JP2006056668A - 用紙搬送装置 - Google Patents

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Kazuhisa Kondo
一寿 近藤
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Abstract

【課題】 搬送ローラ対によって中央基準で用紙を搬送する搬送装置において、部材の増加を抑えながら搬送可能な封筒の種類を増やし、使用者の利便性を向上させる。
【解決手段】 搬送ローラ対間の距離p1が120mm以上のところの、搬送方向上流側の搬送ローラ対37の中央にローラ37eを形成する。ここで、フラップ81を開いた封筒8を一層確実に搬送する観点からは、搬送ローラ対37中央のローラ37eの圧接力を他のローラのそれよりも大きくするのが好ましく、ローラ37eのアスカーC硬度を30〜40°の範囲とするのが好ましい。
【選択図】 図3

Description

本発明は用紙搬送装置に関し、より詳細にはフラップを開いた状態の封筒をズレることなく円滑に搬送する用紙搬送装置に関するものである。
プリンターや複写機などの画像形成装置を用いて、宛名や住所を封筒に印字することがこれまでから行われている。この場合、封筒のフラップを閉じた状態で画像形成装置で印字を行うと、フラップの部分では紙が3重になっているため、定着ローラ対において紙に周速差が生じて封筒にシワが寄るという問題があった。
そこで、封筒のフラップを開いた状態とすると共に、中央基準で被転写物材を搬送する画像形成装置の場合には、印字位置を決めやすいように、長手方向を搬送方向に垂直にし、且つフラップが搬送方向後側に位置するように搬送していた(例えば特許文献1〜特許文献2)。
一方、大半の画像形成装置で使用されている用紙搬送装置は、図5に示すように、複数の搬送ローラ対37’、38’、39’を用いて被転写部材8を搬送する方式のもので、中高速機の場合には、搬送ローラ対間の距離pは狭いところで一般に120〜130mmとされていた。これはハガキを、その長辺(148mm)が搬送方向と一致するように搬送する場合に、円滑に搬送できるようにするためからである。また一般的に、搬送ローラ対に取り付けられているローラ37a〜37dは、中央の基準を中心として対称に偶数個設けられていた。
このような用紙搬送装置を用いて、フラップ81が開られた状態の封筒8を搬送する場合、封筒8の搬送方向の長さが短いと、封筒8の前端と後端とが共に搬送ローラ対37’、38’で挟持されない状況が起こり得る。このような状況下では封筒8に位置ズレが生じやすくなり、封筒8の正しい位置に印字ができない不具合が生じる。このため従来の画像形成装置では、このような不具合を未然に防止するため、搬送ローラ対間の距離と同等以下の搬送方向の長さの封筒は、使用しない取扱いとしていた。
特開平5−94067号公報(特許請求の範囲、図3、図4) 特開平5−27511号公報(特許請求の範囲、図2、図4)
しかしながら、使用できる封筒の種類が制限されると使用者にとっての利便性が低下する。一方、使用可能な封筒の種類を増やすためには搬送ローラ対の設置間隔を短くする方法があるが、搬送ローラ対の設置間隔を短くすると、部材個数が格段に多くなると共に構造が複雑となり、小型・軽量化という市場の要請に反し、また製造コストが増加する。
本発明はこのような従来の問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、部材の増加を抑えながら搬送可能な封筒の種類を増やし、使用者の利便性を向上させることにある。
前記目的を達成するため本発明の搬送装置では、搬送ローラ対によって中央基準で用紙を搬送する搬送装置において、搬送ローラ対間の距離が120mm以上のところの、搬送方向上流側の搬送ローラ対の中央にローラを形成した構成とした。
ここで、フラップを開いた封筒を一層確実に搬送する観点からは、搬送ローラ対中央のローラの圧接力を他のローラのそれよりも大きくするのが好ましく、ローラの一方のアスカーC硬度を30〜40°の範囲とするのが好ましい。
本発明の搬送装置では、搬送ローラ対間の距離が120mm以上のところには、搬送方向上流側の搬送ローラ対の中央にローラを形成してあるので、封筒の最後端であるフラップの中央部を前記ローラで挟持することができ、従来の装置では搬送が不安定であった封筒でもズレることなく安定して搬送できる。また搬送ローラ対の設置間隔は従来と変わらないので、部材の極端な増加を招くこともない。
以下、図に基づいて本発明の画像形成装置について説明する。なお、本発明はこれらの実施形態に何ら限定されるものではない。
図1に、本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成図を示す。図1の画像形成装置では、給紙カセット31から給紙ローラ32で1枚ずつ給紙された用紙は、搬送路41を通って搬送ローラ33を経て、レジストローラ対34で先端を整えられ待機し、所定のタイミングで感光体ドラム51へ搬送される。一方、感光体ドラム51上の潜像は現像装置(不図示)によってトナー画像として顕像化され、転写部52において、送られてきた用紙に転写される。トナー像が載った用紙は定着ローラ対53へ搬送され、加熱ローラと加圧ローラとによって加熱・加圧されてトナー画像は用紙に定着される。
そして、一方面側にトナー画像が定着された用紙は、搬送ローラ35を経て分岐装置54によって搬送路42へ送られスイッチバック機構6へ搬送される。ここで用紙は搬送方向の前・後が変えられて搬送路43へ搬送される。このスイッチバック機構6は、反転トレイ61と、反転トレイ61の搬送口65側に設けられたスイッチバックローラ対62と、反転トレイ61に形成された孔63から検知棒が突出するように配設された用紙検知スイッチ64とを備える。なお、この用紙検知スイッチ64は反転トレイ61上での用紙の詰まりを検知するものである。
一方面側に画像が形成された用紙は、スイッチバックローラ対62によって搬送口65から反転トレイ61に搬入される。そして用紙の後端がスイッチバックローラ対62のニップ部に至ったところで、スイッチバックローラ対62の上側ローラが上方に持ち上がり、スイッチバックローラ対62による用紙の挟持が解除される。この状態で、幅方向に設けられた一対のカーソル7がそれぞれ中央方向へ移動し、用紙の幅方向の位置合わせが行われる。次に、スイッチバックローラ対62の上側ローラが下方へ降下して、スイッチバックローラ対62で用紙が挟持される。スイッチバックローラ対62が逆方向に回転し、用紙は搬送路43を通り、搬送ローラ対37,38,39によってレジストローラ対34に再び搬送され、前記と同様にして、用紙のもう一方面側にトナー画像が転写・定着された後、分岐装置54によって排出ローラ対30へ送られ排紙トレイ55に排出される。
搬送路に取り付けられる各搬送ローラ対1は、図2に示すように(必要により図4を参照)、上側ローラ11と下側ローラ12とが圧接してなる。より詳細には、上側ローラ11は、板バネ22の自由端の両側部から垂下した支持板23に回転可能に支持され、板バネ22は、搬送路24を形成する上ガイド板25上に垂設された固定板21に取り付けられている。一方、下側ローラ12は駆動軸13に固定されてなり、駆動軸13と共に回転する。
ここで、図1の画像形成装置における搬送ローラ対37から搬送ローラ対39に至るまでの搬送路の平面図を図3に示す。この図で封筒8は図の左側から右側へ搬送される。搬送ローラ対37の下側ローラは、ローラ37a〜37dが用紙幅方向に等間隔に駆動軸371に取り付けられてなる。そして、ローラ37bとローラ37cとの中間、つまり搬送ローラ対37の中央にローラ37eが取り付けられている。図から理解されるように、フラップ81の開かれた封筒8が搬送される場合には、距離p1離れた次の搬送ローラ対38によって封筒8の先端部が挟持されるまで、封筒8の最後端であるフラップ81の中央がちょうどローラ37eによって挟持される。これにより、封筒8は、搬送方向前側及び後側の少なくとも一方の搬送ローラ対37,38によって常に挟持されることになり、封筒8の位置ズレが生じることがない。
次の搬送ローラ対38の下側ローラは、ローラ38a〜38dが用紙幅方向に等間隔に駆動軸381に取り付けられている点は、前記の搬送ローラ対37と同じであるが、搬送ローラ対38の中央にローラが取り付けられていない点で異なる。これは搬送ローラ対38と搬送ローラ対39との距離p2が120mm未満であるため、搬送ローラ対38の中央にローラを設けなくても、搬送ローラ対38及び搬送ローラ対39の少なくとも一方によって封筒8は挟持されるからである。
搬送ローラ対の中央にローラを設けるかどうかは、搬送ローラ間の距離によって決まり、具体的には搬送ローラ間の距離が120mm以上の場合に搬送ローラ対の中央にローラを設ける。図3の搬送ローラ対39の中央には、搬送ローラ対37と同様にローラ39eが設けられているが、これは次の搬送ローラ対(不図示)との距離が120mm以上あるからである。
封筒の位置ズレを一層確実に防止する観点からは、搬送ローラ対の中央に設けるローラ37eの圧接力を、他のローラの圧接力よりも大きくするのが好ましい。具体的には他のローラの圧接力よりも1.5〜3倍程度大きくするのがよい。また、ニップ幅を広くし搬送力を上げる観点からは、前記ローラ37eのアスカーC硬度を30〜40°の範囲とするのが好ましい。前記ローラ37eの材質としてポリウレタンやエラストマーなどの弾性を有するものが挙げられ、ローラ37eに圧接する上側ローラの材質としてはポリアセタール(POM)などが挙げられる。
図4に、本発明の搬送装置の一例を示す斜視図を示す。下側ローラ12は、一方端にギアGが取り付けられた駆動軸13にローラ12a〜12eが軸方向に所定間隔で取り付けられている。そして、これらのローラ12a〜12eと圧接するように、板バネ22で下方に付勢された状態で上側ローラ11a〜11eが取り付けられている。各ローラ11a〜11eの圧接力は板バネ22の材質や長さなどによって調整することができる。もちろん、上側ローラ11と下側ローラ12との圧接は板バネ22によるものに限定されるものではなく、従来公知の方法を用いることができる。
封筒などの被搬送物を搬送する場合には、不図示の駆動手段によってギアGが回転し、下側ローラ12が回転する。この下側ローラ12の回転によって、これと圧接している上側ローラ11a〜11eが追従して回転する。そして、回転する搬送ローラ対に封筒が挟持されて搬送される。
本発明の搬送装置を用いた画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明で使用する搬送ローラ対の一例を示す側面図である。 封筒搬送の様子を示す平面図である。 本発明の搬送装置の一例を示す斜視図である。 従来の搬送装置による封筒搬送の様子を示す平面図である。
符号の説明
1 搬送ローラ対
8 封筒
11 上側ローラ
12 下側ローラ
37,38,39 搬送ローラ対
37a〜37e ローラ
38a〜38d ローラ
39a〜39e ローラ
81 フラップ

Claims (3)

  1. 複数の搬送ローラ対によって中央基準で用紙を搬送する搬送装置において、搬送ローラ対間の距離が120mm以上のところの、搬送方向上流側の搬送ローラ対の中央にローラを形成したことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記搬送ローラ対中央のローラの圧接力が、他のローラのそれよりも大きい請求項1記載の搬送装置
  3. 前記搬送ローラ対中央のローラの一方のアスカーC硬度が30〜40°の範囲である請求項1又は2記載の搬送装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008105788A (ja) * 2006-10-24 2008-05-08 Ricoh Co Ltd 搬送ローラ、及び画像形成装置
JP2012012095A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Duplo Seiko Corp 封緘装置
JP2012012094A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Duplo Seiko Corp 封緘装置
CN103359505A (zh) * 2012-04-09 2013-10-23 柯尼卡美能达商用科技株式会社 供纸装置的控制方法及图像形成系统

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