JP2002099163A - ベルトウォーク制御方法及び装置 - Google Patents

ベルトウォーク制御方法及び装置

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JP2002099163A
JP2002099163A JP2000286206A JP2000286206A JP2002099163A JP 2002099163 A JP2002099163 A JP 2002099163A JP 2000286206 A JP2000286206 A JP 2000286206A JP 2000286206 A JP2000286206 A JP 2000286206A JP 2002099163 A JP2002099163 A JP 2002099163A
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roll
endless belt
meandering
nip
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JP2000286206A
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Inventor
Motoi Notani
基 野谷
Shinichi Uchiumi
慎一 内海
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無端ベルト3を少なくとも2つのベルト支持
ロール1、2の間に張架して回転走行させるベルト走行
システムにおける当該無端ベルト3がそのロール軸方向
(矢印X,Y方向)に移動する蛇行現象を補正するため
の新たなベルトウォーク制御方法及び装置などを提供す
る。 【解決手段】 ベルトウォーク制御方法及び装置は、前
記ベルト走行システムにおける1つのベルト支持ロール
1と当該支持ロール1に無端ベルト3を押し付けるよう
に配する押圧ロール4との間で形成されるニップ域Nの
幅Wを、その蛇行による無端ベルト3の移動方向(X方
向又はY方向)に応じてロール軸方向の両端部(NX,
NY)間で相対的に異ならせることにより、無端ベルト
3を前記蛇行による移動方向とは反対側の方向(Y方向
又はX方向)に移動させ、もって蛇行の補正を行うよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無端ベルトを少な
くとも2つのベルト支持ロールの間に張架して回転走行
させるベルト走行システムにおいて当該無端ベルトがそ
のロール軸方向に移動する蛇行現象(ベルトウォーク)
を補正するベルトウォーク制御方法及び装置等に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、無端ベルトを2以上のベルト支
持ロールの間に張架して回転走行させるベルト走行シス
テムにおいては、その無端ベルトがロール軸の方向に不
用意に移動する蛇行現象が発生することが知られてい
る。そして、このような無端ベルトの蛇行現象は、各ベ
ルト支持ロール間のアライメントのずれ、無端ベルトの
両側端部間での周長誤差等に起因して発生するものとさ
れている。
【0003】このため、従来においても、このような無
端ベルトの蛇行現象を補正(防止)するベルトウォーク
制御方式が種々提案されているとともにその一部は実施
されている。その一例として、図10に示すように、無
端ベルト200を支持する複数のベルト支持ロール21
0、220、230の1つであるベルト支持ロール23
0を矢印C,D方向に傾かせることにより、無端ベルト
200をその蛇行による移動方向とは反対側の方向に移
動させ、もって、蛇行現象を補正する制御方式(いわゆ
る「アクティブステアリング方式」と称されるもの)が
ある。
【0004】すなわち、このアクティブステアリング方
式のベルトウォーク制御方式は、無端ベルト200の蛇
行による移動方向に応じて、上記ベルト支持ロール23
0(「ステアリングロール」とも称す)の片側の軸受な
どをその他方の軸受を支点(S)として矢印C,D方向
に変位機構によって所定の角度だけ傾かせることによ
り、無端ベルト200を所定方向(矢印X,Y方向)、
即ちその支持ロール230の両端部のうち相対的に低位
側となる端部側に移動させるようになっている。例え
ば、同図b中において、支持ロール230の右側端部を
矢印C方向に持ち上げるように変位させてその左側端部
に比べて相対的に高位にすると、無端ベルト200がそ
の左側のロール端部側(矢印X方向)に移動するのであ
る。図中の矢印A方向は、無端ベルト200の回転方向
を示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うなベルトの蛇行現象を補正する新たなベルトウォーク
制御方法及び装置を提供する。また、かかるベルトウォ
ーク制御方法又は装置を、電子写真方式を用いたプリン
タ、複写機等の画像形成装置において形成されるトナー
像を記録シートに定着するための定着装置に適用した新
規な定着装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のベルトウォーク
制御方法は、図1に例示するように、無端ベルト(3)
を少なくとも2つのベルト支持ロール(1)、(2)の
間に張架して回転走行させるベルト走行システムにおけ
る当該無端ベルトがそのロール軸方向(図中の矢印X,
Y方向)に移動する蛇行を補正する制御方法であって、
前記1つのベルト支持ロール(1)と当該支持ロール
(1)に前記無端ベルト(3)を押し付けるように配す
る押圧ロール(4)との間で形成されるニップ域(N)
の幅(W)を、前記蛇行による無端ベルト(1)の移動
方向に応じてロール軸方向の両端部間で相対的に異なら
せることにより、前記無端ベルト(3)を前記蛇行によ
る移動方向とは反対側の方向に移動させることを特徴と
するものである。
【0007】ここで、図1aは本発明の制御方法が適用
されるベルト走行システムの要部を示す概念図、同図b
はニップ域を形成する両ロール等の配置状態を示す一部
断面説明図、同図cは本発明の制御方法の動作内容を示
す説明図である。上記無端ベルト(3)の回転方向は、
図中に示す矢印A方向又は矢印B方向のいずれであって
もよい。また、上記押圧ロール(4)の配設位置は、無
端ベルト(3)が当該支持ロール(1)の表面に実際に
張架されているラップ領域内の任意の位置である。
【0008】この補正方法では、無端ベルト(3)の蛇
行による移動方向(矢印X方向又はY方向のいずれか)
を検知した情報に基づいて、例えば当該支持ロール
(1)及び押圧ロール(4)の少なくとも一方を変位等
することにより、その両ロール間で形成されるニップ域
(圧接域)をロール軸方向(図中の矢印X,Y方向と同
じ)の両端部(NX,NY)間で相対的に異ならせる。
すなわち、無端ベルト(3)の蛇行が発生しない平常時
には、図1cの上段に示すようにニップ域の両端部(N
X,NY)の各幅(W1,W2)がほぼ同じ幅となるよ
うに保たれているが、無端ベルト(3)の蛇行が発生し
たときには、同図cの中段や下段に示すようにニップ域
の両端部(NX,NY)の各幅(W3,W4,W5,W
6)が相対的に異なる(W3<W4、W5>W6)よう
にベルト蛇行の補正が実行される。
【0009】例えば、図1cの上段において中段無端ベ
ルト(3)が矢印Y方向に移動する蛇行が発生した場合
には、図1cの中段に示すように矢印Y方向側のニップ
域端部(NY)の幅(W4)がその反対側のニップ域端
部(NX)の幅(W3)よりも広くなる(W3<W4)
ようにニップ幅の変更が行われる(蛇行補正時)。こ
れにより、無端ベルト(3)は矢印X方向に移動する。
反対に、図1cの上段において無端ベルト(3)が矢印
X方向に移動する蛇行が発生した場合には、図1cの下
段に示すように矢印X方向側のニップ域端部(NX)の
幅(W5)がその反対側のニップ域端部(NY)の幅
(W6)よりも広くなる(W5>W6)ようにニップ幅
の変更が行われる(蛇行補正時)。これにより、無端
ベルト(3)は矢印Y方向に移動する。
【0010】このようにニップ幅を相対的に異ならせる
ことに伴い無端ベルトが各方向に移動するには、ニップ
幅が相対的に広くなった側のニップ域ではベルトの搬送
速度が反対側のニップ域のそれに比べて相対的に速くな
り、これによりニップ幅が相対的に狭い側のニップ域の
ある方向に無端ベルトが寄せられるように搬送されるた
めである。ちなみに、上記各ニップ域端部の各幅(W1
〜W6)どうしはすべて異なる値であってもよいが、ニ
ップ幅変更時でも平常時のニップ幅が最低限必要とされ
る場合には、少なくともW1=W3、W2=W6の関係
を満たす値とすることが好ましい。
【0011】また、本発明のベルトウォーク制御装置
は、図2及び図3に例示するように、無端ベルト(3)
を少なくとも2つのベルト支持ロール(1)、(2)の
間に張架して回転走行させるベルト走行システムに適用
する装置であって、前記ベルト走行システムにおける無
端ベルト(3)を前記1つのベルト支持ロール(1)に
押し付ける押圧ロール(4)と、この押圧ロール(4)
及び当該1つのベルト支持ロール(1)の少なくとも一
方を傾かせて両ロール間で形成されるニップ域(N)の
幅(W)をロール軸方向の両端部間で相対的に異ならせ
るニップ幅変更手段(5)と、前記無端ベルト(3)の
ロール軸方向(図中の矢印X,Y方向)に移動する蛇行
による移動方向を検知するベルト検知手段(6)と、こ
のベルト検知手段(6)の検知情報に基づいて前記ニッ
プ幅変更手段(6)の動作を制御して前記無端ベルト
(3)を前記蛇行による移動方向とは反対側の方向に移
動させる制御手段(7)とを備えていることを特徴とす
るものである。
【0012】ここで、図2はベルトウォーク制御装置を
適用したベルト走行システムの要部示す概念図、同3a
はニップ域を形成する両ロール等の配置状態を示す一部
断面説明図、同図bはニップ域の幅の変更内容及び関係
を示す説明図である。上記無端ベルト(3)の回転方向
や押圧ロール(4)の配設位置及び個数については、前
記補正方法のなかで説明した内容と同じである。
【0013】また、上記ニップ幅変更手段(5)は、押
圧ロール(4)及び当該1つのベルト支持ロール(1)
の少なくとも一方を傾かせてニップ域(N)の幅(W)
をロール軸方向の両端部間で相対的に異ならせることが
できるものであれば特に制約されるものではなく、例え
ば、傾かせる対象となるロールの両端の軸受を所定の方
向に変位させる機構や、対象となるロールの両端の軸受
に掛ける荷重(押圧力)を変化させる機構等が挙げられ
る。さらに、このニップ幅変更手段(5)は、通常傾か
せる対象となるロールの両端部に個々に配設されるが
(図3a)、これに限定されない。
【0014】そして、このニップ幅変更手段(5)によ
るニップ幅の変更は、前記した本発明のベルトウォーク
制御方法の場合と同様に、無端ベルト(3)の蛇行が発
生しない平常時には、図3bの上段に示すようにニップ
域の両端部(NX,NY)の各幅(W1,W2)がほぼ
同じ幅となるように保たれているが、無端ベルト(3)
の蛇行が発生したときには、同図bの中段や下段に示す
ようにニップ域の両端部(NX,NY)の各幅(W3,
W4,W5,W6)が相対的に異なる(W3<W4、W
5>W6)ようにベルト蛇行の補正が実行される。この
ときの蛇行が発生した場合におけるニップ幅の変更の仕
方や蛇行の補正のされ方等についても、前記した本発明
のベルトウォーク制御方法の場合(図1c)と同様であ
る。
【0015】さらに、上記ベルト検知手段(6)は、少
なくとも無端ベルト(3)の蛇行による移動方向を検知
することができる(実際にはその移動量も検知される)
ものであればよく、その検知方式(アクチュエータ等を
用いた機械検知式、光学検知式など)等については特に
制約されない。制御手段(7)については、ベルト検知
手段(6)の検知情報(移動方向を初め、その移動量な
ど)と、予め記憶手段等に格納したベルト蛇行補正用の
制御プログラムに基づいてニップ幅変更手段(5)の動
作を制御できるものであればよい。
【0016】また、このようなベルトウォーク制御装置
においては、その適用対象であるベルト走行システムに
おける前記無端ベルト(3)を所定の方向に回転走行さ
せるための手段については特に制約されるものではな
く、通常は、前記いずれかのベルト支持ロール(1)、
(2)が駆動ロールとして構成されていればよいが、好
ましくは前記当該1つのベルト支持ロール(図1の例で
は支持ロール1)を駆動ロールとして構成する。このよ
うに構成した場合には、ニップ幅を相対的に異ならせた
際に、無端ベルト(3)を最も確実かつ迅速に意図する
方向に移動させやすくなる。
【0017】さらに、以上のような各ベルトウォーク制
御装置においては、前記押圧ロール及び前記当該1つの
ベルト支持ロール(図1の例では支持ロール1)の少な
くとも一方が弾性体層を有するロールである。このた
め、ニップ幅の変更を行いやすくなるうえ、ニップ幅の
変更に伴う無端ベルトへの負荷を低減することができ
る。より好ましくは、少なくとも当該1つのベルト支持
ロールを、弾性体層を有するロールである押圧ロールと
する。これにより、上記作用効果が得られることは勿論
のこと、ニップ幅を相対的に異ならせた際に、無端ベル
ト(3)を最も確実かつ迅速に意図する方向に移動させ
やすくなる。
【0018】以上のような各ベルトウォーク制御装置
は、無端ベルトを2以上のベルト支持ロールにより支持
して回転走行させるベルト走行システムであって、その
無端ベルトの蛇行を上記したような蛇行補正方式により
補正することが有効なベルト走行システムであれば、特
に制約されることなく適用可能なものである。
【0019】例えば、加熱ロールとこの加熱ロールから
間隔をあけて配設される剥離用ロールとの間に少なくと
も張架されて回転走行する無端ベルトと、この無端ベル
トを前記加熱ロールに押し付ける押圧ロールとを備え、
トナー像を担持する記録シートを前記無端ベルトと押圧
ロールの間で形成されるニップ域に導入して当該トナー
像を記録シートに定着させる定着装置において、その無
端ベルトの蛇行を補正する制御機構として上述したよう
な各ベルトウォーク制御装置を適用することができる。
すなわち、上記定着装置においては、上記無端ベルト及
び各ロールに関する構成に加え、その押圧ロール及び当
該1つのベルト支持ロールに当たる加熱ロールの少なく
とも一方を傾かせて両ロール間で形成されるニップ域
(N)の幅(W)をロール軸方向の両端部間で相対的に
異ならせるニップ幅変更手段と、上記無端ベルトのロー
ル軸方向に移動する蛇行による移動方向を検知するベル
ト検知手段と、このベルト検知手段の検知情報に基づい
て上記ニップ幅変更手段の動作を制御して上記無端ベル
トを前記蛇行による移動方向とは反対側の方向に移動さ
せる制御手段を具備させるように構成すればよい。
【0020】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図4〜図5は、
本発明のベルトウォーク制御方法及び装置を適用した実
施の形態1に係る定着装置の要部を示すものであり、図
4はその概要図、図5はその制御系などの構成を示す概
略図である。
【0021】この実施の形態1に係る定着装置は、加熱
ロール10と、剥離用ロール20と、無端ベルト30
と、加圧(押圧)ロール40と、ニップ幅変更手段50
と、ベルト検知手段60と、制御手段70とでその主要
部が構成されている。そして、この定着装置のように無
端ベルト30を加熱ロール10と剥離用ロール20に張
架させて回転走行させるベルト走行システムを備えてい
る場合、その無端ベルト30がロール軸方向(図中の矢
印X,Y方向)に移動する蛇行が発生するため、この蛇
行を補正する機能が装備されている。このため上記加圧
ロール40、ニップ幅変更手段50、ベルト検知手段6
0及び制御手段70は、無端ベルト30の蛇行を補正す
るための機能を受け持っている。図中において符号Pは
記録シート、Tはトナー像を示す。
【0022】上記加熱ロール10は、アルミニウム、ス
テンレス等からなる円筒状のロール芯材11上に被覆層
12を形成したロール本体と、そのロール芯材11の内
部空間に配設される加熱用ハロゲンランプ13とで構成
されている。被覆層12は、例えば、シリコンゴム等か
らなる厚さが0.5〜5mm程度の弾性体層と、その弾
性体層の表面に形成されるフッ素系樹脂(PFA等)等
からなる厚さが数μm〜数10μm程度の表面層などで
形成されている。この加熱ロール10は、図示されてい
ない支持フレームに回転自在に支持されているととも
に、公知の回転駆動手段により所定の方向(A)に回転
駆動されるようになっている。また、この加熱ロール1
0は、加熱用ハロゲンランプ13により所定の定着加熱
温度(例えば120〜180℃)になるまで加熱され、
しかも、そのハロゲンランプ13の加熱動作が加熱ロー
ル表面の温度を測定する図示されていない温度検知セン
サによる検知情報に基づきフィードバック制御されて所
定の定着加熱温度に保持されるようになっている。
【0023】上記剥離用ロール20は、無端ベルト30
を所定の曲率で曲げた状態で張架することによりそのベ
ルト30に当接した状態で搬送される定着対象の記録シ
ートPが剥がれることを促すためのロールであり、例え
ば金属材料等にて形成されている。この剥離用ロール2
0は、図示されていない支持フレームに回転自在に支持
されているとともに、バネ等からなる公知の張力付与機
構によって無端ベルト30に張力を付与する方向に対し
弾性的に付勢されている。
【0024】上記無端ベルト30は、厚さが30〜20
0μm程度のベルト基材とその基材の外周面側に形成さ
れる厚さが10〜200μm程度の弾性離型層とで構成
されている。このうちベルト基材については、ポリイミ
ド、ポリアミド等の耐熱性樹脂やニッケル、アルミニウ
ム等の金属材料を用いて形成される。また、弾性離型層
については、耐熱性に優れたシリコーン系ゴム、フッ素
系ゴム等にて形成される。この無端ベルト30の外周面
(具体的には弾性離型層の表面)は、できる限り平滑面
(鏡面に近いもの)であることが望ましい。また、この
無端ベルト30は、加熱ロール10と剥離用ロール20
の間に張架され、加熱ロール10の回転駆動により図中
の矢印A方向に回転走行するようになっている。
【0025】加圧ロール40は、無端ベルト30を加熱
ロール10に圧接させるように配設されるものであり、
例えば前記した加熱ロール10のロール本体と同じ層構
造からなるものである。なお、この加圧ロール40に
は、必要に応じて加熱ロール10と同様に、加熱用ハロ
ゲンランプ13を配設して加熱機能を付加してもよい。
この加圧ロール40は、後述するニップ幅変更手段50
(この例ではカム機構)により加圧ロール10側にむけ
て所定の圧力で付勢されるように支持されており、これ
により加圧ロール40は加熱ロール10に対して(無端
ベルト30を介在させた状態で)圧接されている。ま
た、この加圧ロール40の圧接により、当該ロール40
と加熱ロール10に架かる無端ベルト30との間には所
定幅Wのニップ(圧接)域Nが形成される(図4、図
6)。
【0026】ニップ幅変更手段50は、加圧ロール40
を傾かせて加熱ロール10との間で形成されるニップ域
Nの幅Wをロール軸方向(図5中の矢印X,Y方向)の
両端部(NX,NY)間で相対的に異ならせるものであ
る。この実施の形態では、その変更手段50として、図
5に示すように、加圧ロール40の左右両端の軸40a
を回転自在にそれぞれ支持する各軸受45をほぼ上下方
向(図中の矢印E,F方向)に個別に変位させるカム機
構50X,50Yを採用している。このカム機構50
X,50Yは、そのいずれも偏心カム51とこの偏心カ
ム51を所定の角度だけ回転駆動させる駆動モータ(ギ
ア機構を含んでいてもよい)52とで構成されるもので
あり、その偏心カム51が上記加圧ロール40の左右両
端の各軸受45を矢印E,F方向に移動可能に支持する
支持フレーム46の下部に当接し、その支持フレーム4
6自体を変位可能に支持する仕組みになっている。図5
中の符号52aは駆動モータ52と連結される駆動軸、
46aはカム受け部を示す。なお、図5に例示するニッ
プ幅変更手段50としてのカム機構50X,50Yは、
その偏心カム51の位置により加圧ロール40への付勢
力が決定される仕組みになっているが、加圧ロール40
への付勢力をより一定にする(定荷重にする)必要があ
る場合には、例えば、支持フレーム46と加圧ロールの
軸受45の間に荷重用のスプリングを介在させるような
支持構造を採用すればよい。
【0027】ベルト検知手段60は、無端ベルト30の
ロール軸方向X,Yに移動する蛇行による移動方向を検
知するものである。この実施の形態では、その検知手段
60として、図5に示すように無端ベルト30の片方の
側端部に当接して無端ベルト30の矢印X,Yの移動に
追従して揺動するように支持されたアクチュエータ61
と、そのアクチュエータ61の揺動方向及びその揺動量
を計測し得る光学センサ62とからなるベルト位置検知
センサを採用している。
【0028】制御手段70は、ベルト検知手段である上
記ベルト位置検知センサ60の検知情報(ベルト30の
移動方向やその量)と、予め用意されたベルト蛇行補正
用の制御プログラム(無端ベルト30をその蛇行による
移動方向とは反対側の方向に移動させるもの。図6参
照)に基づいてニップ幅変更手段である上記カム機構5
0X,50Yの動作を制御するものであり、演算処理装
置やメモリ等が組み込まれたマイクロコンピュータ等に
よって構成されている。このため、制御手段70は、ベ
ルト蛇行補正用の制御プログラムがメモリに予め格納さ
れており、また、ベルト位置検知センサ60と接続され
て検知情報が入力されているとともに、カム機構50
X,50Yの各駆動モータ52(の制御部)に接続され
て制御信号を出力するようになっている。
【0029】また、この定着装置においては、電子写真
方式を利用したカラープリンタ等のカラー画像形成装置
で形成されたトナー像Tを担持する記録シートPが定着
対象物となる。このため、この定着装置では、かかるト
ナー像Tを担持する記録シートPを無端ベルト30と加
圧ロール40との間の前記ニップ域Nに導入するように
搬送するための図示されていないベルト搬送装置等のシ
ート搬送手段が配設されている。また、この定着装置に
は、無端ベルト30が剥離用ロール20に到達する時点
で無端ベルト30から剥離される記録シートPを、定着
装置外にある収容トレイや他の後処理装置などに対して
排出する図示されていない排出ロール対等の排出手段が
配設されている。さらに、剥離用ロール20の記録シー
ト剥離排出側の近傍には、定着動作が終了したか否かを
検知するため、定着剥離後における記録シートPの通過
の有無を検知するシート検知センサが配設されている。
【0030】次に、この定着装置のベルト蛇行補正に関
する動作について図6を参照しながら説明する。
【0031】まず、この定着装置において無端ベルト3
0の蛇行の発生しない間(発生する前)である平常時に
は、図6aに示すように、加熱ロール10と加圧ロール
40との間で形成されるニップ域Nの両端部NX,NY
の幅W1,W2は、ほぼ等しい関係に保たれている。
【0032】そして、例えば、図6bに枝分けして示し
ているように無端ベルト30が矢印X方向に移動するよ
うに蛇行した場合には、その蛇行による無端ベルト30
の移動方向がベルト位置検知センサ60により検知さ
れ、その検知情報が制御手段70に送られる。この検知
情報が入力されると、制御手段70では、矢印X方向の
ニップ端部NXの幅W3が矢印Y方向のニップ端部NY
の幅W4よりも広くなるようにカム機構50X,50Y
を動作させる。すなわち、カム機構50Xの駆動モータ
52を支持フレーム46が矢印F方向に変位するように
作動させて加圧ロール40の矢印X方向の端部側(軸4
0a)を矢印F方向に変位させるか、あるいは、カム機
構50Yの駆動モータ52を支持フレーム46が矢印E
方向に変位するように作動させて加圧ロール40の矢印
Y方向の端部側(軸40a)を矢印E方向に変位させ
る。
【0033】これにより、ニップ域の幅Wは「W3>W
4」の関係に変更される。このようなニップ幅の変更が
行われると、無端ベルト40が蛇行による移動方向Xと
は反対側の方向Yに移動する。この結果、矢印X方向へ
の蛇行が補正され、無端ベルト30は平常時の状態(正
規の走行位置)に復帰して正常に回転走行するようにな
る。
【0034】一方、図6cに枝分けして示しているよう
に無端ベルト30が矢印Y方向に移動するように蛇行し
た場合には、その蛇行による移動無端ベルト30の移動
方向がベルト位置検知センサ60により検知され、その
検知情報に基づいて制御手段70では、矢印Y方向のニ
ップ端部NYの幅W6が矢印X方向のニップ端部NXの
幅W5よりも広くなるようにカム機構50X,50Yを
動作させる。すなわち、カム機構50Yの駆動モータ5
2を支持フレーム46が矢印F方向に変位するように作
動させて加圧ロール40の矢印F方向の端部側(軸40
a)を矢印F方向に変位させるか、あるいは、カム機構
50Xの駆動モータ52を支持フレーム46が矢印E方
向に変位するように作動させて加圧ロール40の矢印X
方向の端部側(軸40a)を矢印E方向に変位させる。
【0035】これにより、ニップ域の幅Wは「W6>W
5」の関係に変更される。このようなニップ幅の変更が
行われると、無端ベルト40が蛇行による移動方向Yと
は反対側の方向Xに移動する。この結果、矢印Y方向へ
の蛇行が補正され、無端ベルト30は平常時の状態(正
規の走行位置)に復帰して正常に回転走行するようにな
る。
【0036】この定着装置では、加圧ロール40が圧接
される加熱ロール10を駆動ロールとしてことにより、
上記したような蛇行補正時におけるニップ幅の変更に伴
い無端ベルト30が良好に所望の方向に移動する。ま
た、その加熱ロール10や加圧ロール40が弾性体層を
有する構造のロールであるため、これによっても蛇行補
正時におけるニップ幅の変更に伴い無端ベルト30が良
好に所望の方向に移動する。したがって、ニップ幅の変
更に応じた無端ベルトの蛇行補正を適確に行うことが可
能である。
【0037】次に、この定着装置の定着動作について図
7を参照しながら説明する。
【0038】まず、定着動作開始信号が入力されると、
加熱ロール10が無端ベルト30を矢印A方向に回転走
行させるように回転駆動し始めるとともに、加熱用ハロ
ゲンランプ13が通電により発熱して加熱ロール10を
所定の定着温度まで加熱して保持するようになってい
る。この際、加圧ロール40は無端ベルト30を介して
加熱ロール10の回転に応じて従動回転し始める。
【0039】このような状態にある定着装置に対して、
図7aに示すように、画像形成装置側で画像情報に応じ
て形成されたトナー像Tが転写された記録シートPが、
図示されていない用紙搬送装置によって定着ベルト30
と加圧ロール40との間の圧接域Nに送り込まれる。こ
れにより、記録シートPは、そのニップ域Nにおいてト
ナー像Tが加熱加圧されて溶融するとともに記録シート
P(の透明樹脂層120、図8参照)内に埋め込まれる
ようになる。
【0040】続いて、このニップ域Nを通過した記録シ
ートPは、図7bに示すように、その後も無端ベルト3
0の外周面に当接(密着)した状態でベルト30の回転
にともなって矢印A方向に搬送される。そして、この状
態で剥離用ロール20の付近まで搬送されるまでの冷却
領域を通過する間に、記録シートPは自然冷却される。
これにより、特にトナー像Tは記録シートP(の透明樹
脂層120)内に埋め込まれるような状態でもって冷却
されてほぼ固まる。
【0041】この冷却領域を通過した記録シートPは、
図7cに示すように、無端ベルト30に当接した状態で
剥離用ロール20側まで搬送されると、その剥離用ロー
ル20に架かる無端ベルト部分から自然に剥離される。
これにより、定着が終了する。なお、この無端ベルト3
0から剥離された記録シートPは、図示されていない排
出手段によって収容トレイ等に送られる。
【0042】そして、この定着装置においては、前記し
たような無端ベルト30の蛇行が発生しても、ベルト蛇
行補正機能によりその蛇行が補正されて無端ベルト30
が正規の位置で正常に回転走行するため、これにより、
蛇行の発生にともなう定着不良が発生することはない。
【0043】なお、このような定着装置にあっては、ニ
ップ域Nの幅Wが定着時に要求される所定の幅W0に維
持される必要があるため、前述した蛇行補正時における
ニップ幅の変更に際しては、ニップ幅が相対的に狭くな
る側のニップ幅については定着時に要求される所定の幅
W0に保つようにニップ幅の変更を行うことが好まし
い。すなわち、図6に例示した各ニップ幅W1〜W6に
おいて、W4はその平常時のW2と同じに、W5はその
平常時のW1と同じになるようにする。したがって、こ
のようなニップ幅の変更時における制約がある場合に
は、そのニップ幅の変更はニップ幅を相対的に広くする
側にあるカム機構50を作動させて行うようにすればよ
い(これにより、相対的に狭くする側にあるカム機構5
0は作動させる必要がない)。この結果、定着条件を犠
牲にすることなく無端ベルト30の蛇行を補正すること
が可能となる。
【0044】また、この定着装置の定着対象となる記録
シートPは、画像形成装置に適用可能である記録媒体で
あれば特に制約されるものではないが、この定着装置に
より光沢性に富む写真調の画像が得る観点から、図8に
例示するように普通紙、コート紙や、印画紙等からなる
基材100に、ポリエチレン樹脂、スチレン−アクリル
酸エステル樹脂等の熱可塑性樹脂を主成分とする透明樹
脂層120を積層形成したものを使用するとよい。この
ような記録シートPを用いて定着を行った場合は、図8
bに示すように、トナー像Tが記録シートP(の透明樹
脂層120)内に一様に埋め込まれたような状態で定着
されるとともに、その定着後のシート表面(透明樹脂層
120の表面)が無端ベルト30の平滑な表面にならっ
て平滑性に優れた状態となるように定着される。すなわ
ち、この定着後における記録シートP上の画像は、表面
凹凸による光の乱反射が少なく光沢性に富み、写真画像
に近似した高画質のものとして得られる。
【0045】さらに、この定着装置においては、加熱ロ
ール10と剥離用ロール20との間隔を十分に確保でき
ず、無端ベルト30上での記録シートPの自然冷却を実
施することができない場合には、図4に2点鎖線で示す
ように、加熱ロール10と剥離用ロール20との間とな
る無端ベルト30の内側に冷却手段80を設ければよ
い。この冷却手段80としては、例えば、ヒートシンク
等の放熱部材を無端ベルト30の内周面に押し当てたう
えで、さらに、その放熱部材を空冷する構成のものが使
用できる。そして、このような冷却手段80を設けた場
合には、図7bに例示するように、ニップ域Nを通過し
て無端ベルト30に密着した状態で搬送される定着対象
の記録シートPが冷却手段80により強制的に冷却され
るため、所望の冷却を行うことが可能となる。
【0046】また、定着装置においては、必要に応じ
て、剥離用ロール20に架けられる無端ベルト30から
の記録シートPの剥離を確実に行うための補助部材とし
て剥離つめ機構を設けたり、あるいは、無端ベルト30
の外周面に付着する付着物を除去するためのクリーニン
グ装置などを設けてもよい。
【0047】[他の実施の形態]図9は、本発明の他の
実施の形態を示すものであり、本発明のベルトウォーク
制御方法及びベルトウォーク制御装置を適用したベルト
搬送装置の要部を示すものである。すなわち、このベル
ト搬送装置は、ベルト支持ロール1、2により矢印B方
向に回転走行する無端ベルト3に搬送対象物Q(記録シ
ートなど)を載せて搬送するベルト走行システムであ
り、前記したような蛇行補正機能を実現するための押圧
ロール4、ニップ幅変更手段5、ベルト検知手段6及び
制御手段7を装備するものである。これにより、無端ベ
ルト30はその蛇行が補正されて正規の位置で正常に回
転走行するため、搬送対象物Qを一定した位置で正確に
搬送することが可能となる。
【0048】また、実施の形態1等では、無端ベルト3
0(3)を2つのロール(10、20)で支持して回転
走行させる場合について例示したが、それ以上の数のロ
ールによって支持して回転走行させるように構成しても
構わない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のベルトウ
ォーク制御方法及び装置によれば、無端ベルトを少なく
とも2つのベルト支持ロールの間に張架して回転走行さ
せるベルト走行システムにおける当該無端ベルトの蛇行
を簡便かつ良好に補正することができる。また、このベ
ルトウォーク制御装置を適用した定着装置にあっては、
無端ベルトの蛇行を、その本来の定着条件を犠牲にする
ことなく簡便かつ良好に補正でき、また無端ベルトの蛇
行による定着不良などの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のベルトウォーク制御方法を示す概念
図。
【図2】 本発明のベルトウォーク制御装置の全体を示
す概念図。
【図3】 図2のベルトウォーク制御装置におけるニッ
プ幅変更手段の構成を示す概念図。
【図4】 実施の形態1に係る定着装置の要部を示す概
要図。
【図5】 図4の定着装置における制御系などの構成を
示す概要図。
【図6】 ベルト蛇行の補正動作を示す説明図。
【図7】 定着動作の主な工程状態を示す概要図。
【図8】 トナー像の記録シートへの定着状態を示す説
明図。
【図9】 他の実施の形態に係るベルト搬送装置の要部
を示す概要図。
【図10】 従来のベルトウォーク制御方式を示す概要
図。
【符号の説明】
1,2…ベルト支持ロール、3,30…無端ベルト、4
…押圧ロール、5…ニップ幅変更手段、6…ベルト検知
手段、7,70…制御手段、10…加熱ロール、20…
剥離用ロール、40…加圧ロール、50…カム機構、6
0…ベルト位置検知センサ、P…記録シート、T…トナ
ー像、N…ニップ域、NX,NY…ニップ端部、W(W
1〜W6)…ニップ幅。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無端ベルトを少なくとも2つのベルト支
    持ロールの間に張架して回転走行させるベルト走行シス
    テムにおける当該無端ベルトがそのロール軸方向に移動
    する蛇行を補正する制御方法であって、 前記1つのベルト支持ロールと当該支持ロールに前記無
    端ベルトを押し付けるように配する押圧ロールとの間で
    形成されるニップ域の幅を、前記蛇行による無端ベルト
    の移動方向に応じてロール軸方向の両端部間で相対的に
    異ならせることにより、前記無端ベルトを前記蛇行によ
    る移動方向とは反対側の方向に移動させることを特徴と
    するベルトウォーク制御方法。
  2. 【請求項2】 無端ベルトを少なくとも2つのベルト支
    持ロールの間に張架して回転走行させるベルト走行シス
    テムに適用する装置であって、 前記ベルト走行システムにおける無端ベルトを前記1つ
    のベルト支持ロールに押し付ける押圧ロールと、 この押圧ロール及び当該1つのベルト支持ロールの少な
    くとも一方を傾かせて両ロール間で形成されるニップ域
    の幅をロール軸方向の両端部間で相対的に異ならせるニ
    ップ幅変更手段と、 前記無端ベルトのロール軸方向に移動する蛇行による移
    動方向を検知するベルト検知手段と、 このベルト検知手段の検知情報に基づいて前記ニップ幅
    変更手段の動作を制御して前記無端ベルトを前記蛇行に
    よる移動方向とは反対側の方向に移動させる制御手段
    と、を備えていることを特徴とするベルトウォーク制御
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の制御装置において、前
    記当該1つのベルト支持ロールが駆動ロールであること
    を特徴とするベルトウォーク制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は3に記載の制御装置におい
    て、前記押圧ロール及び前記当該1つのベルト支持ロー
    ルの少なくとも一方が弾性体層を有するロールであるこ
    とを特徴とするベルトウォーク制御装置。
  5. 【請求項5】 加熱ロールとこの加熱ロールから間隔を
    あけて配設される剥離用ロールとの間に少なくとも張架
    されて回転走行する無端ベルトと、この無端ベルトを前
    記加熱ロールに押し付ける押圧ロールとを備え、トナー
    像を担持する記録シートを前記無端ベルトと押圧ロール
    の間で形成されるニップ域に導入して当該トナー像を記
    録シートに定着させる定着装置であって、 前記無端ベルトの蛇行を補正する制御機構として請求項
    2〜4のいずれかに記載のベルトウォーク制御装置を適
    用していることを特徴とする定着装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010151906A (ja) * 2008-12-24 2010-07-08 Ricoh Co Ltd ベルト駆動機構、定着装置及び画像形成装置
JP2011028085A (ja) * 2009-07-28 2011-02-10 Canon Inc 画像加熱装置及びこの画像加熱装置に用いられるベルト搬送装置
JP2018045194A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 株式会社リコー 定着ニップ用加圧装置、定着装置及び画像形成装置

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