JPH11235500A - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機

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JPH11235500A
JPH11235500A JP10038525A JP3852598A JPH11235500A JP H11235500 A JPH11235500 A JP H11235500A JP 10038525 A JP10038525 A JP 10038525A JP 3852598 A JP3852598 A JP 3852598A JP H11235500 A JPH11235500 A JP H11235500A
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drum
motor
cloth
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quality
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Tatsuo Ioku
辰夫 井奥
Toshiya Nakamura
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Toshiba AVE Co Ltd
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Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 布質の判定を乾燥行程の初期において行うこ
とができ、これに伴い布質に応じた乾燥運転の制御をで
きるようにする。 【解決手段】 スタートスイッチが操作されると、ま
ず、モータ及びヒータを通電した後、モータが設定回転
速度に達するまでの到達時間t1を測定し(S2)、こ
の後、ドラム内の被乾燥物が電極に接触する接触回数を
2分間測定し(S3)、その接触回数に基づいて布量の
ランクを決定する(S4)。次に、モータを断電してか
らモータが停止するまでの惰性回転時間t2を測定する
(S6)。そして、電極接触回数と、到達時間t1と、
惰性回転時間t2とに基づいて布質を判定し(S8)、
布量及び布質に応じた乾燥運転を実行する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラム内に収容さ
れた被乾燥物の布質を判定する機能を備えた衣類乾燥機
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、ドラム式の衣類
乾燥機においては、モータによって回転されるドラムの
内部に臨むように一対の電極を設け、ドラムを回転させ
た状態で、その電極に対して被乾燥物が接触する接触回
数を、所定時間、例えば2分間にわたって測定し、その
接触回数に基づいて布量を、例えば4段階のランクに分
けるようにしたものが考えられている。また、布質につ
いては、乾燥行程の後半において、ドラムの後部に設け
られた温度センサによりドラム内の温度を測定し、その
温度の上昇度合いに基づいて布質を判定し、その判定結
果に基づいて仕上げ時間を制御することが行われてい
る。
【0003】しかしながら、上記した従来構成のものの
場合、布質を判定するとはいっても、乾燥行程の後半で
しか行うことができない。このため、被乾燥物の布質に
応じた乾燥運転の制御としては実質的には行われていな
いのが実情である。
【0004】本発明は上記した事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、布質の判定を乾燥行程の初期に
おいて行うことができ、これに伴い布質に応じた乾燥運
転の制御が可能な衣類乾燥機を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、被乾燥物を収容するドラム
と、このドラムを回転させるモータと、このモータの回
転速度を検出する回転速度検出手段と、前記ドラムの回
転に伴いこのドラム内に収容された被乾燥物が接触する
ように設けられた電極と、この電極に対して被乾燥物が
接触する接触回数、前記モータの起動時における回転速
度に基づく起動回転特性、並びに前記モータを断電した
時の惰性回転特性に基づいて被乾燥物の布質を判定する
布質判定手段とを備え、前記布質判定手段による布質判
定を、乾燥行程の初期において行うことを特徴とするも
のである。
【0006】本発明者らは、実験により次のようなこと
を突き止めた。それは、ドラムを回転させるモータを起
動させる際のモータの回転速度に基づく起動回転特性を
調べたところ、ドラム内の被乾燥物の重量が同じでも、
布質によって差が認められた。また、回転中のモータを
断電した時の惰性回転特性を調べたところ、やはりドラ
ム内の被乾燥物の重量が同じでも、布質によって差が認
められた。一方、電極に対して被乾燥物が接触する接触
回数を測定することにより、被乾燥物の重量をおおよそ
判定することができる。
【0007】そこで、この発明では、電極に対して被乾
燥物が接触する接触回数と、モータの起動時における起
動回転特性と、モータを断電した時の惰性回転特性との
各データに基づいて、被乾燥物の布質を判定するように
したものである。この布質判定は乾燥行程の初期に行う
ことができ、また、初期に行うことにより、布質に応じ
た乾燥運転の制御を行うことが可能になる。
【0008】請求項2の発明は、電極に対して被乾燥物
が接触する接触回数と、モータの起動時における起動回
転特性とのデータによって、被乾燥物の布質を判定する
ようにしたものである。
【0009】また、請求項3の発明は、電極に対して被
乾燥物が接触する接触回数と、モータを断電した時の惰
性回転特性とのデータによって、被乾燥物の布質を判定
するようにしたものである。
【0010】この場合、布質の判定を、乾燥行程の前半
に複数回行うことにより、その布質判定を一層精度よく
行うことが可能になる(請求項4の発明)。そして、布
質に応じた乾燥運転の制御としては、ドラム内の設定温
度を変えたり、ドラムの回転速度を変えたり、ドラム内
に風を供給するファンの回転速度を変えたりすることが
可能になる(請求項5〜12)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例につい
て、図1ないし図12を参照して説明する。まず、図2
には、衣類乾燥機全体の概略的な構成が示されている。
この図2において、外箱1の前面のほぼ中央部には、被
乾燥物を出入れするための出入れ口2が形成されてお
り、この出入れ口2は、扉3により開閉されるようにな
っている。この外箱1の内部に、ドラム4が配設されて
いる。このドラム4は、軸方向が前後方向となる横軸状
態で、前部の円形の開口部4aの周縁部が、外箱1の前
部に固定されたドラム前支え5により軸受6を介して回
転可能に支持されていると共に、後部に設けられたシャ
フト7が、外箱1内の後部に固定されたファンケーシン
グ8により回転可能に支持されている。
【0012】ファンケーシング8内には、シャフト9を
中心に回転されるファン10が回転可能に配設されてい
る。このファン10は、前翼部10aと後翼部10bを
有する両翼形で、後述のごとく熱交換器及び除湿器とし
ても機能するようになっている。ドラム4外における外
箱1内の底部には、図3に示すモータ11が配設されて
いる。このモータ11は、例えば誘導モータからなって
いる。
【0013】モータ11の回転軸12は後方に向けて突
出していて、この回転軸12の軸方向の中間部に第1の
駆動プーリ13が取り付けられ、先端部に第2の駆動プ
ーリ14が取り付けられている。そして、第1の駆動プ
ーリ13と上記ドラム4の外周部との間には第1のベル
ト15が掛けられ、また、第2の駆動プーリ14と前記
ファン10に一体的に設けられた従動プーリ16との間
には第2のベルト17が掛けられている。
【0014】したがって、ドラム4は、モータ11によ
り、第1の駆動プーリ13及び第1のベルト15を介し
て回転駆動されるようになっており、また、ファン10
は、モータ11により、第2の駆動プーリ14、第2の
ベルト17及び従動プーリ16を介して回転駆動される
ようになっている。なお、第1のベルト15に対して
は、テンションアーム18に設けられたテンションプー
リ19が押し付けられていて、このテンションプーリ1
9により所定の張力が与えられている。
【0015】また、モータ11には、これの回転速度を
検出するための回転速度検出手段を構成する回転センサ
20が設けられている。この回転センサ20は、詳細に
は、回転軸12に取り付けられた永久磁石21と、この
永久磁石21の回転軌跡に対応するようにモータ11の
支持台22に取り付けられたリードスイッチ23とから
構成されるもので、回転軸12が1回転するごとにリー
ドスイッチ23から1個のパルス信号が出力されるよう
になっている。
【0016】この場合、リードスイッチ23から出力さ
れるパルス信号の周期は、モータ11の回転速度に対応
したものであり、したがって、そのリードスイッチ23
から出力されるパルス信号を検出することに基づき、モ
ータ11の回転速度を検出することが可能となってい
る。なお、リードスイッチ23に代えて、ホールICを
用いて実施するようにしても良い。また、回転軸12に
永久磁石21を複数個取り付け、モータ11の回転軸1
2が1回転するごとに、複数個のパルス信号が出力され
るようにしても良い。
【0017】上記ファンケーシング8の背面の開放部
は、外箱1の背板24により塞がれており、この背板2
4には、ファン10に対応して外気吸入口25が形成さ
れていると共に、図示しない部分に外気吐出口が形成さ
れている。ファンケーシング8の前面部には、ドラム4
に対応して内気吸入口26が形成され、また、ドラム4
の後部には、その内気吸入口26に対応して内気通し口
27が形成されている。ドラム4内の後部には、その内
気通し口27を前方から覆うようにフィルタ28が着脱
可能に装着されている。
【0018】したがって、ファン9が回転されると、図
2に矢印で示すように、前翼部10aにより、ドラム4
内の空気が、フィルタ28、内気通し口27及び内気吸
入口26を通じてファンケーシング8内の前部に吸入さ
れ、また、後翼部10bにより、外箱1外の外気が、外
気吸入口25からファンケーシング8内の後部に吸入さ
れる。
【0019】ファンケーシング8内の前部及び後部に吸
入されたそれぞれの空気は、ファンケーシング8内にお
いてファン9を介して熱交換され、また、ドラム4内の
空気が外気によって冷却されることによって、ドラム4
内の空気の除湿が行われるようになる。除湿された空気
は、ファンケーシング7から、このファンケーシング7
に接続されたダクト29を通り、そして、ドラム前支え
5の下部に形成された給風口30からドラム4内に送り
込まれるようになっており、その給風口30の近くにヒ
ータ31が配設されている。したがって、給風口30か
らドラム4内に送り込まれる空気は、ヒータ31により
加熱されることによって熱風となり、ドラム4内には熱
風が供給されるようになる。
【0020】上述のごとくドラム4内に供給された熱風
は、ドラム4内から、フィルタ28、内気通し口27及
び内気吸入口26を通じてファンケーシング8内に吸入
されるというように、循環されるようになる。なお、ヒ
ータ31は、この場合PTCヒータからなっており、さ
らに具体的には、図4に示すように、第1のPTCヒー
タ31aと第2のPTCヒータ31bの2つから構成さ
れている。
【0021】ドラム前支え5の下部には、ドラム4内に
臨むようにして一対の電極32が設けられている。これ
ら一対の電極32には、図4に示すように、検出回路3
3が接続されている。この検出回路33は、一対の電極
32に対して被乾燥物が接触したときに接触検出信号S
sを出力し、また、一対の電極32に対して被乾燥物が
接触すると、それら電極32間の抵抗値が変化するの
で、それに基づき乾燥度検出信号Skを出力するように
なっている。
【0022】ファンケーシング8前部の内気吸入口26
の近傍部分には、例えばサーミスタからなる温度センサ
34が設けられており、この温度センサ34は、ドラム
4内からファンケーシング8側へ排出される空気(排
気)の温度を検出する温度検出手段として機能するもの
である。
【0023】図4には、電気的構成が概略的に示されて
いる。この図4において、制御手段を構成する制御装置
35はマイクロコンピュータから構成されたもので、こ
れには、交流電源である電源36から直流電源回路37
を介して必要な電源が供給されるようになっている。
【0024】この制御装置35には、図示しない操作パ
ネルに設けられたスイッチ入力部38からのスイッチ信
号、回転センサ20及び温度センサ34からの検出信
号、電極32に接続された検出回路33からの信号が入
力されるようになっている。そして、制御装置35は、
予め記憶した運転プログラムに従い、それらの入力信号
に基づき、駆動回路39を介してモータ11、ヒータ3
1及びブザー40を制御すると共に、操作パネルに設け
られた表示部(図示せず)などを制御するようになって
いる。なお、電源36から上記ヒータ31、モータ1
1、及びブザー40へと至る回路中には、電源スイッチ
41が設けられている。
【0025】ここで、制御装置35は、制御手段の他、
次のような機能も有している。まず、検出回路33から
の接触検出信号Ssを一定時間(例えば2分間)におい
てカウントし、そのカウント値、つまり接触回数に基づ
いて、被乾燥物の重量(布量)を検出する布量検出手段
としても機能する。
【0026】図5には、布質(布の種類)別の布量と、
2分間当たりの電極接触回数との関係を調べた実験結果
を示している。この場合、実線は丸首シャツ(綿製、脱
水率57%)を示し、破線はタオル(綿製、脱水率55
%)を示し、一点鎖線はYシャツ(化繊製、脱水率75
%)を示している。この図5から、次のようなことがわ
かる。
【0027】布量が少ない場合には、電極接触回数が少
なく、布量が多くなるにつれて、電極接触回数が多くな
る。したがって、電極接触回数に基づいて、布量(被乾
燥物の重量)を、例えば極大、大、中、小、極小の5つ
のランクに分けることができる。なお、同じ布量(重
量)でも、布質によって電極接触回数に差があることが
認められる。
【0028】また、本発明者らの実験により、図7及び
図9に示す結果も得られた。このうち、図7は、モータ
11を停止状態から起動してドラム4の回転を立ち上げ
た場合において、モータ11の回転速度が設定回転速度
(例えば、1000rpm)に達するまでに要する到達
時間t1(図6参照)が、布質と、布量とによってどの
ようになるのかを測定した結果を示している。図7中、
3種類の各線は、図5の場合と同様な布質(布の種類)
のものを示している。この図7から、次のようなことが
わかる。
【0029】布量が少ない場合には、設定回転速度への
到達時間t1は短く、布量が多くなるにつれて、その到
達時間t1は長くなる。また、同じ布量(重量)でも、
布質によって、到達時間t1に差があることが認められ
る。この場合、比較的しなやかなYシャツ(一点鎖線)
は、比較的ごわごわなタオル(点線)よりも、到達時間
t1が短くなる傾向がある。ここで、モータ11を起動
してから当該モータ11が設定回転速度(この場合、1
000rpm)に達するまでに要する到達時間t1を、
本発明においてはモータ11の起動回転特性としてい
る。
【0030】図9は、逆に、設定回転速度(例えば、1
000rpm)で回転しているモータ11を断電した場
合において、その断電した時点からモータ11が停止す
るまでの惰性回転時間t2(図8参照)が、布質と、布
量とによってどのようになるのかを測定した結果を示し
ている。図9中、3種類の各線は、図5の場合と同様な
布質(布の種類)のものを示している。この図9から、
次のようなことがわかる。
【0031】布量が少ない場合には、惰性回転時間t2
は比較的長く、布量が多くなるにつれて、その惰性回転
時間t2は短くなる。また、同じ布量(重量)でも、布
質によって、惰性回転時間t2に差があることが認めら
れる。この場合、比較的しなやかなYシャツ(一点鎖
線)は、比較的ごわごわなタオル(点線)よりも、惰性
回転時間t2が長くなる傾向がある。ここで、回転中の
モータ11を断電してから当該モータ11が停止するま
での惰性回転時間t2を、本発明においてはモータ11
の惰性回転特性としている。
【0032】そして、図10には、図5の電極接触回数
の結果から得られる布量ランクと、図7の設定回転速度
に達するまでの到達時間t1との関係を細分化したもの
を示している。この場合、布量ランクが「極大」のもの
において、到達時間t1によりA1〜A6の6段階に分
け、布量ランクが「大」のものにおいて、到達時間t1
によりB1〜B6の6段階に分け、布量ランクが「中」
のものにおいて、到達時間t1によりC1〜C6の6段
階に分け、布量ランクが「小」及び「極小」のものにお
いては、到達時間t1に関係なくすべてC6としてい
る。
【0033】また、図11には、図5の電極接触回数の
結果から得られる布量ランクと、図9の惰性回転時間t
2との関係を細分化したものを示している。この場合、
布量ランクが「極大」のものにおいて、惰性回転時間t
2によりa1〜a6の6段階に分け、布量ランクが
「大」のものにおいて、惰性回転時間t2によりb1〜
b6の6段階に分け、布量ランクが「中」のものにおい
て、惰性回転時間t2によりc1〜c6の6段階に分
け、布量ランクが「小」及び「極小」のものにおいて
は、惰性回転時間t2に関係なくすべてc6としてい
る。
【0034】そして、図12は、図10のデータと図1
1のデータとを合わせ、さらに細分化し、これにより布
質を「しなやか」と「標準」と「ごわごわ」の3種類に
判定するようにしている。すなわち、この場合、モータ
起動時において、設定回転速度に達するまでの到達時間
t1が小で、かつ、モータ断電時において、惰性回転時
間t2が大となるものほど、「しなやか」と判定し、逆
に、到達時間t1が大で、かつ、惰性回転時間t2が小
となるものほど、「ごわごわ」と判定する。
【0035】また、この図12には、布質に応じた乾燥
運転時の、ドラム4内の設定温度と、ドラム4の回転速
度と、ファン10の回転速度とを示している。一般的
に、しなやかな衣類は、布傷みのしやすいデリケートな
ものであるため、ドラム4内の温度は低めで、ドラム4
及びファン10の回転速度は低速度が好ましく、これに
対し、ごわごわな衣類に関しては、その逆が好ましいも
のである。
【0036】なお、この図12は、布量ランクで、「極
大」のものについてのみ(A1〜A6、a1〜a6)示
しているが、「大」のもの(B1〜B6、b1〜b
6)、及び「中」以下のもの(C1〜C6、c1〜c
6)についても、図12と同様な表を作り、同様な制御
を行うようにする。
【0037】制御装置35の記憶手段には、図5、図1
0、図11及び図12に示した内容のデータが予め記憶
されている。そして、制御装置35は、後述するよう
に、検出回路33から得られる接触回数検出信号Sk
と、モータ11の起動時においてモータ11の回転速度
が設定回転速度に達するまでに要する到達時間t1と、
モータ11を断電した場合において、その断電した時点
からモータ11が停止するまでの惰性回転時間t2とに
基づいて、布質を判定すると共に、その判定した布質に
応じた乾燥運転を実行するようになっている。したがっ
て、制御装置35は、布質を判定する布質判定手段とし
ても機能するものである。
【0038】しかして、図1には、制御装置35による
制御内容が示されており、以下これについて作用と共に
説明する。スイッチ入力部38におけるスタートスイッ
チが操作されると、制御装置35は、まず、モータ11
及びヒータ31に通電する(ステップS1)。このう
ち、モータ11への通電により当該モータ11が起動さ
れ、このモータ11により、ドラム4が回転駆動される
と共に、ファン10が回転駆動される。ドラム4の回転
に伴い、このドラム4内に収容された被乾燥物が撹拌さ
れ、また、ファン10の回転に伴う送風作用とヒータ3
1の発熱作用により、前述したように熱風がドラム4内
に供給されることによって、乾燥運転が開始される。
【0039】制御装置35は、モータ11を起動してか
ら、当該モータ11の回転速度が予め設定された設定回
転速度、例えば1000rpmに達するまでの到達時間
t1を測定し、それを記憶する(ステップS2)。この
とき、モータ11の回転速度は、回転センサ20から出
力される検出信号に基づき検出する。
【0040】制御装置35は、ステップS2の後に、被
乾燥物が電極32に接触する接触回数を、2分間にわた
って測定し、この測定値を記憶する(ステップS3)。
この電極接触回数の測定は、検出回路33から出力され
る接触検出信号Ssに基づいて測定する。そして、制御
装置35は、その測定した電極接触回数と、予め記憶さ
れたデータとに基づき、布量のランクを決定する(ステ
ップS4)。
【0041】次に、制御装置35は、回転中のモータ1
1を断電し(ステップS5)、その断電した時点からモ
ータ11が停止するまでの惰性回転時間t2を測定し、
この測定値を記憶する(ステップS6)。そして、制御
装置35は、モータ11を再度通電し(ステップS
7)、この後、布質の判定を行う(ステップS8)。こ
の布質の判定は、ステップS4にて電極接触回数に基づ
いて決定した布量のランクと、ステップS2で測定した
到達時間t1(起動回転特性)と、ステップS6で測定
した惰性回転時間t2(惰性回転特性)と、予め記憶さ
れたデータ(図10、図11、図12などのデータ)と
に基づいて、「しなやか」、「標準」、「ごわごわ」の
判定を行う。
【0042】そして、制御装置35は、ステップS8で
判定した結果に基づき、布量・布質に応じた乾燥運転を
行う(ステップS9)。この場合の乾燥運転としては、
ドラム4内の設定温度と、ドラム4の回転速度と、ファ
ン10の回転速度が、例えば図12に示された内容とな
るように制御して行う。そして、図1の制御内容には詳
細には示されていないが、制御装置35は、ステップS
9において、検出回路33からの乾燥度検出信号Skに
基づいて被乾燥物の乾燥度を検出し、その乾燥度が、布
質に応じて予め設定された値なったら、所定の仕上げ処
理を実行した後、乾燥運転を終了すると共に、ブザー4
0を鳴らして乾燥が終了したことを報知する。
【0043】上記した第1実施例によれば、次のような
作用効果を得ることができる。まず、被乾燥物が電極3
2に接触する電極接触回数と、モータ11の起動時にお
いてモータ11の回転速度が設定回転速度に達するまで
に要する到達時間t1と、回転中のモータ11を断電し
た場合において、その断電した時点からモータ11が停
止するまでの惰性回転時間t2とに基づいて、布質を判
定するようにしたので、この布質判定を、乾燥行程の初
期において行うことができる。
【0044】そして、布質判定を乾燥行程の初期におい
て行うことにより、布質に応じた乾燥運転の制御を行う
ことができる。具体的には、一般的に、しなやかな衣類
は、布傷みのしやすいデリケートなものであるため、ド
ラム4内の温度は低めで、ドラム4及びファン10の回
転速度は低速度が好ましく、これに対し、ごわごわな衣
類に関しては、その逆が好ましいものであり、布質に応
じた制御を行うことにより良好な乾燥を行うことができ
る。
【0045】図13は本発明の第2実施例を示したもの
であり、この第2実施例は上記した第1実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、この第2実施例において
は、まず、ステップS0において、初期化を行う。この
場合、フラグFを「0」とする。この後、第1実施例と
同様に、モータ11及びヒータ31を通電した後、モー
タ11が設定回転速度に達するまでの到達時間t1の測
定、被乾燥物が電極32に接触する電極接触回数の測
定、及びモータ11を断電してから停止するまでの惰性
回転時間t2の測定を行い、この後、モータ11を通電
する(ステップS1〜S7)。
【0046】この後、ステップS11においてフラグF
に「1」を加え、ステップS12においてフラグFが
「3」になったか否かを判断し、「NO」の場合には、
ステップS2へ戻る。そして、ステップS12において
フラグFが「3」になったら、「YES」に従ってステ
ップS8へ移行し、ここで布質を判定する。
【0047】したがって、この場合、布質を判定するた
めの測定動作(ステップS1〜S7)を3回行い、ステ
ップS8において、各データを平均し、これに基づき布
質の判定を行う。
【0048】このような第2実施例によれば、布質の判
定を一層正確に行うことが可能になり、これに伴い布質
に一層適した制御を行うことが可能になる。
【0049】また、上記した第1実施例において、次の
ように変形することもできる。すなわち、ステップS1
〜S8の布質判定動作を行って、判定した布質に応じた
乾燥運転を行っている途中、したがって、乾燥行程を開
始してから所定時間後において、再度、同様な布質判定
動作(ステップS1〜S8)を行い、その2回目の判定
結果に基づいて、1回目で設定した制御内容(ドラム4
内の設定温度、ドラム4の回転速度、ファン10の回転
速度)について補正を行い、それ以後は、補正した制御
内容で乾燥運転を実行するようにする。このようにした
場合には、一層布質に適した乾燥運転を実行することが
可能になる。
【0050】さらに、1回目の布質判定動作の後に、布
質判定動作を2回以上の複数回行い、制御内容(ドラム
4内の設定温度、ドラム4の回転速度、ファン10の回
転速度)についての補正を複数回行うようにすることも
できる。
【0051】図14及び図15は本発明の第3実施例を
示したものであり、この第3実施例は第1実施例とは次
の点が異なっている。なお、この第3実施例は、請求項
2の発明に対応したものである。すなわち、この第3実
施例においては、モータ11が設定回転速度に達するま
での到達時間t1(モータの起動回転特性)と、被乾燥
物が電極32に接触する電極接触回数とによって、布質
の判定をするようにしている。
【0052】具体的には、モータ11及びヒータ31を
通電(ステップS1)した後、モータ11が設定回転速
度に達するまでの到達時間t1を測定し(ステップS
2)、そして、被乾燥物が電極32に接触する電極接触
回数の測定を2分間行い(ステップS3)、この後、測
定した電極接触回数に基づき布量ランクを決定し(ステ
ップS4)、この布量ランクと、ステップS2で測定し
た到達時間t1と、布量ランクと到達時間t1との関係
のデータ(図10)と、図15のデータとに基づいて、
布質の判定を行い(ステップS8)、この判定した結果
に基づいて、布量・布質に応じた乾燥運転を行う(ステ
ップS9)。
【0053】なお、図15は、布量ランクで、「極大」
のものについてのみ(A1〜A6)示しているが、
「大」のもの(B1〜B6)、及び「中」以下のもの
(C1〜C6)についても、図15と同様な表を作り、
同様な制御を行うようにする。
【0054】図16は本発明の第4実施例を示したもの
であり、この第4実施例は上記した第3実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、この第4実施例において
は、まず、第2実施例と同様に、ステップS0におい
て、初期化を行う(フラグFを「0」とする)。この
後、第3実施例と同様に、モータ11及びヒータ31を
通電(ステップS1)した後、モータ11が設定回転速
度に達するまでの到達時間t1を測定し(ステップS
2)、被乾燥物が電極32に接触する電極接触回数の測
定を2分間行い(ステップS3)、布量ランクを決定し
(ステップS4)、モータ11を一旦断電する(ステッ
プS5)。そして、モータ11が停止するまで待機し
(ステップS13)、モータ11の停止後、再度モータ
11を通電する(ステップS14)。
【0055】この後、ステップS11においてフラグF
に「1」を加え、ステップS12においてフラグFが
「3」になったか否かを判断し、「NO」の場合には、
ステップS2へ戻る。そして、ステップS12において
フラグFが「3」になったら、「YES」に従ってステ
ップS8へ移行し、ここで布質を判定する。
【0056】したがって、この場合も、布質を判定する
ための測定動作を3回行い、ステップS8において、各
データを平均し、これに基づき布質の判定を行う。
【0057】図17及び図18は本発明の第5実施例を
示したものであり、この第5実施例は第1実施例とは次
の点が異なっている。なお、この第5実施例は、請求項
3の発明に対応したものである。すなわち、この第5実
施例においては、被乾燥物が電極32に接触する電極接
触回数と、回転中のモータ11を断電してから停止する
までの惰性回転時間t2(モータの惰性回転特性)とに
よって、布質の判定をするようにしている。
【0058】具体的には、モータ11及びヒータ31を
通電(ステップS1)した後、モータ11が設定回転速
度に達するまで待機する(ステップS15)。そして、
モータ11が設定回転速度に達したら、被乾燥物が電極
32に接触する電極接触回数の測定を2分間行い(ステ
ップS3)、測定した電極接触回数に基づき布量ランク
を決定する(ステップS4)。この後、モータ11を断
電し(ステップS5)、断電してからモータ11が停止
するまでの惰性回転時間t2を測定し(ステップS
6)、この後、モータ11を通電する(ステップS
7)。
【0059】そして、ステップS4で決定した布量ラン
クと、ステップS6で測定した惰性回転時間t2と、布
量ランクと惰性回転時間t2との関係のデータ(図1
1)と、図18のデータとに基づいて、布質の判定を行
い(ステップS8)、この判定した結果に基づいて、布
量・布質に応じた乾燥運転を行う(ステップS9)。
【0060】なお、図18も、図15と同様に、布量ラ
ンクで、「極大」のものについてのみ(a1〜a6)示
しているが、「大」のもの(b1〜b6)、及び「中」
以下のもの(c1〜c6)についても、図18と同様な
表を作り、同様な制御を行うようにする。
【0061】図19は本発明の第6実施例を示したもの
であり、この第6実施例は上記した第5実施例とは次の
点が異なっている。すなわち、この第6実施例において
は、まず、第2及び第4実施例と同様に、ステップS0
において、初期化を行う(フラグFを「0」とする)。
この後、第5実施例と同様に、モータ11及びヒータ3
1を通電(ステップS1)した後、モータ11が設定回
転速度に達するまで待機する(ステップS15)。そし
て、モータ11が設定回転速度に達したら、被乾燥物が
電極32に接触する電極接触回数の測定を2分間行い
(ステップS3)、測定した電極接触回数に基づき布量
ランクを決定する(ステップS4)。この後、モータ1
1を断電し(ステップS5)、断電してからモータ11
が停止するまでの惰性回転時間t2を測定し(ステップ
S6)、この後、モータ11を通電する(ステップS
7)。
【0062】この後、ステップS11においてフラグF
に「1」を加え、ステップS12においてフラグFが
「3」になったか否かを判断し、「NO」の場合には、
ステップS2へ戻る。そして、ステップS12において
フラグFが「3」になったら、「YES」に従ってステ
ップS8へ移行し、ここで布質を判定する。
【0063】したがって、この場合も、布質を判定する
ための測定動作を3回行い、ステップS8において、各
データを平均し、これに基づき布質の判定を行う。
【0064】ここで、上記した第3実施例及び第5実施
例においても、第1実施例と同様に、次のように変形す
ることもできる。すなわち、1回目の布質判定動作を行
った後の乾燥運転の途中に、2回目の布質判定動作を行
い、その2回目の判定結果に基づいて、1回目で設定し
た制御内容(ドラム4内の設定温度、ドラム4の回転速
度、ファン10の回転速度)について補正を行い、それ
以後は、補正した制御内容で乾燥運転を実行するように
する。また、1回目の布質判定動作の後に、布質判定動
作を2回以上の複数回行い、制御内容についての補正を
複数回行うようにすることもできる。
【0065】一方、図20は本発明の第7実施例を示し
たものであり、この第7実施例は第1実施例とは次の点
が異なっている。なお、第1実施例(図2参照)と同様
な部品及び部分については、第1実施例と同一の符号を
付して説明は省略し、異なる部分について説明する。
【0066】すなわち、外箱1内の底部には、ドラム4
を回転させるためのドラム用モータ51と、ファン10
を回転させるためのファン用モータ52とがそれぞれ設
けられている。ドラム4は、ドラム用モータ51によ
り、第1の駆動プーリ13及び第1のベルト15を介し
て回転駆動されるようになっており、また、ファン10
は、ファン用モータ52により、第2の駆動プーリ1
4、第2のベルト17及び従動プーリ16を介して回転
駆動されるようになっている。
【0067】このような第7実施例においては、ドラム
4の回転速度と、ファン10の回転速度とを独立して制
御することができるので、乾燥運転における制御を一層
良好に行うことが可能になる。
【0068】本発明は、上記した各実施例にのみ限定さ
れるものではなく、次のように変形または拡張すること
ができる。モータ11の回転速度を検出する手段として
は、光センサを用いることもできる。
【0069】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、次のような効果を得ることができる。請求項
1,2,3の衣類乾燥機によれば、布質の判定を乾燥行
程の初期において行うことかでき、そして、その布質判
定を乾燥行程の初期において行うことにより、布質に応
じた乾燥運転の制御を行うことが可能になる。
【0070】請求項4の衣類乾燥機によれば、布質判定
を複数回行うことにより、布質判定を一層精度よく行う
ことが可能になる。請求項5の衣類乾燥機によれば、布
質の判定結果に基づき、ドラム内の設定温度を制御する
ようにすることにより、布質に適した乾燥運転を行うこ
とができるようになる。
【0071】請求項6,7の衣類乾燥機によれば、ドラ
ム内の設定温度を布質に一層適したものとすることがで
き、これにより布質に一層適した乾燥運転を行うことが
できるようになる。請求項8の衣類乾燥機によれば、布
質の判定結果に基づき、ドラムの回転速度を制御するよ
うにすることにより、布質に適した乾燥運転を行うこと
ができるようになる。
【0072】請求項9,10の衣類乾燥機によれば、ド
ラムの回転速度を布質に一層適したものとすることがで
き、これにより布質に一層適した乾燥運転を行うことが
できるようになる。請求項11の衣類乾燥機によれば、
布質の判定結果に基づき、ファンの回転速度を制御する
ようにすることにより、布質に適した乾燥運転を行うこ
とができるようになる。
【0073】請求項12の衣類乾燥機によれば、布質の
判定結果に基づき、ドラム内の設定温度と、ドラムの回
転速度と、ファンの回転速度とを制御するようにするこ
とにより、布質に適した乾燥運転を行うことができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における制御装置の制御内
容を示すフローチャート
【図2】乾燥機全体の縦断側面図
【図3】モータ部分の拡大縦断側面図
【図4】電気的構成を示すブロック図
【図5】布量と電極接触回数との関係を布質に応じて示
す図
【図6】モータを起動してからモータが設定回転速度に
達するまでの設定回転速度到達時間の測定方法を示す図
【図7】布量とモータの設定回転速度到達時間との関係
を布質に応じて示す図
【図8】回転中のモータを断電してからモータが停止す
るまでの惰性回転時間の測定方法を示す図
【図9】布量とモータの惰性回転時間との関係を布質に
応じて示す図
【図10】布量ランクとモータの設定回転速度到達時間
との関係を細分化した図
【図11】布量ランクとモータの惰性回転時間との関係
を細分化した図
【図12】布質の判定基準と、ドラム内の設定温度と、
ドラムの回転速度と、ファンの回転速度との関係を示す
【図13】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図14】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図15】図12相当図
【図16】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図17】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図18】図12相当図
【図19】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図20】本発明の第7実施例を示す図2相当図
【符号の説明】
4はドラム、10はファン、11はモータ、20は回転
センサ(回転速度検出手段)、31はヒータ、32は電
極、34は温度センサ、35は制御装置(布質判定手
段、制御手段)、51はドラム用モータ(モータ)、5
2はファン用モータを示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被乾燥物を収容するドラムと、 このドラムを回転させるモータと、 このモータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記ドラム内に臨むように設けられた電極と、 この電極に対して被乾燥物が接触する接触回数、前記モ
    ータの起動時における回転速度に基づく起動回転特性、
    並びに前記モータを断電した時の惰性回転特性に基づい
    て被乾燥物の布質を判定する布質判定手段とを備え、 前記布質判定手段による布質判定を、乾燥行程の初期に
    おいて行うことを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 【請求項2】 被乾燥物を収容するドラムと、 このドラムを回転させるモータと、 このモータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記ドラム内に臨むように設けられた電極と、 この電極に対して被乾燥物が接触する接触回数、及び前
    記モータの起動時における回転速度に基づく起動回転特
    性に基づいて被乾燥物の布質を判定する布質判定手段と
    を備え、 前記布質判定手段による布質判定を、乾燥行程の初期に
    おいて行うことを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 【請求項3】 被乾燥物を収容するドラムと、 このドラムを回転させるモータと、 このモータの回転速度を検出する回転速度検出手段と、 前記ドラム内に臨むように設けられた電極と、 この電極に対して被乾燥物が接触する接触回数、及び前
    記モータを断電した時の惰性回転特性に基づいて被乾燥
    物の布質を判定する布質判定手段とを備え、 前記布質判定手段による布質判定を、乾燥行程の初期に
    おいて行うことを特徴とする衣類乾燥機。
  4. 【請求項4】 布質判定手段による布質判定を、乾燥行
    程の前半に複数回行うことを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  5. 【請求項5】 ドラム内の設定温度を制御する制御手段
    を備え、 この制御手段は、布質判定手段による判定結果に基づき
    前記設定温度を変えることを特徴とする請求項1ないし
    3のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  6. 【請求項6】 布質判定手段による布質判定を乾燥行程
    を開始してから所定時間後にも行い、 制御手段は、前記布質判定手段による判定結果に基づき
    ドラム内の設定温度を補正することを特徴とする請求項
    5記載の衣類乾燥機。
  7. 【請求項7】 布質判定手段による布質判定を乾燥行程
    中に複数回行い、 制御手段は、前記布質判定手段による判定結果に基づき
    ドラム内の設定温度の補正を複数回行うことを特徴とす
    る請求項6に記載の衣類乾燥機。
  8. 【請求項8】 ドラムの回転速度を制御する制御手段を
    備え、 この制御手段は、布質判定手段による判定結果に基づき
    前記ドラムの回転速度を変えることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  9. 【請求項9】 布質判定手段による布質判定を乾燥行程
    を開始してから所定時間後にも行い、 制御手段は、前記布質判定手段による判定結果に基づき
    ドラムの回転速度を補正することを特徴とする請求項8
    記載の衣類乾燥機。
  10. 【請求項10】 布質判定手段による布質判定を乾燥行
    程中に複数回行い、 制御手段は、前記布質判定手段による判定結果に基づき
    ドラムの回転速度の補正を複数回行うことを特徴とする
    請求項9記載の衣類乾燥機。
  11. 【請求項11】 ドラム内に風を供給するファンの回転
    速度を制御する制御手段を備え、 この制御手段は、布質判定手段による判定結果に基づき
    前記ファンの回転速度を変えることを特徴とする請求項
    1ないし3のいずれかに記載の衣類乾燥機。
  12. 【請求項12】 ドラム内の設定温度と、ドラムの回転
    速度と、ドラム内に風を供給するファンの回転速度とを
    制御する制御手段を備え、 この制御手段は、布質判定手段による判定結果に基づ
    き、前記ドラム内の設定温度、ドラムの回転速度、及び
    ファンの回転速度を変えることを特徴とする請求項1な
    いし3のいずれかに記載の衣類乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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CN112639199A (zh) * 2018-08-29 2021-04-09 韦斯特尔电子工业和贸易有限责任公司 确定衣物材料的洗涤和/或烘干机器以及方法

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JP2008175821A (ja) * 2008-01-21 2008-07-31 Ricoh Co Ltd 軸受異常検出装置、軸受異常検出方法、画像形成装置及びディスクドライブ装置
CN112639199A (zh) * 2018-08-29 2021-04-09 韦斯特尔电子工业和贸易有限责任公司 确定衣物材料的洗涤和/或烘干机器以及方法

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