JPH11237562A - 一眼レフレックス方式のデジタルカメラ用ファインダー - Google Patents

一眼レフレックス方式のデジタルカメラ用ファインダー

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JPH11237562A
JPH11237562A JP10042299A JP4229998A JPH11237562A JP H11237562 A JPH11237562 A JP H11237562A JP 10042299 A JP10042299 A JP 10042299A JP 4229998 A JP4229998 A JP 4229998A JP H11237562 A JPH11237562 A JP H11237562A
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JP
Japan
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optical system
finder
prism
reflecting surface
image
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Application number
JP10042299A
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English (en)
Inventor
Shinichi Mihara
伸一 三原
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B13/00Viewfinders; Focusing aids for cameras; Means for focusing for cameras; Autofocus systems for cameras
    • G03B13/02Viewfinders
    • G03B13/06Viewfinders with lenses with or without reflectors

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Viewfinders (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 諸収差を良好に補正し、且つ高倍率,広視野
角の接眼光学系を備えた一眼レフレックス方式のデジタ
ルカメラ用のファインダーを提供する。 【解決手段】 本発明のファインダー1は、撮影の前に
被写体をねらったり構図を決めるために、結像光学系4
によりファインダースクリーン6上に結像された被写体
像が、ペンタプリズム2の入射面2aを透過し反射面2
bで反射され、ダハ面(反射面)2cで更に反射されて
射出面2dに至る。この射出面2dを透過した光束は、
接眼光学系3を介して観察者の瞳へ導かれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等の電子撮
像素子を用いた一眼レフレックス方式のデジタルカメラ
用ファインダーに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、銀塩35mmフィルム(通称ライ
カ版)カメラに代わる次世代カメラとしてデジタルカメ
ラ(電子カメラ)が注目されてきている。このデジタル
カメラの撮像素子として用いられるCCD等の大きさ
は、銀塩35mmフィルムと比較すると、対角長で数分
の1から10数分の1程度である。よって、この種のカ
メラにおいて一眼レフレックス方式を導入する場合、フ
ァインダー系の接眼光学系の倍率を高くする必要があ
る。すると、当然のことながら、ファインダー系の焦点
距離を短くしなければならない。更に、像正立光学系を
ファインダー系の第1結像面と接眼光学系との間に配置
する必要もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、瞳径及びア
イポイントはファインダー系の接眼光学系の焦点距離に
かかわらず一定であり、又、視野角も一眼レフレックス
カメラ用として十分に広く確保する必要があるために、
像正立光学系内での有効断面積が大きくなる。このよう
な状態で、像正立光学系をプリズムで構成するために
は、その光路長を長くせざるを得ず、接眼光学系のパワ
ー配置に大きな負担となり、ファインダーの見えにかか
わる諸収差が著しく悪化する傾向にあった。従って、か
かる問題点を解消するためには、極力光路長が短くなる
プリズム構成と、収差補正に有利なパワー配置,レンズ
構成,レンズ形状を考慮することが必要になる。
【0004】そこで、以上のような問題点に鑑み、本発
明では、諸収差を良好に補正し、且つ高倍率,広視野角
の接眼光学系を備えた一眼レフレックス方式のデジタル
カメラ用のファインダーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による一眼レフレックス方式のデジタルカメ
ラ用ファインダーは、以下のような特徴を備えている。
【0006】請求項1にかかるファインダーは、カメラ
の結像光学系からの光束を撮像素子側とファインダー系
側とに分割するための反射面を備え、前記結像光学系に
よる像の結像位置以降のファインダー系を光の進行方向
に向かって像正立のためのプリズム系,接眼光学系を配
置して構成し、前記像正立のためのプリズム系は一つの
プリズムブロック内に光の進行方向に向かって順に入射
面,一平面からなる反射面,ダハ面による反射面,射出
面を有し、前記入射面と前記一平面からなる反射面との
間の光路と前記ダハ面による反射面と前記射出面との間
の光路とが前記プリズムブロック内でほぼ直交している
ことを特徴とするものである。
【0007】請求項2にかかるファインダーは、カメラ
の結像光学系からの光束を撮像素子側とファインダー系
側とに分割するための反射面を備え、前記結像光学系に
よる像の結像位置以降のファインダー系を光の進行方向
に向かって第1反射面,第2反射面及び第3反射面の3
つの反射面を有するプリズムと接眼光学系とを配置して
構成し、第1反射面の法線と第2反射面の法線は同一の
平面に含まれ、夫々の法線を含む平面は前記結像光学系
の光軸に対しほぼ垂直であり且つ第1反射面の法線と第
2反射面の法線とがほぼ垂直であり、第3反射面は前記
結像光学系からの軸上光束を前記結像光学系の光軸とほ
ぼ平行になるように反射し、更に前記接眼光学系を被写
体側から順に被写体側の面の曲率の方が強い両凸レン
ズ,瞳側の面の曲率の方が強い両凹レンズを配置して構
成し、以下に示す条件式を満足するようにしたことを特
徴とするものである。 1<l2 /l1 <1.4 0.8<L/(np・fE)<1.6 但し、l1 は前記第1反射面から第2反射面までの光軸
上の距離、l2 は前記第2反射面から第3反射面までの
光軸上の距離、Lは前記プリズムの入射面から射出面ま
での光軸上の距離、npは前記プリズムの媒質屈折率、
fEは前記結像光学系による像の結像位置より瞳側のフ
ァインダー系の合成焦点距離を示す。
【0008】請求項3にかかるファインダーは、カメラ
の結像光学系からの光束を撮像素子側とファインダー系
側とに分割するための反射面を備え、前記結像光学系に
よる像の結像位置以降のファインダー系を光の進行方向
に向かって像正立のためのプリズム系,接眼光学系を配
置して構成し、更に、接眼光学系を被写体側から順に被
写体側に強い曲率の凸面を向けた正レンズ,瞳側に強い
曲率の凹面を向けた負レンズの2枚のレンズを配置して
構成し、以下に示す条件式を満足するようにしたことを
特徴とするものである。 −6<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.1 0.1<(R33+R34)/(R33−R34)<15 但し、R31,R32は夫々前記正レンズの被写体側面,瞳
側面の曲率半径、R33,R34は夫々前記負レンズの被写
体側面,瞳側面の曲率半径を示す。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のファインダーは、一眼レ
フレックス方式のデジタルカメラに搭載して用いるもの
であり、ダハプリズム又はポロプリズムを用いて構成す
ることができる。以下、夫々の場合について説明する。
【0010】ダハプリズムを用いる場合 高倍率の接眼光学系は焦点距離が短く、よって、このよ
うな接眼光学系を用いてファインダーを構成する場合に
は、像正立光学系の光路長も短くする必要がある。そこ
で、像正立光学系の光路長を短くするために、像正立光
学系内での有効断面積を小さくすることを考える。
【0011】像正立光学系として従来から一眼レフレッ
クスカメラに広く用いられてきた所謂ペンタプリズムを
用いてファインダーを構成する場合、共に用いる接眼光
学系の焦点距離に合わせてペンタプリズムを縮小するこ
とが考えられる。しかし、そのようにしても、観察者の
瞳位置や接眼光学系からペンタプリズムまでの距離は接
眼光学系の焦点距離にかかわらず一定であるから、ペン
タプリズムの射出断面積は当然不足してくる。
【0012】ペンタプリズムの射出断面積が小さいの
は、その断面形状がダハ状(二等辺三角形状)になって
いるからである。又、ペンタプリズムの入射面側は、撮
像面の大きさで決まるので断面積は小さくてもよい。し
かも、入射面側の断面積はダハ部による制約を受けな
い。かかる点に注目して、本発明では、ライカサイズ一
眼レフレックスカメラのペンタプリズムの入射面側と射
出面側とを逆転させて用いることで、ペンタプリズムの
有効断面積の大きさを維持しつつもファインダー全体の
小型化を達成している。
【0013】即ち、本発明のファインダーは、カメラの
結像光学系からの光束を撮像素子側とファインダー系側
とに分割するための反射面を備え、前記結像光学系によ
る像の結像位置以降のファインダー系を光の進行方向に
向かってペンタプリズム(像正立光学系),接眼光学系
を配置して構成し、前記ペンタプリズムは一つのプリズ
ムブロック内に光の進行方向に向かって順に入射面,一
平面からなる反射面,ダハ面による反射面,射出面を有
し、前記入射面と前記一平面からなる反射面との間の光
路と前記ダハ面による反射面と前記射出面との間の光路
とが前記プリズムブロック内でほぼ直交するように構成
している。但し、この場合、以下に示す条件式を満足す
ることが必要となる。
【0014】 0.8<L/(np・fE)<1.6 ・・・・(1) 0.8<L2 /L1 <2.0 ・・・・(2) 20<θ1 <35 ・・・・(3) 但し、Lは前記ペンタプリズムの入射面から射出面まで
の光軸上の距離、npは前記ペンタプリズムの媒質屈折
率、fEは結像光学系による像の結像位置より瞳側のフ
ァインダー系の合成焦点距離を示す。又、L1 は前記ペ
ンタプリズムの入射面から一平面からなる反射面までの
光軸上の距離、L2 は前記ペンタプリズムのダハ面によ
る反射面から射出面までの光軸上の距離、θ1 は前記ペ
ンタプリズムの入射面から一平面からなる反射面までの
光軸に対する前記一平面からなる反射面の法線のなす角
を示している。
【0015】条件式(1)はペンタプリズムの光路長を
規定するためのものである。L/(np・fE)の値
が、条件式(1)の取り得る値の範囲の上限を越える
と、高倍率の接眼光学系を構成するのが困難になる。一
方、L/(np・fE)の値が、条件式(1)の取り得
る値の範囲の下限を下回ると、ペンタプリズムを構成す
るのが困難になる。
【0016】条件式(2)及び(3)はプリズムの形状
の最適化のための条件を示すものである。ここに示した
条件から外れると、条件式(1)を満たした場合でも、
主要な光線がけられてファインダー像の周辺に陰りが生
じたり、ゴーストが発生し易くなるため、好ましくな
い。
【0017】ポロプリズムを用いる場合 一方、像正立光学系としてポロプリズムを採用する場合
には、カメラに備えられる電子撮像素子や回路基板の実
装スペース,各光学素子のレイアウトを考慮し、以下の
ように構成することが好ましい。
【0018】即ち、カメラの結像光学系からの光束を撮
像素子側とファインダー系側とに分割するための反射面
を備え、結像光学系による像の結像位置以降のファイン
ダー系を光の進行方向に向かって第1反射面,第2反射
面及び第3反射面の3つの反射面を有するプリズム,接
眼光学系を配置して構成し、第1反射面の法線と第2反
射面の法線とは同一の平面に含まれ、夫々の法線を含む
平面は前記結像光学系の光軸に対しほぼ直角であり且つ
第1反射面の法線と第2反射面の法線とがほぼ垂直であ
り、第3反射面は前記結像光学系からの軸上光束を前記
結像光学系の光軸とほぼ平行に反射するように構成す
る。
【0019】デシダルカメラでは、電子撮像素子よりも
観察者の眼側に回路基板等を実装するため、そこにはあ
る程度のスペースが必要である。更に、この種のカメラ
に用いられるプリズムは、ファインダー視野の縦横比に
よって構成やスペースの制約の受け方がかなり異なって
くる。デジタルカメラでは、ファインダー視野の縦横比
は0.72(横長)から1(正方形)のものが多い。従
って、本発明ではカメラ外装に対してアイポイントを適
切な位置に確保するために、プリズムの第1反射面に相
当する面で結像光学系の光軸に平行で且つ光の進行方向
が被写体側になるように折り返すことはせず、前述のよ
うな構成とした。加えて、この場合のプリズム構成上の
条件は次の通りである。
【0020】 1<l2 /l1 <1.4 ・・・・(4) l1 はファインダーを構成するプリズムの第1反射面か
ら第2反射面までの光軸上の距離、l2 は前記プリズム
の第2反射面から第3反射面までの光軸上の距離を示し
ている。ここで、l2 /l1 の値が、条件式(4)の取
り得る値の範囲の上限を越えると、プリズムの第3反射
面近傍において、その有効部と撮像光学系からの光束を
撮像素子側とファインダー系側とに分割するための反射
面近傍の有効部とが干渉し易くなり、プリズムの構成が
困難となる。一方、l2 /l1 の値が、条件式(4)の
取り得る値の範囲の下限を下回ると、プリズムの第2反
射面と第3反射面の有効部同士が干渉し易くなるため、
やはりプリズム構成が難しくなる。そこで、本発明のフ
ァインダーでは、ポロプリズムを用いる場合において
も、以下に示す条件を更に満足させることにより、前述
のような不具合を解消した。
【0021】 0.8<L/(np・fE)<1.6 ・・・・(1) 但し、Lはポロプリズムの入射面から射出面までの光軸
上の距離、npはポロプリズムの媒質屈折率、fEは前
記結像光学系による像の結像位置より瞳側のファインダ
ー系の合成焦点距離を示す。
【0022】更に、本発明のファインダーでは、接眼光
学系のパワー配置を工夫することで、像正立のためのプ
リズム系の適切な光路長を確保している。具体的には、
接眼光学系の主点を接眼光学系を構成するレンズの最も
被写体側の面よりも更に被写体側に配置する。このよう
な接眼光学系は、被写体側に凸面を向けた正のメニス
カスレンズ1枚により構成するか、又は、被写体側よ
り順に正レンズ,負レンズを配置して構成するとよい。
の構成は、瞳位置との関係から所謂ランデスケープタ
イプとなるため好都合である。一方、の構成におい
て、ある視度に固定して用いる場合、又は前記2枚のレ
ンズを一体的に光軸上を移動させることで視度調節を行
う場合は、前記負レンズは瞳側に凹面を向けたメニスカ
ス形状にする方が近軸的に有利であると共に、収差補正
(特に球面収差)の点でも有利である。なお、このよう
な構成の接眼光学系は以下に示す条件式を満足すること
が必要となる。
【0023】 −6<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.1 ・・・・(5) 0.1<(R33+R34)/(R33−R34)<15 ・・・・(6) 但し、R31,R32は夫々接眼光学系の正レンズの被写体
側,瞳側の曲率半径、R33,R34は夫々接眼光学系の負
レンズの被写体側,瞳側の曲率半径を示す。
【0024】条件式(5),(6)は接眼光学系を構成
する各レンズ形状を規定するものである。ここで、(R
31+R32)/(R31−R32)の値が条件式(5)の取り
得る値の範囲の上限、又は(R33+R34)/(R33−R
34)の値が条件式(6)の取り得る値の範囲の下限から
外れると、高倍率の接眼光学系を構成することができな
い。又、その逆の状態では、非点収差と球面収差とを良
好に補正することが困難となり、ファインダーの見えに
問題が残る。なお、この接眼光学系において、正レンズ
又は負レンズの何れか一方のみを光軸上を移動させて視
度調節を行う場合には、前記レンズの何れかの面を非球
面にするか、或いは次の条件式(7)を満足させること
により、視度調節により発生する非点収差の変動を抑制
することができる。
【0025】 −1.2<(fE/R32)−(fE/R33)<1.2 ・・・・(7) (fE/R32)−(fE/R33)の値が条件式(7)で
規定された範囲から外れると、視度調節による非点収差
の変動が著しくなる。
【0026】更に、本発明では、前記像正立のためのプ
リズム系の射出面を瞳側に凸の曲面で形成すれば、接眼
光学系全系の主点を容易に被写体側へ移動させることが
可能になる。又、各光学素子が有するパワーも分散で
き、収差補正の点で有利となる。このとき、像正立のた
めのプリズム系は次の条件式(8)を満足していること
が好ましい。
【0027】 −20<RP/fE<−0.7 ・・・・(8) RPは像正立のためのプリズム系の射出面の曲率半径を
示す。ただ、RP/fEの値が条件式(8)の取り得る
値の範囲の上限を越えると、収差補正の効果はあまり期
待できない。一方、RP/fEの値が条件式(8)の取
り得る値の範囲の下限を下回ると、接眼光学系全系のパ
ワーがプリズム側に偏りすぎ、やはり収差補正が困難と
なるため、好ましくない。なお、以上の条件式(5)〜
(8)を満足する接眼光学系は、前記ダハプリズム又は
ポロプリズムを用いた像正立のためのプリズム系と共に
用いることで、より一層の効果を奏する。
【0028】更に、本発明のファインダーにおいて、ポ
ロプリズムを採用する場合には、撮像素子側とファイン
ダー系側とに光路を分割するための反射面をハーフミラ
ーで構成するとよい。なぜなら、ハーフミラーにより撮
像素子側へ光を反射させ、又ファインダー側へ光を透過
させるようにすることにより、ファインダー系内の前記
ハーフミラー以降撮像光学系による像面までの間に更に
別の反射面を配置することが可能になり、撮像素子や回
路基板のレイアウト,カメラボディのデザインが容易に
なるからである。
【0029】又、ファインダー視野の縦寸法をH、横寸
法をVとすると、本発明のファインダーは以下の条件式
を満足している。 0.72<H/V<1 ・・・・(9)
【0030】以上説明したように、本発明において、ペ
ンタプリズムを用いてファインダーを構成する場合には
条件式(1)〜(3)及び条件式(5)〜(9)を、ポ
ロプリズムを用いてファインダーを構成する場合には条
件式(1),(4)〜(9)を全て満足することによ
り、優れた効果が得られる。更に、本発明のファインダ
ーは、前述の条件式(1)〜(8)により規定される範
囲を夫々以下に示す条件式(1)’〜(8)’のように
限定すれば、より一層の効果を奏するものになる。
【0031】 0.9<L/(np・fE)<1.4 ・・・・(1)' 0.9<L2 /L1 <1.7 ・・・・(2)' 22<θ1 <33 ・・・・(3)' 1<l2 /l1 <1.3 ・・・・(4)' −5<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.2 ・・・・(5)' 0.4<(R33+R34)/(R33−R34)<12 ・・・・(6)' −1.0<(fE/R32)−(fE/R33)<1.0 ・・・・(7)' −15<RP/fE<−1 ・・・・(8)'
【0032】なお、本発明のファインダーは、前述の条
件式(1)’〜(8)’により規定される範囲を夫々以
下に示す条件式(1)”〜(8)”のように限定するこ
とにより、更なる効果を奏するものになる。
【0033】 1.0<L/(np・fE)<1.2 ・・・・(1)" 1.0<L2 /L1 <1.5 ・・・・(2)" 24<θ1 <32 ・・・・(3)" 1<l2 /l1 <1.2 ・・・・(4)" −4<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.3 ・・・・(5)" 0.7<(R33+R34)/(R33−R34)<10 ・・・・(6)" −0.8<(fE/R32)−(fE/R33)<0.8 ・・・・(7)" −10<RP/fE<−1 ・・・・(8)"
【0034】以下、本発明の実施例を示す。
【0035】第1実施例 図1は本実施例にかかるファインダーの構成を示す光軸
に沿う断面図である。本実施例のファインダー1は、図
示しない被写体側から順に、ペンタプリズム2,接眼光
学系3を配置して構成する。ペンタプリズム2は、入射
面2a,反射面2b,ダハ面(反射面)2c,及び射出
面2dを有している。反射面2bは一平面からなってい
る。一方、接眼光学系3は、ペンタプリズム2側から順
に、正レンズ3a,負レンズ3bを配置して構成してい
る。正レンズ3aはペンタプリズム2側に強い曲率の凸
面を向けて配置されている。負レンズ3bは瞳側に強い
曲率の凹面を向けて配置されている。
【0036】又、ペンタプリズム2において、入射面2
aから反射面2bへ至る光路とダハ面2cから射出面2
dへ至る光路とはほぼ直交している。又、接眼光学系3
は、視度調節のために、正レンズ3a及び負レンズ3b
を光軸に沿う方向に移動可能になっている。
【0037】次に、本実施例のファインダー1を実際に
一眼レフレックス方式のデジタルカメラに搭載した様子
を図2に示す。このカメラは、結像光学系4から入射す
る被写体からの光束をCCD(撮像素子)上に結像して
撮影するものである。結像光学系4とCCDとの間に
は、クイックリターンミラー5が退避自在に取り付けら
れている。図のように、クイックリターンミラー5が光
路中に挿入されている場合には、結像光学系4を経た被
写体からの光束は、クイックリターンミラー5により反
射された後、ファインダースクリーン6上に結像され
る。撮影の前に被写体をねらったり構図を決めるため
に、このファインダースクリーン6上に結像された被写
体像を本実施例のファインダー1で拡大して、アイポイ
ントEpの位置で拡大観察することになる。即ち、ファ
インダースクリーン6上に結像された被写体像は、ペン
タプリズム2の入射面2aを透過し反射面2bで反射さ
れ、ダハ面2cで更に反射されて射出面2dに至る。こ
の射出面2dを透過した光束は、接眼光学系3を介して
観察者の瞳へ導かれる。
【0038】以下、本実施例のファインダーに関する各
種数値データを示す。
【0039】 L/(np・fE)=1.122 L2 /L1 =1.242 θ1 =28.000 (R31+R32)/(R31−R32)=−2.705 (R33+R34)/(R33−R34)=8.953 (fE/R32)−(fE/R33)=−0.754 RP/fE=−13.093 H/V=0.75 接眼光学系3によって観察される像の像高=5.00(mm)
【0040】 r1 =∞ (結像面) d1 =1.2963 r2 =∞ (透過面) d2 =12.0700 nd2=1.60311 νd2=60.68 r3 =∞ (反射面) d3 =-12.5000 nd3=1.60311 νd3=60.68 r4 =∞ (反射面) d4 =15.0000 nd4=1.60311 νd4=60.68 r5 =-288.0113(透過面) d5 =0.5000
【0041】 r6 =7.6141 d6 =4.0000 nd6=1.60311 νd6=60.68 r7 =16.5480(非球面) d7 =1.8283 r8 =10.5578(非球面) d8 =1.2000 nd8=1.80518 νd8=25.43 r9 =8.4362 d9 =15.4907 r10=∞ (アイポイント)
【0042】 円錐係数及び非球面係数 第7面 K=0 A4 =2.4415×10-56 =1.5628×10-68 =0
【0043】 第8面 K=0 A4 =-3.2789 ×10-46 =-5.8462 ×10-68 =0
【0044】又、図3は本実施例のファインダーにおけ
る収差曲線図である。
【0045】第2実施例 本実施例のファインダーは像正立光学系としてポロプリ
ズムを用いたものである。図4は、本実施例のファイン
ダーを構成するプリズムの斜視図である。又、図5乃至
7は何れも本実施例のファインダーの構成を示す光軸に
沿う断面図である。但し、夫々、図5は図4の正面方
向、図6は図4の側面方向、図7は図4の上面方向から
見た図である。以下、これらの図を参照して本実施例の
ファインダーの構成を説明する。
【0046】図4に示すように、本実施例のファインダ
ーに用いるポロプリズム10は、第1プリズム11と第
2プリズム12により構成する。第1プリズム11と第
2プリズム12との間には、ファインダースクリーン1
3が配置されている。なお、これらのプリズム等を含む
本実施例のファインダーも図2に示されたような一眼レ
フレックス方式のデジタルカメラに搭載される。このと
き、第1プリズム11の下方にはCCD(撮像素子)が
配置されることになる。
【0047】本実施例のファインダーがデジタルカメラ
に用いられる場合、カメラの結像光学系からの光束は、
第1プリズム11に入射した後、ハーフミラー11aに
より、撮像光路とファインダー光路とに分割される。撮
像光路へ導かれる前記結像光学系からの光束は、ハーフ
ミラー11aにより反射されてCCDへ至る。一方、フ
ァインダー光路へ導かれる前記結像光学系からの光束
は、は、ハーフミラー11aを透過した後、反射面11
bで反射されてファインダースクリーン13へ至る。こ
のファインダースクリーン13では前記結像光学系によ
る被写体像が形成される。次に、この被写体像を形成し
た光束は、第2プリズム12の入射面12aから入射し
た後、順に第1反射面12b,第2反射面12c及び第
3反射面12dで反射され、射出面12eに至る。この
後、前記光束は射出面12eから射出され、図5乃至7
に示す接眼光学系14を介して観察者の瞳へ導かれるこ
とになる。
【0048】又、本実施例のファインダーの第2プリズ
ム12において、第1反射面12bの法線と第2反射面
12cの法線とは同一の平面に含まれており、夫々の法
線を含む平面は前記結像光学系の光軸に対しほぼ垂直に
なっている。加えて、第1反射面12bの法線と第2反
射面12cの法線とはほぼ垂直であり、第3反射面12
dでは前記結像光学系から導かれる軸上光束が前記結像
光学系の光軸とほぼ平行になるように反射される。
【0049】更に、本実施例のファインダーでは、接眼
光学系14を第2プリズム12側から順に、第2プリズ
ム12側に強い曲率を有する面を向けた両凸の正レンズ
14aと、瞳側に強い曲率を有する面を向けた両凹の負
レンズ14bとを配置して構成している。又、正レンズ
14a,負レンズ14bを夫々光軸に沿う方向に移動さ
せることにより視度調整ができるようになっている。
【0050】以下、本実施例のファインダーに関する各
種数値データを示す。
【0051】 L/(np・fE)=1.102 (R31+R32)/(R31−R32)=−0.296 (R33+R34)/(R33−R34)=0.338 (fE/R32)−(fE/R33)=−0.353 RP/fE=−1.203 H/V=0.75 l2 /l1 =1.118 接眼光学系14によって観察される像の像高=5.00(mm)
【0052】 r1 =∞ (結像面) d1 =-1.0017 r2 =∞ (透過面) d2 =-4.4000 nd2=1.52540 νd2=56.25 r3 =∞ (反射面) d3 =11.9000 nd3=1.52540 νd3=56.25 r4 =∞ (反射面) d4 =-13.3000 nd4=1.52540 νd4=56.25 r5 =∞ (反射面) d5 =8.4000 nd5=1.52540 νd5=56.25
【0053】 r6 =-27.1980 (透過面) d6 =0.3000 r7 =14.9070 d7 =6.1000 nd7=1.49241 νd7=57.66 r8 =-27.4380 (非球面) d8 =2.3000 r9 =-48.0090 (非球面) d9 =1.3000 nd9=1.58423 νd9=30.49 r10=23.7540 d10=15.5000 r11=∞ (アイポイント)
【0054】 円錐係数及び非球面係数 第8面 K=0 A4 =1.0531×10-46 =-7.7711 ×10-78 =4.5344×10-9
【0055】 第9面 K=0 A4 =5.1686×10-56 =-7.8733 ×10-78 =4.1723×10-9
【0056】又、図8は本実施例のファインダーにおけ
る収差曲線図である。
【0057】なお、前述した各実施例中の各種数値デー
タにおいて、r1 ,r2 ,・・・・はレンズ等各光学素
子面の曲率半径、d1 ,d2 ,・・・・は各光学素子の
肉厚又はそれらの間隔、nd1,nd2,・・・・は各光学
素子のd線(567.56nm)における屈折率、ν
d1,νd2,・・・・は各光学素子のd線におけるアッベ
数を示している。又、前記各非球面形状は、光軸上の光
の進行方向をX軸、光軸と直交する方向をY軸にとり、
円錐係数をK、非球面係数をA4 ,A6 ,A8 とすると
き、以下に示す式により与えられる。
【0058】以上説明したように、本発明によるファイ
ンダーは、特許請求の範囲に記載の特徴と合わせ、以下
の(1)〜(8)に示すような特徴も備えている。
【0059】(1)以下の条件式を満足するようにした
ことを特徴とする請求項1に記載のファインダー。 0.8<L/(np・fE)<1.6 0.8<L2 /L1 <2.0 20<θ1 <30 但し、Lはファインダーに搭載されるプリズムの入射面
から射出面までの光軸上の距離、npは前記プリズムの
媒質屈折率、fEはカメラの結像光学系による像の結像
位置より瞳側のファインダー系の合成焦点距離を示す。
又、L1 は前記プリズムの入射面から一平面からなる反
射面までの光軸上の距離、L2 は前記プリズムのダハ面
による反射面から射出面までの光軸上の距離、θ1 は前
記プリズムの入射面から一平面からなる反射面までの光
軸に対する前記一平面からなる反射面の法線のなす角を
示す。
【0060】(2)接眼光学系を被写体側から順に被写
体側に強い曲率の凸面を向けた正レンズ,瞳側に強い曲
率の凹面を向けた負レンズの2枚のレンズを配置して構
成し、以下に示す条件式を満足するようにしたことを特
徴とする請求項1又は前記(1)に記載のファインダ
ー。 −6<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.1 0.1<(R33+R34)/(R33−R34)<15 但し、R31,R32は夫々前記接眼光学系の正レンズの被
写体側,瞳側の曲率半径、R33,R34前記接眼光学系の
負レンズの被写体側,瞳側の曲率半径を示す。
【0061】(3)接眼光学系を被写体側から順に被写
体側に強い曲率の凸面を向けた正レンズ,瞳側に強い曲
率の凹面を向けた負レンズの2枚のレンズを配置して構
成し、以下に示す条件式を満足するようにしたことを特
徴とする請求項2に記載のファインダー。 −6<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.1 0.1<(R33+R34)/(R33−R34)<15 但し、R31,R32は夫々前記接眼光学系の正レンズの被
写体側,瞳側の曲率半径、R33,R34前記接眼光学系の
負レンズの被写体側,瞳側の曲率半径を示す。
【0062】(4)前記接眼光学系は非球面を備え、且
つ前記負レンズを視度調節のために可動とし、以下の条
件式を満足するようにしたことを特徴とする請求項2,
3,前記(1),(2)の何れかに記載のファインダ
ー。 −1.2<(fE/R32)−(fE/R33)<1.2 但し、fEはカメラの結像光学系による像の結像位置よ
り瞳側のファインダー系の合成焦点距離、R32は前記接
眼光学系の正レンズの瞳側の曲率半径、R33は前記接眼
光学系の負レンズの被写体側の曲率半径を示す。
【0063】(5)像正立のためのプリズム系の射出面
を瞳側に凸の曲面を用いて構成し、且つ以下に示す条件
式を満足するようにしたことを特徴とする請求項1乃至
3又は前記(1)乃至(4)の何れかに記載のファイン
ダー。 −20<RP/fE<−0.7 但し、RPは前記像正立のためのプリズム系の射出面の
曲率半径、fEはカメラの結像光学系による像の結像位
置より瞳側のファインダー系の合成焦点距離を示す。
【0064】(6)カメラの結像光学系からの光束を撮
像素子側とファインダー系側とに分割するための反射面
の透過側にファインダー系を配置したことを特徴とする
請求項1乃至3又は前記(1)乃至(5)の何れかに記
載のファインダー。
【0065】(7)カメラの結像光学系からの光束を撮
像素子側とファインダー系側とに分割するための反射面
をハーフミラーにて構成し、このハーフミラーは前記撮
像素子側へ光束を反射させ、一方、ファインダー系側へ
光束を透過させる作用を有し、ファインダー系側の前記
ハーフミラーと前記結像光学系による像の結像位置との
間に更に別の反射面を配置したことを特徴とする請求項
2に記載のファインダー。
【0066】(8)以下に示す条件式を満足するように
したことを特徴とする請求項1乃至3又は前記(1)乃
至(8)の何れかに記載のファインダー。 0.72<H/V<1 但し、Hはファインダー視野の横寸法、Vはファインダ
ー視野の縦寸法を示す。
【0067】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、諸収差
を良好に補正し、且つ高倍率,広視野角の接眼光学系を
備えた一眼レフレックスカメラ方式のデジタルカメラ用
ファインダーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例のファインダーの構成を示す光軸に
沿う断面図である。
【図2】第1実施例のファインダーを一眼レフレックス
方式のデジタルカメラに搭載した様子を示す図である。
【図3】第1実施例のファインダーにおける収差曲線図
である。
【図4】第2実施例のファインダーに用いるプリズムの
構成を示す斜視図である。
【図5】第2実施例のファインダーの構成を示す正面方
向から見た光軸に沿う断面図である。
【図6】第2実施例のファインダーの構成を示す側面方
向から見た光軸に沿う断面図である。
【図7】第2実施例のファインダーの構成を示す上面方
向から見た光軸に沿う断面図である。
【図8】第2実施例のファインダーにおける収差曲線図
である。
【符号の説明】
1 ファインダー 2 ペンタプリズム 2a,12a 入射面 2b,2c,11b 反射面 2d,12e 射出面 3,14 接眼光学系 3a,14a 正レンズ 3b,14b 負レンズ 4 結像光学系 5 クイックリターンミラー 6,13 ファインダースクリーン 10 ポロプリズム 11 第1プリズム 11a ハーフミラー 12 第2プリズム 12b 第1反射面 12c 第2反射面 12d 第3反射面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カメラの結像光学系からの光束を撮像素
    子側とファインダー系側とに分割するための反射面を備
    え、 前記結像光学系による像の結像位置以降のファインダー
    系を光の進行方向に向かって像正立のためのプリズム
    系,接眼光学系を配置して構成し、 前記像正立のためのプリズム系は一つのプリズムブロッ
    ク内に光の進行方向に向かって順に入射面,一平面から
    なる反射面,ダハ面による反射面,射出面を有し、前記
    入射面と前記一平面からなる反射面との間の光路と前記
    ダハ面による反射面と前記射出面との間の光路とが前記
    プリズムブロック内でほぼ直交していることを特徴とす
    る一眼レフレックス方式のデジタルカメラ用ファインダ
    ー。
  2. 【請求項2】 カメラの結像光学系からの光束を撮像素
    子側とファインダー系側とに分割するための反射面を備
    え、 前記結像光学系による像の結像位置以降のファインダー
    系を光の進行方向に向かって第1反射面,第2反射面及
    び第3反射面の3つの反射面を有するプリズムと接眼光
    学系とを配置して構成し、第1反射面の法線と第2反射
    面の法線は同一の平面に含まれ、夫々の法線を含む平面
    は前記結像光学系の光軸に対しほぼ垂直であり且つ第1
    反射面の法線と第2反射面の法線とがほぼ垂直であり、
    第3反射面は前記結像光学系からの軸上光束を前記結像
    光学系の光軸とほぼ平行になるように反射し、 更に前記接眼光学系を被写体側から順に被写体側の面の
    曲率の方が強い両凸レンズ,瞳側の面の曲率の方が強い
    両凹レンズを配置して構成し、 以下に示す条件式を満足するようにしたことを特徴とす
    る一眼レフレックス方式のデジタルカメラ用ファインダ
    ー。 1<l2 /l1 <1.4 0.8<L/(np・fE)<1.6 但し、l1 は前記第1反射面から第2反射面までの光軸
    上の距離、l2 は前記第2反射面から第3反射面までの
    光軸上の距離、Lは前記プリズムの入射面から射出面ま
    での光軸上の距離、npは前記プリズムの媒質屈折率、
    fEは前記結像光学系による像の結像位置より瞳側のフ
    ァインダー系の合成焦点距離を示す。
  3. 【請求項3】 カメラの結像光学系からの光束を撮像素
    子側とファインダー系側とに分割するための反射面を備
    え、 前記結像光学系による像の結像位置以降のファインダー
    系を光の進行方向に向かって像正立のためのプリズム
    系,接眼光学系を配置して構成し、 更に、該接眼光学系を被写体側から順に被写体側に強い
    曲率の凸面を向けた正レンズ,眼側に強い曲率の凹面を
    向けた負レンズの2枚のレンズを配置して構成し、 以下に示す条件式を満足するようにしたことを特徴とす
    る一眼レフレックス方式のデジタルカメラ用ファインダ
    ー。 −6<(R31+R32)/(R31−R32)<−0.1 0.1<(R33+R34)/(R33−R34)<15 但し、R31,R32は夫々前記正レンズの被写体側面,瞳
    側面の曲率半径、R33,R34は夫々前記負レンズの被写
    体側面,瞳側面の曲率半径を示す。
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