JPH11234148A - デュアルバンドマイクロ波増幅器 - Google Patents
デュアルバンドマイクロ波増幅器Info
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- JPH11234148A JPH11234148A JP10030190A JP3019098A JPH11234148A JP H11234148 A JPH11234148 A JP H11234148A JP 10030190 A JP10030190 A JP 10030190A JP 3019098 A JP3019098 A JP 3019098A JP H11234148 A JPH11234148 A JP H11234148A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のデュアルバンドマイクロ波増幅器は、
1の信号周波数に対する多段増幅器と、第2の信号周波
数に対する多段増幅器を別個に設け、両者を選択的に増
幅動作させる構成としているので、回路が大型化すると
いう課題があった。 【解決手段】 第1の信号周波数と第2の信号周波数を
増幅する任意の段数の小信号広帯域増幅器と、前記第1
の信号周波数を増幅する第1の高出力増幅器および第2
の高出力増幅器と、前記第1の高出力増幅器を増幅動作
させ、前記第2の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記
第1の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記第2の高出
力増幅器を増幅動作とする制御器とを備えたものであ
る。
1の信号周波数に対する多段増幅器と、第2の信号周波
数に対する多段増幅器を別個に設け、両者を選択的に増
幅動作させる構成としているので、回路が大型化すると
いう課題があった。 【解決手段】 第1の信号周波数と第2の信号周波数を
増幅する任意の段数の小信号広帯域増幅器と、前記第1
の信号周波数を増幅する第1の高出力増幅器および第2
の高出力増幅器と、前記第1の高出力増幅器を増幅動作
させ、前記第2の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記
第1の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記第2の高出
力増幅器を増幅動作とする制御器とを備えたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、衛星通信、地上
マイクロ波通信、移動体通信等に使用し、2つ以上の信
号周波数帯で動作するデュアルバンドマイクロ波増幅器
に関するものである。
マイクロ波通信、移動体通信等に使用し、2つ以上の信
号周波数帯で動作するデュアルバンドマイクロ波増幅器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば、ANADIGICS社
カタログ「900/1900 Dual Band D
AMPS GaAs IC Power Amplif
ier」に示された従来のデュアルバンドマイクロ波増
幅器の構成図である。図において、101は第1の信号
周波数に対する増幅器200の入力端子、102は第1
の信号周波数に対する増幅器200の出力端子、103
は第1の信号周波数に対する初段増幅器、104は第1
の信号周波数に対する後段増幅器、105は第1の信号
周波数に対する増幅器200の初段整合回路、106は
第1の信号周波数に対する増幅器200の後段整合回
路、107は第1の信号周波数に対する初段増幅器10
3のドレインバイアス端子、108は第1の信号周波数
に対する後段増幅器104のドレインバイアス端子であ
る。
カタログ「900/1900 Dual Band D
AMPS GaAs IC Power Amplif
ier」に示された従来のデュアルバンドマイクロ波増
幅器の構成図である。図において、101は第1の信号
周波数に対する増幅器200の入力端子、102は第1
の信号周波数に対する増幅器200の出力端子、103
は第1の信号周波数に対する初段増幅器、104は第1
の信号周波数に対する後段増幅器、105は第1の信号
周波数に対する増幅器200の初段整合回路、106は
第1の信号周波数に対する増幅器200の後段整合回
路、107は第1の信号周波数に対する初段増幅器10
3のドレインバイアス端子、108は第1の信号周波数
に対する後段増幅器104のドレインバイアス端子であ
る。
【0003】109は第2の信号周波数に対する増幅器
201の入力端子、110は第2の信号周波数に対する
増幅器201の出力端子、111は第2の信号周波数に
対する初段増幅器、112は第2の信号周波数に対する
中段増幅器、113は第2の信号周波数に対する終段増
幅器、114は第2の信号周波数に対する増幅器201
の初段整合回路、115は第2の信号周波数に対する増
幅器201の中段整合回路、116は第2の信号周波数
に対する増幅器201の終段整合回路、117は第2の
信号周波数に対する初段増幅器111のドレインバイア
ス端子、118は第2の信号周波数に対する中段増幅器
112のドレインバイアス端子、119は第2の信号周
波数に対する終段増幅器113のドレインバイアス端
子、120はバイアスコントロール回路121の電源電
圧入力端子、122はバイアスコントロール回路121
のコントロール端子であり、このコントロール端子12
2に入力される制御信号は、例えば携帯器が受信してい
る受信周波数が「1」であるか「2」であるかを判別し
て発生されるものである。G1〜G5は初段増幅器10
3、後段増幅器104、初段増幅器111、中段増幅器
112、終段増幅器113のゲート端子である。
201の入力端子、110は第2の信号周波数に対する
増幅器201の出力端子、111は第2の信号周波数に
対する初段増幅器、112は第2の信号周波数に対する
中段増幅器、113は第2の信号周波数に対する終段増
幅器、114は第2の信号周波数に対する増幅器201
の初段整合回路、115は第2の信号周波数に対する増
幅器201の中段整合回路、116は第2の信号周波数
に対する増幅器201の終段整合回路、117は第2の
信号周波数に対する初段増幅器111のドレインバイア
ス端子、118は第2の信号周波数に対する中段増幅器
112のドレインバイアス端子、119は第2の信号周
波数に対する終段増幅器113のドレインバイアス端
子、120はバイアスコントロール回路121の電源電
圧入力端子、122はバイアスコントロール回路121
のコントロール端子であり、このコントロール端子12
2に入力される制御信号は、例えば携帯器が受信してい
る受信周波数が「1」であるか「2」であるかを判別し
て発生されるものである。G1〜G5は初段増幅器10
3、後段増幅器104、初段増幅器111、中段増幅器
112、終段増幅器113のゲート端子である。
【0004】次に動作について説明する。従来のデュア
ルバンドマイクロ波増幅器を第1の信号周波数で使用す
る場合には、制御信号をコントロール端子122に入力
し、バイアスコントロール回路121からのゲート信号
を第1の信号周波数に対する増幅器200に供給して該
増幅器を増幅動作させ、第2の信号周波数に対する増幅
器201のゲート端子G3〜G5に印加する電圧をピン
チオフ付近に設定し該増幅器を非増幅動作とする。ま
た、反対にデュアルバンドマイクロ波増幅器を第2の信
号周波数で使用する場合には、バイアスコントロール回
路121からのゲート信号を第2の信号周波数に対する
増幅器201に供給して該増幅器を増幅動作させ、第1
の信号周波数に対する増幅器200のゲート端子G1、
G2に印加する電圧をピンチオフ付近に設定し該増幅器
を非増幅動作とする。
ルバンドマイクロ波増幅器を第1の信号周波数で使用す
る場合には、制御信号をコントロール端子122に入力
し、バイアスコントロール回路121からのゲート信号
を第1の信号周波数に対する増幅器200に供給して該
増幅器を増幅動作させ、第2の信号周波数に対する増幅
器201のゲート端子G3〜G5に印加する電圧をピン
チオフ付近に設定し該増幅器を非増幅動作とする。ま
た、反対にデュアルバンドマイクロ波増幅器を第2の信
号周波数で使用する場合には、バイアスコントロール回
路121からのゲート信号を第2の信号周波数に対する
増幅器201に供給して該増幅器を増幅動作させ、第1
の信号周波数に対する増幅器200のゲート端子G1、
G2に印加する電圧をピンチオフ付近に設定し該増幅器
を非増幅動作とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のデュアルバンド
マイクロ波増幅器は、以上のように構成されているの
で、多段構成の第1の信号周波数に対する増幅器と第2
の信号周波数に対する多段増幅器を別個に設けて、バイ
アスコントロール回路により、両者を選択的に増幅動作
させる構成としている。この結果、2つの信号周波数に
対する増幅器は本来の性能を発揮する利点はあるが、回
路が大型化するという課題があった。この発明は上記の
ような課題を解決するためになされたもので、小型で、
2つの信号周波数に対応できるデュアルバンドマイクロ
波増幅器を得ることを目的とする。
マイクロ波増幅器は、以上のように構成されているの
で、多段構成の第1の信号周波数に対する増幅器と第2
の信号周波数に対する多段増幅器を別個に設けて、バイ
アスコントロール回路により、両者を選択的に増幅動作
させる構成としている。この結果、2つの信号周波数に
対する増幅器は本来の性能を発揮する利点はあるが、回
路が大型化するという課題があった。この発明は上記の
ような課題を解決するためになされたもので、小型で、
2つの信号周波数に対応できるデュアルバンドマイクロ
波増幅器を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデュアル
バンドマイクロ波増幅器は、第1の信号周波数と第2の
信号周波数を増幅する任意の段数の小信号広帯域増幅器
と、前記小信号広帯域増幅器で増幅出力された前記第1
の信号周波数を増幅する第1の高出力増幅器と、前記小
信号広帯域増幅器で増幅出力された前記第2の信号周波
数を増幅する第2の高出力増幅器とを備え、制御器は前
記第1の信号周波数を増幅する場合には、前記第1の高
出力増幅器を増幅動作させ、前記第2の高出力増幅器を
非増幅動作とし、前記第2の信号周波数を増幅する場合
には、前記第1の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記
第2の高出力増幅器を増幅動作させるものである。
バンドマイクロ波増幅器は、第1の信号周波数と第2の
信号周波数を増幅する任意の段数の小信号広帯域増幅器
と、前記小信号広帯域増幅器で増幅出力された前記第1
の信号周波数を増幅する第1の高出力増幅器と、前記小
信号広帯域増幅器で増幅出力された前記第2の信号周波
数を増幅する第2の高出力増幅器とを備え、制御器は前
記第1の信号周波数を増幅する場合には、前記第1の高
出力増幅器を増幅動作させ、前記第2の高出力増幅器を
非増幅動作とし、前記第2の信号周波数を増幅する場合
には、前記第1の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記
第2の高出力増幅器を増幅動作させるものである。
【0007】この発明に係るデュアルバンドマイクロ波
増幅器は、第1の高出力増幅器の入力側整合回路及び出
力側整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第1の信
号周波数を通過させ第2の信号周波数を遮断するバンド
リジェクションフィルタ機能を有する整合回路を使用
し、第2の高出力増幅器の入力側整合回路及び出力側整
合回路のどちらか片方あるいは両方に、第2の信号周波
数を通過させ第1の信号周波数を遮断するバンドリジェ
クションフィルタ機能を有する整合回路を使用したもの
である。
増幅器は、第1の高出力増幅器の入力側整合回路及び出
力側整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第1の信
号周波数を通過させ第2の信号周波数を遮断するバンド
リジェクションフィルタ機能を有する整合回路を使用
し、第2の高出力増幅器の入力側整合回路及び出力側整
合回路のどちらか片方あるいは両方に、第2の信号周波
数を通過させ第1の信号周波数を遮断するバンドリジェ
クションフィルタ機能を有する整合回路を使用したもの
である。
【0008】この発明に係るデュアルバンドマイクロ波
増幅器は、第1の高出力増幅器の入力側整合回路及び出
力側整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第1の信
号周波数を通過させ第2の信号周波数を遮断するローパ
スフィルタ機能を有する整合回路を使用し、第2の高出
力増幅器の入力側整合回路及び出力側整合回路のどちら
か片方あるいは両方に、第2の信号周波数を通過させ第
1の信号周波数を遮断するローパスフィルタ機能を有す
る整合回路を使用したものである。
増幅器は、第1の高出力増幅器の入力側整合回路及び出
力側整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第1の信
号周波数を通過させ第2の信号周波数を遮断するローパ
スフィルタ機能を有する整合回路を使用し、第2の高出
力増幅器の入力側整合回路及び出力側整合回路のどちら
か片方あるいは両方に、第2の信号周波数を通過させ第
1の信号周波数を遮断するローパスフィルタ機能を有す
る整合回路を使用したものである。
【0009】この発明に係るデュアルバンドマイクロ波
増幅器は、第1の信号周波数を通過させ第2の信号周波
数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を有す
る整合回路は、第1のキャパシタと第1のインダクタで
構成される第1の信号周波数に対する直列共振回路と、
この直列共振回路と並列に接続し、その容量値が前記第
1のキャパシタの3分の1である第2のキャパシタを設
けた容量回路を有し、第2の信号周波数を通過させ前記
第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する整合回路は、第3のキャパシタと第2
のインダクタで構成される第2の信号周波数に対する直
列共振回路と、この直列共振回路と並列に接続し、その
インダクタンス値が第2のインダクタの3倍である第3
のインダクタを設けたインダクタ回路を有するものであ
る。
増幅器は、第1の信号周波数を通過させ第2の信号周波
数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を有す
る整合回路は、第1のキャパシタと第1のインダクタで
構成される第1の信号周波数に対する直列共振回路と、
この直列共振回路と並列に接続し、その容量値が前記第
1のキャパシタの3分の1である第2のキャパシタを設
けた容量回路を有し、第2の信号周波数を通過させ前記
第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する整合回路は、第3のキャパシタと第2
のインダクタで構成される第2の信号周波数に対する直
列共振回路と、この直列共振回路と並列に接続し、その
インダクタンス値が第2のインダクタの3倍である第3
のインダクタを設けたインダクタ回路を有するものであ
る。
【0010】この発明に係るデュアルバンドマイクロ波
増幅器は、第1の信号周波数を通過させ第2の信号周波
数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を有す
る整合回路は、第1の信号周波数で約四分の一波長の長
さを有するマイクロストリップ線路の先端をコンデンサ
を介してあるいは直接的に短絡する先端短絡線路を有す
る反射回路を含み、第2の信号周波数を通過させ前記第
1の信号周波数を遮断するバンドリジェクションフィル
タ機能を有する整合回路は、前記第1の信号周波数を通
過させ第2の信号周波数を遮断するバンドリジェクショ
ンフィルタ機能を有する整合回路と、前記第1の信号周
波数で約四分の一波長の長さを有するマイクロストリッ
プ線路の先端を開放とする先端開放線路を有する反射回
路を含むものである。
増幅器は、第1の信号周波数を通過させ第2の信号周波
数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を有す
る整合回路は、第1の信号周波数で約四分の一波長の長
さを有するマイクロストリップ線路の先端をコンデンサ
を介してあるいは直接的に短絡する先端短絡線路を有す
る反射回路を含み、第2の信号周波数を通過させ前記第
1の信号周波数を遮断するバンドリジェクションフィル
タ機能を有する整合回路は、前記第1の信号周波数を通
過させ第2の信号周波数を遮断するバンドリジェクショ
ンフィルタ機能を有する整合回路と、前記第1の信号周
波数で約四分の一波長の長さを有するマイクロストリッ
プ線路の先端を開放とする先端開放線路を有する反射回
路を含むものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1におけるデュアルバンドマイクロ波増幅
器の構成図であり、図1において、1は共通入力端子、
2は共通出力端子、3は1段目広帯域増幅器、4は2段
目広帯域増幅器、5は第1の信号周波数に対する3段目
高出力増幅器、6は第2の信号周波数に対する3段目高
出力増幅器、7はバイアスコントロール回路(制御器)
である。
の実施の形態1におけるデュアルバンドマイクロ波増幅
器の構成図であり、図1において、1は共通入力端子、
2は共通出力端子、3は1段目広帯域増幅器、4は2段
目広帯域増幅器、5は第1の信号周波数に対する3段目
高出力増幅器、6は第2の信号周波数に対する3段目高
出力増幅器、7はバイアスコントロール回路(制御器)
である。
【0012】次に動作について説明する。第1の信号周
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、バイアスコントロール回路7によるドレイン電圧
またはゲート電圧制御により、第1の信号周波数に対す
る3段目高出力増幅器5を増幅動作、第2の信号周波数
に対する3段目高出力増幅器6を非増幅動作とする。こ
のとき、第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器
6のドレイン電圧およびゲート電圧は零ボルトとする。
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、バイアスコントロール回路7によるドレイン電圧
またはゲート電圧制御により、第1の信号周波数に対す
る3段目高出力増幅器5を増幅動作、第2の信号周波数
に対する3段目高出力増幅器6を非増幅動作とする。こ
のとき、第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器
6のドレイン電圧およびゲート電圧は零ボルトとする。
【0013】同様に、第2の信号周波数でデュアルバン
ドマイクロ波増幅器を使用する場合には、第2のバイア
スコントロール回路7によるドレイン電圧またはゲート
電圧制御により、第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器5を非増幅動作、第2の信号周波数に対する3
段目高出力増幅器6を増幅動作とする。このとき、第1
の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5のドレイン
電圧およびゲート電圧は零ボルトとする。
ドマイクロ波増幅器を使用する場合には、第2のバイア
スコントロール回路7によるドレイン電圧またはゲート
電圧制御により、第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器5を非増幅動作、第2の信号周波数に対する3
段目高出力増幅器6を増幅動作とする。このとき、第1
の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5のドレイン
電圧およびゲート電圧は零ボルトとする。
【0014】マイクロ波帯増幅器は、ゲート電圧零ボル
ト制御またはドレイン電圧零ボルト制御で非増幅動作状
態になると、減衰特性を示すとともに、入出力側の反射
特性は全反射に近づくことを実験的に確認した。このこ
とから、デュアルバンド増幅器を第1の信号周波数で使
用する場合には、第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器5と第2の信号周波数に対する3段目高出力増
幅器6を入力側及び出力側にスイッチを設けて切替えな
くても、第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器
6は、第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
の動作、特性に影響を与えない。デュアルバンド増幅器
を第2の信号周波数で使用する場合も、同様に、第1の
信号周波数に対する3段目高出力増幅器5は、第2の信
号周波数に対する3段目高出力増幅器6の動作、特性に
影響を与えない。
ト制御またはドレイン電圧零ボルト制御で非増幅動作状
態になると、減衰特性を示すとともに、入出力側の反射
特性は全反射に近づくことを実験的に確認した。このこ
とから、デュアルバンド増幅器を第1の信号周波数で使
用する場合には、第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器5と第2の信号周波数に対する3段目高出力増
幅器6を入力側及び出力側にスイッチを設けて切替えな
くても、第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器
6は、第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
の動作、特性に影響を与えない。デュアルバンド増幅器
を第2の信号周波数で使用する場合も、同様に、第1の
信号周波数に対する3段目高出力増幅器5は、第2の信
号周波数に対する3段目高出力増幅器6の動作、特性に
影響を与えない。
【0015】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、デュアルバンドマイクロ波増幅器を、共通の小信号
広帯域増幅器を用いて構成したので、部品点数の削減に
よる小型化が実現できる。また、第1及び第2の信号周
波数に対する増幅器をゲート電圧制御またはドレイン電
圧制御によって切り替えることにより、スイッチを用い
ることなく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の
信号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができ
る効果が得られる。
ば、デュアルバンドマイクロ波増幅器を、共通の小信号
広帯域増幅器を用いて構成したので、部品点数の削減に
よる小型化が実現できる。また、第1及び第2の信号周
波数に対する増幅器をゲート電圧制御またはドレイン電
圧制御によって切り替えることにより、スイッチを用い
ることなく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の
信号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができ
る効果が得られる。
【0016】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2におけるデュアルバンドマイクロ波増幅器の構成
図であり、前記図1と同一部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。図2において、8は第1の半導体素
子、9は第2の信号周波数を遮断するバンドリジェクシ
ョンフィルタ機能を有し、第1の信号周波数に対してイ
ンピーダンス整合を実現する入力回路(入力側整合回
路)、10は第2の信号周波数を遮断するバンドリジェ
クションフィルタ機能を有し、第1の信号周波数に対し
てインピーダンス整合を実現する出力回路(出力側整合
回路)であり、これ等第1の半導体素子8、入力回路
9、出力回路10により、バンドリジェクションフィル
タ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出力
増幅器51を構成している。
形態2におけるデュアルバンドマイクロ波増幅器の構成
図であり、前記図1と同一部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。図2において、8は第1の半導体素
子、9は第2の信号周波数を遮断するバンドリジェクシ
ョンフィルタ機能を有し、第1の信号周波数に対してイ
ンピーダンス整合を実現する入力回路(入力側整合回
路)、10は第2の信号周波数を遮断するバンドリジェ
クションフィルタ機能を有し、第1の信号周波数に対し
てインピーダンス整合を実現する出力回路(出力側整合
回路)であり、これ等第1の半導体素子8、入力回路
9、出力回路10により、バンドリジェクションフィル
タ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出力
増幅器51を構成している。
【0017】11は第2の半導体素子、12は第1の信
号周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能
を有し、第2の信号周波数に対してインピーダンス整合
を実現する入力回路(入力側整合回路)、13は第1の
信号周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機
能を有し、第2の信号周波数に対してインピーダンス整
合を実現する出力回路(出力側整合回路)であり、これ
等第2の半導体素子11、入力回路12、出力回路13
により、バンドリジェクションフィルタ機能を有する第
2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器52を構成
している。
号周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能
を有し、第2の信号周波数に対してインピーダンス整合
を実現する入力回路(入力側整合回路)、13は第1の
信号周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機
能を有し、第2の信号周波数に対してインピーダンス整
合を実現する出力回路(出力側整合回路)であり、これ
等第2の半導体素子11、入力回路12、出力回路13
により、バンドリジェクションフィルタ機能を有する第
2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器52を構成
している。
【0018】次に動作について説明する。第1の信号周
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、バンドリジェクションフィルタ機能を有する第2
の信号周波数に対する3段目高出力増幅器52の入出力
側反射特性は、バンドリジェクションフィルタ機能によ
り全反射となるので、バンドリジェクションフィルタ機
能を有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅
器52は、バンドリジェクションフィルタ機能を有する
第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器51の動
作、特性に影響を与えない。
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、バンドリジェクションフィルタ機能を有する第2
の信号周波数に対する3段目高出力増幅器52の入出力
側反射特性は、バンドリジェクションフィルタ機能によ
り全反射となるので、バンドリジェクションフィルタ機
能を有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅
器52は、バンドリジェクションフィルタ機能を有する
第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器51の動
作、特性に影響を与えない。
【0019】デュアルバンド増幅器を第2の信号周波数
で使用する場合も、同様に、バンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器51は、バンドリジェクションフィルタ機能を
有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
2の動作、特性に影響を与えない。
で使用する場合も、同様に、バンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器51は、バンドリジェクションフィルタ機能を
有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
2の動作、特性に影響を与えない。
【0020】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器がバンド
リジェクションフィルタ機能を有するインピーダンス整
合回路を有する構成としたので、スイッチを用いること
なく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周
波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果
が得られる。
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器がバンド
リジェクションフィルタ機能を有するインピーダンス整
合回路を有する構成としたので、スイッチを用いること
なく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周
波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果
が得られる。
【0021】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3におけるデュアルバンドマイクロ波増幅器の構成
図であり、前記図1と同一部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。図3において、14は第1の信号周
波数を通過させ、第2の信号周波数を遮断するローパス
フィルタ機能を有し、第1の信号周波数に対してインピ
ーダンス整合を実現する入力回路(入力側整合回路)、
15は第1の信号周波数を通過させ、第2の信号周波数
を遮断するローパスフィルタ機能を有し、第1の信号周
波数に対してインピーダンス整合を実現する出力回路
(出力側整合回路)であり、これ等第1の半導体素子
8、入力回路14、出力回路15により、バンドリジェ
クションフィルタ機能を有する第1の信号周波数に対す
る3段目高出力増幅器53を構成している。
形態3におけるデュアルバンドマイクロ波増幅器の構成
図であり、前記図1と同一部分には同一符号を付して重
複説明を省略する。図3において、14は第1の信号周
波数を通過させ、第2の信号周波数を遮断するローパス
フィルタ機能を有し、第1の信号周波数に対してインピ
ーダンス整合を実現する入力回路(入力側整合回路)、
15は第1の信号周波数を通過させ、第2の信号周波数
を遮断するローパスフィルタ機能を有し、第1の信号周
波数に対してインピーダンス整合を実現する出力回路
(出力側整合回路)であり、これ等第1の半導体素子
8、入力回路14、出力回路15により、バンドリジェ
クションフィルタ機能を有する第1の信号周波数に対す
る3段目高出力増幅器53を構成している。
【0022】16は第2の信号周波数を通過させ、第1
の信号周波数を遮断するハイパスフィルタ機能を有し、
第2の信号周波数に対してインピーダンス整合を実現す
る入力回路(入力側整合回路)、17は第2の信号周波
数を通過させ、第1の信号周波数を遮断するハイパスフ
ィルタ機能を有し、第2の信号周波数に対してインピー
ダンス整合を実現する出力回路(出力側整合回路)であ
り、これ等第2の半導体素子11、入力回路16、出力
回路17により、ハイパスフィルタ機能を有する第2の
信号周波数に対する3段目高出力増幅器54を構成して
いる。
の信号周波数を遮断するハイパスフィルタ機能を有し、
第2の信号周波数に対してインピーダンス整合を実現す
る入力回路(入力側整合回路)、17は第2の信号周波
数を通過させ、第1の信号周波数を遮断するハイパスフ
ィルタ機能を有し、第2の信号周波数に対してインピー
ダンス整合を実現する出力回路(出力側整合回路)であ
り、これ等第2の半導体素子11、入力回路16、出力
回路17により、ハイパスフィルタ機能を有する第2の
信号周波数に対する3段目高出力増幅器54を構成して
いる。
【0023】次に動作について説明する。第1の信号周
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、ハイパスフィルタ機能を有する第2の信号周波数
に対する3段目高出力増幅器54の入出力側反射特性
は、ハイパスフィルタ機能により全反射となるので、ハ
イパスフィルタ機能を有する第2の信号周波数に対する
3段目高出力増幅器54は、ローパスフィルタ機能を有
する第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器53
の動作、特性に影響を与えない。
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、ハイパスフィルタ機能を有する第2の信号周波数
に対する3段目高出力増幅器54の入出力側反射特性
は、ハイパスフィルタ機能により全反射となるので、ハ
イパスフィルタ機能を有する第2の信号周波数に対する
3段目高出力増幅器54は、ローパスフィルタ機能を有
する第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器53
の動作、特性に影響を与えない。
【0024】デュアルバンド増幅器を第2の信号周波数
で使用する場合も、同様に、ローパスフィルタ機能を有
する第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器53
は、ハイパスフィルタ機能を有する第2の信号周波数に
対する3段目高出力増幅器54の動作、特性に影響を与
えない。
で使用する場合も、同様に、ローパスフィルタ機能を有
する第1の信号周波数に対する3段目高出力増幅器53
は、ハイパスフィルタ機能を有する第2の信号周波数に
対する3段目高出力増幅器54の動作、特性に影響を与
えない。
【0025】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器がハイパ
スあるいはローパスフィルタ機能を有するインピーダン
ス整合回路を有する構成としたので、スイッチを用いる
ことなく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信
号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる
効果が得られる。
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器がハイパ
スあるいはローパスフィルタ機能を有するインピーダン
ス整合回路を有する構成としたので、スイッチを用いる
ことなく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信
号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる
効果が得られる。
【0026】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4で用いる第1のバンドリジェクションフィルタ5
5の構成図であり、図4において、18は第1のバンド
リジェクションフィルタの入力端子、19は第1のバン
ドリジェクションフィルタの出力端子、20は第1のキ
ャパシタ、21は第1のインダクタ、22は第2のキャ
パシタである。上記第1のインダクタ21と第1のキャ
パシタ20の値は、第1の信号周波数で直列共振するよ
うに選ぶものとする。また、第2のキャパシタ44の容
量値は、第1のキャパシタ42の容量値の3分の1に選
ぶ。
形態4で用いる第1のバンドリジェクションフィルタ5
5の構成図であり、図4において、18は第1のバンド
リジェクションフィルタの入力端子、19は第1のバン
ドリジェクションフィルタの出力端子、20は第1のキ
ャパシタ、21は第1のインダクタ、22は第2のキャ
パシタである。上記第1のインダクタ21と第1のキャ
パシタ20の値は、第1の信号周波数で直列共振するよ
うに選ぶものとする。また、第2のキャパシタ44の容
量値は、第1のキャパシタ42の容量値の3分の1に選
ぶ。
【0027】図5は、この発明の実施の形態4で用いる
第2のバンドリジェクションフィルタ56の構成図であ
り、図5において、23は第2のバンドリジェクション
フィルタの入力端子、24は第2のバンドリジェクショ
ンフィルタの出力端子、25は第3のキャパシタ、26
は第2のインダクタ、27は第3のインダクタである。
第3のキャパシタ25と第2のインダクタ26の値は、
第2の信号周波数で直列共振するように選ぶものとす
る。また、第3のインダクタ27のインダクタ値は、第
2のインダクタ26のインダクタ値の3倍に選ぶ。
第2のバンドリジェクションフィルタ56の構成図であ
り、図5において、23は第2のバンドリジェクション
フィルタの入力端子、24は第2のバンドリジェクショ
ンフィルタの出力端子、25は第3のキャパシタ、26
は第2のインダクタ、27は第3のインダクタである。
第3のキャパシタ25と第2のインダクタ26の値は、
第2の信号周波数で直列共振するように選ぶものとす
る。また、第3のインダクタ27のインダクタ値は、第
2のインダクタ26のインダクタ値の3倍に選ぶ。
【0028】この発明の実施の形態4のデュアルバンド
マイクロ波増幅器は、図2に示すデュアルバンドマイク
ロ波増幅器において、第2の信号周波数を遮断するバン
ドリジェクションフィルタ機能を有し第1の信号周波数
に対してインピーダンス整合を実現する入力回路9及
び、第2の信号周波数を遮断するバンドリジェクション
フィルタ機能を有し第1の信号周波数に対してインピー
ダンス整合を実現する出力回路10の、どちらか片方ま
たは両方が、第1のバンドリジェクションフィルタ55
含み、第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクショ
ンフィルタ機能を有し第2の信号周波数に対してインピ
ーダンス整合を実現する入力回路12、及び、第1の信
号周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能
を有し第2の信号周波数に対してインピーダンス整合を
実現する出力回路13の、どちらか片方または両方が第
2のバンドリジェクションフィルタ57を含むものであ
る。
マイクロ波増幅器は、図2に示すデュアルバンドマイク
ロ波増幅器において、第2の信号周波数を遮断するバン
ドリジェクションフィルタ機能を有し第1の信号周波数
に対してインピーダンス整合を実現する入力回路9及
び、第2の信号周波数を遮断するバンドリジェクション
フィルタ機能を有し第1の信号周波数に対してインピー
ダンス整合を実現する出力回路10の、どちらか片方ま
たは両方が、第1のバンドリジェクションフィルタ55
含み、第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクショ
ンフィルタ機能を有し第2の信号周波数に対してインピ
ーダンス整合を実現する入力回路12、及び、第1の信
号周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能
を有し第2の信号周波数に対してインピーダンス整合を
実現する出力回路13の、どちらか片方または両方が第
2のバンドリジェクションフィルタ57を含むものであ
る。
【0029】次に動作について説明する。上記のよう
に、キャパシタ、インダクタ値を選ぶと、第2の信号周
波数が第1の信号周波数の2倍の場合には、第1のバン
ドリジェクションフィルタの入力端子18と第1のバン
ドリジェクションフィルタの出力端子19の端子間イン
ピーダンスは、第1の信号周波数で短絡、第2の信号周
波数で開放となる。
に、キャパシタ、インダクタ値を選ぶと、第2の信号周
波数が第1の信号周波数の2倍の場合には、第1のバン
ドリジェクションフィルタの入力端子18と第1のバン
ドリジェクションフィルタの出力端子19の端子間イン
ピーダンスは、第1の信号周波数で短絡、第2の信号周
波数で開放となる。
【0030】また、第2のバンドリジェクションフィル
タの入力端子23と第2のバンドリジェクションフィル
タの出力端子24の端子間インピーダンスは、第2の信
号周波数で短絡、第1の信号周波数で開放となる。
タの入力端子23と第2のバンドリジェクションフィル
タの出力端子24の端子間インピーダンスは、第2の信
号周波数で短絡、第1の信号周波数で開放となる。
【0031】次に動作について説明する。第1の信号周
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、第2のバンドリジェクションフィルタ56の入出
力側反射特性は第1の信号周波数に対して全反射となる
ので、バンドリジェクションフィルタ機能を有する第2
の信号周波数に対する3段目高出力増幅器52は、バン
ドリジェクションフィルタ機能を有する第1の信号周波
数に対する3段目高出力増幅器51の動作、特性に影響
を与えない。
波数でデュアルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合
には、第2のバンドリジェクションフィルタ56の入出
力側反射特性は第1の信号周波数に対して全反射となる
ので、バンドリジェクションフィルタ機能を有する第2
の信号周波数に対する3段目高出力増幅器52は、バン
ドリジェクションフィルタ機能を有する第1の信号周波
数に対する3段目高出力増幅器51の動作、特性に影響
を与えない。
【0032】デュアルバンド増幅器を第2の信号周波数
で使用する場合も、同様に、バンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器51は、バンドリジェクションフィルタ機能を
有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
2の動作、特性に影響を与えない。
で使用する場合も、同様に、バンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器51は、バンドリジェクションフィルタ機能を
有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
2の動作、特性に影響を与えない。
【0033】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器が、キャ
パシタとインダクタの直列共振回路とこれと並列に接続
するキャパシタまたはインダクタで構成されるバンドリ
ジェクションフィルタを有する構成としたので、スイッ
チを用いることなく、第1の信号周波数に対する増幅器
と第2の信号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐこ
とができる効果が得られる。
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器が、キャ
パシタとインダクタの直列共振回路とこれと並列に接続
するキャパシタまたはインダクタで構成されるバンドリ
ジェクションフィルタを有する構成としたので、スイッ
チを用いることなく、第1の信号周波数に対する増幅器
と第2の信号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐこ
とができる効果が得られる。
【0034】実施の形態5.図6は、この発明の実施の
形態5で用いる第1の反射回路57の構成図であり、図
6において、28は第1の信号周波数で約4分の1波長
の長さを有するマイクロストリップ線路、29はRF短
絡用コンデンサである。図7は、発明の実施の形態5で
用いる第2の反射回路58の構成図であり、図7におい
て、30は第2の信号周波数で約4分の1波長の長さを
有するマイクロストリップ線路である。
形態5で用いる第1の反射回路57の構成図であり、図
6において、28は第1の信号周波数で約4分の1波長
の長さを有するマイクロストリップ線路、29はRF短
絡用コンデンサである。図7は、発明の実施の形態5で
用いる第2の反射回路58の構成図であり、図7におい
て、30は第2の信号周波数で約4分の1波長の長さを
有するマイクロストリップ線路である。
【0035】この発明の実施の形態5のデュアルバンド
マイクロ波増幅器は、図2に示すデュアルバンドマイク
ロ波増幅器において、第2の信号周波数を遮断するバン
ドリジェクションフィルタ機能を有し第1の信号周波数
に対してインピーダンス整合を実現する入力回路9、及
び、第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクション
フィルタ機能を有し第2の信号周波数に対してインピー
ダンス整合を実現する出力回路10の、どちらか片方ま
たは両方が、第1の反射回路57を含み、第1の信号周
波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を有
し第2の信号周波数に対してインピーダンス整合を実現
する入力回路12及び、第1の信号周波数を遮断するバ
ンドリジェクションフィルタ機能を有し第2の信号周波
数に対してインピーダンス整合を実現する出力回路13
の、どちらか片方または両方が、第2の反射回路58を
含むものである。
マイクロ波増幅器は、図2に示すデュアルバンドマイク
ロ波増幅器において、第2の信号周波数を遮断するバン
ドリジェクションフィルタ機能を有し第1の信号周波数
に対してインピーダンス整合を実現する入力回路9、及
び、第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクション
フィルタ機能を有し第2の信号周波数に対してインピー
ダンス整合を実現する出力回路10の、どちらか片方ま
たは両方が、第1の反射回路57を含み、第1の信号周
波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を有
し第2の信号周波数に対してインピーダンス整合を実現
する入力回路12及び、第1の信号周波数を遮断するバ
ンドリジェクションフィルタ機能を有し第2の信号周波
数に対してインピーダンス整合を実現する出力回路13
の、どちらか片方または両方が、第2の反射回路58を
含むものである。
【0036】次に動作について説明する。第2の信号周
波数が第1の信号周波数の約2倍である場合には、第1
の反射回路57を見込むインピーダンスは、第1の信号
周波数に対して開放、第2の信号周波数に対して短絡で
ある。また、第2の反射回路58を見込むインピーダン
スは、第1の信号周波数に対して短絡、第2の信号周波
数に対して開放である。
波数が第1の信号周波数の約2倍である場合には、第1
の反射回路57を見込むインピーダンスは、第1の信号
周波数に対して開放、第2の信号周波数に対して短絡で
ある。また、第2の反射回路58を見込むインピーダン
スは、第1の信号周波数に対して短絡、第2の信号周波
数に対して開放である。
【0037】このことから、第1の信号周波数でデュア
ルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合には、第2の
反射回路58が第1の信号周波数を全反射するので、バ
ンドリジェクションフィルタ機能を有する第2の信号周
波数に対する3段目高出力増幅器52は、バンドリジェ
クションフィルタ機能を有する第1の信号周波数に対す
る3段目高出力増幅器51の動作、特性に影響を与えな
い。
ルバンドマイクロ波増幅器を使用する場合には、第2の
反射回路58が第1の信号周波数を全反射するので、バ
ンドリジェクションフィルタ機能を有する第2の信号周
波数に対する3段目高出力増幅器52は、バンドリジェ
クションフィルタ機能を有する第1の信号周波数に対す
る3段目高出力増幅器51の動作、特性に影響を与えな
い。
【0038】デュアルバンド増幅器を第2の信号周波数
で使用する場合も、同様に、バンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器51は、バンドリジェクションフィルタ機能を
有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
2の動作、特性に影響を与えない。
で使用する場合も、同様に、バンドリジェクションフィ
ルタ機能を有する第1の信号周波数に対する3段目高出
力増幅器51は、バンドリジェクションフィルタ機能を
有する第2の信号周波数に対する3段目高出力増幅器5
2の動作、特性に影響を与えない。
【0039】以上のように、この実施の形態5によれ
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器が、4分
の1波長の長さを有するマイクロストリップ線路で構成
される第1及び第2の信号周波数に対する反射回路を有
する構成としたので、スイッチを用いることなく、第1
の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波数に対す
る増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果が得られ
る。さらに、第1の信号周波数に対する増幅器は、4分
の1波長の長さを有するマイクロストリップ線路による
2倍波処理による波形整形効果により、効率が向上す
る。
ば、第1及び第2の信号周波数に対する増幅器が、4分
の1波長の長さを有するマイクロストリップ線路で構成
される第1及び第2の信号周波数に対する反射回路を有
する構成としたので、スイッチを用いることなく、第1
の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波数に対す
る増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果が得られ
る。さらに、第1の信号周波数に対する増幅器は、4分
の1波長の長さを有するマイクロストリップ線路による
2倍波処理による波形整形効果により、効率が向上す
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、従来
2系統用いていたドライバー段増幅器を、共通の小信号
広帯域増幅器で構成したので、部品点数の削減による小
型化が実現できる。また、第1及び第2の信号周波数に
対する増幅器をゲート電圧制御またはドレイン電圧制御
により切り替えることにより、スイッチを用いることな
く、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波
数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果が
ある。
2系統用いていたドライバー段増幅器を、共通の小信号
広帯域増幅器で構成したので、部品点数の削減による小
型化が実現できる。また、第1及び第2の信号周波数に
対する増幅器をゲート電圧制御またはドレイン電圧制御
により切り替えることにより、スイッチを用いることな
く、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波
数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果が
ある。
【0041】この発明によれば、上記と同様の理由で、
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器がバンドリジェク
ションフィルタ機能を有するインピーダンス整合回路を
有する構成としたので、スイッチを用いることなく、第
1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波数に対
する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果がある。
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器がバンドリジェク
ションフィルタ機能を有するインピーダンス整合回路を
有する構成としたので、スイッチを用いることなく、第
1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波数に対
する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果がある。
【0042】この発明によれば、上記と同様の理由で、
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器がハイパスあるい
はローパスフィルタ機能を有するインピーダンス整合回
路を有する構成としたので、スイッチを用いることな
く、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波
数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果が
ある。
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器がハイパスあるい
はローパスフィルタ機能を有するインピーダンス整合回
路を有する構成としたので、スイッチを用いることな
く、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の信号周波
数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができる効果が
ある。
【0043】この発明によれば、上記と同様の理由で、
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器が、キャパシタと
インダクタの直列共振回路とこれと並列に接続するキャ
パシタまたはインダクタで構成されるバンドリジェクシ
ョンフィルタを有する構成としたので、スイッチを用い
ることなく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の
信号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができ
る効果がある。
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器が、キャパシタと
インダクタの直列共振回路とこれと並列に接続するキャ
パシタまたはインダクタで構成されるバンドリジェクシ
ョンフィルタを有する構成としたので、スイッチを用い
ることなく、第1の信号周波数に対する増幅器と第2の
信号周波数に対する増幅器の相互干渉を防ぐことができ
る効果がある。
【0044】この発明によれば、上記と同様の理由で、
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器が、4分の1波長
の長さを有するマイクロストリップ線路で構成される第
1及び第2の信号周波数に対する反射回路を有する構成
としたので、スイッチを用いることなく、第1の信号周
波数に対する増幅器と第2の信号周波数に対する増幅器
の相互干渉を防ぐことができる。さらに、第1の信号周
波数に対する増幅器は、4分の1波長の長さを有するマ
イクロストリップ線路による2倍波処理による波形整形
効果により、効率が向上する効果がある。
部品点数の削減による小型化が実現できる。また、第1
及び第2の信号周波数に対する増幅器が、4分の1波長
の長さを有するマイクロストリップ線路で構成される第
1及び第2の信号周波数に対する反射回路を有する構成
としたので、スイッチを用いることなく、第1の信号周
波数に対する増幅器と第2の信号周波数に対する増幅器
の相互干渉を防ぐことができる。さらに、第1の信号周
波数に対する増幅器は、4分の1波長の長さを有するマ
イクロストリップ線路による2倍波処理による波形整形
効果により、効率が向上する効果がある。
【図1】 この発明の実施の形態1によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器の構成図である。
ドマイクロ波増幅器の構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器の構成図である。
ドマイクロ波増幅器の構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器の構成図である。
ドマイクロ波増幅器の構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器に用いる第1のバンドリジェクショ
ンフィルタの構成図である。
ドマイクロ波増幅器に用いる第1のバンドリジェクショ
ンフィルタの構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態4によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器に用いる第2のバンドリジェクショ
ンフィルタの構成図である。
ドマイクロ波増幅器に用いる第2のバンドリジェクショ
ンフィルタの構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態5によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器に用いる第1の反射回路の構成図で
ある。
ドマイクロ波増幅器に用いる第1の反射回路の構成図で
ある。
【図7】 この発明の実施の形態5によるデュアルバン
ドマイクロ波増幅器に用いる第2の反射回路の構成図で
ある。
ドマイクロ波増幅器に用いる第2の反射回路の構成図で
ある。
【図8】 従来のデュアルバンドマイクロ波増幅器の構
成図である。
成図である。
3,4 広帯域増幅器、5,6 高出力増幅器、7 バ
イアスコントロール回路(制御器)、9,12,14,
16 入力回路(入力側整合回路)、10,13,1
5,17 出力回路(出力側整合回路)、20 第1の
キャパシタ、21第1のインダクタ 22 第2のキャ
パシタ、25 第3のキャパシタ、26第2のインダク
タ、27 第3のインダクタ、28,30 マイクロス
トリップ線路、29 コンデンサ、57,58 反射回
路。
イアスコントロール回路(制御器)、9,12,14,
16 入力回路(入力側整合回路)、10,13,1
5,17 出力回路(出力側整合回路)、20 第1の
キャパシタ、21第1のインダクタ 22 第2のキャ
パシタ、25 第3のキャパシタ、26第2のインダク
タ、27 第3のインダクタ、28,30 マイクロス
トリップ線路、29 コンデンサ、57,58 反射回
路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H03H 11/04 H03H 11/04 F
Claims (5)
- 【請求項1】 2つ以上の信号周波数を選択的あるいは
同時に増幅するデュアルバンドマイクロ波増幅器におい
て、第1の信号周波数と第2の信号周波数を増幅する任
意の段数の小信号広帯域増幅器と、前記小信号広帯域増
幅器で増幅出力された前記第1の信号周波数を増幅する
第1の高出力増幅器と、前記小信号広帯域増幅器で増幅
出力された前記第2の信号周波数を増幅する第2の高出
力増幅器と、前記第1の信号周波数を増幅する場合に
は、前記第1の高出力増幅器を増幅動作させ、前記第2
の高出力増幅器を非増幅動作とし、前記第2の信号周波
数を増幅する場合には、前記第1の高出力増幅器を非増
幅動作とし、前記第2の高出力増幅器を増幅動作させる
制御器とを備えたことを特徴とするデュアルバンドマイ
クロ波増幅器。 - 【請求項2】 第1の高出力増幅器の入力側整合回路及
び出力側整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第1
の信号周波数を通過させ第2の信号周波数を遮断するバ
ンドリジェクションフィルタ機能を有する整合回路を使
用し、第2の高出力増幅器の入力側整合回路及び出力側
整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第2の信号周
波数を通過させ第1の信号周波数を遮断するバンドリジ
ェクションフィルタ機能を有する整合回路を使用したこ
とを特徴とする請求項1記載のデュアルバンドマイクロ
波増幅器。 - 【請求項3】 第1の高出力増幅器の入力側整合回路及
び出力側整合回路のどちらか片方あるいは両方に、第1
の信号周波数を通過させ第2の信号周波数を遮断するハ
イパスフィルタ機能を有する整合回路を使用し、第2の
高出力増幅器の入力側整合回路及び出力側整合回路のど
ちらか片方あるいは両方に、第2の信号周波数を通過さ
せ第1の信号周波数を遮断するローパスフィルタ機能を
有する整合回路を使用したことを特徴とする請求項1記
載のデュアルバンドマイクロ波増幅器。 - 【請求項4】 第1の信号周波数を通過させ第2の信号
周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を
有する整合回路は、第1のキャパシタと第1のインダク
タで構成される第1の信号周波数に対する直列共振回路
と、この直列共振回路と並列に接続し、その容量値が前
記第1のキャパシタの3分の1である第2のキャパシタ
を設けた容量回路を有し、第2の信号周波数を通過させ
前記第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクション
フィルタ機能を有する整合回路は、第3のキャパシタと
第2のインダクタで構成される第2の信号周波数に対す
る直列共振回路と、この直列共振回路と並列に接続し、
そのインダクタンス値が前記第2のインダクタの3倍で
ある第3のインダクタを設けたインダクタ回路を有する
ことを特徴とする請求項2記載のデュアルバンドマイク
ロ波増幅器。 - 【請求項5】 第1の信号周波数を通過させ第2の信号
周波数を遮断するバンドリジェクションフィルタ機能を
有する整合回路は、第1の信号周波数で約四分の一波長
の長さを有するマイクロストリップ線路の先端をコンデ
ンサを介してあるいは直接的に短絡する先端短絡線路を
有する反射回路を含み、第2の信号周波数を通過させ前
記第1の信号周波数を遮断するバンドリジェクションフ
ィルタ機能を有する整合回路は、前記第1の信号周波数
を通過させ第2の信号周波数を遮断するバンドリジェク
ションフィルタ機能を有する整合回路と、前記第1の信
号周波数で約四分の一波長の長さを有するマイクロスト
リップ線路の先端を開放とする先端開放線路を有する反
射回路を含むことを特徴とする請求項2記載のデュアル
バンドマイクロ波増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030190A JPH11234148A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | デュアルバンドマイクロ波増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10030190A JPH11234148A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | デュアルバンドマイクロ波増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11234148A true JPH11234148A (ja) | 1999-08-27 |
Family
ID=12296846
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10030190A Pending JPH11234148A (ja) | 1998-02-12 | 1998-02-12 | デュアルバンドマイクロ波増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11234148A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US10211861B2 (en) | 2015-03-17 | 2019-02-19 | Skyworks Solutions, Inc. | Multi-mode integrated front end module |
-
1998
- 1998-02-12 JP JP10030190A patent/JPH11234148A/ja active Pending
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US10637519B2 (en) | 2015-06-09 | 2020-04-28 | The University Of Electro-Communications | Dual-band amplifier |
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