JPH11235919A - ヒートポンプ式自動車用空気調和装置 - Google Patents

ヒートポンプ式自動車用空気調和装置

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JPH11235919A
JPH11235919A JP10039395A JP3939598A JPH11235919A JP H11235919 A JPH11235919 A JP H11235919A JP 10039395 A JP10039395 A JP 10039395A JP 3939598 A JP3939598 A JP 3939598A JP H11235919 A JPH11235919 A JP H11235919A
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JP
Japan
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condenser
air
compressor
refrigerant
evaporator
Prior art date
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Application number
JP10039395A
Other languages
English (en)
Inventor
Terukazu Shindo
輝一 進藤
Hiroyuki Yamaguchi
博之 山口
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Corp
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Publication date
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Publication of JPH11235919A publication Critical patent/JPH11235919A/ja
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/52Heat recovery pumps, i.e. heat pump based systems or units able to transfer the thermal energy from one area of the premises or part of the facilities to a different one, improving the overall efficiency

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  • Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気加熱ヒータを所定の制御の下で作動させ
ることにより、即暖性および暖房性能を高めるととも
に、乗員の温感を快適な状態に維持しつつ通常のヒート
ポンプによる暖房運転に移行し得るようにしたヒートポ
ンプ式自動車用空気調和装置を提供する。 【解決手段】 風路13内の第1コンデンサ16の空気
流れ上流側に配置した電気加熱ヒータを、制御手段39
により、コンプレッサ14の吐出圧力が10kg/cm
2(ゲージ圧)以上になったときに、通電(オン)状態
から作動停止(オフ)状態に切り換えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車室内を
冷暖房するヒートポンプ式自動車用空気調和装置に関
し、特に暖房性能不足の解消を図ったものである。
【0002】
【従来の技術】自動車用空気調和装置の冷房サイクル
は、コンプレッサから吐出された冷媒を、外部熱交換器
(冷房運転時にコンデンサとして機能する)、冷媒膨張
部材および内部熱交換器(冷房運転時にエバポレータと
して機能する)を経て前記コンプレッサに帰還させるよ
うになっていることは周知である。
【0003】このような冷房サイクルが組み込まれた自
動車用空気調和装置10は、例えば、図6に示すよう
に、ユニットケース11の端部に設けられたインテーク
ユニット12から車室内空気(内気)と車室外空気(外
気)を選択的に風路13内に取り入れ、これを空気調和
して車室内に向かって吹き出すようにしている。
【0004】ヒートポンプ式の自動車用空気調和装置の
場合、風路13内には上流側から順にエバポレータ19
と、主として暖房運転時にコンデンサとして機能する第
1コンデンサ16とが配置され、風路13外には主とし
て冷房運転時にコンデンサとして機能する第2コンデン
サ15が配置されている。そして、コンプレッサ14か
ら吐出された冷媒が、第2コンデンサ15、第1コンデ
ンサ16、リキッドタンク17、膨張弁18およびエバ
ポレータ19を経てコンプレッサ14に帰還する冷房サ
イクルが構成されている。また、暖房運転時と冷房運転
時とで機能させるコンデンサ15、16を切り替えるた
め、暖房時にコンプレッサ14から吐出された冷媒が第
2コンデンサ15をバイパスして流れるように、第2コ
ンデンサ15の入口側に配置される三方弁20と、バイ
パス回路21と、2つの逆止弁22とが設けられてい
る。第1コンデンサ16の前面には、エバポレータ19
により冷却された空気が第1コンデンサ16側とバイパ
ス通路23側を通過する比率を調節するミックスドア2
4が開閉自在に設けられている。
【0005】暖房運転時には、コンプレッサ14から吐
出された冷媒は、三方弁20およびバイパス回路21を
介して、直ちに第1コンデンサ16に導かれる。エバポ
レータ19により冷却されかつ除湿された後の冷風は、
ミックスドア24により第1コンデンサ16側とバイパ
ス通路23側に分岐される。第1コンデンサ16を通過
する空気は、コンプレッサ14から吐出されたガス状冷
媒との間で熱交換を行って加熱される。そして、加熱さ
れた高温空気は、バイパス通路23を通過した低温空気
と第1コンデンサ16の下流域でミックスされ、所定温
度とされた後に、配風ドア25、26により所定の吹出
口(ベント口27v、デフ口27d、フット口27f)
から車室内前方に向かって吹出される。なお、図中符号
「F」はファン、「M」はファンモータである。
【0006】一方、冷房運転時には、三方弁20が切り
替えられ、コンプレッサ14から吐出された冷媒は第2
コンデンサ15に導かれ、第1コンデンサ16、リキッ
ドタンク17、膨張弁18、エバポレータ19を経てコ
ンプレッサ14に帰還する。この過程において、エバポ
レータ19は熱交換により液状冷媒を蒸発させて風路1
3内の空気を冷却し、第2コンデンサ15はエバポレー
タ19で奪った熱を外部に放出してガス状冷媒を冷却し
凝縮液化させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記構成のヒートポン
プ式自動車用空気調和装置10で暖房運転する場合、暖
房初期ではエバポレータ19出口空気温度が低く当該エ
バポレータ19の凍結防止を図る必要から、ファンFに
よる送風量を下げる必要がある。このため、運転開始と
同時に暖かい空気が吹き出される状態、いわゆる即暖性
が不十分で、暖房性能も不足気味となる虞れがある。
【0008】かかる不具合を解消して即暖性および暖房
性能の向上を図るためには、第1コンデンサ16に流入
する空気温度を上昇させる何らかの手段を講じ、モリエ
ル線図における冷房サイクルのサイクルバランスを上昇
させてコンプレッサ14の吐出圧力を高めることが必要
である。
【0009】このため、本件出願人は、空気を加熱する
電気加熱ヒータを第1コンデンサ16の上流側に配置し
たヒートポンプ式自動車用空気調和装置を既に提案して
いる(実開昭7−5825号公報)。
【0010】本発明は、電気加熱ヒータを所定の制御の
下で作動させることにより、即暖性および暖房性能を高
めるとともに、乗員の温感を快適な状態に維持しつつ通
常のヒートポンプによる暖房運転に移行し得るようにし
たヒートポンプ式自動車用空気調和装置を提供すること
を目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1に記載の発明は、ファンにより取り入れた空
気を車室内に向けて送るユニットケースと、前記ユニッ
トケースの風路内に配置されるエバポレータと、前記風
路内で前記エバポレータの空気流れ下流側に配置される
第1コンデンサと、前記風路外に配置されると共に前記
第1コンデンサに接続される第2コンデンサと、前記第
1コンデンサから流下した冷媒を断熱膨張する冷媒膨張
部材と、コンプレッサから吐出された冷媒をバイパス回
路を介して前記第1コンデンサに導く暖房運転用回路
と、前記冷媒を前記第2コンデンサに導く冷房運転用回
路とを選択的に切り替える回路切換弁と、前記第1コン
デンサの空気流れ上流側に配置される電気加熱ヒータ
と、を備えたヒートポンプ式自動車用空気調和装置にお
いて、前記コンプレッサの吐出圧力が10kg/cm2
(ゲージ圧)以上になったときに、前記電気加熱ヒータ
を通電状態から作動停止状態に切り換える制御手段を有
することを特徴とするヒートポンプ式自動車用空気調和
装置である。
【0012】このように構成すれば、暖房運転を行う場
合には、回路切換弁によりコンプレッサから吐出された
冷媒をバイパス回路を介して第1コンデンサに導き、こ
の第1コンデンサを熱交換器として機能させる。このと
き、第1コンデンサの上流に設置された電気加熱ヒータ
を作動させると、エバポレータを通過して冷却された取
り入れ空気は、電気加熱ヒータにより加熱されて温度が
高くなるため、モリエル線図における冷凍サイクルのサ
イクルバランスが上昇してコンプレッサの吐出圧力が上
昇する。したがって、利用できる潜熱が大きくなるので
暖房性能が向上し、吹出し温度が上昇する。つまり、電
気加熱ヒータをオンすれば、起動時や低負荷時の暖房性
能不足を補うことができる。
【0013】一方、制御手段は、コンプレッサの吐出圧
力が10kg/cm2(ゲージ圧)以上になったとき
に、電気加熱ヒータを通電状態から作動停止状態に切り
換えるので、乗員の温感を快適な状態に維持しつつ、通
常のヒートポンプによる暖房運転に移行することができ
る。
【0014】また、請求項2に記載の発明は、前記風路
内で、前記エバポレータの空気流れ下流側かつ前記電気
加熱ヒータの空気流れ上流側位置に、エンジン冷却水が
内部を流通するヒータコアを配置したことを特徴とす
る。
【0015】かかる構成では、暖房起動時には、高温高
圧の冷媒が流通する第1コンデンサのみでなく、エンジ
ン冷却水が流通するヒータコアによっても空気を加熱す
るので、飛躍的に暖房性能を高めることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。図1および図2は、本発明に係
るヒートポンプ式自動車用空気調和装置の実施の形態を
示す概略構成図であり、図1は暖房運転時の状態を、図
2は冷房運転時の状態をそれぞれ示している。なお、図
6と共通する部材には同一の符号を付し一部説明を省略
する。また、図中、白抜き矢印は空気の流れを、実線矢
印は冷媒の流れを、破線矢印はエンジン冷却水の流れを
示している。
【0017】このヒートポンプ式空気調和装置は、ファ
ンFにより取り入れた空気を車室内に向けて送るユニッ
トケース11を有し、このユニットケース11の風路1
3内で、インテークドア(図示せず)やブロワモータM
を有する空気導入部であるインテークユニット12から
導入された空気の流れ方向(白抜き矢印で示す)の上流
側から順に、エバポレータ19と第1コンデンサ16と
が配置されている。また、風路13外には、第1コンデ
ンサ4に接続される第2コンデンサ15が配置されてい
る。風路13内の第1コンデンサ16は主として暖房運
転時に機能し、風路13外の第2コンデンサ15は主と
して冷房運転時に機能する。
【0018】なお、風路13の出口側には、調和空気が
車室内所定部位に向かって吹き出される各種吹出口27
d、27v、27fが設けられている。
【0019】エバポレータ19、第1コンデンサ16お
よび第2コンデンサ15は、コンプレッサ14から吐出
された冷媒が、第2コンデンサ15、第1コンデンサ1
6、液状冷媒を一時貯溜するリキッドタンク17、第1
コンデンサ16から流下した冷媒を断熱膨張する膨張弁
18(冷媒膨張部材に相当する)およびエバポレータ1
9を経てコンプレッサ14に帰還する冷房サイクルを構
成するように、冷媒配管により相互に接続されている。
【0020】冷房サイクルの高圧側には、暖房時にコン
プレッサ14から吐出された冷媒が風路13外の第2コ
ンデンサ15をバイパスして流れるように、バイパス回
路21、および、2つの逆止弁22が設けられている。
すなわち、第2コンデンサ15の入口側には回路切換弁
30が設けられ、バイパス回路21により第2コンデン
サ15の出口と直結されている。前記回路切換弁30に
より、コンプレッサ14から吐出された冷媒をバイパス
回路21を介してただちに第1コンデンサ16に導き、
リキッドタンク17、膨張弁18、エバポレータ19、
コンプレッサ14へと循環させる暖房運転用回路と、コ
ンプレッサ14から吐出された冷媒を第2コンデンサ1
5に導き、それから第1コンデンサ16、リキッドタン
ク7、膨張弁18、エバポレータ19、コンプレッサ1
4へと循環させる冷房運転用回路とが選択的に切り替え
られる。
【0021】冷房サイクルの低圧側には、エバポレータ
19とコンプレッサ14との間に、エンジン31により
加熱されたエンジン冷却水(図中破線で示す)が内部を
流通するサブ熱交換器32が配置されている。エンジン
冷却水は温水コック33を通ってサブ熱交換器32に導
入される。エバポレータ19から流出した冷媒は、サブ
熱交換器32を流通する間にエンジン冷却水と熱交換し
て過熱蒸気とされたのち、コンプレッサ14に吸入され
る。
【0022】また、風路13内の第1コンデンサ16の
空気流れ上流側近傍には、電気加熱ヒータとしてのPT
Cヒータ35が設置されている。PTCヒータ35自体
は公知の技術であるので詳細な説明は省略するが、一般
的な抵抗ヒータと比べてすぐれた性能、安全性、信頼性
を備えている。このPTCヒータ35は、PTC素子と
呼ばれるPTCセラミックをハニカム状のフィンで挟ん
だ構造を一単位として、これを複数個並列に連結して構
成されている。PTCヒータ35の両端にはそれぞれマ
イナス(−)の端子とプラス(+)の端子が接続されて
おり、バッテリーなどの電源からこれらの端子を通じて
通電することによってそれぞれのPTC素子が発熱す
る。図3に概念的に示すように、PTCヒータ35は、
風量が多いほど最大性能を発揮しやすい特性を持ってい
る。
【0023】さらに、風路13内には、エバポレータ1
9の下流側かつPTCヒータ35の上流側位置に、エン
ジン冷却水が内部を流通するヒータコア36を配置して
ある。エンジン冷却水は温水コック37を通ってヒータ
コア36に導入される。当該ヒータコア36と第1コン
デンサ16は、風路13内でバイパス通路23を備える
ように相互に対向して近接配置されている。ヒータコア
36の前面には、エバポレータ19により冷却された空
気がヒータコア36側とバイパス通路23側とを通過す
る比率を調節するミックスドア38が開閉自在に設けら
れている。
【0024】前記PTCヒータ35に通電すれば、ヒー
タコア36を通過した空気が加熱され、第1コンデンサ
16に送り込まれる空気の温度が上昇することになる。
PTCヒータ35の通電状態(オン)と作動停止状態
(オフ)との切換制御はマイクロコンピュータなどから
構成される制御手段39によりなされており、特に、制
御手段39は、コンプレッサ14の吐出圧力Pdが10
kg/cm2(ゲージ圧)以上のときに、PTCヒータ
35をオン状態からオフ状態に切り換え制御している。
【0025】また、本実施形態の冷房サイクルは、暖房
起動時に第2コンデンサ15内に寝込んでいる冷媒をコ
ンプレッサ14に回収する戻し回路40を有している。
通常、冷媒は運転停止後、コンプレッサ14に帰還せ
ず、冷房サイクルを構成する各構成要素中に寝込んでい
ることが多く、コンプレッサ14にはあまり存在してい
ない。この状態でコンプレッサ14を作動し、暖房運転
を開始すると、多量の冷媒を用いて運転することはでき
ず、暖房性能の低下は否めない。したがって、運転開始
時に、第2コンデンサ15などの内部に寝込んでいる冷
媒を一旦コンプレッサ14に戻すことが好ましい。
【0026】このため、コンプレッサ14と第2コンデ
ンサ15との間に前記回路切換弁としての四方弁30を
設け、当該四方弁30を介して第2コンデンサ15とコ
ンプレッサ14とを連結した戻し回路40を形成し、戻
し回路40を通って第2コンデンサ15などの内部に寝
込んでいる冷媒をコンプレッサ14に導き回収するよう
にしている。
【0027】ここに、四方弁30は、密閉ケース41に
1つの入口ポートPiと3つの出口ポートPoが設けら
れ、当該密閉ケース41内に前記3つの出口ポートPo
のうち2つの出口ポートPoを連通するスライド部材4
2が設けられ、当該スライド部材42が選択した出口ポ
ートPo以外の出口ポートPoは入口ポートPiと連通
するように構成されている。したがって、スライド部材
42をセットする位置により入口ポートPiと連通され
る出口ポートPoが選択されることになる。
【0028】したがって、暖房運転の開始時に、四方弁
30を図1に示すような状態にセットすれば、コンプレ
ッサ14の吸込側と第2コンデンサ15が戻し回路40
を介して連通されることになり、コンプレッサ14の吸
込力により第2コンデンサ15内の寝込み冷媒が、コン
プレッサ14に回収され、コンプレッサ14から吐出さ
れる冷媒量は増大し、暖房性能の低下が防止される。
【0029】次に、実施の形態の作用を説明する。 《暖房運転》暖房運転の開始時に、外気温度が低い場合
(例えば、−10℃〜+5℃程度)とか、エンジン始動
直後、エンジン低負荷時あるいはアイドリング時のよう
にエンジン冷却水温が暖房用として使用できない程度に
低い場合には、四方弁30を図1に示すように作動させ
て冷媒を回収する。さらに、制御手段39により、PT
Cヒータ35を通電状態(オン)とする。
【0030】その後、コンプレッサ14から吐出された
冷媒がバイパス回路21を介してただちに第1コンデン
サ16に導かれるように四方弁30を切り替える。第2
コンデンサ15内に寝込んでいる冷媒が回収されるの
で、コンプレッサ14から多量の高温高圧のガス状冷媒
が吐出されることになり、この冷媒は、バイパス回路2
1を通って第1コンデンサに16導かれる。したがっ
て、第1コンデンサ16には、容量の大きな第2コンデ
ンサ15をバイパスした高温高圧状態のガス冷媒がその
まま流入するので、ここを通る空気が加熱され、暖房性
能が向上する。
【0031】第1コンデンサ16から流出する冷媒は、
空気との間の熱交換により中温高圧状態の液状冷媒とな
る。この冷媒はリキッドタンク17を経て膨張弁18を
通過する際に断熱膨張されて低温低圧の気液混合冷媒に
なるので、エバポレータ19を通る空気は除湿されかつ
冷却される。なお、冷媒はエバポレータ19で気化しつ
つ等圧膨張を続け、さらに流下した冷媒は、サブ熱交換
器32を流通する間にエンジン冷却水と熱交換して過熱
蒸気となって再びコンプレッサ14に吸入される。
【0032】したがって、インテークユニット12から
送られてきた空気は、エバポレータ19で冷却され、そ
の下流側に配置されているPTCヒータ35および第1
コンデンサ16により加熱されることになる。つまり、
除湿暖房運転が行なわれる。このようにエバポレータ1
9により除湿された空気を第1コンデンサ16などが加
熱するので、いわゆる内気循環モードにより暖房して
も、フロントガラスが曇ることはなく、窓晴れ状態で運
転ができ、運転の安全性も高まる。
【0033】エンジン冷却水が低温なため暖房用として
使用できない場合でも、比較的短時間の内に高温高圧状
態になる冷媒を第1コンデンサ16に流すことにより空
気を加熱するので、高い暖房性能を発揮する。しかも、
サブ熱交換器32でエンジン冷却水から熱を汲み上げて
いるため、即暖性も向上することになる。
【0034】このようにサブ熱交換器32においてエン
ジン冷却水により冷媒を加温すれば、エンジン冷却水が
保有する熱を有効に冷媒に取り込むことができるので、
この冷媒をコンプレッサ14に戻し、再度加圧すれば、
当該コンプレッサ14から吐出された冷媒は、より高温
の冷媒となり、再度、第1コンデンサ16において空気
を加熱するとき、相当高温の空気にすることができ、高
い暖房性能を発揮することができる。また、サブ熱交換
器32を流れる冷媒はここで加温されて蒸発しガス状と
なるので、コンプレッサ14に液冷媒が帰還する虞れは
なく、コンプレッサ14が液圧縮することによる弁など
の破損を防止できる。
【0035】エバポレータ19を通過した空気は、風路
13内を流下し、ヒータコア36の部分に至る。ここに
おいて、ヒータコア36は、エンジン31の始動により
ある程度温度上昇したエンジン冷却水が流通するが、こ
の時点のエンジン冷却水はまだ十分温度上昇していない
状態であるため、暖房用として使用することは好ましく
ない。したがって、温水コック37を閉鎖し、ヒータコ
ア36にエンジン冷却水が流入しないようにする。これ
によりインテークユニット12から風路13内に導入さ
れた空気は、PTCヒータ35および第1コンデンサ1
6により加熱された相当高温の空気となって車室内に吹
き出される。
【0036】なお、車室内に吹き出される空気の温度
は、ミックスドア38の開度を調節してエバポレータ1
9を通過した冷風と第1コンデンサ16を通過した温風
との混合割合を変えることによって行われる。
【0037】そして、本実施形態では、暖房性能が不足
しがちな起動時や低負荷時にPTCヒータ35を通電す
ることによって暖房性能不足を補うことができる。すな
わち、エバポレータ19およびヒータコア36を通過し
た空気は、PTCヒータ35で加熱されて温度が高くな
り、第1コンデンサ16に送り込まれる空気の温度が高
くなる。その結果、図4に示すように、モリエル線図に
おける冷凍サイクルのサイクルバランスが上昇し、第1
コンデンサ16の圧力、引いてはコンプレッサ14の吐
出圧力が上昇する。ここに、点線で示す冷凍サイクルは
PTCヒータ35を使用した場合であり、実線のそれは
PTCヒータ35を使用しない場合である。したがっ
て、利用できる潜熱が大きくなるので暖房性能が向上し
(同図中の「A」と「B」はそれぞれPTCヒータ35
を使用した場合と使用しない場合の各暖房性能を表わし
ている)、吹出し温度が上昇する。つまり、暖房運転時
にPTCヒータ35をオンすることにより、起動時や低
負荷時の暖房性能不足を補うことができるようになる。
【0038】前述したように、PTCヒータ35は風量
が多いほど最大性能を発揮するという特性があり、この
特性を最大限に生かすために、本実施形態では、暖房初
期からファンFによる送風量を多くし、第1コンデンサ
16に送り込まれる空気温度を迅速に高めるようにして
ある。その結果に、コンプレッサ14の吐出圧力も迅速
に上昇することになり、車室内への吹出空気温度を迅速
に高めることが可能となる。
【0039】上記した作用により、コンプレッサ14の
吐出圧力は、図5に示すように、運転時間の経過ととも
に上昇する。そして、制御手段39は、コンプレッサ1
4の吐出圧力Pdが10kg/cm2(ゲージ圧)以上
のときに、PTCヒータ35をオン状態からオフ状態に
切り換え制御している。
【0040】ここに、切換作動圧力を10kg/cm2
(ゲージ圧)としたのは次の理由による。コンプレッサ
吐出圧力Pd=10kg/cm2(ゲージ圧)のときの
冷媒の飽和温度が約42℃であり、仮にPTCヒータ3
5をオフしたとしても、車室内に吹き出される空気温度
として42℃近傍の温度を得ることができる。乗員が快
適であると感じる温風温度の下限が40℃であることか
ら、コンプレッサ吐出圧力Pdが10kg/cm2(ゲ
ージ圧)に達するまでPTCヒータ35をオンしておけ
ば、PTCヒータ35をオフしても、乗員の温感を快適
な状態に維持することができる。このように、PTCヒ
ータ35をオフするコンプレッサ吐出圧力Pdを10k
g/cm2(ゲージ圧)以上とした点については、乗員
の快適性を維持できる下限であるという臨界的な意義を
有している。
【0041】また、コンプレッサ14として公知の内部
圧力制御型の容量可変斜板式コンプレッサを使用した場
合、コンプレッサ吐出圧力Pdが10kg/cm2(ゲ
ージ圧)以上であれば、斜板の傾斜角度を制御する制御
圧力となるコンプレッサ吸入圧力Psも3kg/cm2
(ゲージ圧)となる。この制御圧力の下では斜板がフル
ストローク状態に傾斜し、多量の冷媒を吐出することが
できるため、PTCヒータ35をオンしていなくとも、
通常のヒートポンプ式の自動車用空気調和装置で十分な
暖房性能を得ることができる。
【0042】これらの点から、本実施形態では、制御手
段39により、コンプレッサ14の吐出圧力が10kg
/cm2(ゲージ圧)以上になったときに、PTCヒー
タ35を通電状態から作動停止状態に切り換え、本来の
ヒートポンプとしての最大性能を発揮させるようにして
ある。
【0043】一方、外気温度が高いとき(例えば、+5
℃〜+15℃程度)あるいはエンジンが高負荷運転時な
どのときは、エンジン冷却水が暖房用として使用できる
程度にまで高温となるので、コンプレッサ14により加
圧した高温の冷媒を用いて暖房する必要はない。そこ
で、本実施形態では、例えば、エンジン31とコンプレ
ッサ14とを連結しているクラッチなどを切り、コンプ
レッサ14の作動を停止し、ヒータコア36のみによる
暖房運転とする。このようにすれば、エンジン31に不
必要な負荷を掛けることはなく、省燃費の暖房運転が可
能となる。
【0044】《冷房運転》外気温度が、例えば、+15
℃〜+30℃程度のときに、冷房運転を行なう場合に
は、図2に示すように、冷媒は、四方弁30を介して直
接第2コンデンサ15に入ることになる。
【0045】この状態でコンプレッサ14を作動する
と、吐出された冷媒は、図2に示すように、第2コンデ
ンサ15に入り、冷却され凝縮する。低温高圧となった
液状冷媒は、風路13内の第1コンデンサ16を経て、
リキッドタンク17にある程度貯溜された後に、膨張弁
18により流量が制限され、ここで断熱膨張され、より
低温な低圧冷媒になってエバポレータ19に流入する。
エバポレータ19において、インテークユニット12か
ら送られてきた空気は除湿されると共に冷却され、冷媒
は蒸発してガス状となって再びコンプレッサ14に吸入
される。
【0046】しかし、外気温が15℃〜20℃程度の場
合は、乗員にとっては冷房過多となる虞れもあるので、
ヒータコア36前面のミックスドア38の開度を調節
し、ヒータコア36側とバイパス通路23側に冷風を分
岐し、これらを再度ミックスすることにより所定温度に
した後に、車室内に吹き出す。
【0047】なお、外気温度が、+30℃以上のとき
も、本実施形態では、+15℃〜+30℃の冷房運転と
基本的には同じである。
【0048】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変す
ることができる。例えば、ヒータコア36を必ずしも設
ける必要はなく、この場合のヒートポンプ式自動車用空
気調和装置は電気自動車に搭載して好適なものとなる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、コンプレッサの吐出圧力が10kg/cm
2(ゲージ圧)以上になったときに、電気加熱ヒータを
通電状態から作動停止状態に切り換えるようにしたの
で、第1コンデンサに入る空気の温度を昇温して起動時
や低負荷時の暖房性能不足を補うことができるのみなら
ず、乗員の温感を快適な状態に維持しつつ、通常のヒー
トポンプによる暖房運転に移行することができる。
【0050】請求項2に記載の発明によれば、高温高圧
の冷媒が流通する第1コンデンサのみでなく、エンジン
冷却水が流通するヒータコアによっても空気を加熱する
ので、飛躍的に暖房性能を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るヒートポンプ式自
動車用空気調和装置の暖房運転時の状態を示す概略構成
図である。
【図2】 同実施の形態の冷房運転時の状態を示す概略
構成図である。
【図3】 PTCヒータの特性を概念的に示す図であ
る。
【図4】 PTCヒータのオン、オフ制御およびコンプ
レッサ吐出圧力の昇圧状態を示す図である。
【図5】 同実施の形態の作用の説明に供する図であ
る。
【図6】 一般的なヒートポンプ式自動車用空気調和装
置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
11…ユニットケース 13…風路 14…コンプレッサ 15…第2コンデンサ 16…第1コンデンサ 17…リキッドタンク 18…膨張弁(冷媒膨張部材) 19…エバポレータ 21…バイパス回路 30…四方弁(回路切換弁) 32…サブ熱交換器 35…PTCヒータ(電気加熱ヒータ) 36…ヒータコア 39…制御手段 F…ファン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファン(F)により取り入れた空気を車
    室内に向けて送るユニットケース(11)と、 前記ユニットケース(11)の風路(13)内に配置さ
    れるエバポレータ(19)と、 前記風路(13)内で前記エバポレータ(19)の空気
    流れ下流側に配置される第1コンデンサ(16)と、 前記風路(13)外に配置されると共に前記第1コンデ
    ンサ(16)に接続される第2コンデンサ(15)と、 前記第1コンデンサ(16)から流下した冷媒を断熱膨
    張する冷媒膨張部材(18)と、 コンプレッサ(14)から吐出された冷媒をバイパス回
    路(21)を介して前記第1コンデンサ(16)に導く
    暖房運転用回路と、前記冷媒を前記第2コンデンサ(1
    5)に導く冷房運転用回路とを選択的に切り替える回路
    切換弁(30)と、 前記第1コンデンサ(16)の空気流れ上流側に配置さ
    れる電気加熱ヒータ(35)と、を備えたヒートポンプ
    式自動車用空気調和装置において、 前記コンプレッサ(14)の吐出圧力が10kg/cm
    2(ゲージ圧)以上になったときに、前記電気加熱ヒー
    タ(35)を通電状態から作動停止状態に切り換える制
    御手段(39)を有することを特徴とするヒートポンプ
    式自動車用空気調和装置。
  2. 【請求項2】 前記風路(13)内で、前記エバポレー
    タ(19)の空気流れ下流側かつ前記電気加熱ヒータ
    (35)の空気流れ上流側位置に、エンジン冷却水が内
    部を流通するヒータコア(36)を配置したことを特徴
    とする請求項1に記載のヒートポンプ式自動車用空気調
    和装置。
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