JP2511170B2 - リモ―トコントロ―ル装置 - Google Patents

リモ―トコントロ―ル装置

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JP2511170B2
JP2511170B2 JP2100625A JP10062590A JP2511170B2 JP 2511170 B2 JP2511170 B2 JP 2511170B2 JP 2100625 A JP2100625 A JP 2100625A JP 10062590 A JP10062590 A JP 10062590A JP 2511170 B2 JP2511170 B2 JP 2511170B2
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remote control
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洋一 山崎
雅宏 小田嶋
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、操作に応じて動作指令を発する送信ユニッ
トと、送信ユニットからの信号を受信して機器の動作制
御を行う受信ユニットからなるリモートコントロール装
置に関する。
背景技術 リモートコントロール装置としては、操作に応じて動
作指令を赤外線等を変調し発する送信ユニットと、送信
ユニットからの信号を受信して動作指令に応じた機器の
動作制御を行う受信ユニットとにより構成されているの
が一般的である。
上記リモートコントロール装置の中で、受信ユニット
(本体)の操作スイッチ群と同等の操作機能を送信ユニ
ットに持たせるために、受信ユニットの操作スイッチ
群と同じ操作スイッチ群を送信ユニットに設ける方法、
送信ユニットに機能設定可能(プログラマブル)な操
作スイッチを設ける方法があることもよく知られてい
る。
ところがの方法については、送信ユニットの操作ス
イッチの数が多くなり、送信ユニットの形状が大きくな
り、さらにユーザーによっては全く操作しないかまたは
ごく希にしか操作しない操作スイッチも含めてしまうと
いう欠点がある。の方法については、ユーザーの必要
とする受信ユニットの操作スイッチの機能を送信ユニッ
トのプログラマブルな操作スイッチに設定する利点をも
つ。しかしこの方法の実現のためには送信ユニット内に
マイクロコンピュータのような記憶制御手段等を必要と
し、送信ユニットのコストアップになり好ましくない。
発明の概要 [発明の目的] そこで、本発明は、送信ユニットの基本的な操作スイ
ッチの他に1個もしくは数個の機能指定操作スイッチを
付加するだけで、小型でしかも安価な送信ユニットをも
つリモートコントロール装置を提供することを目的とす
る。
[発明の構成] 本発明によるリモートコントロール装置は、選択した
機能に応じた動作指令を発する送信ユニットと前記動作
指令を受信してこの動作指令に応じた機能動作制御を機
器に対して実行する受信ユニットからなるリモートコン
トロール装置であって、前記送信ユニットは少なくとも
1の第1機能指定操作スイッチを有し、前記受信ユニッ
トは第2機能指定操作スイッチと、前記機器の機能の夫
々に対応した複数の機能選択操作スイッチと、前記第2
機能指定操作スイッチの押圧操作中又は押圧操作されて
から一定時間内に前記機能選択操作スイッチのいずれか
1が押圧操作された場合にこの押圧操作された前記機能
選択操作スイッチに対応している機能情報をメモリに記
憶せしめる手段と、前記第1機能指定操作スイッチの押
圧操作に応じて前記メモリに記憶されている機能に対応
した動作制御を前記機器に対して実行する手段とからな
る構成になっている。
[発明の作用] 本発明によるリモートコントロール装置においては、
受信ユニットに機能指定操作スイッチと複数の機能選択
操作スイッチを有し、機能指定操作スイッチと機能選択
操作スイッチの中の任意のひとつとを操作することで、
操作された機能選択操作スイッチの機能を機能指定操作
スイッチに対応するメモリ領域に記憶させる。一方、送
信ユニットは受信ユニットの機能指定操作スイッチと同
じスイッチを有していて、この機能指定操作スイッチを
操作し動作指令を発するとこの信号を受信ユニットは前
記操作されその機能を記憶された機能選択操作スイッチ
が操作された場合と同一の動作制御を機器に対して行
う。
実 施 例 以下、本発明の一実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は、本発明によるリモートコントロール装置の
システム構成図である。図において、送信ユニット1
は、操作スイッチ3を操作することにより、操作スイッ
チに対応した動作指令の信号が送信回路4に供給され
る。送信回路の出力は光電変換部5に供給され例えば赤
外線のような光信号となって送信ユニット1より発射さ
れる。
前記送信ユニットの光信号を受信した受信ユニット
(以下、本体と略称する)2は、光電変換部6によって
電気信号に変換され増幅回路7を経て信号処理回路8に
供給され、A/D変換、デコード等の処理後、信号処理回
路8の出力は中央演算装置(以下、プロセッサと呼称す
る)9へ供給される。本体2にも操作スイッチ10が設け
られていて、それを操作することにより送信ユニット1
の有する動作指令と同等以上の動作指令をプロセッサに
供給することが出来る。プロセッサ9は必要ならばRAM1
2との間で命令及びデータの授受を行い、ROM11のプログ
ラム手順に従って送信ユニット1または操作スイッチ10
の動作指令に応じた制御指令を機器(被制御部)14に供
給し、その動作制御を実行すると共に表示器13に操作及
び機器の状態等を表示せしめる。
次に前記プロセッサ9によって実行される手順につい
て第2図のフローチャートに従って説明する。なお、第
2図及び後述する第3図(a),(b)のフローチャー
ト中他の処理(ステップS46)とあるが、これはプロセ
ッサの手順上必要な処理であるが本発明に直接関係ない
ので説明の中では特にふれない。
電源が投入されると、プロセッサ9は必要な初期設定
を行い(ステップS1)、本体2の操作スイッチ10の中の
機能指定操作スイッチ(以下、指定キーと略称する)が
押されたか否かを判別する(ステップS2)。指定キー
(L1)が押されたとすると機能指定モードオン処理を行
い(ステップS3)、続いて機能指定タイマーを設定する
(ステップS4)。続いてステップS5に移行してステップ
S4で設定した時間をオーバーしたか否かを判別するがこ
の場合タイムオーバーでないので、ステップS7に移行し
て機能指定モードオンか否かを判別(この場合、機能指
定モードオン)する。続いて機能選択操作スイッチ(操
作スイッチ10の中のF1,F2……F6キーの内のひとつ)が
押されたか否かを判別する(ステップS8)。機能選択操
作スイッチ(以下、選択キーと略称する)が押されてい
ないと判別するとステップS11、ステップS2、ステップS
5、ステップS7、ステップS8を循環し、タイムオーバー
になるまで選択キーの入力の判別を継続する。ステップ
S5においてタイムオーバーと判別すると機能指定モード
オフの処理を行う(ステップS6)。ステップS8において
タイムオーバーになる前に選択キー(例えばF1)が押さ
れたと判別すると、L1に対応するメモリの領域にF1の機
能を格納記憶させる(ステップS9)。続いて機能指定モ
ードオフ処理を行う(ステップS10)。
このようにして機能指定を行った後、送信ユニット1
の操作スイッチ3の内のL1キーを押したとする。本体2
によって受信されたL1の光信号は、光電変換部6、増幅
回路7、信号処理回路8、を経てプロセッサ9に供給さ
れる。するとプロセッサは、操作スイッチが操作された
ことを検知し、ステップS12において本体2の操作スイ
ッチの操作ではないと判別し、送信ユニットから受信し
たか否かを判別する(ステップS13)。この場合受信し
たと判別し、さらにステップS14においてL1キーの操作
か否かを判別し、この場合L1であるのでRAM12内に格納
記憶されているF1の処理を行い(ステップS15)、F1の
指定に応じた機器制御を行う(ステップS18)。
直接本体2の操作スイッチ10が押された場合、または
送信ユニット1の操作スイッチ3が押されてもL1以外の
操作スイッチの場合は、プロセッサ9はステップS16に
移行して、有効な操作スイッチであると判別したときは
その操作スイッチの指令に応じた処理を行い(ステップ
S17)、機器制御を行う。
また、上記の場合F1の機能を記憶させたが、ユーザー
の必要に応じてF1からF6まで6種類の機能の内任意のひ
とつを格納記憶できることは言うまでもない。
このようにして送信ユニット1の指定キーを操作する
ことにより、あたかも本体2の選択キーを直接操作した
かの如く機器を制御することが可能である。
以上記述した実施例においては指定できる指定キー
(L1)が1個であったが、指定キーを2個にした他の実
施例について説明する。
この実施例のシステム構成(図示せず)は、前記実施
例のシステム構成図(第1図)においてL1キーの代わり
にL1,L2の2個のキーを設けた構成になっている。また
第3図(a),(b)のフローチャートに従って、プロ
セッサの実行手順を説明する。
受信ユニットの指定キーが押されると、プロセッサは
ステップS21に移行して押された操作スイッチがL1か否
かを判別する。L1キーであると判別したときは、L1指定
モードオン処理を行い(ステップS2)、L1キーでないと
判別したときは、L2キーか否かを判別し(ステップS2
4)L2キーであると判別したときはL2指定モードオン処
理を行う(ステップS25)。L1またはL2指定モードオン
処理の後ステップS23に移行して機能指定タイマーを設
定する。
ステップS28において、L1指定モードか否かを判定
し、L1指定モードであると判別したときは前記タイマー
の設定時間内に機能選択キーが押されたか否かを判別し
(ステップS29)、選択キー(例えばF1)が押されたと
判別したときは、RAMのL1領域にF1の機能を格納記憶し
(ステップS30)、L1指定モードオフ処理を行う(ステ
ップS31)。ステップS28でL1指定モードでないと判別し
たときは、L2指定モードか否かを判別し(ステップS3
2)、L2指定モードと判別したときはステップS33におい
て設定時間内において選択キーが押されたか否かを判別
する。選択キー(例えばF2)が押されたと判別したとき
は、ステップS34、ステップS35へと移行しRAMのL2領域
内にF2の機能を格納記憶し、L2指定モードオフ処理を行
う。
この後送信ユニットのL1またはL2キーが操作されると
プロセッサはステップS38、ステップS39、ステップS4
0、ステップS41、ステップS42の各ステップを経て、L1
に対応したF1の、またはL2に対応したF2の指令に応じた
機器制御を行う。
発明の効果 以上説明したように、本発明によるリモートコントロ
ール装置は、送信ユニット内にマイクロコンピュータの
ような記憶手段及び制御手段をもつことなく、1個もし
くは数個の機能指定操作スイッチを付加するだけで、本
体(受信ユニット)の機能選択操作スイッチと同等の機
能を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のシステム構成のブロック
図、第2図は実施例の処理手順を示すフローチャート、
第3図(a),(b)は他の実施例の処理手順を示すフ
ローチャートである。 主要部分の符号の説明 1……送信ユニット 2……受信ユニット 3……送信ユニット操作スイッチ群 9……プロセッサ 10……受信ユニット操作スイッチ群 12……RAM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】選択した機能に応じた動作指令を発する送
    信ユニットと前記動作指令を受信してこの動作指令に応
    じた機能動作制御を機器に対して実行する受信ユニット
    からなるリモートコントロール装置であって、 前記送信ユニットは少なくとも1の第1機能指定操作ス
    イッチを有し、 前記受信ユニットは、 第2機能指定操作スイッチと、 前記機器の機能の夫々に対応した複数の機能選択操作ス
    イッチと、 前記第2機能指定操作スイッチの押圧操作中又は押圧操
    作されてから一定時間内に前記機能選択操作スイッチの
    いずれか1が押圧操作された場合にこの押圧操作された
    前記機能選択操作スイッチに対応している機能情報をメ
    モリに記憶せしめる手段と、 前記第1機能指定操作スイッチの押圧操作に応じて前記
    メモリに記憶されている機能に対応した動作制御を前記
    機器に対して実行する手段とからなる、 ことを特徴とするリモートコントロール装置。
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