JPH10235066A - ランドリー機器 - Google Patents

ランドリー機器

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Publication number
JPH10235066A
JPH10235066A JP9037592A JP3759297A JPH10235066A JP H10235066 A JPH10235066 A JP H10235066A JP 9037592 A JP9037592 A JP 9037592A JP 3759297 A JP3759297 A JP 3759297A JP H10235066 A JPH10235066 A JP H10235066A
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JP
Japan
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laundry
washing
rotating drum
remaining time
time
Prior art date
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Application number
JP9037592A
Other languages
English (en)
Inventor
武人 ▲高▼橋
Taketo Takahashi
Sadayuki Tamae
貞之 玉江
Shoichi Matsui
正一 松井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP9037592A priority Critical patent/JPH10235066A/ja
Publication of JPH10235066A publication Critical patent/JPH10235066A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 略水平方向に設けた回転軸を中心に回転自在
に配設した回転ドラム内で洗濯物を洗濯、または洗濯と
乾燥を行うランドリー機器において、洗濯行程のみを運
転するとき、運転開始時に運転終了までの残時間を表示
して、使い勝手を向上する。 【解決手段】 洗濯物を収納し略水平方向に回転軸を有
する回転ドラムを第1ののモータ15および第2のモー
タ16により駆動し、入力設定手段31より使用者が必
要なコースまたは行程の設定、動作のスタートなどを入
力し、制御手段27により異なる洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間を有する複数のコースよりなる洗濯行程と
熱風供給手段より回転ドラムに熱風を供給する乾燥行程
とを制御する。制御手段27は、入力設定手段31によ
り洗濯行程を設定したとき、設定内容、動作状態などを
表示する表示手段32に終了までの残時間を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、略水平方向に設け
た回転軸を中心に回転自在に配設した回転ドラム内で洗
濯物を洗濯、または洗濯と乾燥を行うランドリー機器に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のランドリー機器は図6に
示すように構成していた。以下、その構成について説明
する。
【0003】図に示すように、回転ドラム1は、外周部
に多数の通水孔2を全面に設け、外槽3内に回転自在に
配設している。回転ドラム1の回転中心に略水平方向に
設けた回転軸4の一端を固定し、回転軸4の他端にドラ
ムプーリー5を固定している。モータ6は、ベルト7に
よりドラムプーリー5と連結し、回転ドラム1を回転駆
動する。回転ドラム1の開口部に蓋8を開閉自在に設け
ている。回転ドラム1に熱風供給手段(図示せず)より
熱風を供給するように構成している。
【0004】外槽3は、ランドリー本体9よりばね体1
0で吊り下げ、防振ダンパー11により脱水時の振動が
ランドリー本体9に伝達されないように防振支持すると
ともに、脱水時の振動を低減するバランサー12を設け
ている。ヒータ13は、外槽3内の洗濯水を加熱するも
のである。制御装置14は、モータ6、ヒータ13、熱
風供給手段などの動作を制御し、入力設定手段(図示せ
ず)により異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有
する「標準コース」、「スピーディー」コース、「毛
布」コース、「ウール」コースなどの洗濯行程と、乾燥
行程とを設定可能とし、設定したコースを逐次制御する
とともに、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間
を個別に設定可能とし、表示手段(図示せず)により運
転終了までの残時間を表示するようにしている。
【0005】上記構成において動作を説明すると、蓋8
を開いて回転ドラム1内に洗濯物を投入し、洗濯行程の
コースを設定して運転を開始すると、回転ドラム1をモ
ータ6によって高速(たとえば、600rpm)で回転
した後、モータ6の通電を遮断し、回転ドラム1の惰性
回転時の回転数の変化により回転ドラム1内に投入され
た洗濯物の量(布量)を検知する。
【0006】その後、検知した布量に基づいて所要運転
時間を演算し、運転終了までの残時間を表示し、給水し
て回転ドラム1をモータ6によって低速で回転駆動し、
回転ドラム1内の洗濯物は持ち上げられて水面上に落下
されて洗濯される。すすぐ場合にも洗濯する場合と同様
の動作を行う。すすぎの後の脱水では、回転ドラム1は
高速で回転駆動され、洗濯物は遠心脱水される。
【0007】また、洗濯行程と乾燥行程とを設定して運
転を開始すると、回転ドラム1内に投入された洗濯物の
量を検知した後、洗濯、すすぎ、脱水し、乾燥行程に入
って熱風供給手段より回転ドラム1に熱風を供給し、回
転ドラム1内の洗濯物を乾燥する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の構成
では、運転開始と同時に、回転ドラム1内の布量を検知
しており、乾燥行程での所要運転時間は布量に大きく影
響されるため、検知した布量に基づいて所要運転時間を
演算し、運転終了までの残時間を表示するようにしてい
る。このため、使用者にとって、運転開始時に運転終了
までの時間が知りたいにもかかわらず、布量検知後でな
いと運転終了までの残時間が表示されないため、使い勝
手が悪いという問題を有していた。
【0009】また、洗濯行程と乾燥行程とを設定して運
転した場合、洗濯行程終了後、乾燥行程の初期に残時間
表示が消えるものがあり、運転途中で残時間表示が消え
ることにより、使用者の不安感から故障と間違われると
いう問題も有していた。
【0010】本発明は上記課題を解決するもので、洗濯
行程のみを運転するときは、回転ドラム内の洗濯物の量
が所要運転時間に余り影響しないことから、運転開始時
に運転終了までの残時間を表示することで、使い勝手を
向上することを第1の目的としている。
【0011】また、表示した残時間を運転終了まで継続
して表示し、使用者の残時間が消えることによる不安感
を払拭することを第2の目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記第1の目的
を達成するために、洗濯物を収納し略水平方向に回転軸
を有する回転ドラムをモータにより駆動し、入力設定手
段より使用者が必要なコースまたは行程の設定、動作の
スタートなどを入力し、制御手段により異なる洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を有する複数のコースよりな
る洗濯行程と熱風供給手段より回転ドラムに熱風を供給
する乾燥行程とを制御する。制御手段は、入力設定手段
により洗濯行程を設定したとき、設定内容、動作状態な
どを表示する表示手段に終了までの残時間を表示するよ
うに構成したものである。
【0013】これにより、洗濯行程のみを運転するとき
は、回転ドラム内の洗濯物の量が所要運転時間に余り影
響しないことから、運転開始時に運転終了までの残時間
を表示して、使い勝手を向上することができる。
【0014】また、第2の目的を達成するために、洗濯
物を収納し略水平方向に回転軸を有する回転ドラムをモ
ータにより駆動し、入力設定手段より使用者が必要なコ
ースまたは行程の設定、動作のスタートなどを入力し、
制御手段により異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間
を有する複数のコースよりなる洗濯行程と熱風供給手段
より回転ドラムに熱風を供給する乾燥行程とを制御す
る。制御手段は、入力設定手段により洗濯行程に継続し
て乾燥行程を設定したとき、回転ドラム内の洗濯物の量
を検知した後、設定内容、動作状態などを表示する表示
手段に終了までの残時間を表示し、この表示は乾燥行程
終了まで継続して表示するように構成したものである。
【0015】これにより、表示した残時間を運転終了ま
で継続して表示し、使用者の残時間が消えることによる
不安感を払拭することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、洗濯物を収納し略水平方向に回転軸を有する回転ド
ラムと、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記回転
ドラムに熱風を供給する熱風供給手段と、異なる洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を有する複数のコースよりな
る洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御手段と、使用者
が必要なコースまたは行程の設定、動作のスタートなど
を入力する入力設定手段と、前記入力設定手段による設
定内容、動作状態などを表示する表示手段とを備え、前
記制御手段は、前記入力設定手段により洗濯行程を設定
したとき、前記表示手段に終了までの残時間を表示する
ように構成したものであり、洗濯行程のみを運転すると
きは、回転ドラム内の洗濯物の量が所要運転時間に余り
影響しないことから、設定と同時、または運転開始と同
時に運転終了までの残時間を表示することで、使い勝手
を向上することができる。
【0017】請求項2に記載の発明は、洗濯物を収納し
略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ド
ラムを駆動するモータと、前記回転ドラムに熱風を供給
する熱風供給手段と、前記回転ドラム内の洗濯物の量を
検知する布量検知手段と、異なる洗い時間、すすぎ回
数、脱水時間を有する複数のコースよりなる洗濯行程と
乾燥行程とを制御する制御手段と、使用者が必要なコー
スまたは行程の設定、動作のスタートなどを入力する入
力設定手段と、前記入力設定手段による設定内容、動作
状態などを表示する表示手段とを備え、前記制御手段
は、前記入力設定手段により洗濯行程に継続して乾燥行
程を設定したとき、前記回転ドラム内の洗濯物の量を検
知した後、前記表示手段に終了までの残時間を表示し、
この表示は乾燥行程終了まで継続して表示するように構
成したものであり、洗濯行程に継続して乾燥行程を設定
したときは、乾燥行程での所要運転時間は布量に大きく
影響されることから、検知した布量に基づいて運転終了
までの残時間を表示し、表示した残時間を運転終了まで
継続して表示することで、使用者の残時間が消えること
による不安感を払拭することができる。
【0018】請求項3に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、制御手段は、運転開始時の気温に
より終了までの残時間を変えるようにしたものであり、
熱風供給手段より供給される熱風を循環させて、熱交換
器で除湿する方式で乾燥させる場合は、気温が低くにな
ると乾燥行程での所要運転時間は短くなることから、運
転開始時の気温により終了までの残時間を変えること
で、表示した残時間と運転終了時間との誤差を小さくす
ることができ、信頼性を向上することができる。
【0019】請求項4に記載の発明は、上記請求項2に
記載の発明において、制御手段は、運転中の水温により
終了までの残時間を変えるようにしたものであり、熱風
供給手段より供給される熱風を循環させて、水冷式の熱
交換器で除湿する方式で乾燥させる場合は、水温が低く
になると乾燥行程での所要運転時間は短くなることか
ら、運転中の水温により終了までの残時間を変えること
で、表示した残時間と運転終了時間との誤差を小さくす
ることができ、信頼性を向上することができる。
【0020】請求項5に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、洗濯行程の
み、または洗濯行程に継続して乾燥行程を設定し運転を
開始すると、1分間隔で減算して残時間を表示するよう
にしたものであり、洗濯行程、乾燥行程に関係なく、1
分間隔で減算して残時間を表示することで、きめ細かに
残時間を表示することができる。
【0021】請求項6に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、洗濯行程で
脱水を開始し第1の所定時間経過後の回転ドラムの回転
数により泡による起動不良と判定したとき消泡シーケン
スを行うようにし、消泡シーケンスを行ったとき、終了
までの残時間を補正するようにしたものであり、洗濯終
了後に排水ポンプにリントが詰まるなどのために、洗濯
水が残った状態で回転ドラムを高速で回転させると、残
った洗濯水より多量の泡が発生し、この泡が回転ドラム
と外槽との間に入ると、回転ドラムにブレーキとして働
き、回転ドラムの回転数が上昇しないという現象が起こ
る。このときは、行程の進行を一時中断して回転ドラム
と外槽との間の泡を消す消泡シーケンスを行う。この消
泡シーケンスは、洗濯行程の進行には関係ないため、運
転終了までの残時間を補正することで、消泡シーケンス
終了以降の、表示した残時間と運転終了時間との誤差を
小さくすることができ、信頼性を向上することができ
る。
【0022】請求項7に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、洗濯行程で
洗濯物が回転ドラムの内壁に張り付く回転数における回
転数変動幅で前記回転ドラム内の洗濯物の状態を判定し
た後脱水を開始するようにし、前記回転ドラム内の洗濯
物の状態を判定した結果により、終了までの残時間を補
正するようにしたものであり、洗濯行程での脱水時に、
回転ドラム内の洗濯物がアンバランス状態で回転ドラム
を高速で回転させたとき、大きな振動、騒音を発生す
る。このため、回転ドラム内の洗濯物の状態を判定して
脱水を開始するようにし、回転ドラム内の洗濯物がアン
バランス状態であると判定したときは、行程の進行を一
時中断して回転ドラムの洗濯物をほぐした後、再度洗濯
物の状態を判定する。このときの動作は、洗濯行程の進
行には関係ないため、運転終了までの残時間を補正する
ことで、以降の表示した残時間と運転終了時間との誤差
を小さくすることができ、信頼性を向上することができ
る。
【0023】請求項8に記載の発明は、上記請求項1ま
たは2に記載の発明において、制御手段は、運転終了時
刻を予め設定する予約運転コースを有し、予約運転コー
スを設定したとき、運転終了までの時間を最長運転時間
より長い時間で表示するようにしたものであり、洗濯行
程に継続して乾燥行程を設定したときは、洗濯行程の所
要運転時間は約1時間で、乾燥行程の所要運転時間は約
2時間30分であるため、予約運転コースを設定すると
同時に運転を開始することがなくなる。
【0024】請求項9に記載の発明は、洗濯物を収納し
略水平方向に回転軸を有する回転ドラムと、前記回転ド
ラムを駆動するモータと、前記回転ドラムに熱風を供給
する熱風供給手段と、異なる洗い時間、すすぎ回数、脱
水時間を有する複数のコースよりなる洗濯行程と乾燥行
程とを制御する制御手段と、使用者が必要なコースまた
は行程の設定、動作のスタートなどを入力する入力設定
手段と、前記入力設定手段による設定内容、動作状態な
どを表示する表示手段とを備え、前記制御手段は、前記
入力設定手段により洗濯行程に継続して乾燥行程を設定
したとき、前記表示手段に終了までの残時間を暫定的に
表示するように構成したものであり、洗濯行程に継続し
て乾燥行程を設定したときは、乾燥行程での所要運転時
間は布量に大きく影響されるが、運転開始と同時に、布
量が定格容量であるときの運転終了までの残時間を暫定
的に表示し、その後、検知した布量に基づいて運転終了
までの残時間に補正することで、運転開始時に運転終了
までの概略の残時間を表示することにより使い勝手を向
上することができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同
一符号を付して説明を省略する。
【0026】(実施例1)図2および図3に示すよう
に、第1のモータ(モータ)15は、回転ドラム1を回
転数N1(たとえば、53rpm)で回転させて、洗濯
またはすすぎをするものであり、第2のモータ(モー
タ)16は、回転ドラム1を回転数N2(たとえば、1
000rpm)で回転させて脱水する。これら第1のモ
ータ15および第2のモータ16は、インダクションモ
ータで構成し、それぞれベルト17、18を介して従動
プーリー19に連結している。
【0027】従動プーリー19は、2種の減速比を有し
ており、第1のモータ15をベルト17を介して減速比
が大きい従動プーリー19aと連結し、第2のモータ1
6をベルト18を介して減速比が小さい従動プーリー1
9bと連結し、回転ドラム1の回転中心に一端を固定し
た回転軸4の他端に固定している。
【0028】送風ファン20は、温風ヒータ21ととも
に温風供給手段22を構成するもので、ファンモータ2
3により駆動され、一端を熱交換器24を通して回転ド
ラム1に連通し、他端を送風ダクト25を通して回転ド
ラム1に連通して循環経路を形成している。
【0029】制御装置26は、第1のモータ15、第2
のモータ16などを制御するもので、図1に示すように
構成している。制御手段27は、マイクロコンピュータ
で構成し、双方向性サイリスタなどで構成したパワース
イッチング手段28を介して、ヒータ13、第1のモー
タ15、第2のモータ16、温風ヒータ21、ファンモ
ータ23、給水弁29、排水ポンプ30などを制御し、
洗濯、すすぎ、脱水の一連の洗濯行程を逐次制御し、洗
濯行程につづいて乾燥行程を制御する。ヒータ13は、
外槽3内の洗濯水を加熱し、給水弁29は外槽3内の給
水し、排水ポンプ30は外槽3内の洗濯水を排水するも
のである。
【0030】入力設定手段31は、使用者が必要な設定
コース、動作のスタートなどを入力するもので、制御手
段27に入力している。表示手段32は、入力設定手段
31による設定内容、動作状態などを表示する。水位検
知手段33は、外槽3内の水位を検知し、水温検知手段
34は、外槽3内の水温を検知して、それぞれ制御手段
27に入力している。回転数検知手段35は、第1のモ
ータ15の回転数を検知することで回転ドラム1の回転
数を検知し、制御手段27に入力している。
【0031】第1の温度検知手段36は、サーミスタで
構成し、熱交換器24の入口近傍24aに取着し、給水
弁29より給水され、回転ドラム1からの熱風によって
吹き上げられた水の温度を検知し、第2の温度検知手段
37は、サーミスタで構成し、熱交換器24の出口近傍
24bに取着し、回転ドラム1より熱交換器24、送風
ダクト25を通して循環する循環空気の温度を検知し、
それぞれ制御手段27に入力している。記憶手段38
は、一連の制御に必要なデータなどを記憶している。な
お、39は電源スイッチ、40は商用電源である。
【0032】入力設定手段31は、図4に示すように、
「洗濯行程と乾燥行程とを運転」、「洗濯行程を運
転」、「乾燥行程を運転」を設定する洗濯・乾燥設定ス
イッチ31aと、洗濯行程での異なる洗い時間、すすぎ
回数、脱水時間を有する「標準コース」、「スピーディ
ー」コース、「毛布」コース、「ウール」コースなどを
設定するコース設定スイッチ31bと、動作のスタート
・一時停止を入力するスタート・一時停止スイッチ31
cと、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間、乾燥時間をそ
れぞれ個別に設定する洗い時間設定スイッチ31d、す
すぎ回数設定スイッチ31e、脱水時間設定スイッチ3
1f、乾燥時間設定スイッチ31gと、予約運転コース
を設定する予約設定スイッチ31hとで構成している。
【0033】表示手段32は、洗濯・乾燥設定スイッチ
31aにより設定された行程と動作状態を表示する行程
表示ランプ32aと、コース設定スイッチ31bにより
設定されたコースを表示するコース表示ランプ32b
と、洗い時間設定スイッチ31d、すすぎ回数設定スイ
ッチ31e、脱水時間設定スイッチ31f、乾燥時間設
定スイッチ31gにより個別に設定された洗い時間、す
すぎ回数、脱水時間、乾燥時間を表示する洗い時間表示
ランプ32c、すすぎ回数表示ランプ32d、脱水時間
表示ランプ32e、乾燥時間表示ランプ32fと、運転
終了までの残時間、または予約設定スイッチ31hによ
り予約運転コースを設定されたとき運転終了までの時間
を表示する残時間表示ランプ32gと、運転終了までの
残時間と予約運転時の運転終了までの時間を区別する残
り表示ランプ32hと予約表示ランプ32iとで構成し
ている。
【0034】制御手段27は、入力設定手段31の洗濯
・乾燥設定スイッチ31aにより「洗濯行程を運転」に
設定したとき、または、洗い時間設定スイッチ31d、
すすぎ回数設定スイッチ31e、脱水時間設定スイッチ
31fにより、洗い時間、すすぎ回数、脱水時間をそれ
ぞれ個別に設定したとき、スタート・一時停止スイッチ
31cをオンして動作を開始すると同時に、残り表示ラ
ンプ32hを表示するとともに、残時間表示ランプ32
gに運転終了までの残時間を表示し、1分間隔で減算し
て残時間を表示するように構成している。
【0035】上記構成において動作を説明すると、洗濯
行程のみを設定してスタート・一時停止スイッチ31c
をオンして動作を開始すると、まず、第1のモータ15
により回転ドラム1を回転数N1で駆動して回転ドラム
内の洗濯物をほぐした後、回転ドラム1を第2のモータ
16によって回転数N3(たとえば、600rpm)に
立ち上げ、第2のモータ6の通電を遮断し、回転ドラム
1の惰性回転時の回転数の変化により回転ドラム1内に
投入された洗濯物の量(布量)を検知する。
【0036】洗濯行程では、回転ドラム1内の洗濯物の
量が所要運転時間に余り影響しないが、後述する回転ド
ラム1内の洗濯物の状態を判定する行程で、洗濯物の量
が影響することから、回転ドラム1内に投入された洗濯
物の量(布量)を検知した後、給水弁29をオンして給
水し、洗い、すすぎ、脱水を順次行う。
【0037】運転開始と同時に、残時間表示ランプ32
gに運転終了までの残時間を表示することで、使用者に
終了時刻を知らせることができ、その間、設置位置から
離れることができ、使い勝手を向上することができる。
また、1分間隔で減算して残時間を表示することで、き
め細かに残時間を表示することができる。
【0038】なお、本実施例では、スタート・一時停止
スイッチ31cをオンして動作を開始すると同時に、運
転終了までの残時間を表示しているが、入力設定手段3
1により、必要なコースまたは行程を設定したときに表
示するようにすれば、終了時刻に合わせて設定を変える
ことができ、さらに、使い勝手を向上することができ
る。
【0039】(実施例2)図1における制御手段27
は、入力設定手段31の洗濯・乾燥設定スイッチ31a
により洗濯行程に継続して乾燥行程を設定したとき、ス
タート・一時停止スイッチ31cをオンして動作を開始
し、回転ドラム1内の洗濯物の量を検知した後、残時間
表示ランプ32gに運転終了までの残時間を表示し、1
分間隔で減算し、乾燥行程終了まで継続して残時間を表
示するように構成している。このときの残時間は、運転
開始時の気温または運転中の水温、たとえば、給水初期
の水温により変えるようにしている。他の構成は上記実
施例1と同じである。
【0040】上記構成において動作を説明すると、洗濯
行程に継続して脱水行程を設定してスタート・一時停止
スイッチ31cをオンして動作を開始すると、上記実施
例1と同様に、回転ドラム1内に投入された洗濯物の量
(布量)を検知する。乾燥行程での所要運転時間は布量
に大きく影響されることから、検知した布量に基づいて
運転終了までの時間を演算した後、残時間を表示するこ
とで、正確な残時間を表示することができる。
【0041】一方、乾燥行程での所要運転時間は気温ま
たは水温の影響を大きく受ける。すなわち、熱交換器2
4の入口近傍24aに取着した第1の温度検知手段36
により、給水弁29より給水され、回転ドラム1からの
熱風によって吹き上げられた水の温度を検知し、この第
1の温度検知手段36により検知した温度は、回転ドラ
ム1内の洗濯物が減率乾燥期間に入ると低下することか
ら、この第1の温度検知手段36により検知した温度
と、熱交換器24の出口近傍24bに取着し、循環空気
の温度を検知する第2の温度検知手段37により検知し
た温度との差温より、乾燥終了検知をするようにしてい
るため、第1の温度検知手段36により検知した温度
は、気温または水温の影響を受け、気温または水温が低
い場合には乾燥時間は短くなる。
【0042】このため、運転終了までの残時間を運転開
始時の気温または運転中の水温により変えることによ
り、表示した残時間と運転終了時間との誤差を小さくす
ることができ、信頼性を向上することができる。また、
残時間を1分間隔で減算し、乾燥行程終了まで継続して
残時間を表示することで、きめ細かに残時間を表示する
ことができるとともに、途中で残時間が消えることによ
る使用者の不安感を払拭することができる。
【0043】(実施例3)図1における制御手段27
は、洗濯行程のすすぎでの中間脱水、または最終脱水
で、回転ドラム1を回転数N2で駆動する脱水の前に、
図5に示すように、回転ドラム1を回転数N1で駆動す
る布ほぐし行程と、回転数N1から回転数N4(たとえ
ば、100rpm)に徐々に回転数を上昇させる布バラ
ンス行程と、布バランス行程の後、脱水可能な回転数N
5(たとえば、200rpm)で3回駆動する予備脱水
行程と、予備脱水行程後に回転数N4で駆動し洗濯物の
アンバランスを検知し判定するアンバランス判定行程と
を経て脱水に入るようにしている。
【0044】布ほぐし行程での回転ドラム1の回転方向
を布バランス行程以降の回転方向と逆方向にし、回転数
N4は、洗濯物がドラム1の内壁に張り付く回転数と
し、脱水可能な回転数N5は、外槽3などの振動共振点
に対応する回転数より低い回転数とし、回転数N5は第
2のモータ16で駆動するようにしている。
【0045】アンバランス判定行程では、まず、回転数
検知手段29により第1のモータ15の回転数を検知
し、この検知出力により第1のモータ15を回転数N4
に制御し、その後、このときのパワースイッチング手段
28の導通角を固定して第1のモータ15を駆動する。
この固定導通角により駆動するときの第1のモータ15
の回転数変動幅で回転ドラム1内の洗濯物の状態を判定
し、回転数変動幅が大きいときは、回転ドラム1内の洗
濯物がアンバランス状態であると判定するようにしてい
る。
【0046】そして、洗濯物のバランス状態判定後、脱
水を開始し所定時間(たとえば、20秒)経過後の回転
ドラム1の回転数が所定の範囲(たとえば、10〜20
0rpm)にあるとき、泡による起動不良と判定するよ
うにしている。
【0047】また、制御手段27は、泡による起動不良
と判定したとき、排水ポンプ30を連続または間欠駆動
(10秒オン、50秒オフ)する消泡シーケンスを行う
ようにし、消泡シーケンスを行った後、布ほぐし行程に
戻るようにしている。そして、消泡シーケンスを行った
とき、終了までの残時間を補正するようにしている。他
の構成は上記実施例1または2と同じである。
【0048】上記構成において動作を説明すると、洗濯
終了後に排水ポンプ30にリントが詰まるなどのため
に、洗濯水が残った状態で、中間脱水に入り回転ドラム
1を高速で回転させると、残った洗濯水より多量の泡が
発生する。この泡が回転ドラム1と外槽3との間に入る
と、回転ドラム1にブレーキとして働き、回転ドラム1
の回転数が上昇しないという現象が起こる。
【0049】このため、脱水を開始し所定時間(たとえ
ば、20秒)経過後の回転ドラム1の回転数が所定の範
囲(10〜200rpm)にあるとき、泡による起動不
良と判定し、行程の進行を一時中断して回転ドラム1と
外槽3との間の泡を消す消泡シーケンスを所定時間(た
とえば、15分)を行う。
【0050】この消泡シーケンスは、洗濯行程の進行に
は関係ないため、運転終了までの残時間を補正する。こ
のとき補正する時間は、消泡シーケンスの時間(15
分)と、布ほぐし行程の最初から消泡シーケンスに入る
までの時間を加えた時間とする。
【0051】その結果、消泡シーケンスに入っても、消
泡シーケンス終了以降の表示した残時間と運転終了時間
との誤差を小さくすることができ、信頼性を向上するこ
とができる。
【0052】(実施例4)図1における制御手段27
は、上記実施例3と同様に、洗濯行程のすすぎでの中間
脱水、または最終脱水で、回転ドラム1を回転数N2で
駆動する脱水の前に、図5に示すように、回転ドラム1
を回転数N1で駆動する布ほぐし行程と、回転数N1から
回転数N4(たとえば、100rpm)に徐々に回転数
を上昇させる布バランス行程と、布バランス行程の後、
脱水可能な回転数N5(たとえば、200rpm)で3
回駆動する予備脱水行程と、予備脱水行程後に回転数N
4で駆動し洗濯物のアンバランスを検知し判定するアン
バランス判定行程とを経て脱水に入るようにしている。
【0053】布ほぐし行程での回転ドラム1の回転方向
を布バランス行程以降の回転方向と逆方向にし、回転数
N4は、洗濯物がドラム1の内壁に張り付く回転数と
し、脱水可能な回転数N5は、外槽3などの振動共振点
に対応する回転数より低い回転数とし、回転数N5は第
2のモータ16で駆動するようにしている。
【0054】アンバランス判定行程では、まず、回転数
検知手段29により第1のモータ15の回転数を検知
し、この検知出力により第1のモータ15を回転数N4
に制御し、その後、このときのパワースイッチング手段
28の導通角を固定して第1のモータ15を駆動する。
この固定導通角により駆動するときの第1のモータ15
の回転数変動幅で回転ドラム1内の洗濯物の状態を判定
し、回転数変動幅が所定値より大きいときは、回転ドラ
ム1内の洗濯物がアンバランス状態であると判定し、布
ほぐし行程に戻り、回転数変動幅が所定値より小さいと
きは、回転ドラム1内の洗濯物がアンバランス状態でな
いと判定し、脱水を開始するようにしている。
【0055】そして、回転ドラム1内の洗濯物の状態が
アンバランス状態であると判定したときは、運転終了ま
での残時間を補正するようにしている。他の構成は上記
実施例1〜3と同じである。
【0056】上記構成において動作を説明すると、洗濯
行程のすすぎでの中間脱水、または最終脱水で、回転ド
ラム1内の洗濯物がアンバランス状態で、回転ドラム1
を高速で回転駆動すると、大きな振動、騒音を発生す
る。このため、回転ドラム1内の洗濯物の状態を判定し
て脱水を開始することで、大きな振動、騒音を発生する
ことなく脱水することができる。
【0057】回転ドラム1内の洗濯物がアンバランス状
態であると判定したときは、行程の進行を一時中断し、
布ほぐし行程に戻り、回転ドラムの洗濯物をほぐした
後、再度洗濯物の状態を判定する。このときの動作は、
洗濯行程の進行には関係ないため、運転終了までの残時
間を補正する。このとき補正する時間は、布ほぐし行程
の最初から回転ドラム1内の洗濯物がアンバランス状態
であると判定したときまでの時間とする。その結果、以
降の表示した残時間と運転終了時間との誤差を小さくす
ることができ、信頼性を向上することができる。
【0058】(実施例5)図1における制御手段27
は、入力設定手段31の予約設定スイッチ31hにより
予約運転コースが設定されると、表示手段32の予約表
示ランプ32iにより予約運転コースが設定されている
ことを表示するとともに、残時間表示ランプ32gによ
り運転終了までの時間を最長運転時間より長い時間(た
とえば、4時間から24時間の範囲)で表示するように
している。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0059】上記構成において動作を説明すると、洗濯
行程に継続して乾燥行程を設定したときは、洗濯行程の
所要運転時間は約1時間で、乾燥行程の所要運転時間は
約2時間30分であるため、合計の所要運転時間は約3
時間30分となる。運転終了までの時間を時間を最長運
転時間より長い時間(4時間から24時間の範囲)で表
示することで、予約運転コースを設定すると同時に運転
を開始することがなくなり、長くとも、一昼夜経過する
までに運転を終了することができる。
【0060】(実施例6)図1における制御手段27
は、入力設定手段31の洗濯・乾燥設定スイッチ31a
により「洗濯行程と乾燥行程を運転」に設定したとき、
または、洗い時間設定スイッチ31d、すすぎ回数設定
スイッチ31e、脱水時間設定スイッチ31f、乾燥時
間設定スイッチ31gにより、洗い時間、すすぎ回数、
脱水時間、乾燥時間をそれぞれ個別に設定したとき、ス
タート・一時停止スイッチ31cをオンして動作を開始
すると同時に、残り表示ランプ32hを表示するととも
に、洗濯物の量が定格容量とした運転終了までの残時間
を残時間表示ランプ32gに暫定的に表示するようにし
ている。他の構成は上記実施例1または2と同じであ
る。
【0061】上記構成において動作を説明すると、洗濯
行程に継続して乾燥行程を設定してスタート・一時停止
スイッチ31cをオンして動作を開始すると、上記実施
例1と同様にして、回転ドラム1内に投入された洗濯物
の量(布量)を検知する。
【0062】洗濯行程に継続して乾燥行程を設定したと
きは、乾燥行程での所要運転時間は布量に大きく影響さ
れるが、運転開始と同時に、布量が定格容量であるとき
の運転終了までの残時間を暫定的に表示し、その後、検
知した布量に基づいて運転終了までの残時間に補正する
ことで、運転開始時に運転終了までの概略の残時間を表
示することができ、使い勝手を向上することができる。
【0063】なお、本実施例では、スタート・一時停止
スイッチ31cをオンして動作を開始すると同時に、運
転終了までの残時間を表示しているが、入力設定手段3
1により、必要なコースまたは行程を設定したときに表
示するようにすれば、終了時刻に合わせて設定を変える
ことができ、さらに、使い勝手を向上することができ
る。
【0064】また、布量が定格容量であるときの運転終
了までの残時間を暫定的に表示しているが、定格容量の
ときの残時間に限定されるものでない。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明の請求項1に記載の
発明によれば、洗濯物を収納し略水平方向に回転軸を有
する回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータ
と、前記回転ドラムに熱風を供給する熱風供給手段と、
異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有する複数の
コースよりなる洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御手
段と、使用者が必要なコースまたは行程の設定、動作の
スタートなどを入力する入力設定手段と、前記入力設定
手段による設定内容、動作状態などを表示する表示手段
とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段により洗
濯行程を設定したとき、前記表示手段に終了までの残時
間を表示するように構成したから、洗濯行程のみを運転
するときは、回転ドラム内の洗濯物の量が所要運転時間
に余り影響しないことから、設定と同時、または運転開
始と同時に運転終了までの残時間を表示することで、使
い勝手を向上することができる。
【0066】また、請求項2に記載の発明によれば、洗
濯物を収納し略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
と、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記回転ドラ
ムに熱風を供給する熱風供給手段と、前記回転ドラム内
の洗濯物の量を検知する布量検知手段と、異なる洗い時
間、すすぎ回数、脱水時間を有する複数のコースよりな
る洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御手段と、使用者
が必要なコースまたは行程の設定、動作のスタートなど
を入力する入力設定手段と、前記入力設定手段による設
定内容、動作状態などを表示する表示手段とを備え、前
記制御手段は、前記入力設定手段により洗濯行程に継続
して乾燥行程を設定したとき、前記回転ドラム内の洗濯
物の量を検知した後、前記表示手段に終了までの残時間
を表示し、この表示は乾燥行程終了まで継続して表示す
るように構成したから、洗濯行程に継続して乾燥行程を
設定したときは、乾燥行程での所要運転時間は布量に大
きく影響されることから、検知した布量に基づいて運転
終了までの残時間を表示し、表示した残時間を運転終了
まで継続して表示することで、使用者の残時間が消える
ことによる不安感を払拭することができる。
【0067】また、請求項3に記載の発明によれば、制
御手段は、運転開始時の気温により終了までの残時間を
変えるようにしたから、熱風供給手段より供給される熱
風を循環させて、熱交換器で除湿する方式で乾燥させる
場合は、気温が低くになると乾燥行程での所要運転時間
は短くなることから、表示した残時間と運転終了時間と
の誤差を小さくすることができ、信頼性を向上すること
ができる。
【0068】また、請求項4に記載の発明によれば、制
御手段は、運転中の水温により終了までの残時間を変え
るようにしたから、熱風供給手段より供給される熱風を
循環させて、水冷式の熱交換器で除湿する方式で乾燥さ
せる場合は、水温が低くになると乾燥行程での所要運転
時間は短くなることから、表示した残時間と運転終了時
間との誤差を小さくすることができ、信頼性を向上する
ことができる。
【0069】また、請求項5に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯行程のみ、または洗濯行程に継続して乾
燥行程を設定し運転を開始すると、1分間隔で減算して
残時間を表示するようにしたから、洗濯行程、乾燥行程
に関係なく、きめ細かに残時間を表示することができ
る。
【0070】また、請求項6に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯行程で脱水を開始し第1の所定時間経過
後の回転ドラムの回転数により泡による起動不良と判定
したとき消泡シーケンスを行うようにし、消泡シーケン
スを行ったとき、終了までの残時間を補正するようにし
たから、消泡シーケンスは、洗濯行程の進行には関係な
いため、運転終了までの残時間を補正することで、消泡
シーケンス終了以降の、表示した残時間と運転終了時間
との誤差を小さくすることができ、信頼性を向上するこ
とができる。
【0071】また、請求項7に記載の発明によれば、制
御手段は、洗濯行程で洗濯物が回転ドラムの内壁に張り
付く回転数における回転数変動幅で前記回転ドラム内の
洗濯物の状態を判定した後脱水を開始するようにし、前
記回転ドラム内の洗濯物の状態を判定した結果により、
終了までの残時間を補正するようにしたから、表示した
残時間と運転終了時間との誤差を小さくすることがで
き、信頼性を向上することができる。また、請求項8に
記載の発明によれば、制御手段は、運転終了時刻を予め
設定する予約運転コースを有し、予約運転コースを設定
したとき、運転終了までの時間を最長運転時間より長い
時間で表示するようにしたから、予約運転コースを設定
すると同時に運転を開始することがなくなる。
【0072】また、請求項9に記載の発明によれば、洗
濯物を収納し略水平方向に回転軸を有する回転ドラム
と、前記回転ドラムを駆動するモータと、前記回転ドラ
ムに熱風を供給する熱風供給手段と、異なる洗い時間、
すすぎ回数、脱水時間を有する複数のコースよりなる洗
濯行程と乾燥行程とを制御する制御手段と、使用者が必
要なコースまたは行程の設定、動作のスタートなどを入
力する入力設定手段と、前記入力設定手段による設定内
容、動作状態などを表示する表示手段とを備え、前記制
御手段は、前記入力設定手段により洗濯行程に継続して
乾燥行程を設定したとき、前記表示手段に終了までの残
時間を暫定的に表示するように構成したから、運転開始
時に運転終了までの概略の残時間を表示することにより
使い勝手を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のランドリー機器のブロ
ック回路図
【図2】同ランドリー機器の断面図
【図3】同ランドリー機器の一部切欠した斜視図
【図4】同ランドリー機器の操作表示部の拡大正面図
【図5】本発明の第3の実施例のランドリー機器の要部
タイムチャート
【図6】従来のランドリー機器の断面図
【符号の説明】
1 回転ドラム 4 回転軸 15 第1のモータ(モータ) 16 第2のモータ(モータ) 22 熱風供給手段 27 制御手段 31 入力設定手段 32 表示手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯物を収納し略水平方向に回転軸を有
    する回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータ
    と、前記回転ドラムに熱風を供給する熱風供給手段と、
    異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有する複数の
    コースよりなる洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御手
    段と、使用者が必要なコースまたは行程の設定、動作の
    スタートなどを入力する入力設定手段と、前記入力設定
    手段による設定内容、動作状態などを表示する表示手段
    とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段により洗
    濯行程を設定したとき、前記表示手段に終了までの残時
    間を表示するように構成したランドリー機器。
  2. 【請求項2】 洗濯物を収納し略水平方向に回転軸を有
    する回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータ
    と、前記回転ドラムに熱風を供給する熱風供給手段と、
    前記回転ドラム内の洗濯物の量を検知する布量検知手段
    と、異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有する複
    数のコースよりなる洗濯行程と乾燥行程とを制御する制
    御手段と、使用者が必要なコースまたは行程の設定、動
    作のスタートなどを入力する入力設定手段と、前記入力
    設定手段による設定内容、動作状態などを表示する表示
    手段とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段によ
    り洗濯行程に継続して乾燥行程を設定したとき、前記回
    転ドラム内の洗濯物の量を検知した後、前記表示手段に
    終了までの残時間を表示し、この表示は乾燥行程終了ま
    で継続して表示するように構成したランドリー機器。
  3. 【請求項3】 制御手段は、運転開始時の気温により終
    了までの残時間を変えるようにした請求項2記載のラン
    ドリー機器。
  4. 【請求項4】 制御手段は、運転中の水温により終了ま
    での残時間を変えるようにした請求項2記載のランドリ
    ー機器。
  5. 【請求項5】 制御手段は、洗濯行程のみ、または洗濯
    行程に継続して乾燥行程を設定し運転を開始すると、1
    分間隔で減算して残時間を表示するようにした請求項1
    または2記載のランドリー機器。
  6. 【請求項6】 制御手段は、洗濯行程で脱水を開始し第
    1の所定時間経過後の回転ドラムの回転数により泡によ
    る起動不良と判定したとき消泡シーケンスを行うように
    し、消泡シーケンスを行ったとき、終了までの残時間を
    補正するようにした請求項1または2記載のランドリー
    機器。
  7. 【請求項7】 制御手段は、洗濯行程で洗濯物が回転ド
    ラムの内壁に張り付く回転数における回転数変動幅で前
    記回転ドラム内の洗濯物の状態を判定した後脱水を開始
    するようにし、前記回転ドラム内の洗濯物の状態を判定
    した結果により、終了までの残時間を補正するようにし
    た請求項1または2記載のランドリー機器。
  8. 【請求項8】 制御手段は、運転終了時刻を予め設定す
    る予約運転コースを有し、予約運転コースを設定したと
    き、運転終了までの時間を最長運転時間より長い時間で
    表示するようにした請求項1または2記載のランドリー
    機器。
  9. 【請求項9】 洗濯物を収納し略水平方向に回転軸を有
    する回転ドラムと、前記回転ドラムを駆動するモータ
    と、前記回転ドラムに熱風を供給する熱風供給手段と、
    異なる洗い時間、すすぎ回数、脱水時間を有する複数の
    コースよりなる洗濯行程と乾燥行程とを制御する制御手
    段と、使用者が必要なコースまたは行程の設定、動作の
    スタートなどを入力する入力設定手段と、前記入力設定
    手段による設定内容、動作状態などを表示する表示手段
    とを備え、前記制御手段は、前記入力設定手段により洗
    濯行程に継続して乾燥行程を設定したとき、前記表示手
    段に終了までの残時間を暫定的に表示するようにしたラ
    ンドリー機器。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008253374A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
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