JPH0622869Y2 - ラベル - Google Patents

ラベル

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JPH0622869Y2
JPH0622869Y2 JP1989108515U JP10851589U JPH0622869Y2 JP H0622869 Y2 JPH0622869 Y2 JP H0622869Y2 JP 1989108515 U JP1989108515 U JP 1989108515U JP 10851589 U JP10851589 U JP 10851589U JP H0622869 Y2 JPH0622869 Y2 JP H0622869Y2
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JP
Japan
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base material
adhesive layer
label base
back surface
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JP1989108515U
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JPH0289470U (ja
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豊 松口
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Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Osaka Sealing Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、包装用箱体等に貼着する送り先、宛名等の表
示用のラベルに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種のラベルとしては、第8図に示したよう
に、ラベル基材(102)の裏面に印刷を施して印刷層(103)
を形成し、該ラベル基材(102)の裏面両側部分(102a)(10
2b)に接着剤を塗布して接着剤層(104)を形成してなるも
のがあった。
さらに、この種のラベルとして、接着ラベルが実開昭5
1−152994号公報に開示されている。この接着ラ
ベルは、ラベルの裏面に接着剤層を形成し、その接着剤
層でラベルの裏面に保護紙を仮着し、その保護紙に裏切
りを設けたものである。
(考案が解決しようとする課題) 第8図に示すラベル(101)は、ラベル基材(102)の裏面全
面に接着剤層(104)が形成されていないので、包装用箱
体等に貼着した後、該ラベル(101)を容易に剥離するこ
とができた。
しかしながら、該ラベル(101)は、接着剤層(104)がラベ
ル基材(102)の裏面全面に一様に形成されていないの
で、該ラベル基材(102)の表面に印刷を施す際に、該接
着剤層(104)の付近で段差が生じて印刷むらやずれが生
じていた。
また、該ラベル(101)は、ラベル基材(102)の裏面両面部
分(102a)(102b)に接着剤を塗布して接着剤層(104a)(104
b)を形成する際、両接着剤層(104a)(104b)の幅を同一に
することが困難であり、第9図に示したようなラベル(1
01′)しか製作することができず、このラベル(101′)
では、包装用箱体等へ安定した貼着が望めなかった。
また、実開昭51−152994号公報に開示されてい
る接着ラベルでは、包装用箱体等に貼着した後、容易に
かつ綺麗に剥離することができるが、貼着したラベルの
一部分を他の部分に貼着して再利用することができなか
った。
それゆえに、本考案の目的は、包装用箱体等に貼着した
後、容易にかつ綺麗に剥離することができ、その印刷層
において、印刷むらやずれも生じることなく、また、貼
着したラベルの一部分を他の部分に貼着して再利用する
ことができるラベルを提供することである。
(課題を解決するための手段) この考案は、環状の切込が形成されたラベル基材と、ラ
ベル基材の裏面に形成される接着剤層と、接着剤層の外
周縁を露出させるように、ラベル基材の裏面の一部に前
記接着剤層で仮着される剥離台紙とを含み、環状の切込
は剥離台紙の範囲内に形成された、ラベルである。
(考案の作用・効果) 本考案は、ラベル基材に形成された接着剤層の外周縁を
露出するように剥離台紙が仮着されているので、包装用
箱体等に貼着した後、剥離台紙が仮着された部位におい
ては、容易かつ奇麗にラベル基材を剥離することができ
る。しかも、ラベル基材の表面に、印刷層を形成する場
合、少なくとも剥離台紙の範囲内においては、印刷むら
やずれを生じることがない。また、貼着したラベル基材
の一部分を他の部分に貼着して再利用することができる
ラベルを得ることができる。
この考案は上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1図は、本考案の一実施例たるラベルの斜視図であ
り、第2図は、該ラベルの断面図であり、第3図は、該
ラベルの製作工程を示した斜視図である。
ラベル(1)は、ラベル基材(2)の表面に印刷層
(3)を形成し、該ラベル基材(2)の裏面に接着剤層
(4)および剥離台紙(5)を順次積層してなるもので
ある。
ラベル基材(2)は、第1図および第2図に示すよう
に、上ラベル基材(2a)、下ラベル基材(2b)および仮着剤
層(2c)等からなり、上ラベル基材(2a)と下ラベル基材(2
b)とが仮着剤層(2c)で仮着されてなる。
上ラベル基材(2a)は、紙、合成樹脂等のシート状のもの
からなり、その表面には、オフセット印刷、グラビア印
刷等の周知の印刷技術で印刷が施されて印刷層(3)が
形成されている。
また、該上ラベル基材(2a)には、適宜な環状の切込
(6)を切設して、部分的に剥がすことが可能となる小
片(7)が設けられている。この切込(6)は、後記の
切抜(9)が切設してある範囲内に設けられている。
下ラベル基材(2b)は、紙、合成樹脂等のシート状のもの
の表面にシリコン等の剥離剤を塗布してなるものであ
り、その裏面には、カーテンフロー、リバースコータ等
の周知の塗布装置又は印刷装置によって、感圧接着剤等
の接着剤が塗布されて接着剤層(4)が形成されてい
る。
下ラベル基材(2b)は、第5図に示すように、適宜な
切込(10)がその表面から裏面に達するように設けられて
いる。
この切込(10)は、ラベル(1)を貼着した後、張替え防
止用に形成されている。
該仮着剤層(2c)は、感圧接着剤等の接着剤からなり、上
ラベル基材(2a)の裏面と下ラベル基材(2b)の表面との間
に介装され、該上ラベル基材(2a)と下ラベル基材(2b)と
を仮着している。
印刷層(3)は、送り先、宛名、バーコード等の表示を
オフセット印刷等の周知の印刷技術を用いて形成するも
のであり、ラベル基材(2)の表面に形成されている。
接着剤層(4)は、感圧接着剤等の接着剤をカーテンフ
ロー等の周知の塗布装置又は印刷装置で形成したもので
あり、ラベル基材(2)の裏面の全面に亘って形成され
ている。
剥離台紙(5)は、紙等のシート状のものからなる剥離
紙の表面に、シリコン等の剥離剤を塗布してなる剥離剤
層を形成してなる帯状のものであり、前記のラベル基材
(2)の裏面に形成した接着剤層(4)の外周縁を露出
するように、該ラベル基材(2)等に該接着剤層(4)
を介して仮着されている。
この場合、帯状の剥離台紙(8)に、前記のラベル基材
(2)等を、接着剤層(4)を介して、適宜な間隔をあ
けて一列に並べて仮着し、該帯状の剥離台紙(8)に、
ラベル基材(2)等が仮着してある範囲内において、ロ
ーラに適宜な形状の切刃を設けてなる切込機で環状の切
抜(9)を切設して、剥離台紙(5)を形成し、第3図
に示すように、剥離台紙(5)をラベル基材(2)等に
仮着したまま残すようにして、剥離台紙(5)部位以外
の帯状の剥離台紙(8)をラベル基材(2)等から剥が
せばよい。
すなわち、帯状の剥離台紙(8)に環状の切抜(9)を
切設して形成された剥離台紙(5)は、ラベル基材
(2)等の外周縁を露出するようにして、該ラベル基材
(2)の内側に設けられている。
しかして、本考案に係るラベル(1)が、得られるので
ある。
該ラベル(1)は、第4図に示したように、該ラベル
(1)を包装用箱体等に貼着したままで、該ラベル
(1)の上ラベル基材(2a)の小片(7)を剥がして他の
部分に貼着して、チェック等をすることができる。
さらに、該ラベル(1)は、包装用箱体等に貼着した
際、該ラベル(1)の外周縁以外の部分、すなわち、剥
離台紙(5)が仮着されている部分が、該包装用箱体等
に貼着されていないので、後に剥がすことが容易であ
る。
また、該ラベル(1)を剥がした際、該ラベル(1)の
外周縁以外の部分が、包装用箱体等に貼着されていない
ので、該ラベル(1)の外周縁以外の部分において、包
装用箱体等の印刷等の表示を一緒に剥がすこともないの
で、その表示を後で見ることもできる。
本考案は、上記のものに限定されるものではない。
例えば、第6図および第7図に示すように、ラベル
(1)において、剥離台紙(5)が、仮着されている範
囲内で、下ラベル基材(2b′)に環状の切込(11)を切設
して、下ラベル基材(2b′)を部分的に剥がすことが可
能となる小片(12)を設けたラベル(1)にしてもよい。
この場合、小片(12)は、ラベル(1)を貼着した後に、
剥離して他の部分に貼着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例たるラベルの斜視図であ
る。第2図は、第1図に示したラベルのX−X線断面図
である。第3図は、第1図図示のラベルの製作工程を示
した斜視図である。第4図は、第1図乃至第3図に示し
たラベルの使用の状態を表した斜視図である。第5図
は、第1図図示例の下ラベル基材の一例を示す斜視図で
ある。第6図および第7図は、さらに他の実施例を示
し、第6図はその斜視図であり、第7図は、第6図Z−
Z線断面図である。第8図および第9図は、従来のラベ
ルの斜視図である。 (1)……ラベル、(2)……ラベル基材、(2a)……上
ラベル基材、(2b)(2b′)……下ラベル基材、(2c)……
仮着剤層、(3)……印刷層、(4)……接着剤層、
(5)……剥離台紙、(6)(10)(11)……切込、(9)
……切抜、(7)(12)……小片、(8)……帯状の剥離
台紙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状の切込が形成されたラベル基材、 前記ラベル基材の裏面に形成される接着剤層、および 前記接着剤層の外周縁を露出させるように、前記ラベル
    基材の裏面の一部に前記接着剤層で仮着される剥離台紙
    を含み、 前記環状の切込は剥離台紙の範囲内に形成された、ラベ
    ル。
JP1989108515U 1989-09-16 1989-09-16 ラベル Expired - Lifetime JPH0622869Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989108515U JPH0622869Y2 (ja) 1989-09-16 1989-09-16 ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989108515U JPH0622869Y2 (ja) 1989-09-16 1989-09-16 ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0289470U JPH0289470U (ja) 1990-07-16
JPH0622869Y2 true JPH0622869Y2 (ja) 1994-06-15

Family

ID=31343923

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989108515U Expired - Lifetime JPH0622869Y2 (ja) 1989-09-16 1989-09-16 ラベル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51152994U (ja) * 1975-05-30 1976-12-06

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Publication number Publication date
JPH0289470U (ja) 1990-07-16

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