JP2017065886A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置外の異物が逆回転中の排出ローラー対に挟み込まれてしまった場合に、前記排出ローラー対が動作し続けることによる不都合の発生を防止する。
【解決手段】補助回転体73は、従動ローラー71を含む従動回転体72xの一部を成す。補助回転体73の外縁の後押し部731は、正回転する駆動ローラー71と従動ローラー72との間から送り出されるシート9の後端9eを後押しする。検知センサー75は、従動回転体72xが駆動ローラー73から許容範囲よりも離れたときの補助回転体73を検知する。ローラー制御部は、検知センサー75が補助回転体73を検知したときに駆動ローラー71の回転を停止する。
【選択図】図2
【解決手段】補助回転体73は、従動ローラー71を含む従動回転体72xの一部を成す。補助回転体73の外縁の後押し部731は、正回転する駆動ローラー71と従動ローラー72との間から送り出されるシート9の後端9eを後押しする。検知センサー75は、従動回転体72xが駆動ローラー73から許容範囲よりも離れたときの補助回転体73を検知する。ローラー制御部は、検知センサー75が補助回転体73を検知したときに駆動ローラー71の回転を停止する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
一般に、画像形成装置は、画像形成媒体であるシートを搬送する搬送ローラー対を備える。前記搬送ローラー対は、モーターによって回転駆動される駆動ローラーと、駆動ローラーに接して従動回転する従動ローラーとを備える。前記従動ローラーは、バネの弾性力によって前記駆動ローラーに押し付けられ、前記駆動ローラーに対して離隔および接近する方向へ変位可能に支持されている。
また、前記画像形成装置において、磁気センサーなどのセンサーが、前記従動ローラーの回転軸の変位量を検出することにより、前記シートの厚みを検出することが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、前記画像形成装置は、前記搬送ローラー対として、画像形成後の前記シートを本体部のシート排出口からシート排出トレイ上へ排出する排出ローラー対を備える。両面印刷処理が行われる場合に、前記排出ローラー対は、片面に画像が形成された前記シートを反転して搬送するために逆回転する。
前記排出ローラー対が逆回転しているときに、装置外の何らかの異物が前記排出ローラー対に挟み込まれてしまった場合に、前記排出ローラー対が動作し続けると、前記シートの損傷などの不都合が生じるおそれがある。
本発明の目的は、装置外の異物が逆回転中の排出ローラー対に挟み込まれてしまった場合に、前記排出ローラー対が動作し続けることによる不都合の発生を防止できる画像形成装置を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、駆動ローラーと、従動回転体と、検知センサーと、ローラー制御部とを備える。前記従動回転体は、従動ローラーおよび補助回転体を含む。前記駆動ローラーは、本体部のシート排出口において回転するローラーである。前記従動回転体の前記従動ローラーは、弾性力によって前記駆動ローラーに押し付けられたローラーである。前記従動回転体は、回転自在に、かつ、前記駆動ローラーに対して離隔および接近する方向へ変位可能に支持されている。前記補助回転体は、前記従動回転体の一部を成す回転体である。前記補助回転体の外縁には、正回転する前記駆動ローラーと前記従動ローラーとの間からシート排出方向へ送り出されるシートの後端を後押しする後押し部が形成されている。前記検知センサーは、前記従動回転体が前記駆動ローラーから予め定められた許容範囲よりも離れた位置に変位したときの前記補助回転体を検知するセンサーである。前記ローラー制御部は、前記検知センサーが前記補助回転体を検知したときに前記駆動ローラーの回転を停止する。
本発明によれば、装置外の異物が逆回転中の排出ローラー対に挟み込まれてしまった場合に、前記排出ローラー対が動作し続けることによる不都合の発生を防止できる画像形成装置を提供することが可能になる。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格を有さない。
[第1実施形態]
まず、図1を参照しつつ、第1実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、シート9に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置である。シート9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成の媒体である。
まず、図1を参照しつつ、第1実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。画像形成装置10は、シート9に画像を形成する電子写真方式の画像形成装置である。シート9は、紙、コート紙、ハガキ、封筒、およびOHPシートなどのシート状の画像形成の媒体である。
画像形成装置10は、本体部100の下部にシート供給部2を備える。さらに画像形成装置10は、本体部100内におけるシート供給部2の上方に、シート搬送機構3、画像形成部4および定着部5などを備える。
シート供給部2において、シートカセット21がシート9を収容しており、シート送出部22が、シート9をシートカセット21から第1搬送路301へ送り出す。
シート搬送機構3において、第1搬送ローラー対31、第2搬送ローラー対32および第3搬送ローラー対33がシート9を搬送する。第1搬送ローラー対31は、シート供給部2から供給されるシート9を第1搬送路301から第2搬送路302へ搬送する。
第2搬送ローラー対32は、正回転することにより、シート9を第2搬送路302に沿って搬送し、さらに、排出トレイ101へ排出する。第2搬送ローラー対32は、逆回転することにより、シート9を第2搬送路302から第3搬送路303へ搬送する。即ち、第3搬送路303は、方向転換したシート9が搬送される反転搬送路である。
両面プリント処理が実行される際に、片面に画像が形成されたシート9が、第3搬送路303に沿って搬送される。前記両面プリント処理は、シート9の両面に画像を形成する処理である。
第3搬送ローラー対33は、シート9を第3搬送路303から第1搬送路301へ搬送する。第3搬送路303から第1搬送路301へ搬送されるシート9は、シート供給部2から第1搬送路301へ搬送されるシート9に対して表裏が反転している。これにより、前記両面プリント処理が可能となる。
画像形成部4は、感光体41、帯電部42、現像部43、転写部45、クリーニング部47および光走査部49などを備える。ドラム状の感光体41が回転し、帯電部42が感光体41の表面を一様に帯電させる。
光走査部49が、感光体41の表面に静電潜像を書き込み、現像部43が、前記静電潜像をトナーによって現像する。これにより、トナー像が感光体41の表面に形成される。
転写部45が、感光体41表面の前記トナー像を、第1搬送路301を移動中のシート9に転写する。クリーニング部47は、感光体41表面に残存する前記トナーを除去する。定着部5は、画像形成後のシート9を加熱し、前記トナー像をシート9に定着させる。
ところで、画像形成装置10は、シート9を搬送する搬送ローラー対として、画像形成後のシート9を本体部100のシート排出口102から排出トレイ101上へ排出する排出ローラー対32xを備える。排出ローラー対32xは、正回転することにより、画像形成後のシート9をシート排出口102から排出トレイ101上へ排出する。
各図に示される第1方向D1は、正回転する排出ローラー対32xによるシート9の排出方向である。また、第2方向D2は、第1方向D1に直交する方向であり、搬送されるシート9の幅方向である。また、第2方向D2は、各搬送ローラー対31,32,33の回転軸に沿う方向でもある。
本実施形態において、第2搬送路302に、排出ローラー対32xを含む複数組の第2搬送ローラー対32が設けられている。シート排出口102は、第2搬送路302の出口である。
また、前記両面印刷処理が行われる場合に、排出ローラー対32xは、片面に画像が形成されたシート9を反転して搬送するために逆回転する。
ところで、排出ローラー対32xが逆回転しているときに、装置外の何らかの異物が排出ローラー対32xに挟み込まれてしまった場合に、排出ローラー対32xが動作し続けると、シート9の損傷などの不都合が生じるおそれがある。
画像形成装置10は、装置外の何らかの異物が逆回転中の排出ローラー対32xに挟み込まれてしまった場合に、排出ローラー対32xが動作し続けることによる不都合の発生を防止できる機能を備える。以下、その機能について説明する。以下の説明において、シート排出口102においてシート9を搬送する部分のことをシート排出部7と称する。シート排出部7は排出ローラー対32xを含む。
[シート排出部7]
図2〜5,7に示されるように、画像形成装置10のシート排出部7は、駆動ローラー71と、従動回転体72xと、検知センサー75とを備える。従動回転体72xは、従動ローラー72および補助回転体73を含む。駆動ローラー71および従動ローラー72が排出ローラー対32xである。なお、図4,7の側面図の一部のハンチングは断面を表す。
図2〜5,7に示されるように、画像形成装置10のシート排出部7は、駆動ローラー71と、従動回転体72xと、検知センサー75とを備える。従動回転体72xは、従動ローラー72および補助回転体73を含む。駆動ローラー71および従動ローラー72が排出ローラー対32xである。なお、図4,7の側面図の一部のハンチングは断面を表す。
画像形成装置10は、シート排出口102において第2方向D2に並ぶ複数の駆動ローラー71を備える。さらに、画像形成装置10は、複数の駆動ローラー71に対応する複数の従動回転体72xと、複数の従動回転体72xに対応する複数の検知センサー75とを備える。
図2に示される例では、画像形成装置10は、2つの駆動ローラー71、2つの従動回転体72xおよび2つの検知センサー75を備える。
駆動ローラー71は、本体部100のシート排出口102において回転するローラーである。駆動ローラー71は、第2方向D2に沿う回転軸70に固定されている。駆動ローラー71は、回転軸70に回転力を加える搬送モーター61によって回転駆動される。
従動回転体72xの従動ローラー72は、弾性力によって駆動ローラー71に押し付けられたローラーである。従動回転体72xは、回転自在に、かつ、駆動ローラー71に対して離隔および接近する方向へ変位可能に支持されている。
図2〜4は、従動ローラー72が駆動ローラー71に接する状態を示し、図5は、従動ローラー72が駆動ローラー71が駆動ローラー71から離隔した状態を示す。
より具体的には、シート排出部7は、従動回転体72xに対して駆動ローラー71側へ向かう弾性力を加えるバネ74を備える。さらに、バネ74は、従動回転体72xを回転自在に支持する。
本実施形態において、バネ74は弦巻バネである。バネ74は、コイル部740、第1作用部741および第2作用部742を有する。第1作用部741および第2作用部742は、コイル部740から張り出して形成された部分である。
図2に示される例では、バネ74は、2つのコイル部740を有する。さらに、バネ74は、2つのコイル部740を連結する1つの第1作用部741を有する。さらに、バネ74は、2つのコイル部740からアーム状に張り出した2つの第2作用部742を有する。
第1作用部741は、本体部100の一部である支持体103に固定されている。バネ74の2つの第2作用部742は、従動回転体72xの回転軸720を回転自在に支持している。
バネ74の弾性力に抗する力が従動回転体72xに加わると、バネ74が弾性変形し、第2作用部742が変位する。これにより、従動回転体72xが、駆動ローラー71から離隔する方向へ変位し、駆動ローラー71と従動ローラー72との軸間距離が変化する(図5参照)。
従って、従動ローラー72を含む従動回転体72xは、排出ローラー対32xの間を通過するシート9の厚みに応じて変位する。その際、排出ローラー対32xは、適度な圧力でシート9を挟みつつ回転する。
また、排出ローラー対32xが逆回転しているときに、シート9の搬送を妨げるような比較的大きな異物が排出ローラー対32xに挟み込まれてしまった場合、従動回転体72xの変位量は、シート9の厚みに応じた変位量よりも遙かに大きい。
図2〜5に示されるように、従動回転体72xは、補助回転体73を含む。従動ローラー72、回転軸720および補助回転体73は、一体に形成されている。即ち、補助回転体73は、従動回転体72xの一部を成す回転体である。
補助回転体73の外縁には、後押し部731が形成されている。図4に示されるように、後押し部731は、正回転する駆動ローラー71と従動ローラー72との間から第1方向D1へ送り出されるシート9の後端9eを後押しする部分である。なお、第1方向D1はシート排出方向である。
本実施形態において、補助回転体73は、回転軸720から全周方向に亘る範囲において回転軸720に直交する方向へ張り出したフランジ部である。また、後押し部731は、補助回転体73の外縁に形成された段差部である。なお、後押し部731が、補助回転体73の外縁に形成された突起部などであることも考えられる。
排出ローラー対32xが正回転するときに、補助回転体73の後押し部731が、排出ローラー対32xから送り出されたシート9の後端9eを排出トレイ101側へ押す。これにより、シート9の排出不良を防止できる。前記排出不良は、シート9の後端9e側の部分が、排出トレイ101上へ落下せずにシート排出口102の付近に滞留する現象である。
検知センサー75は、従動回転体72xが駆動ローラー71から予め定められた許容範囲よりも離れた位置に変位したときの補助回転体73を検知するセンサーである。本実施形態において、検知センサー75は、補助回転体73の一部を検知する透過型光センサーである。
駆動ローラー71と従動回転体72xとの間隔の前記許容範囲は、想定される最大の厚みのシート9が排出ローラー対32xを通過するときの間隔よりも大きい。
本実施形態において、検知センサー75は、補助回転体73に対して駆動ローラー71側の反対側において支持体103に固定されている。そして、駆動ローラー71と従動回転体72xとの間隔が前記許容範囲を超えると、補助回転体73の一部が、検知センサー75の検知領域に入る。
検知センサー75が透過型光センサーである場合、補助回転体73の色が、光の吸収効果が高い黒であることが考えられる。これにより、補助回転体73が薄い板状である場合に、検知センサー75が補助回転体73を検知できない事態を回避することができる。
[制御部8]
図1,6に示されるように、画像形成装置10は、さらに制御部8を備える。制御部8は、第2搬送ローラー対32などの各搬送ローラーの動作を制御するローラー制御部81を備える。さらに、制御部8は、検知センサー75に対する通電を制御するセンサー制御部82も備える。
図1,6に示されるように、画像形成装置10は、さらに制御部8を備える。制御部8は、第2搬送ローラー対32などの各搬送ローラーの動作を制御するローラー制御部81を備える。さらに、制御部8は、検知センサー75に対する通電を制御するセンサー制御部82も備える。
制御部8は、二次記憶部80と接続されている。二次記憶部80は、制御部8が参照する各種情報を記憶する不揮発性の記憶部である。また、二次記憶部80は、制御部8による各種情報の読み書きが可能な記憶部でもある。
例えば、制御部8が、予め二次記憶部80に記憶されたプログラムを実行するMPU(Micro Processor Unit)およびRAM(Random Access Memory)などを備えることが考えられる。前記RAMは、前記MPUに実行させるためのプログラムを一時記憶する揮発性の主記憶部である。
なお、制御部8が、DSP(Digital Signal Processor)またはASIC(Application Specific Integrated Circuit)などによって構成されることも考えられる。
ローラー制御部81は、モーター駆動回路62を通じて搬送モーター61を制御する。搬送モーター61は、排出ローラー対32xの駆動ローラー71を回転駆動するモーターである。
モーター駆動回路62は、ローラー制御部81からの制御指令に従って、搬送モーター61に対する正回転駆動電流の出力、逆回転駆動電流の出力または駆動電流の停止を実行する。この場合、搬送モーター61はサーボモーターまたはステッピングモーターなどである。なお、ローラー制御部81が、搬送モーター61の正回転および逆回転を切り替えるクラッチ機構を制御することも考えられる。
センサー制御部82は、センサー通電回路63を通じて検知センサー75に対して給電するか否かを制御する。
ローラー制御部81は、検知センサー75が補助回転体73を検知したときに搬送モーター61を停止する。これにより、駆動ローラー71の回転が停止する。
画像形成装置10が採用されれば、シート排出口102の内側へ搬送されるシート9の搬送を妨げるような異物が、排出ローラー対32xに挟み込まれてしまった場合に、シート9の損傷などの不都合が発生することを防止できる。
さらに、シート9の滞留を防止する補助回転体73が、従動ローラー72の変位を検出する機構の一部として兼用される。そのため、比較的簡素な構成により、排出ローラー対32xが逆回転するときの危険を回避することができる。
ローラー制御部81は、駆動ローラー71が逆回転しているときに、検知センサー75の検知結果に応じた駆動ローラー71の停止制御を実行する。一方、駆動ローラー71が正回転しているときには、ローラー制御部81は、検知センサー75の検知結果に応じた前記停止制御を実行しない。
装置外の異物が排出ローラー対32xに挟み込まれる現象は、駆動ローラー71が逆回転しているときに生じる。そのため、前記停止制御は、駆動ローラー71が逆回転しているときに必要である。
一方、排出ローラー対32xが正回転している場合に、ユーザーが、シート9を速やかに回収するために、排出途中のシート9を引っ張る場合がある。この場合も、検知センサー75が一時的に補助回転体73を検知する可能性がある。しかしながら、このような場合にまで前記停止制御が実行されると、シート9の円滑な排出が妨げられる。従って、駆動ローラー71が正回転している場合、前記停止制御が実行されないことが考えられる。一方、排出ローラー対32xが逆回転している場合に、ユーザーがシート9を引っ張ると、シート9に過大な張力がかかり、シート9が損傷するおそれがある。この場合は、前記停止制御によってシート9の損傷が防止される。
センサー制御部82は、駆動ローラー71の逆回転の開始および終了に応じて、検知センサー75に対する給電の開始および停止を制御する。即ち、センサー制御部82は、駆動ローラー71の逆回転が開始するときに、センサー通電回路63を通じて検知センサー75に対する給電を開始する。また、センサー制御部82は、駆動ローラー71の逆回転が終了するときに、センサー通電回路63を通じて検知センサー75に対する給電を停止する。
従って、検知センサー75は、必要なときだけ給電される。これにより、検知センサー75は、無駄に電力を消費しない。また、駆動ローラー71が正回転しているときに。前記前記停止制御が誤って実行されてしまうこともない。
[第2実施形態]
次に、図7を参照しつつ、第2実施形態に係る画像形成装置10Aのシート排出部7Aについて説明する。図7において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図7を参照しつつ、第2実施形態に係る画像形成装置10Aのシート排出部7Aについて説明する。図7において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
シート排出部7Aは、画像形成装置10のシート排出部7と比較して、検知センサー75の位置が異なる。以下、シート排出部7Aにおけるシート排出部7と異なる点について説明する。
シート排出部7Aにおいて、検知センサー75が、補助回転体73に対し第1方向D1の上流側の位置において支持体103に支持されている。シート排出部7Aの検知センサー75は、補助回転体73における第1方向D1の上流側の部分を検知する前記透過型光センサーである。図7において、検知センサー75に検知された補助回転体73が仮想線で示されている。
シート排出部7Aが採用される場合も、シート排出部7が採用される場合と同様の効果が得られる。
さらに、シート排出部7Aにおいては、従動回転体72xが大きく変位した場合でも、補助回転体73が検知センサー75に接触しない。そのため、従動回転体72xの変位を制限するストッパーが設けられなくても、補助回転体73および検知センサー75が接触して破損する事態を回避できる。
[第3実施形態]
次に、図8を参照しつつ、第3実施形態に係る画像形成装置10Bのシート排出部7Bについて説明する。図8において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
次に、図8を参照しつつ、第3実施形態に係る画像形成装置10Bのシート排出部7Bについて説明する。図8において、図1〜6に示される構成要素と同じ構成要素は、同じ参照符号が付されている。
シート排出部7Bは、画像形成装置10のシート排出部7と比較して、複数の従動回転体72xが連結されている点、および、検知センサー75の数が少ない点が異なる。以下、シート排出部7Bにおけるシート排出部7と異なる点について説明する。
画像形成装置10Bも、シート排出口102において第2方向D2に並ぶ複数の駆動ローラー71と、複数の駆動ローラー71に対応する複数の従動回転体72xとを備える。具体的には、画像形成装置10Bは、2つの駆動ローラー71および2つの従動回転体72xを備える。
さらに、画像形成装置10Bは、複数の従動回転体72xを繋ぐ連結部76を備える。図8に示される連結部76は、複数の従動回転体72xの回転軸720を直列に繋ぐ棒状に形成されている。
そして、画像形成装置10Bは、従動回転体72xの数よりも少ない検知センサー75を備える。検知センサー75は、複数の従動回転体72xにおける複数の補助回転体73のうちの一部についてのみ設けられている。図8に示される例では、1つの検知センサー75が、2つの補助回転体73の一方についてのみ設けられている。
なお、画像形成装置10Bが、3つ以上の従動回転体72xと、2つの検知センサー75とを備えることも考えられる。例えば、2つの検知センサー75が、3つ以上の従動回転体72xのうちの第2方向D2の両端に位置する2つの従動回転体72xに対応して設けられることなどが考えられる。
画像形成装置10Bのシート排出部7Bにおいて、1つの従動回転体72xが変位すれば、連結部76によって繋がった他の従動回転体72xも変位する。即ち、検知センサー75が設けられていない従動回転体72xが変位すれば、検知センサー75が設けられている他の従動回転体72xも変位する。
従って、シート排出部7Bが採用されれば、より簡素化された構成により、シート排出部7が採用される場合と同様の効果が得られる。
[応用例]
以上に示された画像形成装置10,10Aが、例えばインクジェット方式のように、電子写真方式とは異なる方式で画像を形成する装置であることも考えられる。
以上に示された画像形成装置10,10Aが、例えばインクジェット方式のように、電子写真方式とは異なる方式で画像を形成する装置であることも考えられる。
また、シート排出部7,7A,7Bにおいて、検知センサー75が、例えば反射型光センサーのように、透過型光センサーとは異なるセンサーであることも考えられる。
なお、本発明に係る画像形成装置は、各請求項に記載された発明の範囲において、以上に示された実施形態及び応用例を自由に組み合わせること、或いは実施形態及び応用例を適宜、変形する又は一部を省略することによって構成されることも可能である。
2 :シート供給部
3 :シート搬送機構
4 :画像形成部
5 :定着部
7,7A,7B:シート排出部
8 :制御部
9 :シート
9e :シートの後端
10,10A,10B:画像形成装置
21 :シートカセット
22 :シート送出部
31 :第1搬送ローラー対
32 :第2搬送ローラー対
32x :排出ローラー対
33 :第3搬送ローラー対
41 :感光体
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
47 :クリーニング部
49 :光走査部
61 :搬送モーター
62 :モーター駆動回路
63 :センサー通電回路
70 :回転軸
71 :駆動ローラー
72 :従動ローラー
72x :従動回転体
73 :補助回転体
74 :バネ
75 :検知センサー
76 :連結部
80 :二次記憶部
81 :ローラー制御部
82 :センサー制御部
100 :本体部
101 :排出トレイ
102 :シート排出口
103 :支持体
301 :第1搬送路
302 :第2搬送路
303 :第3搬送路
720 :回転軸
731 :後押し部
740 :コイル部
741 :第1作用部
742 :第2作用部
D1 :第1方向(シート排出方向)
D2 :第2方向(幅方向)
3 :シート搬送機構
4 :画像形成部
5 :定着部
7,7A,7B:シート排出部
8 :制御部
9 :シート
9e :シートの後端
10,10A,10B:画像形成装置
21 :シートカセット
22 :シート送出部
31 :第1搬送ローラー対
32 :第2搬送ローラー対
32x :排出ローラー対
33 :第3搬送ローラー対
41 :感光体
42 :帯電部
43 :現像部
45 :転写部
47 :クリーニング部
49 :光走査部
61 :搬送モーター
62 :モーター駆動回路
63 :センサー通電回路
70 :回転軸
71 :駆動ローラー
72 :従動ローラー
72x :従動回転体
73 :補助回転体
74 :バネ
75 :検知センサー
76 :連結部
80 :二次記憶部
81 :ローラー制御部
82 :センサー制御部
100 :本体部
101 :排出トレイ
102 :シート排出口
103 :支持体
301 :第1搬送路
302 :第2搬送路
303 :第3搬送路
720 :回転軸
731 :後押し部
740 :コイル部
741 :第1作用部
742 :第2作用部
D1 :第1方向(シート排出方向)
D2 :第2方向(幅方向)
Claims (6)
- 本体部のシート排出口において回転する駆動ローラーと、
弾性力によって前記駆動ローラーに押し付けられた従動ローラーを含み、回転自在に、かつ、前記駆動ローラーに対して離隔および接近する方向へ変位可能に支持された従動回転体と、を備える画像形成装置であって、
前記従動回転体の一部を成し、正回転する前記駆動ローラーと前記従動ローラーとの間からシート排出方向へ送り出されるシートの後端を後押しする後押し部が外縁に形成された補助回転体と、
前記従動回転体が前記駆動ローラーから予め定められた許容範囲よりも離れた位置に変位したときの前記補助回転体を検知する検知センサーと、
前記検知センサーが前記補助回転体を検知したときに前記駆動ローラーの回転を停止するローラー制御部と、を備える画像形成装置。 - 前記ローラー制御部は、前記駆動ローラーが逆回転しているときに、前記検知センサーの検知結果に応じた前記駆動ローラーの停止制御を実行し、前記駆動ローラーが正回転しているときに、前記停止制御を実行しない、請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記駆動ローラーの逆回転の開始および終了に応じて、前記検知センサーに対する給電の開始および停止を制御するセンサー制御部を備える、請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記シート排出口において前記シート排出方向に直交する幅方向に並ぶ複数の前記駆動ローラーと、
複数の前記駆動ローラーに対応する複数の前記従動回転体と、
複数の前記従動回転体を繋ぐ連結部と、
前記従動回転体の数よりも少ない前記検知センサーと、を備え、
前記検知センサーは、複数の前記従動回転体における複数の前記補助回転体のうちの一部についてのみ設けられている、請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記検知センサーが、前記補助回転体に対し前記シート排出方向の上流側の位置で支持され、前記補助回転体における前記シート排出方向の上流側の部分を検知する透過型光センサーである、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記検知センサーが透過型光センサーであり、
前記補助回転体の色が黒である、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015194318A JP2017065886A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015194318A JP2017065886A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2017065886A true JP2017065886A (ja) | 2017-04-06 |
Family
ID=58493920
Family Applications (1)
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JP2015194318A Pending JP2017065886A (ja) | 2015-09-30 | 2015-09-30 | 画像形成装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2017065886A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110540084A (zh) * | 2018-05-29 | 2019-12-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | 纸张位置检测装置、纸张输送装置以及图像形成装置 |
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2015
- 2015-09-30 JP JP2015194318A patent/JP2017065886A/ja active Pending
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CN110540084A (zh) * | 2018-05-29 | 2019-12-06 | 柯尼卡美能达株式会社 | 纸张位置检测装置、纸张输送装置以及图像形成装置 |
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