JP2003209895A - 遠隔制御装置及び入出力切換え装置 - Google Patents

遠隔制御装置及び入出力切換え装置

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JP2003209895A
JP2003209895A JP2002005215A JP2002005215A JP2003209895A JP 2003209895 A JP2003209895 A JP 2003209895A JP 2002005215 A JP2002005215 A JP 2002005215A JP 2002005215 A JP2002005215 A JP 2002005215A JP 2003209895 A JP2003209895 A JP 2003209895A
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control signal
remote control
input
television
control device
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Nobuharu Ichihashi
信春 市橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台で複数の機器の遠隔操作できる遠隔制御
装置を実現する。 【解決手段】 利用者が遠隔制御装置10のメニューボ
タンを押すと、テレビ12の画面に機器メニューが表示
される。遠隔制御装置10のカーソル移動の上ボタンと
下ボタンで所望の機器を選択する。選択された機器の操
作メニューがテレビ12の画面に表示されるので、利用
者は、所望の操作を選択する。テレビ12のMPUは、
選択された操作に応じて、不揮発性メモリに記憶された
内容を参照し、操作に対応した制御信号と信号方式を選
択し、制御信号転送装置16から制御信号送信装置14
に転送する。制御信号送信装置14は、各機器に対応し
た信号方式で所望の制御信号を送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビ、ビデオ、
衛星放送受像機、エアコン、及び電灯等に付属されてい
る遠隔操作による機器制御を目的とした遠隔制御装置、
並びに、各装置の接続を切換える入出力切換え装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】テレビ、ビデオ及び衛星放送受像機等の
AV機器、並びに、エアコン及び電灯等の家庭用電気機
器には遠隔制御装置が付属し、機器の操作を便利にして
いる。しかし、これらの複数の機器を操作するために、
専用または対応する遠隔制御装置を探し出し操作するこ
とは、繁雑さと混乱が生じる場合が多い。こうした煩わ
しさを解消するために、従来、多機能の遠隔制御装置、
及び個々のボタンに操作を割当可能な、学習機能を有す
る遠隔制御装置が商品化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の多機能遠隔制御
装置は、テレビ及びビデオ機器の操作に特化したものが
多く、一般の家庭用電気機器の操作を行えるものはな
い。学習機能を有する遠隔制御装置では、操作できる機
器が増えるにつれボタン数が増え、遠隔制御装置自体が
大きくなるか、またはボタンが小さくなるので、操作し
にくく、更には、各機器の各操作毎に制御信号を学習さ
せなくてはならず、学習操作に手間がかかるという課題
がある。
【0004】本発明は、1台で複数の機器の操作できる
遠隔制御装置を提示することを目的とする。
【0005】本発明はまた、複雑な操作を行わずに複数
の機器を操作可能な遠隔制御装置を提示することを目的
とする。
【0006】本発明はまた、新たな機器の制御信号を自
動学習できる遠隔制御装置を提示することを目的とす
る。
【0007】本発明はまた、受信した制御信号により入
出力を切り換える入出力切換え装置を提示することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る遠隔制御装
置は、機器の操作を行うための制御信号を送信する送信
手段と、複数の機器の操作に対応する制御信号を記憶す
る記憶手段と、操作内容を表示する表示手段とを有する
遠隔制御装置であって、選択した機器の操作内容を表示
手段で確認し、操作内容に対応する制御信号を当該記憶
手段から読み出し、当該送信手段から機器に向けて送信
することを特徴とする。
【0009】本発明に係る遠隔制御装置はまた、機器の
操作を行うための制御信号を送信する送信手段と、複数
の機器の操作に対応する制御信号を記憶する記憶手段
と、他の遠隔制御装置から送信される制御信号を受信す
る受信手段と、当該受信手段で受信した制御信号から操
作しようとする機器を判別する判別手段とを有すること
を特徴とする。
【0010】本発明に係る遠隔制御装置はまた、機器の
操作を行うための制御信号を送信する送信手段と、複数
の機器の操作に対応する制御信号を記憶する記憶手段
と、操作内容を表示する表示手段とを有する遠隔制御装
置であって、選択した操作内容を表示手段で確認し、操
作内容に対応する制御信号を記憶手段から読み出し、当
該送信手段から機器に向けて送信することで機器を操作
し、当該操作が他の機器の動作を伴う場合、その機器の
操作内容に対応する制御信号を記憶手段から読み出し、
当該送信手段から機器に向けて送信することで機器を操
作することを特徴とする。
【0011】本発明に係る入出力切換え装置は、複数の
機器を接続し、入力と出力を切り換える入出力切換え装
置であって、各機器の操作に対応する遠隔制御信号を記
憶する記憶手段と、当該入力及び当該出力に接続する何
れかの機器を遠隔操作する制御信号を受信する受信手段
とを具備し、当該受信手段で受信する制御信号により操
作対象の機器を識別し、入出力を切り換えることを特徴
とする。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0013】(第1実施例)図1は、本発明の一実施例
である遠隔制御装置10の使用形態を示す図であり、使
用者が遠隔制御装置10を用いて各機器を操作する環境
を示す。
【0014】10は操作内容をテレビ12の表示で確認
しながら各機器を操作する遠隔制御装置である。12は
放送を受信し、また外部機器を接続することで映像・音
声を表示し、遠隔制御装置10と共に各機器を操作する
機能を内蔵し、外部と通信するための入出力コネクタ1
8を有するテレビである。入出力コネクタ18には電話
回線を接続可能である。
【0015】14は、選択された操作内容を機器に対応
した制御信号として送信する制御信号送信装置である。
16はテレビ12から制御信号送信装置14に制御信号
を転送する制御信号転送装置である。
【0016】20はBS放送を受信するBS放送受信装
置、22はCS放送を受信するCS放送受信装置、24
は、DVDを再生するDVD再生装置、26は映像信号
(及び音声信号)を記録再生するビデオ記録再生装置、
28は室内照明の電灯、30は室内のエアコン(空調装
置)である。
【0017】使用者は、各機器を操作するためにあらか
じめ主電源を入れてあるものとし、遠隔制御装置10の
操作を受け付けることができるものとする。また、制御
信号送信装置14は各機器を見渡せる位置、例えば室内
照明の電灯用コンセントと電灯28の間に接続する。
【0018】各機器の操作方法を以下に説明する。遠隔
制御装置10のボタン配置を図2に示し、テレビ12の
制御信号処理部の構成を図6に示す。
【0019】遠隔制御装置10の電源ボタン40を押す
ことで、テレビ12の電源を入れる。遠隔制御装置10
は、制御信号を送信口62からテレビ12の受信部70
に送信する。もう一度、ボタン40を押すと、制御用回
路以外の電源が切れる、いわゆるスタンバイ状態にな
る。テレビ12の電源が入った状態では、通常のテレビ
画面(図示せず)が表示されている。遠隔制御装置10
は、テレビに付属しているものであり、通常のテレビ操
作を行うことができる。図示していないが、遠隔制御装
置10は、チャンネルを切り換えるための従来からある
数字ボタン等を持っても良い。
【0020】テレビ12を含む各機器を操作するため
に、利用者は、メニューボタン42を押し、図3に示す
ような機器メニューを表示する。表示されている機器
は、あらかじめ使用者によって選択されている。機器選
択方法は、別途、説明する。操作対象として選択する機
器をいわゆるカーソル移動ボタンの上ボタン44と下ボ
タン46を用いて画面上で確認しながら選択し、決定ボ
タン52を押して決定する。図3では、テレビを選択し
ており、続いて、図4に示すように、テレビの操作メニ
ューが表示される。機器選択のときと同様に、ボタン4
4とボタン46を用いて画面上で確認しながら所望の操
作を選択し、ボタン52を押して決定する。図4では、
チャンネルを選択しているので、チャンネル選択メニュ
ーに移る。
【0021】チャンネル選択メニューでは、放送がある
チャンネルのみを順次選択するいわゆるチャンネルアッ
プダウンを行うことができる。図5は、ボタン44とボ
タン46を用いて選局する表示操作例を示す。ボタン4
4を押すと、チャンネルアップの制御信号が、ボタン4
6を押すと、チャンネルダウンの制御信号が選択され
る。MPU72は、選択された操作に応じて、フラッシ
ュメモリ等の不揮発性のメモリ76に記憶された内容を
参照し、操作に対応した制御信号と信号方式を選択す
る。選択された制御信号と信号方式は、制御信号転送装
置16から制御信号送信装置14に、制御信号送信装置
14から各機器に対応した信号方式で所望の制御信号が
送信される。この場合、操作対象がテレビ12であり、
制御送信装置14から送信されなくても、テレビ12の
MPU72は、既に制御信号を理解しているので、遠隔
制御装置10の制御信号と混信するのを防ぐ意味でも、
制御信号転送装置16は制御信号を転送しない。
【0022】本実施例は、制御信号の送信を行い、操作
するためのものであって、機器の機能を定義するもので
はない。従って、チャンネル切り換えにはテレビ12の
機能を用い、チャンネル表示には、テレビ12の表示機
能を用いる。
【0023】選択メニューは必要に応じて表示される。
メニューは階層構造になっており、戻りボタン54を押
すことで、一つ前の選択メニューに戻ることができる。
操作自体を中止したい場合、ボタン42を押してメニュ
ーモードから抜けることができる。
【0024】図7は、テレビ12のメニュー階層例を示
す。最終段が、使用するボタンとそれに対応する制御信
号を示す。最終段のボタンは、操作しようとする機器の
制御信号を送信するためのボタンとなるので、メニュー
操作は行えなくなる。メニュー操作に戻る場合は、ボタ
ン54を押して、階層を上がればよい。
【0025】表示用のデータは制御信号と関連付けられ
ており、その内容はメモリ76に記憶されている。メニ
ューは、基本的に項目を上から順番に配置して表示され
る。下の階層に項目がある場合、選択後、メニューを表
示する。その際、選択メニューの上部に選択された項目
を表示することで、階層の深さを使用者が認識しやす
い。項目が最終的な選択項目か、まだ下層があるかを判
るようにするために、項目の色を変える等して、表示態
様を変えればよい。そうすれば、使用者が誤って制御信
号を送信することを防止できる。
【0026】その他の機器においても、同様のメニュー
を持つことで、各機能を操作できる。メニューの登録方
法として、既にメモリ76内に記憶されているものから
選択する方法がある。例えば、メーカ名及び機器の種類
から絞り込む方法がある。選ばれた機器は、機器メニュ
ーに表示される。メモリ76に記憶されていない機器に
ついては、テレビ12の入出力コネクタ18経由で、イ
ンターネット等を用いて必要なデータをダウンロード
し、メモリ76に補充すればよい。
【0027】タイマ機能を使用することで、使用者は、
指定した時刻に機器が動作するように予約することがで
きる。MPU72は、タイマ予約がなされた操作をメモ
リ76に記憶し、指定の時刻に、相応する制御信号を発
行する。例えば、長期外出であることを気付かれないよ
うに、指定時刻に電灯10の電源を入れたり切ったりす
ることができる。また、帰宅時に快適な温度になるよう
に、エアコン30の操作を指定することもできる。タイ
マ付きの機器も多くあるが、タイマ機能を持たない機器
にも、容易にタイマ機能を持たせることができる。
【0028】本実施例は、学習機能を具備する。就寝前
及び外出前など、電灯10等を操作するのにテレビ12
の電源を入れなくてはいけないのは、却って不便である
ので、本実施例では、新たな機器に対する操作とそれに
対する制御信号を遠隔制御装置10の所定のボタンに登
録できる。すなわち、テレビ12がスタンバイ状態の
時、受信部70、MPU72、メモリ76及び送信部7
8は通電されている。使用者がメモリボタン56を押す
と、制御信号転送装置16から制御信号送信装置14に
制御信号が転送され、制御信号送信装置14が各機器に
向け制御信号を送信する。
【0029】このように、項目選択式の遠隔制御装置を
用いることで、多くの機器を1台の遠隔制御装置で操作
することが可能となる。また、操作方法の設定も、デー
タのダウンロードを用いることで容易に行うことがで
き、項目の配置によりメーカの意図した使用方法を使用
者に提供できる。また、項目選択をしない方が便利な機
器については、ボタン登録を行うこともできる。
【0030】また、本実施例では、機器に遠隔制御装置
を添付しなくてもよくなり、機器のコストを削減でき
る。
【0031】(第2実施例)遠隔制御装置を用いて操作
する機器を、他の遠隔制御装置で操作する実施例を説明
する。
【0032】操作する機器に添付されている遠隔制御装
置を用いて機器を認識する。遠隔制御装置10の代わり
に、機器付属の遠隔制御装置を用いることで、受信部7
0で受信した未知の制御信号を確認する。このことをき
っかけとして、MPU72は、新規な機器が存在するこ
とを検知し、新たな機器として追加登録する。図8に示
すように、新規機器の登録の実行を促すダイアローグを
表示する。ここで登録が選択されると、制御信号をメモ
リ76内の情報と比較し、同じものがあればその機器を
有効にして機器メニューに表示できるようにする。ま
た、存在しない場合、テレビ12の入出力コネクタ18
経由でインターネット等を用いてデータをダウンロード
し、追加登録する。
【0033】また、使用者への確認を省いて、自動で登
録又は設定してもよい。
【0034】(第3実施例)図9は、本発明の第3実施
例の使用環境の模式図を示す。110は操作内容をテレ
ビ112の表示で確認しながら各機器を操作する遠隔制
御装置である。112は放送を受信し、また外部機器を
接続することで映像・音声を表示し、遠隔制御装置10
と共に各機器を操作する機能を内蔵し、外部と通信する
ための入出力コネクタ118を有するテレビである。入
出力コネクタ118には電話回線を接続可能である。
【0035】114は、選択された操作内容を機器に対
応した制御信号として送信する制御信号送信装置であ
る。116はテレビ112から制御信号送信装置114
に制御信号を転送する制御信号転送装置である。
【0036】120はBS放送を受信するBS放送受信
装置、122はCS放送を受信するCS放送受信装置、
124は、DVDを再生するDVD再生装置、126は
映像信号(及び音声信号)を記録再生するビデオ記録再
生装置、128は室内照明の電灯である。
【0037】使用者は、各機器を操作するためにあらか
じめ主電源を入れてあるものとし、遠隔制御装置110
の操作を受け付けることができるものとする。また、制
御信号送信装置114は各機器を見渡せる位置、例えば
室内照明の電灯用コンセントと電灯128の間に接続す
る。
【0038】各機器の操作方法を以下に説明する。遠隔
制御装置110のボタン配置を図2に示し、テレビ11
2の制御信号処理部の構成を図17に示す。
【0039】遠隔制御装置110の電源ボタン140を
押すことで、テレビ112の電源を入れる。遠隔制御装
置110は、制御信号を送信口162からテレビ112
の受信部170に送信する。もう一度、ボタン140を
押すと、制御用回路以外の電源が切れる、いわゆるスタ
ンバイ状態になる。テレビ112の電源が入った状態で
は、通常のテレビ画面(図示せず)が表示されている。
遠隔制御装置110は、テレビに付属しているものであ
り、通常のテレビ操作を行うことができる。図示してい
ないが、遠隔制御装置110は、チャンネルを切り換え
るための従来からある数字ボタン等を持っても良い。
【0040】テレビ12を含む各機器を操作するため
に、利用者は、メニューボタン42を押し、図11に示
すような機器メニューを表示する。表示されている機器
は、あらかじめ使用者によって選択されている。機器選
択方法は、別途、説明する。操作対象として選択する機
器をいわゆるカーソル移動ボタンの上ボタン144と下
ボタン146を用いて画面上で確認しながら選択し、決
定ボタン152を押して決定する。図11では、ビデオ
機器(VTR)を選択しており、続いて、図12に示す
ように、ビデオ機器の操作メニューが表示される。機器
選択のときと同様に、ボタン144とボタン146を用
いて画面上で確認しながら所望の操作を選択し、ボタン
152を押して決定する。図12では、録画を選択して
いるので、図13に示す入力選択メニューに移る。
【0041】入力選択メニューでは、ビデオ記録再生装
置126に入力可能なソースのリストが表示される。現
在、接続されている機器は、図14では太枠付きで表示
される。この機器リストは、テレビ112に接続され操
作可能な機器のリストと一致する。図ではBSを選択し
ており、ボタン152を押して決定すると、BS放送受
信装置120の出力がビデオ記録再生装置126の入力
に接続する。この時、図14に示すように、既に他の機
器と接続している場合は、その接続関係を表示して確認
をとる。図14では、CS放送受信装置122と接続し
ていることの警告を表示しており、「戻る」を選択する
と、入力選択メニューに戻る。
【0042】新しい機器と接続した場合、実際の動作の
選択に移る。動作メニューは、図15に示すように、
「開始」、「停止」、「一時停止」、「予約」及び「非
表示」からなる。「開始」は録画の開始、「停止」は録
画及びその他の動作の停止、「一時停止」は、録画の一
時停止である。「予約」は録画の予約であり録画予約の
メニューに移動する。「非表示」は、テレビ112への
入力をビデオ記録再生装置126を選ぶ前の入力に切換
える。「非表示」を押して、再度、機器メニューから
「ビデオ」を選択した場合、この動作メニューが再度、
表示される。但し、ビデオ記録再生装置126が停止し
ている場合、操作メニューが表示される。動作メニュー
は、決定を押した後でもまだ選択可能である。例えば、
図16に示すように、選択されている動作が、選択され
ていることが分かるように、例えば太枠付きで表示され
る。また、停止状態にあるか、「停止」を押さない限
り、他の操作、例えば「再生」又は「早送り」等を実行
できない。この動作仕様は、あくまでもビデオ記録再生
装置126の機能に依存する。
【0043】MPU172は、これらの操作で選択され
たビデオ記録再生装置126の操作に対応する制御信号
と信号方式を、メモリ76の記憶内容を参照して選択す
る。選択された制御信号と信号方式は、制御信号転送装
置116から制御信号送信装置114に転送され、制御
信号送信装置114から各機器に対応した信号方式で所
望の制御信号が送信される。ここでの操作対象はビデオ
記録再生装置126であるので、制御信号送信装置11
4は、ビデオ記録再生装置126に応じた信号形式で制
御信号を出力する。
【0044】選択メニューは必要に応じて表示される。
メニューは階層構造になっており、戻りボタン154を
押すことで、一つ前の選択メニューに戻ることができ
る。操作自体を中止したい場合、ボタン142を押して
メニューモードから抜けることができる。
【0045】図18は、ビデオ記録再生装置126の操
作メニューの階層構造を示す。最終段が、使用するボタ
ンとそれに対応する制御信号を示す。予約、その他の制
御信号のカーソル上、下、右及び左については、各機器
の操作方法に依存する。ここでは、各項目をカーソル移
動で設定するユーザインターフェースを想定している。
対応するボタンは、操作する機器の制御信号を選択する
ためのボタンとなるので、メニュー操作は行えなくな
る。メニュー操作に戻る場合、ボタン154を押して階
層を上がればよい。
【0046】表示用のデータは制御信号と関連付けられ
ており、その内容はメモリ176に記憶されている。メ
ニューは、基本的に項目を上から順番に配置して表示さ
れる。下の階層に項目がある場合、選択後、メニューを
表示する。その際、選択メニューの上部に選択された項
目を表示することで、階層の深さを使用者が認識しやす
い。項目が最終的な選択項目か、まだ下層があるかを判
るようにするために、項目の色を変える等して、表示態
様を変えればよい。そうすれば、使用者が誤って制御信
号を送信することを防止できる。
【0047】その他の機器においても、同様のメニュー
を持つことで、各機能を操作できる。メニューの登録方
法として、既にメモリ176内に記憶されているものか
ら選択する方法がある。例えば、メーカ名及び機器の種
類から絞り込む方法がある。選ばれた機器は、機器メニ
ューに表示される。メモリ176に記憶されていない機
器については、テレビ112の入出力コネクタ118経
由で、インターネット等を用いて必要なデータをダウン
ロードし、メモリ176に補充すればよい。
【0048】このように、項目選択式の遠隔制御装置を
用いることで、多くの機器を1台の遠隔制御装置で操作
することが可能となる。入力切換等の動作を操作手順の
中に組み込むことで、使用者にスムーズな機器操作を提
供できる。また、操作方法の設定も、データのダウンロ
ードを用いることで容易に行うことができ、項目の配置
によりメーカの意図した使用方法を使用者に提供でき
る。
【0049】(第4実施例)次に、遠隔制御装置で操作
可能な入出力切換装置の実施例を説明する。210は入
出力切換え装置、212は制御信号を受信する受信部、
214は、受信部212が受信した制御信号をデコード
し、デコード結果に従い、機器の種類と操作内容を理解
し、接続されている機器の入出力の切換えを制御するM
PU、216は、MPU214の指示に従い、モニタ2
18、BS放送受信装置220、CS放送受信装置22
2、ビデオ機器224及びビデオ機器226の入出力を
切換える切換え部である。228は、MPU214が制
御信号をデコードする際に、機器を判別するための情報
と、現在、接続されている機器の情報を記憶するメモリ
である。
【0050】モニタ218は入力のみを具備する。BS
放送受信装置220は出力のみを具備する。CS放送受
信装置222は出力のみを具備する。ビデオ機器22
4,226は、入力と出力を具備する。
【0051】入出力される信号は、映像、音声及びデー
タ等からなる。同じ種類の信号同士しか接続できない
が、本実施例では、映像はコンポジットビデオ信号、音
声はアナログステレオ信号に統一され、映像と音声を一
組で考える。接続の際、機器の1つの出力に対して複数
の入力を選択可能であるが、1つの入力には1つの出力
しか選択できない。
【0052】入出力切換え装置210は、他の機器用遠
隔制御装置が出力する制御信号により、機器を認識す
る。MPU214は、受信部212で受信した制御信号
がどの機器に向けたものかを検出する。MPU214は
また、その制御信号が入力に関する操作か、出力に関す
る操作かを判断する。メモリ228に予め記憶されてい
る制御信号と機器情報の関係から用いて比較判断する方
法と、メモリ228に各機器の制御信号と機器情報を記
憶した後、比較判断に用いる方法が考えられる。何れの
場合も、他の機器用遠隔制御装置が出力する制御信号を
基に操作を判断することができる。
【0053】例えば、BS放送受信装置220を操作す
ることで、入出力切換え装置210は、BS放送受信装
置222を出力とする。この段階では、BS放送受信装
置220が出力のみであることから、モニタ218に出
力する。
【0054】次いで、ビデオ機器224に対して録画操
作を行った場合、BS放送受信装置220とビデオ機器
224を接続する。その際、ビデオ機器224が内蔵チ
ューナで録画を行っていたとしても、問題は起こらず、
モニタ218へはビデオ機器224を出力としてモニタ
218に入力される。次いで、ビデオ機器224に対し
て再生操作を行った場合、BS放送受信装置220とビ
デオ機器224の接続は保存したまま、ビデオ機器22
4を再生する。
【0055】次いで、CS放送受信装置222を操作す
ると、入出力切換え装置210は、CS放送受信装置2
22を出力とする。この段階では、CS放送受信装置2
22が出力のみであることから、モニタ218に出力す
る。
【0056】次いで、ビデオ機器224に対して録画操
作を行った場合、CS放送受信装置222とビデオ機器
224を接続する。但し、ビデオ機器224が、録画の
命令後、停止命令がされてない場合、絶対に接続状態は
変更されない。
【0057】この様に、出力操作の後に行われた入力操
作を判断することで、接続を実行する。出力操作が行わ
れる度に接続が変更されるのは、モニタ218のみであ
る。それは、モニタ218が入力のみを有する装置であ
るからである。
【0058】以上、制御信号を判断することができる入
出力切換え装置であれば、使用者が行った操作によって
入出力を変更できる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
1台の遠隔制御装置で複数の機器を操作することが可能
となる。また、最小限のボタンで操作でき、画面を見な
がら操作を確認できるので、小さなボタンを探して操作
するよりも的確な操作が行える。更に、機器の操作毎に
必要であった登録作業も、機器を判別することで一括し
て登録することが可能となり、煩わしさを減らすことが
できる。
【0060】また、機器の入出力の切換えを自動で行え
るので、複数の機器の手動切換えの手間がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の使用環境を示すシステム
構成図である。
【図2】 遠隔制御装置10のボタン配置図である。
【図3】 機器メニューの表示例である。
【図4】 操作メニューの第2の表示例である。
【図5】 操作画面の表示例である。
【図6】 テレビ12の遠隔信号処理部分の概略構成ブ
ロック図である。
【図7】 操作メニューの階層例である。
【図8】 新規機器登録の表示例である。
【図9】 本発明の第3実施例の使用環境を示すシステ
ム構成図である。
【図10】 遠隔制御装置110のボタン配置図。
【図11】 第3実施例の機器メニューの表示例であ
る。
【図12】 ビデオ機器の操作メニューの表示例であ
る。
【図13】 入力切換えメニューの表示例である。
【図14】 入力切換えでの別の表示例である。
【図15】 操作画面の表示例である。
【図16】 操作画面の別の表示例である。
【図17】 テレビ112の概略構成ブロック図であ
る。
【図18】 操作メニューの階層の例である。
【図19】 入力切換え装置の実施例の概略構成ブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10:遠隔制御装置 12:テレビ 14:制御信号送信装置 16:制御信号転送装置 18:入出力コネクタ 20:BS放送受信装置 22:CS放送受信装置 24:DVD再生装置 26:ビデオ記録再生装置 28:電灯 30:エアコン(空調装置) 40:電源ボタン 42:メニューボタン 44,46,48,50:カーソル移動ボタン 52:決定ボタン 54:戻りボタン 56:Aボタン 58:Bボタン 60:Cボタン 62:送信口 70:受信部 72:MPU 74:画像処理部 76:メモリ 78:送信部 80:表示部 82:チューナ 84:画像入力部 110:遠隔制御装置 112:テレビ 114:制御信号送信装置 116:制御信号転送装置 118:入出力コネクタ 120:BS放送受信装置 122:CS放送受信装置 124:DVD再生装置 126:ビデオ記録再生装置 128:電灯 140:電源ボタン 142:メニューボタン 144,146,148,150:カーソル移動ボタン 152:決定ボタン 154:戻りボタン 156:Aボタン 158:Bボタン 160:Cボタン 162:送信口 170:受信部 172:MPU 174:画像処理部 176:メモリ 178:送信部 180:表示部 182:チューナ 184:画像入力部 210:入出力切換え装置 212:受信部 214:MPU 216:切換え部 218:モニタ 220:BS放送受信装置 222:CS放送受信装置 224,226:ビデオ機器 228:メモリ
フロントページの続き Fターム(参考) 5C025 BA21 BA27 BA28 BA30 CA09 CB03 CB10 DA05 DA08 DA10 5C056 AA05 BA01 BA08 BA10 CA08 CA11 CA13 CA20 DA06 DA08 DA11 EA06 EA09 5K048 AA13 BA01 DA02 DA07 FB10 HA01 HA02 HA04 HA06

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の操作を行うための制御信号を送信
    する送信手段と、 複数の機器の操作に対応する制御信号を記憶する記憶手
    段と、 操作内容を表示する表示手段とを有する遠隔制御装置で
    あって、 選択した機器の操作内容を表示手段で確認し、操作内容
    に対応する制御信号を当該記憶手段から読み出し、当該
    送信手段から機器に向けて送信することを特徴とする遠
    隔制御装置。
  2. 【請求項2】 当該表示手段はテレビ画面であり、当該
    記憶手段はテレビに内蔵され、当該遠隔制御装置がテレ
    ビに付属する遠隔制御装置であることを特徴とする請求
    項1に記載の遠隔制御装置。
  3. 【請求項3】 当該記憶手段に操作しようとする機器の
    操作内容がない場合、外部の蓄積手段から情報を入手
    し、当該記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1
    に記載の遠隔制御装置。
  4. 【請求項4】 インターネット等の回線経由で当該蓄積
    手段と接続することを特徴とする請求項3に記載の遠隔
    制御装置。
  5. 【請求項5】 計時用のタイマ手段を有し、当該タイマ
    手段で指定した時間が経過した後、予め指示した制御信
    号を送信することを特徴とする請求項1に記載の遠隔制
    御装置。
  6. 【請求項6】 機器の操作を行うための制御信号を送信
    する送信手段と、 複数の機器の操作に対応する制御信号を記憶する記憶手
    段と、 他の遠隔制御装置から送信される制御信号を受信する受
    信手段と、 当該受信手段で受信した制御信号から操作しようとする
    機器を判別する判別手段とを有することを特徴とする遠
    隔制御装置。
  7. 【請求項7】 更に、当該受信手段で受信した制御信号
    と当該記憶手段に記憶されている制御信号を比較し、判
    断する判別手段を具備することを特徴とする請求項6に
    記載の遠隔制御装置。
  8. 【請求項8】 当該判別手段で判別した機器の制御信号
    を外部の蓄積手段から入手し当該記憶手段に記憶するこ
    とを特徴とする請求項7に記載の遠隔制御装置。
  9. 【請求項9】 機器の操作を行うための制御信号を送信
    する送信手段と、 複数の機器の操作に対応する制御信号を記憶する記憶手
    段と、 操作内容を表示する表示手段とを有する遠隔制御装置で
    あって、選択した操作内容を表示手段で確認し、操作内
    容に対応する制御信号を記憶手段から読み出し、当該送
    信手段から機器に向けて送信することで機器を操作し、
    当該操作が他の機器の動作を伴う場合、その機器の操作
    内容に対応する制御信号を記憶手段から読み出し、当該
    送信手段から機器に向けて送信することで機器を操作す
    ることを特徴とする遠隔制御装置。
  10. 【請求項10】 当該表示手段はテレビ画面であり、当
    該記憶手段はテレビに内蔵され、当該遠隔制御装置がテ
    レビに付属する遠隔制御装置であることを特徴とする請
    求項9に記載の遠隔制御装置。
  11. 【請求項11】 複数の機器を接続し、入力と出力を切
    り換える入出力切換え装置であって、各機器の操作に対
    応する遠隔制御信号を記憶する記憶手段と、当該入力及
    び当該出力に接続する何れかの機器を遠隔操作する制御
    信号を受信する受信手段とを具備し、当該受信手段で受
    信する制御信号により操作対象の機器を識別し、入出力
    を切り換えることを特徴とする入出力切換え装置。
JP2002005215A 2002-01-11 2002-01-11 遠隔制御装置及び入出力切換え装置 Withdrawn JP2003209895A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007134956A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Funai Electric Co Ltd Avシステム及び制御機器
JP4929177B2 (ja) * 2005-09-30 2012-05-09 パナソニック株式会社 映像表示装置及び再生装置
KR101300949B1 (ko) * 2006-10-24 2013-08-27 엘지전자 주식회사 영상표시기기를 이용한 외부기기의 제어방법
US8704698B2 (en) 2007-10-18 2014-04-22 Samsung Electronics Co., Ltd. Universal remote control apparatus, system for controlling universal remote control, and method for the same based on batch instruction

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