JP2814159B2 - 排紙搬送装置 - Google Patents
排紙搬送装置Info
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- JP2814159B2 JP2814159B2 JP4042256A JP4225692A JP2814159B2 JP 2814159 B2 JP2814159 B2 JP 2814159B2 JP 4042256 A JP4042256 A JP 4042256A JP 4225692 A JP4225692 A JP 4225692A JP 2814159 B2 JP2814159 B2 JP 2814159B2
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- paper
- roller holder
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65H—HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
- B65H2301/00—Handling processes for sheets or webs
- B65H2301/50—Auxiliary process performed during handling process
- B65H2301/51—Modifying a characteristic of handled material
- B65H2301/512—Changing form of handled material
- B65H2301/5125—Restoring form
- B65H2301/51256—Removing waviness or curl, smoothing
- B65H2301/512565—Removing waviness or curl, smoothing involving tri-roller arrangement
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プリンタ,複写機等
の画像形成装置に適用される排紙搬送装置に関する。
の画像形成装置に適用される排紙搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来電子写真プロセスを用いたプリンタ
の排出搬送装置は、図3に示すように構成されている。
同図において、100は定着装置で、この定着装置10
0にて熱定着された記録紙Sが排紙搬送路200を通じ
て外部の排紙トレイ115上に排出されるようになって
いる。排紙搬送路200には、排紙ローラ108と、け
り出しコロ109,排紙コロ110と、排紙ローラ10
8と、けり出しコロ109,排紙コロ110とのニップ
部に記録紙を導くガイド部材101とが設けられてい
る。
の排出搬送装置は、図3に示すように構成されている。
同図において、100は定着装置で、この定着装置10
0にて熱定着された記録紙Sが排紙搬送路200を通じ
て外部の排紙トレイ115上に排出されるようになって
いる。排紙搬送路200には、排紙ローラ108と、け
り出しコロ109,排紙コロ110と、排紙ローラ10
8と、けり出しコロ109,排紙コロ110とのニップ
部に記録紙を導くガイド部材101とが設けられてい
る。
【0003】このけり出しコロ109,排紙コロ110
はコロホルダ111に取りつけられ、このコロホルダ1
11をその一端の回転中心111aを中心に回転自在に
支持し、コロバネ112のばね力によりけり出しコロ1
09,排紙コロ110が、排紙ローラ108のゴムロー
ラ部108aに所定の圧で押圧されている。
はコロホルダ111に取りつけられ、このコロホルダ1
11をその一端の回転中心111aを中心に回転自在に
支持し、コロバネ112のばね力によりけり出しコロ1
09,排紙コロ110が、排紙ローラ108のゴムロー
ラ部108aに所定の圧で押圧されている。
【0004】記録紙Sは定着プロセスによって、定着装
置100において、熱と圧力が加えられ、さらに記録紙
Sの温度が高い状態で、すなわち定着装置100の直後
に湾曲した搬送が行われるため、図中矢印A方向にカー
ルが発生する。排紙コロ109,110およびコロホル
ダ111は、このカールを除去するために設けられてい
る部材で、記録紙Sを反転後にカールを打ち消す方向に
所定の圧を加えながら搬送排出するものである。
置100において、熱と圧力が加えられ、さらに記録紙
Sの温度が高い状態で、すなわち定着装置100の直後
に湾曲した搬送が行われるため、図中矢印A方向にカー
ルが発生する。排紙コロ109,110およびコロホル
ダ111は、このカールを除去するために設けられてい
る部材で、記録紙Sを反転後にカールを打ち消す方向に
所定の圧を加えながら搬送排出するものである。
【0005】なお、排紙搬送路200は、記録紙Sの表
裏一方の面を案内する背面カバー113と上カバー11
4と、記録紙Sの他方の面を案内支持する排紙フレーム
107とによって構成されている。
裏一方の面を案内する背面カバー113と上カバー11
4と、記録紙Sの他方の面を案内支持する排紙フレーム
107とによって構成されている。
【0006】これまでの構成では、分離ガイド161で
分離した記録紙は、定着ローラ153と加圧ローラ15
4によって構成されるニップにより、一般に搬送方向の
前後方向にそって印字面側に湾曲させられ、排紙トレイ
115に排出されるまでにそのカールをとる方向に矯正
されるという構成であった。
分離した記録紙は、定着ローラ153と加圧ローラ15
4によって構成されるニップにより、一般に搬送方向の
前後方向にそって印字面側に湾曲させられ、排紙トレイ
115に排出されるまでにそのカールをとる方向に矯正
されるという構成であった。
【0007】
(第1の課題)しかしながら定着プロセスによって発生
するカールは記録紙Sの先端部とそれ以外の部分では異
なる。
するカールは記録紙Sの先端部とそれ以外の部分では異
なる。
【0008】すなわち記録紙Sが定着装置100を通過
することで、次のようにカールが発生することが知られ
ている。 1.紙パスによるカール 図4(a),図4(b)に定着装置100を通過する紙
パスの状態を示す。
することで、次のようにカールが発生することが知られ
ている。 1.紙パスによるカール 図4(a),図4(b)に定着装置100を通過する紙
パスの状態を示す。
【0009】図4(a)は記録紙S先端、図4(b)は
中央部の状態を示す。同図において120はアルミ製の
定着ローラ、121はゴム製の加圧ローラ、121aは
ゴム、121bは金属軸、122は熱源であるハロゲン
ヒータ、123は記録紙S先端を定着ローラ120と加
圧ローラ121のニップ部に導く定着入口ガイド、12
4は記録紙Sの先端を定着ローラ120から分離する分
離ガイド、125は分離ガイド124に対向し紙パスを
形成する下分離ガイドである。
中央部の状態を示す。同図において120はアルミ製の
定着ローラ、121はゴム製の加圧ローラ、121aは
ゴム、121bは金属軸、122は熱源であるハロゲン
ヒータ、123は記録紙S先端を定着ローラ120と加
圧ローラ121のニップ部に導く定着入口ガイド、12
4は記録紙Sの先端を定着ローラ120から分離する分
離ガイド、125は分離ガイド124に対向し紙パスを
形成する下分離ガイドである。
【0010】図4(a)に示すように記録紙S先端は定
着ローラ120に巻き付くように進み、分離ガイド12
4の先端部分で定着ローラ120からはがされ、以後分
離ガイド124に沿って搬送される。先端部分が分離さ
れた後、記録紙Sは定着ローラ120に巻き付くことな
く図4(b)に示す状態で搬送される。
着ローラ120に巻き付くように進み、分離ガイド12
4の先端部分で定着ローラ120からはがされ、以後分
離ガイド124に沿って搬送される。先端部分が分離さ
れた後、記録紙Sは定着ローラ120に巻き付くことな
く図4(b)に示す状態で搬送される。
【0011】従って記録紙Sにおいて先端部は湾曲した
経路を通るためカールが大きくなる。 2.加圧ローラの温度差によるカール 定着ローラ120の温度は図示しないセンサによってモ
ニタされ一定の温度、たとえば180℃になるように制
御されている。加圧ローラ121の温度は定着ローラ1
20から伝わる熱で左右されるため、安定しない。すな
わち、記録紙Sが定着装置100に突入するまでは、定
着ローラ120と加圧ローラ121とが直接接触してい
るため、加圧ローラ121の温度は高く、記録紙Sがロ
ーラ120,121間に入ると、定着ローラ120の熱
は記録紙Sに伝わり、かつ加圧ローラ121の熱も記録
紙Sに吸収されるため記録紙Sが入ると加圧ローラ12
1の温度は急激に下がる。記録紙Sのカールは定着プロ
セスにおいて加わる熱量が大きい程大きいが、上記した
ように加圧ローラ121の温度は記録紙Sの先端が突入
した時に対して後端が抜ける時の温度が低い。従って記
録紙Sに加わる熱量は先端の方が後端よりも大きいた
め、先端側の方がカールが大きくなる。
経路を通るためカールが大きくなる。 2.加圧ローラの温度差によるカール 定着ローラ120の温度は図示しないセンサによってモ
ニタされ一定の温度、たとえば180℃になるように制
御されている。加圧ローラ121の温度は定着ローラ1
20から伝わる熱で左右されるため、安定しない。すな
わち、記録紙Sが定着装置100に突入するまでは、定
着ローラ120と加圧ローラ121とが直接接触してい
るため、加圧ローラ121の温度は高く、記録紙Sがロ
ーラ120,121間に入ると、定着ローラ120の熱
は記録紙Sに伝わり、かつ加圧ローラ121の熱も記録
紙Sに吸収されるため記録紙Sが入ると加圧ローラ12
1の温度は急激に下がる。記録紙Sのカールは定着プロ
セスにおいて加わる熱量が大きい程大きいが、上記した
ように加圧ローラ121の温度は記録紙Sの先端が突入
した時に対して後端が抜ける時の温度が低い。従って記
録紙Sに加わる熱量は先端の方が後端よりも大きいた
め、先端側の方がカールが大きくなる。
【0012】図4(c)は図3における排出搬送装置の
要部拡大図である。カールした記録紙Sが突入すると記
録紙のカール及び硬さによってコロホルダ111は矢印
A方向に力を受けるため、回転中心111aを中心に矢
印B方向に回転し、記録紙Sの硬さとコロバネ112の
ばね力がバランスの取れた位置で保持される。コロホル
ダ111が回転し、けり出しコロ109,排紙コロ11
0が排紙ローラ108から離間した状態で記録紙Sが搬
送されるため、カール取りの効果が低下する。特に記録
紙S先端の突入時においては突入のショック及び先端カ
ールによってコロホルダ111の逃げが大きく、カール
取りが十分に行われないまま搬送されてしまい、これに
よって、先端側の方がカールが大きくなってしまう。 (第2の課題)図5(a)は排紙搬送装置本体の全体斜
視図、図5(b)は排紙ローラ108及びコロホルダ1
11部分の斜視図であり、図5(c)は同じく正面図、
ここで、けり出しコロ109,排紙コロ110、コロホ
ルダ111、コロバネ112をコロホルダユニット11
3とする。コロホルダユニット113はカールの大きい
記録紙Sの側端部に配置するとよりカール取りの効果が
得られる。図5(a)は4つのコロホルダユニット11
3a〜113dを設けている場合を示し、それぞれ紙基
準,ハガキ封筒,B5,A4サイズの側端部に設置され
ている。
要部拡大図である。カールした記録紙Sが突入すると記
録紙のカール及び硬さによってコロホルダ111は矢印
A方向に力を受けるため、回転中心111aを中心に矢
印B方向に回転し、記録紙Sの硬さとコロバネ112の
ばね力がバランスの取れた位置で保持される。コロホル
ダ111が回転し、けり出しコロ109,排紙コロ11
0が排紙ローラ108から離間した状態で記録紙Sが搬
送されるため、カール取りの効果が低下する。特に記録
紙S先端の突入時においては突入のショック及び先端カ
ールによってコロホルダ111の逃げが大きく、カール
取りが十分に行われないまま搬送されてしまい、これに
よって、先端側の方がカールが大きくなってしまう。 (第2の課題)図5(a)は排紙搬送装置本体の全体斜
視図、図5(b)は排紙ローラ108及びコロホルダ1
11部分の斜視図であり、図5(c)は同じく正面図、
ここで、けり出しコロ109,排紙コロ110、コロホ
ルダ111、コロバネ112をコロホルダユニット11
3とする。コロホルダユニット113はカールの大きい
記録紙Sの側端部に配置するとよりカール取りの効果が
得られる。図5(a)は4つのコロホルダユニット11
3a〜113dを設けている場合を示し、それぞれ紙基
準,ハガキ封筒,B5,A4サイズの側端部に設置され
ている。
【0013】しかしながら搬送される記録紙Sは確実に
所定の位置に搬送されず、2〜3mmのばらつきや斜行す
ることがあるため、記録紙Sの側端部から5mm程度側方
向に離間した位置にコロホルダユニット113が配置さ
れる。記録紙の側端部とコロホルダユニット113の距
離が近く、記録紙の側端部が接触した場合には記録紙の
側端部をキズつけたり、排紙積載状態が著しく悪くな
る。またコロホルダ111も記録紙の側端部によってキ
ズがつき、最終的には記録紙がひっかかり、Jamも発
生する。
所定の位置に搬送されず、2〜3mmのばらつきや斜行す
ることがあるため、記録紙Sの側端部から5mm程度側方
向に離間した位置にコロホルダユニット113が配置さ
れる。記録紙の側端部とコロホルダユニット113の距
離が近く、記録紙の側端部が接触した場合には記録紙の
側端部をキズつけたり、排紙積載状態が著しく悪くな
る。またコロホルダ111も記録紙の側端部によってキ
ズがつき、最終的には記録紙がひっかかり、Jamも発
生する。
【0014】また、記録紙Sを確実に排出するように最
終のコロであるけり出しコロ109には凸部109aが
設けてあり、この凸部109aには記録紙Sの後端を押
し出す働きがある。この凸部109aは記録紙Sに凸部
109aの跡が付かないように排紙ローラ108のゴム
ローラ部108aからある距離l2 、たとえば8mm程度
だけ離間して設けなければならない。
終のコロであるけり出しコロ109には凸部109aが
設けてあり、この凸部109aには記録紙Sの後端を押
し出す働きがある。この凸部109aは記録紙Sに凸部
109aの跡が付かないように排紙ローラ108のゴム
ローラ部108aからある距離l2 、たとえば8mm程度
だけ離間して設けなければならない。
【0015】以上の理由により、排紙ローラ108のゴ
ムローラ部108a及びコロホルダユニット113は、
図5(c)に示すように従来の構成ではコロホルダ11
3の端面と記録紙Sの端面の距離をL1 、けり出しコロ
109の凸部109aと排紙ローラ108のゴムローラ
部108aの距離をL2 、そしてけり出しコロ109を
コロホルダ111が支持する幅をL3 とすると(L1 +
L2 +L3 )だけ記録紙S側端部からゴムローラ部10
8aまでの距離を必要としていた。
ムローラ部108a及びコロホルダユニット113は、
図5(c)に示すように従来の構成ではコロホルダ11
3の端面と記録紙Sの端面の距離をL1 、けり出しコロ
109の凸部109aと排紙ローラ108のゴムローラ
部108aの距離をL2 、そしてけり出しコロ109を
コロホルダ111が支持する幅をL3 とすると(L1 +
L2 +L3 )だけ記録紙S側端部からゴムローラ部10
8aまでの距離を必要としていた。
【0016】具体的には図5(a)に示すような紙搬送
が片側基準の場合、A4サイズの右端部に設けられるコ
ロホルダユニット113dは、その左端部をB5サイズ
記録紙の右端面が干渉しない位置に配置し、かつコロホ
ルダユニット113dの右端部がA4サイズ記録紙の右
端面からはみ出さないようにするためには、ゴムローラ
部108a、そしてけり出しコロ109、排紙コロ11
0の幅を狭くしなければならず、カール取り性能や搬送
力が低下していた。
が片側基準の場合、A4サイズの右端部に設けられるコ
ロホルダユニット113dは、その左端部をB5サイズ
記録紙の右端面が干渉しない位置に配置し、かつコロホ
ルダユニット113dの右端部がA4サイズ記録紙の右
端面からはみ出さないようにするためには、ゴムローラ
部108a、そしてけり出しコロ109、排紙コロ11
0の幅を狭くしなければならず、カール取り性能や搬送
力が低下していた。
【0017】また記録紙送りが紙中央基準の場合は、B
5サイズとA4サイズ記録紙端の差が14mmしかなく、
A4サイズ両端部のゴムローラ108a及びコロホルダ
ユニット113dはA4記録端面にまたがって配置せざ
るを得ないため、カール取り性能を100%生かせなか
った。
5サイズとA4サイズ記録紙端の差が14mmしかなく、
A4サイズ両端部のゴムローラ108a及びコロホルダ
ユニット113dはA4記録端面にまたがって配置せざ
るを得ないため、カール取り性能を100%生かせなか
った。
【0018】また記録紙幅よりもコロホルダユニット1
13dの方が広い領域に配置されるため、排出口が広く
なりさらにはプリンタ本体の幅にも影響を与えることも
あった。 (第3の課題)また、記録紙には、図8(a), (b)に
示すように紙の進行方向と垂直方向にしかも印字面と反
対の方向(定着ローラのニップ形状と反対の方向)にカ
ールする紙も存在する。これまでの、特に図7(b)に
示すような印字面と反対方向にカールしている(以後逆
カールという)記録紙においては、すでに排紙されてい
る記録紙が、次に排紙された記録紙により排紙トレイか
ら押しズラされたり、排紙トレイから押し出されて積載
できなかったりと積載性に問題があった。
13dの方が広い領域に配置されるため、排出口が広く
なりさらにはプリンタ本体の幅にも影響を与えることも
あった。 (第3の課題)また、記録紙には、図8(a), (b)に
示すように紙の進行方向と垂直方向にしかも印字面と反
対の方向(定着ローラのニップ形状と反対の方向)にカ
ールする紙も存在する。これまでの、特に図7(b)に
示すような印字面と反対方向にカールしている(以後逆
カールという)記録紙においては、すでに排紙されてい
る記録紙が、次に排紙された記録紙により排紙トレイか
ら押しズラされたり、排紙トレイから押し出されて積載
できなかったりと積載性に問題があった。
【0019】また排紙された記録紙自体も印字面と反対
方向に反っているため、文書や書類としては品質性が良
くなく、製品自体の信頼性に関わる問題でもあった。
方向に反っているため、文書や書類としては品質性が良
くなく、製品自体の信頼性に関わる問題でもあった。
【0020】本発明は上記した従来技術の課題を解決す
るためになされたもので、その目的とするところはより
カール取り効果の高い排紙搬送装置を提供することであ
る。
るためになされたもので、その目的とするところはより
カール取り効果の高い排紙搬送装置を提供することであ
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、記録紙を外部に排出する排紙搬送
装置本体が、排紙ローラと、該排紙ローラに当接すると
共に揺動中心にて揺動自在に支持されるコロホルダユニ
ットと、を備える排紙搬送装置において、前記コロホル
ダユニットの揺動中心は、記録紙が前記排紙ローラとコ
ロホルダユニットとの当接部に突入する際に、前記コロ
ホルダユニットが記録紙より受ける力の作用線上にある
ことを特徴とする。
に本発明にあっては、記録紙を外部に排出する排紙搬送
装置本体が、排紙ローラと、該排紙ローラに当接すると
共に揺動中心にて揺動自在に支持されるコロホルダユニ
ットと、を備える排紙搬送装置において、前記コロホル
ダユニットの揺動中心は、記録紙が前記排紙ローラとコ
ロホルダユニットとの当接部に突入する際に、前記コロ
ホルダユニットが記録紙より受ける力の作用線上にある
ことを特徴とする。
【0022】また、コロホルダユニットは、記録紙後端
を押し出すけり出しコロを有し、通過する所定サイズの
記録紙の側方に位置するコロホルダユニットの、該記所
定サイズの録紙の側端部に対向する側の前記けり出しコ
ロの側端面に円錐部を設けるようにするのが好ましい。
を押し出すけり出しコロを有し、通過する所定サイズの
記録紙の側方に位置するコロホルダユニットの、該記所
定サイズの録紙の側端部に対向する側の前記けり出しコ
ロの側端面に円錐部を設けるようにするのが好ましい。
【0023】また、定着ローラを有する定着装置と、前
記定着ローラの下流側に、前記定着ローラから記録紙を
分離する分離ガイドと、前記分離ガイドと協働して記録
紙の両端部を印字面側に湾曲させる矯正ガイドとを有
し、 前記分離ガイドは、前記矯正ガイドと矯正ガイドと
の間に入り込むように構成されていることを特徴とす
る。
記定着ローラの下流側に、前記定着ローラから記録紙を
分離する分離ガイドと、前記分離ガイドと協働して記録
紙の両端部を印字面側に湾曲させる矯正ガイドとを有
し、 前記分離ガイドは、前記矯正ガイドと矯正ガイドと
の間に入り込むように構成されていることを特徴とす
る。
【0024】
【作用】上記構成の排紙搬送装置にあっては、揺動中心
をコロホルダユニットが記録紙より受ける力の作用線上
に配置したことにより記録紙がコロホルダユニットに突
き当たっても、コロホルダに生じるトルクは小さく、コ
ロホルダの揺動が抑えられる。このため、排紙ローラと
コロホルダユニットとの間に隙間が生じるのが抑えら
れ、先端カールも十分に取ることが可能となる。
をコロホルダユニットが記録紙より受ける力の作用線上
に配置したことにより記録紙がコロホルダユニットに突
き当たっても、コロホルダに生じるトルクは小さく、コ
ロホルダの揺動が抑えられる。このため、排紙ローラと
コロホルダユニットとの間に隙間が生じるのが抑えら
れ、先端カールも十分に取ることが可能となる。
【0025】また、けり出しコロの側端面に円錐部を設
けることにより、記録紙の斜行等があっても、コロの側
端面が傷つかないで済むため、記録紙の側端部と排紙ロ
ーラとをより近接して配置することが可能となる。従っ
て同じ構成であっても紙端部の適正な位置にコロホルダ
ユニットを設けられるため、効率よくカール取りを行う
ことが可能となる。
けることにより、記録紙の斜行等があっても、コロの側
端面が傷つかないで済むため、記録紙の側端部と排紙ロ
ーラとをより近接して配置することが可能となる。従っ
て同じ構成であっても紙端部の適正な位置にコロホルダ
ユニットを設けられるため、効率よくカール取りを行う
ことが可能となる。
【0026】また、矯正手段を有している場合、矯正ガ
イドと分離ガイドが互いにかみあう位置に配置されてい
るので、定着装置の通過によってカールした記録紙が矯
正される。
イドと分離ガイドが互いにかみあう位置に配置されてい
るので、定着装置の通過によってカールした記録紙が矯
正される。
【0027】
(第1の実施例)以下に本発明を図示の実施例に基づい
て説明する。本発明の第1実施例を示す図1において図
1(a)は排紙搬送装置本体の構成を示す斜視図、図1
(b)は同装置本体の正面図、図1(c)は同図(b)
のB−B線断面図、図1(d)は同図(b)の左側面図
である。図1において1は排紙ローラ、1aは排紙ロー
ラ1のゴムローラ部、2は排紙コロ、3はけり出しコロ
で、3aはけり出しコロに設けられた円錐部、4はスラ
イド溝4a,4bを有し、排紙コロ2とけり出しコロ3
を保持するコロホルダ、5はコロホルダ4をゴムローラ
部1aに加圧するコロバネ、6はプリンタ本体に取り付
けられた排紙フレームの一部で、6a,6bはコロホル
ダ4を支持するフレームピンで、コロホルダ4のスライ
ド溝4bに係合し、コロホルダ4は上下方向に移動可能
であると共にスライドピン6a,6bを中心に揺動可能
であり、揺動中心Cを成す。ここで、排紙コロ2、けり
出しコロ3の円錐部3a、コロホルダ4、スライド溝4
a,4b、コロバネ5、フレームピン6a,6bはコロ
ホルダユニット11を構成する。
て説明する。本発明の第1実施例を示す図1において図
1(a)は排紙搬送装置本体の構成を示す斜視図、図1
(b)は同装置本体の正面図、図1(c)は同図(b)
のB−B線断面図、図1(d)は同図(b)の左側面図
である。図1において1は排紙ローラ、1aは排紙ロー
ラ1のゴムローラ部、2は排紙コロ、3はけり出しコロ
で、3aはけり出しコロに設けられた円錐部、4はスラ
イド溝4a,4bを有し、排紙コロ2とけり出しコロ3
を保持するコロホルダ、5はコロホルダ4をゴムローラ
部1aに加圧するコロバネ、6はプリンタ本体に取り付
けられた排紙フレームの一部で、6a,6bはコロホル
ダ4を支持するフレームピンで、コロホルダ4のスライ
ド溝4bに係合し、コロホルダ4は上下方向に移動可能
であると共にスライドピン6a,6bを中心に揺動可能
であり、揺動中心Cを成す。ここで、排紙コロ2、けり
出しコロ3の円錐部3a、コロホルダ4、スライド溝4
a,4b、コロバネ5、フレームピン6a,6bはコロ
ホルダユニット11を構成する。
【0028】図1(d)矢印Aは記録紙Sの突入方向を
示すが、ゴムローラ部1aと排紙コロ2のニップに記録
紙Sの先端が入ると、記録紙Sはゴムローラ部1aと排
紙コロ2の中心を結ぶ直線に直交する方向に搬送され、
コロホルダ4はこの方向に力Fを受ける。コロホルダ4
はフレームピン6a,6bを中心に揺動可能かつ、スラ
イド溝4a,4bに沿って上下移動可能である。記録紙
Sの突入によって加わる力Fの方向にコロホルダ4の揺
動中心Cがあるため、即ち、揺動中心Cから、コロホル
ダユニット11が記録紙Sより受ける力Fの作用線まで
の距離を短縮してほぼ0としたので、コロホルダ4を回
転させる力は作用せず、力Fの垂直成分のみがコロホル
ダ4を下に下げ、コロホルダバネ5のバネ力とバランス
が取れる位置まで移動する。
示すが、ゴムローラ部1aと排紙コロ2のニップに記録
紙Sの先端が入ると、記録紙Sはゴムローラ部1aと排
紙コロ2の中心を結ぶ直線に直交する方向に搬送され、
コロホルダ4はこの方向に力Fを受ける。コロホルダ4
はフレームピン6a,6bを中心に揺動可能かつ、スラ
イド溝4a,4bに沿って上下移動可能である。記録紙
Sの突入によって加わる力Fの方向にコロホルダ4の揺
動中心Cがあるため、即ち、揺動中心Cから、コロホル
ダユニット11が記録紙Sより受ける力Fの作用線まで
の距離を短縮してほぼ0としたので、コロホルダ4を回
転させる力は作用せず、力Fの垂直成分のみがコロホル
ダ4を下に下げ、コロホルダバネ5のバネ力とバランス
が取れる位置まで移動する。
【0029】従来の構成では記録紙Sの突入によってコ
ロホルダ4に加わる力Fが、コロホルダ4を下に下げる
作用と揺動すなわちけり出しコロ3をゴムローラ1aと
排紙コロ2のニップ部を中心に回転させる作用があった
ため、大きくカールしている記録紙Sのカール取り効果
が十分に働かなかった。
ロホルダ4に加わる力Fが、コロホルダ4を下に下げる
作用と揺動すなわちけり出しコロ3をゴムローラ1aと
排紙コロ2のニップ部を中心に回転させる作用があった
ため、大きくカールしている記録紙Sのカール取り効果
が十分に働かなかった。
【0030】本実施例の構成では、記録紙Sの突入に対
してもけり出しコロ3がゴムローラ部1aから大きく逃
げることがないため、先端カール取りの効果が得られ
る。従って、カールの少ない出力を得られるばかりでな
く、コロバネ力を軽減できるため、負荷トルクの減少や
耐久性能も向上する。
してもけり出しコロ3がゴムローラ部1aから大きく逃
げることがないため、先端カール取りの効果が得られ
る。従って、カールの少ない出力を得られるばかりでな
く、コロバネ力を軽減できるため、負荷トルクの減少や
耐久性能も向上する。
【0031】また厚紙が通紙された場合、コロバネ力が
大きいと記録紙全体を排紙部の紙パスに沿って曲げるた
め逆方向に曲げ、またけり出しコロ3の凸部3bの跡が
つくという問題もあった。本発明の場合少ないコロバネ
力で先端カールが除去でき、また厚紙の全体カールに対
しては記録紙の剛性があるため、コロホルダ4が下へ移
動するため逆方向に記録紙を曲げすぎることもなく、か
つけり出しコロ3の凸部3bの跡もつかない。
大きいと記録紙全体を排紙部の紙パスに沿って曲げるた
め逆方向に曲げ、またけり出しコロ3の凸部3bの跡が
つくという問題もあった。本発明の場合少ないコロバネ
力で先端カールが除去でき、また厚紙の全体カールに対
しては記録紙の剛性があるため、コロホルダ4が下へ移
動するため逆方向に記録紙を曲げすぎることもなく、か
つけり出しコロ3の凸部3bの跡もつかない。
【0032】一方、軸方向の配置において図1(b)に
示すように本発明はけり出しコロ3の左端部に円錐部3
aを設けた。この円錐部3aはけり出しコロ3と一体に
回転するため記録紙Sが所定の位置からずれるあるいは
斜行してけり出しコロ3に接触することがあっても円錐
部3aがキズつくことはない。従って記録紙の端面とゴ
ムローラ部19の端面の距離L4 を記録紙Sのズレたと
えば5mm確保すればよい。従ってゴムローラ部1a,排
紙コロ2,けり出しコロ3の幅を適正な値でかつ記録紙
Sからゴムローラ部1aがはみ出さない位置に配置可能
であるため、カール取り能力を100%発起することが
できる。
示すように本発明はけり出しコロ3の左端部に円錐部3
aを設けた。この円錐部3aはけり出しコロ3と一体に
回転するため記録紙Sが所定の位置からずれるあるいは
斜行してけり出しコロ3に接触することがあっても円錐
部3aがキズつくことはない。従って記録紙の端面とゴ
ムローラ部19の端面の距離L4 を記録紙Sのズレたと
えば5mm確保すればよい。従ってゴムローラ部1a,排
紙コロ2,けり出しコロ3の幅を適正な値でかつ記録紙
Sからゴムローラ部1aがはみ出さない位置に配置可能
であるため、カール取り能力を100%発起することが
できる。
【0033】また排紙搬送装置の専有する幅を狭くでき
るため、排紙口も紙幅に対して適正な値とすることがで
きる。 (第2の実施例)次に図2(a)を用いて本発明の第2
実施例について詳細に説明する。第1実施例と同一の機
能、同一形状の部材は同一の符号を用いて再度の説明を
省略する。
るため、排紙口も紙幅に対して適正な値とすることがで
きる。 (第2の実施例)次に図2(a)を用いて本発明の第2
実施例について詳細に説明する。第1実施例と同一の機
能、同一形状の部材は同一の符号を用いて再度の説明を
省略する。
【0034】第2実施例ではコロホルダの揺動中心Cを
矢印Aの延長線上かつ、けり出しコロ3の下側に配置し
たものである。同図において7はコロホルダ、7a,7
b(図示せず)は両サイドに設けられた1対の揺動中心
軸、8は排紙フレーム(図示せず)の一部で8a,8b
(図示せず)は揺動中心軸7a,7bを回転かつ上下移
動可能に支持する支持部材である。
矢印Aの延長線上かつ、けり出しコロ3の下側に配置し
たものである。同図において7はコロホルダ、7a,7
b(図示せず)は両サイドに設けられた1対の揺動中心
軸、8は排紙フレーム(図示せず)の一部で8a,8b
(図示せず)は揺動中心軸7a,7bを回転かつ上下移
動可能に支持する支持部材である。
【0035】本実施例においても、第1実施例と同様な
効果が得られる。 (第3実施例)次に図2(b)を用いて第3実施例を説
明する。この実施例はけり出しコロと円錐部を別部材と
し、必要に応じて円錐部を取り付けられるようにしたも
のである。
効果が得られる。 (第3実施例)次に図2(b)を用いて第3実施例を説
明する。この実施例はけり出しコロと円錐部を別部材と
し、必要に応じて円錐部を取り付けられるようにしたも
のである。
【0036】図2(b)はけり出しコロの構成図で、9
はけり出しコロ、10は円錐コロであり、選択的に結合
できる。
はけり出しコロ、10は円錐コロであり、選択的に結合
できる。
【0037】B5とA4サイズはその差が28mmと少な
いためB5サイズ紙の端面とA4サイズ紙の両端部のカ
ールをとるコロホルダユニットと近接する。封筒ハガキ
サイズとB5サイズはその差が約80mmあるためコロホ
ルダユニットの配置には自由度がある。従って第3実施
例はA4サイズの両サイドに位置するけり出しコロ9に
のみ選択的に円錐コロ10を一体的に結合するものであ
る。 (第4実施例)図9において定着装置100によって定
着された記録紙は、定着ローラ53と加圧ローラ54と
で圧接することによって生じる定着ニップから分離さ
れ、排紙搬送路200を通じて排紙され、排紙トレイ1
15上に積載される。
いためB5サイズ紙の端面とA4サイズ紙の両端部のカ
ールをとるコロホルダユニットと近接する。封筒ハガキ
サイズとB5サイズはその差が約80mmあるためコロホ
ルダユニットの配置には自由度がある。従って第3実施
例はA4サイズの両サイドに位置するけり出しコロ9に
のみ選択的に円錐コロ10を一体的に結合するものであ
る。 (第4実施例)図9において定着装置100によって定
着された記録紙は、定着ローラ53と加圧ローラ54と
で圧接することによって生じる定着ニップから分離さ
れ、排紙搬送路200を通じて排紙され、排紙トレイ1
15上に積載される。
【0038】この系において印字すると、記録紙は加熱
されて湾曲されるため定着ローラ53と排紙搬送路20
0の形状により印字面の方へカールして排紙トレイ11
5上に排紙されて、図7(a)のように積載される。と
ころが記録紙によっては製造行程の違いにより、図7
(b)のように記録紙の進行方向の垂直にかつ印字面と
は逆の方向にカールして排紙されるS′のような紙もあ
る。
されて湾曲されるため定着ローラ53と排紙搬送路20
0の形状により印字面の方へカールして排紙トレイ11
5上に排紙されて、図7(a)のように積載される。と
ころが記録紙によっては製造行程の違いにより、図7
(b)のように記録紙の進行方向の垂直にかつ印字面と
は逆の方向にカールして排紙されるS′のような紙もあ
る。
【0039】一般に、定着ローラ53は筒方向の両端部
ほど直径が大きく中央部が最も小さいという形状で構成
されている(これを逆クラウン形状という)。これは、
定着プロセスにおいての記録紙Sの搬送を安定させると
同時に記録紙Sのシワを防ぐためのものである。厚い紙
では、この逆クラウン形状の影響が大きく図7(b),
8のS′,S2 ,S3 ,S4 ように排出される傾向があ
った。
ほど直径が大きく中央部が最も小さいという形状で構成
されている(これを逆クラウン形状という)。これは、
定着プロセスにおいての記録紙Sの搬送を安定させると
同時に記録紙Sのシワを防ぐためのものである。厚い紙
では、この逆クラウン形状の影響が大きく図7(b),
8のS′,S2 ,S3 ,S4 ように排出される傾向があ
った。
【0040】これまでの排紙搬送装置においては、図7
(b)のS′のように排紙された場合、次の出力紙が前
の排紙トレイ115上の記録紙の端部を押し出して曲が
って積載したり、場合によっては排紙トレイ115上か
ら落下させることもあり、積載性に問題があった。
(b)のS′のように排紙された場合、次の出力紙が前
の排紙トレイ115上の記録紙の端部を押し出して曲が
って積載したり、場合によっては排紙トレイ115上か
ら落下させることもあり、積載性に問題があった。
【0041】本発明においては、図6に示すように逆カ
ールしている記録紙Sを印字面側のカールにもどすよう
に矯正する矯正ガイド本体51に設けられた矯正ガイド
52a,52bを定着装置100の下流であるところの
定着装置100の直後に設けた。矯正ガイド52a,5
2bは、記録紙Sの左右両側端部にそれぞれ設けてあ
り、分離ガイド本体61に設けられた分離ガイド61
a,61bの紙搬送面(搬送リブでもよい)とオーバー
ラップする位置、言いかえれば互いにかみ合う位置に配
置してある。つまり図6に示すように、紙搬送面の両端
部の分離ガイド61a,61bとこの矯正ガイド52
a,52bとをそれぞれ記録紙の外側方向に同距離Lを
保ち、かつ、オーバーラップ量dを保たせることで矯正
手段Gを構成し、記録紙Sの両端部を持ち上げるように
して、印字面と反対方向にカールするのを矯正する。こ
の矯正手段Gを用いることにより、逆カールの大きさが
減少し排紙トレイ115上での積載枚数が増加する。
ールしている記録紙Sを印字面側のカールにもどすよう
に矯正する矯正ガイド本体51に設けられた矯正ガイド
52a,52bを定着装置100の下流であるところの
定着装置100の直後に設けた。矯正ガイド52a,5
2bは、記録紙Sの左右両側端部にそれぞれ設けてあ
り、分離ガイド本体61に設けられた分離ガイド61
a,61bの紙搬送面(搬送リブでもよい)とオーバー
ラップする位置、言いかえれば互いにかみ合う位置に配
置してある。つまり図6に示すように、紙搬送面の両端
部の分離ガイド61a,61bとこの矯正ガイド52
a,52bとをそれぞれ記録紙の外側方向に同距離Lを
保ち、かつ、オーバーラップ量dを保たせることで矯正
手段Gを構成し、記録紙Sの両端部を持ち上げるように
して、印字面と反対方向にカールするのを矯正する。こ
の矯正手段Gを用いることにより、逆カールの大きさが
減少し排紙トレイ115上での積載枚数が増加する。
【0042】熱定着された記録紙の逆カールを矯正する
矯正手段において、図10を用いて他の実施例を示す。 (第5実施例) 図10のように矯正ガイド52a,52bにコロ52f
を用いて軸60を介して支持部材71によって支持し、
コロ52f自体は回動自由とする構成である。この構成
により、記録紙との接触,摩擦による記録紙の劣化及び
矯正ガイド自体の劣化を軽減する。 (第6実施例) 熱定着された記録紙の逆カールを矯正する矯正手段にお
いて、図11を用いて他の実施例を示す。
矯正手段において、図10を用いて他の実施例を示す。 (第5実施例) 図10のように矯正ガイド52a,52bにコロ52f
を用いて軸60を介して支持部材71によって支持し、
コロ52f自体は回動自由とする構成である。この構成
により、記録紙との接触,摩擦による記録紙の劣化及び
矯正ガイド自体の劣化を軽減する。 (第6実施例) 熱定着された記録紙の逆カールを矯正する矯正手段にお
いて、図11を用いて他の実施例を示す。
【0043】第4実施例の矯正ガイド52a,52bを
紙のサイズにあわせて摺動できるようにしたものであ
る。図11(a)は、他のサイズ紙の両端部に合わせた
位置に移動した矯正ガイド52a,52bから紙の内側
方向に一定間隔Lをあけた位置に搬送部材61Cが併設
されて、他のサイズにおいても普通紙と同等の矯正効果
がえられるようにしてある。また、矯正ガイドの摺動
は、ガイド部材61を回動または外して行なう。
紙のサイズにあわせて摺動できるようにしたものであ
る。図11(a)は、他のサイズ紙の両端部に合わせた
位置に移動した矯正ガイド52a,52bから紙の内側
方向に一定間隔Lをあけた位置に搬送部材61Cが併設
されて、他のサイズにおいても普通紙と同等の矯正効果
がえられるようにしてある。また、矯正ガイドの摺動
は、ガイド部材61を回動または外して行なう。
【0044】図11(a)には、片側基準の搬送系の場
合を示したが、中央基準の場合には図11(b)に示す
ように両側の矯正ガイド52a,52bが摺動可能な構
成をとる。その時一方の矯正ガイド52a又は52bを
摺動すると、もう一方の矯正ガイド52b又は52aも
連動して左右対称の位置に移動する構成であってもよ
い。矯正ガイド52a,52bの移動は、直接矯正ガイ
ド52a,52bを摺動してもよいし、レバー等で本体
の外側から連動式に摺動させてもよい。 (第7実施例)熱定着された記録紙の逆カールを矯正す
る矯正手段Gにおいて、図12を用いて他の実施例を示
す。
合を示したが、中央基準の場合には図11(b)に示す
ように両側の矯正ガイド52a,52bが摺動可能な構
成をとる。その時一方の矯正ガイド52a又は52bを
摺動すると、もう一方の矯正ガイド52b又は52aも
連動して左右対称の位置に移動する構成であってもよ
い。矯正ガイド52a,52bの移動は、直接矯正ガイ
ド52a,52bを摺動してもよいし、レバー等で本体
の外側から連動式に摺動させてもよい。 (第7実施例)熱定着された記録紙の逆カールを矯正す
る矯正手段Gにおいて、図12を用いて他の実施例を示
す。
【0045】前実施例において示した矯正ガイド52a
に回転中心59を設け、回動可能にしたものである。さ
らに、回転バネ55によりQ方向に加圧し、矯正ガイド
に限度以上の力がかかったときにはP方向に回動して逃
げて、矯正力を減らし、ジャム等が発生しないようにす
るという構成である。
に回転中心59を設け、回動可能にしたものである。さ
らに、回転バネ55によりQ方向に加圧し、矯正ガイド
に限度以上の力がかかったときにはP方向に回動して逃
げて、矯正力を減らし、ジャム等が発生しないようにす
るという構成である。
【0046】図12(a)では回動の例を示したが、図
12(b)のように、コイルバネ56を介し定位置に固
定し、限度以上の力がかかったときには矯正ガイド52
aが定着ローラ53のニップから遠ざかる方向に摺動し
て回避するという構成である。
12(b)のように、コイルバネ56を介し定位置に固
定し、限度以上の力がかかったときには矯正ガイド52
aが定着ローラ53のニップから遠ざかる方向に摺動し
て回避するという構成である。
【0047】さらに矯正ガイド52aの支持部自体をコ
イルバネや板バネ等の弾性部材で構成してもよい。図1
2(c)においては、搬送方向と垂直方向に立設された
コイルバネ57を用いた例である。 (第8実施例)熱定着された記録紙の逆カールを矯正す
る矯正手段Gにおいて、図13を用いて他の実施例を示
す。
イルバネや板バネ等の弾性部材で構成してもよい。図1
2(c)においては、搬送方向と垂直方向に立設された
コイルバネ57を用いた例である。 (第8実施例)熱定着された記録紙の逆カールを矯正す
る矯正手段Gにおいて、図13を用いて他の実施例を示
す。
【0048】第4実施例で示した矯正ガイド52aを分
離ガイド61aとのオーバーラップ量dを減らす方向R
に摺動させる構成である。図13(a)の状態が矯正の
状態である。この構成により、逆カールしていない記録
紙のときには、矯正ガイド52aを手によって解除でき
る。図13(b)が矯正ガイド52aを解除した状態で
ある。この解除操作は、矯正ガイド52a自体を摺動さ
せてもよいし、本体外部から操作可能にしてもよい。
離ガイド61aとのオーバーラップ量dを減らす方向R
に摺動させる構成である。図13(a)の状態が矯正の
状態である。この構成により、逆カールしていない記録
紙のときには、矯正ガイド52aを手によって解除でき
る。図13(b)が矯正ガイド52aを解除した状態で
ある。この解除操作は、矯正ガイド52a自体を摺動さ
せてもよいし、本体外部から操作可能にしてもよい。
【0049】このとき図13(b)に示すように、基部
58bには弾性部材を用い、一方52aの支持部には、
位置決め用の穴を設け、クリック感をもたせてもよい。
また、逆カール量や紙のコシの強さに応じてオーバーラ
ップ量dを微調整可能にしてもよい。
58bには弾性部材を用い、一方52aの支持部には、
位置決め用の穴を設け、クリック感をもたせてもよい。
また、逆カール量や紙のコシの強さに応じてオーバーラ
ップ量dを微調整可能にしてもよい。
【0050】
【効果】以上説明したように、記録紙がコロホルダユニ
ットに突き当たっても、コロホルダに生じるトルクは小
さく、コロホルダの揺動が抑えられる。このため、排紙
ローラとコロホルダユニットとの間に隙間が生じるのが
抑えられ、先端カールも十分に取ることが可能となる。
ットに突き当たっても、コロホルダに生じるトルクは小
さく、コロホルダの揺動が抑えられる。このため、排紙
ローラとコロホルダユニットとの間に隙間が生じるのが
抑えられ、先端カールも十分に取ることが可能となる。
【0051】また、けり出しコロの側端面に円錐部を設
けることにより、記録紙の斜行等があっても、コロの側
端面が傷つかないで済むため、記録紙の側端部と排紙ロ
ーラとをより近接して配置することが可能となる。従っ
て同じ構成であっても紙端部の適正な位置にコロホルダ
ユニットを設けられるため、効率よくカール取りを行う
ことが可能となる。
けることにより、記録紙の斜行等があっても、コロの側
端面が傷つかないで済むため、記録紙の側端部と排紙ロ
ーラとをより近接して配置することが可能となる。従っ
て同じ構成であっても紙端部の適正な位置にコロホルダ
ユニットを設けられるため、効率よくカール取りを行う
ことが可能となる。
【0052】また、逆カールを矯正する矯正手段を設け
ることにより、従来紙の進行方向に対して垂直にかつ印
字面と反対方向にカールしてあまり積載できなかったも
のが、より多くの記録紙を排紙積載できるようになる。
ることにより、従来紙の進行方向に対して垂直にかつ印
字面と反対方向にカールしてあまり積載できなかったも
のが、より多くの記録紙を排紙積載できるようになる。
【0053】さらには、排紙された記録紙のカールもよ
り少なくなり、品質が向上する。
り少なくなり、品質が向上する。
【図1】本発明の第1の実施例に係る排紙搬送装置本体
の概略構成を示し、(a)は同装置本体の斜視図、
(b)は同装置本体の正面図、(c)は(b)のB−B
線断面図、(d)は(b)の左側面図である。
の概略構成を示し、(a)は同装置本体の斜視図、
(b)は同装置本体の正面図、(c)は(b)のB−B
線断面図、(d)は(b)の左側面図である。
【図2】(a)は本発明の第2の実施例に係る排紙搬送
装置本体の側面図、(b)は本発明の第3の実施例に係
る排紙搬送装置本体の要部概略構成図である。
装置本体の側面図、(b)は本発明の第3の実施例に係
る排紙搬送装置本体の要部概略構成図である。
【図3】従来の排紙搬送装置の概略断面図である。
【図4】同装置の作用説明図である。
【図5】(a)は同装置本体の概略斜視図、(b)は同
装置本体の要部概略斜視図、(c)は(b)の正面図で
ある。
装置本体の要部概略斜視図、(c)は(b)の正面図で
ある。
【図6】本発明の第4の実施例に係る排紙搬送装置の要
部概略構成図である。
部概略構成図である。
【図7】排紙された記録紙の積載された状態を示す図で
ある。
ある。
【図8】排紙された記録紙の状態を模式的に示した図で
ある。
ある。
【図9】同装置の概略構成図である。
【図10】本発明の第5の実施例に係る排紙搬送装置の
要部概略構成図である。
要部概略構成図である。
【図11】本発明の第6の実施例に係る排紙搬送装置の
要部概略構成図である。
要部概略構成図である。
【図12】本発明の第7の実施例に係る排紙搬送装置の
要部概略構成図である。
要部概略構成図である。
【図13】本発明の第8の実施例に係る排紙搬送装置の
要部概略構成図である。
要部概略構成図である。
S 記録紙 1 排紙ローラ C 揺動中心 11 コロホルダユニット 3 けり出しコロ 3a 円錐部 100 定着装置 G 矯正手段 52a,52b 矯正ガイド 61a,61b 分離ガイド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭56−61266(JP,A) 特開 平4−42283(JP,A) 特開 昭64−69455(JP,A) 実開 昭57−153353(JP,U) 実開 平2−13056(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 29/00 - 29/70 G03G 15/20
Claims (3)
- 【請求項1】 記録紙を外部に排出する排紙搬送装置本
体が、排紙ローラと、該排紙ローラに当接すると共に揺
動中心にて揺動自在に支持されるコロホルダユニット
と、を備える排紙搬送装置において、 前記コロホルダユニットの揺動中心は、記録紙が前記排
紙ローラとコロホルダユニットとの当接部に突入する際
に、前記コロホルダユニットが記録紙より受ける力の作
用線上にあることを特徴とする排紙搬送装置。 - 【請求項2】 コロホルダユニットは、記録紙後端を押
し出すけり出しコロを有し、 通過する所定サイズの記録紙の側方に位置するコロホル
ダユニットの、該所定サイズの記録紙の側端部に対向す
る側の前記けり出しコロの側端面に円錐部を設けた請求
項1記載の排紙搬送装置。 - 【請求項3】 定着ローラを有する定着装置と、 前記定着ローラの下流側に、前記定着ローラから記録紙
を分離する分離ガイドと、前記分離ガイドと協働して記録紙の両端部を印字面側に
湾曲させる矯正ガイドとを有し、 前記分離ガイドは、前記矯正ガイドと矯正ガイドとの間
に入り込むように構成されている ことを特徴とする排紙
搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042256A JP2814159B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 排紙搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4042256A JP2814159B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 排紙搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208773A JPH05208773A (ja) | 1993-08-20 |
JP2814159B2 true JP2814159B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=12630952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4042256A Expired - Fee Related JP2814159B2 (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | 排紙搬送装置 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2814159B2 (ja) |
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