キー17以外のキー操作が有ると判別され
た場合には、ステップS5の共通制御キーサブルーチン
に移行して、上述したような共通の制御キー(例えば電
源キー11)が押された場合の選択変更ならびにキー情
報の送信に関する処理を行い、サブルーチン処理の終了
後にステップS2に戻る。なお、共通制御キーサブルー
チンでは、選択固定キー17の操作により選択状態が固
定されているか否かを、固定フラグの情報に基づき判断
しており、選択状態が固定されている場合には、被制御
機器の選択変更処理を行わず、上述したようにキー情報
と決定情報との両方を一度に送信するような処理を行
う。
8と選択固定キー17以外のキー操作が有ると判別され
た場合には、ステップS5の共通制御キーサブルーチン
に移行して、上述したような共通の制御キー(例えば電
源キー11)が押された場合の選択変更ならびにキー情
報の送信に関する処理を行い、サブルーチン処理の終了
後にステップS2に戻る。なお、共通制御キーサブルー
チンでは、選択固定キー17の操作により選択状態が固
定されているか否かを、固定フラグの情報に基づき判断
しており、選択状態が固定されている場合には、被制御
機器の選択変更処理を行わず、上述したようにキー情報
と決定情報との両方を一度に送信するような処理を行
う。
【0061】一方、ステップS4の判別処理で選択決定
キー18が操作されたと判別された場合には、ステップ
S6の選択決定キーサブルーチンに移行して、現時点で
選択されている被制御機器に決定情報を送信する処理を
行う。そして、サブルーチン処理の終了後にステップS
2に戻る。
キー18が操作されたと判別された場合には、ステップ
S6の選択決定キーサブルーチンに移行して、現時点で
選択されている被制御機器に決定情報を送信する処理を
行う。そして、サブルーチン処理の終了後にステップS
2に戻る。
【0062】また、ステップS4の判別処理で選択固定
キー17が操作されたと判別された場合には、ステップ
S7でRAM23中の固定フラグを“1”(選択固定)
と“0”(選択固定解除)とで交互に変更する処理を行
い、その後、ステップS2に戻る。
キー17が操作されたと判別された場合には、ステップ
S7でRAM23中の固定フラグを“1”(選択固定)
と“0”(選択固定解除)とで交互に変更する処理を行
い、その後、ステップS2に戻る。
【0063】以上のように、この実施の形態のリモコン
システムによれば、複数の被制御機器に備わっている共
通の制御(例えば電源のオン・オフや、ビデオレコーダ
50やテープレコーダ60における再生、早送り、巻戻
しなど)については、1つの操作キーで対応できるの
で、それによりリモコン10の操作キーの数を減らすこ
とが出来る。また、操作対象となる被制御機器の選択
を、共通の制御キー(例えば電源キー11など)の操作
による被制御機器の選択変更と、選択決定キー18によ
る選択確定により行い、さらに、この選択状況が各被制
御機器の発光部Emによりユーザに通知されるので、被
制御機器の選択の仕方が容易で分りやすく、さらに、そ
れに必要な操作キーの数も少なくてすむ。また、このよ
うな選択方法によれば、対応できる被制御機器の数に限
りもなく、また、複数の被制御機器を選択するなど様々
な選択の仕方が可能である。従って、多くの被制御機器
を少ない操作キーで取扱い容易に操作することが出来
る。
システムによれば、複数の被制御機器に備わっている共
通の制御(例えば電源のオン・オフや、ビデオレコーダ
50やテープレコーダ60における再生、早送り、巻戻
しなど)については、1つの操作キーで対応できるの
で、それによりリモコン10の操作キーの数を減らすこ
とが出来る。また、操作対象となる被制御機器の選択
を、共通の制御キー(例えば電源キー11など)の操作
による被制御機器の選択変更と、選択決定キー18によ
る選択確定により行い、さらに、この選択状況が各被制
御機器の発光部Emによりユーザに通知されるので、被
制御機器の選択の仕方が容易で分りやすく、さらに、そ
れに必要な操作キーの数も少なくてすむ。また、このよ
うな選択方法によれば、対応できる被制御機器の数に限
りもなく、また、複数の被制御機器を選択するなど様々
な選択の仕方が可能である。従って、多くの被制御機器
を少ない操作キーで取扱い容易に操作することが出来
る。
【0064】また、選択変更を行うのに共通の制御キー
(例えば電源キー11など)を用いているので、選択変
更のためのキーを別途設ける必要がなくなり、さらに操
作キーの数を減らすことが出来る。また、共通の制御キ
ーで選択変更を行うため、被制御機器を遠隔操作するの
に選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ステ
ップ必要なところを、実行指示を兼ねた制御キーによる
選択変更操作と、選択決定キー18による選択決定操作
の2ステップだけで遂行できるので、速やかな操作が可
能となっている。また、同じ被制御機器を続けて操作し
たいときには、選択固定キー17を操作するだけで、被
制御機器の選択変更の操作を考慮せずに、制御キーを操
作するだけで指定された被制御機器の遠隔操作が出来る
ので、更に、扱いやすくなっている。
(例えば電源キー11など)を用いているので、選択変
更のためのキーを別途設ける必要がなくなり、さらに操
作キーの数を減らすことが出来る。また、共通の制御キ
ーで選択変更を行うため、被制御機器を遠隔操作するの
に選択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ステ
ップ必要なところを、実行指示を兼ねた制御キーによる
選択変更操作と、選択決定キー18による選択決定操作
の2ステップだけで遂行できるので、速やかな操作が可
能となっている。また、同じ被制御機器を続けて操作し
たいときには、選択固定キー17を操作するだけで、被
制御機器の選択変更の操作を考慮せずに、制御キーを操
作するだけで指定された被制御機器の遠隔操作が出来る
ので、更に、扱いやすくなっている。
【0065】[第2の実施の形態]図5は、第2の実施
の形態のリモコンを示す構成図である。第1の実施の形
態のリモコン10においては、共通の制御キー(例えば
電源キー11など)の操作により、操作対象となる被制
御機器の選択の変更を行う構成であったのだが、この第
2の実施の形態のリモコンシステムでは、操作対象とな
る被制御機器の選択変更を、専用の選択変更キー19を
用いて行う一方、被制御機器の選択状況を確定するのに
その他の制御キーを用いて行うようにしたものである。
すなわち、この第2の実施の形態のリモコンシステムで
は、リモコン10に設けられた共通の制御キー(例えば
電源キー11など)が被制御機器の選択状況を確定させ
る選択決定キーを兼ねた構成となっている。
の形態のリモコンを示す構成図である。第1の実施の形
態のリモコン10においては、共通の制御キー(例えば
電源キー11など)の操作により、操作対象となる被制
御機器の選択の変更を行う構成であったのだが、この第
2の実施の形態のリモコンシステムでは、操作対象とな
る被制御機器の選択変更を、専用の選択変更キー19を
用いて行う一方、被制御機器の選択状況を確定するのに
その他の制御キーを用いて行うようにしたものである。
すなわち、この第2の実施の形態のリモコンシステムで
は、リモコン10に設けられた共通の制御キー(例えば
電源キー11など)が被制御機器の選択状況を確定させ
る選択決定キーを兼ねた構成となっている。
【0066】従って、この実施の形態のリモコン10
は、その操作パネルに、全ての被制御機器に共通の電源
操作用の電源キー11や、ビデオテープレコーダ50や
CDプレイヤー60に共通の再生早送り巻戻し操作用の
再生キー12、早送りキー13および巻戻しキー14、
並びに、テレビジョン装置40のチャンネル操作用のア
ップキー15とダウンキー16に加え、リモコン操作の
対象となる被制御機器を選択変更するための選択変更キ
ー19が設けられた構成となっている。
は、その操作パネルに、全ての被制御機器に共通の電源
操作用の電源キー11や、ビデオテープレコーダ50や
CDプレイヤー60に共通の再生早送り巻戻し操作用の
再生キー12、早送りキー13および巻戻しキー14、
並びに、テレビジョン装置40のチャンネル操作用のア
ップキー15とダウンキー16に加え、リモコン操作の
対象となる被制御機器を選択変更するための選択変更キ
ー19が設けられた構成となっている。
【0067】リモコン10のその他の構成や、被制御装
置の構成は第1の実施の形態のものとほぼ同様である。
置の構成は第1の実施の形態のものとほぼ同様である。
【0068】次に、この実施の形態におけるリモコン1
0の操作方法を説明する。
0の操作方法を説明する。
【0069】この実施の形態のリモコンシステムにおい
て被制御機器の遠隔操作を行うには、先ず、選択変更キ
ー19を操作して操作対象となる被制御機器を選択する
ことから始まる。すなわち、選択変更キー19を押すこ
とで、第1実施形態ではじめに共通の制御キーを押した
ときのように、選択された被制御機器が1個ずつ入れ替
わり、選択された被制御機器の発光部Emが点灯され
る。また、選択変更キー19を所定時間押しつづけるこ
とで、選択される被制御機器が1個ずつ増えて複数の被
制御機器の選択を行うことが出来る。
て被制御機器の遠隔操作を行うには、先ず、選択変更キ
ー19を操作して操作対象となる被制御機器を選択する
ことから始まる。すなわち、選択変更キー19を押すこ
とで、第1実施形態ではじめに共通の制御キーを押した
ときのように、選択された被制御機器が1個ずつ入れ替
わり、選択された被制御機器の発光部Emが点灯され
る。また、選択変更キー19を所定時間押しつづけるこ
とで、選択される被制御機器が1個ずつ増えて複数の被
制御機器の選択を行うことが出来る。
【0070】そして、操作対象とする所望の被制御機器
が選択されたら、次に、動作制御させたい制御キー(例
えば電源キー11、再生キー12、アップキー15な
ど)を押す。すると、リモコン10から現時点で選択さ
れている被制御機器に、押された制御キーのキー情報と
該キー情報に基づくコマンドコードを機能回路48に出
力させるための決定情報とが両方送られて、被制御機器
で該制御キーの操作に基づく制御指示が反映される。そ
して、該制御指示に基づく動作が行われる。
が選択されたら、次に、動作制御させたい制御キー(例
えば電源キー11、再生キー12、アップキー15な
ど)を押す。すると、リモコン10から現時点で選択さ
れている被制御機器に、押された制御キーのキー情報と
該キー情報に基づくコマンドコードを機能回路48に出
力させるための決定情報とが両方送られて、被制御機器
で該制御キーの操作に基づく制御指示が反映される。そ
して、該制御指示に基づく動作が行われる。
【0071】以上のように、この第2の実施の形態のリ
モコンシステムによれば、複数の被制御機器に共通の操
作キーが、操作対象となる被制御機器の選択状況を確定
される選択決定キーを兼ねた構成となっているので、選
択決定キーを別途設ける必要がなくなり、さらに操作キ
ーの数を減らすことが出来る。
モコンシステムによれば、複数の被制御機器に共通の操
作キーが、操作対象となる被制御機器の選択状況を確定
される選択決定キーを兼ねた構成となっているので、選
択決定キーを別途設ける必要がなくなり、さらに操作キ
ーの数を減らすことが出来る。
【0072】また、被制御機器を遠隔操作するのに、選
択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ステップ
必要なところを、選択変更操作と、選択決定を兼ねた実
行指示操作の2ステップで遂行できるので、速やかな操
作が可能となっている。
択変更操作と選択決定操作と実行指示操作の3ステップ
必要なところを、選択変更操作と、選択決定を兼ねた実
行指示操作の2ステップで遂行できるので、速やかな操
作が可能となっている。
【0073】なお、本発明は、上記第1および第2の実
施の形態のリモコンシステムに限られるものではなく、
様々な変更が可能である。例えば、リモコンに設けられ
る操作部としてボタン式の操作キーを例示したが、その
他、ダイヤル式の操作部など、種々の変形例がありえ
る。また、リモコンに設けられた制御キーも、さらに種
々の制御キーを追加して良い。
施の形態のリモコンシステムに限られるものではなく、
様々な変更が可能である。例えば、リモコンに設けられ
る操作部としてボタン式の操作キーを例示したが、その
他、ダイヤル式の操作部など、種々の変形例がありえ
る。また、リモコンに設けられた制御キーも、さらに種
々の制御キーを追加して良い。
【0074】また、リモコンから各被制御機器へ信号を
送信する手段としてブルートゥース規格の通信手段を例
示したが、一般的なリモコンに使われる赤外線通信など
を利用することも出来る。
送信する手段としてブルートゥース規格の通信手段を例
示したが、一般的なリモコンに使われる赤外線通信など
を利用することも出来る。
【0075】また、被制御機器が操作対象として選択さ
れていることを通知する手段として発光部Emを適用し
た例を挙げたが、その他、音声で通知したり、また、リ
モコンに各被制御機器を識別可能なマークや名称等の情
報を表示可能な表示部を設けておき、現在までのキー操
作によりリモコンのCPUが現時点でどの被制御機器が
選択されているかを判別したり、或いは、被制御機器か
らの信号によりどの被制御機器が選択されているかを確
認することで、上記リモコンの表示部に選択されている
被制御機器の識別情報を表示させてユーザに通知するよ
うにしても良い。
れていることを通知する手段として発光部Emを適用し
た例を挙げたが、その他、音声で通知したり、また、リ
モコンに各被制御機器を識別可能なマークや名称等の情
報を表示可能な表示部を設けておき、現在までのキー操
作によりリモコンのCPUが現時点でどの被制御機器が
選択されているかを判別したり、或いは、被制御機器か
らの信号によりどの被制御機器が選択されているかを確
認することで、上記リモコンの表示部に選択されている
被制御機器の識別情報を表示させてユーザに通知するよ
うにしても良い。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に従うと、
複数の被制御機器に備わっている共通の制御について、
1つの操作キーで対応できるので、それによりリモコン
の操作キーの数を減らすことが出来る。また、操作対象
となる被制御機器の選択も少ない操作キーを用いて容易
に行え、且つ、選択状況が各被制御機器の発光部により
ユーザに通知されるので、被制御機器の選択状況の確認
も確実に行えるという効果がある。さらに、対応できる
被制御機器の数に限りもなく、また、操作キーの押し方
で色々な選択の態様が可能であるという効果がある。
複数の被制御機器に備わっている共通の制御について、
1つの操作キーで対応できるので、それによりリモコン
の操作キーの数を減らすことが出来る。また、操作対象
となる被制御機器の選択も少ない操作キーを用いて容易
に行え、且つ、選択状況が各被制御機器の発光部により
ユーザに通知されるので、被制御機器の選択状況の確認
も確実に行えるという効果がある。さらに、対応できる
被制御機器の数に限りもなく、また、操作キーの押し方
で色々な選択の態様が可能であるという効果がある。
【図1】本発明の実施の形態のリモコンシステムを構成
するリモコンと複数の被制御機器を示すシステム構成図
である。
するリモコンと複数の被制御機器を示すシステム構成図
である。
【図2】実施の形態のリモコンの内部構成の概要を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図3】実施の形態の被制御機器の内部構成の概要を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】実施の形態のリモコンのCPUにより実行され
る制御処理の手順を示すフローチャートである。
る制御処理の手順を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施の形態のリモコンを示す構成図であ
る。
る。
10 リモコン 11 電源キー(共通制御キー) 12 再生キー(共通制御キー) 13 早送りキー(共通制御キー) 14 巻戻しキー(共通制御キー) 15 アップキー 16 ダウンキー 17 選択固定キー 18 選択決定キー 19 選択変更キー 21 CPU 24 通信モジュール(送信手段) 40 テレビジョン装置(被制御機器) 48 テレビジョンとしての機能回路 50 ビデオテープレコーダ(被制御機器) 60 CDプレイヤー(被制御機器) 81 通信制御用CPU 84 通信モジュール(受信手段) 85 LED駆動回路 86 発光ダイオード AN アンテナ Em 発光部(通信手段)
Claims (10)
- 【請求項1】 リモコンと該リモコンから送信された信
号により制御される複数の被制御機器とからなるリモコ
ンシステムであって、 上記リモコンには、 複数の被制御機器に備わる共通の制御の実行指示をこれ
ら被制御機器に与えるための共通制御キーと、 該共通制御キーによる実行指示を何れの被制御機器に反
映させるかを選択するために、キーを押すごとに操作対
象として選択される被制御機器の変更が行われる選択変
更キー、および、被制御機器の選択状況を確定させる選
択決定キーとが設けられる一方、 上記複数の被制御機器には、 上記リモコンからの信号を受信する受信手段と、 上記リモコンの操作対象として自己が選択されている場
合に自己が選択状態にあることを発光によりユーザに通
知する発光部とがそれぞれ設けられていることを特徴と
するリモコンシステム。 - 【請求項2】 上記共通制御キーは上記選択変更キーの
機能を兼ねており、上記共通制御キーの操作により被制
御機器の選択変更が行われ、上記選択決定キーの操作に
よって被制御機器の選択が確定されるとともに選択され
ている被制御機器に上記共通制御キーに対応されている
制御の実行指示が反映され、 更に、被制御機器の選択状況を固定する選択固定キーを
備え、 該選択固定キーの操作により選択状況が固定された場合
に、上記共通制御キーの操作により、直ちに、現時点で
選択されている被制御機器に当該共通制御キーに対応さ
れている制御の実行指示が反映されるように構成されて
いることを特徴とする請求項1記載のリモコンシステ
ム。 - 【請求項3】 リモコンと該リモコンから送信された信
号により制御される複数の被制御機器とからなるリモコ
ンシステムであって、 上記リモコンには、 上記複数の被制御機器に備わる共通の制御の実行指示を
これら被制御機器に与えるための共通制御操作部と、 該共通制御操作部による実行指示を何れの被制御機器に
反映させるか選択可能な選択手段とが設けられる一方、 上記複数の被制御機器には、 上記リモコンからの信号を受信する受信手段と、 上記リモコンの選択手段により自己が選択されている場
合に自己が選択状態にあることの通知を行う通知手段と
がそれぞれ設けられていることを特徴とするリモコンシ
ステム。 - 【請求項4】 上記通知手段は、音出力あるいは発光に
よりユーザに通知を行う構成であることを特徴とする請
求項3記載のリモコンシステム。 - 【請求項5】 上記選択手段は、 操作するごとに操作対象として選択される被制御機器の
変更が行われる選択変更操作部と、 被制御機器の選択状況を確定させる選択決定操作部とを
備えていることを特徴とする請求項3又4に記載のリモ
コンシステム。 - 【請求項6】 上記共通制御操作部は上記選択変更操作
部の機能を兼ねており、 上記共通制御操作部の操作により被制御機器の選択変更
が行われ、上記選択決定操作部の操作によって選択され
ている被制御機器に上記共通制御操作部に対応した制御
の実行指示が反映されるように構成されていることを特
徴とする請求項5記載のリモコンシステム。 - 【請求項7】 被制御機器の選択状況を固定する選択固
定操作部を備え、 該選択固定操作部の操作により選択状況が固定された場
合に、上記共通制御操作部の操作により被制御機器の選
択変更は行われず、直ちに、選択されている被制御機器
に当該共通制御操作部に対応した制御の実行指示が反映
されるように構成されていることを特徴とする請求項6
記載のリモコンシステム。 - 【請求項8】 上記共通制御操作部は上記選択決定操作
部の機能を兼ねており、 上記選択変更操作部の操作により被制御機器の選択変更
が行われ、上記共通制御操作部の操作により選択状況が
確定されて選択されている被制御機器に上記共通制御操
作部に対応した制御の実行指示が反映されるように構成
されていることを特徴とする請求項5記載のリモコンシ
ステム。 - 【請求項9】 上記選択変更操作部はボタン形式の操作
部であり、該選択変更操作部を押すごとに選択される被
制御機器が1個ずつ入れ替わっていくように構成されて
いることを特徴とする請求項5〜8の何れかに記載のリ
モコンシステム。 - 【請求項10】 上記選択変更操作部はボタン形式の操
作部であり、該選択変更操作部を押し続けることで、選
択される被制御機器が1個ずつ増加されていくように構
成されていることを特徴とする請求項5〜9の何れかに
記載のリモコンシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380936A JP2002186061A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | リモコンシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000380936A JP2002186061A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | リモコンシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002186061A true JP2002186061A (ja) | 2002-06-28 |
Family
ID=18849039
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000380936A Pending JP2002186061A (ja) | 2000-12-14 | 2000-12-14 | リモコンシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002186061A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110350A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Sony Corp | リモートコントロールシステムとリモートコントロール装置およびリモートコントロール方法 |
JP2007266772A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Toshiba Corp | 機器操作装置および機器操作方法 |
JP2010056970A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Yamaha Corp | オーディオシステムおよびスピーカ装置 |
WO2013099339A1 (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | シャープ株式会社 | 制御装置、被制御装置、これらの制御方法、遠隔操作システム、ならびに、記録媒体 |
US8760587B2 (en) | 2010-10-14 | 2014-06-24 | Thomson Licensing | Remote control device for 3D video system |
JP2015050752A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | シャープ株式会社 | 遠隔操作システムにおける登録支援システム |
JP2017175670A (ja) * | 2017-07-07 | 2017-09-28 | シャープ株式会社 | 遠隔操作システムにおける登録支援システム |
JP2017204872A (ja) * | 2017-07-07 | 2017-11-16 | シャープ株式会社 | 遠隔操作システムにおける登録支援システム |
-
2000
- 2000-12-14 JP JP2000380936A patent/JP2002186061A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007110350A (ja) * | 2005-10-12 | 2007-04-26 | Sony Corp | リモートコントロールシステムとリモートコントロール装置およびリモートコントロール方法 |
JP2007266772A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Toshiba Corp | 機器操作装置および機器操作方法 |
JP4516042B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2010-08-04 | 株式会社東芝 | 機器操作装置および機器操作方法 |
JP2010056970A (ja) * | 2008-08-28 | 2010-03-11 | Yamaha Corp | オーディオシステムおよびスピーカ装置 |
US8760587B2 (en) | 2010-10-14 | 2014-06-24 | Thomson Licensing | Remote control device for 3D video system |
WO2013099339A1 (ja) * | 2011-12-27 | 2013-07-04 | シャープ株式会社 | 制御装置、被制御装置、これらの制御方法、遠隔操作システム、ならびに、記録媒体 |
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JP2017175670A (ja) * | 2017-07-07 | 2017-09-28 | シャープ株式会社 | 遠隔操作システムにおける登録支援システム |
JP2017204872A (ja) * | 2017-07-07 | 2017-11-16 | シャープ株式会社 | 遠隔操作システムにおける登録支援システム |
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