JP2005187093A - 用紙搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、駆動ローラと従動ローラとは、用紙の幅方向に延びた軸部材と、軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置において、紙厚が薄くコシの弱い幅広の用紙と小サイズの用紙との双方を安定して搬送可能な用紙搬送装置を提供する。
【解決手段】 従動ローラ32を駆動ローラ31に押圧するバネ34a,34bが用紙の幅方向の両端部付近、及び、両端部付近よりも中央寄りに設けられており、駆動ローラ31と従動ローラ32の少なくとも一方の最外側のロール体31b′が、用紙の幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えている用紙搬送装置とした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複写機などに用いられる用紙搬送装置に関し、より具体的には、用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置に関する。
この種の用紙搬送装置としては、本発明に関連する先行技術文献情報として下記に示す特許文献1がある。この特許文献1に記された用紙搬送装置では、日本工業規格のA1(A列1番)サイズ以上の幅広の用紙に画像を形成可能な画像形成装置に用いることを前提としており、全長が1m程度と長く自重によって撓んでしまい易いローラの両端部を押圧するだけでなく、A4幅の小サイズの用紙をうまく搬送できるように、駆動ローラと対向ローラのいずれか一方を他方側へ押圧する手段を搬送幅方向の両端部以外の位置にも設けている。この対策によって、ローラの自重による撓みにも拘わらずA4幅の小サイズの用紙をローラの中央部で搬送でき、しかも、幅広の用紙もシワが寄らず良好に搬送できたとしている。
特開2003−165648号公報(請求項1、段落番号0002〜0006、図2)
しかし、特許文献1に記された用紙搬送装置では、ローラの両端部以外の位置、すなわち中央寄りに設けた押圧手段の効果によって幅の狭いA4幅サイズの用紙を確実に搬送できるようになったが、特にマテリアル紙などの紙厚が薄くコシの弱い幅広の用紙を搬送する場合、両端部に設けた押圧手段と内側に設けた押圧手段との中間に相当する位置でシワが生じる傾向があった。
したがって、本発明の目的は、紙厚が薄くコシの弱い幅広の用紙をシワを生じさせることなく搬送可能であり、しかも、A4幅の小サイズの用紙をも安定して搬送可能な用紙搬送装置を提供することにある。
本発明の第1の特徴構成は、用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置であって、前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するバネが前記用紙の幅方向の両端部付近、及び、前記両端部付近よりも中央寄りに設けられており、且つ、前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくとも一方の最外側の前記ロール体が、前記用紙の幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えていることにある。
このような特徴構成を備えた本発明の用紙搬送装置では、中央寄りに設けられた押圧バネの作用でA4幅の小サイズの用紙が確実に挟持搬送され、また、中央寄りに設けられた押圧バネと両端部付近に設けられた押圧バネとの作用でA0等の幅広の用紙にもその両端部付近と中央寄りの箇所に適度な挟持搬送力が伝えられ、しかも、最外側のロール体の傾斜した周面によって、幅広の用紙の左右両端部付近を外向きに僅かに引っ張りながら搬送する力(これは最外側のロール体の最大径部はその外側に隣接する僅かに径の小さな部位よりも大きい周速度を有するために発生する力と考えられる)が発揮されるので、幅広の用紙をシワが生じないように安定した状態で搬送できる。
本発明の第2の特徴構成は、用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置であって、前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するバネが前記用紙の幅方向の両端部付近、及び、前記両端部付近よりも中央寄りに設けられており、且つ、前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくとも一方の最外側の前記ロール体が、前記用紙の幅方向の外側ほど用紙搬送方向の上流側に位置する傾斜した回転軸芯を有することにある。
このような特徴構成を備えた本発明の用紙搬送装置では、中央寄りに設けられた押圧バネの作用でA4幅の小サイズの用紙が確実に挟持搬送され、また、中央寄りに設けられた押圧バネと両端部付近に設けられた押圧バネとの作用でA0等の幅広の用紙にもその両端部付近と中央寄りの箇所に適度な挟持搬送力が伝えられ、しかも、最外側のロール体の持つ外向きに傾斜した周面によって、幅広の用紙の左右両端部付近を外向きに僅かに引っ張りながら搬送する力が発揮されるので、幅広の用紙をシワが生じないように安定した状態で搬送できる。
本発明の第3の特徴構成は、用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置であって、前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するバネが前記用紙の幅方向の両端部付近、及び、前記両端部付近よりも中央寄りに設けられており、且つ、前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくとも一方の最外側の前記ロール体がスポンジ状の周面を備えていることにある。
このような特徴構成を備えた本発明の用紙搬送装置では、中央寄りに設けられた押圧バネの作用でA4幅の小サイズの用紙が確実に挟持搬送され、また、中央寄りに設けられた押圧バネと両端部付近に設けられた押圧バネとの作用でA0等の幅広の用紙にもその両端部付近と中央寄りの箇所に適度な挟持搬送力が伝えられる。しかも、スポンジ状の周面を備えた最外側のロール体による用紙のニップ力が、ゴムなどのより硬度の高い弾性体からなる他のロール体によるニップ力に比して小さいので、最外側のロール体の付近における搬送が他の部位における搬送よりも遅れるために、結果的に幅広の用紙の左右両端部付近を外向きに僅かに引っ張りながら搬送する力が発揮されるので、幅広の用紙をシワが生じないように安定した状態で搬送できる。
本発明によるその他の特徴および利点は、以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるであろう。
本発明による用紙搬送装置の実施形態について図面を参照しながら以下に解説する。
図1は最大A0サイズの幅広の用紙(幅:841mm)に画像を形成可能な複写機1(画像形成装置の一例)の概略断面図を示しており、この複写機1の後述するバイパス給紙装置20には本発明による用紙搬送装置が適用されている。
複写機1は、外形がほぼ矩形のハウジング2を有し、ハウジング2の上方には原稿の画像をスキャナーで読み取るための画像読み取り部3が設けられている。また、ハウジング2の内部には、ロール紙などの用紙を収納する用紙格納部4、用紙格納部4から用紙を上方に搬送するための用紙搬送路5、画像読み取り部3で読み取られた原稿の画像に基づいてトナー像を形成し、そのトナー像を用紙に転写する画像形成部6、用紙に転写されたトナー像を熱によって用紙に定着する定着部7などを備えている。
画像形成部6は、図の矢印方向に回転駆動される感光体ドラム11、感光体ドラム11の外周面に設けられた感光層の全面を帯電させるチャージャ12、一様に帯電された前記感光層に露光操作を加えることで感光体ドラム11の表面に画像読み取り部3で得られた画像データに基づく静電潜像を形成するLED露光ヘッド13、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像をトナー像に置き換える現像装置14、トナー像を用紙に転写する転写装置15、及び、トナー像転写後の感光体ドラム11表面に残留しているトナーを除去し回収するクリーニング装置16を備えている。
用紙搬送路6には、第1フィードローラ8、第1レジストローラ9、及び、転写前ローラ10が備えられており、用紙収容部4から用紙搬送路6を介して上方に送られた用紙は、第1フィードローラ8を構成する一対のローラによって先ず第1レジストローラ9に供給される。そして、第1レジストローラ9を構成する一対のローラは、第1フィードローラ8から供給された用紙を一旦受け止め、画像形成部6で感光体ドラム13の表面に形成されたトナー像の回転位置と一致するようなタイミングで、転写前ローラ10を介して画像形成部6の転写装置15に用紙を送り込むように構成されている。転写装置15によってトナー像が転写された用紙は、定着部7へと導かれこの定着部7の定着ローラによって定着処理がなされた後、排出ローラ17によってハウジング2の外部に排出される。
さらに、複写機1には、ユーザーが手差しでカット紙P(用紙の一例)を転写装置15に向けて給紙するためのバイパス給紙装置20が設けられている。バイパス給紙装置20は、バイパス給紙口21、バイパス給紙口21に供給されたカット紙Pを受け入れる第2フィードローラ22、第2フィードローラ22のさらに奥に配置された第2レジストローラ23、及び、第2レジストローラ23から転写装置15まで延びたバイパス搬送路24を備えている。ユーザーによってバイパス給紙口21に供給されたカット紙Pは、第2フィードローラ22によって更に下流側に送られ、第2レジストローラ23を構成する一対のローラのニップ部に押し当てられる。尚、第2フィードローラ22を構成する材料はスポンジ状(例えばエステル系の発泡ポリウレタンなど)であり、カット紙Pを下方側から支持するように構成されている。第2レジストローラ23は、カット紙Pの先端を一旦受け止め、画像形成部6で感光体ドラム13の表面に形成されたトナー像の回転位置と一致するようなタイミングで、転写前ローラ10を介して画像形成部6の転写装置15に送り込むように構成されている。そのため、第2フィードローラ22と第2レジストローラ23との下流側には、カット紙Pの先端を検出してレジスト動作を制御するための光センサ(不図示)が配置されている。本発明では、このバイパス給紙装置20の第2レジストローラ23(以下により具体的に示す第2レジストローラ23A、23B、23C)が独特の構成とされている。
(第1の実施形態)
図2は、本発明による用紙搬送装置の第1実施形態としてのレジストローラ23Aをフィードローラ22側から見た略図である。
レジストローラ23Aは、バイパス給紙装置20の搬送路下面側に設けられた駆動ローラ31と、搬送路上面側に設けられた従動ローラ32とを備えている。
駆動ローラ31は、カット紙Pの搬送方向に対して直交する幅方向に直線状に延びた一本の軸31aと、軸31aに対して所定の間隔で取り付けられた8個の駆動ロール体31b、31b′とを有している。このうち中央の6個の駆動ロール体31bは、直径が約30mmで長さが約30mmの円筒形を呈しているが、左右の最も外側の合計2個の駆動ロール体31b′は、カット紙Pの幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えた特別な形状の補助ロール体となっている。すなわち、駆動ロール体31b′は最も内側の大径端面における直径が約30mmで、最も外側の小径端面における直径が28mmを下回る円錐台状の外形を有し(円錐台の母線は直線状である)、この大径端面から小径端面に向かって延びた周面は、軸31aに対して約3°だけ傾斜している。但し、大径端面から小径端面に向かって延びた周面の傾斜は軸31aに対して約1〜3°の範囲であれば良い。駆動ロール体31b、31b′の材質はいずれも弾性材料(具体的にはアスカーC硬度が60°±5°のEPDM系のゴムなど)であり、いずれも軸31aと一体回転するように設けられている。軸31aはモータなどの図示されない駆動源から伝動機構(プーリとベルトなどで構成される)を介して伝達される回転駆動力によって回転駆動されるように構成されており、軸31aはその両端部において搬送路下面側で枢支されている。
従動ローラ32は、駆動ローラ31の軸31aと平行に直線状に延びた一本の軸32aと、軸32aに対して所定の間隔で取り付けられた8個の従動ロール体32bとを有している。従動ローラ32の軸32aはハウジング2のフレーム(不図示)に回転自在に支持されており、駆動ローラ31の駆動ロール体31b、31b′との摩擦或いは駆動ロール体31b、31b′上のカット紙Pとの摩擦によって転動する。8個の従動ロール体32bは直径が約30mm、長さが約30mmの円筒形を呈しており、従動ロール体32bの材質は合成樹脂(具体的にはPOMなど)である。従動ローラ32の軸32aを駆動ローラ31に向けて押圧するための圧縮コイルばね等からなる押圧部材34が、軸32aの両端の2箇所と両端よりも内側の2箇所との合計4箇所に設けられている。内側の2箇所の押圧部材34bは最も中央寄りの2個の従動ロール体32bの外側に配置されている。両端の2箇所に設けられた押圧部材34aのばね圧は1000gfに設定されており、内側の2箇所に設けられた押圧部材34bのばね圧は400gfに設定されている。両端の押圧部材34aは駆動ローラ31および従動ローラ32の中央部付近が各ローラの自重によって撓むのを防止する役目をも果たしている。内側の2箇所の押圧部材34bはこのような条件下でA4判サイズ等の小さいカット紙Pを安定して搬送供給する役目を果たしている。尚、押圧部材34aと押圧部材34bのばね圧は各々、ねじ回し等によって上記とは異なる数値に適宜設定変更可能に構成されている。
以上の構成を備えたレジストローラ23Aでは、最も中央寄りの2個の従動ロール体32bが、内側の2つの押圧部材34b(約210mmの間隔を空けて設けられている)によって、対応する駆動ロール体31bに適切な押圧力で押付けられるために、上下の両ロール体間に適当なニップ力が発生し、幅が210mmのA4判サイズの小さい普通紙を安定して画像形成部6の転写装置15に搬送供給でき、その結果、品質の良好な画像が形成された。また、両端付近の2箇所に設けた押圧部材34aと内側の2箇所の押圧部材34bとによって、幅が841mmのA0判サイズの用紙の搬送幅方向に関する少なくとも両端部と中央寄り部分とに適当なニップ力が加えられ、同時に、最外側の駆動ロール体31b′の傾斜した周面から、幅広のカット紙Pの左右両端部付近を外向きに引っ張りながら搬送する力が発揮されるために、幅が841mmのA0判サイズのマテリアル紙もシワ等を生じることなく安定して画像形成部6の転写装置15に搬送供給でき、その結果、品質の良好な画像が形成された。
尚、左右の最も外側の合計2個の駆動ロール体に限らず、例えば左右の最も外側の2個の駆動ロール体を含む合計4個以上の駆動ロール体について、カット紙Pの幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えたロール体としても同様の効果が得られ、A0判サイズのマテリアル紙をシワ等を生じることなく安定して搬送供給できる。また、駆動ローラ31のみではなく、従動ローラ32における少なくとも左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をカット紙Pの幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えた補助ロール体としても同様の効果が得られる。さらに、駆動ローラ31の駆動ロール体は全て円筒形とし、逆に、従動ローラ32における少なくとも左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をカット紙Pの幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えた補助ロール体としても同様の効果が得られる。但し、最後の例では、従動ローラ32における少なくとも左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をゴム等の適切な摩擦係数を備えた弾性材料で構成することが望ましい。
(第2の実施形態)
図3(a)は、本発明による用紙搬送装置の第2実施形態としてのレジストローラ23Bをフィードローラ22側から見た略図である。
レジストローラ23Bは、バイパス給紙装置20の搬送路下面側に設けられた駆動ローラ41と、搬送路上面側に設けられた従動ローラ42とを備えている。図3(b)は、駆動ローラ41のみの平面図である。
駆動ローラ41は、カット紙Pの搬送方向に対して直交する幅方向に並ぶ全部で8個の駆動ロール体41b、41b′を有している。このうち中央側に位置する6個の駆動ロール体41bは、カット紙Pの搬送方向に対して直交する幅方向に延びた一本の直線状に延びた軸41aに対して所定の間隔で取り付けられており、したがって、カット紙Pの幅方向に沿った1本の共通の軸芯を有する。しかし、左右の両端に位置する合計2個の駆動ロール体41b′は夫々軸41aに対して3°だけ外向きに傾斜した軸41c、軸41dに取り付けられた補助ロール体となっており、その結果、図3(b)に示すように、カット紙Pの幅方向の外側ほどカット紙P搬送方向の上流側に位置する傾斜した回転軸芯を有する。但し、図3(a)に示すように、フィードローラ22側から水平方向視で見ると、軸41c、軸41dは軸41aと一直線状に揃っている。尚、軸41c、軸41dの軸41aに対する傾斜は1〜3°の範囲内であれば良い。8個の駆動ロール体41b、41b′はいずれも直径が約30mmで長さが約30mmの円筒形を呈している。駆動ロール体31b、31b′の材質はいずれも弾性材料(具体的にはアスカーC硬度が60°±5°のEPDM系のゴムなど)である。中央の6個の駆動ロール体41bはいずれも軸41aと一体回転するように設けられており、左右両端の駆動ロール体41b′は夫々軸41c及び軸41dと一体回転するように設けられている。軸41a、軸41c及び軸41dはいずれもその両端部が搬送路下面側で枢支されており、また、モータなどの図示されない駆動源からベルトとプーリなどの伝動機構によって伝達される回転駆動力によって同期して回転駆動されるように構成されている。
従動ローラ42は、軸41aと平行に直線状に延びた一本の軸42aと、軸42aに対して所定の間隔で取り付けられた8個の従動ロール体42bとを有している。従動ローラ42の軸42aはハウジング2のフレーム(不図示)に回転自在に支持されており、駆動ローラ41の各駆動ロール体41b、41b′との摩擦或いは駆動ロール体41b、41b′上のカット紙Pとの摩擦によって転動する。8個の従動ロール体42bは直径が約30mm、長さが約30mmの円筒形を呈しており、従動ロール体32bの材質は合成樹脂(具体的にはPOMなど)である。従動ローラ42の軸42aを駆動ローラ41に向けて押圧するための圧縮コイルばね等からなる押圧部材44が軸42aの両端付近の2箇所と両端よりも内側の2箇所との合計4箇所に設けられている。内側の2箇所の押圧部材44bは最も中央寄りの2個の従動ロール体42bの外側に配置されている。両端の2箇所に設けられた押圧部材44aのばね圧は1000gfに設定されており、内側の2箇所に設けられた押圧部材44bのばね圧は400gfに設定されている。両端の押圧部材44aは駆動ローラ41および従動ローラ42の中央部付近が各ローラの自重によって撓むのを防止する役目をも果たしている。内側の2箇所の押圧部材44bはこのような条件下でA4判サイズ等の小さいカット紙Pを安定して搬送供給する役目を果たしている。尚、押圧部材44aと押圧部材44bのばね圧は各々、ねじ回し等によって上記とは異なる数値に適宜設定変更可能に構成されている。
以上の構成を備えたレジストローラ23Bでは、最も中央寄りの2個の従動ロール体42bが、内側の2つの押圧部材44b(約210mmの間隔を空けて設けられている)によって、対応する駆動ロール体41bに適切な押圧力で押付けられるために、上下の両ロール体間に適当なニップ力が発生し、幅が210mmのA4判サイズの小さい普通紙を安定して画像形成部6の転写装置15に搬送供給でき、その結果、品質の良好な画像が形成された。また、両端付近の2箇所に設けた押圧部材44aと内側の2箇所の押圧部材44bとによって、幅が841mmのA0判サイズの用紙の搬送幅方向に関する少なくとも両端部と中央寄り部分とに適当なニップ力が加えられ、同時に、最外側の駆動ロール体41b′の外向きに傾斜した周面から、幅広のカット紙Pの左右両端部付近を外向きに引っ張りながら搬送する力が発揮されるために、幅が841mmのA0判サイズのマテリアル紙もシワ等を生じることなく安定して画像形成部6の転写装置15に搬送供給でき、その結果、品質の良好な画像が形成された。
尚、左右の最も外側の合計2個の駆動ロール体に限らず、例えば左右の最も外側の2個の駆動ロール体を含む合計4個以上の駆動ロール体について、カット紙Pの幅方向の外側ほどカット紙P搬送方向の上流側に位置する傾斜した回転軸芯を有する駆動ロール体としても同様の効果が得られ、A0判サイズのマテリアル紙をシワ等を生じることなく安定して搬送供給できる。また、駆動ローラ41のみではなく、従動ローラ42における少なくとも左右の最も外側の合計2個の従動ロール体を、カット紙Pの幅方向の外側ほどカット紙P搬送方向の上流側に位置する傾斜した回転軸芯を有する補助ロール体としても同様の効果が得られる。さらに、駆動ローラ41の駆動ロール体は全てカット紙Pの幅方向に一直線状に沿った軸芯を有する駆動ロール体とし、逆に、従動ローラ42における少なくとも左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をカット紙Pの幅方向の外側ほどカット紙P搬送方向の上流側に位置する傾斜した回転軸芯を有する補助ロール体としても同様の効果が得られる。但し最後の例では、従動ローラ42における少なくとも左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をゴム等の適切な摩擦係数を備えた弾性材料で構成することが望ましい。
(第3の実施形態)
図4は、本発明による用紙搬送装置の第3実施形態としてのレジストローラ23Cをフィードローラ22側から見た略図である。
レジストローラ23Cは、バイパス給紙装置20の搬送路下面側に設けられた駆動ローラ51と、搬送路上面側に設けられた従動ローラ52とを備えている。
駆動ローラ51は、カット紙Pの搬送方向に対して直交する幅方向に直線状に延びた一本の軸51aと、軸51aに対して所定の間隔で取り付けられた8個の駆動ロール体51b、51b′とを有している。このうち中央の6個の駆動ロール体51bは、直径が約30mmで長さが約30mmの円筒形を呈し、その材質はいずれもロール体として一般的な弾性材料(具体的にはアスカーC硬度が60°±5°のEPDM系のゴムなど)であるが、左右の最も外側の合計2個の駆動ロール体51b′は、直径が約33mmと駆動ロール体51bよりも若干大きく、長さが約30mmの円筒形を呈し、スポンジ状材料(具体的にはアスカーF硬度が81°で密度が50〜70kg/m3のエステル系の発泡ポリウレタンなど)からなる補助ロール体となっている。すなわち、左右の最も外側の駆動ロール体51b′は他の内側の駆動ロール体51bよりも著しく柔軟な材質からなる。これらの駆動ロール体51b、51b′はいずれも、軸51aと一体するように設けられている。軸51aはその両端部が搬送路下面側で枢支されており、モータなどの図示されない駆動源からベルトとプーリなどの伝動機構によって伝達される回転駆動力によって回転駆動されるように構成されている。
従動ローラ52は、軸51aと平行に直線状に延びた一本の軸52aと、軸52aに対して所定の間隔で取り付けられた8個の従動ロール体52bとを有している。従動ローラ52の軸52aは回転自在に支持されており、駆動ローラ51の駆動ロール体51b、51b′との摩擦或いは駆動ロール体51b、51b′上のカット紙Pとの摩擦によって転動する。8個の従動ロール体52bは直径が約30mm、長さが約30mmの円筒形を呈しており、従動ロール体52bの材質は合成樹脂(具体的にはPOMなど)である。従動ローラ52の軸52aを駆動ローラ51に向けて押圧するための圧縮コイルばね等からなる押圧部材54が軸52aの両端付近の2箇所と両端付近よりも内側の2箇所との合計4箇所に設けられている。内側の2箇所の押圧部材54bは最も中央寄りの2個の従動ロール体52bの外側に配置されている。両端付近の2箇所に設けられた押圧部材54aのばね圧は1000gfに設定されており、内側の2箇所に設けられた押圧部材54bのばね圧は400gfに設定されている。両端付近の押圧部材54aは駆動ローラ51および従動ローラ52の中央部付近が各ローラの自重によって撓むのを防止する役目をも果たしている。内側の2箇所の押圧部材54bはこのような条件下でA4判サイズ等の小さいカット紙Pを安定して搬送供給する役目を果たしている。尚、押圧部材54aと押圧部材54bのばね圧は各々、ねじ回し等によって上記とは異なる数値に適宜設定変更可能に構成されている。
以上の構成を備えたレジストローラ23Cでは、最も中央寄りの2個の従動ロール体52bが、内側の2つの押圧部材54b(約210mmの間隔を空けて設けられている)によって、対応する駆動ロール体51bに適切な押圧力で押付けられるために、上下の両ロール体間に適当なニップ力が発生し、幅が210mmのA4判サイズの小さい普通紙を安定して画像形成部6の転写装置15に搬送供給でき、その結果、品質の良好な画像が形成された。また、両端付近の2箇所に設けた押圧部材54aと内側の2箇所の押圧部材54bとによって、幅が841mmのA0判サイズの用紙の搬送幅方向に関する少なくとも両端部と中央寄り部分とに適当なニップ力が加えられ、同時に、最外側の駆動ロール体51b′のスポンジ状の周面によって、幅広のカット紙Pの左右両端部付近を外向きに僅かに引っ張りながら搬送する力が発揮されるために(これはスポンジ状の周面を備えた最外側の駆動ロール体51b′によるカット紙Pのニップ力がゴムなどのより硬度の高い弾性体からなる他のロール体51bによるニップ力に比して小さいので、最外側の駆動ロール体51b′の付近における搬送が他の部位における搬送よりも遅れるためと考えられる)、幅が841mmのA0判サイズのマテリアル紙もシワ等を生じることなく安定して画像形成部6の転写装置15に搬送供給でき、その結果、品質の良好な画像が形成された。尚、ここでは、最外側のスポンジ状の駆動ロール体51b′は内側の他の駆動ロール体51bよりも若干大きな直径を有するが、硬度が十分に低く押圧部材による従動ロール体52bからの押付け力によって容易に変形するので、他の駆動ロール体51bがカット紙Pを従動ロール体52bとの間に挟着する作用を阻害しない。また、同時に、最外側のスポンジ状の駆動ロール体51b′は内側の他の駆動ロール体51bよりも大きな周速度を有するが、内側の他の駆動ロール体51bに比してカット紙Pに対する摩擦係数が十分に小さいので、摩擦係数の高い他の駆動ロール体51bの周面とほぼ同期して移動するカット紙Pの面に対して滑りながら回転することになる。
尚、駆動ローラ51のみではなく、従動ローラ52における左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をもスポンジ状材料からなる補助ロール体としても同様の効果が得られ、幅が841mmのマテリアル紙をシワ等を生じることなく安定して搬送供給できる。さらに、駆動ローラ51の駆動ロール体は全て直径の等しいゴム製の駆動ロール体とし、一方、従動ローラ52における左右の最も外側の合計2個の従動ロール体をスポンジ状材料からなる補助ロール体としても同様の効果が得られる。
また、上記の3つの実施形態において従動ローラの軸の内側に設けた押圧部材は合計2箇所に設けてあるが、押圧部材は軸のカット紙P幅方向の中心位置に1箇所だけ設けても良く、或いは、3箇所以上に設けてもよい。さらに、押圧部材は、従動ローラの軸を上方から駆動ローラ側に向かって押圧する形態としたが、これと逆に、駆動ローラの軸を従動ローラ側に向かって押圧するように構成してもよい。また、圧縮コイルばね以外の弾性体を押圧手段として用いてもよい。
本発明による用紙搬送装置を備えた複写機の概略側面図 本発明による用紙搬送装置の第1実施形態を示す概略正面図 本発明による用紙搬送装置の第2実施形態を示す概略正面図並びに概略平面図 本発明による用紙搬送装置の第3実施形態を示す概略正面図
符号の説明
1 複写機
2 ハウジング
3 画像読み取り部
4 用紙格納部
5 用紙搬送路
6 画像形成部
7 定着部
8 第1フィードローラ
9 第1レジストローラ
10 転写前ローラ
11 感光体ドラム
12 チャージャ
13 LED露光ヘッド
14 現像装置
15 転写装置
16 クリーニング装置
17 排出ローラ
20 バイパス給紙装置
P カット紙
21 バイパス給紙口
22 第2フィードローラ
23A,23B,23C 第2レジストローラ
24 バイパス搬送路
31,41,51 駆動ローラ
31b,41b,51b 駆動ロール体
31b′,41b′,51b′ 駆動ロール体(補助ロール体)
32,42,52 従動ローラ
32b,42b,52b 従動ロール体
34a,44a,54a 押圧部材
34b,44b,54b 押圧部材

Claims (3)

  1. 用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置であって、
    前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するバネが前記用紙の幅方向の両端部付近、及び、前記両端部付近よりも中央寄りに設けられており、且つ、
    前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくとも一方の最外側の前記ロール体が、前記用紙の幅方向の外側に向かって次第に外径の小さくなるテーパ状の周面を備えている用紙搬送装置。
  2. 用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置であって、
    前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するバネが前記用紙の幅方向の両端部付近、及び、前記両端部付近よりも中央寄りに設けられており、且つ、
    前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくとも一方の最外側の前記ロール体が、前記用紙の幅方向の外側ほど用紙搬送方向の上流側に位置する傾斜した回転軸芯を有する用紙搬送装置。
  3. 用紙を挟持して搬送するローラ対を備え、前記ローラ対は駆動源によって回転駆動される駆動ローラと前記駆動ローラに押付けられる従動ローラとからなり、前記駆動ローラと前記従動ローラとは、前記用紙の幅方向に延びた軸部材と、前記軸部材上に所定の間隔で取り付けられた複数のロール体を有する用紙搬送装置であって、
    前記従動ローラを前記駆動ローラに押圧するバネが前記用紙の幅方向の両端部付近、及び、前記両端部付近よりも中央寄りに設けられており、且つ、
    前記駆動ローラと前記従動ローラの少なくとも一方の最外側の前記ロール体がスポンジ状の周面を備えている用紙搬送装置。
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