JPH11234497A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH11234497A
JPH11234497A JP10051372A JP5137298A JPH11234497A JP H11234497 A JPH11234497 A JP H11234497A JP 10051372 A JP10051372 A JP 10051372A JP 5137298 A JP5137298 A JP 5137298A JP H11234497 A JPH11234497 A JP H11234497A
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JP
Japan
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destination
transmission
mark sheet
facsimile
telephone number
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JP10051372A
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Inventor
Yukihiko Kato
幸彦 加藤
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は適正送信した相手先の電話番号をマー
クシートに出力し、当該マークシートで自動送信して誤
送信を防止するファクシミリ装置を提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置は、送信時、オペレーシ
ョンパネルで送信先が指定されると、当該送信先に発呼
して原稿の画情報をファクシミリ送信し、当該ファクシ
ミリ送信が適切に終了すると、指定の送信先の電話番号
をマークしたマークシートを記録出力し、送信時、マー
クシートが送信原稿とともにスキャナにセットされて、
スキャナが当該マークシートを読み取ると、マークシー
ト20の画情報から電話番号を取得して、当該電話番号
先に発呼して送信原稿の画情報をファクシミリ送信する
(ステップS1〜S16)。したがって、正確な相手先
に適切にファクシミリ送信の行われた送信先の電話番号
がマークシートとして記録され、当該マークシートを送
信原稿とともにセットすると、当該マークシートに記録
された相手先に正確にファクシミリ送信することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
に関し、詳細には、誤った宛先への送信を防止するファ
クシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信においては、オペレー
タの操作ミスによって、誤った宛先に発呼したり、送信
を行ってしまうことがある。
【0003】このような場合、相手先が電話機であった
り、パーソナルコンピュータ等であるときには、正常に
ファクシミリ送信できないため、再発呼機能を備えたフ
ァクシミリ装置では、予め設定された回数だけ再発呼動
作を繰り返し行う。ところが相手先が電話機であった
り、パーソナルコンピュータ等であると、再発呼動作に
よっても、適切にファクシミリ送信を行うことができな
いだけでなく、相手先にとって非常に迷惑な結果を招く
こととなる。
【0004】従来、このような誤発呼に対する対応策と
しては、例えば、特開平8−331351号公報に記載
の誤送防止機能付きファクシミリが提案されており、こ
の誤送防止機能付きファクシミリは、テンキーから入力
された送信先番号と、送信原稿の所定位置に記載されて
いる送信先番号を読み取った当該送信先番号と、を表示
部に2行表示で表示して、テンキーから入力された送信
先番号と記載された送信先番号とを照合できるようにし
たものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリ装置にあっては、送信毎に送信
原稿の所定位置に送信先の電話番号を記載して、当該記
載した送信先電話番号とテンキーから入力された送信先
電話番号とを表示部の表示で確認する必要があり、送信
毎に上記電話番号の記載と電話番号の照合を行うのは、
ファクシミリ送信を行う手間として煩雑であり、ファク
シミリ装置の利用性が悪いという問題がある。
【0006】そこで、請求項1記載の発明は、送信時、
送信先指定手段により送信先が指定されると、ファクシ
ミリ通信手段より当該送信先に発呼して読取手段の読み
取った原稿の画情報をファクシミリ送信し、当該ファク
シミリ送信が適切に終了すると、送信先指定手段で指定
された送信先の電話番号をマークしたマークシートデー
タを生成して、記録手段により当該マークシートデータ
に基づいてマークシートを記録出力し、送信時、マーク
シートが送信原稿とともに読取手段にセットされて、読
取手段が当該マークシートを読み取ると、当該読取手段
の読み取ったマークシートの画情報から電話番号を取得
して、当該電話番号先に発呼して送信原稿の画情報をフ
ァクシミリ送信することにより、正確な相手先に適切に
ファクシミリ送信の行われた送信先の電話番号がマーク
シートとして記録され、次回の送信時には、当該マーク
シートを送信原稿とともにセットすると、当該マークシ
ートに記録された相手先に正確にファクシミリ送信する
ことができ、誤送信を確実に防止することができるとと
もに、操作性及び利用性の良好なファクシミリ装置を提
供することを目的としている。
【0007】請求項2記載の発明は、ファクシミリ制御
手順で送信先から送信されてくる送信先情報を取得し
て、当該送信先情報を送信先電話番号のマークされたマ
ークシートデータの余白部分に付加することにより、適
切にファクシミリ送信の行われた送信先の電話番号と当
該相手先から送られてきた送信先情報をマークシートに
一緒に記録して、オペレータが当該ファクシミリ送信の
相手先が適切であるか否かをより一層確実に、かつ、容
易に確認することができるとともに、次回の送信時に
は、当該マークシートを送信原稿とともにセットする
と、当該マークシートに記録された相手先に正確にファ
クシミリ送信することができ、誤送信をより一層確実に
防止することができるとともに、操作性及び利用性のよ
り一層良好なファクシミリ装置を提供することを目的と
している。
【0008】請求項3記載の発明は、送信先が送信先指
定手段で指定されてファクシミリ送信を行った際、当該
送信先指定手段で指定された送信先の電話番号を番号記
憶手段に記憶させ、当該番号記憶手段の容量が一杯で当
該電話番号の記憶が不可能なときにのみ、当該送信先の
電話番号をマークシートとして記録出力することによ
り、次回の送信の際には、番号記憶手段に記憶された電
話番号を利用して送信できるようにするとともに、マー
クシートを記録する記録紙の枚数を減らしつつ、番号記
憶手段の容量が一杯の場合にも、送信先の正確な電話番
号をマークシートとして記録して、次回の送信時に正確
にファクシミリ送信できるようにし、資源の無駄を省き
つつ、誤送信を確実に防止することができるとともに、
操作性及び利用性の良好なファクシミリ装置を提供する
ことを目的としている。
【0009】請求項4記載の発明は、送信先指定手段で
指定された送信先の電話番号を番号記憶手段に記憶させ
るか、マークシートとして記録出力させるかを選択手段
で選択して、当該選択に応じて、送信先の電話番号の番
号記憶手段への記憶とマークシートへの記録出力とを選
択処理することにより、例えば、送信回数の少ない送信
先の電話番号をマークシートとして記録する資源の無駄
をより一層省きつつ、誤送信を確実に防止することがで
きるとともに、操作性及び利用性の良好なファクシミリ
装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリ装置は、送信原稿の画像を読み取る読取手段
と、受信画情報を記録紙に記録する記録手段と、送信先
を指定する送信先指定手段と、所定のファクシミリ制御
手順を実行して画情報の送・受信を行うファクシミリ通
信手段と、前記送信先指定手段で指定された前記送信先
の電話番号を所定のマークシート形式でマークしたマー
クシートデータを生成するマークシートデータ生成手段
と、前記読取手段の読み取った前記送信先の電話番号の
マークされたマークシートの画情報から前記電話番号を
取得する番号取得手段と、送信時、前記送信先指定手段
により前記送信先が指定されると、前記ファクシミリ通
信手段より当該送信先に発呼させて前記読取手段の読み
取った前記原稿の画情報をファクシミリ送信させ、当該
ファクシミリ送信が適切に終了すると、前記送信先指定
手段で指定された前記送信先の電話番号をマークした前
記マークシートデータを前記マークシートデータ生成手
段に生成させ、前記記録手段により当該マークシートデ
ータに基づいて前記マークシートを記録出力させ、送信
時、前記マークシートが前記送信原稿とともに前記読取
手段にセットされて、前記読取手段が当該マークシート
を読み取ると、当該読取手段の読み取った前記マークシ
ートの画情報から前記電話番号を前記番号取得手段に取
得させ、前記ファクシミリ通信手段に前記番号取得手段
の取得した前記電話番号先に発呼させて前記読取手段の
読み取った前記送信原稿の画情報をファクシミリ送信さ
せる制御手段と、を備えることにより、上記目的を達成
している。
【0011】上記構成によれば、送信時、送信先指定手
段により送信先が指定されると、ファクシミリ通信手段
より当該送信先に発呼して読取手段の読み取った原稿の
画情報をファクシミリ送信し、当該ファクシミリ送信が
適切に終了すると、送信先指定手段で指定された送信先
の電話番号をマークしたマークシートデータを生成し
て、記録手段により当該マークシートデータに基づいて
マークシートを記録出力し、送信時、マークシートが送
信原稿とともに読取手段にセットされて、読取手段が当
該マークシートを読み取ると、当該読取手段の読み取っ
たマークシートの画情報から電話番号を取得して、当該
電話番号先に発呼して送信原稿の画情報をファクシミリ
送信するので、正確な相手先に適切にファクシミリ送信
の行われた送信先の電話番号がマークシートとして記録
され、次回の送信時には、当該マークシートを送信原稿
とともにセットすると、当該マークシートに記録された
相手先に正確にファクシミリ送信することができ、誤送
信を確実に防止することができるとともに、操作性及び
利用性を向上させることができる。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミリ制御
手順で前記送信先から送信されてくる所定の送信先情報
を取得する送信先情報取得手段を、さらに備え、前記マ
ークシートデータ生成手段は、前記送信先情報取得手段
の取得した前記送信先情報を前記マークシートデータの
余白部分に付加するものであってもよい。
【0013】上記構成によれば、ファクシミリ制御手順
で送信先から送信されてくる送信先情報を取得して、当
該送信先情報を送信先電話番号のマークされたマークシ
ートデータの余白部分に付加するので、適切にファクシ
ミリ送信の行われた送信先の電話番号と当該相手先から
送られてきた送信先情報をマークシートに一緒に記録し
て、オペレータが当該ファクシミリ送信の相手先が適切
であるか否かをより一層確実に、かつ、容易に確認する
ことができるとともに、次回の送信時には、当該マーク
シートを送信原稿とともにセットすると、当該マークシ
ートに記録された相手先に正確にファクシミリ送信する
ことができ、誤送信をより一層確実に防止することがで
きるとともに、操作性及び利用性をより一層向上させる
ことができる。
【0014】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、少なくとも送信先の電話
番号を複数記憶する所定容量の番号記憶手段を、さらに
備え、前記制御手段は、前記送信先が前記送信先指定手
段で指定されてファクシミリ送信を行った際、当該送信
先指定手段で指定された前記送信先の電話番号を前記番
号記憶手段に記憶させ、当該番号記憶手段の容量が一杯
で当該電話番号の記憶が不可能なときにのみ、当該送信
先の電話番号を前記マークシートとして記録出力させる
ものであってもよい。
【0015】上記構成によれば、送信先が送信先指定手
段で指定されてファクシミリ送信を行った際、当該送信
先指定手段で指定された送信先の電話番号を番号記憶手
段に記憶させ、当該番号記憶手段の容量が一杯で当該電
話番号の記憶が不可能なときにのみ、当該送信先の電話
番号をマークシートとして記録出力するので、次回の送
信の際には、番号記憶手段に記憶された電話番号を利用
して送信することができるとともに、マークシートを記
録する記録紙の枚数を減らしつつ、番号記憶手段の容量
が一杯の場合にも、送信先の正確な電話番号をマークシ
ートとして記録して、次回の送信時に正確にファクシミ
リ送信することができ、資源の無駄を省きつつ、誤送信
を確実に防止することができるとともに、操作性及び利
用性を向上させることができる。
【0016】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記ファクシミリ装置は、少なくとも送信先の電話
番号を複数記憶する所定容量の番号記憶手段と、前記送
信先指定手段で指定された前記送信先の電話番号を前記
番号記憶手段に記憶させるか、前記マークシートとして
記録出力させるかを選択する選択手段と、をさらに備
え、前記制御手段は、前記選択手段の選択に応じて、前
記送信先の電話番号の前記番号記憶手段への記憶と前記
マークシートへの記録出力とを選択して処理するもので
あってもよい。
【0017】上記構成によれば、送信先指定手段で指定
された送信先の電話番号を番号記憶手段に記憶させる
か、マークシートとして記録出力させるかを選択手段で
選択して、当該選択に応じて、送信先の電話番号の番号
記憶手段への記憶とマークシートへの記録出力とを選択
処理するので、例えば、送信回数の少ない送信先の電話
番号をマークシートとして記録する資源の無駄をより一
層省きつつ、誤送信を確実に防止することができるとと
もに、操作性及び利用性を向上させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0019】図1〜図3は、本発明のファクシミリ装置
の第1の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、
請求項1及び請求項2に対応するものである。
【0020】図1は、本発明のファクシミリ装置の第1
の実施の形態を適用したファクシミリ装置1のブロック
構成図である。
【0021】図1において、ファクシミリ装置1は、シ
ステム制御部2、システムメモリ3、画像処理部4、ス
キャナ5、プロッタ6、オペレーションパネル制御部7
及び通信制御部8等を備え、上記主要各部は、バス9に
より接続されている。
【0022】システム制御部(制御手段)2は、CPU
(Central Processing Unit )、ROM(Read Only Me
mory)及びRAM(Random Access Memory)等を備え、
ROM内には、ファクシミリ装置1の基本処理プログラ
ムや後述する誤送信防止処理プログラム等の各種プログ
ラムが格納されているとともに、これらの基本処理プロ
グラム及び誤送信防止処理プログラム等を実行するのに
必要な各種データやシステムデータ等が格納されてい
る。システム制御部11は、そのCPUがRAMをワー
クメモリとして利用しつつ、ROM内のプログラムに基
づいてファクシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミ
リ装置1としての基本処理を実行するとともに、後述す
る誤送信防止処理を実行する。特に、システム制御部2
のRAMは、後述するマークシート20(図3参照)を
読み取った際の番号情報、オペレーションパネルから入
力された相手先電話番号、相手先から送信されてくるC
SI信号(被呼端末識別信号)あるいはRTI信号(自
己端末識別情報)から取得した相手先電話番号や相手先
名称等を一時記憶する。
【0023】システムメモリ3は、例えば、バッテリバ
ックアップされたRAM等で構成され、ワンタッチダイ
ヤル送信の送信先や短縮ダイヤルの送信先等の各送信先
について、送信先電話番号、送信先名称等の送信先情
報、送信原稿の画情報、受信原稿の画情報、マークシー
ト20のフォーマート情報等の各種情報を記憶する。ま
た、システムメモリ3は、キャラクタROMを備え、シ
ステム制御部2は、このキャラクタROMを使用して、
CSI信号やRTI信号から取得した相手先情報やその
他の必要な情報を数値や文字に変換する。
【0024】画像処理部(マークシートデータ生成手
段、番号取得手段)4は、送信原稿の画情報及び受信原
稿の画情報の各種処理、例えば、符号化された受信原稿
の画情報の復号化処理やスキャナ5で読み取った送信原
稿の画情報の復号化処理を行うとともに、後述するよう
に、システム制御部2の制御下で動作して、スキャナ5
の読み取ったマークシート20の画情報から当該マーク
シートにマークされている電話番号を取得し、また、シ
ステムメモリ3の記憶するマークシート20のフォーマ
ット情報に基づいてマークシートデータを生成するとと
もに、当該マークシートデータに電話番号をマークし、
マークシートデータの余白部分に当該電話番号及び相手
先情報を付加する処理を行う。
【0025】スキャナ(読取手段)5は、例えば、CC
D(Charge Coupled Device )を利用したラインイメー
ジスキャナ等が用いられており、スキャナ5は、原稿の
画像及びマークシート20の画像を所定の解像度で読み
取って、画情報として出力する。
【0026】プロッタ(記録手段)6は、例えば、サー
マル素子を利用したサーマル記録装置あるいは電子写真
式記録装置等が用いられており、プロッタ6は、受信画
像やスキャナ5で読み取られた画像及び各種通信レポー
トを記録紙に記録出力するとともに、後述するように、
画像辞意リブ4から転送されてきたマークシートデータ
に基づいてマークシート20を記録出力する。
【0027】オペレーションパネル制御部7には、図示
しないオペレーションパネル(送信先指定手段)が接続
れており、オペレーションパネルには、テンキーやスタ
ートキー、ファンクションキー及びワンタッチキー等の
各種操作キーあるいはタッチパネル等の入力ディバイス
が設けられているとともに、ディスプレイ(例えば、液
晶ディスプレイ)が設けられている。オペレーションパ
ネルでは、その入力ディバイスにより送信先の指定やそ
の他の送信操作等の各種命令が入力操作され、ディスプ
レイには、ファクシミリ装置1からオペレータに通知す
る各種情報が表示される。そして、オペレーションパネ
ル制御部7は、オペレーションパネルでの操作内容を取
得して、システム制御部2に出力し、また、システム制
御部2の制御下で、ディスプレイに上記各種情報を表示
させる。
【0028】通信制御部(ファクシミリ通信手段)8に
は、回線L、例えば、公衆電話回線あるいはISDN
(Integrated Services Digital Network:サービス総
合デジタル網)等が接続されており、システム制御部2
の制御下で動作して、回線の捕捉、発信先電話番号であ
る選択信号の送出、着信の検出等を行って、回線Lから
の発呼に対して自動着呼し、回線Lへの自動発呼処理を
行うとともに、相手ファクシミリ装置との間でファクシ
ミリ制御信号を交換し、ファクシミリ通信手順を実行す
る。そして、通信制御部8は、ファクシミリ送信時、相
手先から送信されてくるCSI信号あるいはRTI信号
を検出して、システム制御部2に渡し、システム制御部
2は、このCSI信号あるいRTI信号から相手先の電
話番号や相手先の名称等の送信先情報を取得する。した
がって、通信制御部8及びシステム制御部2は、送信先
情報取得手段として機能している。
【0029】次に、本実施の形態の作用を説明する。フ
ァクシミリ装置1は、送信時、オペレーションパネルか
ら入力された相手先電話番号をマークシート形式でマー
クシート20に出力するとともに、当該相手先電話番号
及び相手先から送信されてきた相手先情報をキャラクタ
で記録し、また、当該マークシート20をスキャナ5で
読み取って、マークシート20に記録されている相手先
電話番号先に原稿の画情報を自動送信するところにその
特徴がある。
【0030】すなわち、ファクシミリ装置1のオペレー
タは、送信先の電話番号のマークされたマークシート2
0がない場合には、スキャナ5に原稿をセットし、オペ
レーションパネルから送信先の電話番号を入力操作し
て、スタートキーを投入することにより、ファクシミリ
装置1に送信を開始させる。また、オペレータは、送信
先の電話番号のマークされたマークシート20があると
きには、当該マークシート20を送信原稿の1枚目の上
に重ねてスキャナ5にセットし、オペレーションパネル
でスターキーを投入して、ファクシミリ装置1に送信を
開始させる。
【0031】まず、送信相手の電話番号のマークされた
マークシート20がない場合の処理について、図2に基
づいて、説明する。ファクシミリ装置1は、スキャナ5
に原稿がセットされると、システム制御部2が、その後
にスタートキーが投入されるか、相手先電話番号が入力
されるかにより、1枚目の原稿がマークシート20であ
るか判断し(ステップS1)、マークシート20でない
ときには、オペレーションパネルから入力された相手先
電話番号を一時システム制御部2のRAMに記憶する
(ステップS2)。
【0032】次に、システム制御部2は、スキャナ5を
駆動させて、セットされている送信原稿を読み取らせ
て、当該スキャナ5の読み取った原稿の画情報をシステ
ムメモリ3に一時蓄積し(ステップS3)、次の原稿が
あるかチェックする(ステップS4)。ステップS4
で、次の原稿があるときには、システム制御部2は、ス
テップS3に戻って、上記同様に、当該次の原稿の画情
報をスキャナ5に読み取らせて、システムメモリ3に蓄
積する処理を順次繰り返し行い(ステップS3、S
4)、ステップS4で、次の原稿が無くなると、上記R
AMに記憶した相手先電話番号を通信制御部8に渡し
て、当該相手先電話番号先に発呼させる(ステップS
5)。
【0033】システム制御部2は、相手先が応呼する
と、通信制御部8に所定のファクシミリ制御手順を実行
させて、システムメモリ3に蓄積した送信原稿の画情報
を画像処理部4で所定の符号化方式で符号化させた後、
通信制御部8に送信させる(ステップS6)。このと
き、相手ファクシミリ装置から送信されてくるCSI信
号あるいはRTI信号から相手先情報を取得して、シス
テム制御部2のRAMに一時記憶させる。そして、シス
テム制御部2は、全ての送信原稿の画情報を送信する
と、ファクシミリ送信処理を終了する(ステップS
7)。
【0034】次に、システム制御部2は、RAMから上
記オペレーションパネルから入力された相手先電話番号
及びCSI信号あるいはRTI信号から取得した相手先
情報を読み出して(ステップS8)、システムメモリ3
に記憶されているマークシート20のフォーマット情報
に基づいて、画像処理部4にマークシートデータを作成
させるとともに、当該作成されたマークシートデータ
に、オペレーションパネルから入力された相手先電話番
号に基づいて、当該相手先電話番号を画像処理部4にマ
ークさせ、かつ、当該相手先電話番号及びCSI信号あ
いはRTI信号から取得した相手先情報を、システムメ
モリ3のキャラクタROMによりキャラクタ変換して、
当該相手先電話番号及び相手先情報を数値や文字でマー
クシートデータに付加させる。そして、システム制御部
2は、このマークシートデータをプロッタ6に転送し、
プロッタ6にマークシート20を記録紙に記録出力させ
て、誤送信防止処理を終了する(ステップS9)。な
お、図3は、プロッタ6により記録出力されるマークシ
ート20の一例を示しており、マークシート20には、
その上部に相手先電話番号、CSI、RTIから取得し
た相手先情報が記録されているとともに、相手先電話番
号がマークされている。
【0035】次に、上述のようにして、記録出力された
マークシート20を使用して、送信処理を行う場合の誤
送信防止処理について、図2に基づいて説明する。
【0036】ファクシミリ装置1は、スキャナ5に原稿
がセットされると、上述のように、システム制御部2
が、その後にスタートキーが投入されるか、相手先電話
番号が入力されるかにより、最初の原稿がマークシート
20であるか判断し(ステップS1)、スタートキーが
入力操作されると、マークシート20であると判断し
て、スキャナ5を駆動させて、送信原稿の先頭に重ねて
セットされているマークシート20を読み取らせる(ス
テップS10)。
【0037】次に、システム制御部2は、当該スキャナ
5の読み取ったマークシート20の画情報を画像処理部
4に転送して、画像処理部にでマークシート20のマー
クから相手先電話番号を取得させ、システム制御部2の
RAMに一時記憶する(ステップS11)。
【0038】その後、システム制御部2は、スキャナ5
を駆動させて、マークシート20とともにセットされた
送信原稿を読み取らせて、当該スキャナ5の読み取った
原稿の画情報をシステムメモリ3に一時蓄積し(ステッ
プS12)、次の原稿があるかチェックする(ステップ
S13)。ステップS13で、次の原稿があるときに
は、システム制御部2は、ステップS12に戻って、上
記同様に、当該次の原稿の画情報をスキャナ5に読み取
らせて、システムメモリ3に蓄積する処理を順次繰り返
し行い(ステップS12、S13)、ステップS13
で、次の原稿が無くなると、マークシート20から取得
してRAMに記憶した相手先電話番号を通信制御部8に
渡して、当該相手先電話番号先に発呼させる(ステップ
S14)。
【0039】システム制御部2は、相手先が応呼する
と、通信制御部8に所定のファクシミリ制御手順を実行
させて、システムメモリ3に蓄積した送信原稿の画情報
を画像処理部4で所定の符号化方式で符号化させた後、
通信制御部8に送信させる(ステップS15)。このと
き、相手ファクシミリ装置から送信されてくるCSI信
号あるいはRTI信号から相手先情報を取得して、シス
テム制御部2のRAMに記憶するが、このとき取得した
相手先情報は、マークシート20としては記録出力しな
い。そして、システム制御部2は、全ての送信原稿の画
情報を送信すると、ファクシミリ送信処理を終了して、
誤送信防止処理を終了する(ステップS16)。
【0040】このように、本実施の形態によれば、送信
時、オペレーションパネルで送信先が指定されると、当
該送信先に発呼して原稿の画情報をファクシミリ送信
し、当該ファクシミリ送信が適切に終了すると、上記指
定された送信先の電話番号をマークしたマークシートデ
ータを生成して、プロッタ6により当該マークシートデ
ータに基づいてマークシート20を記録出力し、送信
時、マークシート20が送信原稿とともにスキャナ5に
セットされて、スキャナ5が当該マークシート20を読
み取ると、当該スキャナ5の読み取ったマークシート2
0の画情報から電話番号を取得して、当該電話番号先に
発呼して送信原稿の画情報をファクシミリ送信してい
る。したがって、正確な相手先に適切にファクシミリ送
信の行われた送信先の電話番号がマークシート20とし
て記録され、次回の送信時には、当該マークシート20
を送信原稿とともにセットすると、当該マークシート2
0に記録された相手先に正確にファクシミリ送信するこ
とができ、誤送信を確実に防止することができるととも
に、ファクシミリ装置1の操作性及び利用性を向上させ
ることができる。
【0041】また、ファクシミリ制御手順で送信先から
送信されてくる送信先情報を取得して、当該送信先情報
を送信先電話番号のマークされたマークシートデータの
余白部分に付加して、適切にファクシミリ送信の行われ
た送信先の電話番号と当該相手先から送られてきた送信
先情報をマークシート20に一緒に記録しているので、
オペレータが当該ファクシミリ送信の相手先が適切であ
るか否かをより一層確実に、かつ、容易に確認すること
ができるとともに、次回の送信時には、当該マークシー
ト20を送信原稿とともにセットすると、当該マークシ
ート20に記録された相手先に正確にファクシミリ送信
することができ、誤送信をより一層確実に防止すること
ができるとともに、ファクシミリ装置1の操作性及び利
用性をより一層向上させることができる。
【0042】図4は、本発明のファクシミリ装置の第2
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、ファク
シミリ送信終了後、相手先電話番号をマークシートに記
録するか、システムメモリに登録するかを、システムメ
モリの容量に応じて適宜切り換えて処理するもので、請
求項3に対応するものである。
【0043】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
の説明で用いた符号をそのまま用いて、以下説明する。
【0044】本実施の形態のファクシミリ装置1は、シ
ステムメモリ3にオペレーションパネルから入力操作さ
れた送信先の電話番号やCSI信号あるいはRTI信号
から取得した相手先情報を記憶する相手先情報記憶領域
を有しており、システム制御部2は、送信時、オペレー
ションパネルから入力操作された相手先電話番号及びC
SI信号あるいはRTI信号から取得した相手先情報を
この相手先情報記憶領域に登録する。ところが、このシ
ステムメモリ3の相手先情報記憶領域は、その容量が無
限にあるわけではないので、所定数の相手先情報を登録
すると、相手先情報記憶領域が一杯になって登録が不可
能となる。
【0045】そこで、ファクシミリ装置1は、システム
メモリ3の相手先情報記憶領域が一杯であるか否かによ
り、この相手先情報記憶領域に登録するか、マークシー
ト20として記録出力するかを選択している。
【0046】すなわち、本実施の形態のファクシミリ装
置1は、上記第1の実施の形態と同様にして、ファクシ
ミリ送信を行い、当該ファクシミリ送信でオペレーショ
ンパネルから入力された送信先の電話番号(相手先電話
番号)を取得して、システム制御部2のRAMに一旦記
憶するとともに、CSI信号やRTI信号から相手先情
報を取得して、システム制御部2のRAMに一旦記憶し
て、図4に示すように、ファクシミリ送信が完了すると
(ステップP1)、システム制御部2がシステムメモリ
3の相手先情報記憶領域の空き容量を調べて、相手先情
報記憶領域への電話番号や相手先情報の登録が可能であ
るか、すなわち、本体登録が可能であるかをチェックす
る(ステップP2)。
【0047】ステップP2で、本体登録が可能のときに
は、システム制御部2は、上記相手先電話番号及び相手
先情報をRAMから読み出して、システムメモリ3の相
手先情報記憶領域に登録し、誤送信防止処理を終了する
(ステップP3)。なお、システム制御部2は、このシ
ステムメモリ3の相手先情報記憶領域に登録された相手
先情報を、オペレーションパネルのキー操作に応じて適
時読み出して、オペレーションパネルのディスプレイに
表示し、当該表示中の相手先情報がキー操作により送信
相手先として選択されると、当該相手先情報の電話番号
先に発呼して、スキャナ5にセットされている送信原稿
の画情報をファクシミリ送信する。また、システム制御
部2は、オペレーションパネルのキー操作に応じて、シ
ステムメモリ3の相手先情報記憶領域に登録されている
相手先情報の内容の変更処理及び削除処理を行う。した
がって、オペレータは、システムメモリ3の相手先情報
記憶領域に登録されている相手先情報をオペレーション
パネルのキー操作により、正確に相手先を選択して、フ
ァクシミリ送信することができる。
【0048】ステップP2で、本体登録が可能でないと
きには、システム制御部2は、内部RAMから上記オペ
レーションパネルから入力された相手先電話番号やCS
I信号あるいはRTI信号から取得した相手先情報を読
み出して、システムメモリ3に記憶されているマークシ
ート20のフォーマット情報に基づいて、マークシート
データを画像処理部4に作成させるとともに、当該作成
されたマークシートデータに、オペレーションパネルか
ら入力された相手先電話番号に基づいて、当該相手先電
話番号をマークさせ、かつ、当該相手先電話番号及びC
SI信号あいはRTI信号から取得した相手先情報を、
システムメモリ3のキャラクタROMによりキャラクタ
変換して、当該相手先電話番号及び相手先情報を数値や
文字でマークシートデータに付加させる(ステップP
4)。そして、システム制御部2は、このマークシート
データをプロッタ6に転送し、プロッタ6にマークシー
ト20を記録紙に記録出力させて、誤送信防止処理を終
了する(ステップP5)。
【0049】このように、本実施の形態によれば、送信
先がオペレーションパネルで指定されてファクシミリ送
信を行った際、当該指定された送信先の電話番号をシス
テムメモリ3の相手先情報記憶領域に記憶させ、当該シ
ステムメモリ3の相手先情報記憶領域の容量が一杯で当
該電話番号の記憶が不可能なときにのみ、当該送信先の
電話番号をマークシート20として記録出力している。
したがって、次回の送信の際には、システムメモリ3の
相手先情報記憶領域に記憶された電話番号を利用して送
信することができるとともに、マークシート20を記録
する記録紙の枚数を減らしつつ、システムメモリ3の相
手先情報記憶領域の容量が一杯の場合にも、送信先の正
確な電話番号をマークシート20として記録して、次回
の送信時に正確にファクシミリ送信することができ、資
源の無駄を省きつつ、誤送信を確実に防止することがで
きるとともに、ファクシミリ装置1の操作性及び利用性
を向上させることができる。
【0050】図5は、本発明のファクシミリ装置の第3
の実施の形態を示す図であり、本実施の形態は、ファク
シミリ送信終了後、オペレータの選択に応じて相手先電
話番号や相手先情報をマークシートに記録するか否かを
制御するもので、請求項4に対応するものである。
【0051】なお、本実施の形態は、上記第1の実施の
形態と同様のファクシミリ装置に適用したものであり、
本実施の形態の説明においては、上記第1の実施の形態
の説明で用いた符号をそのまま用いて、以下説明する。
【0052】本実施の形態のファクシミリ装置1は、上
記第2の実施の形態のファクシミリ装置1と同様に、シ
ステムメモリ3にオペレーションパネルから入力操作さ
れた送信先の電話番号やCSI信号あるいはRTI信号
から取得した相手先情報を記憶する相手先情報記憶領域
を有しており、システム制御部2は、送信時、オペレー
ションパネルから入力操作された相手先電話番号及びC
SI信号あるいはRTI信号から取得した相手先情報を
この相手先情報記憶領域に登録する。ところが、このシ
ステムメモリ3の相手先情報記憶領域は、その容量が無
限にあるわけではないので、所定数の相手先情報を登録
すると、相手先情報記憶領域が一杯になって登録が不可
能となる。また、送信回数の少ない相手先に対しては、
マークシート20の出力は、不要である。
【0053】そこで、ファクシミリ装置1は、オペレー
ションパネルにマークシート20の出力の要否を選択す
るマークシート出力機能オン/オフスイッチ(選択手
段)が設けられており、オペレータは、このマークシー
ト出力機能オン/オフスイッチにより、マークシート2
0の出力を行わせるか否かを選択することができる。
【0054】そして、ファクシミリ装置1は、相手先情
報を、システムメモリ3の相手先情報記憶領域が一杯で
あるか否かに応じてシステムメモリ3の相手先情報記憶
領域に登録するか否かを自動選択するとともに、マーク
シート出力機能オン/オフスイッチの設定状態に応じ
て、マークシート20に出力するか否かを制御してい
る。
【0055】すなわち、本実施の形態のファクシミリ装
置1は、上記第1の実施の形態と同様にして、ファクシ
ミリ送信を行い、当該ファクシミリ送信でオペレーショ
ンパネルから入力された送信先の電話番号(相手先電話
番号)を取得して、システム制御部2のRAMに一旦記
憶するとともに、CSI信号やRTI信号から相手先情
報を取得して、システム制御部2のRAMに一旦記憶し
て、図4に示すように、ファクシミリ送信が完了すると
(ステップQ1)、システム制御部2がシステムメモリ
3の相手先情報記憶領域の空き容量を調べて、相手先情
報記憶領域への電話番号や相手先情報の登録が可能であ
るか、すなわち、本体登録が可能であるかをチェックす
る(ステップQ2)。
【0056】ステップQ2で、本体登録が可能のときに
は、システム制御部2は、上記相手先電話番号及び相手
先情報を内部RAMから読み出して、システムメモリ3
の相手先情報記憶領域に登録し、誤送信防止処理を終了
する(ステップQ3)。
【0057】ステップQ2で、本体登録が可能でないと
きには、システム制御部2は、マークシート出力機能オ
ン/オフスイッチの設定状態を調べて、マークシート2
0の出力を行うか否かチェックし(ステップQ4)、マ
ークシート出力機能オン/オフスイッチがオフに設定さ
れていると、相手先電話番号及び相手先情報のマークシ
ート20への出力を行うことなく、そのまま誤送信防止
処理を終了する。
【0058】ステップQ2で、マークシート出力機能オ
ン/オフスイッチがオンに設定されていると、システム
制御部2は、内部RAMから上記オペレーションパネル
から入力された相手先電話番号やCSI信号あるいはR
TI信号から取得した相手先情報を読み出して、システ
ムメモリ3に記憶されているマークシート20のフォー
マット情報に基づいて、マークシートデータを画像処理
部4に作成させるとともに、当該作成したマークシート
データに、オペレーションパネルから入力された相手先
電話番号に基づいて、当該相手先電話番号をマークさ
せ、かつ、当該相手先電話番号及びCSI信号あいはR
TI信号から取得した相手先情報を、システムメモリ3
のキャラクタROMによりキャラクタ変換して、当該相
手先電話番号及び相手先情報を数値や文字でマークシー
トデータに付加させる(ステップQ5)。そして、シス
テム制御部2は、このマークシートデータをプロッタ6
に転送し、プロッタ6にマークシート20を記録紙に記
録出力させて、誤送信防止処理を終了する(ステップQ
6)。
【0059】このように、本実施の形態によれば、オペ
レーションパネルで指定された送信先の電話番号をシス
テムメモリ3の相手先情報記憶領域に記憶させるか、マ
ークシート20として記録出力させるかをマークシート
出力機能オン/オフスイッチで選択して、当該選択に応
じて、送信先の電話番号のシステムメモリ3の相手先情
報記憶領域への記憶とマークシート20への記録出力と
を選択処理している。したがって、例えば、送信回数の
少ない送信先の電話番号をマークシート20として記録
する資源の無駄をより一層省きつつ、誤送信を確実に防
止することができるとともに、ファクシミリ装置1の操
作性及び利用性を向上させることができる。
【0060】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0061】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリ装置
によれば、送信時、送信先指定手段により送信先が指定
されると、ファクシミリ通信手段より当該送信先に発呼
して読取手段の読み取った原稿の画情報をファクシミリ
送信し、当該ファクシミリ送信が適切に終了すると、送
信先指定手段で指定された送信先の電話番号をマークし
たマークシートデータを生成して、記録手段により当該
マークシートデータに基づいてマークシートを記録出力
し、送信時、マークシートが送信原稿とともに読取手段
にセットされて、読取手段が当該マークシートを読み取
ると、当該読取手段の読み取ったマークシートの画情報
から電話番号を取得して、当該電話番号先に発呼して送
信原稿の画情報をファクシミリ送信するので、正確な相
手先に適切にファクシミリ送信の行われた送信先の電話
番号がマークシートとして記録され、次回の送信時に
は、当該マークシートを送信原稿とともにセットする
と、当該マークシートに記録された相手先に正確にファ
クシミリ送信することができ、誤送信を確実に防止する
ことができるとともに、操作性及び利用性を向上させる
ことができる。
【0062】請求項2記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、ファクシミリ制御手順で送信先から送信されて
くる送信先情報を取得して、当該送信先情報を送信先電
話番号のマークされたマークシートデータの余白部分に
付加するので、適切にファクシミリ送信の行われた送信
先の電話番号と当該相手先から送られてきた送信先情報
をマークシートに一緒に記録して、オペレータが当該フ
ァクシミリ送信の相手先が適切であるか否かをより一層
確実に、かつ、容易に確認することができるとともに、
次回の送信時には、当該マークシートを送信原稿ととも
にセットすると、当該マークシートに記録された相手先
に正確にファクシミリ送信することができ、誤送信をよ
り一層確実に防止することができるとともに、操作性及
び利用性をより一層向上させることができる。
【0063】請求項3記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、送信先が送信先指定手段で指定されてファクシ
ミリ送信を行った際、当該送信先指定手段で指定された
送信先の電話番号を番号記憶手段に記憶させ、当該番号
記憶手段の容量が一杯で当該電話番号の記憶が不可能な
ときにのみ、当該送信先の電話番号をマークシートとし
て記録出力するので、次回の送信の際には、番号記憶手
段に記憶された電話番号を利用して送信することができ
るとともに、マークシートを記録する記録紙の枚数を減
らしつつ、番号記憶手段の容量が一杯の場合にも、送信
先の正確な電話番号をマークシートとして記録して、次
回の送信時に正確にファクシミリ送信することができ、
資源の無駄を省きつつ、誤送信を確実に防止することが
できるとともに、操作性及び利用性を向上させることが
できる。
【0064】請求項4記載の発明のファクシミリ装置に
よれば、送信先指定手段で指定された送信先の電話番号
を番号記憶手段に記憶させるか、マークシートとして記
録出力させるかを選択手段で選択して、当該選択に応じ
て、送信先の電話番号の番号記憶手段への記憶とマーク
シートへの記録出力とを選択処理するので、例えば、送
信回数の少ない送信先の電話番号をマークシートとして
記録する資源の無駄をより一層省きつつ、誤送信を確実
に防止することができるとともに、操作性及び利用性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置の第1の実施の形態
を適用したファクシミリ装置のブロック構成図。
【図2】図1のファクシミリ装置による誤送信防止処理
を示すフローチャート。
【図3】図2の誤送信防止処理で記録出力されるマーク
シートの一例を示す図。
【図4】本発明のファクシミリ装置の第2の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による誤送信防止処理を示
すフローチャート。
【図5】本発明のファクシミリ装置の第3の実施の形態
を適用したファクシミリ装置による誤送信防止処理を示
すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 システム制御部 3 システムメモリ 4 画像処理部 5 スキャナ 6 プロッタ 7 オペレーションパネル制御部 8 通信制御部 9 バス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信原稿の画像を読み取る読取手段と、受
    信画情報を記録紙に記録する記録手段と、送信先を指定
    する送信先指定手段と、所定のファクシミリ制御手順を
    実行して画情報の送・受信を行うファクシミリ通信手段
    と、前記送信先指定手段で指定された前記送信先の電話
    番号を所定のマークシート形式でマークしたマークシー
    トデータを生成するマークシートデータ生成手段と、前
    記読取手段の読み取った前記送信先の電話番号のマーク
    されたマークシートの画情報から前記電話番号を取得す
    る番号取得手段と、送信時、前記送信先指定手段により
    前記送信先が指定されると、前記ファクシミリ通信手段
    より当該送信先に発呼させて前記読取手段の読み取った
    前記原稿の画情報をファクシミリ送信させ、当該ファク
    シミリ送信が適切に終了すると、前記送信先指定手段で
    指定された前記送信先の電話番号をマークした前記マー
    クシートデータを前記マークシートデータ生成手段に生
    成させ、前記記録手段により当該マークシートデータに
    基づいて前記マークシートを記録出力させ、送信時、前
    記マークシートが前記送信原稿とともに前記読取手段に
    セットされて、前記読取手段が当該マークシートを読み
    取ると、当該読取手段の読み取った前記マークシートの
    画情報から前記電話番号を前記番号取得手段に取得さ
    せ、前記ファクシミリ通信手段に前記番号取得手段の取
    得した前記電話番号先に発呼させて前記読取手段の読み
    取った前記送信原稿の画情報をファクシミリ送信させる
    制御手段と、を備えたことを特徴とするファクシミリ装
    置。
  2. 【請求項2】前記ファクシミリ装置は、前記ファクシミ
    リ制御手順で前記送信先から送信されてくる所定の送信
    先情報を取得する送信先情報取得手段を、さらに備え、
    前記マークシートデータ生成手段は、前記送信先情報取
    得手段の取得した前記送信先情報を前記マークシートデ
    ータの余白部分に付加することを特徴とする請求項1記
    載のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記ファクシミリ装置は、少なくとも送信
    先の電話番号を複数記憶する所定容量の番号記憶手段
    を、さらに備え、前記制御手段は、前記送信先が前記送
    信先指定手段で指定されてファクシミリ送信を行った
    際、当該送信先指定手段で指定された前記送信先の電話
    番号を前記番号記憶手段に記憶させ、当該番号記憶手段
    の容量が一杯で当該電話番号の記憶が不可能なときにの
    み、当該送信先の電話番号を前記マークシートとして記
    録出力させることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】前記ファクシミリ装置は、少なくとも送信
    先の電話番号を複数記憶する所定容量の番号記憶手段
    と、前記送信先指定手段で指定された前記送信先の電話
    番号を前記番号記憶手段に記憶させるか、前記マークシ
    ートとして記録出力させるかを選択する選択手段と、を
    さらに備え、前記制御手段は、前記選択手段の選択に応
    じて、前記送信先の電話番号の前記番号記憶手段への記
    憶と前記マークシートへの記録出力とを選択して処理す
    ることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに
    記載のファクシミリ装置。
JP10051372A 1998-02-17 1998-02-17 ファクシミリ装置 Pending JPH11234497A (ja)

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