JP3058720B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3058720B2
JP3058720B2 JP15043791A JP15043791A JP3058720B2 JP 3058720 B2 JP3058720 B2 JP 3058720B2 JP 15043791 A JP15043791 A JP 15043791A JP 15043791 A JP15043791 A JP 15043791A JP 3058720 B2 JP3058720 B2 JP 3058720B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、用紙の搬送機能と検
知機能を改善したコピー装置などの画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】用紙搬送路に互いに係合する三本のロー
ラを設け、中央のローラと一方のローラで正方向搬送路
を形成し、中央のローラと他方のローラで逆方向搬送路
を形成して、第一面がプリントした後用紙をこの逆方向
搬送路から再び装置内に送り込んで、第二面をプリント
する両面プリント用の画像形成装置は知られている。し
かし従来の装置には次のような問題があった。 1.用紙反転搬送機構は、中央のローラが他の二本のロ
ーラを付勢しているだけであり、各ローラの周速は等速
である。このため用紙の搬送速度を定着ローラの速度よ
り極端に早くすれば、未だ柔かいトナー像をこすり、用
紙の画像を汚したりローラ自身がトナーで汚されたりす
ることがある。これを避けるため定着ローラから離れた
位置に正逆転搬送機構を設ければ、装置が大型になり、
装置が大型になるのを避けるため、用紙反転搬送機構の
速度を定着ローラの速度と同じにすると第二面をプリン
トするための搬送時間が長くなる。 2.三本のローラで構成する用紙反転搬送機構は、用紙
を逆転させる場合には正方向搬送の場合とは反対側のニ
ップ部に用紙を移動させねばならないが、定着処理され
た用紙はカールが発生しやすく、このカールを考慮する
とロールの径を充分大きくする必要がある。このための
スペースを必要とし装置が大型になる。 3.また、別な問題として、用紙反転搬送機構と用紙経
路切換機構を有する装置では、通常両者が離れた位置に
配置されている。このためこの両者を結ぶ紙経路を必要
とし、その結果、装置が大型化し、複雑になるととも
に、紙経路が長くなる関係で紙詰まりの処理が困難にな
る。
【0003】4.さらに、異なる紙経路を有する装置で
は、異なる経路の用紙を検知するため二つのアクチュエ
ータを設ける方法や、経路に光センサを対応させて設け
る方法が知られている。しかし、二つのアクチュエータ
を設ける方法は、機構が複雑になるばかりでなく、精度
よく検出するための配置が困難である。光センサの場合
は、OHP用紙や薄紙の場合に検知できない場合もあ
り、また、発光部と受光部との光軸合わせ等の調整を必
要とする。
【0004】5.従来の装置には用紙反転搬送機構には
三本のローラを使用せず、それぞれに独立したローラ対
を設けるとともに、用紙逆転切換えゲートで用紙を反転
させるものもあるが、装置が大型化し、複雑な駆動系を
必要とする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ような問題を解決するためになされたもので、用紙反転
搬送機構の速度を定着ローラの速度と同程度に保ちなが
ら、逆転後の用紙搬送速度を早めて、両面プリントの場
合の画像形成処理速度を高め、かつ用紙の搬送案内手段
や用紙検出手段を改善して、装置の小形化が可能な画像
形成装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の画像形成装置
は、第二ローラを挟んで第一ローラと第三ローラを並べ
て配置し、画像形成部で第一画にプリントされた用紙を
第一ローラと第二ローラとで挟持して正方向搬送路に搬
送し、その下流側に設けられた用紙反転手段へ送り、こ
の用紙反転手段を介して再送される反転用紙を、前記第
二ローラと第三ローラとで挟持して、再度画像形成部に
送り込み、第二面プリント後用紙を装置外に排出する画
像形成装置において、第一ローラおよび第三ローラを第
二ローラの軸中心方向へ押圧する手段と、第一ローラの
回転を第二ローラの回転より減速して駆動する手段と、
第二ローラの軸に回転自在に設けられるとともに第一ロ
ーラに押圧されて第一ローラの周速に従動し、用紙を正
方向搬送路へ搬送する回転ローラと、第二ローラの軸に
固定して設けられ該第二ローラの回転ともに第三ローラ
を従動させて用紙を搬送する固定ローラとを有すること
を特徴としている。また、第二ローラを挟んで第一ロー
ラと第三ローラを並べて配置し、画像形成部で第一画に
プリントされた用紙を第一ローラと第二ローラとで挟持
して正方向搬送路に搬送し、その下流側に設けられた用
紙反転手段へ送り、この用紙反転手段を介して再送され
る反転用紙を、前記第二ローラと第三ローラとで挟持し
て、再度画像形成部に送り込み、第二面プリント後用紙
を装置外に排出する画像形成装置において、第二ローラ
の近傍に揺動自在に保持され、第一ローと第二ローラの
ニップ接線より第一ローラ側に突出した第一の用紙接触
部と、第二ローラと第三ローラのニップ接線より第三ロ
ーラ側に突出した第二の用紙接触部を有する用紙検知手
段と、この用紙検知手段の動作を検知する動作検知手段
とを備えたことを特徴としている。さらに、用紙検知手
段は、第二ローラの軸に揺動自在に保持されていること
を特徴としている。さらにまた、第二ローラを挟んで第
一ローラと第三ローラを並べて配置し、画像形成部で第
一画にプリントされた用紙を第一ローラと第二ローラと
で挟持して正方向搬送路に搬送し、その下流側に設けら
れた用紙反転手段へ送り、この用紙反転手段を介して再
送される反転用紙を、前記第二ローラと第三ローラとで
挟持 して、再度画像形成部に送り込み、第二面プリント
後用紙を装置外に排出する画像形成装置において、第一
ローラと第二ローラの下流方向に伸びるとともに、先端
部を自由端に形成され、且つこの自由端を紙経路外に突
出した弾性力を有する用紙ガイドを備えたことを特徴と
している。
【0007】
【0008】
【0009】
【作用】このように構成することにより、請求項1にお
いては、用紙の搬送速度を正方向への搬送の場合より反
転の場合の搬送速度を簡単な構成で高速にできる。ま
た、請求項2においては、一つの用紙検知手段で二方向
へ搬送される用紙を検知でき、装置の小型化と簡易化が
図れる。また、請求項4においては、用紙を確実に各紙
経路に対してガイドできる。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の一実施
例を説明する。図1は実施例の画像形装置の断面図であ
る。同図により装置の概略構成を説明する。
【0011】装置には未使用の用紙を収納し、装置本体
に対して着脱可能な給紙カセット1が上下2段に装着さ
れている。各カセット1の先端上部には用紙を送る給紙
ローラ2が、カセット1の先端部には用紙を一枚に分離
する上下の分離ローラ3が装置本体側に設けられてい
る。
【0012】像担持体4に潜像を記録する記録ヘッド5
と、その潜像をトナーで可視化するための現像ユニット
6と、前記像担持体4の上のトナーを、送られてきた用
紙に転写するためのコロナチャージャー7と、転写残り
トナーを像担持体4上から除去するためのクリニングユ
ニット8等が像担持体4の周囲に配置されている。像担
持体4とコロナチャージャー7の間、つまり、転写部へ
用紙を搬送するためのレジストローラ9が装置本体に、
回転可能でかつ駆動系との連結が解除できるように像担
持体4に略平行に保持されている。
【0013】上段の給紙カセット1からレジストローラ
9までは、ガイドA10上面と現像ユニット6の下部の
リブによって第一紙経路11が、また、下段の給紙カセ
ット1からレジストローラ9までは、ガイドA10の下
面とガイドB12の上面とによって第二紙経路13が形
成されている。さらに、ガイドB12の下面とガイドC
14とによってレジストローラ9へ通じる第三紙経路1
5が、また、デユプレクスユニットに設けられているロ
ーラH16、ローラA17とレジストローラ9との間
は、ガイドC14と転写ユニット18の一部が紙ガイド
となって、第四紙経路19を形成している。
【0014】これら第一〜第四紙経路はレジストローラ
9の給紙カセット1側で一つに合流しており、この部分
に用紙の有無を検知するためのアクチュエータA20が
配置されている。
【0015】転写ユニット18には、主な構成物として
前記したコロナチャージャー7のほか、レジストローラ
9に押圧するピンチローラ21および下流側にバキュー
ムファンが取付けられている。
【0016】転写ユニット18の下流には、用紙上に転
写されたトナー像を用紙に定着させるための定着ユニッ
ト22が、さらにその下流には、用紙の経路を振り分け
る搬送ユニット23が設けられている。
【0017】この搬送ユニット23には、図2に示すよ
うな5本の搬送ローラ24〜28が設けられている。定
着ユニット5から搬送された用紙は、ガイドD29の下
面とユニット30間で形成される第五紙経路31からこ
の搬送ユニット23に導かれるようになっている。そし
てローラB25に押圧されたローラA24へ連通するよ
うになっている。なおローラB25はローラC26にも
押圧されている。
【0018】この下流側には用紙をサンプルトレー32
へ排出するためのローラD27とローラE28とが設け
られていて、ローラE28は、ローラD27に押圧され
ている。ローラD27には、その軸を中心に揺動自在な
切換えゲート33が軸と緩く嵌合している。また、ロー
ラB25には、その軸を中心に揺動自在にアクチュエー
タB34が軸と緩く嵌合し、用紙の有無を検知してい
る。
【0019】図1に示す状態では、切換えゲート33
が、第五紙経路31を第六紙経路35に連通させて、排
紙ユニット36へつなげている。また、切換えゲート3
3を水平方向に切り換えた状態では、切換えゲート33
が、第五紙経路31を紙経路37に連通させて、用紙を
ローラD27とローラE28へ導くようになる。
【0020】排紙ユニット36には、図3に示すよう
に、ローラF38とそれに押圧されるローラG39とが
回転自在に保持されている。ローラG39には、その軸
を中心に揺動自在にアクチュエータC40が軸と緩く嵌
合している。また、そのアクチュエータC40の動作を
検知するための、フォトインタラプタ41が設けられて
いる。ローラF38とG39は図示されない駆動機構に
よって正逆転可能であって、正転時には用紙を装置上部
のトレイ42へ排出する機能をもち、逆転時には用紙を
再び装置内に送り込む機能を持つている。つまり、第六
紙経路35は、切換えゲート33が図1に示す状態で
は、ローラB25とローラC26のニット部へ連通し、
第七紙経路43を介してデユプレクスユニット44へと
紙経路を形成する。
【0021】デユプレクスユニット44には、用紙搬送
方向に対して傾いた方向へ用紙を送るためのアライナー
ローラ45とそれに押圧されるピンチローラ46が設け
られている。さらに用紙を再度レジストローラ9に送る
ための、ローラH16とそれに押圧されるローラH17
がレジストローラ9と略平行に設けられている。
【0022】デユプレクスユニット44は、転写ユニッ
ト18のほぼ真下に位置し、ユーザによって、後付けが
できるようになっており、また、転写ユニット18とデ
ユプレクスユニット44との間には、トナー回収ユニッ
トが装着されるような構造になている。
【0023】以上のように構成された実施例の装置にお
いて、給紙カセット1から繰り出された用紙は、第一〜
第三紙経路のいずれかを通って、レジストローラ9とピ
ンチローラ21とで、画像とのタイミングをとって転写
部へ送り込まれ、コロナチャージャー7で用紙上に像が
転写される。その後、定着ユニット22の定着ローラ2
2a,22bによって用紙上にトナー像が定着させる。
さらに用紙は第五紙経路31を通って、ローラA24と
ローラB25とでニップされ、さらに切換えゲート33
の33a面にガイドされて、第六紙経路35を通ってロ
ーラF38とローラG39とでニップされてプリント面
を下にしてトレー42に排出される。
【0024】両面プリントの場合は、第六紙経路35に
搬送された用紙の用紙後端がローラA24とローラB2
5のニップ部を通り過ぎたことを、アクチュエータB4
0で検知してローラF38を逆転させることにより、用
紙をローラB25とローラC26でニップし、第七紙経
路43を介してデユプレクスユニット44に導く。さら
にライナーローラ45で用紙の側縁部が位置決めされ
て、ローラH16、ローラI17によって第四紙経路1
9を通って再びレジストローラ9へと導びき、第一面の
プリントと同様なフロセスで第二面についての画像形成
がなされる。
【0025】また、プリントされた用紙は、必要に応じ
て切換えゲート33を水平方向に切換えて、第八紙経路
47に導き、ローラD27とローラE28とで用紙をニ
ップして、サンプルトレー32へプリント面を上にして
排出させることもできる。
【0026】上記したようなプリント動作を行う実施例
の装置における、各ローラの搬送速度およびニップ力
は、像担持体4の周速を1とすると、図4の表に示すよ
うな関係になっている。
【0027】給紙ローラ2、分離ローラ3a,3bの搬
送速度を約3倍にしているのは、一定時間内でのプリン
ト枚数を少しでも多くするためである。定着ユニット2
2の着ローラ対22a,22bの搬送速度を像担持体4
の周速とほぼ同じにしているのは、転写部での用紙の搬
送を安定させて、画像の伸び縮みを少なくするためであ
る。また、ローラA24とローラB25の搬送速度を
1.1倍にしたのは、定着ローラ22a,22bから送
られてくる用紙にテンションを加えて、カールを少なく
するためである。また、両面プリントに係わるローラの
搬送速度を早くしたのは、短時間で用紙を再度レジスト
ローラ9へ戻すことで、両面プリントモードおける一定
時間内のプリント枚数を多くするためである。
【0028】両面プリントモードおける所定時間内のプ
リント枚数を多くするには、ローラの搬送速度を早くす
ると同時に、両面プリントのための用紙搬送経路を極力
短くなるようなコンパクトな装置設計と時間的に無駄の
ない用紙搬送手段が要求される。
【0029】次に搬送ユニット23の詳細な構成と動作
を説明する。図5に示すように、ローラB25はそのス
テンレス軸に対して回転自在な二個のプラスチックロー
ラ25dが嵌合している。その両外側には軸に固定され
たゴムローラ25cが二ケ所に形成されており、これら
プラスチックローラ25dとゴムローラ25cの外径は
ほぼ同径に形成されている。ローラB25は両端部が軸
受けを介してユニットのフレームに回転自在に固定さ
れ、フレームの外では駆動側の端部に減速ギヤ48が固
定されている。
【0030】ローラA24には径が等しい二ケ所のゴム
ローラ24aとそれよりも径が小さい三ケ所のゴムロー
ラ24bが軸に固定されていて、かつ駆動側の軸端部に
は駆動ギヤ49が設けられており、このギヤ49は減速
ギヤ48と小径ギヤを介して噛み合っている。また、こ
のローラA24は軸受けを介してバネ50の力でローラ
B25に押圧されている。その結果、ローラA24の2
4a部と25dが圧接し、24bと25cとは若干の間
隙をもって対向する。
【0031】ギヤ48とギヤ49の中心距離は正規の間
隔よりも広く設定されているので、バネ50の力をギヤ
同志が受けることはなく、バネ50の力は全て24a部
と25d部のニップ力になる。
【0032】また、ローラC26には同径のフラスチッ
クローラ26aと26bとが固定されていて、両端部の
軸受けを介してバネ50でローラ26aがゴムローラ2
5cに接しローラB25を押圧している。
【0033】このような機構により、減速ギヤ48が駆
動されるとローラB25が回転し、ローラC26が26
a部を介して25c部のニップ圧によって従動する。ま
た、ローラA24は減速ギヤ48とギヤ49の減速比に
よって、ローラB25より遅い回転数で駆動される。こ
のためローラB25の25d部はローラA24の24a
部により従動されるので、軸と同方向に遅い回転数で回
ることになる。したがって、24a部と25d部にニッ
プされた用紙の搬送速度を1とすると、25c部と26
a部にニップされて搬送される用紙の速度を、例えば
1.7というように増速させることができる。
【0034】また、ローラD27は両端部が軸受けによ
り回動自在に支持されて、フレームに固定されている。
このローラD27の駆動部側のフレーム外側には、ギヤ
49が、また、中央近くには同径のゴムローラ27dが
固定されている。ローラE28にはプラスチックローラ
28aが二ケ所固定されていて、この28a部がローラ
D27の27d部に接し、ローラE28はその両端部の
軸受けを介してバネ50によってローラD27を押圧し
ている。28a部はニップしていない所は径が大きくな
っていて、用紙に腰をつける働きをしている。図6に示
すようにローラB25に固定された減速ギヤ48の小径
ギヤから駆動力を貰うアイドラギヤ51が二個繋がって
いて、ローラD27に固定されているギヤ49へ駆動力
を伝達している。
【0035】次に用紙を検知するアクチュエータB34
の構成を説明する。アクチュエータB34はモールド一
体成型で形成されており、図5に示すように、ローラB
25の軸に設けられた二ケ所の小径部25a,25b
に、一部外周が切れた軸受け部を押し広げて嵌め込むこ
とにより、ローラB25の回りに揺動自在にぶらさがっ
ている。このアクチュエータB34の34d部には金属
の重りがインサートされており、この重りで揺動の範囲
を規制している。アクチュエータB34の実際に用紙と
接触する部分34a,34bはそれぞれローラA24と
ローラB25とのニップ接線やローラB25とローラC
26とのニップ接線より長く突出しておりニップ点より
も用紙搬送下流側に位置するように配置されている。し
たがって、確実にニップされた用紙の先端縁のみがアク
チュエータB34を押して、ローラB25を中心に回動
させる。
【0036】アクチュエータB34の34c部には遮光
機能を持たしてあり、図6に示すように、用紙が無いと
きは重り34dのモーメントによりフォトインタラプタ
41に当接して、このフォトインタラプタ41の光軸を
遮っている。用紙が、34aまたは34bを押すと、3
4dはフォトインタラプタ41から離れ、用紙が検知で
きるようになっている。
【0037】このようにアクチュエータB34を構成す
ることにより、アクチュエータB34を保持するための
新たな部材を設ける必要なく、かつ、コンパクトなスペ
ースで、異なる方向に搬送される異なる紙経路を通過す
る用紙の検出を、一組のアクチュエータB34およびフ
ォトインタラプタ41で可能にした。
【0038】次に切換えゲート33の構成の詳細を図7
により説明する。切換えゲート33はモールド一体成型
で形成されており、ローラD27の小径部27a,27
b,27cのそれぞれに対応する位置に、外周が一部切
れた軸受け部を押し広げて嵌め込むことにより、ローラ
D27の軸に揺動自在に嵌合している。切換えゲート3
3の駆動側の端部にはボス33cがユニットのフレーム
から外へ突出し、リンク52のステンレス製のリンク孔
52aと嵌合している。
【0039】リンク52は、一端をしソレノイド53の
プランジャーとU溝52bで係合しており、他端に孔5
2cをバネ54でプランジャーとは逆方向に付勢するよ
うになっている。リンク52の52a,52b,52c
部それぞれは略一直線上に配置されている。
【0040】このような構成において、ソレノイド53
を通電すれば、リンク52を介して切換えゲート33は
ローラD27の軸を中心に下方に回転する。また、ソレ
ノイド53をOFFすれば、バネ54の力でリンク52
は上方に移動し、切換えゲート33を上方に回動させ
る。リンク52の回動範囲は、ソレノイド53の位置と
図示されていないリンク52のストッパ位置で規定され
る。図2はソレノイド53をONしたときの切換えゲー
ト33の位置であり、このとき切換えゲート33は用紙
の先端を第六紙経路35に導くガイドとなっており、ま
た、両面プリントモードのときには、用紙の後端を第七
紙経路45へ導く役目となっている。
【0041】また、ソレノイド53をOFFしたとき
は、切換えゲート33は水平方向に位置を切り換え、切
換えゲート33の下面33bが第八紙経路を構成するガ
イドになっている。
【0042】このように、ローラD27の軸を中心に、
ローラA24,ローラB25,ローラC26近傍でその
先端を回動させることで、切換えゲート33に三つの紙
ガイド機能をもたせるにあたって、新たな回動中心とな
る部材を設ける必要なく、装置をコンパクト化させるこ
とができる。
【0043】次に、ガイドフィルム55の構成の詳細を
説明する。図2に示すように、搬送ユニット23には、
ガイドD29が用紙搬送方向直角方向に熱膨脹可能に取
り付けられている。これは定着ユニツト22で加熱され
た用紙の熱で膨脹するためである。このガイドD29
は、下面29aが用紙案内面になっており、上面には、
ガイドフィルム55の一端が粘着剤で固定されている。
ガイドフィルム55は定着ユニット22に近い位置に配
置されているので、耐熱性が要求されるとともに用紙と
の摩擦による磨耗もあるので、耐磨耗性も要求される。
そのため、この実施例では暑さ200μ、幅10mmのポ
リイミドシートを使用した。
【0044】ガイドフィルム55は、ローラA24とロ
ーラB25との間の非ニップ部を通り、その弾性力で切
換えゲート33に当接し、第六紙経路35方向に伸び、
端部はユニットから紙経路の外に突出している。この突
出した端部は固定されておらず、ガイドフィルム55の
幅を大きくすることで、その端部が第六紙経路35へ入
り込まないようにしている。
【0045】装置をコンパクト化するために、ローラA
24,ローラB25,ローラC26の直径は小さく設計
されており(この実施例では約20mm)、このため、第
五紙経路31から第六紙経路35へ抜けた用紙がローラ
F38の逆転動作によりローラB25とローラC26の
ニップ部に案内しようとしたとき、用紙後端にカールが
あると、正確に入れることが困難である。ガイドフィル
ム55はその弾力で、用紙後端近傍を切換えゲート33
に押し付けることによって、用紙を確実に第七紙経路4
3へ案内する働きがある。
【0046】ガイドフィルム55は、ローラB25と切
換えゲート33の先端近くに張り出しているほど効果が
大きい。そのときに、第五紙経路31から送られる用紙
の先端の走行を妨げないように、第五紙経路31からロ
ーラA24とローラB25との間を通して設けられてい
る。この二本のローラはその間隔が狭いから、ガイドフ
ィルム55は薄いシート材で構成して、ローラA24の
軸と干渉しないように考慮されている。また、一端を第
六紙経路35より経路外へ突出させているのは万一紙詰
まり発生時に、その処理作業で薄いガイドフィルム55
を破損させないためである。ガイドフィルム55を薄い
シート状材で構成しているので、切換えゲート33の搬
送経路切換え動作の際も、33a面が弾力性を有するガ
イドフィルム55を押して第八紙経路47を形成し、サ
ンプルトレー32への排紙を可能にしている。
【0047】排紙ユニット36に設けられているローラ
F38は図示されない駆動装置によって正逆転可能に構
成されている。この正転と逆転を切り換えるタイミング
が重要である。第五紙経路31から搬送されてきた、第
一面がプリントされた用紙はローラA24とローラB2
5とにより、さらに、搬送ユニット36が設けられてい
る上方に送られる。この用紙の後端が両ローラのニップ
部を確実に通り過ぎてからローラF38を逆転させる必
要がある。このタイミングは早すぎれば紙詰まりとな
り、反対に遅いと用紙の搬送に不要な時間を消費するこ
とになる。
【0048】この実施例では、前述したアクチュエータ
B40の40a部を用紙が通り過ぎて、フォトインタラ
プタ41の光軸を遮ったタイミング、または、所定時間
後にローラF38を逆転させるシーケンスを組むことに
より、用紙の後端が確実にローラA24とローラB25
のニップ部を通り過ぎたタイミングで、かつ時間的な無
駄を最小なタイミングで、用紙を逆方向に搬送させるこ
とができる。
【0049】また、反転させた用紙は、ローラB25と
ローラC26によってニップされ、第七紙経路43へ搬
送されるが、このとき、確実に第七紙経路43へ搬送さ
れたことを、再びアクチュエータB34の34b部が検
知するので、万一、第七紙経路43へ搬送されなかった
場合でも速やかにその事を検知でき、装置の故障や破損
を防ぐことができる。
【0050】次に、アクチュエータC40の構成とその
働きを説明する。アクチュエータC40は排紙ユニット
36にローラF38が図示しない駆動系によって正逆回
転可能に保持されている。また、ローラG39はローラ
F38に対して、軸受けを介してその中心方向にバネで
付勢押圧されている。したがって、ローラF38に従動
する。このローラG39のほぼ中央部には、ステンレス
製の小径部が設けられており、その部分に、外周の一部
が切り欠かれた軸受け部をもつアクチュエータC40
が、その切り欠き部を押し広げて嵌め込まれており、ロ
ーラG39に自重で回転自在に緩く嵌合している。
【0051】アクチュエータC40は、図3に示すよう
に、その先端40aがトレー42の方へ突出しており、
インサートされた金属製の重り40bのモーメントによ
り、遮光部40cがフォトインタラプタ41に当接し
て、このフォトインタラプタ41の光軸を遮っており、
この状態においては、用紙がないことを検知している。
アクチュエータC40の40d部は、直接用紙先端に接
触するが、常に用紙先端との角度が小さくなるように、
ほぼ円弧状に形成されている。
【0052】用紙が第六紙経路35からローラF38と
ローラG39のニップ部によって搬送されると、用紙の
先端でアクチュエータC40が持ち上げられ、遮光部4
0cがフォトインタラプタ41の光軸を離れることによ
り、用紙が来たことを検出するものである。用紙後端が
ローラF38をはなれて用紙がトレー42に落下する
と、再びアクチュエータC40は自重でもとに位置に戻
る。
【0053】この動作を繰り返し、プリント済みの用紙
がトレー42の中に積載されて行き滿紙の状態になる
と、アクチュエータC40の先端部40aが積載用紙上
に乗り上げてしまい、フォトインタラプタ41の光を遮
らなくなる。排紙動作中にアクチュエータC40が一定
時間フォトインタラプタ41の光を遮らなくなったこと
で、トレー42上の積載用紙が滿紙と判断する。この判
断により、新たな給紙動作を禁止するとともに、図示さ
れていない表示パネルに滿紙情報を表示する。この滿紙
情報により操作者はトレー42上の用紙を取り除くこと
によって、滿紙状態は解除されて、アクチュエータC4
0も正常位置に復帰する。
【0054】このアクチュエータC40はトレー42上
の積載紙の滿紙を検知するのみに使用され、紙搬送路な
どにおける紙詰まり検知用としては使用されない。その
理由は滿紙時とジャム時との区別が出来ないことと、こ
のアクチュエータC40が装置の外部から直接触れる位
置に配置されているからである。
【0055】この実施例のアクチュエーC40はローラ
G39に直接取付けることで、新たな保持部材を不要と
し、また、アクチュエーC40をローラF38とローラ
G39とのニップ部の上流側から下流側へ通すようにし
たこと、40d部を円弧状にしたこと、トレー42に傾
斜を持たせたことで、搬送されてくる用紙との接触角度
を常に小さく保ち、用紙先端にダメージを与えない形状
に、かつアクチュエーC40のトレー42上への突出長
さを短い形状に形成することが可能になったことで、ト
レー42の上に積載された用紙を操作者が取り除く際、
このアクチュエーC40が邪魔にならないように設置す
ることが可能になった。
【0056】この実施例の画像形成装置には、オプショ
ンとして、図7に示すようなソーター56を取付けるこ
とが可能である。ソーター56には、用紙経路をトレー
42側、またはソーター56側に切換えるための、切換
えゲート57がトレー42の上方かつローラF38とロ
ーラG39の近傍に設けられている。この切換えゲート
57は軸57aを中心に、図示されない駆動機構によっ
て、その先端部57bをローラF38とローラG39の
ニップ接線よりも下側、または上側の状態に切換えるこ
とができる。また、切換えゲート57はアクチュエータ
C40と対向する部分が切り欠れており、アクチュエー
タC40の両側がローラF38の近傍まで延びている。
したがって、アクチュエータC40と切換えゲート57
とはその動作範囲で干渉しない。このためトレー42の
上に用紙が滿紙状態で積載されても、切換えゲート57
と用紙とは干渉しない関係になっている。
【0057】用紙をソーター56へ送るか、トレー42
に排紙するかは、ホストコンピュータからの指令に基づ
き決定される。用紙をソーター56へ送る場合には、ア
クチュエータC40が用紙通過中は持ち上げられる。こ
のためフォトインタラプタ41の光軸が通るようにな
る。また、用紙が通過してしまうと、アクチュエータC
40は元の位置に戻って、フォトインタラプタ41の光
軸は遮断される。この時は、このアクチュエータC40
は滿紙検知用としてではなく、用紙の先端や後端の通過
検知用として使用される。
【0058】これにより、ソーター56に新たな紙検知
センサを設ける必要をなくした。また、用紙をトレー4
2上に排紙する場合や、両面プリントモードにおいて、
一度用紙の一部をトレー42の上に出し、再びローラF
38を逆転させて用紙を装置内に送り込む場合には、切
換えゲート57を水平方向の位置に切換え移動できるよ
うにした。この機構により、両面プリントされる用紙の
長さが長く、ローラF38からトレー42上にその長い
部分が出るような場合においても、ソーター56が付か
ない場合と同様に対応可能とした。
【0059】さらに、トレー42上へ用紙を排紙する場
合にも、ソーター56が付かない場合と同様にアクチュ
エータC40を滿紙検知用として使用可能にした。ソー
ター56が装着されている場合で、トレー42へ排紙中
に、フォトインタラプタ41の光軸が用紙の無いタイミ
ングで遮断されなくなった時は、ソーター56へ送るた
めの新たな給紙を直ちに禁止し、トレー42上の用紙が
取り除かれて、フォトインタラプタ41の光軸が再び遮
断された時点で、その禁止を解除するようにした。つま
り、用紙をソーター56へ送る場合は、アクチュエータ
C40を用紙の先端、後端検出用として、また、用紙を
トレー42へ排紙する場合は、滿紙検知用として使用す
るように構成している。このような構成をとることによ
り、トレー42とソーター56とを装置の上で両立でき
るようにした。なお、この発明は上記実施例に限定され
るものではなく、要旨を変更しない範囲で変形して実施
できる。
【0060】
【発明の効果】この発明によれば次の効果が期待でき
る。
【0061】1.三本の搬送ローラを使用し、新たな駆
動源を用いることなく簡単な構成とスペースで、反転前
の搬送速度より、反転後の搬送速度を早くすることがで
きたので、その結果、反転前の搬送速度は定着ローラの
速度と同程度にして、画像の乱れやトナーの搬送ローラ
への付着を防止するとともに、反転後の用紙搬送速度を
早くして画像形成部に戻し、ロス時間を減少させること
ができた。
【0062】2.正逆転機構の中央ローラの軸を共用す
る用紙検知用のアクチュエータを設けたので、アクチュ
エータを保持する新たな部材が不要で、しかも一つのア
クチュエータで二経路の用紙検出が可能になり、安価で
かつスペースが不要である簡単な構成にすることができ
た。
【0063】3.中央ローラの近傍にアクチュエータを
配置し、かつ用紙検出用の突出部をニップ部の下流側に
設けたので、用紙を搬送ローラを通り過ぎたタイミング
で正確確実に検知して、用紙を逆転できるので、タイミ
ングずれによる紙詰まりを防止できるとともに、搬送時
間のロスを減少させることができる。
【0064】4.用紙ガイドのためのガイドフィルムを
ローラ軸の間隙を通して設けることで用紙の第五紙経路
から第六紙経路および第六紙経路から第七紙経路への搬
送を円滑にでき、三本の搬送ローラの径を小さく形成す
ることが可能になったので、装置をコクパクト化でき
た。
【0065】5.ガイドフィルムを弾力ある薄い樹脂の
シートで構成し、かつ一端を自由にしたので、径の小さ
いローラの間を通すことができ、しかも、用紙走行性能
を保って用紙反転を可能にした。また、切換えゲートの
動作を邪魔することなく、紙経路の変更を容易にした。
さらに、一端を自由にすることで、紙詰まりに際しての
ガイドフィルムの破損を防止できるようにした。
【0066】6.紙経路切り換えのための切換えゲート
を第六紙経路、第八紙経路および用紙反転用の第七紙経
路の紙ガイドとして、三つ機能を持たせることにより、
紙ガイドの数を減少させることができ、しかも、切換え
ゲートの回動中心に紙搬送手段の軸を共用させる構造で
あるので、切換えゲートを保持するための新たな部材と
スペースが不要になり、装置の小形化と構成を簡単にす
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成断面図。
【図2】同実施例の搬送ユニットの断面図。
【図3】同実施例の排紙ユニットの断面図。
【図4】構成各ローラの搬送速度とニップ力の関係を示
す表。
【図5】搬送ユニットの各ローラの構成を説明する断面
図。
【図6】アクチュエータBの構成と動作の説明図。
【図7】切換えゲート33の構成と動作の説明図。
【符号の説明】
1……給紙カセット 2……給紙ローラ 3
……分離ローラ 4……像担持体 5……記録ヘッド 6
……現像ユニット 7…コロナチャージャー 8…クリニングユニット 9
……レジストローラ 10…ガイドA 11…第一紙経路 1
2…ガイドB 13…第二紙経路 14…ガイドC 1
5…第三紙経路 16…ローラH 17…ローラI 1
8…転写ユニット 19…第四紙経路 20…アクチュエータA 2
1…ピンチローラ 22…定着ユニット 23…搬送ユニット 2
4…ローラA 25…ローラB 26…ローラC 2
7…ローラD 28…ローラE 29…ガイドD 3
0…ユニット 31…第五紙経路 32…サンプルトレー 3
3…切換えゲート 34…アクチュエータB 35…第六紙経路 3
6…排紙ユニット 37…紙経路 38…ローラF 3
9…ローラG 40…アクチュエータC 41…フォトイタラプタ 4
2…トレイ 43…第七紙経路 44…デュプレクスユニット 45…アライナーローラ 46…ピンチローラ 4
7…第八紙経路 48…減速ギヤ 49…駆動ギヤ 5
0…バネ 51…アイドラギヤ 52…リンク 5
3…ソレノイド 54…バネ 55…ガイドフィルム 5
6…ソーター 57…切換えゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−288559(JP,A) 特開 昭61−119551(JP,A) 特開 昭63−235250(JP,A) 特開 昭63−176261(JP,A) 実開 平1−118952(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 29/58 B65H 43/00 B65H 85/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第二ローラを挟んで第一ローラと第三ロ
    ーラを並べて配置し、画像形成部で第一画にプリントさ
    れた用紙を第一ローラと第二ローラとで挟持して正方向
    搬送路に搬送し、その下流側に設けられた用紙反転手段
    へ送り、この用紙反転手段を介して再送される反転用紙
    を、前記第二ローラと第三ローラとで挟持して、再度画
    像形成部に送り込み、第二面プリント後用紙を装置外に
    排出する画像形成装置において、 第一ローラおよび第三ローラを第二ローラの軸中心方向
    へ押圧する手段と、第一ローラの回転を第二ローラの回
    転より減速して駆動する手段と、第二ローラの軸に回転
    自在に設けられるとともに第一ローラに押圧されて第一
    ローラの周速に従動し、用紙を正方向搬送路へ搬送する
    回転ローラと、第二ローラの軸に固定して設けられ該第
    二ローラの回転とともに第三ローラを従動させて用紙を
    搬送する固定ローラとを有することを特徴とした画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 第二ローラを挟んで第一ローラと第三ロ
    ーラを並べて配置し、画像形成部で第一画にプリントさ
    れた用紙を第一ローラと第二ローラとで挟持して正方向
    搬送路に搬送し、その下流側に設けられた用紙反転手段
    へ送り、この用紙反転手段を介して再送される反転用紙
    を、前記第二ローラと第三ローラとで挟持して、再度画
    像形成部に送り込み、第二面プリント後用紙を装置外に
    排出する画像形成装置において、 第二ローラの近傍に揺動自在に保持され、第一ローと第
    二ローラのニップ接線より第一ローラ側に突出した第一
    の用紙接触部と、第二ローラと第三ローラのニップ接線
    より第三ローラ側に突出した第二の用紙接触部を有する
    用紙検知手段と、この用紙検知手段の動作を検知する動
    作検知手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 用紙検知手段は、第二ローラの軸に揺動
    自在に保持されていることを特徴とする請求項2記載の
    画像形成装置。
  4. 【請求項4】 第二ローラを挟んで第一ローラと第三ロ
    ーラを並べて配置し、画像形成部で第一画にプリントさ
    れた用紙を第一ローラと第二ローラとで挟持して正方向
    搬送路に搬送し、その下流側に設けられた用紙反転手段
    へ送り、この用紙反転手段を介して再送される反転用紙
    を、前記第二ローラと第三ローラとで挟持して、再度画
    像形成部に送り込み、第二面プリント後用紙を装置外に
    排出する画像形成装置において、 第一ローラと第二ローラの下流方向に伸びるとともに、
    先端部を自由端に形成され、且つこの自由端を紙経路外
    に突出した弾性力を有する用紙ガイドを備えたことを特
    徴とする画像形成装置。
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JP2007271881A (ja) * 2006-03-31 2007-10-18 Toshiba Corp 画像形成装置、シート搬送制御方法
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