JPH0352466Y2 - - Google Patents

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JPH0352466Y2
JPH0352466Y2 JP8365786U JP8365786U JPH0352466Y2 JP H0352466 Y2 JPH0352466 Y2 JP H0352466Y2 JP 8365786 U JP8365786 U JP 8365786U JP 8365786 U JP8365786 U JP 8365786U JP H0352466 Y2 JPH0352466 Y2 JP H0352466Y2
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JP
Japan
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tablecloth
synthetic resin
film
laminated
resin film
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JP8365786U
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JPS62196069U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、合成樹脂フイルムを積層してなるテ
ーブルクロスに関し、さらに詳しくは容易に剥せ
る特徴をもつテーブルクロスに関する。
〔従来の技術〕
最近のテーブルクロスは布以外に合成樹脂フイ
ルムを用いるものが多くなつた。
たとえば塩化ビニル樹脂フイルムの表面に柄の
印刷を施したものとか、更にこの裏面に布貼りし
たものが知られている。
しかし、いずれのテーブルクロスもフイルムの
表面に汚れや傷等が生じ易く、美感を損ない易い
上、長持ちしない問題点がある。
〔考案の目的及び概要〕
本考案の目的は汚れや傷がついても直ちに美感
を取り戻すことができ、耐久性にすぐれたテーブ
ルクロスを提供することにある。
本考案の目的は、基体の合成樹脂フイルムの片
面に1枚もしくは2枚以上の合成樹脂フイルムを
アクリルエマルジヨンの粘着層を介して剥離可能
に積層してなるテーブルクロスによつて達成され
る。
〔考案の具体的説明及び実施例〕
本考案において、合成樹脂フイルムの材料とし
ては塩化ビニル樹脂が最も好ましいが、それ以外
にも、ポリエチレン、ポリプロピレンなどが使用
可能であり、基体となる合成樹脂フイルムはその
片面に積層する合成樹脂フイルムと、同一材料で
あつても異なる材料であつてもよい。これらのフ
イルムを剥離可能に積層するためには、粘着層と
してアクリルエマルジヨンが必要で、これを粘着
層に用いた場合は、後述のようにフイルムを剥し
たときに、剥した後のフイルム面に糊残りが生じ
ない(べたつきが残らない)と云う利点もある。
基体となる合成樹脂フイルムに積層する合成樹
脂フイルムの枚数は、1枚でも2枚以上でもよい
が、テーブルクロスとしての商品価値を高めたり
美感を高めるためには、基体を含めたこれらのフ
イルムに色、柄、模様など適当な前処理を施して
おくことが望ましい。
本考案のテーブルクロスを製造するにはたとえ
ば、第1図に代表される工程を採用すればよい。
すなわち、前工程で印刷仕上げを施した基体の
フイルム1をガイドロール2を介してラミネート
工程に送り、一方粘着層を片面に設けた積層すべ
きフイルム3もラミネート工程に供給する。そし
て圧着ロール4,5で2枚のフイルム1,3をラ
ミネートしたのちガイドロール6,7を経て印刷
工程に送り、ここでバツクアツプロール8と印刷
ロール9とを用いて積層フイルム10の片面に柄
や模様などを印刷し、しかるのちロール11で巻
取ればよい。上記は2層構造のテーブルクロスを
例にしたが、ラミネート工程と印刷工程を増せば
3層以上のテーブルクロスを製造することができ
る。
本考案のテーブルクロスは合成樹脂フイルムが
剥離可能に積層されているため長期間使用して汚
れや傷などが発生しても、表面のフイルムを剥し
取るだけで何回も使用することができる。
実施例 1 第1図に示す工程に従つて、第2図のテーブル
クロスを製造した。
まず基体のフイルム20は塩化ビニル樹脂フイ
ルムを使用し、前工程で印刷仕上げ(+印)を施
した。次にこのフイルムに積層させるフイルム2
2として、アクリルエマルジヨンの粘着層21,
23を有する2枚の塩化ビニル樹脂フイルム(マ
スキングテープ、三井東圧株式会社製)22,2
4を使用し、このうち1枚には・印、もう1枚に
は☆印の印刷を施した。
このようにして得られたテーブルクロスを第2
図イ,ロに示す。このテーブルクロスはロに明ら
かなように剥れ易いテーブルクロスであり、剥し
た後はA面に糊残りが生じない、柄のきれいなテ
ーブルクロスであつた。
〔考案の効果〕
本考案のテーブルクロスは容易に剥せるよう幾
枚かの合成樹脂フイルムを剥離可能に積層してあ
るので、表面に汚れ、傷、変形などが発生して
も、一枚取り去ればすぐ美感を取り戻すことがで
きる。したがつて従来とは違つて数倍も長持ちす
ることが可能となつた。
また合成樹脂フイルムの積層品であるため、適
度の重量感が出て、テーブル等に載置しても容易
にすべつたりずれたりすることがない。しかも各
フイルムの色や柄模様の組合せにより異なつた雰
囲気を出すことができ、内装品として高い商品価
値を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテーブルクロスを製造するた
めの代表的な工程図を示すものであり、第2図は
本考案の一実施例を示すもので、イはテーブルク
ロスの平面図、ロはその拡大縦断面図である。 20…基体となる合成樹脂フイルム、21,2
3…アクリルエマルジヨンの粘着層、22,24
…積層した合成樹脂フイルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 基体となる合成樹脂フイルムの片面に1枚もし
    くは2枚以上の合成樹脂フイルムをアクリルエマ
    ルジヨンの粘着層を介して剥離可能に積層してな
    ることを特徴とするテーブルクロス。
JP8365786U 1986-06-03 1986-06-03 Expired JPH0352466Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP8365786U JPH0352466Y2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03

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JP8365786U JPH0352466Y2 (ja) 1986-06-03 1986-06-03

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Publication Number Publication Date
JPS62196069U JPS62196069U (ja) 1987-12-12
JPH0352466Y2 true JPH0352466Y2 (ja) 1991-11-13

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JPS62196069U (ja) 1987-12-12

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