JP7188197B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本開示は、画像形成装置に関する。
一般に、電子写真プロセス技術を利用した画像形成装置においては、画像データに基づく光が、一様に帯電した像担持体に対して露光されることにより、像担持体の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が形成された像担持体にトナーが供給されれば、静電潜像は可視化されてトナー像が形成される。このようなトナー像は、中間転写ベルトを介して間接的に用紙に転写された場合、定着部で加熱及び加圧されることにより、用紙に画像が形成される。
このような画像形成装置において、ロール紙又は連続帳票用紙等のように紙間の無い連続紙に画像形成が行われる場合、画像形成中と異なる動作状態では、搬送経路中に連続紙が停滞する。よって、連続紙は、定着ニップを介して伝達される熱に起因する変形等が生じる虞がある。そこで、連続紙を裏面側に押し付けることにより、定着ニップを解除させるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-133657号公報
しかし、特許文献1に記載のような従来技術は、吹き付けファン、吸引ファン又は移動ガイドを用いるものであるため、何れかを作動させるために電源を供給しつつ、適切なタイミングで適切量を制御しなければならない。よって、ジャム発生時又は予期しない機械即断時のようなことが生じれば、連続紙を裏面側に押し付けることができない。さらに、搬送部及び定着部の回転駆動が停止すれば、定着部を回転駆動させるDCモーターの慣性が大きいため、搬送部よりも定着部を停止させるまでに要する時間が長くなる。この結果、連続紙が定着部側に巻き込まれる可能性が高くなる。したがって、上記従来技術では、簡単な構成で確実に定着部への連続紙の巻き込みを防止することができない。
本開示はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で確実に定着部への連続紙の巻き込みを防止することができるようにするものである。
本開示の一側面である画像形成装置は、連続紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部により形成された前記画像を前記連続紙に定着させる定着部と、前記定着部の下流側に配置され、前記連続紙を搬送させる下流側搬送ローラー対と、を備え、前記定着部は、前記連続紙の表面と対向する第1回転部材と、前記第1回転部材に圧接して定着ニップを形成する第2回転部材と、を含む画像形成装置であって、前記定着部と前記下流側搬送ローラー対との間に配置され、前記連続紙を前記第2回転部材に向かって押し付け自在なガイド部材、を備え、前記ガイド部材は、前記連続紙の短手方向に沿った回転軸が形成される基部と、前記基部よりも上流側に設けられた短片部と、前記基部よりも下流側に前記基部から山折り状態に屈曲し、且つ前記短片部と一部が対向して設けられ、前記短片部よりも長い長片部と、を含む。
本開示の一側面によれば、簡易な構成で確実に定着部への連続紙の巻き込みを防止することができる。
本開示の実施形態1に係る画像形成装置3の全体構成例を示す図である。 本開示の実施形態1に係る定着部35周辺の機構例を示す図である。 本開示の実施形態1に係るガイド部材63の一例を示す図である。 本開示の実施形態1に係るガイド部材63により連続紙Pの先端がガイドされる一例を示す図である。 本開示の実施形態1に係る巻き込み防止用として機能するガイド部材63の短片部632により連続紙Pがガイドされる一例を示す図である。 本開示の実施形態1に係る巻き込み防止用として機能するガイド部材63の短片部632を上加圧ローラー352dに接触させている一例を示す図である。 本開示の実施形態2に係るコロ637の構成例を示す図である。 本開示の実施形態2に係るコロ637の回転方向を説明する図である。 本開示の実施形態2に係るコロ637により連続紙Pの撓みの逆流が防止されている一例を示す図である。 本開示の実施形態3に係る大コロ638の構成例を示す図である。 本開示の実施形態4に係る定着部35周辺の機構例を示す図である。 本開示の実施形態5に係る画像形成装置300の全体構成例を示す図である。 従来における定着部135で生じる連続紙Pの撓みの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて本開示の実施形態を説明するが、本開示は以下の実施形態に限られるものではない。
図1は、本開示の実施形態1に係る画像形成装置3の全体構成例を示す図である。画像形成装置3は、前段側に給紙装置2及び張力付与機構61が設けられ、後段側に張力付与機構62及び巻取装置4が設けられ、画像形成部34、定着部35及び制御部301を備える。給紙装置2は、ロール状の連続紙P1が装填される。巻取装置4は、ロール状に連続紙P2が収納される。なお、連続紙P1,P2を、総称したものとして説明する場合、連続紙Pと称する。また、画像形成装置3は、給紙装置2、巻取装置4、張力付与機構61及び張力付与機構62の少なくとも1つを含めた構成であってもよい。
給紙装置2は、給紙駆動部21及び給紙制御部22を備える。給紙駆動部21は例えばサーボモーターから構成され、給紙制御部22の制御指令に基づき駆動することで、連続紙P1の回転速度を制御する。張力付与機構61は、ロール状の連続紙P1の後段側に設けられ、連続紙P1に張力を付与する。給紙装置2は、張力付与機構61を介して、連続紙P1を画像形成装置3に給紙することで、張力の付与された連続紙P1を画像形成装置3に供給する。
張力付与機構61は、2つの従動ローラー611、ダンサーローラー612、重り613、支持部材614及びエアダンパー615を備える。ダンサーローラー612は、ローラー本体612aと、ローラー支軸612bとを備え、ローラー本体612aがローラー支軸612bと共に上下に移動可能である。重り613は、重り本体613aと、重り支軸613bとを備える。重り613の重さに応じて張力が決定される。ローラー支軸612bと、重り支軸613bとをつなぐ支持部材614により、重り613による荷重がダンサーローラー612にかけられる。支持部材614は、エアダンパー615により保持されている。エアダンパー615の圧力を弱めると、支持部材614による重り613の保持力が弱くなり、ダンサーローラー612に掛かる重り613の荷重が重くなるため、連続紙Pに掛かる張力が増加する。
巻取装置4は、画像形成装置3により画像が形成された連続紙Pが巻き取られてロール状の連続紙P2として収納される。巻取装置4は、巻取駆動部41及び巻取制御部42を備える。巻取駆動部41は例えばサーボモーターから構成され、巻取制御部42の制御指令に基づき駆動することで、連続紙P2の回転速度を制御する。張力付与機構62は、ロール状の連続紙P2の前段側に設けられ、連続紙Pに張力を付与する。巻取装置4は、張力付与機構62を介して、ロール状の連続紙P2として巻き取ることで、画像形成装置3から出力された連続紙Pを張力の付与された連続紙P2として収納する。
張力付与機構62は、2つの従動ローラー621、ダンサーローラー622、重り623、支持部材624及びエアダンパー625を備える。ダンサーローラー622は、ローラー本体622aと、ローラー支軸622bとを備え、ローラー本体622aがローラー支軸622bと共に上下に移動可能である。重り623は、重り本体623aと、重り支軸623bとを備える。重り623の重さに応じて張力が決定される。ローラー支軸622bと、重り支軸623bとをつなぐ支持部材624により、重り623による荷重がダンサーローラー622にかけられる。支持部材624は、エアダンパー625により保持されている。エアダンパー625の圧力を弱めると、支持部材624による重り623の保持力が弱くなり、ダンサーローラー622に掛かる重り623の荷重が重くなるため、連続紙Pに掛かる張力が増加する。
つまり、ダンサーローラー612と、2つの従動ローラー611とで連続紙Pが支持されることにより、ダンサーローラー612は、2つの従動ローラー611と共に、回転方向に従動回転し、上下に移動可能に支持され、且つ上下方向の移動範囲が規制されている。同様に、ダンサーローラー622と、2つの従動ローラー621とで連続紙Pが支持されることにより、ダンサーローラー622は、2つの従動ローラー621と共に、回転方向に従動回転し、上下に移動可能に支持され、且つ上下方向の移動範囲が規制されている。よって、ダンサーローラー612,622の位置が一定の場所になるように、給紙駆動部21及び巻取駆動部41のそれぞれのサーボモーターの回転速度が制御される。つまり、ダンサーローラー612,622の位置は、給紙駆動部21及び巻取駆動部41の入出力速度差に依存する。よって、給紙装置2及び巻取装置4に電源が供給されなくなると、つまり、電源が遮断されると、給紙駆動部21及び巻取駆動部41も通電しなくなるため、ダンサーローラー612,622は、移動範囲の下限まで重り613,623により加えられる荷重及び自重で落ちる。この結果、連続紙Pには張力が付与されない状態となる。
なお、連続紙Pは、画像形成装置3内では、上流側搬送ローラー対37A及び下流側搬送ローラー対37Bで搬送され、画像形成部34及び定着部35を通過し、排出される。定着部35と、下流側搬送ローラー対37Bとの間には、ガイド部材63が配置されている。ガイド部材63の詳細については後述する。上流側搬送ローラー対37A及び下流側搬送ローラー対37Bを総称したものとして説明する場合、搬送部37と称する。搬送部37は、上流側搬送ローラー対37A及び下流側搬送ローラー対37Bの少なくとも一方が含まれた概念とする。また、上流側搬送ローラー対37Aと、転写部34eとの間の搬送経路中に端部検知部73が設けられている。端部検知部73は、例えば、反射型光電センサーから構成され、連続紙Pの主走査方向の端部を検知するものである。よって、端部検知部73は、連続紙Pの主走査方向の端部の位置を検知することができる。したがって、端部検知部73により一定間隔で検知された連続紙Pの主走査方向の端部の位置の変位に応じて、連続紙Pの片寄りが検知される。
画像形成装置3は、上部に設定部36を備える。設定部36は、表示部36aと、操作部36bとを備え、操作部36bを介してユーザーの操作を受け付けると共に、表示部36aにより情報を表示するものである。画像形成装置3は、上部に原稿を自動的に読み込む自動原稿給紙装置及び原稿画像走査装置を備える。原稿画像走査装置は、プラテンガラスを介して画像の読み取りが可能である。原稿画像走査装置は、例えば原稿の画像を読み取り、画像形成部34による画像の形成に利用される。画像形成部34は、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラック等のような各色用にそれぞれ用意された像担持体34dを備え、それぞれの像担持体34dの周囲には帯電装置34a、露光装置34b及び現像装置34cが設けられている。なお、像担持体34dは、例えば、ドラム状の感光体から構成されている。
帯電装置34aにより帯電した像担持体34dの表面は、印刷ジョブの原稿画像データに基づき、露光装置34bにより像の露光が行われ、静電潜像が形成される。像担持体34dは、現像装置34cにより静電潜像が現像されてトナー像が形成される。転写部34eは、中間転写ベルト34e1及び押圧部34e5等を備える。転写部34eは、中間転写ベルト34e1に押圧自在な押圧部34e5により形成される転写ニップ(二次転写ニップ)を介して、中間転写ベルト34e1に転写されたトナー像を連続紙Pに転写する。定着部35は、トナー像が転写された連続紙Pに定着処理を行う。なお、押圧部34e5は、詳細については後述するが、二次転写ローラー34e51、二次転写調整部34e52及び二次転写駆動部34e53を備え、二次転写駆動部34e53の駆動力に応じて二次転写調整部34e52が二次転写ローラー34e51の位置を調整する。
なお、図示は省略するが、転写部34eは、ベルトクリーニング装置を備える。ベルトクリーニング装置は、ベルトクリーニングブレード等を備え、中間転写ベルト34e1の表面に摺接する。ベルトクリーニング装置は、二次転写後に中間転写ベルト34e1の表面に残留する転写残トナーを除去する。
中間転写ベルト34e1は、無端状ベルトで形成されている。中間転写ベルト34e1は、内周側に、駆動ローラー34e2、一次転写ローラー34e3、対向ローラー34e4、従動ローラー34e6、ステアリングローラー34e7及び従動ローラー34e8が配置されている。よって、中間転写ベルト34e1は、駆動ローラー34e2、一次転写ローラー34e3、対向ローラー34e4、従動ローラー34e6、ステアリングローラー34e7及び従動ローラー34e8によりループ状に張架される。駆動ローラー34e2は、K成分用の一次転写ローラー34e3よりもベルト走行方向の下流側に配置される。駆動ローラー34e2が回転することにより、中間転写ベルト34e1は時計方向に一定速度で走行する。対向ローラー34e4は、駆動ローラー34e2の下流側に配置され、二次転写ローラー34e51に対向する。従動ローラー34e6は、対向ローラー34e4の上方(下流側)に配置されている。ステアリングローラー34e7は、従動ローラー34e6の下流側であり、複数の一次転写ローラー34e3における中間転写ベルト34e1の回転方向の最上流に位置するY成分用の一次転写ローラー34e3の上流側に配置されている。従動ローラー34e8は、Y成分用の一次転写ローラー34e3とステアリングローラー34e7との間に配置されている。なお、Y成分用の一次転写ローラー34e3と、K成分用の一次転写ローラー34e3との間には、Y成分用側から順に、M成分用及びC成分用の一次転写ローラー34e3がそれぞれ配置されている。
複数の一次転写ローラー34e3のそれぞれは、中間転写ベルト34e1の内周面側に設けられ、複数の像担持体34dのそれぞれに対向した位置に配置されている。つまり、複数の一次転写ローラー34e3のそれぞれは、中間転写ベルト34e1を介して、複数の像担持体34dのそれぞれに圧接される。このような配置構成により、複数の像担持体34dのそれぞれと、複数の一次転写ローラー34e3のそれぞれとの間には一次転写ニップが形成される。一次転写ニップでは、複数の像担持体34dのそれぞれから中間転写ベルト34e1にトナー像が転写される。
二次転写ローラー34e51は、中間転写ベルト34e1の外周面側に設けられている。二次転写ローラー34e51は、バックアップローラーと呼ばれ、中間転写ベルト34e1を介して、圧接されることにより、二次転写ニップが形成される。二次転写ニップでは、中間転写ベルト34e1から連続紙Pにトナー像が転写される。中間転写ベルト34e1が一次転写ニップを通過するとき、複数のそれぞれの像担持体34d上のトナー像は、中間転写ベルト34e1に順次重ねて一次転写される。具体的には、一次転写ローラー34e3に一次転写バイアスが印加されることで、中間転写ベルト34e1の裏面側のうち一次転写ローラー34e3と当接する側にトナー像に含まれるトナーと逆極性の電荷が付与されることにより、トナー像は中間転写ベルト34e1に静電的に転写される。
トナー像が中間転写ベルト34e1に静電的に転写され、且つ連続紙Pが二次転写ニップを通過するとき、中間転写ベルト34e1上のトナー像は連続紙Pに二次転写される。具体的には、二次転写ローラー34e51に二次転写バイアスが印加されることで、連続紙Pの裏面側のうち二次転写ローラー34e51と当接する側にトナーと逆極性の電荷が付与されることにより、トナー像は連続紙Pに静電的に転写される。トナー像が転写された連続紙Pは定着部35に向けて搬送される。
二次転写調整部34e52は、L字状の部材から構成され、長片と、短片と、カムとを備える。長片は、先端側が二次転写ローラー34e51を回転可能に支持し、基端側が屈曲部を構成している。この屈曲部は支持ピンにより揺動可能に支持され、短片を係合している。よって、二次転写駆動部34e53の駆動力に応じて、カムが短片を転写押圧力で押すことにより、支持ピンを支点として長片が回動し、二次転写ローラー34e51は、中間転写ベルト34e1を上方に押し上げて二次転写ニップを形成することができる。なお、二次転写ニップの転写前となる位置には転写前搬送ローラー74が設けられているため、転写前搬送ローラー74により連続紙Pには張力が付与されている。この張力は、連続紙Pの蛇行量を抑制するために連続紙Pに付与されるものである。また、転写押圧力は、二次転写ローラー34e51を中間転写ベルト34e1に押圧させて二次転写ニップを形成させるものである。
なお、転写部34eにおいて、二次転写ローラー34e51に代えて、二次転写ローラー34e51を含む複数の不図示の支持ローラーに、不図示の二次転写ベルトがループ状に張架された構成、いわゆる、ベルト式の二次転写ユニットが採用されてもよい。
定着部35は、第1回転部材352と、第2回転部材353とを備える。第1回転部材352は、加熱ローラー352a、加熱源352b、定着ベルト352c及び上加圧ローラー352dを備える。加熱源352bは、加熱ローラー352aの内部に設けられ、昇温が可能なものであって、加熱ローラー352aを加熱する。加熱ローラー352aの下方には、上加圧ローラー352dが設けられている。定着ベルト352cは、無端状に構成され、加熱ローラー352aと、上加圧ローラー352dとに巻き掛けられている。上加圧ローラー352dに下加圧ローラーとして機能する第2回転部材353が圧接されることにより定着ベルト352cを介して定着ニップが形成される。なお、第2回転部材353が上加圧ローラー352dすなわち第1回転部材352から離間状態となった場合、定着ニップは解除される。定着ニップが解除されても、連続紙Pに張力が付与されていれば、第2回転部材353には連続紙Pが巻き掛けられた状態となる。
第1回転部材352は、上側駆動部354により駆動する。上側駆動部354は、制御部301で制御されることにより、第1回転部材352を一定の速度で走行させる。例えば、上加圧ローラー352dを駆動させることにより、定着ベルト352cを一定の速度で走行させつつ、定着ベルト352cを介して加熱ローラー352aから供給される熱が上加圧ローラー352dに形成される定着ニップに伝達される。よって、定着ベルト352cの温度を第1回転部材352の温度とみなすことができる。第2回転部材353は、下側駆動部355により駆動する。下側駆動部355は、制御部301で制御されることにより、第1回転部材352から第2回転部材353を離間させたり、第1回転部材352に第2回転部材353を圧接させたりする。つまり、上加圧ローラー352dと、下加圧ローラーとして機能する第2回転部材353とは、位置関係が離間状態及び圧接状態の何れか一方となる。
定着ベルト352cと対向する位置には、上側温度検知部71が設けられている。上側温度検知部71は、定着ベルト352cの温度を検知する。第2回転部材353の周囲には、下側温度検知部72が設けられていてもよい。下側温度検知部72は、第2回転部材353の周囲の温度を検知する。第2回転部材353は、定着ニップを介して第1回転部材352から熱が伝達されているが、第2回転部材353の内部に加熱源352bと同様のものが設けられてもよい。
つまり、画像形成部34は、電子写真方式で連続紙Pに作像可能なものである。なお、像担持体34dの周囲には、ドラムクリーニング装置34gが設けられている。ドラムクリーニング装置34gは、転写部34eに残る残留トナーを除去するものである。制御部301は、不図示のCPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェース等を備え、画像形成装置3を制御するコンピュータとして利用される。CPUは、ROMから処理内容に応じてプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置3の動作を制御する。プログラムは各種制御機能を実現するためのものである。制御部301は、CPUを主として構成されるプロセッサとしても利用される。
図2は、本開示の実施形態1に係る定着部35周辺の機構例を示す図である。図2に示すように、定着部35と下流側搬送ローラー対37Bとの間には、ガイド部材63が配置されている。また、ガイド部材63と下流側搬送ローラー対37Bとの間には、第1回転部材352側に第3ガイド39Cが配置され、第2回転部材353側に上流から下流に向かって順に、第1ガイド39A及び第2ガイド39Bが配置されている。ガイド部材63の位置は、連続紙Pに張力が付与されている間、連続紙Pにより押し上げられて上昇位置になる。一方、ガイド部材63の位置は、連続紙Pに張力が付与されなくなった場合、連続紙Pにより押し上げられなくなるので待機位置になる。
具体的には、ガイド部材63は自重により第2回転部材353に向かって押し付け自在に構成されている。よって、ジャム発生時又は予期しない機械即断時において、連続紙Pに撓みが生じた場合であっても、ガイド部材63により連続紙Pは第2回転部材353に向かって押し付けられる。
図3は、本開示の実施形態1に係るガイド部材63の一例を示す図である。図3(a)は、ガイド部材63の斜視図である。図3(b)は、ガイド部材63を別の視点から見た斜視図である。図3に示すように、ガイド部材63は、基部631と、短片部632と、長片部633とを含む。基部631は、連続紙Pの短手方向に沿った回転軸が形成される。基部631は、回転軸を中心として基部631を揺動自在に保持させる保持部636を含む。保持部636は、基部631の両端側を山折り状態に屈曲して形成された支持部635により支持される。短片部632は、基部631よりも上流側に、基部631から山折り状態に屈曲して設けられている。長片部633は、基部631よりも下流側に基部631から山折り状態に屈曲し、且つ短片部632と一部が対向して設けられ、短片部632よりも長い。長片部633は、先端が谷折り状態で屈曲して設けられ、連続紙Pを押し付ける縁部634を含む。縁部634は、回転自在なコロ637が設けられている。
図4は、本開示の実施形態1に係るガイド部材63により連続紙Pの先端がガイドされる一例を示す図である。ガイド部材63が基部631に形成される回転軸を支点に保持されるため、連続紙Pの先端が突入時、ガイド部材63は連続紙Pに押されて揺動しやすい。よって、連続紙Pの先端に付与される力が分散されるため、連続紙Pの先端が折れ曲がるのを回避することができる。また、短片部632は、基部631から山折り状態に屈曲して設けられているため、ガイド部材63を持ち上げられないような腰の弱い連続紙Pであったとしても、短片部632の傾斜面に沿って連続紙Pの先端がガイドされる。したがって、連続紙Pの先端が折れ曲がるのを回避することができる。なお、長片部633と連続紙Pの搬送方向との間の角度が45°以下で連続紙Pが搬送されるのが好ましい。
図5は、本開示の実施形態1に係る巻き込み防止用として機能するガイド部材63の短片部632により連続紙Pがガイドされる一例を示す図である。図6は、本開示の実施形態1に係る巻き込み防止用として機能するガイド部材63の短片部632を上加圧ローラー352dに接触させる一例を示す図である。図6に示すように、短片部632は、先端側に可撓性を有する巻込防止ガイド632Aが設けられている。巻込防止ガイド632Aは、ガイド部材63が基部631に形成される回転軸を中心に回転した場合、第1回転部材352と接触する。具体的には、巻込防止ガイド632Aは、上加圧ローラー352dに巻き掛けられている定着ベルト352cに接触する。よって、連続紙Pが定着ベルト352cに巻き込まれる状態を回避できる。
次に、従来例と比較して本実施形態の作用効果について説明する。図13は、従来における定着部35で生じる連続紙Pの撓みの一例を示す図である。ジャム発生時又は予期しない機械即断時は、下流側搬送ローラー対37B及び上加圧ローラー352dの回転駆動が停止される。しかし、下流側搬送ローラー対37Bを回転駆動させる電動機がステッピングモーターであるのに対し、上加圧ローラー352dを回転駆動させる電動機がDCモーターである。ステッピングモーターと比べ、DCモーターは慣性が大きいため、DCモーターは、ステッピングモーターに比べて停止するまでに要する時間が長くなる。また、ステッピングモーターは脱調が起きるため、DCモーターよりも先に停止させる必要がある。
よって、上加圧ローラー352dと下流側搬送ローラー対37Bとの間にある連続紙Pに撓みが発生する。このような連続紙Pの撓みの行方が制御されていない場合、上加圧ローラー352d付近、例えば、第4ガイド39Dと定着ベルト352cとの間で連続紙Pの撓みが成長する場合がある。特に、連続紙Pのカバレッジが高い場合又は連続紙Pがフィルム系のメディアである場合、連続紙Pは上加圧ローラー352dにくっつきやすいため、連続紙Pが上加圧ローラー352dに巻き込まれる可能性が高くなる。連続紙Pが上加圧ローラー352dに巻き込まれた場合、連続紙Pは、上加圧ローラー352dから伝達される熱に起因する変形又は上加圧ローラー352d側への溶着により上加圧ローラー352dを含む第1回転部材352又は第2回転部材353に擦過傷が発生する虞がある。
そこで、本実施形態において、画像形成装置3は、連続紙Pに画像を形成する画像形成部34と、画像形成部34により形成された画像を連続紙Pに定着させる定着部35と、定着部35の下流側に配置され、連続紙Pを搬送させる下流側搬送ローラー対37Bと、を備え、定着部35は、連続紙Pの表面と対向する第1回転部材352と、第1回転部材352に圧接して定着ニップを形成する第2回転部材353と、を含む画像形成装置3であって、定着部35と下流側搬送ローラー対37Bとの間に配置され、連続紙Pを第2回転部材353に向かって押し付け自在なガイド部材63、を備え、ガイド部材63は、連続紙Pの短手方向に沿った回転軸が形成される基部631と、基部631よりも上流側に設けられた短片部632と、基部631よりも下流側に基部631から山折り状態に屈曲し、且つ短片部632と一部が対向して設けられ、短片部632よりも長い長片部633と、を含む。よって、電力が供給されない状態となり、連続紙Pに張力が付与されずに撓みが生じたとしても、ガイド部材63は、長片部633の方が短片部632よりも長いので、基部631に形成された回転軸を中心に回転することで、長片部633が自重により第2回転部材353に向かいつつ、短片部632が第1回転部材352に向かう。よって、連続紙Pは、ガイド部材63に押し付けられつつ、第1回転部材352に逃げる経路がガイド部材63により塞がれる。したがって、簡単な構成で確実に定着部35への連続紙Pの巻き込みを防止することができる。
また、本実施形態において、長片部633は、先端が谷折り状態で屈曲して設けられ、連続紙Pを押し付ける縁部634、を含み、基部631は、回転軸を中心として基部631を揺動自在に保持させる保持部636、を含む。よって、保持部636によりガイド部材63は回転自在に保持される。保持部636は、例えば、ネジ形状の部材から構成され、定着部35の側面部材に保持されることにより、ガイド部材63は容易に配置される。
また、本実施形態において、短片部632は、基部631から山折り状態に屈曲して設けられている。よって、連続紙Pは、短片部632の傾斜面に沿って連続紙Pの先端がガイドされる。したがって、ガイド部材63を持ち上げられないような腰の弱い連続紙Pであったとしても、連続紙Pの先端が折れ曲がるのを回避することができる。
また、本実施形態において、短片部632は、先端側に可撓性を有する巻込防止ガイド632Aが設けられている。よって、巻込防止ガイド632Aの可撓性により巻込防止ガイド632Aと定着ベルト352cとの間を塞ぐことができる。したがって、連続紙Pの撓みの逃げる場所を塞ぐことができる。
また、本実施形態において、巻込防止ガイド632Aは、ガイド部材63が回転軸を中心に回転した場合、第1回転部材352と接触する。よって、連続紙Pの撓みの逃げる場所を確実に塞ぐことができる。したがって、連続紙Pが定着部35に巻き込まれるのを確実に回避することができる。
また、本実施形態において、縁部634は、回転自在なコロ637が設けられている。よって、連続紙Pを滑らかにガイドすることができる。したがって、連続紙Pの撓みを軽減させることができる。
実施形態2.
実施形態2において、実施形態1と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態2においては、コロ637の構成を具体的に説明する。図7は、本開示の実施形態2に係るコロ637の構成例を示す図である。図8は、本開示の実施形態2に係るコロ637の回転方向を説明する図である。図9は、本開示の実施形態2に係るコロ637により連続紙Pの撓みの逆流が防止されている一例を示す図である。
コロ637は、機構部637Aと、表皮部637Bとを含む。機構部637Aは、コロ637を連続紙Pの搬送方向のみに回転させるものであり、ワンウェイクラッチから構成される。表皮部637Bは、機構部637Aの外周に設けられ、摺動抵抗が下流側搬送ローラー対37Bと同じ又はより大きい。
以上の説明から、本実施形態において、コロ637は、コロ637を連続紙Pの搬送方向のみに回転させる機構部637Aと、機構部637Aの外周に設けられ、摺動抵抗が下流側搬送ローラー対37Bと同じ又はより大きい表皮部637Bと、を含む。よって、連続紙Pの撓みが逆流するのを防止することができる。したがって、連続紙Pが定着部35側に巻き込まれるのを特に顕著に回避することができる。
実施形態3.
実施形態3において、実施形態1,2と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態3においては、実施形態1,2のコロ637とは異なる構成のものについて説明する。図10は、本開示の実施形態3に係る大コロ638の構成例を示す図である。図10に示すように、縁部634には、大コロ638が設けられている。大コロ638は、回転自在であり、且つ連続紙Pの画像領域幅全体を覆うものである。また、支持部635には、保持部636を挿入する挿入穴635Hが設けられている。
以上の説明から、本実施形態において、縁部634は、回転自在であり、且つ連続紙Pの画像領域幅全体を覆う大コロ638が設けられている。よって、定着直後の連続紙Pであっても、大コロ638が画像流域幅全体を覆うため、トナーに含まれるワックス成分が部分的に除去されることがない。したがって、連続紙Pに形成された画像品質を保持することができる。
実施形態4.
実施形態4において、実施形態1~3と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態4においては、連続紙Pの擦過傷を防ぐさらなる機構が追加されている。図11は、本開示の実施形態4に係る定着部35周辺の機構例を示す図である。図11に示すように、第2回転部材353を第1回転部材352に圧接する圧接アーム639が設けられている。圧接アーム639は、基端部639Aと、支点支持部639Bと、持上部639Dとを備える。支点支持部639Bは、基端部639Aの上流側から立設しているものであり、支軸639Cを含む。持上部639Dは、基端部639Aの下流側から立設しているものであり、ガイド部材63を持ち上げる。具体的には、第2回転部材353と対向する側に、基端部639Aと、支点支持部639Bと、持上部639Dとから圧接部639Eとなる曲面が形成されている。よって、圧接アーム639は、支軸639Cを支点として回転することで、第2回転部材353を第1回転部材352に圧接しつつ、持上部639Dの先端がガイド部材63を持ち上げる。したがって、圧接アーム639は、第2回転部材353を第1回転部材352に圧接する場合、ガイド部材63を連動して持ち上げる。なお、圧接アーム639は、連続紙Pの短手方向の両端よりも外側に設けられ、第2回転部材353の両端を圧接するものである。よって、連続紙Pの搬送経路を塞がない。
以上の説明から、本実施形態において、画像形成装置3は、第2回転部材353を第1回転部材352に圧接する圧接アーム639、をさらに備え、圧接アーム639は、ガイド部材63を持ち上げる持上部639Dを含み、第2回転部材353を第1回転部材352に圧接する場合、ガイド部材63を連動して持ち上げる。よって、連続紙Pの搬送中にガイド部材63が連続紙Pに強く接触することがない。したがって、連続紙Pに形成された画像に擦過傷が生じるのを防止することができる。
実施形態5.
実施形態5において、実施形態1~4と同様の構成及び機能についての説明は省略する。実施形態5では、連続紙Pを縦方向に搬送しつつ、連続紙Pに画像を形成する構成について説明する。図12は、本開示の実施形態5に係る画像形成装置300の全体構成例を示す図である。図12に示すように、画像形成装置300内部では、搬送部37は、画像形成部34及び定着部35の順に連続紙Pを搬送する。よって、連続紙Pは縦方向に搬送される。定着部35の下流側にはガイド部材63が配置されている。短片部632と、連続紙Pとの間には、付勢部材64が配置されている。付勢部材64は、例えば弾性体から構成され、短片部632に第1回転部材352に向かう付勢力を供給する。よって、連続紙Pに撓みが生じたとしても、付勢部材64により短片部632が付勢され、縁部634が連続紙Pを押し付ける。
以上の説明から、本実施形態において、画像形成装置3は、短片部632に第1回転部材352に向かう付勢力を供給する付勢部材64をさらに備える。よって、連続紙Pに撓みが生じたとしても、連続紙Pが定着部35に巻き込まれることがない。したがって、簡単な構成で確実に定着部35への連続紙Pの巻き込みを防止することができる。
以上、本開示に係る画像形成装置3、給紙装置2及び巻取装置4を実施形態に基づいて説明したが、本開示はこれに限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
本実施形態においては、張力付与機構61が給紙装置2の後段側に備えられ、張力付与機構62が巻取装置4の前段側に備えられている一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、張力付与機構61,62は、画像形成装置3内に設けられていてもよい。
また、本実施形態においては、張力付与機構61は、重り613と支持部材614とを別々に含む一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、張力付与機構61は、重り613と支持部材614とが一体的に構成されたダンサーアームを含んでいてもよい。張力付与機構61がダンサーアームを含む場合、エアダンパー615は、ダンサーアームを保持すればよい。張力付与機構62も同様である。
また、本実施形態においては、張力付与機構61は、重り613により連続紙Pに張力を付与する一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、張力付与機構61は、エアシリンダー又はスプリングでダンサーローラー612に荷重をかけることにより、ダンサーローラー612に加圧して張力を連続紙Pに付与してもよい。なお、張力付与機構61は、エアシリンダーの場合、エアシリンダーによる加圧はエアの圧力変動が張力の変動になる。また、張力付与機構61は、スプリングの場合、スプリングを安定させるためのダンパーを設ける。張力付与機構62も同様である。
また、本実施形態においては、ベルト加熱方式として第1回転部材352が定着ベルト352cを備えている構成の一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、ローラー加熱方式として第1回転部材352が構成されてもよい。また、ローラー加圧方式として第2回転部材353が下加圧ローラーとして機能する一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、ベルト加圧方式として第2回転部材353が加圧ベルトを備えている構成であってもよい。
また、本実施形態においては、画像形成装置3は電子写真方式が採用されたものである一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、画像形成装置3はインクジェット方式が採用されたものであってもよい。画像形成装置3はインクジェット方式のものに本開示に係る画像形成装置3が適用されれば、インクを早期に定着させるために、熱をかけたりする場合であっても、印刷コストの増加及び画像品質の低下を抑制することができる。
また、本実施形態においては、定着部35は定着ニップにより連続紙Pにトナー像を定着させる一例について説明したが、特にこれに限定されるものではない。例えば、定着部35は光の熱により連続紙Pにトナー像を定着させるフラッシュ定着であってもよい。
2 給紙装置、21 給紙駆動部、22 給紙制御部
3,300 画像形成装置、34 画像形成部、34a 帯電装置、34b 露光装置
34c 現像装置、34d 像担持体
34e 転写部、34e1 中間転写ベルト、34e2 駆動ローラー
34e3 一次転写ローラー
34e4 対向ローラー、34e6,34e8 従動ローラー
34e7 ステアリングローラー
34e5 押圧部、34e51 二次転写ローラー
34e52 二次転写調整部、34e53 二次転写駆動部
34g ドラムクリーニング装置
35 定着部、352 第1回転部材
352a 加熱ローラー、352b 加熱源、352c 定着ベルト
352d 上加圧ローラー
353 第2回転部材、354 上側駆動部、355 下側駆動部
36 設定部、36a 表示部、36b 操作部
37 搬送部、37A 上流側搬送ローラー対、37B 下流側搬送ローラー対
39A 第1ガイド、39B 第2ガイド、39C 第3ガイド
39D 第4ガイド
301 制御部
4 巻取装置、41 巻取駆動部、42 巻取制御部
61 張力付与機構、611 従動ローラー
612 ダンサーローラー、612a ローラー本体、612b ローラー支軸
613 重り、613a 重り本体、613b 重り支軸、614 支持部材
615 エアダンパー
62 張力付与機構、621 従動ローラー
622 ダンサーローラー、622a ローラー本体、622b ローラー支軸
623 重り、623a 重り本体、623b 重り支軸、624 支持部材
625 エアダンパー
63 ガイド部材、631 基部、632 短片部、632A 巻込防止ガイド
633 長片部
634 縁部、635 支持部、635H 挿入穴、636 保持部
637 コロ、637A 機構部、637B 表皮部、638 大コロ
639 圧接アーム、639A 基端部、639B 支点支持部、639C 支軸
639D 持上部、639E 圧接部
64 付勢部材
71 上側温度検知部、72 下側温度検知部、73 端部検知部
74 転写前搬送ローラー
P,P1,P2 連続紙

Claims (10)

  1. 連続紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像形成部により形成された画像を前記連続紙に定着させる定着部と、
    前記定着部の下流側に配置され、前記連続紙を搬送させる下流側搬送ローラー対と、
    を備え、
    前記定着部は、
    前記連続紙の表面と対向する第1回転部材と、
    前記第1回転部材に圧接して定着ニップを形成する第2回転部材と、
    を含む画像形成装置であって、
    前記定着部と前記下流側搬送ローラー対との間に配置され、前記連続紙を前記第2回転部材に向かって押し付け自在なガイド部材、
    を備え、
    前記ガイド部材は、
    前記連続紙の短手方向に沿った回転軸が形成される基部と、
    前記基部よりも上流側に設けられた短片部と、
    前記基部よりも下流側に前記基部から山折り状態に屈曲し、且つ前記短片部と一部が対向して設けられ、前記短片部よりも長い長片部と、
    を含む、
    画像形成装置。
  2. 前記長片部は、
    先端が谷折り状態で屈曲して設けられ、前記連続紙を押し付ける縁部、
    を含み、
    前記基部は、
    前記回転軸を中心として当該基部を揺動自在に保持させる保持部、
    を含む、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記短片部は、
    前記基部から山折り状態に屈曲して設けられている、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記短片部は、
    先端側に可撓性を有する巻込防止ガイドが設けられている、
    請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記巻込防止ガイドは、
    前記ガイド部材が前記回転軸を中心に回転した場合、前記第1回転部材と接触する、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記縁部は、
    回転自在なコロが設けられている、
    請求項2~5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記コロは、
    当該コロを前記連続紙の搬送方向のみに回転させる機構部と、
    前記機構部の外周に設けられ、摺動抵抗が前記下流側搬送ローラー対と同じ又はより大きい表皮部と、
    を含む、
    請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記縁部は、
    回転自在であり、且つ前記連続紙の画像領域幅全体を覆う大コロが設けられている、
    請求項2~5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第2回転部材を前記第1回転部材に圧接する圧接アーム、
    をさらに備え、
    前記圧接アームは、
    前記ガイド部材を持ち上げる持上部
    を含み、
    前記第2回転部材を前記第1回転部材に圧接する場合、前記ガイド部材を連動して持ち上げる、
    請求項1~8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記短片部に前記第1回転部材に向かう付勢力を供給する付勢部材、
    をさらに備える、
    請求項1~9の何れか一項に記載の画像形成装置。
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