JP2007260196A - 回転ドラム式乾燥機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガスバーナーを連続燃焼して被乾燥物を効率良く乾燥することができる回転ドラム式乾燥機を提供する。
【解決手段】回転ドラム式洗濯脱液乾燥機における制御装置16は、入口側温度センサ54からの信号により温風供給ダクトにおける入口側温度を検知し、当該検出温度と予め設定された制御基準温度とを比較して、検出温度が制御基準温度の上限値よりも高い場合には排気ファン52の回転数を増加する信号を送出し、検出温度が制御基準温度の下限値よりも低い場合には排気ファンの回転数を減少するファン可変速制御を行いながらガスバーナーを連続燃焼して被乾燥物の乾燥を行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、主としてコインランドリー、寮、病院、老人ホーム等の施設に設置して使用するのに適した回転ドラム式洗濯脱液乾燥機やクリーニング店で使用する乾燥機などの回転ドラム式乾燥機に関する。
衣類等の被処理物の洗浄を行なう場合、被処理物の汚れを丸洗いした後は、自然乾燥を行なわず、乾燥装置を用いて濡れた被処理物を温風により強制的に乾燥する。
この種の乾燥装置は、例えば、筐体内にシェルで区画した乾燥処理室を形成し、該処理室内に横向き状態で通気孔を有する回転ドラムを回転自在に設け、乾燥処理室の上部に開設した温風入口の上流側の流路に加熱ユニットを設け、乾燥処理室に開設した温風出口に接続した排気流路にリントフィルタと送風機(電動ファン)を設け、該送風機により乾燥処理室内の空気を排気流路から外部へ排出すると同時に、加熱ユニットで発生した温風を温風入口から乾燥室内に吸引し、この温風によりドラム内の被処理物を乾燥する構成を採っている。
そして、温風入口の温風の温度を入口側温度センサによって検出し、この入口側温度センサからの検出温度によって加熱ユニットのガスバーナーをオン・オフ制御して、すなわち点火したり消火したりを繰り返し行うことにより乾燥処理室内の温度を調整していた。
特開2004−344337号公報
前記したように、ガスバーナーのオン・オフにより乾燥処理室内に供給する温風の温度を調整すると、ガスバーナーをオンにした状態とオフにした状態における乾燥処理室内の温度の差が大きいので、乾燥工程の効率が悪く、所要時間も長くなってしまう。また、乾燥効率を高めるためにバーナーがオフになる入口側温度の設定を高く設定すると、乾燥処理室内に供給する温風の温度が高くなり過ぎて被乾燥物を焦がしたりするトラブルが発生してしまう。このため、入口側温度の設定温度を高くすることもできない。
また、リントフィルターには、糸くずが溜まり易く、一般的には数日間稼働するたびに清掃しなければならず、被乾燥物によっては数時間の稼働で糸くずが溜まってしまい、清掃作業を行う必要性が生じる。そして、リントフィルターに糸くず等が溜まると、排気の通過抵抗が大きくなってしまい、これにより乾燥処理室内を通過する空気量、すなわち温風入口から乾燥処理室内に供給される風量が減少して、その結果、入口側温度が上昇すると共に乾燥処理室内の温度が上昇してしまう。入口側温度が上昇すると、従来の乾燥機ではガスバーナーがオフになる時間が長くなるので、乾燥効率が一層低下してしまう。
本発明は、上記した事情に鑑みて創案されたものであり、その目的は、ガスバーナーを連続燃焼して被乾燥物を効率良く乾燥することができる回転ドラム式乾燥機を提供することにある。
本発明は、前記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、被乾燥物を収容する回転ドラムと、回転ドラムを収納するシェルと、回転ドラムを回転駆動するモータと、回転ドラム内に送風する送風機構と、これらを制御する制御装置と、シェルから出た排気中のリントを捕獲回収するリントフィルタとを備え、回転ドラム内に被乾燥物を収容した状態でシェル内に温風を供給して被乾燥物を乾燥する乾燥工程を行う回転ドラム式乾燥機において、
前記送風機構は、
ガスバーナーの燃焼熱によりシェル内へ送られる空気を加熱する加熱ユニットと、
該加熱ユニットとシェルの温風入口との間を接続する供給側通気路と、
該供給側通気路に設けられ、温風入口からシェル内に供給する温風の温度を検出する入口側温度センサと、
シェルの温風出口に接続され、途中にリントフィルタを有し、シェル内からの排気を排出する排出側通気路と、
該排出側通気路又は前記供給側通気路に設けられ、加熱ユニットからの温風を温風入口からシェル内に供給して温風出口から排出する電動ファンと、
を備え、
前記制御装置は、
入口側温度センサからの信号により入口側温度を検知する入口側温度検知手段と、
該入口側温度検知手段で検知した検出温度と予め設定された制御基準温度とを比較して、検出温度が制御基準温度の上限値よりも高い場合には電動ファンの回転数を増加する信号を送出し、検出温度が制御基準温度の下限値よりも低い場合には電動ファンの回転数を減少する信号を送出するファン制御手段と、
を備え、
乾燥工程における入口側温度により電動ファンの回転数を制御するファン可変速制御を行いながら被乾燥物の乾燥を行うことを特徴とする回転ドラム式乾燥機である。
請求項2に記載のものは、前記温風入口からシェル内に供給されて温風出口から排出される風量を検出する風量センサを前記供給側通気路又は排出側通気路に設け、
該風量センサからの信号により、制御装置が所定量の風量がシェル内に供給されていることを検知したことを条件にガスバーナーを点火することを特徴とする請求項1に記載の
回転ドラム式乾燥機である。
請求項3に記載のものは、前記制御装置は、電動ファンの回転数を変化させた後、予め設定した保留時間が経過するまでは当該回転数を維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転ドラム式乾燥機である。
請求項4に記載のものは、排出側通気路に出口側温度センサを設け、
該出口側温度センサからの信号により出口側温度を検知する出口側温度検知手段を制御装置に設け、
出口側温度が予め設定した乾燥基準温度に到達すると、制御装置は、前記ファン可変速制御を停止して乾燥基準温度到達時点での電動ファンの回転数を維持しつつ、ガスバーナーの燃焼をオン・オフ制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転ドラム式乾燥機である。
請求項1に記載の発明によれば、乾燥工程における入口側温度により電動ファンの回転数を制御しながらガスバーナーを連続燃焼して被乾燥物の乾燥を行うので、ガスバーナーのオン・オフ制御を行うことなく電動ファンの回転数の変更により風量を増減して温度の調整を行える。これにより、シェル内の温度の急激な変化を抑制して、効率良く被処理物の乾燥を行うことができ、その結果、乾燥工程の所要時間を短縮することができる。また、リントフィルタの多少の目詰まりにより風量が低下した場合においても、電動ファンの回転数の変更により最適な風量を確保することができる。これにより、リントフィルタの清掃作業の頻度を少なく抑えることができる。
請求項2に記載の発明によれば、風量センサからの信号により、制御装置が所定量の風量がシェル内に供給されていることを検知したことを条件にガスバーナーを点火するので、ガスバーナーを不完全燃焼させることなく円滑に点火させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、電動ファンの回転数を変化させた後、予め設定した保留時間が経過するまでは当該回転数を維持するので、電動ファンの回転数の不必要な変動を防止することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1はコインランドリーに設置する回転ドラム式洗濯脱液乾燥機の一種であって、(a)は洗浄用の液として水を使用して洗濯する回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1の正面図、(b)は側面図、(c)は背面図である。図2は回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1の内部構成を示す概略構成図である。図3は回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1の主要部を示す背面図である。
本実施形態における回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1は、本発明における回転ドラム式乾燥機の一実施例であり、図1に示すように、筺体2の前面のほぼ中央に開閉扉3を設け、その上方に、希望コースを選択したりする操作パネル4と硬貨等の貨幣を投入する貨幣投入部5を設けてある。選択可能なコースとしては、例えば、洗濯と乾燥コース、洗濯のみコース、乾燥のみコースの他に、乾燥時間を異ならせたコースを設定してある。
そして、筺体2内には、図2及び図3に示すように、フレーム6上に、支持バネ7を介してシェル9を設け、このシェル9内に回転ドラム10を収納し、回転ドラム10の背面板から後方に突出した回転軸11をシェル9の背面側に設けた軸受で支持し、軸受から後方に突出した回転軸11に従動プーリ12を取り付け、シェル9の下端に設けたモータ13の出力軸に駆動プーリ14を取り付け、この駆動プーリ14と上記従動プーリ12とにタイミングベルト15を掛け渡して接続し、制御装置16(図4参照)の制御の下でモータ13を作動することにより回転ドラム10を任意の回転速度で回転できるように構成されている。なお、筺体2の前面に設けた開閉扉3を開くと、被処理物である洗濯物を回転ドラム10内に投入したり、あるいは洗濯・乾燥が終了した洗濯物を取り出せるようにしてある。
シェル9は、回転ドラム10を収納することができる大きさの横向き円筒体状であり、下部に洗浄液を溜める槽20を有し、その左右に設けたブラケット21を支持バネ7の上端に止着すると共にダンパー8を接続することにより、回転ドラム10の回転により生じる振動を減衰可能に構成されている。
また、シェル9には、図2に示すように、頂部から少しずれた上部に液供給管30を接続し、その上部を分岐して給水弁33の介設された給水管32と、液剤供給弁35の介設された液剤供給管34とを接続している。給水管32の途中に設けた給水弁33を開くと、給水管32から洗濯工程やすすぎ工程で使用する水をシェル9の内部に供給して溜めることができる。また、液剤供給管34の上部には、洗剤ポンプ39及び洗剤タンク40を備えた洗剤投入管36と、柔軟剤ポンプ41及び柔軟剤タンク42を備えた柔軟剤投入管37を接続してあり、洗剤ポンプ39を作動すると洗剤タンク40内の洗剤を、柔軟剤ポンプ41を作動すると柔軟剤タンク42内の柔軟剤をそれぞれシェル9内に投入できるようにしてある。そして、シェル9の下部に位置する槽20に接続した排水管43に排水弁44を介設し、排水弁44を開くとシェル9内の水を排出できるように構成してある。また、槽20には、水温センサ47及び水位センサ57が備えられている。
また、図2に示すように、加熱ユニット50及びシェル9の温風入口9aの間を連通する温風供給ダクト51(本発明における供給側通気路に相当)と、シェル9の温風出口9b及び排気ユニット49の間を連通し、シェル9内からの排気を排出する排気ダクト53(本発明における排出側通気路に相当)を、シェル9に接続してある。
加熱ユニット50は、ガスバーナー50bを備えており、排気ファン52の作動により吸気部50aから導入された外気を加熱する。加熱ユニット50によって加熱された温風は、温風供給ダクト51を通じてシェル9内に送られる。また、加熱ユニット50は、加熱センサ50cによって必要以上の加熱を検出し、この過熱が検出された場合にはガスバーナー50bを停止するようになっている。本実施形態では、この加熱ユニット50には送風手段は設けられていないが、ブロワー等の送風手段を装備してもよい。
排気ユニット49は、本発明における送風機構に相当し、本発明における電動ファンとして排気ファン52を備え、後述する乾燥工程では、排気ファン52の作動により、加熱ユニット50からの温風を温風供給ダクト51からシェル9内に導入して回転ドラム10内の洗濯物を乾燥し、湿った空気を排気ダクト53を通して排気部49aから外部に排気することができる。この排気ファン52の回転数(回転周波数)は、インバータ回路等から構成されるドライブコントローラ71aを介して制御装置16によって制御される(何れも図4参照)。
なお、図2において符号54は、シェル9内に供給する温風の温度を検出する入口側温度センサであり、また、符号55は排気温度を検出する出口側温度センサである。これらの温度センサ54,55は、例えば、サーミスター等から構成し、各センサ54,55からの信号により制御装置16が温風と排気の温度を監視して、効率の良い乾燥を安全に行うことができる。また、排気ダクト53の途中にはリントフィルタ58を配設してある。このリントフィルタ58は、シェル9から出た排気中のリントを捕獲回収する。さらに、排気ダクト53におけるリントフィルタ58と排気ファン52との間には、排気ダクト53を流れる排気の風量を検出する風量センサ59を設けている。この風量センサ59は、排気ダクト内部と排気ダクト外部との気圧差により作動するようになっている。即ち、風量が増加して排気ダクト内部の気圧が外部の気圧よりも高まると、風量センサ59は排気ダクト53の外側に回動するようになっている。そして、排気ダクト53内の風量が十分に増加することにより回動量が一定値を超えるとスイッチがオンになり、これにより風量センサ59から制御装置16に対して検出信号が出力されるように構成されている。
上記のシェル9内に収納されて回転する回転ドラム10は、周面に無数の貫通孔(通気孔)を開設し、内面には断面略山形のハット56を軸方向に沿って取り付けた円筒体であり、前方は開口しているが、背面は閉塞されている。周面の貫通孔は、洗濯工程やすすぎ工程においてはシェル9内に供給した水を速やかに回転ドラム10内に導入して洗濯物を浸漬させたり、脱水工程では洗濯物に含まれていた水を外部に排出する機能を有する。また、乾燥工程では、加熱ユニット50からの温風が貫通孔を通じてシェル9内に導入される。
図4は、上記回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1に備えられる制御系の構成を示す説明図である。図示するように、制御装置16は、図1(c)のように筐体2の背面側に収納されており、CPU63,ROM64,RAM65等からなるマイクロコンピュータにより構成され、操作パネル4により設定された運転コースに基づいて安全かつ効率良く洗濯工程、脱液工程、乾燥工程等の制御を行うものであり、入力インタフェース67を介して前記した入口側温度センサ54、出口側温度センサ55、水位センサ57、風量センサ59等からの検出信号を受けて、出力インタフェース68を介して前記した送風機構の排気ファン52の駆動、回転ドラム10のモータ13の駆動、及び加熱装置として加熱ユニット50の作動等を各ドライブコントローラ(DRV)71a〜71eを介して制御する。
上記ROM64には、各センサ等からの信号に基づいて洗濯工程、脱液工程、乾燥工程等を行うプログラムが書き込まれている。制御装置16は、入口側温度センサ54からの信号により入口側温度を検知する入口側温度検知手段と、入口側温度検知手段で検知した検出温度と予め設定された制御基準温度とを比較して、検出温度が制御基準温度の上限値よりも高い場合に排気ファン52の回転周波数を増加させる信号を送出し、検出温度が制御基準温度の下限値よりも低い場合には排気ファン52の回転周波数を減少させる信号を送出するファン制御手段と、出口側温度センサ55による出口側温度を検知する出口側温度検知手段と、をプログラムモジュールとして備え、後述する乾燥工程において入口側温度によりDRV71aを介して排気ファン52の回転周波数を制御しながら加熱ユニット50のガスバーナー50bを連続燃焼して被乾燥物の乾燥を行う。
次に、上記の如く構成された回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1による動作について説明する。
先ず、開閉扉3を開いて洗濯物等の被処理物を回転ドラム10内に投入し、すべてを投入したならば開閉扉3を閉める。次に、操作パネル4を操作して希望コースを選択するとともに、柔軟剤が不要であれば不要操作を行い、選択したコースに応じた貨幣を貨幣投入部5の投入口に投入する。そして、投入された貨幣が適正であると、制御装置16が洗濯工程を開始する。
洗濯工程では、制御装置16からの信号により給水弁33が開いてシェル9内に水を供給して溜めるとともに、液剤供給弁35を開くと共に洗剤ポンプ39を作動して所定量の洗剤を投入する。なお、本実施形態では、水位センサ57により槽20及びシェル9内の水位を検出し、これにより必要量の水が溜まるまで給水を続ける。また、洗濯の効率を向上させるために、給水管32を介して給湯し、水温センサ47により洗浄液が所定の温度まで給湯するように構成しても良い。
上記した給水によりシェル9内に所定水位まで水が溜まって洗濯物が浸漬したならば、モータ13を正逆回転することにより回転ドラム10を正逆転回動(サイクル運転)して洗濯する。制御装置16は、例えば、DRV71bを介して回転ドラム用モータ13の回転数を51rpmとし、15秒右回転、5秒停止、15秒左回転、5秒停止のサイクル運転を行う。そして、所定の洗濯時間が経過したならば、回転ドラム10を停止するとともに、排水弁44を開いて、シェル9内の洗浄液を排水し、すすぎ工程に移行する。
すすぎ工程では、排水弁44を閉じた状態で給水弁33を開いてシェル9内に給水し、使用者のコース洗濯に応じて柔軟剤を投入し、回転ドラム10を上記と同様の操作でサイクル運転しながらすすぎを行う。そして、所定のすすぎ時間が経過したならば、回転ドラム10を停止するとともに、排水弁44を開いて、シェル9内の水を排水し、脱液工程へと移行する。
脱液工程では排水弁44を開いた状態で回転ドラム10を回転して遠心脱水する工程であり、詳細には、回転ドラム10内の洗濯物を一様に分散させるバランス取り処理、脱液処理中に回転ドラム10内で偏った洗濯物をドラム内周面から剥離する剥離処理、回転ドラム10を繰り返し正逆回転させて洗濯物をほぐす操作を行うほぐし処理、及び、所定の回転数で回転ドラム10を回転させて洗濯物の脱液を行う脱液処理等を順次行う。この一連の脱液工程が終了したならば、乾燥工程に移行する。
図5及び図6は乾燥工程における制御装置16の処理の流れを説明するフローチャートである。
乾燥工程において、制御装置16は、まず、DRV71aを制御して、排気ユニット49の排気ファン52を作動させる(ステップS1)。なお、本実施形態においては、排気ファン52の回転周波数として、45Hzから70Hzまで5Hzおきに6段階に設定可能となっており、初期回転周波数は50Hzに設定される。
排気ファン52を作動させると、排気ダクト53に負圧が発生し、これによりシェル9内の空気は、温風出口9bから吸い出されて排気ダクト53に流入し、途中でリントフィルタ58によって濾過(糸屑や綿屑の除去)が行なわれ、濾過された空気は排気ユニット49内を通って排気部49aから排気される。この様にして乾燥処理室4内の空気が排気されると、吸気部50aから加熱ユニット50を通過した空気がシェル9の温風入口9aおよびドラム周面板の通気孔を介して回転ドラム10内に導入される。なお、この時点では、加熱ユニット50のガスバーナー50bの点火は行われない。
排気ファン52の作動を開始させたならば、制御装置16は風量センサ59を監視し(ステップS2)、風量センサ59がオンになったか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3において風量センサ59がオンになっていない(No)と判定した場合、制御装置16は、排気ファン52の作動開始時から、又は、排気ファン52の回転周波数の変更時から、予め定められた風量判定時間が経過したか否かを判定する(ステップS4)。この風量判定時間は、例えば、排気ファンの作動開始後の最初の判定では15秒に、排気ファンの回転周波数の変更時からの判定では5秒に、それぞれ設定してある。ステップS4において、風量判定時間が経過していない(No)と判定した場合、制御装置16は、ステップS2に戻り、風量センサ59の監視を引き続き行う。
一方、ステップS4において、風量判定時間が経過した(Yes)と判定した場合、即ち、排気ファンの作動開始時から15秒が経過した、又は、前回の排気ファンの回転周波数の変更時から5秒が経過した、と判定した場合、続いて、制御装置16は、排気ファン52の現時点の回転周波数が、設定可能範囲における最高周波数(本実施形態の場合、70Hz)であるか否かを判定する(ステップS5)。このステップS5において、現時点の回転周波数が最高周波数である(Yes)と判定した場合、回転周波数を最高周波数に設定した後も風量が十分に得られていないことから、ガスバーナー50bの点火は行わず、風量不足である旨を使用者に対して報知する等のエラー処理(ステップS6)を行い、乾燥工程を終了する。また、ステップS5において、現時点の回転周波数が最高周波数に達していない(No)と判定した場合、制御装置16は、DRV71aを制御して、排気ファン52の回転周波数を一段階、即ち本実施形態の場合、現在の回転周波数から5Hz上げた後(ステップS7)、ステップS2に戻り、以降の処理を行う。
上記ステップS3において風量センサ59がオンになった(Yes)と判定した場合、制御装置16は、DRV71cを制御して、加熱ユニット50のガスバーナー50bを点火させる(ステップS6)。この際、燃焼に必要な風量が予め確保されているため、ガスバーナー50bを不完全燃焼させることなく円滑に点火させることができる。このようにして、加熱ユニット50によって熱せられた温風がシェル9の温風入口9aおよびドラム周面板の貫通孔を介して回転ドラム10内に導入される。この乾燥工程では、所定の回転速度で回転ドラム10を一方向へ回転させて被処理物を攪拌するとともに、回転ドラム10内に導入した温風に晒して被処理物の乾燥を行う。
ガスバーナー50bを点火したならば、制御装置16は、第1入口側温度制御を行う(ステップS7)。この第1入口側温度制御では、排気ファン52の回転周波数を初期回転周波数(本実施形態では50Hz)に維持した状態で、温風を予め定められた制御基準温度の範囲内に保つようにガスバーナー50bのオン・オフ制御を行う。具体的には、制御装置16は、入口側温度センサ54を監視し、この入口側温度センサ54の検出温度Tが第1制御基準温度の上限値(第1上限温度Tmx1(例えば165℃))を超えた場合にはガスバーナー50bの燃焼を停止する一方、停止後に検出温度Tが第1制御基準温度の下限値(第1下限温度Tmn1(例えば125℃))を下回った場合にはガスバーナー50bを再度点火するように制御を行う。この第1入口側温度制御は、ガスバーナー50bの点火後から一定時間、例えば、5分間行われる。
第1入口側温度制御を一定時間行った後、続いて、ファン可変速制御に移行する(ステップS8)。このファン可変速制御では、入口側温度センサ54で検知した検出温度と予め設定された制御基準温度(第2制御基準温度)とを比較して(温度判別)、検出温度が第2制御基準温度の上限値(第2上限温度Tmx2(例えば、135℃))よりも高い場合には排気ファン52の回転数を増加させる一方、検出温度が第2制御基準温度の下限値(第2下限温度Tmn2(例えば、105℃))よりも低い場合には排気ファン52の回転数を減少させるように制御を行う。
図7,8は、ファン可変速制御の処理を説明するフローチャートである。制御装置16は、まず、ステップS9及びステップS13において温度判別を行う。即ち、ステップS9では、入口側温度センサ54による検出温度Tが第2上限温度Tmx2を超えたか否かを判定する(ステップS9)。このステップS9において、検出温度Tが第2上限温度Tmx2を超えていない(No)と判定した場合、続いて、検出温度Tが第2下限温度Tmn2を下回ったか否かを判定する(ステップS13)。そして、ステップS13において検出温度Tが第2上限温度Tmn2を下回っていない(No)と判定した場合は、検出温度Tが制御基準温度範囲内であるとみなして、ステップS9に戻り、温度判別を継続する。一方、ステップS13において、検出温度Tが第2上限温度Tmn2を下回った(Yes)と判定した場合は、制御装置16は、今回の温度判別がファン可変速制御に移行して最初の判別であるか否かを判定する(ステップS14)。今回の温度判別が1回目の判別である場合(Yes)、排気ファン52の回転周波数を変更せずに、ステップS9に戻り、温度判別を継続する。
上記ステップS14において、今回の温度判別が1回目の判別ではない(No)と判定した場合、制御装置16は、DRV71aを制御して、排気ファン52の回転周波数を一段階低下させる(ステップS15)。即ち、本実施形態の場合、排気ファン52の回転周波数を5Hz下げる。これにより、風量が低下するので、制御基準温度範囲内に入るように入口側温度を上昇させることができる。排気ファン52の回転周波数を変更したならば、続いて、予め定められている保留時間(例えば、1分)が経過するまで当該回転周波数を維持して温度判別を保留する(ステップS16)。このように回転周波数変更後の保留期間を設けることで、排気ファン52の回転周波数の不必要な変動を防止することができる。
この様にして乾燥工程の初期を過ぎると装置内が温まってくるので、入口温度が上限温度を超えることがある。即ち、ステップS9で検出温度Tが第2上限温度Tmx2を超えた(Yes)と判定した場合、続いて、排気ファン52の現時点の回転周波数が最高周波数(本実施形態においては70Hz)であるか否かを判定する(ステップS10)。このステップS10において、現時点の回転周波数が最高周波数である(Yes)と判定した場合、リントフィルタ58の目詰まり等が原因で風量不足となっている可能性があるため、風量不足エラー扱いとする。この場合、以降においてはファン可変速制御を行わずに、第2入口側温度制御(ステップS11)に移り、ガスバーナーのオン・オフ制御による乾燥工程を行う。即ち、この第2入口側温度制御では、第1入口側温度制御と同様に、入口側温度センサ54の検出温度Tが第2上限温度Tmx2を超えた場合にはガスバーナー50bの燃焼を停止する一方、消火後に検出温度Tが第2下限温度Tmn2を下回った場合にはガスバーナー50bを再度点火するように制御を行う。
一方、上記ステップS10において、最初の判別の場合などにおいて現時点の回転周波数が最高周波数に達していない(No)と判定した場合、制御装置16は、DRV71aを制御して、排気ファン52の回転周波数を一段階高める(ステップS12)。即ち、本実施形態の場合、排気ファン52の回転周波数を5Hz高める。これにより、風量が増加するので、制御基準温度範囲内に入るように入口側温度を低下させることができる。排気ファン52の回転周波数を変更したならば、上記ステップS16の温度判別保留処理に移行する。
なお、ステップS16での温度判別の保留中においても、制御装置16は入口側温度センサ54を監視し、検出温度Tがバーナー停止基準温度(例えば、155℃)を超えた場合には、ガスバーナー50bの燃焼を停止させる。この場合、排気ファン52の回転周波数を強制的に最高回転周波数(70Hz)に設定する。また、停止後に検出温度Tがバーナー点火基準温度(例えば105℃)を下回った場合には、ガスバーナー50bを再度点火するように制御を行う。検出温度Tがバーナー停止基準温度を超えることなく保留時間が経過したならば、ステップS9に戻り、以降の処理が行われる。
以上のようにしてファン可変速制御が行われる。これにより、正常な乾燥運転が行われている間は、ガスバーナー50bのオン・オフ制御を行うことなく排気ファン52の回転周波数の変更により風量を増減して制御基準温度範囲内に入るように温度の調整を行える。これにより、シェル9内の温度の急激な変化を抑制しつつ効率良く被処理物の乾燥を行うことができ、その結果、乾燥工程の所要時間を短縮することができる。また、リントフィルタ58が多少目詰まりすることにより風量が低下した場合においても、排気ファン52の回転周波数の変更により最適な風量を確保することができる。これにより、リントフィルタ58の清掃作業の頻度を少なく抑えることができる。
上記のファン可変速制御(又は、第2入口側温度制御)の一連の処理において、制御装置16は出口側温度センサ55を監視し、この出口側温度センサ55の検出温度が、予め定められた乾燥基準温度に達した場合には、ステップS17の出口側温度制御に移行する。この出口側温度制御において、制御装置16は、この出口側温度制御に移行した時点での排気ファン52の回転周波数を維持しつつ、一定の温度を保つように、ガスバーナー50bのオン・オフ制御を行う(例えば、75℃でオフ、70℃でオン)。予め設定した乾燥時間が終了したならば、ガスバーナー50bの燃焼を停止して乾燥工程を終了し、冷却工程に移行する。この冷却工程では、乾燥工程終了時点での排気ファン52の回転周波数を維持した状態で、シェル9内に引き続き風を送り込んで、被処理物の冷却を所定時間行う。
以上の工程が終了したならば、操作パネル4等で洗濯・乾燥が終了した旨を表示したり、終了音やメッセージを発するなどして使用者に報知する。また、乾燥工程において風量エラーなどのエラーが発生した場合には、その旨も同時に報知する。使用者は、洗濯・乾燥が終了したことを確認したならば、開閉扉3を開いて、回転ドラム10内の洗濯物を取り出す。また、風量エラーが報知された場合、使用者は、リントフィルタ58の清掃タイミングであることを把握することができる。
なお、本発明のファン可変速制御の有効性を確認すべく、以下のような条件で実機による乾燥率の比較実験を行った。
乾燥条件は、14℃の気温下(天候:晴れ)において、被処理物として完全乾燥時の重量が10kgのバスタオルを洗濯・脱水し、脱水後の重量が16kgのものを使用した。また、リントフィルタをタオルで塞ぎ、擬似的にリントフィルタの目詰まり状態を生じさせ、風量を9m/分とした。設定温度(制御基準温度)は、入口側温度(第1上限温度Tmx1=165℃、第1下限温度Tmn1=125℃、第2上限温度Tmx2=135℃、第2下限温度Tmn2=105℃)、出口側温度(バーナーオフ温度=75℃、バーナーオン温度=70℃)とし、乾燥時間は40分間とした。なお、排気ダクトの寸法はφ200mm×5m(直管換算)である。
上記の条件に基づき、図9に示すように、本発明に係るファン可変速制御を採用して乾燥工程を行った場合と、従来方式であるガスバーナーのオン・オフ制御のみで乾燥工程を行った場合とで、入口側温度センサの検出温度(入口側温度)の時間推移を比較した。同図のグラフのように、破線で示すバーナーオン・オフ制御の場合では、乾燥工程中の入口側温度が上下に激しく変動している。即ち、ガスバーナーをオンにした状態とオフにした状態におけるシェル内の温度の差が大きいことが判る。一方、実線で示すようにファン可変速制御を行った場合では、バーナーオン・オフ制御と比較して入口側温度が安定している。即ち、シェル内の急激な温度変化を抑えることができることが判った。また、40分間の乾燥工程終了後、被処理物の重量を計測したところ、バーナーオン・オフ制御の場合、10.55kg(乾燥率が91.7%)であったのに対し、ファン可変速制御を行った場合では10kg(乾燥率が100%)であることが判った。したがって、本発明に係るファン可変速制御を採用した場合には、乾燥工程における被処理物の乾燥率を向上させることができる。
なお、上記の実施形態では、本発明における回転ドラム式乾燥機の一例として、回転ドラム式洗濯脱液乾燥機1を例示したが、これには限られず、洗濯機能を有さない乾燥機単体にも本発明を適用することができる。
また、上記実施形態では、風量センサ59を排気ダクト53側に設けた構成を例示したが、これには限られず、風量センサ59を温風供給ダクト51側に設ける構成を採用することも可能である。
さらに、上記実施形態では、ファン可変速制御において、インバータ回路を用いて排気ファン52の回転周波数を段階的に変動させる構成を例示したが、これには限られず、例えば、電流・電圧の制御によって排気ファン52の回転周波数を無段階に変動させる構成を採用することもできる。
そして、上記実施形態では、電動ファンとしての排気ファン52を、排気ユニット49側に取り付けた例を示したが、電動ファンは、加熱ユニット50側に設けることも可能である。
(a)〜(c)は、本発明に係る回転ドラム式洗濯脱液乾燥機の正面図、側面図及び背面図である。 回転ドラム式洗濯脱液乾燥機の内部構成を示す概略構成図である。 回転ドラム式洗濯脱液乾燥機の主要部を示す背面図である。 回転ドラム式洗濯脱液乾燥機に備えられる制御系の構成を示す説明図である。 乾燥工程における制御装置の処理を説明するフローチャートである。 図5の処理のサブルーチンを説明するフローチャートである。 ファン可変速制御における制御装置の処理を説明するフローチャートである。 図7の処理のサブルーチンを説明するフローチャートである。 乾燥工程比較実験における入口側温度センサの検出温度の時間推移を示す図である。
符号の説明
1 回転ドラム式洗濯脱液乾燥機、 2 筺体、 3 開閉扉、 4 操作パネル、
5 貨幣投入部、6 フレーム、7 支持バネ、8 ダンパー、9 シェル、
10 回転ドラム、11 回転軸、12 従動プーリ、13 モータ、
14 駆動プーリ、15 タイミングベルト、16 制御装置、20 槽、
21 ブラケット、30 液供給管、32 給水管、33 給水弁、34 液剤供給管
35 液剤供給弁、36 洗剤投入管、37 柔軟剤投入管、39 洗剤ポンプ、
40 洗剤タンク、41 柔軟剤ポンプ、42 柔軟剤タンク、43 排水管
44 排水弁、47 水温センサ、49 排気ユニット、50 加熱ユニット、
51 温風供給ダクト、52 排気ファン、53 温風供給ダクト、
54 入口側温度センサ、55 出口側温度センサ、56 ハット、57 水位センサ、
58 リントフィルタ、59 風量センサ、63 CPU、64 ROM、
65 RAM、67 入力インタフェース、68 出力インタフェース、
71 ドライブコントローラ

Claims (4)

  1. 被乾燥物を収容する回転ドラムと、回転ドラムを収納するシェルと、回転ドラムを回転駆動するモータと、回転ドラム内に送風する送風機構と、これらを制御する制御装置と、シェルから出た排気中のリントを捕獲回収するリントフィルタとを備え、回転ドラム内に被乾燥物を収容した状態でシェル内に温風を供給して被乾燥物を乾燥する乾燥工程を行う回転ドラム式乾燥機において、
    前記送風機構は、
    ガスバーナーの燃焼熱によりシェル内へ送られる空気を加熱する加熱ユニットと、
    該加熱ユニットとシェルの温風入口との間を接続する供給側通気路と、
    該供給側通気路に設けられ、温風入口からシェル内に供給する温風の温度を検出する入口側温度センサと、
    シェルの温風出口に接続され、途中にリントフィルタを有し、シェル内からの排気を排出する排出側通気路と、
    該排出側通気路又は前記供給側通気路に設けられ、加熱ユニットからの温風を温風入口からシェル内に供給して温風出口から排出する電動ファンと、
    を備え、
    前記制御装置は、
    入口側温度センサからの信号により入口側温度を検知する入口側温度検知手段と、
    該入口側温度検知手段で検知した検出温度と予め設定された制御基準温度とを比較して、検出温度が制御基準温度の上限値よりも高い場合には電動ファンの回転数を増加する信号を送出し、検出温度が制御基準温度の下限値よりも低い場合には電動ファンの回転数を減少する信号を送出するファン制御手段と、
    を備え、
    乾燥工程における入口側温度により電動ファンの回転数を制御するファン可変速制御を行いながら被乾燥物の乾燥を行うことを特徴とする回転ドラム式乾燥機。
  2. 前記温風入口からシェル内に供給されて温風出口から排出される風量を検出する風量センサを前記供給側通気路又は排出側通気路に設け、
    該風量センサからの信号により、制御装置が所定量の風量がシェル内に供給されていることを検知したことを条件にガスバーナーを点火することを特徴とする請求項1に記載の
    回転ドラム式乾燥機。
  3. 前記制御装置は、電動ファンの回転数を変化させた後、予め設定した保留時間が経過するまでは当該回転数を維持することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転ドラム式乾燥機。
  4. 排出側通気路に出口側温度センサを設け、
    該出口側温度センサからの信号により出口側温度を検知する出口側温度検知手段を制御装置に設け、
    出口側温度が予め設定した乾燥基準温度に到達すると、制御装置は、前記ファン可変速制御を停止して乾燥基準温度到達時点での電動ファンの回転数を維持しつつ、ガスバーナーの燃焼をオン・オフ制御することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の回転ドラム式乾燥機。
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