JP5426283B2 - ドラム式洗濯乾燥機 - Google Patents

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Description

本発明は、脱水行程が終了した後、撹拌行程に移行するまでの間に布はがし行程を行うドラム式洗濯乾燥機に関する。
ドラム式洗濯乾燥機では、ドラムを高速で回転させる脱水行程を行うと、回転中に発生した遠心力によって洗濯物がドラムの内周面に貼り付いた状態になることが多い。したがって、脱水の終了後に洗濯物をドラムから取り出すことが困難になったり、その状態まま乾燥行程に移行すると洗濯物の全てに温風が行き渡りにくくなって乾燥効率が低下する。そこで、脱水行程が終了した後、洗濯物を撹拌する撹拌行程,例えば乾燥行程に移行するまでの間に、内周面に貼り付いた洗濯物を剥離させる布はがし行程を行うように構成されているものがある。
例えば、特許文献1では、脱水工程中に、回転ドラム内に貼り付いて回転する衣類の偏荷重量と位置とを検知すると、その検知結果に基づいて、脱水工程終了後、偏荷重位置が略上方となる位置で回転ドラムを停止させる。これにより、偏荷重位置にある洗濯物がドラムの内周面から剥離して、下方に落下することを期待している。
特開2008−220449号公報
しかしながら、脱水時における遠心力が洗濯物に対して強く作用した場合には、洗濯物がドラムの内周面に強く貼り付いた状態になっていることがある。すると、特許文献1のように偏荷重位置が略上方となる位置で回転ドラムを停止させても、洗濯物が直ちに下方に落下するとは限らず、偏荷重の作用によりドラムが回転してしまい、結果的に洗濯物を落下させることができない場合もあると推察される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、布はがし行程において、洗濯物をより確実に剥離させることができるドラム式洗濯乾燥機を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機は、洗濯物が投入されるドラムと、このドラムを回転駆動するモータと、このモータの巻線に通電手段を介して通電を行うことで前記モータの回転を制御する制御手段とを備え、前記ドラムを高速で回転させる脱水行程が終了した後、乾燥行程などの撹拌行程に移行するまでの間に、前記ドラムの内周面に貼り付いた状態にある洗濯物を剥離させるための布はがし行程を行うものにおいて、
前記制御手段は、前記布はがし行程において前記ドラムの回転が半周を超えた位置で前記モータのロータ位置を固定するように通電を行い、前記回転を停止させる動作を複数回繰り返すことを特徴とする。
斯様に構成すれば、布はがし行程でドラムの回転を停止させる場合は、ドラムをその停止位置で固定できるので、偏荷重によって洗濯物が剥離する前にドラムが回転してしまうことなく、その間にドラムの内周面に貼り付いている洗濯物に重力を作用させて剥離を促し、落下させることができる。
請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機によれば、布はがし行程において、ドラムの内周面に貼り付いた状態の洗濯物をより確実に剥離させて落下させることができるので、例えば続いて行われる撹拌行程,例えば乾燥行程では洗濯物の間に温風を十分に行き渡らせて、乾燥効率を向上させることができる。
第1実施例であり、布はがし行程の制御内容を示すフローチャート 布はがし行程の一例を示すタイミングチャート 布はがし行程の繰り返し回数に応じて設定される同行程の実行時間の一例を示す図 インバータ回路及びモータの構成を概略的に示す図 ドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図 制御回路の機能ブロック図 第2実施例であり、脱水回転数に応じて設定される布はがし行程の実行時間の一例を示す図 同布はがし行程中の停止期間の一例を示す図 第3実施例であり、脱水行程の時間に応じて設定される布はがし行程の実行時間の一例を示す図 同布はがし行程中の停止期間の一例を示す図 第4実施例であり、洗濯物の重量検知処理結果に応じて設定される布はがし行程の実行時間及び停止期間の一例を示す図 第5実施例であり、布質判定のために行うトルク変動ランクを示す図 重量ランクとトルク変動ランクとに基づいて行う布質判定を説明する図 布質判定結果に応じて設定される布はがし行程の実行時間及び停止期間の一例を示す図 第6実施例を示す図2相当図
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1ないし図6を参照して説明する。図5は、ドラム式洗濯乾燥機の縦断側面図である。外箱1の前面部(図5で右側)の中央部には、洗濯物出入口2が形成され、その出入口2を開閉する扉3が設けられている。また、外箱1の前面部の上部には、操作パネル4が設けられており、その裏側(外箱1内)には操作回路ユニット5が設けられている。更に、外箱1の前面部裏側の下部には、制御回路ユニット6が設けられている。
外箱1の内部には、水槽7が配設されている。この水槽7は軸方向が前後(図5で左右)の横軸円筒状を成すものであり、それが左右一対(一方のみ図示)のサスペンション8により前上がりの傾斜状に弾性支持されている。水槽7の背部には、モータ9(一部分のみ図示)が取付けられている。このモータ9は、この場合、例えばブラシレスDCモータから成るもので、アウターロータ形であり、ステータ9aが水槽7の背部に取付けられ、ロータ9bの中心部に取付けられた回転軸9cが水槽7の内部に挿通されている。
水槽7の内部には、ドラム10が配設されている。このドラム10も軸方向が前後の横軸円筒状を成すもので、それを後部の中心部で上記モータ9の回転軸9cの先端部に取付けることで、水槽7と同軸となる前上がりの傾斜状に支持されている。すなわち、ドラム10はモータ9によりダイレクトドライブ方式で回転される。
ドラム10の周側部(胴部)には、小孔11が全域にわたって多数(一部のみ図示)形成されている。ドラム10及び水槽7は、ともに前面部に開口部12,13を有しており、水槽7の開口部13に、環状(一部のみ図示)のベローズ14を介して前記洗濯物出入口2が連通されている。この結果、洗濯物出入口2は、ベローズ14、水槽7の開口部13、及びドラム10の開口部12を介して、ドラム10の内部に連通されている。
水槽7の底部には、水溜器15が取付けられており、水溜器15の最低部である後部に、排水弁16及び排水ホース17が順に接続されている。これらの排水弁16及び排水ホース17は、水槽7内の水や、水槽7と小孔11により連通したドラム10内の水を水溜器15から機外に排出する。
水槽7の下方には循環ポンプ18が配設されており、この循環ポンプ18は、水槽7内の水をその底部から吸水ホース19を介して吸入し、送水ホース20を介して圧送する。送水ホース20は、水槽7の前方に配管され、先端部を水槽7の開口部13から水槽7内(ドラム10内)に臨ませている。水槽7の背部には、熱交換器21が配設されている。熱交換器21は、全体に中空状を成しており、モータ9の片側(正面より見て右側)に位置して、自身の下部を水槽7の下部に連通させている。
水槽7の上方には、後側に送風装置22が配設され、前側に加熱装置23が配設されている。このうち、送風装置22は、ケーシング24の内部にファン25を有し、ファン25を回転駆動するモータ26(図6参照)がケーシング24の外部に設けられている。また、送風装置22は、ケーシング24の後部を、接続ダクト27を介して熱交換器21の上部に接続している。
加熱装置23は、ケース28の内部に温風生成用ヒータ29を有して成るもので、ケース28の後部に上記送風装置22のケーシング24の前部を接続し、前部に給風ダクト30を接続している。給風ダクト30は、先端部を前記水槽7の上部に接続して水槽7内(ドラム10内)に臨ませている。この他、水槽7の上方には、注水ケース31と、水位センサ32、及び給水弁33が配設されている。
注水ケース31は、詳しくは図示しないが、使用者によって出し入れされる内部ケース31aに洗剤投入部と柔軟仕上剤注入部とを有しており、それらが接続ホース34を介して水槽7内(ドラム10内)にその前上部から連通している。水位センサ32は、水槽7の下部から配管したエアチューブ35を介して、水槽7内の水位を、ひいては水槽7と前記小孔11により連通したドラム10内の水位を、その変化に応動する空気圧の変化で検知する。
給水弁33は、入口部33aに図示しない給水ホースを介して水道の蛇口(図示せず)が接続され、複数ある出口部の一部に接続ホース36を介して上記注水ケース31の洗剤投入部や柔軟仕上げ剤投入部が接続され、残りの一つに接続ホース37を介して熱交換器21の内上部に配設した散水器(図示せず)が接続されている。
すなわち、給水弁33からは主給水弁33bを介し、接続ホース34から注水ケース31の洗剤投入部を経て水槽7内に水道水が供給される。なお、この際の給水と併せて、水槽7内には、洗剤投入部に使用者によって予め配置された洗剤が供給される。また、給水弁33からは熱交給水弁33cを介し、接続ホース37を経て熱交換器21内の散水器に水道水が供給される。その水は散水器から散出されて降下し、この降下する水に、熱交換器21内を通る空気中の水蒸気が触れて冷却され、凝縮されることで除湿される。
図6は、制御回路(制御手段)41の機能ブロック図である。制御回路41は、例えばマイクロコンピュータから成るもので、前記制御回路ユニット6に含まれ、ドラム式洗濯乾燥機の運転全般を制御する制御手段として機能する。制御回路41には、前記操作パネル4が有する各種の操作スイッチから成る操作回路42より各種操作信号が入力される。なお、操作回路42は前記操作回路ユニット5に含まれており、操作パネル4が有する各種のスイッチに対する使用者の操作に応じた各種操作信号を出力する。
このほか、制御回路41には、前記水位センサ32から水位検知信号が入力される。また、給風ダクト30内に配置されている吹き出し口サーミスタ43,ドラム10内に送風された温風の出口側に配置されているドラム出口サーミスタ44,熱交換器21を通過した後の冷却水の温度を検知する熱交サーミスタ45の各温度センサから、温度検知信号が与えられている。CT(カレントトランス)46は、温風生成用ヒータ29に対する通電電流を検知して、電流検知信号を制御回路41に出力する。また、制御回路41には、ドラム回転用のモータ9の回転を検知するように設けた回転センサ(例えば、ホールICなど)47より、回転検知信号が入力されている。
そして、制御回路41は、上記回転検知信号並びに不揮発性メモリ49に予め記憶された制御プログラムに基づいて、インバータ回路(通電手段)48を介してモータ9の回転制御を行う。また、制御回路41は、その他の入力信号並びに上記制御プログラムに基づいて、給水弁33,排水弁16,モータ26,温風生成用ヒータ31,循環ポンプ19,前記操作パネル4の各種表示器から成る表示回路50,ブザー51,蓋ロック52を駆動制御する信号を、駆動回路53(a〜i)を介して与える。
次に、本実施例の作用について図1ないし図4を参照して説明する。洗濯乾燥機では、運転を洗い行程から開始する場合には、洗い,すすぎ,脱水,乾燥の順に各行程を行う。そして、本実施例の洗濯乾燥機は、脱水行程を終了した後、乾燥行程に移行するまでの間に布はがし行程を行うようになっており、その布はがし行程の制御内容に特徴を有している。
図1は、布はがし行程の制御内容を示すフローチャートである。布はがし行程の基本的な動作は、ドラム10を低速で回転させた後、回転を一定時間停止させることで行う。ステップS1では、ドラム10を時計回り方向に、例えば回転数6.25rpmで回転させる。そして、7.2秒が経過してドラム10の回転角度が270度に達すると(ステップS2:YES)、モータ9を直流励磁することでドラム10の回転を停止させた状態で固定する(ステップS3)。その状態のまま17.8秒が経過すると(ステップS4:YES)、布はがし行程の実行時間として設定されている所定時間が経過するまでは(ステップS5:NO)ステップS1に戻り、上記の処理を繰り返し実行する。
図4には、インバータ回路48及びモータ9の構成を概略的に示す。インバータ回路48は、6個のIGBT(半導体スイッチング素子)54が3相ブリッジ接続されて構成されており、各相の出力端子は、モータ9の各相巻線9u,9v,9wに接続されている。そして、上述のステップS3において直流励磁を行う場合は、例えばU相上アームのIGBT54aと、V,W相下アームのIGBT54e,54fとをオンすることで、モータ9の巻線9uから巻線9v,9wに直流電流を流し(図中に破線で示す)、ロータ9bの位置を固定する。
すなわち、ステップS3,S4においてドラム10を停止させる場合は、直流励磁を継続することでロータ9b及びドラム10を停止状態で固定する。これにより、ドラム10の内周面に貼り付いた状態にある洗濯物は重力に引かれて剥離し、確実に下方に落下するようになる。
図2は、脱水行程及び布はがし行程の一例を示すタイミングチャートである。この例では、脱水行程を、最高回転数を変えて(950rpm,1000rpm)2回行っており、それに伴い布はがし行程も2回行っている。また、2回目の脱水行程を開始する前には加熱撹拌行程が挿入されている。尚、図2の横軸については、図示の都合上実際の時間の長さを反映させていない。
図2の行程の全体を説明すると、1回目の脱水行程では、最高回転数が950rpmに設定されており、最高回転数に到達した状態を150秒間維持したのち、回転を停止させて1回目の布はがし行程に移行する。上述のように、布はがし行程はドラム10を7.2秒間回転させた回転期間の後に、ドラム10を17.8秒間停止固定する停止期間を組み合わせて1周期としており、それを8周期連続して繰り返すことで200秒間行う(図示の都合上4周期分のみ示す)。
また、布はがし行程を開始すると同時に、ヒータ29及びモータ26をオンしてファン25を回転させる(4600rpm)ことでドラム10内に温風を送風してプリヒートも開始し、洗濯物を加熱する。そして1回目の布はがし行程を終了すると、加熱撹拌行程に移行する。この行程では、ヒータ29及びモータ26をオンしたまま、ドラム10を最高回転数120rpmで撹拌回転させて洗濯物をまんべんなく加熱する。加熱撹拌行程の終了は、例えばドラム出口サーミスタ44の検知温度が20℃になるか、または行程時間が30分を経過するまで継続される。
次に、最高回転数が960rpmに設定されている2回目の脱水行程を開始し、最高回転数に到達した状態を900秒間維持した後、回転を停止させて2回目の布はがし行程に移行する。2回目の布はがし行程は、ドラム10を回転/停止固定する周期を4周期連続して繰り返すことで100秒間行う。すなわち、図3に示すように、布はがし行程を複数回実行する場合には、行程の実行時間を変化させるようにしており、例えば1回目は200秒間,2〜4回目は何れも100秒間とするように切り換えている。これは、実行回数が増えることで、布が次第に剥離し易くなると考えられるからである。
以上のように本実施例によれば、ドラム10を高速で回転させる脱水行程が終了した後、次の撹拌行程,例えば乾燥行程に移行するまでの間に、ドラム10の内周面に貼り付いた状態にある洗濯物を剥離させるための布はがし行程を行う場合、制御回路41は、布はがし行程においてドラム10の回転を停止させる場合は、モータ9のロータ位置を固定するため直流励磁を行うようにした。したがって、布はがし行程でドラム10の回転を停止させる場合は、洗濯物の分布状態により偏荷重が生じても、ドラム10を回転させてしまうことなくその停止位置で固定でき、その間にドラム10の内周面に貼り付いている洗濯物に重力を作用させて剥離を促し、落下させることができる。その結果、続いて行われる乾燥行程では洗濯物を十分に解すことができ、洗濯物の間に温風を十分に行き渡らせることが可能となり、乾燥効率を向上させることができる。
そして、布はがし行程を、ドラム10を回転させる回転期間と、ドラム10を停止させる停止期間とで構成し、制御回路41は、回転期間よりも停止期間の方が長くなるように制御するので、貼り付いた状態の洗濯物をより時間的余裕をもって確実に剥離させることができる。また、制御回路41は、脱水行程及び布はがし行程を複数回行う場合、それらの行程の実行回数が増加するのに応じて布はがし行程の時間が短くなるように制御するので、洗濯物を確実に剥離させつつ、洗濯乾燥機の運転時間が不要に長くなることを防止できる。尚、布はがし行程の時間が短くなるように制御することに替えて、またはその制御に加えて、同行程中の停止期間を短くするように制御しても良く、この場合も同様の効果が得られる。
(第2実施例)
図7及び図8は本発明の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例では、第1実施例のように、脱水行程について設定される最高回転数が高くなるのに応じて、布はがし行程の実行時間がより長くなるように設定する。
例えば図7に示すように、最高回転数が400rpm,700rpm,950rpm,1000rpm,1200rpm,1400rpmに5段階で変化する場合に、布はがし行程の実行時間を、50秒,50秒,100秒,100秒,150秒,200秒に変化させる。また、図8は、図7のように布はがし行程の実行時間を長くすることに替えて、同行程中の停止期間(ドラム固定時間)を長くする場合を示している。すなわち、回転期間は7秒で一定であるのに対し、停止期間は、11秒,14秒,18秒,21秒,25秒と次第に長くなるように切り替えられる。
すなわち、脱水行程の最高回転数が高くなると、ドラム10内の洗濯物に遠心力がより強く作用して、ドラム10の内周面に貼り付く強さがより強まることが想定される。そこで、最高回転数の高さに応じて布はがし行程の実行時間を長くしたり、停止期間を長くすることで、貼り付いた状態の洗濯物に重力をより長い期間作用させて、確実に剥離させるようにする。尚、図7,図8の制御を双方同時に実行しても良い。
以上のように第2実施例によれば、制御回路41は、脱水行程におけるドラム10の最高回転数が高くなるのに応じて、布はがし行程の時間及び/又は布はがし行程における停止期間が長くなるように制御するので、ドラム10内の洗濯物に対し遠心力が作用する強さに応じて、貼り付いた状態の洗濯物に重力をより長い期間作用させ、確実に剥離させることができる。
尚、図7の設定を、第1実施例の図2に対照させると整合しないが、図7は、単独の脱水行程における最高回転数が異なる場合について布はがし行程の時間を変化させることを示しており、図2で示した例とは全く独立したものである。
(第3実施例)
図9及び図10は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第3実施例では、脱水行程において設定された最高回転数が維持される時間の長さに応じて、布はがし行程を実行する時間の長さを変化させるようにする。例えば図9に示すように、脱水の最高回転数が1000rpmの場合について、当該回転数の維持時間が50秒,230秒,960秒と異なる場合には、布はがし行程の実行時間を75秒,100秒,150秒というように次第に長くなるように設定する。また、最高回転数が1200rpmの場合について、当該回転数の維持時間が220秒,850秒と異なる場合には、布はがし行程の実行時間をそれぞれ100秒,200秒に設定する。
すなわち、脱水行程時間が長くなるほど、ドラム10内の洗濯物に対して遠心力が作用する時間が長くなるので、洗濯物が内周面により強く貼り付いた状態になることが想定される。したがって、脱水行程時間が長くなるのに応じて布はがし行程の実行時間を長くすれば、洗濯物の貼り付き強さに対応して、洗濯物を剥離させる機会を長く付与することができる。
また、図10に示すように、最高回転数が1000rpm/1200rpmの場合について、維持時間が図9と同様に異なる場合に、布はがし行程における回転期間は7秒で一定にして、停止期間を11秒,18秒,21秒/18秒,21秒として、次第に長くなるように設定しても良い。この場合も図10と同様に、洗濯物を剥離させる機会を長く付与することができる。また、図9の設定と組み合わせて、布はがし行程の実行時間と停止期間とを双方とも長くするように設定しても良い。
以上のように第3実施例によれば、制御回路41は、脱水行程におけるドラム10の脱水行程の実行時間が長くなるのに応じて、布はがし行程の時間及び/又は布はがし行程における停止期間が長くなるように制御するので、洗濯物がドラム10の内周面に対して貼り付く強さに応じて、洗濯物を剥離させる機会を長く付与することができる。
(第4実施例)
図11は本発明の第4実施例を示す。第4実施例は、洗濯乾燥機が洗い行程の開始前に洗濯物の重量検知処理(重量センシング)を行い、その結果に応じて、布はがし行程の実行時間及び/又は布はがし行程における停止期間の長さを設定する。重量(布量)検知を行う方式には様々なものがあるが、ここでは例えば、特開2007−185357号公報に開示されている方式を用いる。
使用者により洗い行程を含む洗濯標準コースが選択されて「スタート」スイッチ(図示せず)が操作されると、制御回路(布量判定手段)41は、最初にドラム10内の洗濯物(給水前)の重量検知を行う。すなわち、ドラム10の回転速度が所定の回転速度に上昇するまでの加速所要時間と、その後に、ドラム10の回転速度が惰性で所定の回転速度に下降するまでの減速所要時間との差に基づいて洗濯運転前における洗濯物の重量を検知する。
図11は、上記重量検知の結果判別された重量ランクに応じて、布はがし行程の実行時間,布はがし行程における停止期間の長さを設定する一例を示したものである。重量ランクは、例えば0.5kg未満に対応する「1」,0.5kg以上且つ1.0kg未満に対応する「2」,以降1kg間隔で区切られる「3」〜「6」,5.0kg以上且つ5.7kg未満に対応する「7」,5.7kg以上に対応する「8」の8段階に設定されている。
そして、布はがし行程の時間は、重量ランク「1」〜「3」は何れも100秒,重量ランク「4」〜「6」は何れも150秒,重量ランク「7」,「8」は何れも200秒に設定されている。また、布はがし行程の停止期間は、重量ランク「1」,「2」は何れも13秒,重量ランク「3」は15秒,重量ランク「4」,「5」は何れも18秒,重量ランク「6」は21秒,重量ランク「7」,「8」は何れも25秒に設定されている。
すなわち、ドラム10内に投入された洗濯物の重量が重くなるほど、脱水行程時にそれらに作用する遠心力も強くなるため、やはり洗濯物がドラム10の内周面により強く貼り付いた状態になることが想定される。したがって、重量ランクが高くなるのに応じて布はがし行程の実行時間や停止期間を長くすれば、洗濯物の貼り付き強さに対応して、洗濯物を剥離させる機会を長く付与することができる。また、実行時間と停止期間とを同時に長くなるように設定しても良い。
以上のように第4実施例によれば、制御回路41は、ドラム10内に投入された洗濯物の重量を判定すると、その判定された重量が重くなるのに応じて、布はがし行程の時間及び/又は布はがし行程における停止期間が長くなるように制御するので、第3実施例等と同様に、洗濯物がドラム10の内周面に対して貼り付く強さに応じて、洗濯物を剥離させる機会を長く付与することができる。
(第5実施例)
図12ないし図14は第5実施例を示す。第5実施例は、洗濯乾燥機が第4実施例のように重量検知処理を行うことに付随して行う、洗濯物の布質を判定した結果に応じて布はがし行程の実行時間及び/又は布はがし行程における停止期間の長さを設定する。したがって、布質判定についても特開2007−185357号公報に開示されている方式を用いる。
第4実施例のようにして重量検知を行った後、洗濯運転を開始すると、制御回路(布質判定手段)41は、主給水弁33bを開放させて水槽7内(ドラム10内)に所定水位の給水を行う。それから、制御回路41は、モータ9によりドラム10を正逆両方向に交互に回転させて洗い行程を実行するが、この洗い行程で、ドラム10内の水位(水量)が洗濯運転時の所定水位(予め設定した所定水量)に達して安定した後に、q軸電流(トルク電流)の大きさに基づいてモータ10のトルク変動の大きさを検知する(この場合、制御回路41は、モータ9をベクトル制御することが前提となる)。
モータ10のトルク変動の大きさ(変動幅及び平均値)は、洗濯物の吸水性が高い程大きくなる。例えば洗濯物中の綿の比率が高い場合は吸水性が高いので、モータ10のトルク変動は大きくなるが、混紡類の比率が高い場合は洗濯物の吸水性が中間であるため、トルク変動の大きさは中間となる。更に、化学繊維の比率が高い場合は洗濯物の吸水性が低いのでトルク変動は小さくなる。
そして洗い行程を終了すると、制御回路41は、布質判定を実行する。この布質の判定は、第4実施例の重量検知で得られた洗濯運転前の洗濯物の重量と、上記のトルク変動の大きさとに基づいて行う。すなわち、モータ10のトルク変動の大きさを例えば図12に示すように1/1000[mA]毎にランク分けすると、布質の判定を、重量ランクとトルク変動ランクとを対応付けた図13に基づいて行う。
例えば、重量のランクが「1」の場合でトルク変動のランクが「3以上」の場合は、吸水性の大きい布質(例えば綿系)と判定し、トルク変動のランクが「1」の場合は吸水性の小さい布質(例えば化繊系)と判定する。また、トルク変動のランクが「2」の場合は吸水性が中間である布質(例えば化繊混紡系)と判定する。
図14は、上記の布質判定が、化繊系,化繊混紡系,綿系となった場合に応じて設定される布はがし行程の実行時間,当該行程中の停止期間の長さを示す。布はがし行程時間は、布質の吸水率が高くなるのに応じて100秒,150秒,200秒と長くなり、停止期間も13秒,18秒,25秒と長くなるように設定されている。すなわち、吸水率が高い布質であれば、その分重量が重くなるので、やはり脱水行程において作用する遠心力が強くなり、洗濯物がドラム10の内周面により強く貼り付いていると想定されるからである。
以上のように第5実施例によれば、制御回路41は、ドラム10内に投入された洗濯物の布質を判定すると、その布質が、綿系である場合に対して化繊系である場合は、布はがし行程の時間及び/又は布はがし行程における停止期間がより短くなるように制御するので、吸水率の多寡に応じて異なる洗濯物に対する遠心力の作用度合いに応じて、洗濯物を剥離させる機会を長く付与することができる。
また、事前に洗い行程が実行されることなく、運転が脱水行程から開始された場合には、洗濯物の重量や布質を判定する機会がなくそれらが不明となる。その場合には、重量ランクを最大の「8」に設定したり、或いは布質を綿系に設定することで、布はがし行程の時間や停止期間が最長となるように設定すれば、実際の重量や布質がどのような状態であったとしても、貼り付いた洗濯物を剥離させるための機会を十分に付与することができる。
(第6実施例)
図15は第6実施例を示す。例えば第1実施例の図2に示したタイミングチャートを布質が化繊系と判定された場合に対応させると、図15には、布質が綿系と判定された場合のタイミングチャートを示す。第6実施例では、布質判定については第5実施例と同様に行うが、図14に示す各時間の設定例とは独立したものを示す。図2の場合は布はがし行程の実行回数が「2」であり、図15の場合は布はがし行程の実行回数が「4」であり、トータルの実行時間は500秒となっている。この第6実施例の図15や図2のように、判定された布質の吸水率の多寡に応じて、脱水行程及び布はがし行程の実行形態を変化させる場合も、第5実施例と同様の効果が得られる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形又は拡張が可能である。
第1実施例において、停止期間をより長くするように設定しても良い。
モータの回転数や、布はがし行程時間,回転期間や停止期間,行程の実行回数の設定等は、個別の設計に応じて適宜変更して実施すれば良い。
脱水行程及び布はがし行程を1回だけ行っても良い。
加熱撹拌行程は、必要に応じて行えば良い。
各実施例を、適宜組み合わせて実行しても良い。
ヒートポンプ式の洗濯乾燥機にも同様に適用できる。
図面中、9はモータ、10はドラム、41は制御回路(制御手段,布質判定手段,布量判定手段)、48はインバータ回路(通電手段)を示す。

Claims (8)

  1. 洗濯物が投入されるドラムと、このドラムを回転駆動するモータと、このモータの巻線に通電手段を介して通電を行うことで前記モータの回転を制御する制御手段とを備え、前記ドラムを高速で回転させる脱水行程が終了した後、撹拌行程に移行するまでの間に、前記ドラムの内周面に貼り付いた状態にある洗濯物を剥離させるための布はがし行程を行うドラム式洗濯乾燥機において、
    前記制御手段は、前記布はがし行程において前記ドラムの回転が半周を超えた位置で前記モータのロータ位置を固定するように通電を行い、前記回転を停止させる動作を複数回繰り返すこと特徴とするドラム式洗濯乾燥機。
  2. 前記制御手段は、前記ドラムの回転を停止させる回転角度を270度とすることを特徴とする請求項1記載のドラム式洗濯乾燥機。
  3. 前記布はがし行程は、前記ドラムを回転させる回転期間と、前記ドラムを停止させる停止期間とからなり、
    前記制御手段は、前記回転期間よりも前記停止期間の方が長くなるように制御することを特徴とする請求項1又は2記載のドラム式洗濯乾燥機。
  4. 記制御手段は、前記脱水行程における前記ドラムの最高回転数が高くなるのに応じて、又は前記脱水行程の時間が長くなるのに応じて、前記布はがし行程の時間及び/又は前記布はがし行程における前記停止期間が長くなるように制御することを特徴とする請求項3記載のドラム式洗濯乾燥機。
  5. 前記脱水行程及び前記布はがし行程を複数回行う場合
    前記制御手段は、前記行程の実行回数が増加するのに応じて、前記布はがし行程の時間及び/又は前記布はがし行程における前記停止期間が次第に短くなるように制御することを特徴とする請求項3又は4記載のドラム式洗濯乾燥機。
  6. 前記ドラム内に投入された洗濯物の布質を判定する布判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記布判定手段により判定された布質が、綿系である場合に対して化繊系である場合は、前記布はがし行程の時間及び/又は前記布はがし行程における前記停止期間がより短くなるように制御することを特徴とする請求項3から5の何れか一項に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  7. 前記ドラム内に投入された洗濯物の量を判定する布量判定手段を備え、
    前記制御手段は、前記布量判定手段により判定された布量が多くなるのに応じて、前記布はがし行程の時間及び/又は前記布はがし行程における前記停止期間が長くなるように制御することを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載のドラム式洗濯乾燥機。
  8. 前記制御手段は、事前に洗い行程が実行されることなく、運転が脱水行程から開始された場合は、前記布はがし行程の時間及び/又は前記布はがし行程における前記停止期間がより長くなるように制御することを特徴とする請求項3から7の何れか一項に記載のドラム式洗濯乾燥機。
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