JPH11227930A - ベルト搬送装置のベルト位置検知装置 - Google Patents

ベルト搬送装置のベルト位置検知装置

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JPH11227930A
JPH11227930A JP4858198A JP4858198A JPH11227930A JP H11227930 A JPH11227930 A JP H11227930A JP 4858198 A JP4858198 A JP 4858198A JP 4858198 A JP4858198 A JP 4858198A JP H11227930 A JPH11227930 A JP H11227930A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ベルトの種類に影響することなく、揺動検知
アームとベルト端部との接触に伴うベルト端部の損傷を
確実に防止する。 【解決手段】 少なくとも蛇行調整用の傾動自在なステ
アリングロール2aが含まれる複数のロール群2を平行
配置すると共に、これらのロール群2に無端状のベルト
1を掛け渡し、ベルトを循環搬送するベルト搬送装置に
対して用いられるベルト位置検知装置3であって、ベル
ト1の端部位置の移動に応じて揺動しベルト位置が検知
される揺動検知アーム4を有し、この揺動検知アーム4
のベルト1端部との接触部に対応した箇所に、少なくと
も表面部が弾性層5aからなる弾性コロ5を回転自在に
装着した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトが循環搬送
されるベルト搬送装置で例えば蛇行制御用に用いられる
ベルト位置検知装置に係り、特に、電子写真複写機等の
画像形成装置で用いられる所謂ベルトニップ方式の定着
装置に対して有効なベルト搬送装置のベルト位置検知装
置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のベルト搬送装置としては、
例えばベルトニップ方式の定着装置(高速・高画質のカ
ラー定着用として使用可能な定着装置)において熱定着
ロールに圧接配置されるものがある。これは、複数の支
持ロール群を平行配置すると共に、これらの支持ロール
群に無端状の耐熱性ベルトを掛け渡し、ベルトを循環搬
送することにより、熱定着ロールとベルトとの間で未定
着トナー像が担持された用紙などを搬送するものである
(例えば特開平5−150678号公報参照)。
【0003】ところで、この種の無端状ベルトを使用し
たベルトニップ方式の定着装置においては、ベルトの片
寄り(蛇行)が重要な技術的課題であり、通常、ベルト
が張架される支持ロールの一つを傾動自在なステアリン
グロールとし、このステアリングロールのアライメント
調整を行うことで、ベルトの片寄り矯正を行うという手
法が採用される。このようなベルトの片寄り矯正を行う
には、ベルトの片寄りを検知するためにベルトの端部位
置に対向した箇所にベルト位置検知装置を設置すること
が必要不可欠である。
【0004】従来この種のベルト位置検知装置としては
例えば光学式センサを用いたものが考えられるが、定着
装置のように、周辺が高温となる環境下では信頼性の点
で好ましくないばかりか、ポリイミド樹脂等の樹脂ベル
トを使用する態様にあっては、ベルト端部まで遮光性の
あるコート層を均一に被覆することが製造上難しいた
め、例えば図17に示すように、ベルト基材101上の
表面コート層102の端部位置のばらつきにより、ベル
ト100の端部位置を光学式センサ110では確実に検
知できない懸念があり、また、仮に検知できたとして
も、ベルト100端部の加工精度上、チャタリングを処
理してベルト100の片寄りを制御しなければならず、
ベルト100の片寄り制御が極めて面倒になってしま
う。尚、図17中、符号103は熱定着ロールである。
【0005】このため、従来この種のベルト位置検知装
置の問題点を解決するための手段として、例えば、特開
平5−341673号公報、特開平8−22213号公
報に記載されているようなメカニカルなマイクロスイッ
チ120を利用するものが開示されている。これは、例
えば図18に示すように、ベルト100の端部に接触し
てベルト100の端部位置の移動に応じて揺動する一本
のワイヤからなるワイヤアクチュエータ(揺動検知アー
ム)121を有し、このワイヤアクチュエータ121の
揺動位置に基づいてベルト100位置を検知するもので
ある。このタイプによれば、ワイヤアクチュエータ12
1によってベルト100の端部位置を確実に検知するこ
とが可能であるほか、マイクロスイッチ120のオンオ
フ動作に必要なワイヤアクチュエータ121の揺動範囲
を任意に設定することで、感度が過敏にならないように
感度調整することができるため、光学式センサ110の
場合と異なり、ベルト100の片寄り制御も簡単になる
点で好ましい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この種
のマイクロスイッチ方式のベルト位置検知装置にあって
は、図18に示すように、ワイヤアクチュエータ121
はベルト100端部に常時接触して摺動しているため、
ベルト100端部までコート層(例えば弾性層及び離型
層)が被覆されている場合には、ベルト100端部のコ
ート層100aが傷付いたり、剥がれたりするという懸
念がある。更に、このような状態になると、ベルト10
0端部のエッジが直接熱定着ロール103に接触し、熱
定着ロール103表面のコート層103aにも傷や剥が
れが生ずる懸念がある。このため、従来にあっては、ベ
ルト100に被覆させたコート層の傷や剥がれを防止す
るために、ベルト基材端部をマスキングしてベルト10
0端部にコート層を設けない態様にせざるを得ず、その
分、ベルト100の製造コストが嵩むという技術的課題
につながる。
【0007】また、図19に示すように、板バネ123
の先端に硬質プラスチックからなる硬質ローラ(言い換
えれば硬質コロ)122を設け、ベルト100端部及び
硬質コロ122の接触部の磨耗を低減させた態様のもの
が既に提供されている(例えば特開平5−341673
号公報参照)。しかしながら、このタイプにあっては、
例えば剛性が高く摩擦力の高い金属ベルトに対しては有
効であるものの、ベルトを循環搬送するベルト搬送装置
(例えば、熱定着装置)のベルトに金属性のベルトを用
いた場合、金属ベルトの磨耗粉や、ジャム除去時のベル
ト端部の安全性に大きな問題がある。一方、剛性が低い
ポリイミド樹脂などの低剛性ベルトに対して使用する
と、接触圧を弱くする必要があると共にベルト端の摩擦
力が低く、また、シリコンオイル等の影響もあり、硬質
ローラ(硬質コロ)では安定的な回転が得られず、結
局、ベルト端部に硬質ローラが接触したまま摺動するた
め、ベルト端部の傷付きや剥がれを有効に回避するには
未だ不十分である。
【0008】本発明は、以上の技術的課題を解決するた
めになされたものであって、ベルトの種類に影響するこ
となく、揺動検知アームとベルト端部との接触に伴うベ
ルト端部の損傷を確実に防止することができるベルト搬
送装置のベルト位置検知装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、図
1に示すように、少なくとも蛇行調整用の傾動自在なス
テアリングロール2aが含まれる複数のロール群2を平
行配置すると共に、これらのロール群2に無端状のベル
ト1を掛け渡し、ベルトを循環搬送するベルト搬送装置
に対して用いられるベルト位置検知装置3であって、ベ
ルト1の端部位置の移動に応じて揺動しベルト位置が検
知される揺動検知アーム4を有し、この揺動検知アーム
4のベルト1端部との接触部に対応した箇所に、少なく
とも表面部が弾性層5aからなる弾性コロ5を回転自在
に装着したことを特徴とするものである。尚、図1はベ
ルトニップ方式の定着装置におけるベルト搬送装置を例
示しており、図中7は熱定着ロール、8は熱定着ロール
7との間でベルト1を挟持することで定着ニップ域を形
成するアシスト部材、9は用紙等の記録材を夫々示す。
【0010】このような技術的手段において、本願のベ
ルト位置検知装置は、広くベルト搬送装置に対して適用
されるが、特に、高温環境下での信頼性が高い点や、揺
動検知アーム4の揺動範囲を任意に設定することで感度
調整を簡単に行える点からすれば、ベルトニップ方式の
定着装置で使用されるベルト搬送装置に対して有効であ
る。また、本願のベルト位置検知装置3のレイアウトに
ついては、ベルト搬送装置のベルト1の片側端部に設置
してもよいし、あるいは、ベルト1の両側端部に夫々対
向して設置するようにしてもよい。更に、本願の対象と
なるベルト1については、いかなるベルト1(金属ベル
ト、ゴム又は樹脂ベルト)に対しても適用可能である
が、特には、剛性の低いポリイミド樹脂等の低剛性ベル
ト(ベルト基材1aに対し端部までコート層1bで被覆
した態様)に対して有効である。
【0011】また、揺動検知アーム4の揺動範囲につい
ては、ベルト1の蛇行制御を行う上で必要になる蛇行許
容幅を考慮して設定すればよく、ベルト位置検知装置3
のオン接点、オフ接点をこの揺動検知アーム4の揺動位
置にて適宜設定するようにすればよい。
【0012】更に、ベルト位置検知装置3のレイアウト
については、ベルト1端部に対応して設置すれば任意に
設定して差し支えないが、ステアリングロール2aの傾
動に応じて相対位置が変化するベルト1領域の端部に対
向して揺動検知アーム4を配置した場合、弾性コロ5の
長さ寸法をベルト1の相対移動量よりも大きく設定する
ことが必要である。
【0013】更にまた、揺動検知アーム4に弾性コロ5
を装着する場合に、弾性コロ5が不必要に移動しないよ
うに規制することが必要であり、例えば揺動検知アーム
4に固着された位置決め部材6にて弾性コロ5の下部位
置を位置決めすることが好ましい。ここで、位置決め部
材6の形状などについては、算盤珠状体、球体、楕円体
など適宜選定して差し支えないし、また、位置決め部材
6の取付構造については、位置決め部材6に、揺動検知
アーム4の径寸法と同等の貫通孔を設け、この貫通孔に
揺動検知アーム4を貫通させ、所定位置で接着剤などで
位置決め部材6を固定する等適宜選定して差し支えな
い。
【0014】また、弾性コロ5については、コロ基材5
bの表面に弾性層5aを形成するようにしたものであっ
てもよいし、全体を弾性体で構成するようにしたもので
あってもよい。ここで、コロ基材の表面に弾性層5aを
形成する態様としては、例えばコロ基材5b表面に弾性
材料を層状にコーティングした態様、コロ基材5bに弾
性チューブを嵌合装着したり、あるいは、コロ基材その
ものを弾性チューブで構成する態様、あるいは、コロ基
材5bを熱収縮チューブで被覆する態様が挙げられる。
一方、弾性コロ5を弾性体で構成する態様としては、コ
ロ基材5bそのものを弾性材料で成形する態様、コロ基
材5bそのものを弾性チューブで構成する態様、コロ基
材5bそのものを熱収縮チューブで構成する態様のもの
が挙げられる。この場合、長尺のコロ基材に熱収縮チュ
ーブを予め被覆したり、あるいは、長尺な熱収縮チュー
ブを収縮させた後に各弾性コロ5の長さ寸法に切断する
という製造法を採用すれば、弾性コロ5の製造工程を簡
略化できる点で好ましい。
【0015】また、弾性コロが弾性体のみで構成されて
いる態様においては、弾性コロ5の形状を保護するとい
う観点から、弾性コロ5の両端を揺動検知アーム4に固
着された保護部材で覆うようにすることが好ましい。
【0016】次に、上述した技術的手段の作用について
説明する。図1において、ベルト位置検知装置3の揺動
検知アーム4は、ベルト1の端部位置の移動に応じて揺
動しベルト位置を検知する。このとき、揺動検知アーム
4に回転自在に装着されている弾性コロ5がベルト1端
部に接触している。このような状態において、揺動検知
アーム4のベルト1端部への接触圧や、接触面積が小さ
いとしても、あるいは、弾性コロ5とベルト1端部との
間に離型材(シリコンオイル等)等が塗布されるとして
も、弾性コロ5の弾性層5aの存在によって弾性コロ5
とベルト1端部との間の摩擦力が上がり、弾性コロ5は
安定して回転すると共に、ベルト1端部は弾性コロ5の
回転に従動する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいてこの発明を詳細に説明する。図2及び図3は
本発明が適用されたベルトニップ方式の定着装置の実施
の一形態を示す。同図において、定着装置は、ヒーター
21が内蔵された熱定着ロール20と、複数の支持ロー
ル31〜33に掛け渡されて前記熱定着ロール20に対
し所定の定着ニップ域にて圧接配置される無端ベルト3
4を有するベルトモジュール30とを備えたものであ
る。
【0018】本実施の形態において、熱定着ロール20
は弾性層を有するものであり、この熱定着ロール20の
周囲のうち定着ニップ域の上流側には、例えばトナー離
型剤としてのオイルを供給するオイル供給装置22が設
けられ、また、定着ニップ域の下流側には、熱定着ロー
ル20上の転移トナーを清掃するためのウエブクリーニ
ング装置23が設けられている。
【0019】一方、ベルトモジュール30の無端ベルト
34としては、例えば低剛性のポリイミド樹脂からなる
ベルト基材34aの表面全体を弾性層及び離型層からな
るコート層34bで被覆したものが使用されている(図
6参照)。そして、無端ベルト34の定着ニップ域下流
端には前記支持ロール31が熱定着ロール20側に押圧
配置されており、当該支持ロール31に対応した熱定着
ロール20部分を弾性変形させることで用紙15のセル
フストリッピング機能を確保するようになっている。更
に、無端ベルト34の定着ニップ域の支持ロール31の
手前内側にはアシストパッド35が配設されており、無
端ベルト34を熱定着ロール20との間で挟持すること
で、セルフストリッピング部位における無端ベルト34
の速度アップを抑え、像乱れを抑えるようになってい
る。尚、本実施の形態において、無端ベルト34の定着
ニップ域の手前側に位置する支持ロール32内にはヒー
ター(図示せず)が内蔵されており、定着ニップ域に向
かう無端ベルト34を予備加熱するようになっている。
【0020】また、本実施の形態において、支持ロール
33は傾動自在なステアリングロールとして構成されて
おり、このステアリングロール33と支持ロール32と
の間に位置する無端ベルト34の端部に、ベルト位置検
知装置40が設置され、このベルト位置検知装置40か
らの検知信号がコントローラ50に入力され、このコン
トローラ50からの制御信号がアライメント調整装置6
0を制御し、ステアリングロール33を所定位置に傾動
させるようになっている。尚、本実施の形態では、アラ
イメント調整装置60は、所定方向に回動自在なステア
リングモータ61と、このステアリングモータ61のシ
ャフト61aに対して回動自在に連結され且つステアリ
ングモータ61のシャフト61aに対して偏心した部位
に偏心係止部62aが形成された偏心カム62と、この
偏心カム62の偏心係止部62aとステアリングロール
33の回動軸支持部(図示せず)とを拘束するリンク機
構64とを備えたものである。
【0021】特に、本実施の形態において、ベルト位置
検知装置40は、図4に示すように、メカニカルなマイ
クロスイッチ方式のものであり、スイッチ本体41に対
するスイッチ接片として働く揺動自在なワイヤアクチュ
エータ45を有している。尚、図4中、符号42はスイ
ッチ本体41からの接続端子を示す。このワイヤアクチ
ュエータ45は、図5(a)(b)に示すように、例え
ば(株)ヒロセチェリープレシジョン製の型番014−
0028Nで使用されるようなステンレス製の外径寸法
d(φ0.6)の円形ワイヤが用いられ、基端がスイッ
チ本体41の揺動支点451に揺動自在に支承されると
共に、先端が鈎状折曲部452として折曲形成されてい
る。このワイヤアクチュエータ45の揺動方向は無端ベ
ルト34の蛇行方向に対応した方向に設定されており、
その揺動範囲は、無端ベルト34の蛇行許容範囲内でス
イッチ本体41内のオン接点とオフ接点とを切替るよう
に設定されている。
【0022】そして、このワイヤアクチュエータ45に
は、弾性コロ46が回転自在に装着されている。ここ
で、弾性コロ46は、円柱状のコロ基材461の中心に
ワイヤアクチュエータ45の外径寸法dよりも僅かに大
きい孔径のワイヤ挿通孔462を開設する一方、コロ基
材461の側方周面を弾性層463で被覆したものであ
り、前記ワイヤ挿通孔462にワイヤアクチュエータ4
5を挿通させるようにしたものである。特に、本実施の
形態では、ステアリングロール33が傾動することで、
ベルト位置検知装置40に対応した無端ベルト34の端
部位置が変位するため、上記弾性コロ46の長さ寸法h
は、ステアリングロール33の傾動に伴う無端ベルト3
4の端部位置が変位しても、なおかつ、弾性コロ46と
無端ベルト34の端部位置とが接触状態を保つように選
定されている。
【0023】更に、ワイヤアクチュエータ45の弾性コ
ロ46の下部規制位置に対応した箇所には、例えば算盤
珠状の位置決め珠47が取付けられる。この位置決め珠
47はその中心位置にワイヤアクチュエータ45と同等
の孔径からなる貫通孔471を有し、この貫通孔471
に前記ワイヤアクチュエータ45を貫通させて接着剤な
どで固着したものである。
【0024】次に、本実施の形態に係るベルト位置検知
装置40の作動について説明する。本実施の形態では、
図6に示すように、ワイヤアクチュエータ45の弾性コ
ロ46が無端ベルト34の端部に接触配置されており、
無端ベルト34が蛇行すると、その蛇行に追従してワイ
ヤアクチュエータ45が揺動する。そして、ワイヤアク
チュエータ45の揺動量が所定量に到達すると、スイッ
チ本体41のオン接点あるいはオフ接点が閉じ、コント
ローラ50に所定の検知信号を送出する。そして、コン
トローラ50はアライメント調整装置60を制御し、ス
テアリングロール33を適宜傾動させ、無端ベルト34
の蛇行を制御する。
【0025】このようなベルト位置検知装置40の挙動
を見てみると、ワイヤアクチュエータ45を無端ベルト
34の端部に対して非常に小さい接触圧(本例では、
(株)ヒロセチェリープレシジョン製,軽トルク作動形
スイッチE53シリーズの動作トルク6.2g-cm以
下を使用)で押圧し、かつ、熱定着ロール20からの離
型材としてのシリコンオイル70(図8参照)が無端ベ
ルト34の表面に間接的に塗布されるような条件下にお
いても、無端ベルト34の端部に接触する弾性コロ46
は安定して回転し、無端ベルト34の端部は弾性コロ4
6に従動していることが確認された。
【0026】このため、弾性コロ46が回転しないで無
端ベルト34の端部に摺動する事態は生ぜず、無端ベル
ト34の端部のコート層342が傷ついたり、剥がれた
りする事態は全く見られなかった。また、ワイヤアクチ
ュエータ45の無端ベルト34端部への接触圧が非常に
小さいため、無端ベルト34の張力を不必要に上げるこ
となく、無端ベルト34の端部が接触によりめくれたり
する事態は全く見られなかった。更に、本実施の形態で
は、無端ベルト34の端部までコート層34bで被覆さ
れており、無端ベルト34の端部が損傷することはない
ため、密着する熱定着ロール20の表面に損傷した無端
ベルト34の端部が直接接触する事態は生ぜず、熱定着
ロール20の表面が損傷することはない。
【0027】また、本実施の形態においては、図6に示
すように、無端ベルト34の端部に弾性コロ46を接触
配置するようにしているため、ワイヤアクチュエータ4
5の軸方向位置によっては、図7(a)(b)に示すよ
うに、弾性コロ46が無端ベルト34の端部と傾斜した
状態で接触するという事態が起こる。しかしながら、弾
性コロ46が無端ベルト34の端部に対して傾斜配置さ
れたとしても、弾性コロ46の弾性層463(図6参
照)の存在により、無端ベルト34の端部が損傷するこ
とはない。従って、弾性コロ46の接触面を無端ベルト
34の端部に対して必ずしも平行配置する必要はないた
め、その分、ベルト位置検知装置40の取付位置の自由
度が増大する。
【0028】更に、本実施の形態では、定着装置に用紙
15が通過するとき、熱定着ロール20表面の離型材と
してのシリコンオイル70は用紙15にほとんど含浸す
るが、通常無端ベルト34の幅寸法は用紙15幅よりも
広いため、図8に示すように、無端ベルト34の端部表
面には熱定着ロール20上のシリコンオイル70が間接
的に塗布されて常時保たれる。このとき、弾性コロ46
の下部に位置する位置決め珠47には無端ベルト34の
端部から付着したシリコンオイル70が一時的に蓄えら
れ、継続的に、弾性コロ46の回転軸部(ワイヤアクチ
ュエータ45とワイヤ挿通孔462との係合部に相当)
にシリコンオイル70が補給される。このため、弾性コ
ロ46の回転軸部の磨耗が防止され、弾性コロ46の回
転が安定的に維持される。
【0029】次に、本実施の形態に係るワイヤアクチュ
エータ周辺部の製造法について図9、図10に基づいて
説明する。図9においては、先ず、ワイヤアクチュエー
タ45に弾性コロ46のコロ基材461、位置決め珠4
7を組み付ける一方、弾性コロ46の弾性層形成用とし
て前記コロ基材461よりも大きい内径の熱収縮チュー
ブ464を用意し、前記コロ基材461の周囲に熱収縮
チューブ464を遊嵌した状態で熱風による加熱工程を
施すことで、コロ基材461の表面に熱収縮チューブ4
64を被覆させるようにすればよい。また、図10に示
すように、長尺なコロ基材465の周囲に熱収縮チュー
ブ466を被覆した後、所定寸法毎に切断して弾性コロ
46(端寸のコロ基材461,熱収縮チューブ464に
よる弾性層463)を形成し、一方、ワイヤアクチュエ
ータ45に位置決め珠47を予め組み付けておき、これ
に前記弾性コロ46を組み付けるようにしてもよい。後
者の製造法によれば、コロ基材465に対する熱収縮チ
ューブ464による被覆処理を一括して行えるので、個
々的に行う前者の製造法に比べて製造工程がより簡略化
される。
【0030】また、本実施の形態によれば、ワイヤアク
チュエータ45は揺動支点451を支点として揺動自在
に支承されているが、これに限られるものではなく、例
えば図11に示すように、基端が揺動支点451に揺動
支持されたワイヤアクチュエータ45の一部に屈曲部4
53を設けると共に、ベルト位置検知装置40のスイッ
チ本体41の取付面を無端ベルト34の接線方向と平行
に配置し、弾性コロ46の接触面を無端ベルト34の端
部と常時平行になるようにしてもよい。この場合、弾性
コロ46が無端ベルト34の表面コート層34bに殆ど
接触しなくなり、弾性コロ46による表面コート層34
bの磨耗は全く起こらない点で好ましい。
【0031】更に、本実施の形態では、算盤珠状の位置
決め珠47を用いているが、これに限られるものではな
く、例えば図12に示すように、球体状の位置決め珠4
7’を始め適宜選定して差し支えない。
【0032】また、弾性コロ46についても、実施の形
態で示したものに限られるものではなく、例えば図13
〜図16で示すような変形形態で構成してもよい。図1
3は、コロ基材461の長さ寸法h1よりも熱収縮チュ
ーブ464(弾性層463を構成)の長さ寸法h2を短
くした態様を示し、また、図14はコロ基材461の長
さ寸法h1よりも熱収縮チューブ464(弾性層463
構成用)の長さ寸法h2を長く設定し、熱収縮チューブ
464の両端縮径部467で熱収縮チューブ464を抜
け難くした態様を示す。また、図15は、コロ基材46
1を糸巻き形状として、コロ基材461の両端に大径部
468を形成し、この大径部468で挟まれるコロ基材
461の周面に熱収縮チューブ464(弾性層463構
成用)を被覆することで、熱収縮チューブ464を抜け
難くした態様を示す。更に、図16は、硬質のコロ基材
461を用いずに、熱収縮チューブ464のみで弾性コ
ロ46を構成した態様を示す。このような態様において
は、硬質のコロ基材461を用いないため、弾性コロ4
6の両端の形状崩れが起こり易い。このため、例えば弾
性コロ46の両端に対応したワイヤアクチュエータ45
にワッシャ48を固定し、弾性コロ46の両端の形状崩
れを回避することが好ましい。
【0033】尚、実施の形態及び変形形態では、弾性コ
ロ46はいずれも熱収縮チューブ464を使用したもの
を例示したが、これに限られないことは勿論である。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
メカニカルなマイクロスイッチ方式のベルト位置検知装
置において、ベルト端部の移動に応じて揺動する揺動検
知アームに弾性コロを回転自在に装着し、この弾性コロ
をベルト端部に接触配置するようにしたので、揺動検知
アームのベルト端部への接触圧や、接触面積が小さいと
しても、あるいは、弾性コロとベルト端部との間に離型
材(シリコンオイル等)等が塗布されたとしても、弾性
コロの弾性層の存在によって弾性コロとベルト端部との
間の摩擦力を上げ、弾性コロを安定して回転させると共
に、ベルト端部を弾性コロの回転に従動させることがで
きる。このため、弱い接触圧でも、ベルト端部に対し揺
動検知アームが摺動することはなく、ベルト端部の損傷
を確実に防止することができる。
【0035】従って、低剛性ベルトを使用する場合で
も、ベルト張力を上げたりせずに接触によるベルトめく
れを防止でき、長期に渡りベルトの信頼性が確保でき
る。更に、ベルト基材端部までコート層が被覆されてい
ても、弾性コロの存在によりベルト端部の傷や剥がれを
防止することが可能になるため、ベルト基材端部をマス
キングしてコート層をベルト端部に設けないというよう
な面倒な製造工程が不要になり、ベルトの製造コストを
削減することができる。また、本発明に係るベルト位置
検知装置は、既存のマイクロスイッチ方式に弾性コロを
単に付加しただけの構成で済むため、既存のベルト位置
検知装置を流用することで、簡単に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明が適用されたベルト搬送装置のベルト
位置検知装置の概要を示す説明図である。
【図2】 本発明が適用されたベルトニップ方式の定着
装置の概要を示す説明図である。
【図3】 図2中III方向から見た矢視図である。
【図4】 実施の形態で用いられるベルト位置検知装置
の概要を示す説明図である。
【図5】 (a)は図4のベルト位置検知装置のワイヤ
アクチュエータ周辺部(図4中V部)の構成を示す説明
図、(b)はその断面説明図である。
【図6】 図3のIV部断面詳細図である。
【図7】 (a)(b)は実施の形態に係るベルト位置
検知装置の取付姿勢を示す説明図である。
【図8】 実施の形態に係るベルト位置検知装置へのベ
ルト上のシリコンオイルの影響を示す説明図である。
【図9】 実施の形態に係るベルト位置検知装置のワイ
ヤアクチュエータ周辺部の製造法の一例を示す説明図で
ある。
【図10】 実施の形態に係るベルト位置検知装置のワ
イヤアクチュエータ周辺部の製造法の他の例を示す説明
図である。
【図11】 実施の形態に係るワイヤアクチュエータの
支持構造の変形形態を示す説明図である。
【図12】 実施の形態に係る弾性コロの位置決め構造
の変形形態を示す説明図である。
【図13】 (a)は実施の形態に係る弾性コロの他の
変形形態を示す説明図、(b)はその断面説明図であ
る。
【図14】 (a)は実施の形態に係る弾性コロの更に
他の変形形態を示す説明図、(b)はその断面説明図で
ある。
【図15】 (a)は実施の形態に係る弾性コロの更に
他の変形形態を示す説明図、(b)はその断面説明図で
ある。
【図16】 (a)は実施の形態に係る弾性コロの更に
他の変形形態を示す説明図、(b)はその断面説明図で
ある。
【図17】 従来に係るベルトニップ方式の定着装置で
用いられるベルト位置検知装置の一例を示す説明図であ
る。
【図18】 従来に係るベルトニップ方式の定着装置で
用いられるベルト位置検知装置の他の例を示す説明図で
ある。
【図19】 従来に係るベルトニップ方式の定着装置で
用いられるベルト位置検知装置の更に他の例を示す説明
図である。
【符号の説明】
1…ベルト,1a…ベルト基材,1b…コート層,2…
ロール群,2a…ステアリングロール,3…ベルト位置
検知装置,4…揺動検知アーム,5…弾性コロ,5a…
弾性層,5b…コロ基材,6…位置決め部材,7…熱定
着ロール,8…アシスト部材,9…記録材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも蛇行調整用の傾動自在なステ
    アリングロールが含まれる複数のロール群を平行配置す
    ると共に、これらのロール群に無端状のベルトを掛け渡
    し、ベルトを循環搬送するベルト搬送装置において、 ベルトの端部位置の移動に応じて揺動しベルト位置が検
    知される揺動検知アームを有し、この揺動検知アームの
    ベルト端部との接触部に対応した箇所に、少なくとも表
    面部が弾性層からなる弾性コロを回転自在に装着したこ
    とを特徴とするベルト搬送装置のベルト位置検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、 ステアリングロールの傾動に応じて相対位置が変化する
    ベルト領域の端部に対向して揺動検知アームを配置し、
    弾性コロの長さ寸法をベルトの相対移動量よりも大きく
    設定したことを特徴とするベルト搬送装置のベルト位置
    検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のものにおいて、 弾性コロは、揺動検知アームに固着された位置決め部材
    にて位置決めされることを特徴とするベルト搬送装置の
    ベルト位置検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のものにおいて、 弾性コロの弾性層が熱収縮チューブであることを特徴と
    するベルト搬送装置のベルト位置検知装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のもののうち、弾性コロが
    弾性体のみで構成されている態様において、 弾性コロの両端は揺動検知アームに固着された保護部材
    で覆われていることを特徴とするベルト搬送装置のベル
    ト位置検知装置。
  6. 【請求項6】 請求項3記載のものにおいて、 位置決め部材は、揺動検知アームの径寸法と同等の貫通
    孔を備えていることを特徴とするベルト搬送装置のベル
    ト位置検知装置。
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