JPH01247159A - シボ模様付きシート類の製造方法 - Google Patents

シボ模様付きシート類の製造方法

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JPH01247159A
JPH01247159A JP7569788A JP7569788A JPH01247159A JP H01247159 A JPH01247159 A JP H01247159A JP 7569788 A JP7569788 A JP 7569788A JP 7569788 A JP7569788 A JP 7569788A JP H01247159 A JPH01247159 A JP H01247159A
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sheet
resin layer
ultraviolet ray
base material
roll
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JP7569788A
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Hitoshi Noda
野田 整
Hiroyuki Kamata
博行 鎌田
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Achilles Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はテーブルクロス、テーブルマント、ランチョン
マソト、キッチンマント、デスクマント、シャワーカー
テン等として利用されるシボ模様付きシート類に関する
〔従来の技術及び 発明が解決しようとする課題〕
近年テーブルクロス、テーブルマット、ランチョンマッ
ト、キッチンクロス、デスクマント、シャワーカーテン
等としてポリ塩化ビニルシートのような熱可塑性樹脂シ
ートよりなるものが広(用いられており、このようなシ
ート類として滑り防止等の目的で片面にシボを設けたも
のも知られている。
従来この種のシート類において片面にシボ模様を設ける
にはポリ塩化ビニルシートのような熱可塑性樹脂シート
を加熱軟化させてゴムロールとエンボスロールとの間を
通過させ、両ロールによって挟圧する方法が採用されて
いる。
しかしながら、ゴムロール表面は鏡面ではなく、しかも
熱可塑性樹脂シート表面は加熱軟化されているため、こ
のような方法によってシボ模様を付与すると、シートの
ゴムロールと接した側の面の平滑性が悪くなり透明性が
低下するという欠点があった。
これらの欠点を解決する方法として、従来■ゴムロール
側に水を供給してゴムロール表面の微細凹凸を水によっ
て埋めてゴムロール表面が鏡面に近くなるようにしてシ
ボ加工を行う方法、■ゴムロールとしてブチルゴム等の
表面平滑性の高い材質のゴムよりなるものを用いる方法
、等が提案されている。
ところが■の方法では、供給した水の排出設備が必要に
なるとともに、加熱軟化されたシートが水によって急冷
されてしまうため、シボ模様の付きが甘くなり、しかも
プレートアウトしゃすくシボ模様の変化が起こり易いと
いう欠点がある。また■の方法では、通常のゴムロール
を用いるよりは透明性の高いものが得られるものの、充
分な透明性を有するとはいい難く、しかも加熱軟化され
たシートがゴムロールに付着して剥がれ(ロール取られ
現象)、シート表面の荒れを起こし易いという欠点があ
った。
〔課題を解決するための手段〕
本考案者は上記の点に鑑み鋭意研究した結果、シボ模様
非形成面側に紫外線架橋樹脂層を設けておくことにより
、通常のゴムロールとエンボスロールとからなる装置に
よってシボ加工を行っても、シートの透明性を低下する
ことなくシボ模様を付与することができ、しかも得られ
たシートrJlは表面が耐汚染性を有し、シボ模様の非
形成面側から、反対側のシボ模様が透過して見える美麗
な外観を示すことを見出し本発明を完成するに到った。
即ち本発明の要旨の一つは、熱可塑性樹脂よりなるシー
ト基材の片面側に紫外線架橋樹脂層を設け且つ他面側に
はシボ模様が設けられていることを特徴とするシボ模様
付きシート類にある。また本発明のいま一つの要旨は、
熱可塑性樹脂よりなるシート基材の片面に紫外線架橋樹
脂層を設けた積層体を加熱軟化せしめた後、紫外線架橋
樹脂層側がゴムロール側と接し、他面側がエンボスロー
ルと接するようにエンボスロールとゴムロールとの間を
通過せしめて両ロールによって挟圧し、シボ模様を付与
することを特徴とするシボ模様付きシート類の製造方法
にある。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面に基き説明する。
第1図は本発明のシボ模様付きシート類を示し、図中、
■はシート基材、2は紫外線架橋樹脂層、3はシボ模様
を示す。
シート基材lは熱可塑性樹脂よりなり、熱可塑性樹脂と
しては例えばポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチ
レン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体
等が挙げられる。シート基材lの厚みは用途によっても
異なるが、0.1〜5゜0 as程度が好ましい。紫外
線架橋樹脂層2を構成する紫外線架橋樹脂としてはポリ
エーテルアクリレート系、エポキシアクリレート系、ウ
レタンアクリレート系、ポリエステルアクリレート系、
チオール・ジエン反応型等が用いられる。紫外線架橋樹
脂層2の厚みは1〜50μ、特に5〜20μが好ましい
第2図は本発明の模様付きシート類の製造方法を示し、
1aは熱可塑性樹脂シート、1bは片面に紫外線架橋樹
脂層を設けた熱可塑性樹脂シートで、シートlaとlb
とは紫外線架橋樹脂層が外側になるようにして重ね合わ
されてシート基材1とされ、ヒートドラム4とヒーター
5とによって加熱されて軟化される。加熱軟化されたシ
ート基材1は紫外線架橋樹脂層側がゴムロール6と接し
、反対側がエンボスロール7と接するように両ロール6
.7間を通過せしめられて挟圧され、紫外線架橋樹脂層
の設けられていない側の面にシボ模様が形成されるとと
もに、シート1aとlbとが完全に積層一体化される。
シボの形成されたシートは冷却ロール8によって冷却さ
れる。尚、9は巻き取られたロール状の製品で、10は
表面巻き取りロールである。
上記実施例ではシート基材1を1aと1bとを積層して
形成する場合について説明したが、予め積層されている
ものを用いても良いし、■b単独で用いても良い。また
予め紫外線架橋樹脂層が形成されているものを用いる場
合に限らず、紫外線架橋性樹脂を塗布硬化させながら、
うボ榎様付与加工を行っても良い。
次に具体的実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する
実施例1 ポリ塩化ビニルシート(厚さ1.0■璽)と、ポリ塩化
ビニルシート(厚さ1.Omm)の片面に紫外線架橋樹
脂層(チオールジエン反応型、厚さ10μ)を形成した
シートとを紫外線架橋樹脂層が外側になるように重ね合
わせて加熱し、次いで紫外線架橋樹脂層側がゴムロール
と接するようにして、ゴムロールとエンボスロールの一
対のロール間を通過せしめてシボ模様を付与した。シボ
模様形成時の作業性及び得られたシートの性状を第1表
に示す。
比較例1 厚さ2.0鶴のポリ塩化ビニルシートを実施例1と同様
にして加熱軟化させた後、実施例1と同様の一対のロー
ル間を通過せしめてシボ模様を付与した。シボ模様形成
時の作業性及び得られたシートの性状を第1表に示す。
比較例2 比較例1と同様のポリ塩化ビニルシートに、ゴムロール
側に毎分21の水を供給しながら比較例1と同様にして
シボ模様を付与した。シボ模様形成時の作業性及び得ら
れたシートの性状を第1表に示す。
第1表 xl 作業中のエンボスロールの表面状態及び絞押し後
のシート表面を目視観察し、 0:良好。
△:エンボスロール表面に付着物が見られ、シート表面
が荒れている。
として評価した。
※2 エンボスロールから絞押しされたシートが引き出
される状態を目視観察し、 O:ロール取られなく良好。
△:シートがロールに取られることがある。
とじて評価した。
※3 エンボスロールの絞形状と絞押しされたシートの
絞形状を目視にて比較し、 O:エンボスロール絞が忠実にシートに付与形成されて
いる。
△:エンボス絞の付きが甘いか絞度形が見られる。
として評価した。
※4 絞押しされたシートのラバーロール接触面の表面
艶及び全体の透明性を目視観察し、○:艷があり全体の
透明性良好。
△:艶消えしており、全体の透明性不良。
として評価した。
※590℃に加熱したトマトケチャツプをシート上にこ
ぼし、1時間後ガーゼで拭き取り、シミの有無を目視観
察し、 ○ニジミがなく良好。
△ニジミが付き完全に拭きとることができない。
として評価した。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明のシボ模様付きシート類は表
面に紫外線架橋樹脂層が形成されているため、表面の耐
汚染性に優れ汚れが付着し難く、またシート基材として
軟質ポリ塩化ビニルシート等の如く可塑剤を含むものを
用いても、可塑剤が表面にブリードアウトしてくること
がないため、従来のシートのように可塑剤のブリードア
ウトによって例えばコピー類がシートに接着する等の不
具合を生じることがない。また本発明方法はゴムロール
とエンボスロールとによってシートを挟圧してシボ模様
を付与するに際し、片面に紫外線架橋樹脂層を設けたシ
ートを用い、且つ紫外線架橋樹脂層がゴムロールと接す
るようにしてゴムロールとエンボスロールとで挟圧する
方法を採用したから、シボ模様の非形成面の平滑性が低
下することがな(、透明性に優れ、透明性とシボ模様と
が調和した美麗なシボ模様付きシート類を提供できる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は本発明シボ模
様付きシー)1の縦断面図、第2図は本発明のシボ模様
付きシート類の製造方法を示す略図である。 1・・・シート基材  2・・・紫外線架橋樹脂層3・
・・シボ模様  4・・・ヒートドラム5・・・ヒータ
ー  6・・・ゴムロール  7・・・エンボスロール

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性樹脂よりなるシート基材の片面側に紫外
    線架橋樹脂層を設け且つ他面側にはシボ模様が設けられ
    ていることを特徴とするシボ模様付きシート類。
  2. (2)熱可塑性樹脂よりなるシート基材の片面に紫外線
    架橋樹脂層を設けた積層体を加熱軟化せしめた後、紫外
    線架橋樹脂層側がゴムロール側と接し、他面側がエンボ
    スロールと接するようにエンボスロールとゴムロールと
    の間を通過せしめて両ロールによって挟圧し、シボ模様
    を付与することを特徴とするシボ模様付きシート類の製
    造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05309731A (ja) * 1991-04-01 1993-11-22 Bando Chem Ind Ltd 内部にエンボス模様を有する連続した積層シートの製造方法
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JPH06297571A (ja) * 1993-04-20 1994-10-25 Takayama Kasei:Kk 床材、タイルその他積層品の製造装置及び製造方法
KR20020024254A (ko) * 2002-02-14 2002-03-29 박부생 공기층을 함유한 탄성스티로폴 판넬 제조법
CN115246244A (zh) * 2022-06-21 2022-10-28 东莞市悠悠美居家居制造有限公司 一种新型洗铝对压精钻餐垫的制备工艺

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