JPH06297571A - 床材、タイルその他積層品の製造装置及び製造方法 - Google Patents

床材、タイルその他積層品の製造装置及び製造方法

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JPH06297571A
JPH06297571A JP5092929A JP9292993A JPH06297571A JP H06297571 A JPH06297571 A JP H06297571A JP 5092929 A JP5092929 A JP 5092929A JP 9292993 A JP9292993 A JP 9292993A JP H06297571 A JPH06297571 A JP H06297571A
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JP
Japan
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conveyor belt
laminated
embossing
laminated plate
roll
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Application number
JP5092929A
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English (en)
Inventor
Hidehiro Takayama
英寛 高山
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TAKAYAMA KASEI KK
Original Assignee
TAKAYAMA KASEI KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 塩化ビニール、ゴムその他の熱可塑性合成樹
脂から成る積層板の溶着一体化とエンボス加工を容易、
敏速に行なうことができ、受注生産に最適な製造装置及
び製造方法を提供する。 【構成】 規格寸法の塩化ビニール、ゴムその他熱可塑
性合成樹脂製の積層板2をコンベアベルト1上に載置
し、テンションロール3と駆動ロール4により駆動され
る金属製のコンベアベルト6を駆動して前記積層板2を
送り込み、ゲージ7、8で寸法を調整され、直線状に配
設された複数の転圧ロール9により加圧加熱されて搬送
される間にエアー溜りを排除しつつ、溶着一体化し表面
だけをガスバーナ部11により加熱軟化され、エンボスロ
ール12により所望の模様を現わすようにしたエンボス加
工を行なうことのできる製造装置とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は床材、タイル等表面にエ
ンボス加工を施した塩化ビニール、ゴムその他熱可塑性
合成樹脂積層品の製造装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より塩化ビニール等の床板やタイル
には規格寸法に截断された板を必要枚数積み重ねて積層
板とし、この積層板を複数組プレス機にセットし、加熱
加圧して一体化すると共に表面にエンボス加工面を設け
て積層品を作る手段又は連続ラミネート方式による貼り
合わせ手段が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
プレス機にセットして積層品を得る手段では、一枚一枚
プレス機にセットしなければならず生産性が低く受注生
産に対応することが難しく、受注に対応するため見込み
生産をすると、仕掛り品や在庫が増えて管理が大変にな
る。例えば在庫を置くための場所を必要とし、運転資金
が大幅に増加するばかりでなく、新柄へ転換する場合に
は、旧柄の廃棄や不良在庫の処分を要する等経済的負担
も大きかった。
【0004】又、一つ一つ積重ねると共に複数組をシー
トを介して積み上げプレス機で長時間加熱加圧を加える
と製品の上下間で色違いを生じる難点がある。積層板の
複数組をプレス機へセットし、加熱加圧処理、製品の取
出し、プレス機の解体等に多くの人力を必要とし、人件
費の高騰等の問題点もみられた。又、連続ラミネート機
による生産では、連続した板状体を張り合せによって積
層品とするため小人数で処理できる点では効率的ではあ
る。しかし、同種のものを大量生産するにはよいが、多
品種で少量生産するには向かない。即ち、受注生産に対
応が難しく、仕掛り品の在庫が大量に出る問題点があ
る。又、仕掛り品の在庫管理を要し、収納のための場所
が必要となり、運転資金が大きくなる等の問題点があ
る。さらに、連続貼り合せで製造するので引張りによる
方向性と柄伸びが生じたり、積層板間に空気が溜ってす
じ状のしまが生じる等の難点もあった。
【0005】本発明の目的は上記のような問題点や難点
を解消すると共に、コンベアベルトを用いた搬送をしつ
つ規格寸法の積層板が加熱圧着されると共に柄伸びや空
気溜りによるすじ状のしまが生じることなく、かつ在庫
管理を必要としないようワンウエーで、敏速に受注生産
でき、新柄への転換もエンボス加工部だけの変更で可能
とした床材、タイルその他積層品の製造装置及び製造方
法を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1発明では、規格寸法に截断した塩化ビニール、
ゴムその他熱可塑性合成樹脂板を3〜4枚積層した状態
で搬送するコンベアベルトと、このコンベアベルト上の
積層板を挟持して送り出すテンションドラムと、油圧シ
リンダと加熱器を備え、前記積層板を移動させつつプレ
スするよう直線状に配設した複数基の転圧ロールと、こ
れら転圧ロールへの入口部と出口部に設けたゲージと、
前記テンションドラムと駆動ドラム間に設けた金属製の
コンベアベルトと、前記転圧ロールから出てきた積層板
の表面だけを加熱するよう設けたガスバーナ部と、上記
表面にエンボス加工をするエンボスロールと、エンボス
加工された積層板を次工程へ搬送するコンベアベルト
と、から成る床材、タイルその他積層品の製造装置とし
た。
【0007】第2発明では、コンベアベルト上に規格寸
法に截断された塩化ビニール、ゴムその他熱可塑性合成
樹脂板を積層して搬送し、前記積層板の両面より挟持し
てテンションドラムで送り出し、入口部のゲージで寸法
調整をし、複数基設置された転圧ロールを移動する間に
積層板間に空気溜りが生じないようエアー抜きをし、出
口部のゲージで寸法調整し、駆動ドラムにより搬送し、
上面からのガスバーナにより積層板の表面だけを加熱軟
化して表面にエンボス加工をして、次工程へ搬送するコ
ンベアベルト上に落下させるようにした床材、タイルそ
の他積層品の製造方法とした。
【0008】
【作用】第1発明では、コンベアベルト上に3〜4枚積
層した熱可塑性合成樹脂等の積層板を載せて搬送すれば
テンションドラムで上下面を挟持され、入口部のゲージ
に向かう。ゲージで寸法調整され、複数基直線状に配設
された転圧ロールにより、順次積層板は加熱加圧されて
各積層板が溶着一体化される。積層板はその間金属製の
コンベアベルトにより搬送され、加熱加圧を充分に受け
る。出口部のゲージにより寸法調整された後、駆動ドラ
ムからガスバーナへ送られ表面だけ加熱されて軟化す
る。次いでエンボスロールによりエンボス加工が施さ
れ、コンベアベルトにより次工程へ送られる。
【0009】金属製のコンベアベルト上を搬送される間
に積層板間に空気溜りが生じないよう順次転圧ロールに
より加圧され、加熱されている。第2発明では、コンベ
アベルト上に載せられるとテンションドラムへ移送さ
れ、テンションを得て金属製のコンベアベルト上へ搬送
される。入口部のゲージで調整され、複数基の転圧ロー
ルにより順次加圧加熱されて、内部に空気を溜めない状
態で溶着一体化される。
【0010】ゲージで調整され、駆動ドラムでガスバー
ナへ送られ、上面だけを加熱軟化され、エンボスロール
によりエンボス加工が行なわれる。エンボスロールを取
換えれば所望の柄を得ることができる。
【0011】
【実施例】以下、実施例として示した図面に従い本発明
を説明する。図1は本発明装置の側面図、図2は同平面
図である。1はコンベアベルトで、このコンベアベルト
上に3〜4枚の塩化ビニール、ゴムその他熱可塑性合成
樹脂板を規格寸法に截断した状態で積重ねられた積層板
2を載置する。積層板2の積層される枚数は3〜4枚に
限るものではなく、1mm〜10mm程度の厚みのものであ
ればよい。3はテンションドラムで、前記積層板2を上
下より挟持して送り出すようになっている。4は駆動ド
ラムで、モータ、減速機等を備えた駆動源5により、金
属製のコンベアベルト6を駆動するようになっている。
7、8はゲージで、寸法調整を可能としている。9は転
圧ロールで、プレス用の油圧シリンダ10と加熱器とを備
え、複数基直線状に配設した。
【0012】11はガスバーナ部で、積層板2の上面だけ
を加熱軟化させるようになっている。12はエンボスロー
ル、13はゴムロールで、可変減速機が付設されている。
14はコンベアベルトで、次工程へ搬送するようになって
いる。積層板2はコンベアベルト1上に複数枚積重ねた
状態で載置され、コンベアベルト1により搬送されて、
テンションロール3により金属製のコンベアベルト6に
載せられ移動してゆく。ゲージ7は入口部で寸法の調整
をする。複数基の転圧ロール9は油圧シリンダ10と加熱
器とを備え、適宜の圧力で積層板2を加圧加熱して進行
する積層板2を一体的に密着溶着するようになってい
る。
【0013】複数の転圧ロール9としたので、積層板2
は順次加圧加熱されるので、積層板2間の空気を確実に
排出することができ、エアーの残溜によりすじ状のたる
みやしまが生じるのを完全に防止できるようになった。
転圧ロール9を出た積層板2は表面のみガスバーナ部11
により加熱され、軟化した時点でエンボスロール12によ
り所望のエンボス加工が施され、コンベアベルト14上へ
落され、次工程へ搬送される。
【0014】エンボスロール12と対抗してゴムロール13
を設けているので、エンボス加工を正確に行なうことが
できる。このエンボスロール12を変換することにより、
柄の変化は自由にできる。
【0015】
【発明の効果】第1発明では、コンベアベルトに続く金
属製のコンベアベルト上で搬送される積層板はゲージで
寸法調整され、複数基直線状に備えた転圧ロールによっ
て移動しつつ加圧加熱され、空気溜りが生じることなく
積層板を一体的に溶着することができるようになった。
そして、表面だけを加熱され、エンボスロールにより所
定のエンボス加工が施される。
【0016】コンベアベルト上に規格寸法とした積層板
を載置するだけで、自動的に搬送され、溶着一体化とエ
ンボス加工が敏速かつ正確に行なわれ、受注生産に適し
た積層品の製造装置が提供できるようになった。従っ
て、従来例のように仕掛り品や在庫が増加することな
く、受注毎に又柄毎に試験的な生産も可能であり、省力
化も実現される。又、ワンウエーによる製造で、一枚毎
を同一条件下で製造することができるので、色変わりや
不良品がでる可能性もなく生産効率が高く経済性もよい
製造装置となった。
【0017】又、第2発明の製造方法では、コンベアベ
ルト上に塩化ビニール、ゴムその他の熱可塑性合成樹脂
からなる積層板を載置した後、テンションロールにより
挟持されて搬送され、ゲージで寸法調整されて、金属製
のコンベアベルトにより転圧ロール間へ搬送されてゆ
く。転圧ロールは順次加熱と加圧とを加えるので、積層
板間に空気溜りを生じることなく溶着一体化して所望の
積層板とし、表面を加熱軟化された状態でエンボス加工
により柄を構成することができる。
【0018】柄の変更にはエンボスロールを取換えるこ
とにより、極めて容易に実現でき、受注生産に最適であ
り、仕掛り品や在庫管理を必要とせず経済性にも富む製
造方法を提供することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置の側面図
【図2】同平面図
【符号の説明】
1、14 コンベアベルト 2 積層板 3 テンションロール 4 駆動ロール 6 金属製のコンベアベルト 7、8 ゲージ 9 転圧ロール 10 油圧シリンダ 11 ガスバーナ部 12 エンボスロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29L 31:10 4F

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 規格寸法に截断した塩化ビニール、ゴム
    その他熱可塑性合成樹脂板を3〜4枚積層した状態で搬
    送するコンベアベルトと、このコンベアベルト上の積層
    板を挟持して送り出すテンションドラムと、油圧シリン
    ダと加熱器を備え、前記積層板を移動させつつプレスす
    るよう直線状に配設した複数基の転圧ロールと、これら
    転圧ロールへの入口部と出口部に設けたゲージと、前記
    テンションドラムと駆動ドラム間に設けた金属製のコン
    ベアベルトと、前記転圧ロールから出てきた積層板の表
    面だけを加熱するよう設けたガスバーナ部と、上記表面
    にエンボス加工をするエンボスロールと、エンボス加工
    された積層板を次工程へ搬送するコンベアベルトと、か
    ら成る床材、タイルその他積層品の製造装置。
  2. 【請求項2】 コンベアベルト上に規格寸法に截断され
    た塩化ビニール、ゴムその他熱可塑性合成樹脂板を積層
    して搬送し、前記積層板の両面より挟持してテンション
    ドラムで送り出し、入口部のゲージで寸法調整をし、複
    数基設置された転圧ロールを移動する間に積層板間に空
    気溜りが生じないようエアー抜きをし、出口部のゲージ
    で寸法調整し、駆動ドラムにより搬送し、上面からのガ
    スバーナにより積層板の表面だけを加熱軟化して表面に
    エンボス加工をして、次工程へ搬送するコンベアベルト
    上に落下させるようにしたことを特徴とする床材、タイ
    ルその他積層品の製造方法。
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