JPH11231789A - ラベル再利用防止構造 - Google Patents
ラベル再利用防止構造Info
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- JPH11231789A JPH11231789A JP3562198A JP3562198A JPH11231789A JP H11231789 A JPH11231789 A JP H11231789A JP 3562198 A JP3562198 A JP 3562198A JP 3562198 A JP3562198 A JP 3562198A JP H11231789 A JPH11231789 A JP H11231789A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- laminate
- adhesive
- top surface
- adhesive material
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Abstract
利用防止構造のラベルを提供すること。 【解決手段】 樹脂製被着体によく粘着する粘着材
(4)を塗布したラベル(1)に、表面から粘着材
(4)に達する複数の切り込み(6、7)をラベル
(1)の周囲あるいは周囲および内部に設けている。
Description
使用寿命に亘って表示する必要があるラベルであって、
貼付されたラベルが剥離されて再利用することを防止す
るラベル再利用防止構造に関する。
被着体に表示されたり、非常に破れ易い脆質フィルムと
強力な粘着力を有する粘着材を組合せて、剥がそうとす
るとすぐに破れて、剥すことができないラベル等は知ら
れている。
に貼付するラベルの場合、室内の大部分の被着体は樹脂
で構成されている。最近は、特にその質感の向上のた
め、表面に皮革状のシボ付けすることが広く行われてい
るが、シボ付樹脂の表面にラベルを貼付することが困難
である。そればかりでなく、再利用を防止出来るラベル
では、貼付時の粘着力が不十分で剥れやすいという問題
がある。
いてラベルを添付する技術も知られている。しかし、上
述した様なラベルの再利用の防止については、何等考慮
されていない。
不足に起因して貼付したラベルが自然に剥がれてしまう
(或いは剥がれ易い)点と、剥がれない場合においては
再利用防止の機能を発揮しない点、との2点である。
開示されているが、本願の課題を解決するものでない。
確実に貼付することができ、ラベル再利用が防止できる
ラベル再利用防止構造を提供することを目的としてい
る。
容を製品の使用寿命に亘って表示する必要があるラベル
であって、貼付されたラベルが剥離されて再利用するこ
とを防止するラベル再利用防止構造において、前記ラベ
ルの表面に印字してラミネートで覆い裏面に粘着材を塗
布し、その粘着材はシボ付被着体に対しても強力な粘着
力を有しており、粘着面には離型紙が貼付され、ラミネ
ート表面から粘着材層に達する所定形状の複数箇所の切
り込みが設けられている。
付されているラベルを剥がして再利用しようとしても、
外周部、内部等が切れて原型を保持したまま剥がすこと
ができないので、再び貼付して利用することができな
い。
使用されていたものは、それに所定の形状の切込みを追
加することで使用可能のため、切込み用の型を追加すれ
ばよいので、余分のコストがかからない。
施の形態を説明する。
ル1の平面形状を示している。また、図2はそのラベル
1のシートの構成を示し、より切れ易くして効果を高め
るため脆質フィルム(例えば塩ビフィルム)で構成され
たラベル基材3の表面3a(図における上面)には、図
示を省略した記載内容が印字されており、その表面3a
は印字面を保護するためラミネート2で被覆されてい
る。そして、ラベル基材3の裏面(図における下面)に
は、被着体である図示しないシボ付樹脂部材によく粘着
する粘着材4が塗布されており、保管中に粘着すること
を防止する離型紙5が粘着面に貼付されている。
ネート2から、粘着材4まで達するカギ状の切込み6
と、長辺1A(図における上、下)には2ケ所のT字状
の複数の切り込み7とが設けられている。
る。
動車の車室内のシボ付樹脂部材の部分に貼付してあるも
のを、例えば、再利用する目的で剥がそうとしても、ラ
ベル基材3は脆質フィルムである塩ビフィルムで構成さ
れており、粘着材はシボ付樹脂部材にも強力に粘着する
粘着材4で貼付されている。従って、ラベル1を剥がそ
うとすれば、例えば図3に示すように、四隅はカギ状の
切込み6から外方の部分はシボ付樹脂部材側に残り、T
字状の切込み7の外側部分もシボ付樹脂部材側に残って
しまう。さらに、符号6a,7aで示す様にラベル1の
内側へ切り欠き部が進行したり、内側に進行した切り欠
き部同士が接続されて、ラベル1の一部(符号7bで示
す開口部に対応する部分)がシボ付き樹脂部材上に残留
してしまったりするので、再利用することはできない。
定されるものでなく、例えば、図4に示す別の実施形態
のようにX字状の切込み11をラベル全面に配置したも
のや、図5に示す他の実施形態のように、外周部にT字
状の切込み12、内部全面に十字状の切込み13を配置
してもよい。
うに、U字状の切込み14を外周部に配置したもの、図
7に示すように、外周部配置の切込み形状をL字状1
5、逆L字状16の組合せとしたもの等でもよい。ま
た、ラベル基材3は脆質フィルムに限定されるものでな
く、従来公知のフィルムでもよい。
貼付されているラベルを剥がして再利用しようとして
も、外周部、内部等が切れて原型を保持したまま剥がす
ことができないので、再び貼付して利用することができ
ない。
使用されていたものは、それに所定の形状の切込みを追
加することで使用可能のため、切込み用の型を追加すれ
ばよいので、余分のコストがかからない。
ラベルの平面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 記載内容を製品の使用寿命に亘って表示
する必要があるラベルであって、貼付されたラベルが剥
離されて再利用することを防止するラベル再利用防止構
造において、前記ラベルの表面に印字してラミネートで
覆い裏面に粘着材を塗布し、その粘着材はシボ付被着体
に対しても強力な粘着力を有しており、粘着面には離型
紙が貼付され、ラミネート表面から粘着材層に達する所
定形状の複数箇所の切り込みが設けられていることを特
徴とするラベル再利用防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03562198A JP3496747B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ラベル再利用防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03562198A JP3496747B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ラベル再利用防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11231789A true JPH11231789A (ja) | 1999-08-27 |
JP3496747B2 JP3496747B2 (ja) | 2004-02-16 |
Family
ID=12446940
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03562198A Expired - Lifetime JP3496747B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-02-18 | ラベル再利用防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3496747B2 (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1998
- 1998-02-18 JP JP03562198A patent/JP3496747B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3496747B2 (ja) | 2004-02-16 |
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