JPH11232521A - 貨幣処理方法および装置 - Google Patents

貨幣処理方法および装置

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JPH11232521A
JPH11232521A JP10036037A JP3603798A JPH11232521A JP H11232521 A JPH11232521 A JP H11232521A JP 10036037 A JP10036037 A JP 10036037A JP 3603798 A JP3603798 A JP 3603798A JP H11232521 A JPH11232521 A JP H11232521A
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武 石田
Atsushi Yamada
淳 山田
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    • G07F5/24Coin-actuated mechanisms; Interlocks with change-giving
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D1/00Coin dispensers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】硬貨チューブ内に収納されている硬貨の枚数を
計数したカウント値をバッテリーバックアップされたR
AMに記憶保持するとともに、該記憶保持したカウンタ
値を必要以上に初期化せず、かつ、適切なタイミングで
初期化することのできる貨幣処理方法および装置を提供
する。 【解決手段】硬貨チューブ内に収納されている硬貨枚数
をバッテリーバックアップされたRAM(13)に記憶
保持するとともに、エンプティスイッチ(22)と硬貨
満杯スイッチ(23)の状態およびカセット検出センサ
(21)が検出するカセットチューブの種類をバッテリ
ーバックアップされたRAM(13)に記憶し、電源が
遮断され再投入される際に、RAM(13)に記憶され
たエンプティスイッチ(22)と硬貨満杯スイッチ(2
3)の状態およびカセット検出センサ(21)が検出す
るカセットチューブの種類を現状の状態と比較し、一致
しないものがあればRAM(13)に記憶された硬貨枚
数を初期化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、貨幣処理方法お
よび装置に関し、特に、釣銭払出用貨幣の保有枚数をバ
ッテリーバックアップされたメモリに記憶保持するとと
もに、該記憶保持した保有枚数を適切なタイミングで初
期化することのできる貨幣処理方法および装置に関す
る。
【0002】
【従来技術】自動販売機や両替機等で使用される貨幣処
理装置は、投入された貨幣を受け入れるとともに、必要
に応じて釣銭等の払い出しを行う。釣銭として払い出さ
れる貨幣は主として硬貨であり、払出用の硬貨は金種毎
の硬貨チューブに収納されている。この硬貨チューブに
は、貨幣処理装置への着脱が可能で、硬貨の補給や金種
毎の収容容量の変更を容易に行うことのできるカセット
タイプのものもある(特開昭60−55486号公報参
照)。
【0003】ところで、硬貨チューブには底部から所定
の高さの位置に硬貨の有無を検出するセンサ(以下、エ
ンプティスイッチと称する)が配設され、このエンプテ
ィスイッチの検出結果に基づき釣銭払い出しの可否を判
断している。例えば、硬貨チューブに13枚以上の硬貨
が収納された場合に、これを検出できる位置にエンプテ
ィスイッチを配設し、エンプティスイッチの検出誤差が
3枚以内であれば、エンプティスイッチは13±3枚以
上の硬貨が収納されたことを検出するので、エンプティ
スイッチが硬貨が収納されていることを検出した場合に
は、少なくとも10枚の硬貨が硬貨チューブに収納され
ていることになる。
【0004】ところが、エンプティスイッチの検出結果
のみで釣銭払い出しの可否を判断した場合、硬貨チュー
ブに収納されている硬貨が9枚以下になると当該金種は
払い出し不可能であると判断され、実際には釣銭の払い
出しが可能であるにもかかわらず釣銭の必要な商品の販
売が停止され、結果として販売機会を逸脱することにな
る。このため、エンプティスイッチの他にカウンタを設
け、このカウンタで硬貨の受け入れ枚数や払い出し枚数
を計数して、該計数結果に基づいて釣銭の払い出しの可
否の判断を行っている。
【0005】図5は、カウンタによる硬貨の収納枚数の
計数の流れを示すフローチャートである。カウンタは、
貨幣処理装置の電源投入により動作を開始する(ステッ
プ601)。このとき、硬貨チューブに収納されている
硬貨が9枚以下、つまり、エンプティスイッチが硬貨無
しの状態を検出していれば(ステップ602でNO)、
硬貨チューブ内に何枚の硬貨が収納されているかわから
ないため、カウンタはその値を0のままとしておく。エ
ンプティスイッチが硬貨有りの状態を示しているか硬貨
の受け入れによってエンプティスイッチが硬貨無しから
硬貨有りの状態に変化した場合は(ステップ602でY
ES)、硬貨チューブ内には少なくとも10枚の硬貨が
収納されているために、カウンタの値を10にプリセッ
トする(ステップ603)。
【0006】ここで、硬貨チューブの上部の所定の位置
に設けられた硬貨チューブが満杯であるか否かを検出す
るセンサ(以下、硬貨満杯スイッチと称する)が、硬貨
チューブが満杯であることを検出していた場合には(ス
テップ604でYES)、カウンタ値を100(硬貨満
杯スイッチが満杯を検出している場合には、硬貨チュー
ブには少なくとも100枚の硬貨が収納されているもの
とする)にプリセットする(ステップ605)。
【0007】次に、当該金種の硬貨が投入され、その硬
貨が硬貨チューブに収納されると(ステップ606でY
ES)、カウンタの値に1を加算し(ステップ60
7)、硬貨チューブから硬貨の払い出しが行われると
(ステップ608でYES)、カウンタの値から1減算
する(ステップ609)。
【0008】硬貨チューブ内の硬貨の増減により、カウ
ンタの値が10から9に変化し(ステップ610でYE
S)、このときエンプティスイッチが硬貨有りの状態を
示していた場合には(ステップ611でYES)、カウ
ンタの値は硬貨チューブ内の硬貨が9枚であることを示
しているがエンプティスイッチは硬貨チューブ内に少な
くとも10枚の硬貨が収納されていることを示している
ため、カウンタの値を10枚にプリセットする(ステッ
プ603)。
【0009】また、硬貨チューブ内の硬貨の増減によ
り、エンプティスイッチが硬貨有りを示す状態から硬貨
無しを示す状態に変化した場合には(ステップ612で
YES)、硬貨チューブ内に収納されている硬貨が12
±3枚となったことを示しているため、カウンタの値を
9枚にプリセットし(ステップ613)、エンプティス
イッチが硬貨無しを示す状態から硬貨有りを示す状態に
変化した場合には(ステップ614でYES)、硬貨チ
ューブ内に収納されている硬貨が13±3枚となったこ
とを示しているため、カウンタの値を10枚にプリセッ
トする(ステップ615)。
【0010】このようにカウンタ値を変化させた場合、
カウンタ値は硬貨チューブ内の収納硬貨枚数と必ずしも
一致していないことになる。例えば、電源投入時に硬貨
チューブ内に80枚の硬貨が収納されていた場合ではカ
ウンタ値は10となり、硬貨チューブ内に5枚の硬貨が
収納されていた場合ではカウンタ値は0となる。このた
め、前者の場合では釣銭の払い出しが可能であるのに不
可能であると認識したり(例えば、500円硬貨で35
0円の商品を購入しようとした場合で、100円の硬貨
チューブ内に100円硬貨が0枚、50円の硬貨チュー
ブ内に50円硬貨が0枚、10円硬貨チューブ内に10
円硬貨が80枚あり、10円硬貨15枚での釣銭払い出
しが可能であっても、10円の硬貨チューブに対応した
カウンタ値が10であれば、釣銭の払い出しを不可能で
あると認識する)、後者の場合では実際には払い出しが
可能(例えば、5枚の硬貨が収納されている状態)であ
っても、当該金種は払い出し不可能であると判断される
ことになる。
【0011】しかし、電源投入後の硬貨の増減により、
エンプティスイッチや硬貨満杯スイッチの状態が変化し
た場合には(ステップ604、612、614の各々で
YESの場合)、カウンタ値は硬貨チューブ内に収納さ
れている硬貨の枚数とほぼ一致した値にプリセットされ
るため、以降はカウンタ値に基づく釣銭の払い出しの可
否の判断が正確なものとなる。
【0012】したがって、カウンタ値をリセットする頻
度は、小さいほうが好ましいことになるが、カウンタ値
は電源の遮断および再投入や停電(瞬時停電を含む)、
電圧変動等によりリセットされてしまうため、これを防
止するためにカウンタ値をバッテリーバックアップされ
たRAMに記憶保持することも行われている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バッテリー
バックアップされたRAMにカウンタ値を記憶保持した
場合、自動販売機や貨幣処理装置等のメンテナンス等の
際に電源を遮断し、同時に硬貨チューブ内の硬貨の回収
やチューブカセットの交換等を行ってもカウンタ値は記
憶保持されるため、カウンタ値が実際に硬貨チューブ内
に収納されている硬貨枚数よりも大きくなってしまうこ
とがある。このような場合には、釣銭払い出しの可否判
断に狂いが生じてしまい、釣銭が未払いとなる不具合が
生じることもある。
【0014】そこで、この発明は、硬貨チューブ内に収
納されている硬貨の枚数を計数したカウント値をバッテ
リーバックアップされたRAMに記憶保持するととも
に、該記憶保持したカウンタ値を必要以上に初期化せ
ず、かつ、適切なタイミングで初期化することのできる
貨幣処理方法および装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、請求項1の発明では、投入された貨幣を収納手段
に収納し、該収納手段に収納された貨幣から貨幣の払い
出しを行う貨幣処理方法において、前記収納手段に収納
した貨幣の数と該収納手段から払い出した貨幣の数とに
基づいて前記収納手段に収納されている貨幣の数を計数
するとともに、該計数した貨幣の数と各部の状態とを電
源の入切に係わらず記憶保持できる記憶保持手段に記憶
し、電源投入時の状態が前記記憶保持手段に記憶保持さ
れている状態と異なる場合に前記記憶保持手段に記憶さ
れている貨幣の数を初期化することを特徴とする。
【0016】また、請求項2の発明では、請求項1の発
明において、前記収納手段に収納される貨幣は硬貨であ
り、前記収納手段に収納した硬貨の数と該収納手段から
払い出した硬貨の数とに基づいて前記収納手段に収納さ
れている硬貨の数を計数するとともに、該計数した硬貨
の数と各部の状態とを電源の入切に係わらず記憶保持で
きる記憶保持手段に記憶し、電源投入時の状態が前記記
憶保持手段に記憶保持されている状態と異なる場合に前
記記憶保持手段に記憶されている硬貨の数を初期化する
ことを特徴とする。
【0017】また、請求項3の発明では、請求項2の発
明において、前記収納手段に収納している硬貨の数が所
定の数以下となったことを検出するエンプティスイッチ
の検出出力が電源切断前と電源投入時とで異なっていた
場合に前記記憶保持手段に記憶保持している貨幣の数を
初期化することを特徴とする。
【0018】また、請求項4の発明では、請求項2また
は3の発明において、前記収納手段に収納している硬貨
が満杯となったことを検出する満杯スイッチの検出出力
が電源切断前と電源投入時とで異なっていた場合に前記
記憶保持手段に記憶保持している貨幣の数を初期化する
ことを特徴とする。
【0019】また、請求項5の発明では、請求項2乃至
4のいずれかの発明において、前記収納手段は貨幣処理
装置に脱着可能であるとともに複数種類存在し、電源切
断前の前記収納手段の種類と電源投入時の前記収納手段
の種類とが異なっていた場合に前記記憶保持手段に記憶
保持している硬貨の数を初期化することを特徴とする。
【0020】また、請求項6の発明では、請求項2乃至
5のいずれかの発明において、前記記憶保持手段に所定
のデータを記憶保持し、電源投入時に、前記記憶保持手
段に記憶された所定のデータが元のデータと異なってい
た場合に前記記憶保持手段に記憶保持している硬貨の数
を初期化することを特徴とする。
【0021】また、請求項7の発明では、投入された貨
幣を収納する収納手段と、該収納手段に収納された貨幣
を払い出す払出手段とを具備する貨幣処理装置におい
て、前記収納手段に収納した貨幣の数と該収納手段から
前記払出手段により払い出された貨幣の数とに基づいて
前記収納手段に収納されている貨幣の数を計数する計数
手段と、前記計数手段が計数した貨幣の数と各部の状態
とを電源の入切に係わらず記憶保持する記憶保持手段
と、電源投入時の状態が前記記憶保持手段に記憶保持さ
れている状態と異なる場合に前記記憶保持手段に記憶さ
れている貨幣の数を初期化する初期化手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0022】また、請求項8の発明では、請求項7の発
明において、前記収納手段に収納される貨幣は硬貨であ
り、前記収納手段は、該収納手段に収納している硬貨の
数を検出する硬貨数検出手段を少なくとも1つ具備する
ことを特徴とする。
【0023】また、請求項9の発明では、請求項8の発
明において、前記硬貨数検出手段は、前記収納手段に収
納している硬貨の数が所定の数以下となったことを検出
するエンプティスイッチであり、前記記憶保持手段は、
前記エンプティスイッチの検出出力が変化する毎に該出
力状態を記憶保持し、前記初期化手段は、前記記憶保持
手段に記憶された電源切断前の前記エンプティスイッチ
の状態と電源投入時の前記エンプティスイッチの状態と
が異なっていた場合に前記記憶保持手段に記憶保持して
いる硬貨の数を初期化することを特徴とする。
【0024】また、請求項10の発明では、請求項8ま
たは9の発明において、前記硬貨数検出手段は、前記収
納手段に収納している硬貨が満杯となったことを検出す
る満杯スイッチであり、前記記憶保持手段は、前記満杯
スイッチの検出出力が変化する毎に該出力状態を記憶保
持し、前記初期化手段は、前記記憶保持手段に記憶され
た電源切断前の前記満杯スイッチの状態と電源投入時の
前記満杯スイッチの状態とが異なっていた場合に前記記
憶保持手段に記憶保持している硬貨の数を初期化するこ
とを特徴とする。
【0025】また、請求項11の発明では、請求項8乃
至10のいずれかの発明において、前記収納手段は貨幣
処理装置に脱着可能であるとともに複数種類存在し、前
記記憶保持手段は、前記収納手段の種類を記憶保持し、
前記初期化手段は、前記記憶保持手段に記憶された電源
切断前の前記収納手段の種類と電源投入時の前記収納手
段の種類とが異なっていた場合に前記記憶保持手段に記
憶保持している硬貨の数を初期化することを特徴とす
る。
【0026】また、請求項12の発明では、請求項8乃
至11のいずれかの発明において、所定のデータを格納
するデータ格納手段をさらに具備し、前記記憶保持手段
は、前記データ格納手段に格納されている所定のデータ
を記憶保持し、前記初期化手段は、電源投入時に、前記
記憶保持手段に記憶された所定のデータと前記データ格
納手段に格納されているデータとが異なっていた場合に
前記記憶保持手段に記憶保持している硬貨の数を初期化
することを特徴とする。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係わる貨幣処理
方法および装置の一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。
【0028】図1は、貨幣処理装置の構成を示すブロッ
ク図である。貨幣処理装置1は、各部の制御や必要な演
算を行うCPU11と、CPU11内に設けられた記憶
手段であるROM12およびRAM13、投入された硬
貨の真偽および金種を選別する選別センサ14、選別セ
ンサ14の出力に基づき投入された硬貨を正貨と偽貨に
振り分ける正偽貨振分手段15、選別センサ14の出力
に基づき正偽貨振分手段15で正貨として振り分けられ
た硬貨をさらに金種別に振り分ける金種振分手段16
(16−1乃至16−3)、投入された硬貨が図示しな
い硬貨通路の所定の位置を通過したことを検知するパス
センサ17、図示しないカセットチューブから硬貨の払
い出しを行う払出手段18、払出手段18が払い出した
硬貨を図示しない払出口に搬送するための払出モータ1
9、払出モータ19が正常に動作したことを検出するキ
ャリアスイッチ(SW)20、図示しないカセットチュ
ーブの着脱および種類を検出するカセット検出センサ2
1、カセットチューブ内の硬貨が所定の枚数以下になっ
たことを検出するエンプティスイッチ(SW)22、カ
セットチューブ内の硬貨が満杯になったことを検出する
硬貨満杯スイッチ(SW)23を具備して構成される。
【0029】ここで、図2を参照して貨幣処理装置1に
おける硬貨の流れを説明する。図2は、貨幣処理装置1
の概観を示した図である。貨幣処理装置1では、投入口
2から投入された硬貨50は、硬貨通路3−1を通り重
力により移動し、途中で選別センサ14により正偽貨選
別および金種選別が行われる。選別センサ14を通過し
た硬貨50は、正偽貨振分手段15で選別センサ14の
選別結果に基づき正貨と偽貨に振り分けられ、正貨は金
種振分手段16へ送られ、偽貨は図示しない返却口から
返却される。
【0030】正偽貨振分手段15で正貨として振り分け
られた硬貨50は、金種振分手段16へ送られるが、そ
の途中でパスセンサ17により通過が検出される。金種
振分手段16では、硬貨50を金種別に振り分け、カセ
ットチューブ4の硬貨チューブ(A)41−1乃至
(D)41−4のいずれかの対応する金種の硬貨チュー
ブへ硬貨通路3−2を通して導くが、対応する硬貨チュ
ーブの硬貨満杯スイッチ23(23−1乃至23−4の
いずれか)が、当該硬貨チューブが満杯であることを示
している場合には、硬貨50を図示しない金庫へ導く。
【0031】金種振分手段16は、実際には図1に示し
たように金種振分手段(1)16−1と金種振分手段
(2)16−2、金種振分手段(3)16−3で構成さ
れ、金種振分手段(1)16−1が硬貨50をカセット
チューブ4と図示しない金庫のいずれかへ振り分け、金
種振分手段(2)16−2が金種振分手段(1)16−
1によりカセットチューブ4側へ振り分けられた硬貨5
0を硬貨チューブ(A)41−1と硬貨チューブ(B)
41−2側または硬貨チューブ(C)41−3と硬貨チ
ューブ(D)41−4側のいずれかへ振り分ける。金種
振分手段(3)16−3は、金種振分手段(2)16−
2により硬貨チューブ(A)41−1と硬貨チューブ
(B)41−2側に振り分けられた硬貨50を硬貨チュ
ーブ(A)41−1と硬貨チューブ(B)41−2とに
振り分け、硬貨チューブ(C)41−3と硬貨チューブ
(D)41−4側に振り分けられた硬貨50を硬貨チュ
ーブ(C)41−3と硬貨チューブ(D)41−4とに
振り分ける。
【0032】カセットチューブ4へ導かれて収納された
硬貨50は、釣銭等の払い出しが行われる際に、払出手
段18や払出モータ19、キャリアスイッチ20(図1
参照)等を具備する払出装置5によって払い出される。
【0033】なお、カセットチューブ4を構成する硬貨
チューブ(A)41−1乃至(E)41−5には各々エ
ンプティスイッチ22−1乃至22−5が配設されてい
る。また、硬貨チューブ(E)41−5は、予め収納し
た硬貨を払い出すのみで投入された硬貨の受け入れは行
わないため、硬貨満杯スイッチ23は配設されていな
い。
【0034】図3は、カセットチューブ4の概観を示し
た図である。カセットチューブ4は、同図に示すように
5本の硬貨チューブ41−1乃至41−5が1組として
カセット状に構成されており、底部には硬貨チューブ4
1−1乃至41−5内に収納されている硬貨を受け止め
るとともに、貨幣処理装置1に装着されたときに抜き取
られて収納されている硬貨を払出装置5へ送り込むよう
にしたペイアウトスライド板42が設けられている。
【0035】また、カセットチューブ4は、収納する硬
貨の金種や容量によって複数の種類があり(例えば、硬
貨チューブ41−1乃至41−5が全て異なる金種の硬
貨を収納する場合や、5本全てが同一金種の硬貨を収納
する場合等)、その種類を表すために突起43−1乃至
43−3が設けられている。この突起43−1乃至43
−3は、該突起の有無でカセットチューブ4の種類を表
しており、3つの突起で3ビット、つまり、最大で8種
類を区別することができ、カセットチューブ4が貨幣処
理装置1に装着された際に、貨幣処理装置1のカセット
検出センサ21によりその有無が検出され、貨幣処理装
置1が装着されたカセットチューブ4の種類を判定す
る。
【0036】さて、貨幣処理装置1は、従来技術の欄で
説明した貨幣処理装置と同様に、エンプティスイッチ2
2および硬貨満杯スイッチ23の状態と投入された硬貨
の数(金種振分手段16の動作状態とパスセンサ17の
出力により取得)、払い出した硬貨の数(払出手段18
の動作状態より取得)に基づいて、CPU11が硬貨チ
ューブ41−1乃至41−5の各々に収納されている硬
貨の数を計数し、RAM13に記憶している。RAM1
3は、バッテリーバックアップされており、貨幣処理装
置1の電源遮断により記憶内容が消去されることはな
い。
【0037】また、この貨幣処理装置1では、電源投入
時にRAM13に記憶保持されている硬貨の数と硬貨チ
ューブ41−1乃至41−5に実際に収納されている硬
貨の数と大きく異なることに起因する不具合を生じさせ
ないために以下の4つの条件のいずれかに該当する場合
には、RAM13に記憶保持されている硬貨の数を初期
化する。
【0038】第1の条件は、電源投入時にエンプティス
イッチ22(22−1乃至22−5)の状態(硬貨の有
無の検出出力)が、RAM13に記憶されている電源が
遮断される直前のエンプティスイッチ22の状態と異な
っていることであり、第2の条件は、電源投入時に硬貨
満杯スイッチ23(23−1乃至23−4)の状態(硬
貨が満杯であるか否かの検出出力)が、RAM13に記
憶されている電源が遮断される直前の硬貨満杯スイッチ
23の状態と異なっていることである。
【0039】また、第3の条件は、電源投入時にカセッ
ト検出センサ21が検出したカセットチューブ4の種類
が、RAM13に記憶されている電源が遮断される直前
のカセットチューブ4の種類と異なっていることであ
り、第4の条件は、前回RAM13が初期化された際に
RAM13に記憶されたダミーデータとROM12に記
憶されているダミーデータが異なっていることである。
【0040】これらの条件のうち、第1の条件と第2の
条件は、カセットチューブ4を構成する硬貨チューブ4
1−1乃至41−5の各々について、電源遮断直前と電
源投入(再投入)時の状態を比較し、硬貨チューブ41
−1乃至41−5のいずれか1本の硬貨チューブに対し
て状態の変化があった場合、当該硬貨チューブに収納さ
れている硬貨が回収または補給されたことは明らかであ
るが、他の4本の硬貨チューブに収納されている硬貨に
対しても回収または補給が行われたものとしてRAM1
3を初期化して、改めてエンプティスイッチ22の状態
等に基づいて収納されている硬貨枚数の計数を行う。
【0041】また、第3の条件ではカセットチューブ4
の種類自体が変更されているため、収納されている硬貨
枚数や金種が変更されているのは明らかであり、RAM
13を初期化して、改めてエンプティスイッチ22の状
態等に基づいて収納されている硬貨枚数の計数を行う。
【0042】第4の条件は、バッテリーバックアップさ
れているRAM13の記憶内容の信頼性を確認する条件
であり、RAM13に記憶保持されているダミーデータ
が、本来同じデータであるはずのROM12に記憶され
ているダミーデータと異なっていれば、カセットチュー
ブ4に収納されている硬貨枚数を比較する以前にRAM
13に記憶されている電源の遮断直前の状態そのものに
信頼性がないため、RAM13を初期化して、改めてエ
ンプティスイッチ22の状態等に基づいて収納されてい
る硬貨枚数の計数を行う。
【0043】なお、RAM13の初期化を行った場合に
は、次回の電源投入時のためにROM12に記憶されて
いるダミーデータを改めてRAM13に記憶保持させ
る。
【0044】ここで、図4を参照して、電源投入時の貨
幣処理装置1の初期動作の流れを説明する。図4は、電
源投入時の貨幣処理装置1の初期動作の流れを示すフロ
ーチャートである。
【0045】貨幣処理装置1は、電源が投入されると初
期動作を開始し(ステップ501)、まず、貨幣処理装
置1が接続されている自動販売機の制御部等との通信を
行うための各ポートの初期化を行い(ステップ50
2)、RAM13のうちバッテリーバックアップがされ
ていない部分の初期化を行う(ステップ503)。
【0046】次に、RAM13のバッテリーバックアッ
プされている部分に記憶保持されているダミーデータを
ROM12に記憶されているダミーデータと比較し(ス
テップ504)、この比較の結果、ダミーデータの全て
が一致していれば(ステップ505でYES)、カセッ
トチューブ4の各硬貨チューブ41−1乃至41−5の
エンプティスイッチ22−1乃至22−5の状態とRA
M13に記憶保持されている電源が遮断される直前のエ
ンプティスイッチ22−1乃至22−5の状態と比較す
る(ステップ506)。ここで、現在の各エンプティス
イッチ22−1乃至22−5の状態が全て電源遮断前の
状態と一致していれば(ステップ507でYES)、カ
セット検出センサ21が検出したカセットチューブ4の
種類とRAM13に記憶保持されている電源が遮断され
る直前のカセットチューブ4の種類を比較する(ステッ
プ508)。比較の結果、カセットチューブ4の種類が
一致した場合には(ステップ509でYES)、硬貨満
杯スイッチ23−1乃至23−4の各状態をRAM13
に記憶保持されている電源が遮断される直前の硬貨満杯
スイッチ23−1乃至23−4の状態と比較する(ステ
ップ510)。この比較の結果、各硬貨満杯スイッチ2
3−1乃至23−4の状態が全て一致していれば(ステ
ップ511でYES)、ダミーデータの比較(ステップ
504)とエンプティスイッチ22の状態の比較(ステ
ップ506)、カセットチューブ4の種類の比較(ステ
ップ508)、硬貨満杯スイッチ23の状態の比較(ス
テップ510)の全ての結果が、電源が遮断される直前
の状態と等しいことを示しているため、電源の遮断中に
カセットチューブ4に収納されている硬貨の回収および
補給が行われなかったものとして、初期動作を終了して
(ステップ515)、通常の動作(販売待機動作)へ移
行する。
【0047】一方、ダミーデータの比較(ステップ50
4)とエンプティスイッチ22の状態の比較(ステップ
506)、カセットチューブ4の種類の比較(ステップ
508)、硬貨満杯スイッチ23の状態の比較(ステッ
プ510)のいずれかで、一致しないという結果が得ら
れた場合には(ステップ505、507、509、51
1のいずれかでNO)、RAM13の記憶内容に信頼性
が無いかカセットチューブ4に収納されている硬貨の回
収または補給が行われたものとして、RAM13のバッ
テリーバックアップされていれる領域(全領域でもよ
い)を初期化し(ステップ512)、ROM12に記憶
されているダミーデータをRAM13に記憶保持させ
(ステップ513)、現状のエンプティスイッチ22の
状態からカセットチューブ4に収納されている硬貨枚数
を算出してRAM13に記憶し(ステップ514)、初
期動作を終了して(ステップ515)、通常の動作(販
売待機動作)へ移行する。
【0048】なお、エンプティスイッチ22および硬貨
満杯スイッチ23の状態やカセット検出センサ21が検
出するカセットチューブ4の種類は、貨幣処理装置1が
通常の動作を行っている際に変化があった場合にRAM
13の記憶内容を更新することで、電源が遮断された場
合には、常にその直前の状態が記憶保持されることにな
る。また、貨幣処理装置1が通常の動作を行っている際
に、電源が投入された状態でカセットチューブ4に収納
されている硬貨の回収や補給が行われた場合には、カセ
ット検出センサ21がカセットチューブ21の脱着を検
出した場合に、RAM13を初期化する。
【0049】なお、この実施例では、硬貨の払い出しを
行う貨幣処理装置について説明したが、両替機や高額商
品を販売する自動販売機等で使用する紙幣の払い出しを
行う貨幣処理装置においても、この発明を適用すること
で電源遮断中の紙幣の回収や補給に起因する払い出し不
能の状態を回避することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、硬貨チューブ内に収納されている硬貨枚数をバッテ
リーバックアップされたRAMに記憶保持するととも
に、エンプティスイッチと硬貨満杯スイッチの状態およ
びカセット検出センサが検出するカセットチューブの種
類をバッテリーバックアップされたRAMに記憶し、電
源が遮断され再投入される際に、RAMに記憶されたエ
ンプティスイッチと硬貨満杯スイッチの状態およびカセ
ット検出センサが検出するカセットチューブの種類を現
状の状態と比較し、一致しないものがあればRAMに記
憶された硬貨枚数を初期化するように構成したので、停
電等による電源の遮断の際にも硬貨枚数の記憶を消失す
ることなく、カセットチューブに収納されている硬貨の
払い出しの可否を適格に判断することができ、電源遮断
中の硬貨の回収や補給による実際の硬貨枚数とRAMに
記憶されている硬貨枚数の相違で生じる硬貨の払い出し
が不可能といった不具合を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】貨幣処理装置の構成を示すブロック図。
【図2】貨幣処理装置1の概観を示した図。
【図3】カセットチューブ4の概観を示した図。
【図4】電源投入時の貨幣処理装置1の初期動作の流れ
を示すフローチャート。
【図5】カウンタによる硬貨の収納枚数の計数の流れを
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 貨幣処理装置 2 投入口 3−1、3−2 硬貨通路 4 カセットチューブ 5 払出装置 11 CPU 12 ROM 13 RAM 14 選別センサ 15 正偽貨振分手段 16、16−1、16−2、16−3 金種振分手段 17 パスセンサ 18 払出手段 19 払出モータ 20 キャリアスイッチ 21 カセット検出センサ 22、22−1〜22−5 エンプティスイッチ 23、23−1〜23−4 硬貨満杯スイッチ 41、41−1〜41−5 硬貨チューブ 42 ペイアウトスライド板 43−1、43−2、43−3 突起 50 硬貨

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 投入された貨幣を収納手段に収納し、該
    収納手段に収納された貨幣から貨幣の払い出しを行う貨
    幣処理方法において、 前記収納手段に収納した貨幣の数と該収納手段から払い
    出した貨幣の数とに基づいて前記収納手段に収納されて
    いる貨幣の数を計数するとともに、該計数した貨幣の数
    と各部の状態とを電源の入切に係わらず記憶保持できる
    記憶保持手段に記憶し、電源投入時の状態が前記記憶保
    持手段に記憶保持されている状態と異なる場合に前記記
    憶保持手段に記憶されている貨幣の数を初期化すること
    を特徴とする貨幣処理方法。
  2. 【請求項2】 前記収納手段に収納される貨幣は硬貨で
    あり、 前記収納手段に収納した硬貨の数と該収納手段から払い
    出した硬貨の数とに基づいて前記収納手段に収納されて
    いる硬貨の数を計数するとともに、該計数した硬貨の数
    と各部の状態とを電源の入切に係わらず記憶保持できる
    記憶保持手段に記憶し、電源投入時の状態が前記記憶保
    持手段に記憶保持されている状態と異なる場合に前記記
    憶保持手段に記憶されている硬貨の数を初期化すること
    を特徴とする請求項1記載の貨幣処理方法。
  3. 【請求項3】 前記収納手段に収納している硬貨の数が
    所定の数以下となったことを検出するエンプティスイッ
    チの検出出力が電源切断前と電源投入時とで異なってい
    た場合に前記記憶保持手段に記憶保持している貨幣の数
    を初期化することを特徴とする請求項2記載の貨幣処理
    方法。
  4. 【請求項4】 前記収納手段に収納している硬貨が満杯
    となったことを検出する満杯スイッチの検出出力が電源
    切断前と電源投入時とで異なっていた場合に前記記憶保
    持手段に記憶保持している貨幣の数を初期化することを
    特徴とする請求項2または3記載の貨幣処理方法。
  5. 【請求項5】 前記収納手段は貨幣処理装置に脱着可能
    であるとともに複数種類存在し、 電源切断前の前記収納手段の種類と電源投入時の前記収
    納手段の種類とが異なっていた場合に前記記憶保持手段
    に記憶保持している硬貨の数を初期化することを特徴と
    する請求項2乃至4のいずれかに記載の貨幣処理方法。
  6. 【請求項6】 前記記憶保持手段に所定のデータを記憶
    保持し、 電源投入時に、前記記憶保持手段に記憶された所定のデ
    ータが元のデータと異なっていた場合に前記記憶保持手
    段に記憶保持している硬貨の数を初期化することを特徴
    とする請求項2乃至5のいずれかに記載の貨幣処理方
    法。
  7. 【請求項7】 投入された貨幣を収納する収納手段と、
    該収納手段に収納された貨幣を払い出す払出手段とを具
    備する貨幣処理装置において、 前記収納手段に収納した貨幣の数と該収納手段から前記
    払出手段により払い出された貨幣の数とに基づいて前記
    収納手段に収納されている貨幣の数を計数する計数手段
    と、 前記計数手段が計数した貨幣の数と各部の状態とを電源
    の入切に係わらず記憶保持する記憶保持手段と、 電源投入時の状態が前記記憶保持手段に記憶保持されて
    いる状態と異なる場合に前記記憶保持手段に記憶されて
    いる貨幣の数を初期化する初期化手段とを具備すること
    を特徴とする貨幣処理装置。
  8. 【請求項8】 前記収納手段に収納される貨幣は硬貨で
    あり、 前記収納手段は、該収納手段に収納している硬貨の数を
    検出する硬貨数検出手段を少なくとも1つ具備すること
    を特徴とする請求項7記載の貨幣処理装置。
  9. 【請求項9】 前記硬貨数検出手段は、 前記収納手段に収納している硬貨の数が所定の数以下と
    なったことを検出するエンプティスイッチであり、 前記記憶保持手段は、前記エンプティスイッチの検出出
    力が変化する毎に該出力状態を記憶保持し、 前記初期化手段は、前記記憶保持手段に記憶された電源
    切断前の前記エンプティスイッチの状態と電源投入時の
    前記エンプティスイッチの状態とが異なっていた場合に
    前記記憶保持手段に記憶保持している硬貨の数を初期化
    することを特徴とする請求項8記載の貨幣処理装置。
  10. 【請求項10】 前記硬貨数検出手段は、 前記収納手段に収納している硬貨が満杯となったことを
    検出する満杯スイッチであり、 前記記憶保持手段は、前記満杯スイッチの検出出力が変
    化する毎に該出力状態を記憶保持し、 前記初期化手段は、前記記憶保持手段に記憶された電源
    切断前の前記満杯スイッチの状態と電源投入時の前記満
    杯スイッチの状態とが異なっていた場合に前記記憶保持
    手段に記憶保持している硬貨の数を初期化することを特
    徴とする請求項8または9記載の貨幣処理装置。
  11. 【請求項11】 前記収納手段は貨幣処理装置に脱着可
    能であるとともに複数種類存在し、 前記記憶保持手段は、前記収納手段の種類を記憶保持
    し、 前記初期化手段は、前記記憶保持手段に記憶された電源
    切断前の前記収納手段の種類と電源投入時の前記収納手
    段の種類とが異なっていた場合に前記記憶保持手段に記
    憶保持している硬貨の数を初期化することを特徴とする
    請求項8乃至10のいずれかに記載の貨幣処理装置。
  12. 【請求項12】 所定のデータを格納するデータ格納手
    段をさらに具備し、 前記記憶保持手段は、前記データ格納手段に格納されて
    いる所定のデータを記憶保持し、 前記初期化手段は、電源投入時に、前記記憶保持手段に
    記憶された所定のデータと前記データ格納手段に格納さ
    れているデータとが異なっていた場合に前記記憶保持手
    段に記憶保持している硬貨の数を初期化することを特徴
    とする請求項8乃至11のいずれかに記載の貨幣処理装
    置。
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