JP7087605B2 - 搬送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、搬送装置、及び画像形成装置に関するものである。
特許文献1には、用紙の斜行を補正し搬送するレジストローラと、レジストローラよりも上流側に配置され用紙にループを形成する上流側ローラと、レジストローラと上流側ローラの回転及び上流側ローラのニップの接離を制御する制御部と、を有し、制御部は、レジストローラと上流側ローラとの間にループが形成された用紙を用紙搬送方向の下流方向に搬送を行い、搬送途中で上流側ローラのニップを解除するように上流側ローラのニップを接離させる制御を行い、且つ、用紙の搬送を開始してから、上流側ローラのニップを解除するまでのレジストローラの総回転数を、用紙の紙厚に応じて設定された所定総回転数に制御する画像形成装置が記載されている。
特開2012-051699号公報
第2搬送部において、円錐台状回転体の大径側に媒体を引っ張りながら、該媒体を搬送することを目的とする。
第一態様に記載の搬送装置は、媒体を搬送する第1搬送部と、軸と、軸方向に互いに離れた複数の回転体と、を有する搬送部材を一対備え、前記第1搬送部で搬送された前記媒体の先端が前記搬送部材に突き当たった後、一対の前記搬送部材で媒体を挟んで搬送する第2搬送部であって、一方の前記搬送部材における複数の前記回転体の少なくとも一つは、前記軸方向の一方側が他方側よりも径が大きい円錐台状を成す円錐台状回転体である前記第2搬送部と、を備えたものである。
第二態様に記載の搬送装置は、第一態様に記載の搬送装置において、前記軸の軸方向における両外側に位置する前記回転体の中間位置から、前記軸方向の両外側に向けて複数の前記円錐台状回転体が設けられ、それぞれの前記円錐台状回転体は、前記中間位置を向く側が小径とされているものである。
第三態様に記載の搬送装置は、第二態様に記載の搬送装置において、それぞれの前記円錐台状回転体は、前記中間位置の側の円錐台状回転体よりも前記両外側の円錐台状回転体の方が、前記一方側と前記他方側とで径の差が大きいものである。
第四態様に記載の搬送装置は、第一態様に記載の搬送装置において、前記一方の搬送部材は、前記媒体の搬送方向における該媒体の一方の側に、前記軸方向に平行な外周面を有する円筒回転体と、前記円筒回転体の側から間隔を隔てて前記媒体の他方の側に向けて前記複数の前記円錐台状回転体と、を備え、それぞれの前記円錐台状回転体の外周面の傾斜は、前記軸方向における前記円筒回転体に近い側よりも遠い側の径を大きくすることで形成されるものである。
第五態様に記載の搬送装置は、第四態様に記載の搬送装置において、前記第1搬送部よりも下流側、かつ、前記円筒回転体の前記搬送方向の上流側に、前記媒体の搬送方向に直交する方向の搬送位置を検知する媒体位置検知手段を備えるものである。
第六態様に記載の搬送装置は、第四態様又は第五態様に記載の搬送装置において、前記傾斜は、前記円筒回転体に近い側から前記遠い側に向けて、それぞれ漸次大となるものである。
第七態様に記載の搬送装置は、第一態様から第六態様いずれか一態様に記載の搬送装置において、前記搬送装置は、前記一方の搬送部材と、該搬送部材に対向して設けられる他方の搬送部材とを接離させる接離機構を備えるものである。
第八態様に記載の搬送装置は、第七態様に記載の搬送装置において、前記接離機構は、前記媒体が前記第2搬送部から離脱してから次の媒体が前記第1搬送部に搬送されるまでの間で、前記一方の搬送部材と前記他方の搬送部材とを離間させるものである。
第九態様に記載の搬送装置は、第七態様又は第八態様に記載の搬送装置において、前記接離機構は、前記第2搬送部から離脱した前記媒体の次の媒体が、前記第1搬送部へ搬送が開始されてから前記次の媒体が前記第2搬送部を搬送されている間で、前記一方の搬送部材と前記他方の搬送部材とを接触させるものである。
第十態様に記載の画像形成装置は、トナー像を媒体に転写する転写部と、前記転写部の前記媒体の搬送方向の上流側に配置される第一態様から第九態様いずれか一態様に記載の搬送装置と、を備えるものである。
第一態様及び第十態様に記載の発明によれば、第2搬送部において、円錐台状回転体の大径側に媒体が引っ張られながら搬送される。
第二態様に記載の発明によれば、複数の円錐台状回転体の全てが同じ方向を向いているものと比べて、媒体の波打ちの発生が抑制される。
第三態様に記載の発明によれば、複数の円錐台状回転体の該中間位置の側と両外側とで、一方側と前記他方側の径の差が全て同じものと比べて、媒体の波打ちの発生が抑制される。
第四態様に記載の発明によれば、一方の搬送部材に設けられる複数の回転体の全てが円錐台状回転体のものと比べて、搬送される媒体の搬送方向に直交する方向への位置ずれが抑制される。
第五態様に記載の発明によれば、媒体の位置を媒体位置検知手段で検知する構成において、前記複数の回転体が全て円錐台状回転体であるものに比べて、搬送される媒体位置の検知誤差が少なくなる。
第六態様に記載の発明によれば、複数の円錐台状回転体の外周面の傾斜が全て同じものと比べて、媒体の波打ちの発生が抑制される。
第七態様に記載の発明によれば、第2搬送部の一方の搬送部材と他方の搬送部材とが接触したままのものと比べて、他方の搬送部材における回転体の外周面の変形が抑制される。
第八態様に記載の発明によれば、媒体が第2搬送部から離脱した後も、第2搬送部の一方の搬送部材と他方の搬送部材とが接触しているものに比べて、他方の搬送部材における回転体の外周面の変形が抑制される。
第九態様に記載の発明によれば、媒体が第1搬送部に搬送される前から、第2搬送部の一方の搬送部材と他方の搬送部材とが接触しているものに比べて、他方の搬送部材における回転体の外周面の変形が抑制される。
本実施形態に係る画像形成装置の概略図である。 第1実施形態に係る第3回転部材の構成を示す側面図である。 第1実施形態に係る第3回転部材と第4回転部材との接触状態を示す側面図である。 第1実施形態における第1搬送部と第2搬送部の配置関係、及び第1搬送部から第2搬送部に向けて用紙が搬送されている状態を示す上面図である。 用紙が第2搬送部に突き当たった状態を示す上面図である。 第1搬送部及び第2搬送部で搬送される用紙の状態を示す上面図である。 第1実施形態に係る搬送装置(第1搬送部及び第2搬送部)、及び転写部の配置関係を示す概略正面図である。 第1実施形態に係る第3回転部材の他の構成を示す側面図である。 第2実施形態に係る第3回転部材の構成を示す側面図である。 第2実施形態における第1搬送部と第2搬送部の配置関係、及び第1搬送部から第2搬送部に向けて用紙が搬送されている状態を示す上面図である。 第2実施形態において、用紙が第2搬送部に突き当たった状態を示す上面図である。 第2実施形態において、第1搬送部及び第2搬送部で搬送される用紙の状態を示す上面図である。 第2実施形態における第3回転部材の他の構成を示す側面図である。 第3実施形態に係る第2搬送部の接離機構の構造を示す斜視図である。 第3実施形態に係る第3回転部材と第4回転部材との接触状態を示す側面図である。 図11Aの状態で長時間経過後の第3回転部材と第4回転部材とが互いに離間した状態であって、第4回転部材のロールの外周面が変形した状態を示す側面図である。 図11Aの状態で短時間経過後の第3回転部材と第4回転部材とが互いに離間した状態であって、第4回転部材のロールの外周面に変形がない状態を示す側面図である。 第3実施形態における接離機構の制御を示すフローチャートである。 比較例1に係る第1搬送部及び第2搬送部の配置関係、及び第1搬送部が用紙を搬送している状態を示す上面図である。 比較例1において、用紙が第2搬送部に突き当たった状態を示す上面図である。 比較例1において、第2搬送部で搬送される用紙の状態を示す上面図である。 比較例2に係る第1搬送部及び第2搬送部の配置関係、及び第1搬送部が用紙を搬送している状態を示す上面図である。 比較例2において、用紙が第2搬送部に突き当たった状態を示す上面図である。 比較例2において、第2搬送部で搬送される用紙の状態を示す上面図である。
≪第1実施形態≫
以下に、本発明の搬送装置及び画像形成装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、図面において、矢印Hで示す方向を装置高さ方向、矢印Wで示す方向を装置幅方向とする。また、図面において、装置高さ方向および装置幅方向のそれぞれに直交する丸印D又は矢印Dで示す方向を装置奥行方向とする(矢印Dは装置奥行方向の手前側を指している)。
<画像形成装置の全体構成>
図1は、本発明の第1実施形態である搬送装置60を備えた画像形成装置10の構成の一例を示している。
図1に示すように、画像形成装置10は、用紙Pに画像を形成する画像形成部12と、原稿画像を読み取る画像読取部14と、画像形成部12の下部に用紙Pを収容するトレイユニット16と、を備えている。
画像読取部14には、自動原稿送り装置18が設けられている。自動原稿送り装置18は、原稿Mが置かれる原稿台20と、画像を読み取った後の原稿Mが排出される排出台22と、原稿Mを原稿台20から排出台22へ搬送する搬送部24と、を有する。
また、画像読取部14の前方には、画像読取処理、複写処理、画像形成処理を含む処理動作(サービス)項目を指示したり、それぞれの処理動作の詳細設定を指示すると共に、画像形成装置10の状態を表示するためのユーザーインターフェイス26(UI26という場合がある)が配置されている。
画像形成装置10は、制御部28を備えており、画像形成部12、画像読取部14を統括的に制御する。例えば、制御部28では、画像読取部14で読み取った原稿画像の画像データを一時的に記憶したり、読み取った画像データを画像形成部12へ送出したりする。
画像形成部12には、露光装置30が配置されている。露光装置30は、レーザービームを出力する。露光装置30の図1の下方には感光体32が配置され、感光体32にレーザービームが照射されるようになっている。
感光体32の周面には、図1において、反時計回り方向に、帯電部34、現像装置36、転写部38、クリーナ部40が、この順に配置されている。露光装置30から出力されるレーザービームは、帯電部34と現像装置36との間の感光体32の表面に照射される。
本実施形態では、図1に示すように、転写部38は、感光体32と、感光体32に対向して接触する対向ベルト33と、を有する構成としているが、対向ベルト33はロール形式の対向ロールであっても良い。
トレイユニット16は、複数段の給紙トレイ16A、16B、16C及び16Dを備えており、それぞれ用紙Pが積み重ねられて収容されている。
給紙トレイ16A、16B、16C及び16Dからは、それぞれピックアップロール42によって、最上層の用紙Pが取り出され、複数のローラとガイド板とからなる搬送部44によって、用紙Pが搬送されるようになっている。
搬送部44は、トレイユニット16の用紙Pの搬送方向の下流側、かつ、転写部38の上流側に配置される後述する搬送装置60を備えている。
搬送装置60は、感光体32に形成されたトナー画像の位置と用紙Pの先端との位置を合わせる役目を有する。
転写部38の下流側には、定着装置48が配置されている。定着装置48は、加熱ロール48Aと、加圧ロール48Bとを有しており、用紙Pを加熱し、加圧することで転写されたトナー画像を用紙Pに定着させる。
定着装置48の搬送方向下流側には、搬送案内部の一例としての用紙案内部50が設けられている。
用紙案内部50は、用紙Pの搬送方向を指定された方向へ分岐させるための機能を備える。例えば、定着装置48から送られてきた用紙Pを排紙トレイ52へ用紙Pを排出する。また、定着装置48から送られてきた用紙Pを反転路54へ案内して、搬送装置60の上流側へ戻し、裏面側に画像形成するようになっている。
画像形成部12では、制御部28を介して、画像読取部14で読み取った原稿画像、又は図示しない通信回線網を介してPCやサーバー等から受け付けた画像情報に応じた制御信号を、露光装置30に出力する。露光装置30は、制御信号に応じたレーザービームを出力する。
感光体32は、画像形成が開始されると回転駆動する。帯電部34には帯電電圧が印加される。従って、感光体32の表面は、帯電部34により一様に帯電される。帯電された感光体32は、レーザービームにより、表面に静電潜像が形成される。感光体32の静電潜像は、現像装置36によりトナー像に現像される。
用紙Pは、使用される給紙トレイ16A~16Dの何れかのピックアップロール42により取り出され、搬送部44によって転写部38へ搬送される。
ここで、搬送装置60において、用紙Pの搬送動作は、転写部38の感光体32の転写動作と同期がとられている。
具体的には、用紙Pに設定される印刷位置と感光体32上のトナー画像との位置が合うタイミングで該用紙Pを感光体32へ送り出し、トナー像と用紙Pとを転写位置で対峙させる。
これにより、感光体32上のトナー像は用紙Pに転写される。
前記トナー像が転写された用紙Pは、定着装置48によって定着処理され、例えば、排紙トレイ52へ排出される。
ここで、第1実施形態について、図1から図5を参照しながら説明する。
図1に示すように、搬送装置60は、画像形成部12のトレイユニット16と転写部38との間に設けられている。
図5に示すように、搬送装置60は、用紙Pを搬送する第1搬送部62と、第2搬送部82と、を含んで構成されている。第1搬送部62と第2搬送部82とは、画像形成装置10が対応する用紙Pの搬送方向の最小長さよりも短い距離で配置され、第1搬送部62と第2搬送部82とが1枚の用紙Pに対応する。
また、搬送される用紙Pを案内する案内部70が第1搬送部から第2搬送部に向けて設けられている。
[第1搬送部]
図1に示すように、第1搬送部62は、画像形成部12の用紙Pの搬送経路において、トレイユニット16の用紙Pの搬送方向の下流側であって、転写部38よりも用紙Pの搬送方向の上流側に配置されている。
図5に示すように、第1搬送部62は、搬送する用紙Pの装置高さ方向Hの上側に配置される第1回転部材64と、第1回転部材64の装置高さ方向Hの下側に対向して配置され、第1回転部材64と接触する第2回転部材74と、を備える。
第1回転部材64及び第2回転部材74は、ともに、用紙Pの搬送方向に直交する方向に沿って設けられている。
(第1回転部材)
図4A及び図5に示すように、第1回転部材64は、装置奥行方向Dに延びる軸66と、軸66の装置奥行方向Dに間隔を隔てて該軸66に配置される複数(本実施形態では4つ)の円筒状のロール68と、を有する。
(第2回転部材)
図4A及び図5に示すように、第2回転部材74は、装置奥行方向Dに延びる軸76と、軸76の装置奥行方向Dに間隔を隔てて該軸76に配置される複数(本実施形態では4つ)の円筒状のロール78と、を有する。ロール78は、第1回転部材64のロール68と対向して配置されて接触している。
また、第2回転部材74は、図示しない駆動装置に接続され、駆動力が伝達される。
このように、第1搬送部62は、第1回転部材64のロール68と、第2回転部材74のロール78とが対向して接触し、第2回転部材74の駆動力によって第1回転部材64を従動回転させる。この第1搬送部62では、トレイユニット16から搬送部44によって搬送されてくる用紙Pを、第1回転部材64と第2回転部材74とで挟んで、後述する第2搬送部82に向けて搬送する。
[第2搬送部]
図1に示すように、第2搬送部82は、第1搬送部62の用紙Pの搬送方向の下流側であって、転写部38よりも用紙Pの搬送方向の上流側に配置されている。
また、図5に示すように、第2搬送部82は、搬送する用紙Pの装置高さ方向Hの上側に配置される第3回転部材84と、第3回転部材84の装置高さ方向Hの下側に対向して配置され、第3回転部材84と接触する第4回転部材94と、を備える。
第3回転部材84及び第4回転部材94は、ともに、用紙Pの紙面に平行、かつ、用紙Pの搬送方向に直交する方向に沿って設けられている。
(第3回転部材)
図2及び図3に示すように、第3回転部材84は、装置奥行方向Dに延びる軸86と、軸86の装置奥行方向Dに間隔を隔てて該軸86に配置される複数(本実施形態では6つ)のロール88と、を有する。この軸86の軸芯は、前記直交する方向に沿っている。
また、複数のロール88は、軸86の軸方向の一方側で他方側より径φが大きい円錐台状を成す円錐台状ロール88とされている。
ここで、ロール88は、回転体の一例であり、第3回転部材84は、一方の搬送部材の一例である。
本実施形態における第3回転部材84は、軸86の軸方向における両外側に位置するロール88の中間位置Cから、該軸方向の両外側に向けて、それぞれ複数の円錐台状ロール88が設けられている。また、それぞれの円錐台状ロール88は、該中間位置Cの側が小径とされている。すなわち、それぞれの円錐台状ロール88の外周面に形成される傾斜面は、装置奥行方向Dにおいて、傾斜面同士が該中間位置Cを基準として対称となるように形成されている。
この中間位置Cは、用紙Pの搬送幅方向の中心とも略一致する。
また、本実施形態では、それぞれの円錐台状ロール88の、該中間位置Cの側(以下、「内側」という場合がある。)の小さい径と該中間位置Cの側から離れた側(以下、「外側」という場合がある。)の大きい径との差Δφは、1mmとされている。また、各円錐台状ロール88の軸方向の長さは、それぞれ同等である。
また、円錐台状ロール88は、合成樹脂材料を用いて製作されており、その硬度及び弾性率は、後述する第4回転部材94のロール98と接触した状態においても、該傾斜面を有する円錐台状の形状が維持される程度である。
また、第3回転部材84は、後述する第4回転部材94に、図示しないばねの弾性力によって押し付けられている。
(第4回転部材)
図3に示すように、第4回転部材94は、装置奥行方向Dに延びる軸96と、軸96の装置奥行方向Dに間隔を隔てて該軸96に配置される複数(本実施形態では6つ)のロール98と、を有する。この軸96の軸芯は、前記第3回転部材84の軸86の軸芯と同様に、用紙Pの紙面に平行、かつ、用紙Pの搬送方向に直交する方向に沿って設けられ、前記軸96と前記軸86とは平行である。
複数のロール98は、軸96の軸方向に平行な外周面を有する円筒状とされている。ロール98は、第3回転部材84の円錐台状ロール88と対向して配置されて接触している。
また、第4回転部材94は、図示しない駆動装置に接続され、駆動力を伝達する。
ここで、ロール98は、回転体の一例であり、第4回転部材94は、他方の搬送部材の一例である。
また、ロール98は、第3回転部材84の円錐台状ロール88よりも硬度が小さく、かつ、形状が復元される際の抵抗力が大きい合成樹脂材料を用いて製作されている。
このため、ロール98の円錐台状ロール88と接触する部位における外周面は、円錐台状ロール88の外周面に押されて、円錐台状ロール88の外周面に沿う形状に弾性変形した状態で接触している。
このように、第2搬送部82は、第3回転部材84の円錐台状ロール88と、第4回転部材94のロール98とが対向して接触し、第4回転部材94の駆動力によって第3回転部材84を従動回転させる。この第2搬送部82は、停止状態の第3回転部材84と第4回転部材94とで、第1搬送部62で搬送されている用紙Pの先端を突き当てる。突き当たった用紙Pを一時的に停止させた後、第3回転部材84と第4回転部材94とが回転することで該用紙Pを挟んで搬送する機能を有する。この第2搬送部82の駆動制御については後述する。
[案内部]
図5に示すように、案内部70は、搬送される用紙Pの上面を案内する第1案内板71と、該用紙Pの下面を案内する第2案内板72と、を一組として構成されている。
案内部70は、第1搬送部62の用紙Pの搬送方向の上流側から、該第1搬送部を通過して、第2搬送部82の用紙Pの搬送方向の下流側であって、第3回転部材84と第4回転部材94とが接触する部位の手前までの領域に設けられている。
具体的には、案内部70は、第1搬送部62の側では、トレイユニット16から搬送部44が搬送する用紙Pを受け入れる入口70Aを有し、該入口70Aから連続して、第1回転部材64と第2回転部材74とが接触する部位に向けて狭くなっている。
続いて、案内部70は、第1搬送部62から第2搬送部82に向けて、再び広い部分が形成されるが、この広い部分は、搬送される用紙Pが一時的に弛む広さを有し、第2案内板72に下向きに凸となる屈曲部72Aを設けることで形成されている。
さらに続いて、案内部70は、屈曲部72Aから漸次狭くなって、第2搬送部82の手前で、用紙Pの出口となる出口70Bを有する。
このように、案内部70は、第1案内板71と第2案内板72とが対向して、入口70Aから屈曲部72Aを経て出口70Bに向かって延びている。
なお、屈曲部72Aの機能については後述する。
ここで、本実施形態の作用について、比較例1と比較しつつ、図1から図5に基づいて説明する。
まず、比較例1では、図13Aに示すように、第2搬送部82の第3回転部材841は、軸861と、外周面が該軸861と平行な円筒体であるロール881と、を有する。
また、第3回転部材84の下方には、第4回転部材94が第3回転部材841に対向して設けられ、ロール881とロール98とは、互いに接触して回転が停止状態となっている(図5を参照)。
次に、図13Bに示すように、第1搬送部62によって搬送される用紙Pは、第2搬送部82に向けて斜行した状態で搬送され、用紙Pの先端は、停止状態となっているロール881とロール98とに突き当たって停止する。
ロール881とロール98とに突き当たった用紙Pの先端では、ロール881及びロール98が設けられていない部分、すなわち、ロール881及びロール98に突き当たっていない部分に、装置高さ方向Hにおける上下方向に波打ちが発生する。
このとき、用紙Pの先端では、ロール881及びロール98に突き当たった部分に隣接する部位に、装置高さ方向Hの方向、すなわち、上下方向に波打ちが発生する場合がある。これは、特に、用紙Pが薄い紙の場合に顕著である。
波打ちが発生した用紙Pは、図13Cに示すように、転写部38(図5を参照)の転写タイミングに合わせて、第2搬送部82の搬送が開始され、第3回転部材881と第4回転部材98とによって、転写部38に向けて搬送される。
このとき、軸861の軸芯と平行な外周面を有するロール881を通過した用紙Pの先端は、波打ちが矯正されないまま転写部38の感光体32に搬送される。
そうすると、転写部38で感光体32から用紙Pに転写されるトナー像は、用紙P上に正しく転写されず、出力画像の不良を招く場合がある。
また、用紙Pに波打ちに起因するシワが発生する場合があり、この場合においても出力画像の不良を招く場合がある。
一方、本実施形態では、図4A及び図5に示すように、搬送されてきた用紙Pは、案内部70の入口70Aから搬送装置60に送り込まれ、第1搬送部62の第1回転部材64と第2回転部材74とに挟まれて第2搬送部82に向けて搬送される。
このとき、第2搬送部82の第3回転部材84及び第4回転部材94は回転していない。
次に、図4Bに示すように、第1搬送部62によって搬送された用紙Pは、その先端が、第2搬送部82の回転が停止されている第3回転部材84の円錐台状ロール88と第4回転部材94のロール98とが接触している部位に突き当たる。突き当たった用紙Pは、第2搬送部82にて停止状態となる。
ところで、第2搬送部82による位置合わせの際、第1搬送部62は用紙Pの搬送を継続しているため、用紙Pは、図5に示すように、案内部70の屈曲部72Aに沿うように弛みが生じている。
図4Cに示すように、第2搬送部82の第3回転部材84は円錐台状ロール88を有する。
第2搬送部82では、用紙Pの搬送が開始されると、第3回転部材84の円錐台状ロール88が、用紙Pを、円錐台状ロール88の大径側、すなわち、用紙Pの搬送方向に直交する方向に引っ張りながら搬送する。
本実施形態では、第3回転部材84の軸86の軸方向における両外側に位置するロール88の中間位置Cから、該軸方向の両外側に向けて設けられた複数の円錐台状ロール88によって、用紙Pは、該軸方向の両外側に向けて引っ張られながら搬送される。
そうすると、用紙Pに発生していた上下方向の波打ちが解消され、又は波打ち(振幅)が低減され、用紙Pの先端がほぼ平坦な状態に矯正される。また、用紙Pに波打ちに起因するシワが発生した場合は、そのシワが解消又は低減される。
第1搬送部62及び第2搬送部82は、先端の波打ちが解消又は低減された用紙Pを転写部38に送り込む。
これにより、転写部38では、波打ちのない平坦な状態の用紙Pに、感光体32に形成されたトナー像が正しく転写されるため、出力画像の不良が抑制される。
上記したとおり、本実施形態では、搬送装置60は、用紙Pを搬送する第1搬送部62と、複数のロール88が軸方向に互いに離れて軸86、96に配置されている一対の回転部材84、94を備えている。
また、第1搬送部62で搬送された用紙Pの先端が第3回転部材84及び第4回転部材94に突き当たった後、第3回転部材84及び第4回転部材84、94で挟んで用紙Pを搬送する第2搬送部82を備える。第2搬送部82は、第3回転部材84のロール88の少なくとも一部は、軸方向の一方側で他方側より径φが大きい円錐台状を成す円錐台状ロール88とされている。
これにより、第2搬送部82において、円錐台状ロール88の大径側に用紙Pが引っ張られながら搬送される。
また、搬送装置60は、軸86の軸方向における両外側に位置するロール88の中間位置Cから、該軸方向の両外側に向けて複数の円錐台状ロール88が設けられ、それぞれの円錐台状ロール88は、該中間位置Cを向く側が小径とされているものである。
これにより、複数の円錐台状ロール88の全てが同じ方向を向いているものと比べて、用紙Pの波打ちの発生が抑制される。
また、画像形成装置10としては、トナー像を用紙Pに転写する転写部38と、前記転写部38の該用紙Pの搬送方向の上流側に配置される上記搬送装置60と、を備えたものとされている。
これにより、画像形成装置10に上記搬送装置60を備えていないものと比べて、出力画像の不良が抑制される。
〔変形例1〕
変形例1は、図2に示す本実施形態の第3回転部材84に配置される円錐台状ロール88の構成の一部を変更したものである。
図6に示すように、変形例1における第3回転部材84では、それぞれの円錐台状ロール88を比較すると、第3回転部材84の中間位置Cに近い側に位置する円錐台状ロール88よりも、第3回転部材84の両外側に位置する円錐台状ロール88の方が、一方側と他方側との径の差が大きい。
具体的には、該中間位置Cから離れた側(第3回転部材84の両外側)に位置する円錐台状ロール88における内側の径と外側の径との差Δφ1は、該中間位置Cに近い側に位置する円錐台状ロール88における内側の径と外側の径との差Δφ2よりも大きい。
本変形例の場合、該外側の径が該内側の径よりも大きくされている複数の円錐台状ロール88は、該外側の径(大径)はいずれの円錐台状ロール88で同一とされる一方、該内側の径(小径)は、円錐台状ロール88の位置が中間位置Cから離れるに従い徐々に小さくなっている。
また、各円錐台状ロール88の軸方向の長さは、それぞれ同等である。
すなわち、複数の円錐台状ロール88の外周面における傾斜は、円錐台状ロール88の位置が中間位置Cから離れるに従い漸次大きいものとされている。
これにより、複数の円錐台状ロール88において、内側の径と外側の径の差が全て同じものと比べて、用紙Pの波打ちの発生が抑制される。また、用紙Pのシワの発生が抑制される。
<第2実施形態>
[第2実施形態の構成]
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同一構成部分については、同一の符号を付してその構成の説明を省略する。
第2実施形態における搬送装置60は、第1実施形態における第2搬送部82の第3回転部材84に代えて、円筒ロール110を一部に有する第3回転部材104を備えている。
図7に示すように、第3回転部材104は、軸106と、外周面が該軸106と平行な円筒面である円筒ロール110と、該円筒ロール110から間隔を隔てて配置される複数の円錐台状ロール108と、を有する。
円筒ロール110は、軸106において、用紙Pの搬送方向における該用紙Pの装置奥行方向Dの奥側(図7において左側)に配置されている。
また、複数の円錐台状ロール108は、円筒ロール110の側から間隔を隔てて用紙Pの装置奥行方向Dの手前側(図7において右側)に向けて、それぞれ配置されている。
そして、それぞれの円錐台状ロール108の外周面の傾斜は、該軸方向における円筒ロール110に近い側よりも遠い側の径を大きくすることで形成されるものである。
ここで、円筒ロール110は、円筒回転体の一例であり、第3回転部材104は、一方の搬送部材の一例である。
また、本実施形態では、それぞれの円錐台状ロール108の、円筒ロール110に近い側の小さい径と円筒ロール110よりも遠い側の大きい径との差Δφは、1mmとされている。
また、円錐台状ロール108は、合成樹脂材料を用いて製作されているが、その硬度は、第4回転部材94のロール98と接触した状態においても、該傾斜を有する円錐台状の形状が維持される程度に設定されている。
また、本実施形態では、円筒ロール110の径は、それぞれの円錐台状ロール108の円筒ロール110に近い側の径より大きく、かつ、円錐台状ロール108の円筒ロール110に遠い側の径より小さいものとされている。
これは、円筒ロール110が、該円筒ロール110に対向する第4回転部材94のロール98と接触する際に、円錐台状ロール108の傾斜した外周面とロール98の外周面との接触が維持されるようにするためである。
また、図8Aに示すように、円筒ロール110の用紙Pの搬送方向の上流側には、搬送される用紙Pの装置奥行方向の該奥側の端部の位置を検知する用紙検知装置112が設けられている。用紙検知装置112は、図示しない複数の投受光型光電管を有し、用紙Pに非接触で、搬送される用紙Pの該奥側の端部を検知するものである。
ここで、用紙検知装置112は、媒体位置検知装置の一例である。
<第2実施形態の作用>
ここで、本実施形態の作用について、比較例2と比較しつつ、図8Aから図8Cに基づいて説明する。
まず、比較例2では、図14Aに示すように、第2搬送部822の第3回転部材842には、軸862の軸方向における両外側に位置するロール882の中間位置Cから、該軸方向の両外側に向けて複数の円錐台状ロール882が設けられている。それぞれの円錐台状ロール882は、該中間位置Cの側が小径とされている。すなわち、それぞれの円錐台状ロール882の外周面に形成される傾斜面は、装置奥行方向Dにおいて、傾斜面同士が該中間位置Cを基準として対称となるように形成されている。
また、第3回転部材842の下方には、第4回転部材94が第3回転部材842に対向して設けられ、円錐台状ロール882とロール98とは、互いに接触して回転が停止状態となっている(図5を参照)。
次に、図14Bに示すように、第1搬送部62によって搬送される用紙Pは、第2搬送部822に向けて斜行した状態で搬送され、用紙Pの先端は、停止状態となっているロール882とロール98とに突き当たって停止する。
このとき、用紙Pの装置奥行方向Dの奥側(図14Bにおいて左側)の端部は、点線Dに位置し、この位置を用紙検知装置112が検知し、該検知した情報は図1に示す制御部28に送信される。
また、ロール882とロール98とに突き当たった用紙Pの先端では、ロール882及びロール98が設けられていない部分、すなわち、ロール882及びロール98に突き当たっていない部分に、装置高さ方向Hにおける上下方向に波打ちが発生する。
波打ちが発生した用紙Pは、図14Cに示すように、円錐台状ロール882によって、該円錐台状ロール882の大径側に引っ張られながら搬送されることで、該用紙Pの波打ちが解消又は低減される。
しかしながら、用紙Pは、円錐台状ロール882によって、第3回転部材842の軸862の軸方向の両外側に引っ張られることで、用紙Pの該奥側の端部は、点線Dよりも該奥側に寸法dだけずれて搬送される。
用紙Pは、転写部38(図5を参照)の転写タイミングに合わせて、第2搬送部822の搬送が開始され、第3回転部材882と第4回転部材94とによって、転写部38に向けて搬送される。
このとき、制御部28は、用紙検知装置112が送信した検知情報、すなわち、点線Dの位置が用紙Pの奥側の端部であることに基づいて転写部38の感光体32への画像形成位置を制御する。しかし、実際の用紙Pの奥側の端部は、点線Dの位置から寸法dだけずれて搬送されている。
このため、転写部38では、感光体32から用紙Pに転写されたトナー像が寸法dだけずれて転写されることがあり、出力画像の不良を招く場合がある。
一方、第2実施形態では、図8Aに示すように、第3回転部材104は、用紙Pの搬送方向における該用紙Pの装置奥行方向Dの奥側(図8Aにおいて左側)に、軸106の軸方向に平行な外周面を有する円筒ロール110を備えている。また、円筒ロール110の側から間隔を隔てて用紙Pの該円筒ロール110の遠い側に向けて複数の円錐台状ロール108を備えている。また、該それぞれの円錐台状ロール108の外周面の傾斜は、該軸方向における円筒ロール110に近い側よりも遠い側の径を大きくすることで形成されるものである。
また、用紙Pの搬送方向において、第1搬送部62よりも該搬送方向の下流側、かつ、円筒ロール110の該搬送方向の上流側に、用紙Pの搬送方向に直交する方向の搬送位置を検知する用紙検知装置112を備えている。
この用紙検知装置112は、上記比較例2における用紙検知装置112と同様の機能を有し、検知した用紙Pの該端部の位置を制御部28に送信するものである。
上記構成により、図8B及び図8Cに示すように、第2搬送部82を搬送される用紙Pは、用紙Pの搬送方向における該奥側に設けられた円筒ロール110によって、用紙Pは、該奥側の端部が搬送幅方向にずれることなく搬送される。すなわち、用紙検知装置112によって検知された該端部は、図8Bに示す第2搬送部82に突き当たった用紙Pの該端部の位置が維持されたまま、図8Cに示すように、該用紙Pは、第2搬送部82を搬送され、通過する。
そうすると、用紙Pに発生していた上下方向の波打ちが解消され、又は波打ち(振幅)が低減され、用紙Pの先端がほぼ平坦な状態に矯正される。また、用紙Pに波打ちに起因するシワが発生した場合は、そのシワが解消又は低減される。
その結果、転写部38では、用紙検知装置112が検知した用紙Pの該奥側の端部の位置情報に基づいて、感光体32のトナー像は、用紙Pに対して搬送幅方向にずれることなく転写される。
これにより、出力画像の不良が抑制される。
このように、第2実施形態では、第3回転部材104に設けられる複数のロールの全てが円錐台状ロール108のものと比べて、搬送される用紙Pの搬送方向に直交する方向への位置ずれが抑制される。
また、用紙Pの位置を用紙検知装置112で検知する構成において、複数の回転体が全て円錐台状ロール108であるものに比べて、搬送される用紙Pの位置の検知誤差が少なくなる。
〔変形例2〕
変形例2は、図7に示す本実施形態の第3回転部材104が有する円錐台状ロール108の構成の一部を変更したものである。
図9に示すように、変形例2における第3回転部材104では、円錐台状ロール108の外周面における傾斜は、円筒ロール110に近い側から遠い側に向けて、漸次大きいものとされている。
具体的には、円筒ロール110に近い側の円錐台状ロール108の該円筒ロール110の側の径と該遠い側の径との差Δφ2が、該遠い側の円錐台状ロール108の該円筒ロール110の側の径と該遠い側の径との差Δφ1に向けて、漸次大きいものとされている。
すなわち、本変形例2では、第3回転部材104は、円筒ロール110に近い側から遠い側に向けて、同じ向きに傾斜された円錐台状ロール108の数が多い(5つ)。
この傾斜が円筒ロール110に近い側から遠い側に向けて同じである場合、該近い側で解消又は低減された用紙Pの波打ちが該遠い側に寄せられ、十分に解消又は低減されない虞がある。
しかし、第3回転部材104は、円筒ロール110に近い側から遠い側に向けて、外周面の傾斜が漸次大きくされた円錐台状ロール108を5つ備えていることで、用紙Pが該遠い側へ引っ張られながら搬送される。
これにより、複数の円錐台状ロール108の外周面の傾斜が全て同じものと比べて、用紙Pの波打ちの発生が抑制される。また、用紙Pの波打ちに起因するシワの発生が抑制される。
<第3実施形態>
[第3実施形態の構成]
第3実施形態における搬送装置60は、第3回転部材84と、該第3回転部材84に対向して設けられる第4回転部材94とを接離させる接離機構120を備えている。
本実施形態では、図10に示すように、接離機構120は、第2搬送部82において、第3回転部材84の軸86の軸方向に沿って設けられ、第3回転部材84を第4回転部材94に対して接離させるようにしている。
第3回転部材84の軸86は、図示しない装置高さ方向Hの方向に沿う案内溝に、上下動が許容されるように嵌まる構成とされている。
また、接離機構120は、第3回転部材84を接離させる作動部122と、作動部122を装置幅方向Wに向けて回転させる駆動部128と、を含んで構成されている。
(作動部)
作動部122は、第3回転部材84の軸86の装置幅方向Wの側部で該軸86に平行に設けられた作動軸124を備えている。
作動軸124には、第3回転部材84における軸86の軸方向(装置奥行方向D)の両外側に固定された円錐台状ロール88のそれぞれの内側の位置で、軸86の装置高さ方向Hの下側の外周面に接触する2つの作動爪126が回転不能に固定されている。
この作動爪126は、装置幅方向Wの方向に延び、作動軸124に固定された側と反対側の、装置幅方向Wの軸86の側に先端部を有し、該先端部の装置高さ方向Hの側の上面が、軸86の該下側の外周面に接触するものである。
作動軸124の両端部には、後述する駆動部128に連結される作動棒130が固定されている。
(駆動部)
駆動部128は、図示しないギヤードモータに接続された軸136と、軸136に回転不能に固定されたカム134と、を含んで構成されている。
また、駆動部128には、カム134に接触して追従する円形の作動板132と、作動板132を回転可能に支持する軸133に回転可能に支持され、装置高さ方向Hの上方に延びる作動棒130と、を備えている。
また、作動板132を回転可能に支持する軸133は、図示しない軸に回転可能に支持された揺動板131の軸に対して偏芯して固定されている。
作動棒130の上端側には、作動軸124の端部が回転不能に固定されている。
また、作動棒130の下端側は、作動板132が支持される軸133に回転可能に支持されている。
なお、図10では、駆動部128及び作動棒130についての構成を、装置奥行方向Dの手前側のみを示し、他方の側は図示を省略している。
図11Aは、本実施形態における第2搬送部82を、装置幅方向Wの側から見た側面図である。
本実施形態における第3回転部材84及び第4回転部材94(図示はロール98のみ)は、第1実施形態における第3回転部材84及び第4回転部材94の構成及び接触状態と同様である。
[第3実施形態の作用]
ここで、第3実施形態の作用について、比較例3と比較しつつ、図10から図11Cに基づいて説明する。
図10に示すように、第2搬送部82では、カム134の作用によって、作動棒130を支持する軸133が揺動板131の下側に位置して、作動棒130が矢印Jとは反対側に回転した状態で、ほぼ直立した状態となっている。このとき、作動軸124に固定された作動爪126の先端部の上面は、第3回転部材84の軸86の下側の外周面から離れている。
これにより、第3回転部材84の円錐台状ロール88は、第4回転部材94のロール98に押し付けられた状態で接触している。
図11Aに示すように、この状態において、円錐台状ロール88の外周面は、ロール98の外周面を押して、その接触部は、円錐台状ロール88の外周面に沿う形状に変形している。
この状態が長時間又は長期間に亘って継続すると、図11Bに示す比較例3のように、円錐台状ロール88とロール98とが矢印h方向に離間された状態となっても、ロール98の外周面には、円錐台状ロール88の外周面に押されて変形した形状が残る。
これは、ロール98が、円錐台状ロール88よりも硬度が小さく、かつ、形状が復元される際の抵抗力が大きい合成樹脂材料で製作されていることにより、円錐台状ロール88による長期の押圧状態から開放されても、形状が復元され難いためである。
一方、本実施形態では、接離機構120によって、第3回転部材84が第4回転部材94から離間する。
具体的には、図10に示す駆動部128は、カム134を回転させ、作動板132が揺動板131の装置高さ方向Hの中間であって、装置幅方向Wの紙面上の手前側まで揺動するように回転する。
そうすると、作動棒130は、揺動板131に設けられている図示しない軸を回転中心として、矢印J方向に回転し、作動軸124に固定された作動爪126の先端部が装置高さ方向Hの方向に上昇する。
これにより、第3回転部材84の軸86は、作動爪126の先端部の上面によって装置高さ方向Hの方向に押し上げられて図示しない案内溝に沿って上昇し、第3回転部材84の円錐台状ロール88は第4回転部材94のロール98から離間する。
この動作は、制御部28によって制御される。
画像形成装置10において、用紙Pが、第2搬送部82から離脱した時点から次の用紙Pが第1搬送部62に搬送されるまでの間で、第3回転部材84と第4回転部材94とを離間させるように制御される。ここで、離脱した時点とは、第3回転部材84及び第4回転部材94から用紙Pが抜け出した時点を意味する。
また、次の用紙Pの第1搬送部62への搬送が開始されてから用紙Pが第2搬送部82を搬送されている間で、第3回転部材84と第4回転部材94とを接触させるものである。
この制御を、図1と図12に示すフローチャートとを用いて説明する。
画像形成装置10は、制御部によって、転写指令(ステップS1)が発せられると、用紙Pはトレイユニット16から搬送部44によって搬送が開始される(ステップS2)。
搬送が開始された用紙Pは、搬送装置60の第1搬送部62に向けて搬送され、図示しない検知手段によって検知されて用紙Pが第1搬送部62に到達したか否かが判定される(ステップS3)。
ここで、用紙Pが第1搬送部62に到達していれば、第2搬送部82において、接離機構120が駆動され、第3回転部材84の円錐台状ロール88と第4回転部材94のロール98とが接触状態とされる(ステップS4)。
この時点で、用紙Pは、第1搬送部62によって搬送中であり、用紙Pの先端は、第2搬送部82の第3回転部材84と第4回転部材94とに突き当たって停止する。
突き当たって停止した用紙Pは、制御部から転写タイミング指令が発せられると(ステップS5)、第2搬送部82の第3回転部材84と第4回転部材94とに挟まれて搬送が開始される(ステップS6)。
制御部は、図示しない検知手段によって、用紙Pが第2搬送部82から離脱したか否かが判定され(ステップS7)、用紙Pの第2搬送部82からの離脱が確認されると、接離機構120が駆動され、第2搬送部82の第3回転部材84が第4回転部材94から離間される(ステップS8)。
これら一連の制御がひとつのジョブ終了まで繰り返される(ステップS9)。
このように、本実施形態では、用紙Pが搬送装置60を通過しているときに、第3回転部材84と第4回転部材94とが接触状態とされるように制御される。
これにより、図11Cに示すように、第4回転部材94のロール98は、第3回転部材84と矢印h方向に離間した状態において、接触前の形状が維持されやすく、第4回転部材94の外周面の変形が抑制される。
上記に詳述したように、本実施形態では、第3回転部材84と、該第3回転部材84に対向して設けられる第4回転部材94とを接離させる接離機構120を備えている。
これにより、第2搬送部82の第3回転部材84と第4回転部材94とが接触したままのものと比べて、第4回転部材94におけるロール98の外周面の変形が抑制される。
また、接離機構120は、用紙Pが第2搬送部82から離脱した時点から次の用紙Pが第1搬送部62に搬送されるまでの間で、第3回転部材84と第4回転部材94とを離間させるものである。
これにより、用紙Pが第2搬送部82から離脱した後も、第2搬送部82の第3回転部材84と第4回転部材94とが接触しているものに比べて、第4回転部材94におけるロール98の外周面の変形が抑制される。
また、接離機構120は、第2搬送部82から離脱した用紙Pの次の用紙Pが、第1搬送部62へ搬送が開始されてから該次の用紙Pが第2搬送部82を搬送されている間で、第3回転部材84と第4回転部材94とを接触させるものである。
これにより、用紙Pが第1搬送部62に搬送される前から、第2搬送部82の第3回転部材84と第4回転部材94とが接触しているものに比べて、第4回転部材94におけるロール98の外周面の変形が抑制される。
以上、各実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施でき、また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
例えば、本実施形態では、第1回転部材64及び第2回転部材74は、互いに間隔を隔てて複数の円筒状のロール68を有し、それぞれが対向して配置されて接触していると説明した。
しかしながら、これに限らず、第1回転部材及び第2回転部材は、その両方、又はいずれか一方が、単一のロールを設けても良く、また、複数のロールを互いに隣接して設けても良い。
また、第1搬送部及び第2搬送部における駆動要素を、第2回転部材と第4回転部材として説明したが、第1搬送部では第1回転部材に、又は、第2搬送部では第3回転部材に、それぞれ選択的に置き換えても良い。
また、第3回転部材104は、円筒ロール110と複数の円錐台状ロール108との配置関係を、装置奥行方向Dにおいて、反転する配置としても良い。その際は、円筒ロール110の用紙Pの搬送方向上流側に設けられる用紙検知装置112も反転位置に配置する。
また、第1回転部材から第4回転部材のそれぞれは、各軸と各ロールとを有すると説明したが、各軸と各ロールとは、各々別体として、各軸に各ロールが固定されたものとしても良く、また、各軸と各ロールとが一体に製作されたものとしても良い。
また、接離機構120は、第3回転部材84を第4回転部材94から上方に離間させるものとして説明したが、接離機構120を第4回転部材94を第3回転部材84から下方に離間させるように変更しても良い。
また、第3回転部材84及び第4回転部材94の両方を互いに離間させるように構成しても良い。
また、第3回転部材84と第4回転部材94との接離のタイミングは、図12に示すフローチャートの内容に限定しなくても良い。
例えば、第3回転部材84と第4回転部材94との離間のタイミングは、用紙Pの第2搬送部82からの離脱であると説明したが、ひとつのジョブ終了時点としても良い。
また、当該タイミングは、予め定められた複数のジョブ終了後としても良く、また、複数のジョブ数に、予め定められた用紙Pの印刷枚数のデータを組み合わせても良い。
10 画像形成装置
38 転写部
44 搬送部
48 定着装置
60 搬送装置
62 第1搬送部
68 ロール
70 案内部
78 ロール(回転体の一例)
82 第2搬送部
84 第3回転部材(第4回転部材とともに構成される一対の搬送部材の一例)
86 軸
88 円錐台状ロール(ロール)(回転体又は円錐台状回転体の一例)
94 第4回転部材(第3回転部材とともに構成される一対の搬送部材の一例)
96 軸
98 ロール(回転体の一例)
104 第3回転部材(第4回転部材とともに構成される一対の搬送部材の一例)
108 円錐台状ロール(円錐台状回転体の一例)
110 円筒ロール(円筒回転体の一例)
112 用紙検知装置(媒体位置検知手段の一例)
120 接離機構
P 用紙(媒体の一例)

Claims (10)

  1. 媒体を搬送する第1搬送部と、
    軸と、軸方向に互いに離れた複数の回転体と、を有する搬送部材を一対備え、前記第1搬送部で搬送された前記媒体の先端が前記搬送部材に突き当たった後、一対の前記搬送部材で媒体を挟んで搬送する第2搬送部であって、一方の前記搬送部材における複数の前記回転体の少なくとも一つは、前記軸方向の一方側が他方側よりも径が大きい円錐台状を成す円錐台状回転体であり、前記一方の前記搬送部材は、それぞれの前記回転体の最大の径が揃っている前記第2搬送部と、
    を備えた搬送装置。
  2. 前記一方の搬送部材は、前記軸の軸方向における両外側に位置する前記回転体の中間位置から、前記軸方向の両外側に向けて複数の前記円錐台状回転体が設けられ、それぞれの前記円錐台状回転体は、前記中間位置の側が小径とされている、請求項1に記載の搬送装置。
  3. それぞれの前記円錐台状回転体は、前記中間位置の側の円錐台状回転体よりも前記両外側の円錐台状回転体の方が、前記一方側と前記他方側との径の差が大きい、請求項2に記載の搬送装置。
  4. 前記一方の搬送部材は、前記媒体の搬送方向における該媒体の一方の側に、前記軸方向に平行な外周面を有する円筒回転体と、前記円筒回転体の側から間隔を隔てて前記媒体の他方の側に向けて前記複数の前記円錐台状回転体と、を備え、
    それぞれの前記円錐台状回転体の外周面の傾斜は、前記軸方向における前記円筒回転体に近い側よりも遠い側の径を大きくすることで形成されている、請求項1に記載の搬送装置。
  5. 前記第1搬送部よりも下流側、かつ、前記円筒回転体の前記搬送方向の上流側に、前記媒体の搬送方向に直交する方向の搬送位置を検知する媒体位置検知手段を備える、請求項4に記載の搬送装置。
  6. 前記傾斜は、前記円筒回転体に近い側から前記遠い側に向けて、それぞれ漸次大となる、請求項4又は5に記載の搬送装置。
  7. 前記一方の搬送部材と、該搬送部材に対向して設けられる他方の搬送部材とを接離させる接離機構を備える、請求項1から6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 前記接離機構は、前記媒体が前記第2搬送部から離脱してから次の媒体が前記第1搬送部に搬送されるまでの間で、前記一方の搬送部材と前記他方の搬送部材とを離間させる、請求項7に記載の搬送装置。
  9. 前記接離機構は、前記第2搬送部から離脱した前記媒体の次の媒体が、前記第1搬送部へ搬送が開始されてから前記次の媒体が前記第2搬送部を搬送されている間で、前記一方の搬送部材と前記他方の搬送部材とを接触させる、請求項7又は8に記載の搬送装置。
  10. トナー像を媒体に転写する転写部と、
    前記転写部の前記媒体の搬送方向の上流側に配置される請求項1から9のいずれか1項に記載の搬送装置と、
    を備える画像形成装置。
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