JP2011051663A - シート搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ねじれ方向の圧力を解放することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することにある。
【解決手段】回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置に従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材とを有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されている。
【選択図】図3
【解決手段】回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置に従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材とを有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されている。
【選択図】図3
Description
本発明は、シート搬送装置及び画像形成装置に関する。
特許文献1は、駆動ロール部材と搬送部材部材とを対向させて配置し、それぞれのロール部材を、軸方向に移動を許容する機構を配置するとともに、ロール部材に対して、その両側に付勢機構を配置して搬送ロール装置を構成し、用紙を用紙搬送路の幅方向に移動させる方法として、搬送ロール装置が用紙をニップしたままで横方向に移動させる構成を開示する。
また、特許文献2は、レジローラ装置を構成するローラ部材を支持する軸、またはローラ部材をリニアベアリング部材とスプリングとにより支持し、レジローラ装置にニップした用紙に生じる斜行方向の圧力により、レジローラ装置を軸方向に移動させる構成を開示する。
また、特許文献2は、レジローラ装置を構成するローラ部材を支持する軸、またはローラ部材をリニアベアリング部材とスプリングとにより支持し、レジローラ装置にニップした用紙に生じる斜行方向の圧力により、レジローラ装置を軸方向に移動させる構成を開示する。
本発明の目的は、ねじれ方向の圧力を解放することができるシート搬送装置及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る本発明は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されているシート搬送装置である。
請求項2に係る本発明は、前記駆動部材、前記従動部材及び付勢部材は、シート搬送方向に対して直交する方向に複数設けられている請求項1記載のシート搬送装置である。
請求項3に係る本発明は、前記従動部材は、前記駆動部材よりも摩擦係数が高い請求項1又は2記載のシート搬送装置である。
請求項4に係る本発明は、前記駆動部材を駆動する駆動源は制御部により制御され、前記制御部はシートが前記駆動部材と前記従動部材との間を通過した後に前記駆動部材を所定時間空転させて、前記従動部材が予め定められた位置に戻るように制御する請求項1乃至3いずれか記載のシート搬送装置である。
請求項5に係る本発明は、シートを搬送する第1のシート搬送装置と、前記第1のシート搬送装置により搬送されたシートを搬送する第2のシート搬送装置と、を有し、前記第1のシート搬送装置は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されているシート搬送装置である。
請求項6に係る本発明は、シートを搬送するシート搬送装置と、このシート搬送装置により搬送されたシートを一時停止させる一時停止部材と、を有し、前記シート搬送装置は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されている画像形成装置である。
請求項7に係る本発明は、シートを搬送するシート搬送装置と、このシート搬送装置により搬送されたシートにトナーを定着させる加熱部材と、この加熱部材に対向する加圧部材からなる定着装置と、を有し、前記シート搬送装置は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されている画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、ねじれ方向の圧力を解放することができるシート搬送装置を提供することができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加えて、シートから受ける圧力の大きさに応じて、ねじれ方向の圧力を解放することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加えて、簡易な構成でねじれ方向の圧力を解放することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1乃至3いずれかに係る本発明の効果に加えて、速やかにシートを搬送することができる。
請求項5に係る本発明によれば、ねじれ方向の圧力を解放することができるシート搬送装置を提供することができる。
請求項6に係る本発明によれば、ねじれ方向の圧力を解放することができる画像形成装置を提供することができる。
請求項7に係る本発明によれば、ねじれ方向の圧力を解放することができる画像形成装置を提供することができる。
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に後述する排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段のシート搬送装置の一例である給紙装置18、18が配置されている。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に後述する排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段のシート搬送装置の一例である給紙装置18、18が配置されている。
それぞれの給紙装置18は、シートSが積層されて収納される給紙カセット22を有する。ここで、シートSはシート状であればいかなる態様でもよく、素材も限定されない。本発明の実施形態においては、シートの代表的態様として記録媒体である用紙を例に説明する。給紙カセット22の奥端近傍上部にはピックアップロール24が配置され、このピックアップロール24のシート搬送方向下流側に後述するピンチロール26と搬送ロール28が配置されている。これらピックアップロール24、ピンチロール26及び搬送ロール28は、画像形成装置本体12に設けられていてもよし、給紙カセット22に設けられていてもよい。
主搬送路32は、搬送ロール28から排出口34までのシート通路であり、この主搬送路32は、画像形成装置本体12の裏側(図1の右側面)近傍にあって、最下端の給紙装置18から後述する定着装置36まで略鉛直に形成されている部分を有する。この主搬送路32の定着装置36のシート搬送方向上流側に転写装置42と像保持体44が配置され、さらに転写装置42と像保持体44のシート搬送方向上流側に後述するレジストロール38が配置されている。さらに、主搬送路32の排出口34の近傍には排出ロール40が配置されている。
したがって、給紙装置18の給紙カセット22からピックアップロール24により送り出されたシートSは、ピンチロール26及び搬送ロール28の協働により捌かれて最上部のシートのみ主搬送路32に導かれ、レジストロール38により一時停止され、タイミングをとって後述する転写装置42と像保持体44との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置36により定着され、排出ロール40により排出口34から排出部16へ排出される。
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、主搬送路32の排出ロール40の手前は二股に分かれ、その分かれた部分に切換装置46が設けられていると共に、分けられた部分からレジストロール38まで戻る反転路48が形成されている。この反転路48には搬送ロール50a〜50cが設けられており、両面印刷の場合には、切換装置46が反転路48を開く側に切り換えられ、排出ロール40にシートの後端手前がかかる時点で排出ロール40が反転し、シートが反転路48に導かれ、レジストロール38、転写装置42と像担持体44及び定着装置36を通って排出口34から排出部16へ排出されるものである。
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像保持体44と、この像保持体44を帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置56と、帯電装置56により帯電された像保持体44に、光により潜像を書き込む光書込み装置58と、この光書込み装置58により形成された像保持体44の潜像を現像剤により可視化する現像装置60と、この現像装置60による現像剤像をシートSに転写する例えば転写ロールからなる転写装置42と、像保持体44に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置62と、転写装置42により転写されたシートS上の現像剤像をシートSに定着させる定着装置36とから構成されている。
プロセスカートリッジ64は、像保持体44、帯電装置56、現像装置60及びクリーニング装置62を一体化したものである。
制御部30は、画像形成装置本体12に配設され、画像形成装置10を構成する各部を制御する。
次に、本発明の実施形態に係るシート搬送装置70について、シートをシート搬送装置70からレジストロール38へ搬送する例に基づいて説明する。
図2は、シート搬送装置70からレジストロール38へシートSを搬送する搬送路77周辺の斜視図である。
レジストロール38は、シート搬送装置70により搬送されたシートを一時停止させる一時停止部材である。
図2に示すように、シート搬送装置70は、回転駆動される駆動部材である搬送ロール28と、搬送ロール28に対向して設けられ、搬送ロール28から駆動力を受けて回転する従動部材であるピンチロール26と、ピンチロール26が搬送ロール28に向けて押付けられるように付勢する付勢部材である例えば板ばね76から構成される。
搬送ロール28は、シート搬送方向に対して直交する方向に設けられた軸72に複数設けられている。ピンチロール26は、搬送ロール28に対向して設けられ、板ばね76の作用により搬送ロール28側に押圧されてニップ部が形成される。
複数のピンチロール26が、板ばね76の下面の端部中央に形成された支点78を介してシート搬送方向に対して直交する方向に延びた搬送用連結部材80に連結されている。
すなわち、複数のピンチロール26が、シートSの搬送方向に対して直交する軸となる搬送用連結部材80を支点としてそれぞれ回転される。
なお、ピンチロール26の表面は、対向する搬送ロール28の表面よりも摩擦係数を高くするとよい。
図2は、シート搬送装置70からレジストロール38へシートSを搬送する搬送路77周辺の斜視図である。
レジストロール38は、シート搬送装置70により搬送されたシートを一時停止させる一時停止部材である。
図2に示すように、シート搬送装置70は、回転駆動される駆動部材である搬送ロール28と、搬送ロール28に対向して設けられ、搬送ロール28から駆動力を受けて回転する従動部材であるピンチロール26と、ピンチロール26が搬送ロール28に向けて押付けられるように付勢する付勢部材である例えば板ばね76から構成される。
搬送ロール28は、シート搬送方向に対して直交する方向に設けられた軸72に複数設けられている。ピンチロール26は、搬送ロール28に対向して設けられ、板ばね76の作用により搬送ロール28側に押圧されてニップ部が形成される。
複数のピンチロール26が、板ばね76の下面の端部中央に形成された支点78を介してシート搬送方向に対して直交する方向に延びた搬送用連結部材80に連結されている。
すなわち、複数のピンチロール26が、シートSの搬送方向に対して直交する軸となる搬送用連結部材80を支点としてそれぞれ回転される。
なお、ピンチロール26の表面は、対向する搬送ロール28の表面よりも摩擦係数を高くするとよい。
次に、シート搬送中に、シート搬送装置70とレジストロール38の間でねじれ方向の応力が発生した場合のシート搬送装置70の動作について説明する。
図3は、レジストロール38へシートを搬送中のシート搬送装置70を上方からみた図である。
図4は、シート搬送装置70をシートの搬送方向からみた図であり、(a)はシートにねじれ方向の圧力がかかっていない状態(b)はシートにねじれ方向の圧力がかかった状態を示す。
搬送ロール28とピンチロール26との協働により、シートSは、搬送ロール28とピンチロール26との間を通過し、先端がレジストロール38に当たって一時停止され、ループが形成されて搬送される。レジストロール38の手前でシートSがねじれるとそれぞれのピンチロール26にねじれ方向の圧力が加わる。これにより、図3及び図4(b)に示すように、それぞれのピンチロール26は、搬送ロール28とのニップ部を形成した状態でシートSのねじれを解放する方向に支点78を回転支点として回転し、ねじれ方向の圧力が解放され、しわ及びスキューの拡大が防止される。また、シートSのねじれ具合は場所によって異なるが、複数のピンチロール26をそれぞれ板ばね76で支持し、搬送用連結部材80に対して設けることで、それぞれのピンチロール26が受けるねじれ応力をそれぞれが受けるねじれ応力の大きさに応じて解放しうる。そして、1枚目のシートSが搬送されると、後述するように、搬送ロール28が所定時間空転され、対向するピンチロール26が待機位置として予め定められた位置に戻る。ここで待機位置とは、搬送ロール28の軸心とピンチロール26の軸心とが平行となっている位置である。
図3は、レジストロール38へシートを搬送中のシート搬送装置70を上方からみた図である。
図4は、シート搬送装置70をシートの搬送方向からみた図であり、(a)はシートにねじれ方向の圧力がかかっていない状態(b)はシートにねじれ方向の圧力がかかった状態を示す。
搬送ロール28とピンチロール26との協働により、シートSは、搬送ロール28とピンチロール26との間を通過し、先端がレジストロール38に当たって一時停止され、ループが形成されて搬送される。レジストロール38の手前でシートSがねじれるとそれぞれのピンチロール26にねじれ方向の圧力が加わる。これにより、図3及び図4(b)に示すように、それぞれのピンチロール26は、搬送ロール28とのニップ部を形成した状態でシートSのねじれを解放する方向に支点78を回転支点として回転し、ねじれ方向の圧力が解放され、しわ及びスキューの拡大が防止される。また、シートSのねじれ具合は場所によって異なるが、複数のピンチロール26をそれぞれ板ばね76で支持し、搬送用連結部材80に対して設けることで、それぞれのピンチロール26が受けるねじれ応力をそれぞれが受けるねじれ応力の大きさに応じて解放しうる。そして、1枚目のシートSが搬送されると、後述するように、搬送ロール28が所定時間空転され、対向するピンチロール26が待機位置として予め定められた位置に戻る。ここで待機位置とは、搬送ロール28の軸心とピンチロール26の軸心とが平行となっている位置である。
次に、シート搬送装置70に用いられる搬送ロール28の動作の一例を図4及び図5に基づいて詳述する。
図4に示すように、搬送ロール28を回転させる軸72には駆動源の一例であるモータ82が接続され、モータ82は制御部30によって制御される。
図5には、搬送ロール28の動作(S10)の一例が示されている。
図4に示すように、搬送ロール28を回転させる軸72には駆動源の一例であるモータ82が接続され、モータ82は制御部30によって制御される。
図5には、搬送ロール28の動作(S10)の一例が示されている。
図5に示すように、ステップ100(S100)において、制御部30はモータ82を介して搬送ロール28を回転させ、シートSを搬送する。
ステップ102(S102)において、シートSの搬送が終了する。
ステップ104(S104)において、搬送ロール28を所定時間空転させ、ピンチロール26を元の位置に戻す。
ステップ106(S106)において、搬送ロール28の回転を停止させる。
次に、本発明の実施形態に係るシート搬送装置70が適用される他の一例を図6に基づいて説明する。
第2の実施形態においては、図6に示すように、定着装置36のシート搬送方向上流側に、本実施形態に係るシート搬送装置70を配置する。定着装置36は、加熱部材である加熱ロール36aと加圧部材である加圧ロール36bから構成される。シート搬送装置70の構成及び搬送ロール28の動作S10については上述したものと同様である。シート搬送中にシート搬送装置70と定着装置36の間でねじれ方向の応力が発生した場合のシート搬送装置70の動作について説明する。
搬送ロール28とピンチロール26との協働により、シートSは、搬送ロール28とピンチロール26との間を通過し、定着装置36である加熱ロール36aと加圧ロール36bの間に搬送される。シート搬送装置70と定着装置36の間84でシートSがねじれるとそれぞれのピンチロール26にねじれ方向の圧力が加わる。これにより、上述の図4(b)に示すように、それぞれのピンチロール26は、搬送ロール28とのニップ部を形成した状態でシートSのねじれを解放する方向に支点78を回転支点として回転し、ねじれ方向の圧力が解放され、しわ及びスキューの拡大が防止される。そして、1枚目のシートSが搬送されると、上述したように、搬送ロール28が所定時間空転され、対向するピンチロール26が予め定められた待機位置に戻る。
第2の実施形態においては、図6に示すように、定着装置36のシート搬送方向上流側に、本実施形態に係るシート搬送装置70を配置する。定着装置36は、加熱部材である加熱ロール36aと加圧部材である加圧ロール36bから構成される。シート搬送装置70の構成及び搬送ロール28の動作S10については上述したものと同様である。シート搬送中にシート搬送装置70と定着装置36の間でねじれ方向の応力が発生した場合のシート搬送装置70の動作について説明する。
搬送ロール28とピンチロール26との協働により、シートSは、搬送ロール28とピンチロール26との間を通過し、定着装置36である加熱ロール36aと加圧ロール36bの間に搬送される。シート搬送装置70と定着装置36の間84でシートSがねじれるとそれぞれのピンチロール26にねじれ方向の圧力が加わる。これにより、上述の図4(b)に示すように、それぞれのピンチロール26は、搬送ロール28とのニップ部を形成した状態でシートSのねじれを解放する方向に支点78を回転支点として回転し、ねじれ方向の圧力が解放され、しわ及びスキューの拡大が防止される。そして、1枚目のシートSが搬送されると、上述したように、搬送ロール28が所定時間空転され、対向するピンチロール26が予め定められた待機位置に戻る。
なお、上記実施形態においては、レジストロール38及び定着装置36の上流側にシート搬送装置70を設けた例を説明したが、これに限定されることなく、下流側又は上流側と下流側の両方にシート搬送装置70を設けてもよい。
また、上記実施形態においては、レジストロール38とシート搬送装置70間のシートを搬送するシート搬送装置及び定着装置36とシート搬送装置70間のシートを搬送するシート搬送装置を例に説明したが、これに限定されることなく、シートを搬送するシート搬送装置全般に適用される。
また、上記実施形態においては、レジストロール38とシート搬送装置70間のシートを搬送するシート搬送装置及び定着装置36とシート搬送装置70間のシートを搬送するシート搬送装置を例に説明したが、これに限定されることなく、シートを搬送するシート搬送装置全般に適用される。
10 画像形成装置
12 装置本体
26 ピンチロール
28 搬送ロール
36 定着装置
36a 加熱ロール
36b 加圧ロール
38 レジストロール
70 シート搬送装置
72 軸
76 板ばね
78 支点
80 搬送用連結部材
12 装置本体
26 ピンチロール
28 搬送ロール
36 定着装置
36a 加熱ロール
36b 加圧ロール
38 レジストロール
70 シート搬送装置
72 軸
76 板ばね
78 支点
80 搬送用連結部材
Claims (7)
- 回転駆動される駆動部材と、
この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、
前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、
前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されているシート搬送装置。 - 前記駆動部材、前記従動部材及び付勢部材は、シート搬送方向に対して直交する方向に複数設けられている請求項1記載のシート搬送装置。
- 前記従動部材は、前記駆動部材よりも摩擦係数が高い請求項1又は2記載のシート搬送装置。
- 前記駆動部材を駆動する駆動源は制御部により制御され、前記制御部はシートが前記駆動部材と前記従動部材との間を通過した後に前記駆動部材を所定時間空転させて、前記従動部材が予め定められた位置に戻るように制御する請求項1乃至3いずれか記載のシート搬送装置。
- シートを搬送する第1のシート搬送装置と、
前記第1のシート搬送装置により搬送されたシートを搬送する第2のシート搬送装置と、を有し、
前記第1のシート搬送装置は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されているシート搬送装置。 - シートを搬送するシート搬送装置と、
このシート搬送装置により搬送されたシートを一時停止させる一時停止部材と、を有し、
前記シート搬送装置は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されている画像形成装置。 - シートを搬送するシート搬送装置と、
このシート搬送装置により搬送されたシートにトナーを定着させる加熱部材と、この加熱部材に対向する加圧部材からなる定着装置と、を有し、
前記シート搬送装置は、回転駆動される駆動部材と、この駆動部材に対向した位置で従動回転可能に支持されて、前記駆動部材との間でシートを搬送する従動部材と、前記従動部材を前記駆動部材に向けて付勢する付勢部材と、を有し、前記付勢部材はシート搬送面に対して直交する軸を支点として回転するように支持されている画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019137524A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
JP2021143074A (ja) * | 2016-10-05 | 2021-09-24 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
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2009
- 2009-08-31 JP JP2009199183A patent/JP2011051663A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021143074A (ja) * | 2016-10-05 | 2021-09-24 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP7192919B2 (ja) | 2016-10-05 | 2022-12-20 | セイコーエプソン株式会社 | 記録装置 |
JP2019137524A (ja) * | 2018-02-13 | 2019-08-22 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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