JP2007236759A - 回転式洗濯脱液乾燥機、および回転ドラムによる遠心脱液方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】脱液工程において回転ドラムの内周面への被洗物の張り付きを防止することができる回転式洗濯脱液乾燥機、および回転ドラムによる遠心脱水方法を提供する。
【解決手段】回転式洗濯脱液乾燥機の制御装置は、被洗物の重心偏り部分81が回転ドラム10の下部に配置されるように回転ドラム10を回転する偏心配置手段と、下部に配置された偏心部分80が回転ドラム10の上部へ移動するように回転ドラム10を回転する偏心移動手段と、を備え、予備脱水処理後、偏心配置手段と偏心移動手段とにより回転ドラム10の回転を制御して被洗物の偏り部分80を回転ドラム10の上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラム10から剥離可能とする剥離工程を行い、該剥離工程時に、加熱装置により加熱された温風を回転ドラム内に送る。
【選択図】図6
【解決手段】回転式洗濯脱液乾燥機の制御装置は、被洗物の重心偏り部分81が回転ドラム10の下部に配置されるように回転ドラム10を回転する偏心配置手段と、下部に配置された偏心部分80が回転ドラム10の上部へ移動するように回転ドラム10を回転する偏心移動手段と、を備え、予備脱水処理後、偏心配置手段と偏心移動手段とにより回転ドラム10の回転を制御して被洗物の偏り部分80を回転ドラム10の上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラム10から剥離可能とする剥離工程を行い、該剥離工程時に、加熱装置により加熱された温風を回転ドラム内に送る。
【選択図】図6
Description
本発明は、主としてコインランドリー、寮、病院、老人ホーム等の施設に設置して使用するのに適した回転式洗濯脱液乾燥機、および回転ドラムによる遠心脱液方法に関する。
コインランドリー等には、回転ドラム内に衣類等の被洗物を収容し、この回転ドラムを回動することにより洗濯工程を行った後、洗浄液を排出して回転ドラムを高速回転して脱液工程を行い、続いて回転ドラム内に送風しながら回転ドラムを回転して乾燥工程を行う全自動型の回転式洗濯脱液乾燥機が設置されている。
このような回転式洗濯脱液乾燥機では、脱液工程において回転ドラムを高速回転させるので、遠心力により回転ドラムの内周面に被洗物が張り付いて密着状態となり、回転ドラムを停止しても被洗物が張り付いたままとなる。回転ドラムの内周面に被洗物が張り付いたまま乾燥工程に移行すると、回転ドラムの周面に開設した貫通孔が塞がれてしまうので、乾燥効率が低下して不完全乾燥の原因となる。また、被洗物に回転ドラムの貫通孔の痕跡が残ったり、被洗物にしわが発生してふんわりと仕上げることができない。
このような回転ドラム内面への張り付きを防止する関連技術としては、例えば、ドラムの内面に網部材を着脱可能に配設した洗濯脱液乾燥機が挙げられる(特許文献1参照)。また、洗濯工程に続いて乾燥工程を行うときに、洗濯工程の最終脱水の前に、回転ドラムの回転数が異なる予備脱水を複数回行うようにしたランドリー機器が挙げられる(特許文献2参照)。
特開2004−321304号公報
特開平10−235068号公報
しかしながら、この種の回転式洗濯脱液乾燥機の回転ドラムは横向きであり、脱液工程において遠心力により脱液を行うので、回転ドラムを回転させると、どうしても回転ドラムの内周面に一様に被洗物を分散させることができず、回転ドラム内の被洗物に偏りが生じる。
このような被洗物に偏りが生じてしまうと、特許文献1及び特許文献2のような技術を用いて回転ドラムの内周面への被洗物の張り付きを防止しようとしても、液分を含んだ被洗物の自重により回転ドラムの内周面に被洗物が偏った状態で強固に張り付いてしまうという問題があった。
また、ドラムの内面に網部材を着脱可能に設けると、清掃が面倒である。
また、ドラムの内面に網部材を着脱可能に設けると、清掃が面倒である。
本発明は、上記した事情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、脱液工程において回転ドラムの内周面への被洗物の張り付きを防止することができる回転式洗濯脱液機、および回転ドラムによる遠心脱水方法を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、被洗物を収容する回転ドラムと、回転ドラムを収納するとともに溜めた液で回転ドラム内の被洗物を浸漬させるシェルと、シェル内の液の供給・排出を行う液給排機構と、回転ドラムを回転駆動するモータと、回転ドラム内に送風する送風機構と、これらを制御する制御装置とを備え、回転ドラム内に被洗物を収容した状態でシェル内に液を溜め、この状態で回転ドラムを回動することにより被洗物を洗濯する洗濯工程と、シェル内の液を排出した状態で回転ドラムを回転して遠心脱液する脱液工程と、回転ドラム内に送風して被洗物を乾燥する乾燥工程とを行い、前記脱液工程を、予備脱液処理と、該予備脱液処理の後で、回転ドラムの回転数を予備脱液処理時よりも大きく設定して脱液を行う本脱液処理とから構成する回転式洗濯脱液乾燥機において、
前記制御装置は、
被洗物の重心偏り部分が回転ドラムの下部に配置されるように回転ドラムを回転制御する偏心配置手段と、
該偏心配置手段により下部に配置された偏心部分が回転ドラムの上部へ移動するように回転ドラムを回転制御する偏心移動手段と、
を備え、
予備脱水処理後、偏心配置手段と偏心移動手段とにより回転ドラムの回転を制御して被洗物の偏り部分を回転ドラムの上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラムから剥離可能とする剥離工程を行うことを特徴とする回転式洗濯脱液乾燥機である。
前記制御装置は、
被洗物の重心偏り部分が回転ドラムの下部に配置されるように回転ドラムを回転制御する偏心配置手段と、
該偏心配置手段により下部に配置された偏心部分が回転ドラムの上部へ移動するように回転ドラムを回転制御する偏心移動手段と、
を備え、
予備脱水処理後、偏心配置手段と偏心移動手段とにより回転ドラムの回転を制御して被洗物の偏り部分を回転ドラムの上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラムから剥離可能とする剥離工程を行うことを特徴とする回転式洗濯脱液乾燥機である。
請求項2に記載のものは、回転ドラム内への送風を加熱する加熱装置を備え、
剥離工程時に、回転ドラム内に加熱装置により加熱された温風を送ることを特徴とする請求項1に記載の回転式洗濯脱液乾燥機である。
剥離工程時に、回転ドラム内に加熱装置により加熱された温風を送ることを特徴とする請求項1に記載の回転式洗濯脱液乾燥機である。
請求項3に記載のものは、前記制御装置は、
前記剥離工程の後に、回転ドラムを繰り返し正逆回転させて被洗物をほぐすほぐし工程を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転式洗濯脱液乾燥機である。
前記剥離工程の後に、回転ドラムを繰り返し正逆回転させて被洗物をほぐすほぐし工程を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転式洗濯脱液乾燥機である。
請求項4に記載のものは、周面に複数の貫通孔を開設した回転ドラム内に被洗物を収納し、回転ドラムを回転することにより被洗物の脱液を行う遠心脱液方法において、
被洗物の重心偏り部分を回転ドラムの上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラムから剥離させることを特徴とする回転ドラムによる遠心脱液方法である。
被洗物の重心偏り部分を回転ドラムの上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラムから剥離させることを特徴とする回転ドラムによる遠心脱液方法である。
請求項5に記載のものは、前記被洗物の回転ドラムからの剥離時に、回転ドラム内に温風を供給することを特徴とする請求項4に記載の回転ドラムによる遠心脱液方法。
請求項6に記載のものは、前記被洗物を回転ドラムから剥離した後に、回転ドラムを繰り返し正逆回転させて被洗物をほぐすことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の回転ドラムによる遠心脱液方法である。
請求項1及び請求項4に記載の発明によれば、回転ドラム内で被洗物の偏りが生じても、被洗物の偏り部分をその自重で回転ドラムの下部に移動させ、その後にモータ駆動で回転ドラムを回転することにより回転ドラムの上部へ移動し、この状態で被洗物をその自重により回転ドラムの内周面から剥離させる剥離工程を行うので、回転ドラムの内周面への被洗物の張り付きを防止することができる。
請求項2及び請求項5に記載の発明によれば、剥離工程時に、回転ドラム内に温風を送ることにより、被洗物の表面を乾燥させて再度の張り付きを防止することができる。
請求項3及び請求項6に記載の発明によれば、剥離工程の後に回転ドラムを繰り返し正逆回転させて被洗物をほぐすほぐし工程を行うので、被洗物をほぐして回転ドラム内で被洗物が再び偏ってしまうのを防止することができる。
以下、本発明の実施の最良形態を図面に基づいて説明する。
図1はコインランドリーに設置する回転式洗濯脱液乾燥機の一種であって、洗浄用の液として水を使用して洗濯する回転式洗濯脱液乾燥機1の正面図、側面図及び背面図である。図2は回転式洗濯脱液乾燥機1の内部構成を示す概略構成図である。図3は回転式洗濯脱液乾燥機1の主要部を示す背面図である。
図1はコインランドリーに設置する回転式洗濯脱液乾燥機の一種であって、洗浄用の液として水を使用して洗濯する回転式洗濯脱液乾燥機1の正面図、側面図及び背面図である。図2は回転式洗濯脱液乾燥機1の内部構成を示す概略構成図である。図3は回転式洗濯脱液乾燥機1の主要部を示す背面図である。
回転式洗濯脱液乾燥機1は、図1に示すように、筺体2の前面のほぼ中央に開閉扉3を設け、その上方に、希望コースを選択したりする操作パネル4と硬貨等の貨幣を投入する貨幣投入部5を設けてある。希望するコースとしては、例えば、洗濯と乾燥コース、洗濯のみコース、乾燥のみコースの他に、乾燥時間を異ならせたコースを設定してある。
そして、筺体2内には、図2及び図3に示すように、フレーム6上に、支持バネ7を介してシェル9を設け、このシェル9内に回転ドラム10を収納し、回転ドラム10の背面板から後方に突出した回転軸11をシェル9の背面側に設けた軸受で支持し、軸受から後方に突出した回転軸11に従動プーリー12を取り付け、シェル9の下端に設けたモータ13の出力軸に駆動プーリー14を取り付け、この駆動プーリー14と上記従動プーリー12とにタイミングベルト15を掛け渡して接続し、制御装置16の制御の下でモータ13を作動することにより回転ドラム10を任意の回転速度で回転できるように構成されている。なお、筺体2の前面に設けた開閉扉3を開くと、被洗物である洗濯物を回転ドラム10内に投入したり、あるいは洗濯・乾燥が終了した洗濯物を取り出せるようにしてある。
シェル9は、回転ドラム10を収納することができる大きさの横向き円筒体状であり、下部に洗浄液を溜める槽20を有し、その左右に設けたブラケット21を支持バネ7の上端に止着すると共にダンパー8を接続することにより、回転ドラム10の回転により生じる振動を減衰可能に構成されている。
また、シェル9には、図2に示すように、頂部から少しずれた上部に液供給管30を接続し、その上部を分岐して給水弁33の介設された給水管32と、液剤供給弁35の介設された液剤供給管34とを接続している。給水管32の途中に設けた給水弁33を開くと、給水管30から洗濯工程やすすぎ工程で使用する水をシェル9の内部に供給して溜めることができる。また、液剤供給管34の上部には、洗剤ポンプ39及び洗剤タンク40を備えた洗剤投入管36と、柔軟剤ポンプ41及び柔軟剤タンク42を備えた柔軟剤投入管37を接続してあり、洗剤ポンプ39を作動すると洗剤タンク40内の洗剤を、柔軟剤ポンプ41を作動すると柔軟剤タンク42内の柔軟剤をそれぞれシェル9内に投入できるようにしてある。
そして、シェル9の下部に位置する槽20に接続した排水管43に排水弁44を介設し、排水弁44を開くとシェル9内の水を排出できるように構成してある。また、槽20には、水温センサ47及び水位センサ57が備えられている。
したがって、本実施形態では、排水管43、排水弁44、給水管32、給水弁33が、シェル9内の液の供給・排出を行う液給排機構として機能する。
したがって、本実施形態では、排水管43、排水弁44、給水管32、給水弁33が、シェル9内の液の供給・排出を行う液給排機構として機能する。
また、図2に示すように、温風発生器50に連通した温風供給ダクト51と、排気ファン52に連通した排気ダクト53をシェル9に接続してある。したがって、本実施形態では、上記した温風発生器50、温風供給ダクト51、排気ファン52、及び排気ダクト53が送風機構として機能し、後述する剥離工程及び乾燥工程においては、排気ファン52を作動すると、温風発生器50により発生した温風を温風供給ダクト51からシェル9内に吸引して回転ドラム10内の洗濯物を乾燥し、排気ダクト53を通して湿った空気を外部に排気することができる。なお、符号54は温風の温度を検出する入口温度センサであり、符号55は排気温度を検出する出口温度センサであり、各温度センサ54,55からの信号により制御装置16が温風と排気の温度を監視して、効率の良い乾燥を安全に行うことができる。
上記したシェル9内に収納されて回転する回転ドラム10は、周面に無数の貫通孔を開設し、内面には断面略山形のハット56を軸方向に沿って取り付けた円筒体であり、前方は開口しているが、背面は閉塞されている。周面の貫通孔は、洗濯工程やすすぎ工程においてはシェル9内に供給した水を速やかに回転ドラム10内に導入して洗濯物を浸漬させたり、脱水工程では洗濯物に含まれていた水を外部に排出する機能を有する。
図4は、上記回転式洗濯脱液乾燥機1に備えられる制御系の構成を示す説明図である。図示するように、制御装置16は、図1(c)のように筐体2の背面側に収納されており、CPU63,ROM64,RAM65等からなるマイクロコンピュータにより構成され、操作パネル4により設定された運転コースに基づいて安全かつ効率良く洗濯工程、脱液工程、乾燥工程の制御を行うものであり、入力インターフェイス67を介して前記した入口温度センサ54、出口温度センサ55等からの検出信号を受けて、出力インターフェイス68を介して前記した送風機構の排気ファン52の駆動、回転ドラム10のモータ13の駆動、及び加熱装置として温風発生器50の作動等を各ドライブコントローラ(DRV)71、72、73を介して制御する。なお、入力インターフェイス67には槽20に備えられた水温センサ47及び水位センサ57の検出信号も入力されるが、図示を省略している。
上記ROM64には、各温度センサ47,54,55等からの信号に基づいて洗濯工程、脱液工程、乾燥工程を行うプログラムが書き込まれており、本発明の回転ドラムによる遠心脱液方法の内容もプログラムとして書き込まれている。具体的には、制御装置16は、脱液工程において、回転ドラム10における洗濯物の重心偏り部分がドラム下部に配置されるように回転ドラム10を回転制御する偏心配置手段と、該偏心配置手段によりドラム下部に配置された偏心部分が回転ドラム10の上部へ移動するように回転ドラム10を回転制御する偏心移動手段と、をプログラムモジュールとして備え、後述する予備脱水処理後に偏心配置手段と偏心移動手段とによりDRV72を介してモータ13の回転を制御して洗濯物の偏り部分を回転ドラム10の上部へ移動し、洗濯物をその自重により回転ドラム10の内周面から剥離させる剥離工程を行う。また、制御装置16は、この剥離工程時において、DRV71,73を介して排気ファン52及び温風発生器50を作動させ、回転ドラム10内に温風を送る。さらに、制御装置16は、剥離工程の後に、DRV72を介してモータ13の回転を制御して、回転ドラム10を繰り返し正逆回転させて洗濯物をほぐすほぐし工程を行う。
次に、上記の如く構成された回転式洗濯脱液乾燥機1の作用を説明すると共に、本発明に係る回転ドラムによる遠心脱液方法について説明する。図5は各工程における回転ドラムの回転操作をチャートで示す説明図である。図6は剥離工程における回転ドラムの操作状況を示す説明図である。
先ず、開閉扉3を開いて洗濯物を回転ドラム10内に投入し、すべてを投入したならば開閉扉3を閉める。次に、操作パネル4を操作して希望コースを選択するとともに、柔軟剤が不要であれば不要操作を行い、選択したコースに応じた貨幣を貨幣投入部5の投入口に投入する。そして、投入された貨幣が適正であると、制御装置16が洗濯工程を開始する。
洗濯工程では、制御装置16からの信号により給水弁33が開いてシェル9内に水を供給して溜めるとともに、液剤供給弁35を開くと共に洗剤ポンプ39を作動して所定量の洗剤を投入する。なお、本実施形態では、水位センサ57により槽20及びシェル9内の水位を検出し、これにより必要量の水が溜まるまで給水を続ける。また、洗濯の効率を向上させるために、給水管32を介して給湯し、水温センサ47により洗浄液が所定の温度まで給湯するように構成しても良い。
上記した給水によりシェル9内に所定水位まで水が溜まって洗濯物が浸漬したならば、モータ13を正逆回転することにより回転ドラム10を正逆転回動(サイクル運転)して洗濯する。制御装置16は、例えば、DRV72を介して回転ドラム用モータ13の回転数を51rpmとし、15秒右回転、5秒停止、15秒左回転、5秒停止のサイクル運転を行う。そして、所定の洗濯時間が経過したならば、回転ドラム10を停止するとともに、排水弁44を開いて、シェル9内の洗浄液を排水し、すすぎ工程に移行する。
すすぎ工程では、排水弁44を閉じた状態で給水弁33を開いてシェル9内に給水し、使用者のコース洗濯に応じて柔軟剤を投入し、回転ドラム10を上記と同様の操作でサイクル運転しながらすすぎを行う。そして、所定のすすぎ時間が経過したならば、回転ドラム10を停止するとともに、排水弁44を開いて、シェル9内の水を排水し、脱液工程(本発明に係る遠心脱液方法を行う脱液工程)へと移行する。
脱液工程では排水弁44を開いた状態で回転ドラム10を回転して遠心脱水し、バランス取り処理、予備脱液処理、剥離工程、ほぐし工程、バランス取り処理、本脱液処理、剥離工程を順に行う。
まず、バランス取り処理では、例えば、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転数を50から110rpmまで徐々に上昇させながら、一方向運転、例えば右回転させる運転を行う。このバランス取り処理は、回転ドラム10内の洗濯物を一様に分散させようとする操作であるが、個々の洗濯物の材質、大きさ、自重等の違いにより、このような操作を行っても次の予備脱液工程において洗濯物に重心偏り部分が生じることは避けられない。1分間のバランス取り処理を行った後、予備脱液処理へと移行する。
予備脱液処理では、例えば、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転数を300rpmに維持して一方向運転、例えば、右回転させる運転を行う。この予備脱液処理は一方向運転であり、回転ドラム10は横向きであるので、図6(a)のように回転ドラム10内の洗濯物80に重心偏り部分81が生じることになる。2分間の予備脱液処理を行った後、剥離工程へと移行する。
剥離工程では、まず、制御装置16に備えられた偏心配置手段がDRV72を介してモータ13の回転を停止させる。モータ13が停止するとモータの駆動力が回転ドラム10に作用しない状態になるので、回転ドラム10が一時的に自由に回転できる状態となり、洗濯物80の重心偏り部分81の自重により回転ドラム10がゆっくりと回転し、図6(b)のように回転ドラム10における洗濯物80の偏り部分81が回転ドラム10の下部に配置され、この状態で安定して回転が停止する。要するに、回転ドラム10をフリーな状態にして、洗濯物80の偏り部81があれば、その自重で回転ドラム10の位相を変えて、偏り部81が回転ドラム10の下部に位置する状態を作り出す。
次に、制御装置16に備えられた偏心移動手段がDRV72を介してモータ13の回転を制御して、図6(c)のように回転ドラム10を2分の1回転させ、上記偏心配置手段により下部に配置された偏心部分81を回転ドラム10の上部へ移動させて停止する。洗濯物80の偏り部分81が回転ドラム10の上部へ移動すると、図6(d)のように上部に偏っていた洗濯物80はその自重により回転ドラム10の内周面から剥離して回転ドラム10の下部に落下する。さらに、制御装置16の偏心移動手段がDRV72を介してモータ13の回転を制御して、図6(e)のように回転ドラム10を2分の1反転させると、図6(f)のように下部に落下した洗濯物80が回転ドラム10と共に上部へ移動する際に落下することになる。その際、既に剥離した洗濯物80が回転ドラム10内で転動することにより、未だ剥離していない洗濯物80をほぐして剥がすように作用する。剥離工程は、例えば、制御装置16の偏心移動手段がDRV72を介してモータ13の回転数を48rpmとし、3秒左回転、2秒停止、3秒右回転、2秒停止のサイクル運転を行う。即ち、回転ドラム10の2分の1回転をモータ13の回動時間で制御するものであり、上記の秒数は一例であって回転ドラム10の大きさやモータ13の駆動力によって制御時間は異なる。また、回転ドラム10の回転は、2分の1回転に限定されるものではなく、要するに洗濯物80の偏り部分81が自重で回転ドラム10の内周面から剥がれ易い高さに揚げればよいので、90°〜270°の範囲に洗濯物80の偏り部分81が位置するように回転ドラム10を回転すればよい。したがって、回転時間で制御する他に、パルスモータを使用して回転角度により制御することもでき、また、1回転以上(例えば、1回転半)回転してから停止させてもよい。
この剥離工程時において、制御装置16がDRV71,73を介して排気ファン52及び温風発生器50を作動させ、回転ドラム10内に温風を送ることが好ましい。このように剥離工程時に、回転ドラム10内に温風を送ることにより洗濯物の表面を乾燥させると、再度、洗濯物が回転ドラム10の周面に張り付くのを防止することができる。1分間の剥離工程を行った後、ほぐし工程へと移行する。
ほぐし工程では、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転を制御して、回転ドラム10を繰り返し正逆回転させて洗濯物をほぐす操作を行う。即ち、ほぐし工程は、例えば、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転数を48rpmとし、25秒左回転、5秒停止、25秒右回転、5秒停止のサイクル運転を行う。剥離工程の後にほぐし工程を行うと、塊になっていた洗濯物がほぐされることにより洗濯物の空気接触面積が増大して乾燥し易い状態になるとともに、回転ドラム10内で洗濯物が再び偏ってしまうのを防止することができる。ほぐし工程時においても継続して回転ドラム10内に温風を送ることにより、洗濯物のほぐしが促進される。4分間のほぐし工程を行った後、再度バランス取り処理を行う。
ほぐし工程の後のバランス取り処理は上述した操作と同様であるが、このバランス取り処理においては継続して回転ドラム10内に温風を送っており、温風により回転ドラム10内の洗濯物がより一層分散し易くなる。1分間のバランス取り処理を行った後、本脱液処理へと移行する。
本脱液処理は、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転を制御して、回転ドラム10の回転数を上記予備脱液処理時よりも大きく設定して脱液を行う。即ち、本脱液処理では、例えば、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転数を820rpmに維持して右回転させる一方向運転を行う。6分間の本脱液処理を行った後、再度、剥離工程へと移行するが、本脱液処理の終了の1分前から制御装置16がDRV71,73を介して排気ファン52及び温風発生器50を作動させ、回転ドラム10内に温風を送る。
本脱液処理後の剥離工程は上述したと同様の条件及び操作で1分間行い、脱液工程を終了する。この様にして一連の脱液工程が終了したならば、乾燥工程に移行する。
乾燥工程では、制御装置16がDRV71,73を介して排気ファン52及び温風発生器50を作動することにより、温風発生器50からの温風をシェル9内に供給し、この温風により回転ドラム10内の洗濯物を乾燥し、湿った空気を排気ダクト53から外部に排気する。この乾燥工程では、回転ドラム10を緩やかに回転することにより、洗濯物を満遍なく効率良く乾燥する。即ち、乾燥工程は、シェル内に温風を送りながら、例えば、制御装置16がDRV72を介してモータ13の回転数を48rpmとし、25秒左回転、5秒停止、25秒右回転、5秒停止のサイクル運転を行う。
乾燥工程が終了したならば、操作パネル4等の洗濯が終了した旨を表示したり、終了音やメッセージを発するなどして使用者に報知する。使用者は、洗濯が終了したことを確認したならば、開閉扉3を開いて、回転ドラム10内の洗濯物を取り出す。
この様に、本実施形態における回転式洗濯脱液乾燥機1においては、一旦始動したならば、脱液工程において洗濯物が偏っても装置の運転を止めることなく、装置側で偏りに対処することができる。即ち、脱液工程において、回転ドラム10内で洗濯物80の偏りが生じても、洗濯物80の重心偏り部分81を回転ドラム10の上部へ移動し、洗濯物をその自重により回転ドラム10から剥離させる剥離工程を採り入れているので、回転ドラム10の内周面への洗濯物の張り付きを積極的に防止することができるものである。
1 回転式洗濯脱液乾燥機、 2 筺体、 3 開閉扉、 4 操作パネル、
5 貨幣投入部、6 フレーム、7 支持バネ、8 ダンパー、9 シェル、
10 回転ドラム、11 回転軸、12 従動プーリー、13 モータ、
14 駆動プーリー、15 タイミングベルト、16 制御装置、20 槽、
21 ブラケット、30 液供給管、32 給水管、33 給水弁、34 液剤供給管、
35 液剤供給弁、36 洗剤投入管、37 柔軟剤投入管、39 洗剤ポンプ、
40 洗剤タンク、41 柔軟剤ポンプ、42 柔軟剤タンク、43 排水管、
44 排水弁、47 水温センサ、50 温風発生器、51 温風供給ダクト、
52 排気ファン、53 排気ダクト、54 入口温度センサ、55 出口温度センサ、
56 ハット、57 水位センサ、60 貫通孔、67 入力インターフェイス、
68 出力インターフェイス、71、72、73 ドライブコントローラ(DRV)、
80 洗濯物、81 重心偏り部分
5 貨幣投入部、6 フレーム、7 支持バネ、8 ダンパー、9 シェル、
10 回転ドラム、11 回転軸、12 従動プーリー、13 モータ、
14 駆動プーリー、15 タイミングベルト、16 制御装置、20 槽、
21 ブラケット、30 液供給管、32 給水管、33 給水弁、34 液剤供給管、
35 液剤供給弁、36 洗剤投入管、37 柔軟剤投入管、39 洗剤ポンプ、
40 洗剤タンク、41 柔軟剤ポンプ、42 柔軟剤タンク、43 排水管、
44 排水弁、47 水温センサ、50 温風発生器、51 温風供給ダクト、
52 排気ファン、53 排気ダクト、54 入口温度センサ、55 出口温度センサ、
56 ハット、57 水位センサ、60 貫通孔、67 入力インターフェイス、
68 出力インターフェイス、71、72、73 ドライブコントローラ(DRV)、
80 洗濯物、81 重心偏り部分
Claims (6)
- 被洗物を収容する回転ドラムと、回転ドラムを収納するとともに溜めた液で回転ドラム内の被洗物を浸漬させるシェルと、シェル内の液の供給・排出を行う液給排機構と、回転ドラムを回転駆動するモータと、回転ドラム内に送風する送風機構と、これらを制御する制御装置とを備え、回転ドラム内に被洗物を収容した状態でシェル内に液を溜め、この状態で回転ドラムを回動することにより被洗物を洗濯する洗濯工程と、シェル内の液を排出した状態で回転ドラムを回転して遠心脱液する脱液工程と、回転ドラム内に送風して被洗物を乾燥する乾燥工程とを行い、前記脱液工程を、少なくとも、予備脱液処理と、該予備脱液処理の後で、回転ドラムの回転数を予備脱液処理時よりも大きく設定して脱液を行う本脱液処理とから構成する回転式洗濯脱液乾燥機において、
前記制御装置は、
被洗物の重心偏り部分が回転ドラムの下部に配置されるように回転ドラムを回転制御する偏心配置手段と、
該偏心配置手段により下部に配置された偏心部分が回転ドラムの上部へ移動するように回転ドラムを回転制御する偏心移動手段と、
を備え、
予備脱水処理後、偏心配置手段と偏心移動手段とにより回転ドラムの回転を制御して被洗物の偏り部分を回転ドラムの上部へ移動し、被洗物をその自重により回転ドラムから剥離可能とする剥離工程を行うことを特徴とする回転式洗濯脱液乾燥機。 - 回転ドラム内への送風を加熱する加熱装置を備え、
剥離工程時に、回転ドラム内に加熱装置により加熱された温風を送ることを特徴とする請求項1に記載の回転式洗濯脱液乾燥機。 - 前記制御装置は、
前記剥離工程の後に、回転ドラムを繰り返し正逆回転させて被洗物をほぐすほぐし工程を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転式洗濯脱液乾燥機。 - 周面に複数の貫通孔を開設した回転ドラム内に被洗物を収納し、回転ドラムを回転することにより被洗物の脱液を行う遠心脱液方法において、
回転ドラムを自由回転可能な状態にして被洗物の重心偏り部分がその偏り自重で回転ドラムを回転しながら回転ドラムの下部に移動するようにし、その後、モータ駆動により回転ドラムを回転して被洗物の重心偏り部分を回転ドラムの上部へ移動し、この状態で被洗物をその自重により回転ドラムの内周面から剥離させることを特徴とする回転ドラムによる遠心脱液方法。 - 前記被洗物の回転ドラムからの剥離時に、回転ドラム内に温風を供給することを特徴とする請求項4に記載の回転ドラムによる遠心脱液方法。
- 前記被洗物を回転ドラムから剥離させた後に、回転ドラムを繰り返し正逆回転させて被洗物をほぐすことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の回転ドラムによる遠心脱液方法。
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