JP2833254B2 - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2833254B2 JP8072891A JP8072891A JP2833254B2 JP 2833254 B2 JP2833254 B2 JP 2833254B2 JP 8072891 A JP8072891 A JP 8072891A JP 8072891 A JP8072891 A JP 8072891A JP 2833254 B2 JP2833254 B2 JP 2833254B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・レーザービー
ムプリンタ等の画像形成装置、その他のシート使用装置
における給紙カセット着脱式の給紙装置に関する。
【0002】より詳しくは分離爪を用いた1枚分離給送
式、給紙カセット着脱式の給紙装置に関する。
【0003】シートは、例えば転写紙・記録紙・印刷紙
・OHP用紙・原稿・葉書・封筒・カード・フィルムな
どである。材質は紙に限らず、プラスチック・金属・布
などであってもよい。また1枚ものでなく、複数枚綴り
の伝票や冊子などの所謂多部紙なども含む。
【0004】
【従来の技術】図8・図9に従来の給紙カセットの一例
を示した。図8は平面図、図9は図8の9−9線に沿う
断面図である。
【0005】31は給紙トレイ(カセット本体箱)、3
2はこの給紙トレイ31内に配設したシート積載板(中
板)であり、このシート積載板32はその後辺側を支軸
33・33を中心に上下揺動自由に支持させてある。3
4・34はシート積載板32の先端辺側の裏面と給紙ト
レイの内底面間に配設した左右一対のシート積載板押し
上げ加圧ばねである。
【0006】35は給紙トレイ31の左側壁板の内面に
設けた、収納シートの左辺位置を決める基準ブロック、
36は給紙トレイ31の右側壁板の内側に配設した固定
の右サイド板、37はこの右サイド板36の内側に設け
たサイド加圧板であり、このサイド加圧板37は右サイ
ド板36との間に弾機38を配して内方へ移動付勢させ
てある。
【0007】39は先端部に分離爪40を設けた左分離
爪レバーであり、その後端部は基準ブロック35に設け
た支軸(不図示)を中心に上下揺動自由である。41は
先端部に分離爪42を設けた右分離爪レバーであり、そ
の後端部は右サイド板の外側に設けた支軸43を中心に
上下揺動自由である。上記の左右一対の分離爪40・4
2は夫々シート積載板32の先端辺の左右隅角部上面部
に係合している。44は給紙トレイ31の後面壁板の内
側に配設した、シート後端位置を規制する後端規制板で
ある。45は最後1枚のシートの重送防止のためにシー
ト積載板32の上面に設けた分離シートである。
【0008】而して、シートを給紙トレイ31内のシー
ト積載板32上に、基準ブロック35と、右サイド板3
6と、後端規制板44との間に納めて積載収納し、これ
を積載板押し上げ加圧ばね34・34に抗して押し下
げ、左右の分離爪40・42を夫々その積載収納シート
の先端辺の左右隅角部上面部に係合させる。積載収納シ
ートの後端は後端規制板44で位置規制される。積載収
納シートの右側面は右サイド板36で押圧力を受け、左
側面が基準ブロック35に位置規制される。
【0009】この給紙カセットを不図示の給紙装置本体
に装着する。給紙スタート信号にもとづいて給紙装置本
体側の給紙手段(給紙ローラ)が起動してカセット内の
収納積載シートの上面に接触する。
【0010】この接触で積載シート及びシート積載板3
2がばね34・34に抗して少し押し下げられ、そのば
ね34・34の反力で給紙手段と積載シートの上面が所
定圧で接触し、給紙手段の駆動に伴ない摩擦力で積載シ
ートの最上位のシートに給送力が作用してその最上位の
シートのみが左右の分離爪40・42を乗り越えて1枚
分離されカセット内から給送されていく。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この従来の給紙カセッ
トのように、2個の分離爪40・42を持ち、かつシー
ト給送力を給紙手段と左右一対の加圧ばね34・34に
より生じさせるものには次のような問題点があった。
【0012】(1)シート1枚分離条件を各種シートサ
イズに対してできるだけ均等にする必要から、給紙手段
は複数個からなるものにするか、幅の広いものにしなけ
ればならないため、コストが高くなる。
【0013】(2)給送力に限界があるためカセット内
から1枚分離給送されたシートが画像形成装置等の本機
側へ入り込む際の角度に限界があり、装置の床面積を小
さくすることが難かしい。
【0014】本発明は上記のような問題点を解消できる
給紙カセット構成を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする分離爪を用いた1枚分離給送式、給紙カセット
着脱式の給紙装置である。
【0016】(1)給紙カセット着脱式の給紙装置にお
いて、給紙カセットは、給紙装置本体に対して着脱され
る給紙トレイと、該給紙トレイに配設したシート積載板
と、該シート積載板を支軸部を中心に押し上げ回動させ
て該シート積載板上に積載されたシートの上面を給紙装
置本体側の給紙ローラに対する所定の高さ位置へ上昇さ
せる加圧手段と、前記シート積載板上に積載されたシー
トの給紙進行方向先端辺の一方の隅角部に係合させる1
個のシート分離爪と、給紙トレイが給紙装置本体に対し
て装着された状態において給紙装置本体側の搬送ローラ
に対して弾性的に圧接して給紙トレイから前記給紙ロー
ラとシート分離爪との共働で1枚分離給送されたシート
を前記搬送ローラとの間に挟持して中継ぎして給紙装置
本体側のシートパスに搬送する給紙トレイ側の斜送コロ
とを有し、前記給紙ローラは、シートの給紙進行方向と
直交する幅方向において前記シート分離爪側の偏った位
置に配置されており、前記搬送ローラと前記斜送コロと
からなる搬送手段は、前記分離爪に隣接していて、給紙
装置本体側のシートパスの入口に設けられており、前記
給紙トレイ側の斜送コロはその軸線をシートの給送進行
方向に対して傾いた方向姿勢で給紙装置本体側の搬送ロ
ーラに対して圧接させてシートを該シートに所定の搬送
基準面側への寄り移動力を与えながら搬送させるように
したことを特徴とする給紙装置。 (2)前記加圧手段は1個である(1)記載の給紙装
置。
【0017】〈作 用〉即ち、本発明は、分離爪を片側
1個のみとした上で、給送のための加圧手段を好ましく
は1個のみとし、又給紙ローラと分離爪により一枚分離
給送されたシートを搬送する装置本体側の搬送ローラに
対向し、かつ搬送によりシートが基準面に押し付けられ
る方向に軸を傾けられた斜送コロと、この斜送コロを装
置本体側の搬送ローラに押圧する手段を設けることによ
り、給紙カセットのコストダウンと、画像形成装置等本
機側へシートが入り込む角度を急にすることを可能とし
たものである。分離爪がシートの一方の隅角部に配置さ
れ、給紙ローラも分離爪側に偏った位置に配置されるこ
とで、シートが給紙カセットから送り出されるときに幅
方向の給送バランスが悪く、送り出されるシートが斜行
を起こし易いけれども、本発明の場合は、斜送コロを給
紙カセット側に設けることにより分離爪に隣接させるこ
とができ、これにより、斜行して送り出されたシートを
すぐに搬送ローラと斜送コロとで基準面にシートの端部
を沿わせて送って斜行を矯正することができる。すなわ
ち、シートの斜行は給紙カセットから出るときに起きる
が、斜行を矯正するまでに搬送する距離が長いと斜行の
量が大きくなってしまい、斜走コロでは矯正することが
十分にできずに画像の位置精度が悪化する虞があるが、
本発明ではこのような問題を確実に防止することができ
る。
【0018】
【実施例】<実施例1>(図1〜図3) 図1は画像形成装置等本機Aに対してカセットCを装着
した状態のカセット部分の縦断側面図、図2はカセット
の平面図、図3は図2の3−3線に沿う断面図である。
【0019】1は給紙トレイ(カセット本体箱)、2は
この給紙トレイ1内に配設したシート積載板(中板)で
あり、このシート積載板2はその後辺側を支軸3・3を
中心に上下揺動自由に支持させてある。4はシート積載
板2の先端辺側の裏面と給紙トレイ内底面間に配設した
1個のシート積載板押し上げ加圧ばねである。
【0020】5は先端部に分離爪6を設けた右分離爪レ
バーであり、その後端部は給紙トレイ1の右側壁板の内
面に設けた支軸7を中心に上下揺動自由である。分離爪
レバー5の上下揺動可能範囲はレバー5に設けた長孔5
aとそれに係合させたトレイ側の固定のボス1aによっ
て長孔5aの上下端の範囲に規制させてある。右分離爪
6はシート積載板2の先端辺の右隅角部上面部に係合し
ている。分離爪はこの右分離爪1個のみである。
【0021】8・8は給紙トレイ1の右側壁板の内面に
設けた、シート側面突きあて基準となる基準面であり、
シートへ画像を書き出す基準面に対しての位置が給紙カ
セットを画像形成装置に装着することにより決められ
る。
【0022】9は給紙トレイ1の左側壁板の内側に設け
た、積載シートの左側面の位置を規制する左サイド板で
ある。この左サイド板はばねで右方へ付勢して積載シー
トの左側面を積極的に押圧するようにする構成にするこ
ともできる。10は給紙トレイ1の後面壁板の内側に配
設した、シート後端位置を規制する後端規制板である。
11は最後1枚のシートの重送防止のためにシート積載
板2の上面に設けた分離シートである。
【0023】12は右分離爪6の前方位置に配置した斜
送コロである。この斜送コロ12は、給紙トレイ1に固
定の支軸14を中心に回動可能なホルダー13の先端部
に回転自由に取付けてあり、該ホルダー13はばね15
により常時反時計方向に回動付勢してある。
【0024】而して、シートSを給紙トレイ1内のシー
ト積載板2上に、トレイ1の右側壁板と、左サイド板9
と、シート後端規制板10との間に納めて積載収納し、
これを積載板押し上げ加圧ばね4に抗して押し下げ、右
分離爪6を積載収納シートの先端辺の右隅角部上面に係
合させる。
【0025】この給紙カセットCを画像形成装置Aに挿
入装着すると、画像形成装置本体側の搬送手段としての
搬送ローラ21に対してカセット側の斜送コロ12が当
接してばね15の付勢力で所定に圧接した状態になる。
【0026】給紙スタート信号にもとずいて装置本体A
側の給紙手段としての半月型給紙ローラ22が反時計方
向に1回転駆動されると、該給紙ローラ22の円弧部が
カセットC内の収納積載シートの上面に接触する。この
接触で積載シート及びシート積載板2がばね4に抗して
少し押し下げられ、そのばね4の反力で給紙ローラ22
と積載シートの上面が所定圧で接触し、給紙ローラ22
の回転に伴ない摩擦力が積載シートの最上位のシートに
給送力が作用してその最上位のシートのみが右分離爪6
に突き当り座屈を生じてこの爪6を乗り越えて1枚分離
されカセット内から給送されていく。
【0027】その1枚分離給送されたシートはカセット
内ガイド16にガイドされて搬送ローラ21と斜送コロ
12との圧接ニッブ部に進入する。搬送ローラ21は不
図示の駆動系により反時計方向に回転駆動されていて、
シートはこの搬送ローラ21と斜送コロ12により挟持
搬送され装置本体A内へ向うシートパス23へ進入して
いく。そしてそのシートは斜送コロ12より受ける摩擦
力により装置Aの図に示されない画像書き出しの基準面
に突き当って進む。こうして搬送されたシートはシート
パス23中の第2の搬送ローラ24とそれに圧接させた
第2の斜送コロ25で中継ぎされてここでも搬送力と、
画像書き出しの基準面へ突き当てる摩擦力を受けて進み
画像形成部に入っていく。
【0028】以上の構成をとることにより以下のような
効果が得られる。
【0029】加圧手段4が1個のコイルばねであるた
め、コストダウンが可能となった。
【0030】本体内部にのみ搬送手段とそれに対向し
た斜送コロを設けた場合には困難であったジャムしたシ
ートの処理が、給紙カセットを抜去することにより搬送
手段から斜送コロが離なれて開放されるので容易となっ
た。
【0031】本実施例のようにシートの進む進路が急
である場合、給紙ローラ22のようにシートの積載量や
サイズ、又環境の差やシートの積載状態の差異による最
上位シートとその下のシートとの摩擦力の変化の影響を
受けながら給送する手段では、確実な給送を実現するこ
とは困難であった。しかし本実施例では、搬送ローラ2
1と押圧力を管理された斜送コロ12でシートを搬送す
るため、シートが前進する能力は安定でかつ動的にシー
トの姿勢を規制できるため、より確実で高い画像の精度
を持ったシートの給送が可能となった。
【0032】<実施例2>(図4) 本実施例は前記実施例1の給紙カセットにおいてシート
積載板2の押し上げ加圧ばねをコイルばねに代えて加圧
板ばね4Aにしたものである。この加圧ばね4Aの後端
部は給紙トレイ1の内底面に鋲17で固定してある。
【0033】加圧ばねを板ばね4Aにすることで給紙ト
レイ1の高さを下げることが可能となり、ひいては画像
形成装置の高さを下げることが可能となる。
【0034】<実施例3>(図5) 本実施例は実施例2の板ばね4Aの取付け方向を実施例
2とは異ならせたものである。
【0035】加圧手段はコイルばね4や板ばね4A以外
の手段でもよい。
【0036】<実施例4>(図6) 本実施例は給紙トレイ1に斜送コロを左右一対12A・
12B具備させたものである。
【0037】本実施例において、シートの給紙カセット
Cからの一枚分離給送は実施例1と同様に行なわれ、そ
のシートが画像形成装置のガイドを進む際の搬送がその
左右の斜送コロ12A・12Bと図の示されない装置本
体側の搬送ローラによる搬送力で行なわれる。
【0038】本実施例においては実施例1で得られる効
果に加え、以下のような効果が得られる。
【0039】シートが急な斜面を進むための搬送力が
強くなり、より剛性の高いシートを搬送することが可能
となる。
【0040】2組の搬送ローラ(21)と斜送コロ1
2A・12Bを持つことによりシートの姿勢を決めつつ
シートを画像形成の基準面へ突き当てるこが可能とな
る。又給紙ローラ22の機能をシート分離爪6を抜けて
搬送ローラ(21・21)と斜送コロ12A・12Bの
ニップへその先端を入れるところまでに限定できるた
め、給紙ローラ22を小さくすることが可能となる。以
上の効果は2組以上の搬送ローラ及び斜送コロを持った
給紙カセットでも得られる。
【0041】<実施例5>(図7) 本実施例は上中下3段の給紙カセット装着口51・52
・53を有するの画像形成装置本体Aのその各装着口5
1・52・53に夫々本発明に従う3つのカセットC1
・C2・C3を装着したものである。
【0042】各段の給紙ローラ22が選択的に駆動され
ることが各段のカセットから選択的にシートが1枚分離
給送される。
【0043】上段のカセットC1からの給送シートはシ
ートパス54、搬送ローラ55と斜送コロ55Aを通っ
てシートパス56から画像形成部へ搬送される。
【0044】中段のカセットC2からの給送シートはシ
ートパス57、搬送ローラ58と斜送コロ58A、シー
トパス59、搬送ローラ55と斜送コロ55Aを通って
シートパス56から画像形成部へ搬送される。
【0045】下段のカセットC3からの給送シートはシ
ートパス60から搬送ローラ58と斜送コロ58Aへ至
り、以後は中段のカセットC2からの給送シートと同じ
経路で画像形成部へ搬送される。
【0046】本実施例においては実施例1で得られる効
果に加え、以下のような効果が得られる。
【0047】シート搬送時にシートを送り込む角度を
急にすることが可能となったため、多数のカセットを装
着して給紙する装置の小型化を進められる。
【0048】本実施例のように長い距離をシートが走
るパスでは斜行が発生しやすいが、給紙トレイ近くの斜
送コロ12と、画像形成装置の斜送コロ55A・58A
といった距離的に離れた2個以上のコロを持つため斜行
を防止できる。
【0049】尚、本実施例は給紙ユニットとしてオプシ
ョン化することも可能である。
【0050】
【発明の効果】1)加圧手段の数を減らすことができ、
コストダウンとなる。
【0051】2)給紙手段によるシートの給送のみによ
るシート移動距離が、斜送コロと搬送手段を設けること
により短くなり、より確実性の高い給送が実現する。
【0052】3)搬送手段と斜送コロを設けることによ
り画像形成装置等本機へ入り込むシート角度を急にでき
るため、床面積の小さな画像形成装置等が実現できる。
【0053】4)シートが搬送中にジャムを生じた場合
でも、給紙カセットを抜くことにより、斜送コロの圧が
解除され、ジャム処理性が向上する。 5)分離爪がシートの一方の隅角部に配置され、給紙ロ
ーラも分離爪側に偏った位置に配置されることで、シー
トが給紙カセットから送り出されるときに幅方向の給送
バランスが悪く、送り出されるシートが斜行を起こし易
いけれども、本発明の場合は、斜送コロを給紙カセット
側に設けることにより分離爪に隣接させることができ、
これにより、斜行して送り出されたシートをすぐに搬送
ローラと斜送コロとで基準面にシートの端部を沿わせて
送って斜行を矯正することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例カセットを装置本体に装着した状
態の縦断面図
【図2】 給紙カセットの平面図
【図3】 図2の3−3線に沿う断面図
【図4】 第2実施例カセットを装置本体に装着した状
態の縦断面図
【図5】 第3実施例カセットの横断面図
【図6】 第4実施例カセットの平面図
【図7】 第5実施例装置の断面図
【図8】 従来カセットの一例の平面図
【図9】 図8の9−9線に沿う断面図
【符号の説明】
C、C1、C2、C3 給紙カセット 1 給紙トレイ 2 シート積載板 4 加圧ばね 6 分離爪 12 斜送コロ 22 給紙ローラ
フロントページの続き (72)発明者 田上 昌英 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 工藤 和秀 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68 B65H 9/16

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙カセット着脱式の給紙装置におい
    て、 給紙カセットは、 給紙装置本体に対して着脱される給紙
    トレイと、該給紙トレイに配設したシート積載板と、該
    シート積載板を支軸部を中心に押し上げ回動させて該シ
    ート積載板上に積載されたシートの上面を給紙装置本体
    側の給紙ローラに対する所定の高さ位置へ上昇させる加
    圧手段と、前記シート積載板上に積載されたシートの給
    紙進行方向先端辺の一方の隅角部に係合させる1個のシ
    ート分離爪と、給紙トレイが給紙装置本体に対して装着
    された状態において給紙装置本体側の搬送ローラに対し
    て弾性的に圧接して給紙トレイから前記給紙ローラとシ
    ート分離爪との共働で1枚分離給送されたシートを前記
    搬送ローラとの間に挟持して中継ぎして給紙装置本体側
    のシートパスに搬送する給紙トレイ側の斜送コロとを有
    し、前記給紙ローラは、シートの給紙進行方向と直交する幅
    方向において前記シート分離爪側の偏った位置に配置さ
    れており、 前記搬送ローラと前記斜送コロとからなる搬送手段は、
    前記分離爪に隣接していて、給紙装置本体側のシートパ
    スの入口に設けられており、 前記 給紙トレイ側の斜送コロはその軸線をシートの給送
    進行方向に対して傾いた方向姿勢で給紙装置本体側の
    送ローラに対して圧接させてシートを該シートに所定の
    搬送基準面側への寄り移動力を与えながら搬送させるよ
    うにしたことを特徴とする給紙装置
  2. 【請求項2】 前記加圧手段は1個である請求項1記載
    給紙装置
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