JPH0247025Y2 - - Google Patents

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JPH0247025Y2
JPH0247025Y2 JP3087384U JP3087384U JPH0247025Y2 JP H0247025 Y2 JPH0247025 Y2 JP H0247025Y2 JP 3087384 U JP3087384 U JP 3087384U JP 3087384 U JP3087384 U JP 3087384U JP H0247025 Y2 JPH0247025 Y2 JP H0247025Y2
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JP
Japan
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film
cutting
translucent
plate making
screen
Prior art date
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Application number
JP3087384U
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English (en)
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JPS60142964U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 スクリーン印刷や捺染に使用されるプラスチツ
クス製の製版用カツテイングフイルムに関する。
従来例の構成とその問題点 スクリーン印刷用のプラステイツクス製の製版
用カツテイングフイルムをスクリーンに接着する
ためは、従来アイロンその他加熱による場合、あ
るいはアルコール等の溶剤を使用する例がある。
しかし、このように加熱手段や溶剤使用について
は工程が複雑であり、多色刷りの場合などでは製
版を色毎に別個にしなければならなかつた。
考案の目的 本考案は上記のような従来の難点を解消すると
共に、3層からなるプラステイツクス製フイルム
又はトレーシングペーパーのような加工紙を利用
して作図や文字書きが確実にでき、一つの製版で
多色刷りが可能であり、スクリーンの裏面への粘
着が容易で、又剥離も自由に何度も使用できるス
クリーン印刷等に用いる製版用カツテイングフイ
ルムを提供しようとするものである。
考案の構成 上記目的達成のため、プラステイツクス製の透
明なベースフイルムと、このベースフイルム上で
剥離可能に積層され上面に粘着剤層を有する透明
な中間フイルムと、この中間フイルム上に積層さ
れ前記粘着剤層に対し比較的容易な離型性を有す
る半透明フイルムとの3層から成り、前記最上面
の離型性を有する半透明フイルムは着色又は無着
色で無地若しくは碁盤目模様その他作図、文字書
き等の目安となる目盛を設けたスクリーン印刷等
に用いる製版用カツテイングフイルムとした。
3層を形成するプラステイツクス製フイルム
は、ベースフイルム及び中間フイルムが透明であ
り、最上層も半透明フイルムであるので、作図又
は文字書き原図上に載せた時、細部まで透視する
ことができ、この原図に従つて切版することが容
易である。
最上層の半透明フイルムには、無地若しくは碁
盤目模様その他の目盛があるので、これを目安と
して作図すれば容易であり、切版に際してもどこ
を切抜いたかが明白となり、多色刷り等で切抜い
た部分に再度戻すような場合等の目印が得られて
極めて使用勝手がよくなつた。
実施例の説明 以下、図面に従つて実施例を説明する。
第1図は本考案の製版用カツテイングフイルム
で、1はプラステイツクス製の透明なベースフイ
ルム、2は透明な中間フイルムで、上面に粘着剤
層3を有し、ベースフイルム1とは離型可能に積
層されている。4は最上層の半透明フイルムで、
粘着剤との離型性を有し、薄い色で碁盤目5を形
成してある。上記ベースフイルム1、中間フイル
ム2及び半透明フイルム4の3層はそれぞれ剥離
又は離型可能に積層されたプラステイツクス製フ
イルムである。プラステイツクス製フイルムとし
ては、塩化ビニール、ポリプロピレン、ポリエス
テル、ポリエチレン等が使用でき、最上層の半透
明フイルムとしては無色又は薄く着色しておいて
もよく、マツト(艶消し)状に形成される。尚、
トレシングペーパーのような紙、加工紙等を最上
層の半透明フイルムとして利用することができ
る。
3層から成る製版用カツテイングフイルムの最
上層である半透明フイルム上に設けた碁盤目5等
を利用して、下書き図の上に載せた状態でカツテ
イングナイフで切目6を入れる(第2図)、切目
は3層のフイルムの第3層ベースフイルム1に届
く程度にしている。
この切目6を入れた3層フイルムを利用して、
スクリーン印刷するには、切目6より図柄を残し
て、最上層の半透明フイルム4と中間フイルム2
を離型する(第3図)。このようにすることによ
り切目6を境としたカツト部分が明確となり図柄
を有するベースフイルムが残る。
次いで、中間フイルム2の粘着剤層3を利用し
て、スクリーン7裏面に粘着させる。粘着にはス
クリーン7の裏面に前記図柄を残したベースフイ
ルム1を当て、スクリーン7の表面側よりローラ
をかけて圧着すればよい。そして、図柄を現わし
た中間フイルム2を残して、スクリーン7の裏面
側ベースフイルム1を取除き、この裏面側に製版
用乳液を塗り、乾燥後図柄の中間フイルム2を取
除くことにより製版が完了する。この方法は切版
乳液法と称することができる。スクリーン7の裏
面に形成した製版により、印刷用油製インク、捺
染用水性インキ及びフロツキー加工用接着剤など
により従来通りスクリーン印刷が可能となる。
上記のように本考案では、3層からなるスクリ
ーン印刷又は捺染用の製版カツテイングフイルム
を構成すると共に最上層の半透明フイルム4上に
作図又は字を書くのに便利な碁盤目5或いはその
他の目安を設けることにより、製版用カツテイン
グフイルムの利用が極めて容易となり、切目を入
れて取除いたり、多色刷りのために再度図柄部分
を取付けたりするのに便利となつた。
考案の効果 3層から成る製版用カツテイングフイルムの最
上層としての半透明フイルムに碁盤目若しくはそ
の他の目安を設けてあるので、下書き図柄や文字
等を透視して、カツテイングナイフによる切目の
形成に非常に便利となつた。又、スクリーンの裏
面に3層中の中間フイルムを粘着させて製版を完
成する場合、多色刷りとして再三に亘つて図柄の
抜取り、はめ込みを必要とする場合等にも、境界
線が明瞭であり、本考案の利用価値が高く実用効
果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案製版用カツテイングフイルムの
一部を剥離して示した斜視図、第2図は図柄を最
上層の半透明フイルムに形成した平面図、第3図
は図柄を残して半透明フイルム及び中間フイルム
を取除いた平面図、第4図はスクリーン裏面に図
柄を粘着して製版する状態を示す斜視図である。 1……ベースフイルム、2……中間フイルム、
3……粘着剤層、4……離型性を有する半透明フ
イルム、5……碁盤目。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) プラステイツクス製の透明なベースフイルム
    と、このベースフイルム上で剥離可能に積層さ
    れ上面に粘着剤層を有する透明な中間フイルム
    と、この中間フイルム上に積層され前記粘着剤
    層に対し比較的容易な離型性を有する半透明フ
    イルムとの3層から成り、前記最上面の離型性
    を有する半透明フイルムは着色又は無着色で無
    地若しくは碁盤目模様その他作図、文字書き等
    の目安となる目盛を設けたことを特徴とするス
    クリーン印刷等に用いる製版用カツテイングフ
    イルム。 (2) 離型性を有する半透明フイルムとして、プラ
    ステイツクスに代えてトレーシングペーパーの
    ような加工紙を用いた実用新案登録請求の範囲
    第1項記載のスクリーン印刷等に用いる製版用
    カツテイングフイルム。
JP3087384U 1984-03-02 1984-03-02 スクリ−ン印刷等に用いる製版用カツテイングフイルム Granted JPS60142964U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3087384U JPS60142964U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 スクリ−ン印刷等に用いる製版用カツテイングフイルム

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JP3087384U JPS60142964U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 スクリ−ン印刷等に用いる製版用カツテイングフイルム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60142964U JPS60142964U (ja) 1985-09-21
JPH0247025Y2 true JPH0247025Y2 (ja) 1990-12-11

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ID=30530957

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JP3087384U Granted JPS60142964U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 スクリ−ン印刷等に用いる製版用カツテイングフイルム

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JP (1) JPS60142964U (ja)

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JPS60142964U (ja) 1985-09-21

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