JPH09114153A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH09114153A JPH09114153A JP7293578A JP29357895A JPH09114153A JP H09114153 A JPH09114153 A JP H09114153A JP 7293578 A JP7293578 A JP 7293578A JP 29357895 A JP29357895 A JP 29357895A JP H09114153 A JPH09114153 A JP H09114153A
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- Japan
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- roller
- image forming
- transfer paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成装置の定着器と排紙ローラの搬送速
度差を吸収し、定着後の転写紙にこすれやシワを生じさ
せない。 【解決手段】 定着器５と排紙ローラ７の間の搬送経路
の屈曲部位に、板バネ１３に回転自在に支持した複数の
ガイドローラ６ａからなり、搬送経路長を可変させるガ
イド手段６を設ける。搬送速度は排紙ローラ７を大きく
設定する。転写紙１０が排紙ローラ７と定着器５のロー
ラによる搬送速度差によって排紙ローラ７により強く引
っ張られ、それに伴ってガイドローラ６ａ側に押し付け
られると、板バネ１３が搬送面外側に撓んでガイドロー
ラ６ａの位置が移動する。この移動で搬送路が短くな
る。この搬送路の短縮が、転写紙１０による押し付け力
の増加に伴って徐々に行われるので、転写紙１０に掛か
る引っ張り力との関係で常に理想的な搬送経路が形成さ
れ、転写紙にたわみやしわが生じない。
度差を吸収し、定着後の転写紙にこすれやシワを生じさ
せない。 【解決手段】 定着器５と排紙ローラ７の間の搬送経路
の屈曲部位に、板バネ１３に回転自在に支持した複数の
ガイドローラ６ａからなり、搬送経路長を可変させるガ
イド手段６を設ける。搬送速度は排紙ローラ７を大きく
設定する。転写紙１０が排紙ローラ７と定着器５のロー
ラによる搬送速度差によって排紙ローラ７により強く引
っ張られ、それに伴ってガイドローラ６ａ側に押し付け
られると、板バネ１３が搬送面外側に撓んでガイドロー
ラ６ａの位置が移動する。この移動で搬送路が短くな
る。この搬送路の短縮が、転写紙１０による押し付け力
の増加に伴って徐々に行われるので、転写紙１０に掛か
る引っ張り力との関係で常に理想的な搬送経路が形成さ
れ、転写紙にたわみやしわが生じない。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
ー等、転写材に形成されたトナー像をヒートロールにて
定着を行う画像形成装置であって、特にロール紙等長尺
な用紙を転写紙として用いる画像形成装置に関する。
ー等、転写材に形成されたトナー像をヒートロールにて
定着を行う画像形成装置であって、特にロール紙等長尺
な用紙を転写紙として用いる画像形成装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、従来のこの種の画像形成装置に
おける転写紙の搬送路を概略的に示す図である。この装
置では、ロール紙１を図示せぬカッター等で所定の長さ
にカットしてなる転写紙を、搬送経路９に沿ってレジス
トローラ２、作像・転写部３、搬送部４を通紙して画像
を転写し、ヒートロール式の定着器５に導いて画像を定
着させた後、第１、第２の排紙ローラ７、８で機外に排
出するようになっている。
おける転写紙の搬送路を概略的に示す図である。この装
置では、ロール紙１を図示せぬカッター等で所定の長さ
にカットしてなる転写紙を、搬送経路９に沿ってレジス
トローラ２、作像・転写部３、搬送部４を通紙して画像
を転写し、ヒートロール式の定着器５に導いて画像を定
着させた後、第１、第２の排紙ローラ７、８で機外に排
出するようになっている。
【０００３】図６、７は、図５の従来の画像形成装置に
おける定着器５付近の転写紙の搬送路の形態を模式的に
示した図であり、定着器５と第１の排紙ローラ７の間に
は内ガイド板１１と外ガイド板１２を設けてある。
おける定着器５付近の転写紙の搬送路の形態を模式的に
示した図であり、定着器５と第１の排紙ローラ７の間に
は内ガイド板１１と外ガイド板１２を設けてある。
【０００４】ここで定着器５の搬送速度に対して第１の
排紙ローラ７の搬送速度が大きい場合には、図６に示す
ように搬送中の転写紙１０が排紙ローラ７側へ引っ張ら
れ、転写紙１０の定着面は内ガイド板１１とこすれてし
まう。一方、定着器５の搬送速度に対して第１の排紙ロ
ーラ７の搬送速度が小さい場合には、図７に示すように
内外のガイド板１１、１２間で転写紙１０がたるみ、シ
ワが生じてしまう。
排紙ローラ７の搬送速度が大きい場合には、図６に示す
ように搬送中の転写紙１０が排紙ローラ７側へ引っ張ら
れ、転写紙１０の定着面は内ガイド板１１とこすれてし
まう。一方、定着器５の搬送速度に対して第１の排紙ロ
ーラ７の搬送速度が小さい場合には、図７に示すように
内外のガイド板１１、１２間で転写紙１０がたるみ、シ
ワが生じてしまう。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】即ち従来のこの種の画
像形成装置では、定着器とその下流側の排紙ローラの搬
送速度の差が大きい場合には、定着直後の転写紙面がガ
イド板にこすられたり、あるいは転写紙が定着器後のガ
イド板間でたるんでシワ状になる等の不具合が生じると
いう問題があり、これに対して部品精度で極力搬送速度
差を抑えたり、排紙ローラ線速を定着ローラより速くす
ると共に排紙ローラの搬送力を小さくして転写紙を故意
に排紙ローラにてスリップさせ、搬送速度差を吸収する
等の手法が実施されていた。
像形成装置では、定着器とその下流側の排紙ローラの搬
送速度の差が大きい場合には、定着直後の転写紙面がガ
イド板にこすられたり、あるいは転写紙が定着器後のガ
イド板間でたるんでシワ状になる等の不具合が生じると
いう問題があり、これに対して部品精度で極力搬送速度
差を抑えたり、排紙ローラ線速を定着ローラより速くす
ると共に排紙ローラの搬送力を小さくして転写紙を故意
に排紙ローラにてスリップさせ、搬送速度差を吸収する
等の手法が実施されていた。
【０００６】しかしながら、部品精度で速度差を抑える
ためには高精度の部品を用いなければならず、コストア
ップの要因となるという別の問題が生じることになり、
また定着器の廃熱で排紙ローラが暖められてローラが膨
張して径が大きくなってしまう等の問題も生じている。
また排紙ローラ上で転写紙をスリップさせる場合では、
転写紙の種類によってスリップ率や表面性等が異なり、
使用する転写紙によっては転写面上に排紙ローラのスリ
ップ跡が残ってしまうという問題がある。
ためには高精度の部品を用いなければならず、コストア
ップの要因となるという別の問題が生じることになり、
また定着器の廃熱で排紙ローラが暖められてローラが膨
張して径が大きくなってしまう等の問題も生じている。
また排紙ローラ上で転写紙をスリップさせる場合では、
転写紙の種類によってスリップ率や表面性等が異なり、
使用する転写紙によっては転写面上に排紙ローラのスリ
ップ跡が残ってしまうという問題がある。
【０００７】本発明は上記従来の問題点に鑑み、定着器
と排紙ローラの搬送速度差を吸収し、定着後の転写紙に
こすれやシワを生じさせず、かつ安価な画像形成装置を
提供することを目的とする。
と排紙ローラの搬送速度差を吸収し、定着後の転写紙に
こすれやシワを生じさせず、かつ安価な画像形成装置を
提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項１に
係る画像形成装置は、複写機やプリンター等の静電複写
プロセスにてトナー画像を形成し、ヒートロール定着装
置にて転写紙に定着、排紙を行う画像形成装置におい
て、上記ヒートロール定着装置の定着ローラと、該定着
ローラの搬送路下流側に設けた排紙ローラとの間に、搬
送路を可変させてこれら定着ローラと排紙ローラとの間
の紙送り速度差を吸収するガイド手段を設けたことを特
徴とする。
係る画像形成装置は、複写機やプリンター等の静電複写
プロセスにてトナー画像を形成し、ヒートロール定着装
置にて転写紙に定着、排紙を行う画像形成装置におい
て、上記ヒートロール定着装置の定着ローラと、該定着
ローラの搬送路下流側に設けた排紙ローラとの間に、搬
送路を可変させてこれら定着ローラと排紙ローラとの間
の紙送り速度差を吸収するガイド手段を設けたことを特
徴とする。
【０００９】同請求項２に係る画像形成装置は、上記ガ
イド手段が、上記定着ローラと排紙ローラとの間での転
写紙搬送中に作動して上記紙送り速度差に応じて上記搬
送路を徐々に可変させる可動ガイド部材を有することを
特徴とする。
イド手段が、上記定着ローラと排紙ローラとの間での転
写紙搬送中に作動して上記紙送り速度差に応じて上記搬
送路を徐々に可変させる可動ガイド部材を有することを
特徴とする。
【００１０】同請求項３に係る画像形成装置は、上記可
動ガイド部材を弾性部材によって可動に支持し、搬送中
の転写紙によって上記弾性部材の反発力に抗して搬送路
が短くなる側へ押し込まれ得るようにしたことを特徴と
する。
動ガイド部材を弾性部材によって可動に支持し、搬送中
の転写紙によって上記弾性部材の反発力に抗して搬送路
が短くなる側へ押し込まれ得るようにしたことを特徴と
する。
【００１１】同請求項４に係る画像形成装置は、上記可
動ガイド部材を、上記転写紙のサイズに対応させて転写
紙の幅方向で分割し、各分割部材を単独で可動としたこ
とを特徴とする。
動ガイド部材を、上記転写紙のサイズに対応させて転写
紙の幅方向で分割し、各分割部材を単独で可動としたこ
とを特徴とする。
【００１２】同請求項５に係る画像形成装置は、上記可
動ガイド部材が回転自在なローラ状の部材であることを
特徴とする。
動ガイド部材が回転自在なローラ状の部材であることを
特徴とする。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る画像形成装置の
実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従
来と共通する部分には共通する符号を付して説明する。
実施の形態を図面を参照して説明する。なお以下では従
来と共通する部分には共通する符号を付して説明する。
【００１４】図１は本発明の一実施形態に係る画像形成
装置における転写紙の搬送路を概略的に示す図である。
この装置の搬送経路９は図５の画像形成装置のものとほ
ぼ同様であるが、定着器５と第１の排紙ローラ７の間の
搬送経路９の屈曲部位に、搬送路長を可変させるガイド
手段６を設けてある。また搬送路を徐々に短くするよう
に変更するため、排紙ローラ７による搬送速度が、定着
器５のローラによる搬送速度以上となるように設定して
ある。
装置における転写紙の搬送路を概略的に示す図である。
この装置の搬送経路９は図５の画像形成装置のものとほ
ぼ同様であるが、定着器５と第１の排紙ローラ７の間の
搬送経路９の屈曲部位に、搬送路長を可変させるガイド
手段６を設けてある。また搬送路を徐々に短くするよう
に変更するため、排紙ローラ７による搬送速度が、定着
器５のローラによる搬送速度以上となるように設定して
ある。
【００１５】図２はガイド手段６の斜視図である。この
ガイド手段６は、転写紙のサイズに対応させて転写紙の
幅方向で分割した複数のガイドローラ６ａ・・・からな
る。各ガイドローラ６ａは揺動可能な板バネ１３の自由
端により回転自在に支持してあり、板バネ１３の他端
は、図示せぬ装置本体等に取り付けた入口ガイド板１４
上に固定してある。このため、図２に示すような狭幅の
転写紙１０ａ等が通紙された場合、必要な範囲の板バネ
１３とガイド部材６が可動するようになっている。また
板バネ１３は、ストッパ１８に押し付けて自由端側の揺
動を規制できるように、即ち、ガイドローラ６ａと外ガ
イド板１２との間隔が所定値以下にならないようにして
ある。なお幅の狭い転写紙１０ａに対しては、各ガイド
ローラ６ａの搬送力が低下する分、負荷も減り、搬送ス
リップ等が生じにくくなっている。
ガイド手段６は、転写紙のサイズに対応させて転写紙の
幅方向で分割した複数のガイドローラ６ａ・・・からな
る。各ガイドローラ６ａは揺動可能な板バネ１３の自由
端により回転自在に支持してあり、板バネ１３の他端
は、図示せぬ装置本体等に取り付けた入口ガイド板１４
上に固定してある。このため、図２に示すような狭幅の
転写紙１０ａ等が通紙された場合、必要な範囲の板バネ
１３とガイド部材６が可動するようになっている。また
板バネ１３は、ストッパ１８に押し付けて自由端側の揺
動を規制できるように、即ち、ガイドローラ６ａと外ガ
イド板１２との間隔が所定値以下にならないようにして
ある。なお幅の狭い転写紙１０ａに対しては、各ガイド
ローラ６ａの搬送力が低下する分、負荷も減り、搬送ス
リップ等が生じにくくなっている。
【００１６】また図３、４に示すように、定着器５の直
後には図６、７に示した従来の装置の内ガイド板１１に
替えて、内ガイド板１１を２分した形態の入口ガイド板
１４と出口ガイド板１７を設けてあり、外ガイド板１２
と対になって転写紙１０を第１の排紙ローラ７まで搬送
するようになっている。なお、入口ガイド板１４からガ
イド手段６に向けて転写紙１０がスムーズに流れるよう
にフィルム状のガイド材１５も設けてある。
後には図６、７に示した従来の装置の内ガイド板１１に
替えて、内ガイド板１１を２分した形態の入口ガイド板
１４と出口ガイド板１７を設けてあり、外ガイド板１２
と対になって転写紙１０を第１の排紙ローラ７まで搬送
するようになっている。なお、入口ガイド板１４からガ
イド手段６に向けて転写紙１０がスムーズに流れるよう
にフィルム状のガイド材１５も設けてある。
【００１７】次に図３、４を用いて本実施形態装置の動
作を説明する。図３は、転写紙１０の先端が定着器５を
抜けて、第１の排紙ローラ７にグリップされた直後の搬
送状態を示す。この状態になるまでは、転写紙１０の搬
送速度は定着器５のローラの回転速度によって決まるの
で、図示のように転写紙１０はたるむことなく外ガイド
板１２と、入口ガイド板１４、ガイド材１５、ガイドロ
ーラ６ａ及び出口ガイド板１７によって形成される搬送
路内を搬送される。
作を説明する。図３は、転写紙１０の先端が定着器５を
抜けて、第１の排紙ローラ７にグリップされた直後の搬
送状態を示す。この状態になるまでは、転写紙１０の搬
送速度は定着器５のローラの回転速度によって決まるの
で、図示のように転写紙１０はたるむことなく外ガイド
板１２と、入口ガイド板１４、ガイド材１５、ガイドロ
ーラ６ａ及び出口ガイド板１７によって形成される搬送
路内を搬送される。
【００１８】ついで図４に示すように転写紙１０が第１
の排紙ローラ７によって搬送され始めると、排紙ローラ
７による搬送速度が、定着器５のローラによる搬送速度
以上となるように設定してあるので、この速度差によっ
て転写紙１０は排紙ローラ７により強く引っ張られる状
態になり、それに伴って搬送面内側、即ちガイドローラ
６ａ側に押し付けられる。すると、ガイドローラ６ａを
支持している板バネ１３が転写紙１０による押し付け力
によって搬送面外側に撓み、板バネ１３の付勢力に抗し
てガイドローラ６ａの位置が移動する。このガイドロー
ラ６ａの移動に伴って、入口ガイド板１４、ガイド材１
５、ガイドローラ６ａ及び出口ガイド板１７によって形
成される搬送路は短くなる。この搬送路の短縮は、転写
紙１０による押し付け力の増加に伴ってガイドローラ６
ａが徐々に移動することによるので、転写紙１０に掛か
る引っ張り力との関係で常に理想的な搬送路を提供す
る。もちろん屈曲部に設けられているガイドローラ６ａ
が、回転自由であるため、転写紙１０がガイドローラ６
ａの表面に押し付けられてもこすれることがない。
の排紙ローラ７によって搬送され始めると、排紙ローラ
７による搬送速度が、定着器５のローラによる搬送速度
以上となるように設定してあるので、この速度差によっ
て転写紙１０は排紙ローラ７により強く引っ張られる状
態になり、それに伴って搬送面内側、即ちガイドローラ
６ａ側に押し付けられる。すると、ガイドローラ６ａを
支持している板バネ１３が転写紙１０による押し付け力
によって搬送面外側に撓み、板バネ１３の付勢力に抗し
てガイドローラ６ａの位置が移動する。このガイドロー
ラ６ａの移動に伴って、入口ガイド板１４、ガイド材１
５、ガイドローラ６ａ及び出口ガイド板１７によって形
成される搬送路は短くなる。この搬送路の短縮は、転写
紙１０による押し付け力の増加に伴ってガイドローラ６
ａが徐々に移動することによるので、転写紙１０に掛か
る引っ張り力との関係で常に理想的な搬送路を提供す
る。もちろん屈曲部に設けられているガイドローラ６ａ
が、回転自由であるため、転写紙１０がガイドローラ６
ａの表面に押し付けられてもこすれることがない。
【００１９】
【発明の効果】請求項１に係る画像形成装置は、以上説
明してきたように、搬送路を可変させて定着ローラと排
紙ローラとの速度差を吸収しているため、定着ローラ、
排紙ローラの外径公差を必要以上に厳しくすることな
く、また定着ローラの温度変化にともなう外径差に対し
ても余裕を持ち、特にロール紙等を用い長尺紙の搬送を
行う際でも搬送速度を調整することが不要になり、装置
を構成するにあたってのコストアップもあまり生じさせ
ないで済むという効果がある。
明してきたように、搬送路を可変させて定着ローラと排
紙ローラとの速度差を吸収しているため、定着ローラ、
排紙ローラの外径公差を必要以上に厳しくすることな
く、また定着ローラの温度変化にともなう外径差に対し
ても余裕を持ち、特にロール紙等を用い長尺紙の搬送を
行う際でも搬送速度を調整することが不要になり、装置
を構成するにあたってのコストアップもあまり生じさせ
ないで済むという効果がある。
【００２０】請求項２に係る画像形成装置は、紙送り速
度差に応じて搬送路を徐々に可変させるようにしたの
で、上記共通の効果に加え、搬送中の紙に対して常に最
適の経路を設定し、転写紙をローラ間で引っ張ったり、
たるませたりする等のことがなく、常に安定した搬送が
可能となるという効果がある。
度差に応じて搬送路を徐々に可変させるようにしたの
で、上記共通の効果に加え、搬送中の紙に対して常に最
適の経路を設定し、転写紙をローラ間で引っ張ったり、
たるませたりする等のことがなく、常に安定した搬送が
可能となるという効果がある。
【００２１】請求項３に係る画像形成装置は、搬送路が
搬送時の転写紙の挙動に応じて変化するため、上記共通
の効果に加え、ソレノイド等の電気部品が不要で、信頼
性が高いという効果がある。
搬送時の転写紙の挙動に応じて変化するため、上記共通
の効果に加え、ソレノイド等の電気部品が不要で、信頼
性が高いという効果がある。
【００２２】請求項４に係る画像形成装置は、可動ガイ
ド部材を転写紙のサイズに対応させて転写紙の幅方向で
分割し、各分割部材を単独で可動としたので、上記共通
の効果に加え、転写紙の幅に対応するガイド部材のみが
可動すればよいため、転写紙に必要以上の負荷を与え
ず、特に幅の狭い転写紙に対して相対的に各ローラの搬
送力が低下する分、負荷も低減され、搬送スリップ等の
不具合が生じないという効果がある。
ド部材を転写紙のサイズに対応させて転写紙の幅方向で
分割し、各分割部材を単独で可動としたので、上記共通
の効果に加え、転写紙の幅に対応するガイド部材のみが
可動すればよいため、転写紙に必要以上の負荷を与え
ず、特に幅の狭い転写紙に対して相対的に各ローラの搬
送力が低下する分、負荷も低減され、搬送スリップ等の
不具合が生じないという効果がある。
【００２３】請求項５に係る画像形成装置は、可動ガイ
ド部材がローラ状であるため、上記共通の効果に加え、
定着直後の画像面をこする等の不具合を生じないという
効果がある。
ド部材がローラ状であるため、上記共通の効果に加え、
定着直後の画像面をこする等の不具合を生じないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係る画像形成装置におけ
る転写紙の搬送路を概略的に示す図である。
る転写紙の搬送路を概略的に示す図である。
【図２】図１の実施形態のガイド手段を示す斜視図であ
る。
る。
【図３】図１、２の画像形成装置における転写紙の搬送
路の構成と動作を示す図である。
路の構成と動作を示す図である。
【図４】図１、２の画像形成装置における転写紙の搬送
路の構成と動作を示す図である。
路の構成と動作を示す図である。
【図５】従来の画像形成装置における転写紙の搬送路を
概略的に示す図である。
概略的に示す図である。
【図６】図１の画像形成装置における転写紙の搬送路の
構成と動作を示す図である。
構成と動作を示す図である。
【図７】図１の画像形成装置における転写紙の搬送路の
構成と動作を示す図である。
構成と動作を示す図である。
１ ロール紙 ２ レジストローラ ３ 作像・転写部 ４ 搬送部 ５ 定着器 ６ ガイド手段 ６ａ ガイドローラ ７、８ 排紙ローラ ９ 搬送経路 １０ 転写紙 １０ａ 狭幅の転写紙 １１ 内ガイド板 １２ 外ガイド板 １３ 板バネ １４ 入口ガイド板 １５ ガイド材 １７ 出口ガイド板 １８ ストッパ
Claims (5)
- 【請求項１】 複写機やプリンター等の静電複写プロセ
スにてトナー画像を形成し、ヒートロール定着装置にて
転写紙に定着、排紙を行う画像形成装置において、上記
ヒートロール定着装置の定着ローラと、該定着ローラの
搬送路下流側に設けた排紙ローラとの間に、搬送路を可
変させてこれら定着ローラと排紙ローラとの間の紙送り
速度差を吸収するガイド手段を設けたことを特徴とする
画像形成装置。 - 【請求項２】 上記ガイド手段が、上記定着ローラと排
紙ローラとの間での転写紙搬送中に作動して上記紙送り
速度差に応じて上記搬送路を徐々に可変させる可動ガイ
ド部材を有することを特徴とする請求項１の画像形成装
置。 - 【請求項３】 上記可動ガイド部材を弾性部材によって
可動に支持し、搬送中の転写紙によって上記弾性部材の
反発力に抗して搬送路が短くなる側へ押し込まれ得るよ
うにしたことを特徴とする請求項２の画像形成装置。 - 【請求項４】 上記可動ガイド部材を、上記転写紙のサ
イズに対応させて転写紙の幅方向で分割し、各分割部材
を単独で可動としたことを特徴とする請求項３の画像形
成装置。 - 【請求項５】 上記可動ガイド部材が回転自由なローラ
状の部材であることを特徴とする請求項３または４の画
像形成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293578A JPH09114153A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7293578A JPH09114153A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 画像形成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09114153A true JPH09114153A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17796554
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7293578A Pending JPH09114153A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09114153A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6584299B2 (en) | 2001-09-28 | 2003-06-24 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Image forming apparatus |
| KR100477681B1 (ko) * | 2002-11-20 | 2005-03-21 | 삼성전자주식회사 | 화상형성장치 |
| JP2007039151A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-02-15 | Canon Inc | シート搬送装置及び画像形成装置 |
| US7734238B2 (en) | 2005-06-28 | 2010-06-08 | Kyocera Mita Corporation | Image forming apparatus with first and second guiding sections for varying a contact length of a sheet with a heating member in accordance with a thickness of the sheet |
| EP2955580A1 (en) * | 2014-06-12 | 2015-12-16 | Kyocera Document Solutions Inc. | Image forming apparatus |
| JP2017173444A (ja) * | 2016-03-22 | 2017-09-28 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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