JPH086555Y2 - 塗り分けマーキング用アプリケーシヨンシート - Google Patents

塗り分けマーキング用アプリケーシヨンシート

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JPH086555Y2
JPH086555Y2 JP215190U JP215190U JPH086555Y2 JP H086555 Y2 JPH086555 Y2 JP H086555Y2 JP 215190 U JP215190 U JP 215190U JP 215190 U JP215190 U JP 215190U JP H086555 Y2 JPH086555 Y2 JP H086555Y2
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JP215190U
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栄一 田島
潤 佐々木
隆彦 加藤
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Kuramoto Sangyo Co
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Kuramoto Sangyo Co
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等の車両の外装面や、自動販売機等
の外装面に貼着される、塗り分けマーキング用アプリケ
ーションシートに関するものである。
〔従来の技術〕 自動車の外装面や、自動販売機の外装面は、防錆効果
を高めるととも共に、装飾効果を高めるために塗装が行
われている。近時では、さらに意匠効果を高めるため
に、2色以上の色を塗り分けることが行われるようにな
り、かかる作業においては、特公昭58−1989号公報に示
される如く、再剥離性弱粘着アプリケーションシート
に、塗料塗り分け部分をマスクする粘着マスキングシー
トを仮貼着したマスキング用アプリケーションシートを
使用して、例えばツートンカラーの塗装を行うことが知
られていた。
具体的には、第8図(a)のように、再剥離性弱粘着
アプリケーションシート51に、塗料塗り分け部分をマス
クする粘着マスキングシート52A、52Bを仮貼着したマス
キング用アプリケーションシート50を、(b)のよう
に、予め第1の塗装53を施した外装面の指定位置に、マ
スキング用アプリケーションシート50を貼着後、アプリ
ケーションシート51のみを剥離し、粘着マスキングシー
ト52A、52Bを残存させる。次いで、転着されたマスキン
グシート52A、52Bの上から前記第1の塗装と異なる色の
第2の塗装54を施した後、マスキングシート52A、52Bを
剥離して((c))、最終的にツートンカラーの塗装面
を得るものである。
また、このマスキング用アプリケーションシート50に
代えて、第9図のように、まず(a)のように多色の図
柄を印刷した粘着マーキングシート61を再剥離型アプリ
ケーションシート62に仮に保持した粘着マーキングシー
ト用アプリケーションシート60を用意し、これを(b)
のように被着体63の外装面に貼着した後に、(c)のよ
うにアプリケーションシート62をマスキング材として利
用し、上から塗装を行い、最終的にはそのアプリケーシ
ョンシート62を剥離することが知られている。
この後者の方法によれば、複雑な装飾模様を有する貼
着マーキングシートを貼着すると共に、第1の方法より
さらに多色の外装面を得ることができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
以上の従来の各技術は、次の如き不具合がある。すな
わち、アプリケーションシートをマスキング材として塗
装を行なうので、アプリケーションシート全面に塗料が
かかり、第1の塗装面またはマーキングシートを露出さ
せるために、アプリケーションシートを剥がすときに、
アプリケーションシート端面を針もしくはカッター等の
治具により切り込みながら、持ち上げて剥離する必要が
ある。
しかし、この作業は慎重に行なわないと、塗り分け端
面に傷をつけたり汚染したりする恐れがあるため、剥離
作業が面倒で煩雑であった。
したがって、本考案の課題は、アプリケーションシー
トの剥離作業の簡略化、容易化を図ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題は、片面に粘着剤層を有するマーキングシー
トと、前記粘着剤層の反対側面に対して剥離可能に重合
されたアプリケーションシートとを有する塗り分けマー
キング用アプリケーションシートにおいて、 前記アプリケーションシートが複数に分割され、少な
くとも一つの分割端部が重合され剥離用摘み部が形成さ
れていることで解決される。
〔作用〕
本考案では、アプリケーションシートが複雑に分割さ
れ、少なくとも一つの分割端部が重合され剥離用摘み部
が形成されている。その結果、重合に伴う摘み部におい
て段差が生じ、もって上側シートの端面からその上側シ
ートを容易に剥離することができ、その剥離が終了した
ならば、他のシートについても容易に剥離できる。ま
た、上側シートを剥離するとき、治具を用いて下側シー
トに傷つけるまたは汚染することがあっても、マーキン
グシートは下側シートにより保護されており、もってマ
ーキングシートの傷つきが防止されるとともに、傷つい
た下側シートは後に剥離するものであるため、なんら支
承のないものであり、結果として合理的な構造が提供さ
れる。
〔実施例〕
以下本考案を図面を参照しながら、いくつかの実施例
によりさらに詳説する。
第1図は、本考案に係る塗り分けマスキング用アプリ
ケーションシート1の構成を模型的に表現した断面図で
ある。
このアプリケーションシート1は前述の後者の方法に
適用されるもので、基材2Aの一方の面に印刷層2Bを有
し、他方に面に粘着剤層2Cを有するマーキングシート2
と、前記一方の面上に剥離可能に重合されたアプリケー
ションシート3とを有する。
本考案においては、従来の一枚のアプリケーションシ
ート62とは異なり、二枚のアプリケーションシート3A、
3Bとに分割されている。これらアプリケーションシート
3A、3Bの基材3aのマーキングシート2側には、前記粘着
剤2Cより接着力が相対的に低い弱粘着剤層3bを有してい
る。また、アプリケーションシート3A、3Bの分割端部
が、マーキングシート2上において重合されている。か
かる重合部分の形成により剥離用摘み部が形成されてい
る。
さらに、必要により、シート全体の保護、特に粘着剤
2C、3bの保護にために、シリコン処理によって剥離性を
もたせた剥離シート4が粘着剤2C面に積層されている。
上記粘着マーキングシート2の基材2Aとしては、プラ
スチックシート、紙、金属箔などが用いられ、また、印
刷層2Bとしては、図柄や文字等をシルクスクリーン印刷
等の適宜の印刷方法で一色好ましくは多色に印刷され
る。
アプリケーションシート3の基材3aとしては、プラス
チックシート、紙、金属箔などが用いられ、その弱粘着
剤層3bとしては、粘着剤2Cと同様にアクリル系、ゴム系
などの粘着剤もしくは接着剤層が用いられるが、基材3a
として最も好ましいのは、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレン、あるい
はこれらを含む合成樹脂の透明シートである。
かかるアプリケーションシート3A、3Bは、マーキング
シート2に対して、ローラーあるいは熱ローラー等で加
圧し貼り付けるのが好適である。かくしてアプリケーシ
ョンシート3A、3Bを貼り合わせた後、塗り分けする形状
すなわちマスキングする形状に合せて打抜いて、塗り分
けマーキング用アプリケーションシート1を得ることが
できる。
一方、第5図例のように、マーキングシート2とアプ
リケーションシート3A、3Bとの外径寸法は同一とするこ
とができる。
このように構成された塗り分けマーキング用アプリケ
ーションシート1は次記のように適用される。
すなわち、まずアプリケーションシート1からその剥
離シート4を剥離し、第2図のように、被着体10に粘着
剤2Cおよび3bを介して貼着する。この場合、ヘラ等で加
圧して貼り着けるのが好ましく、続いて塗装工程に導
き、第3図のように、アプリケーションシート3A、3B上
から塗装し、塗装層11を形成する。この後、塗装完全乾
燥前あるいは乾燥後、塗装層11を通して、アプリケーシ
ョンシート3Aのアプリケーションシート3Bに対する重合
部分を針やカッターなどの適宜の治具により、第3図の
仮想線で示すように、切り起こし、そのままあるいは手
でもしくは機械的に剥離する。他方のアプリケーション
シート3Bについては、その端面が露出しているので、剥
離作業は極めて容易である。
この剥離により、第4図のように、被着体10、塗装層
11、マーキングシート2の印刷層2Bとの間で、異なる色
調に塗り分けられるとともに、興味のある図柄が顕出さ
れる。
第6図および第7図はさらに態様を異にする例を示し
たもので、アプリケーションシート3A、3Bに対して、た
とえば文字状のマーキングシート2が複数積層されたも
のである。この例においても、同様に剥離作業が容易に
なされることが判明しよう。
また、この例においては、アプリケーションシート3
A、3Bの重合部分については、粘着剤層3bを省略し、ア
プリケーションシート3Aの端部をより容易に摘み剥離す
るようにしたものである。
他方、アプリケーションシート3A、3Bの重合部分の処
理としては、このように粘着剤層を形成しないなどのほ
か、一方の端部を二重に重ねて他方のシート上に重合す
る、第2図の状態において、重合帯を直線化することな
く、幅方向中間に他方のシートの他端側に突出する摘み
開始部分を形成するなどの変形例がある。
さらに、上記例では、2枚のアプリケーションシート
としたが、3分割以上行うことができ、本考案において
は、少なくとも一つの分割端部が、マーキングシート上
において重合されていれば基本的に目的を達成できる。
一方、本考案におけるマーキングシート2上に印刷層
2Bを有することを必須としない。たとえば、第6図およ
び第7図の例において、印刷層2Bを形成しなくとも、マ
ーキングシート2の基材2Aが何らかの地色を有するか
ら、塗装層11との色が異なる以上、マーキングシート2
の形状および色が塗装層11との関係の下で顕出される。
このように、本考案においては、アプリケーションシー
ト3が印刷層を有しないマーキングシート2に直接重合
されている態様も含まれる。
さらに、アプリケーションシート3の重合部分は、マ
ーキングシート2上であることも必須としない。また、
マーキングシート2よりアプリケーションシート3が小
さいものであってもよい。たとえば、塗装層11として透
明クリアー層とする場合には、マーキングシート2の周
囲が透明クリアー層とされ、その他の部分が直接外部に
露出する態様を採ることができるからである。
他方、本考案のシートは、第6図および第7図の例を
挙げたことからも推測できるように、従来の第1の方法
にも適用できる。
〔考案の効果〕
以上の通り、本考案によれば、塗り分け端面よりアプ
リケーションシートを剥がす必要がないので、塗り分け
端面に傷をつけたり、汚染したりする恐れがない。した
がって、剥離作業に慎重性を要することがなく、作業時
間を短縮することができるとともに、作業者の負担が軽
減される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る塗り分けマーキング用アプリケー
ションシートの断面図、第2図は被着体への貼着状態斜
視図、第3図はその塗装後の状態の断面図、第4図は最
終的に得られる塗り分け状態断面図、第5図はアプリケ
ーションシートの変形例の断面図、第6図は他の例の斜
視図、第7図はその断面図、第8図は従来の第1の方法
の工程図、第9図は従来の第2の方法の工程図である。 1…塗り分けマーキング用アプリケーションシート、2
…マーキングシート、2B…印刷層、2C…粘着剤層、3A、
3B…アプリケーションシート、4…剥離シート、10…被
着体、11…塗装層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】片面に粘着剤層を有するマーキングシート
    と、前記粘着剤層の反対側面に対して剥離可能に重合さ
    れたアプリケーションシートとを有する塗り分けマーキ
    ング用アプリケーションシートにおいて、 前記アプリケーションシートが複数に分割され、少なく
    とも一つの分割端部が重合され剥離用摘み部が形成され
    ていることを特徴とする塗り分けマーキング用アプリケ
    ーションシート
JP215190U 1990-01-13 1990-01-13 塗り分けマーキング用アプリケーシヨンシート Expired - Lifetime JPH086555Y2 (ja)

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JP215190U JPH086555Y2 (ja) 1990-01-13 1990-01-13 塗り分けマーキング用アプリケーシヨンシート

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Publication Number Publication Date
JPH0394980U JPH0394980U (ja) 1991-09-27
JPH086555Y2 true JPH086555Y2 (ja) 1996-02-28

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ID=31506031

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JP215190U Expired - Lifetime JPH086555Y2 (ja) 1990-01-13 1990-01-13 塗り分けマーキング用アプリケーシヨンシート

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